2016年08月19日

遂に完結!【ビリーバット 第165話 最後の最後の最後の願い】ネタバレ必至!浦沢直樹「BILLY BAT」20シーズン─、単行本派閲覧注意

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紆余曲折しながらも(のようにしかぼくには見えなかったのです)遂に完結した「ビリーバット」の最後のレビューです。

もはや人類に残された”やり直しの次元”はない!! さらばビリー!! さらば人類!!

というアオリとともに、月のコウモリがクローズインからアウトへ

「次はないんだ」

「この星はおまえらで一巻の終わりだ」 

そして月の陰から姿を見せる地球・・・。

「やるせない話だろ?」

ここからケヴィン・グッドマンはビリーと呼ぶコウモリに述懐します。

「おまえは僕らのことをどうしようもない愚か者と言うけど・・・」 

ケヴィン・グッドマンはケヴィン・ヤマガタが描いたビリーバット「やるせない夜の殺人の巻」のビリーバットのセリフを引用します。

「この街に住む奴はいつも二通りだ」 

「ついてる奴とついてない奴」

「金を持ってる奴と持ってない奴」 

「そして・・・勝った奴と負けた奴」

この二項対立のセリフには勝者と敗者の二人だけしかいませんが、ケヴィン・グッドマンはもうひとり別の種類の人間を導き出そうとしています。それは、

「生き抜こうとする奴だ」

「這い上がろうとする奴だ」

そして母の口癖だった”私には夢がある”というキング牧師の言葉を引用して本音を語りだします。

「夢は実現させなければただの夢だ」 

「世界中を旅して世界中を見て思った」

「命は尊い・・・って」

「なぜ相手を許し合うことができないのかって・・・」

「この気持ちを漫画で描きたい」

ケヴィン・グッドマンはようやく描きたい漫画を見つけ出し、その夢を実現させることを意識したのです。

そして、コウモリはそれに対してこう切り出します。

「そのためにおまえが生まれてきたんだよ」

かつて人種の違いで引き裂かれそうになった、ケビン・グッドマンの生みの親であるグッドマン夫妻はタクシードライバーのランディ・モモチの粋な計らいで奇跡的に結ばれ、ケネディ暗殺の渦中で殺されそうになったケヴィン・グッドマンはケヴィン・ヤマガタに助けられ、さらに防御術を教えてくれたスミスや、アメリカ同時多発テロの時はヘンリー・チャールズ・デヴィヴィエに助けられ、さらにさらにジャッキーや山下など本当に多くの人々によって生き残されたのです。

そしてそれはそれぞれの人々が持っていた役割であり、ケヴィン・グッドマンもまた生き残ることによって、いままさに意識した”描きたいと思った漫画”を描くという夢を実現させることが役割だったのです。

そうしてコウモリは決めゼリフを吐露します。

「さあ描けよ」

ここまでがケヴィン・グッドマンが2018年のスーパームーンの日にバスクの洞窟でコウモリと出会った時の物語なのでしょう。そしてケヴィン・グッドマンは描いて描いて描きまくりました。その途中で2032年の出来事が差し込まれますが、それはケヴィン・グッドマンが描きまくっていることの事実確認だったのでしょう。それからおそらく30年ぐらい後にケヴィン・グッドマンは「ファラオの呪いの巻」を描き上げ100歳(?)で他界します。

そしていまぼくらの目の前に2063年の物語が立ち上がり、ケヴィン・グッドマンの夢が実現しようとしているのです。

弱って倒れている子どもを目の前に敵対していたふたりの兵士は地雷の上で身動きが取れません。なんとか子どもを助けたいと考えているふたりは、いつしかもう敵対する兵士ではなく、ケヴィン・グッドマン版ビリーバットが胸に描かれた、同じTシャツを着ているチームになっています。ふたりの名前はジョニーとセルゲイ。ジョニーはセルゲイにビリーバットの最終巻を渡します。セルゲイは待望の最終巻のラストを読んで涙ぐみます。

