「劇場版SPEC ～結（クローズ）～ 漸（ゼン）ノ篇」は謎だらけで、爻（コウ）ノ篇の予告編ですか？！

テレビドラマスペシャルの「SPEC～零～」が思いのほか原作マンガに忠実だったのですが、その原作マンガのストーリーをほぼ忘れていたのが功を奏して比較的おもしろく見ることができたのですが、さて待望の劇場版2作目にして完結編の前編がいかように仕上がっているのか、非常に興味深くワクワクして待っておりました。

さて、結論から言いますと、劇場版SPEC ～結（クローズ）～ 漸（ゼン）ノ篇は11月29日より公開される爻（コウ）ノ篇のための非常に長いイントロダクションなのです。つまりこれまでの謎はそのままに、さらなる謎を追加して「乞うご期待！」状態に持ち込んでいるのです。でもそんなことはこれまで「ケイゾク」も含めて堤組の数々の作品とつき合ってきたぼくからしたらなんてことはないのですが、それでもせっかくこの作品が１本の映画作品としてリリースされているわけですから、イントロダクションのようなこの作品の多少なりとも感想を書き出したいと思います。

もちろんまだ公開中ですし、爻（コウ）ノ篇も控えていますのでネタバレ（？）はしませんが、

とにかく大島優子のしゃっくりがウザいです！

まあこれに尽きるんですけど、漸（ゼン）ノ篇はとにかく野々村光太郎の物語として存在すると言っても過言ではありません。それはそれで、「ケイゾク」の頃から堤組の作品に親しんできたぼくなんかはぜんぜんOKなんですけどね。

ただ香椎由宇ちゃんの扱いが雑すぎるのが残念です。

あと北村一輝復活万歳です！！！！
ついでに桔平ちゃんも戻しとくれ！！
いっけいくんはあれでOKです！！！

あと雅ちゃんが最後の最後で登場しましたけど、あれだとオープングのエピソードと矛盾しないのかな？とちょっと心配になりました。まあ爻（コウ）ノ篇を観るまではナニモカモが謎ですが・・・

あ、それとエンドロールなしっていうのはひとつの映画作品としてはどうなんでしょう？？？