そんなとき、ジョニーはいよいよ行動に移そうとします。セルゲイはジョニーに待つように諭しますがジョニーの意志は固いようです。そしていよいよジョニーは地雷から足を外します。地雷はなんの反応もせず成功しました。セルゲイは自分のことのように大喜びします。自分はまだ地雷を踏んだままだと言うのにです。セルゲイは
後でゆっくり読むからと最終巻を戻します。地雷から逃れられたらまず子どもに読ませてあげてほしいと・・・。

ジョニーは子どもに水を飲ませ、セルゲイを救出する術を探すため子どもを連れてその場を立ち去ります。そしてある廃屋でジョニーはセルゲイ救出に必要な道具を見繕うと、子どもに ビリーバットの最終巻を渡し、自分が戻ってくるまでこれを読んで待っていてくれと伝えます。

セルゲイは無事ジョニーによって救出され、ふたりは子どものもとに生還します。そのときは子どもがビリーバットの最終巻を掲げて言います。

「僕・・・夢ができた」

「僕・・・たくさん勉強するんだ」 

「これに描いてあるんだ」

「僕・・・世界を救うよ」

「だってほら」

「ここに描いてあるんだ」

「ほらね!」 

そうしてビリーバット「ファラオの呪いの巻」のラストがカラーで描かれます。(この演出はちょっと驚きでした。センターカラーでもないのに、さすがだなと思いました。)

悪役だったマーロンが子どもを救い、マーロンはその子がこの世界を救うのだと主張します。まさに、
そこにはジョニーとセルゲイのことを予言しているかの物語が描かれています。そして同様にジョニーとセルゲイによって助けられた子どもは物語に共感するのです。

ここに描かれているのは、漫画家が世界を救う物語です。しかしながら、そこには特にトリッキーな仕掛けがあるわけではありませんでした。漫画家が心底思って伝えようとした気もちが読者に伝わったに過ぎないのです。でもそれが世界を救うきっかけになるかもしれない。その程度には漫画にはそれなりの影響力があるのだということを、ぼくは信じています。

エンターテインメントな物語には結果的にはならなかったかもしれませんが、漫画が世界を救う物語はそれなりに功を奏したのだと思います。ぼくらがこれまで漫画から人生の原動力をもらってきた程度の物語はビリーバットは描き出してくれたと思うのです。そういう意味で、ビリーバットは漫画を愛でる者たちの希望の物語です。

最後にビリーバットのセリフです。

「願いってのはちゃんと願えばかなうんだよ」

これが人類へのメッセージ・・・人類最後の希望・・・!!

なのかどうかはわかりませんが、これもまたビリーバット、いや浦沢直樹らしい終焉なのかもしれませんね。


jinfs at 13:10|PermalinkComments(2)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 書評・漫画評 | ヘッドライン

2016年08月05日

【ビリーバット 第164話 選択の時】ネタバレ必至!浦沢直樹「BILLY BAT」20シーズンА、単行本派閲覧注意

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さていよいよクライマックスまで残り2話。今週の物語が最終話を紡ぐことになるのでしょう。

敵対するふたりの兵士がお互いに銃口を突き付けながら向き合います。そして案の定、お互いが地雷を踏んでしまっています。動くことができないふたりでしたが、ひとりの兵士が暑さに負けて上着を脱ぎます。下着のTシャツにはビリーバットのイラストが胸元に大きく描かれていました。もうひとりの兵士も上着を脱ぐとまったく同じ
Tシャツを着ていました。そして描かれていたビリーバットはどちらもケヴィン・グッドマンのビリーバットでした。

ひとりの兵士が「ファラオの呪いの巻」の最終巻を読んでみたかったと述懐すると、もうひとりの兵士は持っていると先ほど拾った(?)ビリーバットの冊子を見せます。戦時下で啀み合っていたはずのふたりはビリーバットの話題に興じます。

そこに子どもが現れます。屍の影から現れた、今にも倒れそうな子どもは「ビリー」「水」と口にします。このときの姿はぼくたちがずっと追い続けていたあの構図と同じでした。そう、これが浦沢直樹が最期までひた隠しにしてきた大事なシーンなのです。

子どもは手に「ファラオの呪いの巻」の最終巻のひとつ前の冊子を握っていました。おそらく最終巻が読んでみたいのでしょう。兵士たちの元へ近づいてくる子どもに兵士たちは地雷を踏むかもしれないことを恐れ、動かないように諭します。水筒を持っていたひとりの兵士は子どもに水筒を投げてやりますがうまく届きません。そして
子どもは力なく倒れこみます。

地雷が爆発する確率は2分の1。そしてふたりの兵士は敵対する関係から、ケヴィン・グッドマンのビリーバットをこよなく愛するファンの関係に変わっています。このふたりがどんな選択をして、子どもを助けるのかどうか、まさに人類の「選択の時」のようです。

このふたりの兵士の変化を見て、コウモリはケヴィン・グッドマンにこう語ります。

何度もお前らを見捨てようとしたがな

たまに思わぬ行動を取るんだ

もう俺がどうこうできるもんじゃねえ

結末はおまえらが決めるんだ

そして巻末のアオリは以下のとおり。

二人の、そして世界中のビリーバットファンの選択は!?

浦沢直樹は最後の最後でビリーバットの愛読者に選択権を委ねてしまいました。これは匙を投げたということなのでしょうか?

これはまさに手塚治虫的アプローチではないかと、ぼくは大袈裟に解釈しています。浦沢直樹は漫画家としての役割の範疇を逸脱して、思想的、政治的メッセージをここに込めようとしている気がするのです。つまり、最終話における読者に対するアプローチはまったく大団円ではなく、ビリーバットを愛するぼくらに未来の選択肢を白でも黒でもない未知の色に導こうとしているのかもしれません。

コウモリやコウモリの預言者にそそのかされない、もっと言えばどこぞの権力者や大きな力にも動じない、自我を持った民衆による未来をビリーバットという共通する愛でポジティブな方向性に導こうとしているのかもしれません。

おそらく最終話で結論は出さない気がします。ビリーバットの読者に考える時間が与えられると思います。しかしながらファシズムに傾倒しようとしている安倍日本を鑑みると、そんな最終話も時勢的にはアリなのかなと思います。個人的にはそういうの好きなんで・・・、エンターテインメントではないですけど・・・。

まあそう言いながらも、漫画は漫画ですので最終話をファンとして楽しみに待っていようではないですか!!!後にも先にも次が本当の最後なのですから・・・!!!!!


jinfs at 19:27|PermalinkComments(5)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 書評・漫画評 | ヘッドライン

2016年07月28日

【ビリーバット 第163話 生存者応答せず】ネタバレ必至!浦沢直樹「BILLY BAT」20シーズンΑ、単行本派閲覧注意

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時はさらに進み31年後の2063年。ここまで来たらケヴィン・グッドマンも生きてはいないでしょうね、と思って年代を調べたら2063年はジョン・F・ケネディ暗殺のちょうど100年後にあたっていました。もちろんケヴィン・グッドマンは100歳を超えていますが、それ以上に意味深な年を選んできましたね。なんかあるのかな!?

以下はタイトル扉のアオリです。

人類史を紡いだ超弩級歴史SF・・・完結まであと3話!!


ということでようやくゴールが見えました。予定どおり今シーズンの8話をもって終了のようです。

物語は前回の続き。兵士が一人きりになっているところからです。他の兵士はみんな死に絶えていて、なんらかの化学兵器が使われたのではないかと思われます。(実際はカルキン・エンタープライズに関係する水問題が起因してそうですが。)兵士は行き場を失い水を求めて彷徨います。無人の戦車を見つけとりあえずそこに落ち着きます。奥さんが写ったフォトプリントを見ながら紙だからこそ見れることに安堵します。水を求めて周りを物色してみるとリュック(?)の中からケヴィン・グッドマンのビリーバットを発見します。こちらもまた紙だからこそ見れるという流れです。

手にしているビリーバットはおそらくファラオの呪いの巻の続きでしょう。マーロンを背負うビリーバットが描かれています。ここでのビリーバットのメッセージが以下。

願いってのはちゃんと願えばかなうんだよ

このセリフに感銘を受けた兵士は水を求めてまた動き出します。そして街のようなところに辿り着きますが民間人も先ほどの兵士たち同様に死に絶えています。そこへ敵兵士と遭遇。お互いでこの状況を責め合います。どちらも相手がやったのだと思っているのです。一触即発の状況でさらにお互いがお互いで地雷を踏んでしまい、銃を突き合わせた状態で身動きが取れなくなります。

と、そこでなぜか2018年の洞窟のシーンに戻ります。ケヴィン・グッドマンが本物のコウモリと対峙したあのシーンのように見えます。そしてコウモリは以下のように語り始めます。

おまえらはいつもこうだ

いつも間違ったほうを選ぶんだ

もう白も黒も真ん中も知ったこっちゃねえ

おまえら人間はどうせろくなもんじゃねえんだ

ラストのコマは、銃を突き合わしたふたりの兵士の間にコウモリが現れるというなんともイミフな、抽象的なシーンで終わっています。そしてその戸惑いを隠し切れない編集者は以下のアオリでごまかします。

地雷を踏んだらサヨウナラ−
−で、次号!?

手塚治虫の火の鳥をきちんと読んでいないので、そこからのインスパイアかどうか検討もつかないのですが、手塚治虫の後期の作品に出てきそうな抽象的な描かれ方に、ぼくも戸惑いを隠せません。このパターンは来栖が月でコウモリと出会ったときのことを想起します。あのときも唐突に来栖が漫画家になっている世界を差し込んできました。あれはパラレルワールドを描きたかったのだと思っっていたのですが、今回もまたそのような形で2063年のこのシーンが差し込まれたのかどうか、いささか疑問です。

願いが叶うという漫画ビリーバットのセリフは当然ながらケヴィン・グッドマンのメッセージなわけですが、それに対するコウモリのセリフは否定的です。ただここにきて時間の本流が2018年に戻ったのだと仮定すると、本物のコウモリがケヴィン・グッドマンにネガティブな未来を見せただけで、いよいよこれから漫画による世界の救済が描かれるとも考えられなくもないですよねえ・・・!?ぼくはそっちの展開を期待してるんですけど、どうなんだろう???もう残り2話しかないしなあ???無理かなあ???





jinfs at 16:21|PermalinkComments(16)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 書評・漫画評 | ヘッドライン

2016年07月22日

【ビリーバット 第162話 オアシスへようこそ】ネタバレ必至!浦沢直樹「BILLY BAT」20シーズンァ、単行本派閲覧注意

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この期に及んで今回は説明回になってしまうのですね。

前回のラストシーンからスタート。エクストラスーパームーンから14年(アオリの24年は誤植でしょう!?)の歳月が経った2032年にティミーはケヴィン・グッドマンを訪ねます。ケヴィン・グッドマンは漫画家としてビリーバットの新刊を紙で出版しています。しかしそんなに多くの部数は発行できていないようで、ほそぼそと手売りするのがやっとのようです。

ケヴィン・ヤマガタは「フジぽん太郎」を21巻で完結させ100歳を迎えたところで
他界したようです。他のメンバーの消息は語られませんが、ケヴィン・グッドマンの傍らにいたのはあの敏腕弁護士モニカでした。つまりあの後ケヴィン・グッドマンはモニカやオードリーと合流し、ビリーバットの紙での連載再開を始めたということでしょう。そしてその中でふたりはいい感じになって元の鞘におさまったわけですね。

ところで2032年の世界をケヴィン・グッドマンとティミーとの会話から想像すると、ティミーは世界中の紛争地帯に100ものビリーランドを作り、世界中の水源の80%、企業の50%を牛耳っている、まさに世界を統べる企業家となっているようです。かたやケヴィン・グッドマンはほそぼそとビリーバットを連載しているようですが、おそらく経済は混乱していて紙の値段も高騰しそれほど多くの部数を販売しているとは思えません。世間的にビリーバットはアニメが放送されているぐらいで、ビリーランドがビリーバットという漫画のキャラクターであったことを知る者はかなり減ってしまっているのでしょう。そんなビリーランドは世界中の紛争地帯に作られ、そこがシェルターの役割をしているのだと想像できます。そしてシェルターとしてのビリーランドにいる富裕層には平和(安全)な状態が保たれているのかもしれませんが、それ以外のほとんど、つまりビリーランドの外側のほとんどは紛争地帯、戦争状態にあるのだと思われます。

つまりビリーランド以外は常に有事が起こっていて世界はまともな状態ではないということです。これがティミーの求めていた世界だったのかわかりませんが、ケヴィン・グッドマンに会いに来るぐらいに疲弊した状態ですから本意ではなかったのは確かでしょう。2032年の世界はもうティミー=ビリーランドでは救えないということのメタファーを描いているのではないでしょうか。

そんなティミーに対してケヴィン・グッドマンはしきりに漫画を描くことを促します。ティミーはしかたなくビリーバットを描きますが、ティミーが描いたビリーバットはチャック・カルキン版ではなくケヴィン版のビリーバットでした。 これはティミーの改心と受け止めていいのでしょうか。しかしながら、ケヴィン・グッドマンの元を後にしてハリウッドの崩れた看板に八つ当たりするティミーは恨み節です。やはりティミーに本物のコウモリは語りかけては来なかったのですね。

そうして今号の最後では新たなシチュエーションが描かれます。ひとりの戦闘員の周りで横たわる戦闘員たち。どこかで見たことがあるような既視感はおそらく想像どおりでしょう。

いよいよクライマックスの様相ですが、浦沢直樹はどのように終焉を描くのでしょうか!? 


jinfs at 10:50|PermalinkComments(4)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 書評・漫画評 | ヘッドライン

2016年07月14日

【ビリーバット 第161話 ペンを執れ!】ネタバレ必至!浦沢直樹「BILLY BAT」20シーズンぁ、単行本派閲覧注意

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ケヴィン・グッドマンに「さあ描けよ」と鉄板のセリフを発して消えていった3匹めのコウモリ。そして時計は2032年まで一気に先送りされます。

しかしその前に、モニカの超迅速な仕事っぷりのおかげでスーパームーンのその日になんとケヴィン・ヤマガタを見つけ出し(思ったとおりかつて「テキサス捕物帳ピストルヘアー荒野を行く」を描いていた場所でしょう)、本物のチャック・カルキンと引き会わせます、モニター越しではありますが・・・。

このシーンが非常に感慨深いのは、もちろんケヴィン・ヤマガタと本物のチャック・カルキンというかつてのビリーバット描きふたりの熱望された再会であることはもちろんですが、それと同時にぼくにはどうしても「20世紀少年」のサダキヨの最期のシーンを想起するからです。あのときサダキヨもケンヂのために生死の境でそれでもなお戦おうとしていたのです。それが本物のチャック・カルキンとダブってちょいと涙目になりました。

さてここでケヴィン・ヤマガタはこれまでの自分たちの橋渡しという役割を語り(つまりケヴィン・ヤマガタがケヴィン・グッドマンの命を救い、本物のチャック・カルキンがケヴィン・グッドマンにビリーバットを描かせるという役割)、これからのケヴィン・グッドマンの行動を示唆します。それはケヴィン・グッドマンがビリーバットの新作を描くということです。

そしてそれを正当化するように
洞窟から出てきたケヴィン・グッドマンは「描いて描いて描きまくる」と宣言するのでした。

そうして冒頭に戻ります。物語の時間は14年の歳月を経て2032年まで進みます。荒廃した町の中で一台の車が走り、カーステレオからニュースが流れます。

アメリカはかつての大統領ジェームズ・モンローにならって孤立政策に入りメキシコとの壁を強固にします。日本と中国は尖閣諸島を争って戦争状態です。EUはいよいよ経済破綻して消滅してしまいます。

そのような中でいいニュースとして報道されていたのはソマリアにビリーランドができるという話題でした。紛争地帯だったソマリアにビリーランドというのもびっくりですが、そこにアフリカのセレブリティたちが集まっているという事実です。

欧米やアジアが紛争状態にある中で、かつて紛争地帯だったソマリアやアフリカといった地域が経済的に裕福になっているという経済的逆転が起こっている可能性を示唆している気がします。

そしてそこに現れるのはこの経済逆転の中心的な存在と思われるティミーです。先ほどの車の中でティミーは酸素吸入器を付けているような風貌で(本当に付けているのかもしれませんが)誰かに会いに来たようです。

その誰かは看板を見れば一目瞭然でしょう。

WELCOMEという文字にビリーバットのイラスト。そうここでケヴィン・グッドマンは漫画を描いていることでしょう。そしてその漫画がティミー本人をケヴィン・グッドマンの元に向かわせるまで力を持ったとういうことなのでしょうか。

いよいよ物語は本当の佳境に入った気がしますが、今回のタイトル面で残りの話数がぼかされていたことは気になります。本当に残り4話で終了なのでしょうか。ぼくらはまたしても浦沢直樹もしくは長崎尚志に誑かされているのでしょうか・・・!?


jinfs at 22:46|PermalinkComments(7)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 書評・漫画評 | ヘッドライン

2016年07月09日

【ビリーバット 第160話 最後の言葉】ネタバレ必至!浦沢直樹「BILLY BAT」20シーズン ※単行本派閲覧注意

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3匹目のコウモリの登場で物語の謎の一端がようやく解答されました。

人類のパラレルワールドを生み出す、もしくは管理する立場にあるコウモリはこれまでいくつものやり直しを図ってきましたが、どの世界でも人類は終わってしまっています。そして前回の来栖の時点でやり直しを使い果たしてしまっていたのです(この辺はもうすこし検証が必要な気がしますが・・・)。つまりもう世界をやり直すことはコウモリにはできないのですが、実はケヴィン・グッドマンの漫画ならやり直しができるかもしれないのです。それは前回の来栖が直前でケヴィン・グッドマンの漫画のとおりに心変わりしたことで証明されています。

コウモリは最後の賭けに出たのかもしれません。それが最後の言葉「さあ描けよ」になるのです。

ぼくの予想としては、次週から3話分はケヴィン・グッドマンが描く新作ビリーバットだけが掲載されるのではないかと想像しています。もちろんそれは「ファラオの呪いの巻」の続きで、それが世界を救うことになるのでしょう。マーロンがティミーで、ビリーバットであるケヴィン・グッドマンがなんらかの方法で危機を回避するのでしょうか。そして最終話はその後日談が描かれて終了。

あれれ、なんともあっけないですね。

ところで、ケヴィン・ヤマガタのフジポン太郎はかつての出版社で連載を再開しているようですが、ここにきてモニカとオードリーの接触、そして本物のチャック・カルキンとケヴィン・ヤマガタとの再会が本筋とどう繋がっていくのか、それともサブストーリーとして感動的な逸話を残すだけなのか、なんかいろいろ考えてしまいます。

今回のアオリでは次週より超展開するそうなので、楽しみに待ちたいと思います!!


jinfs at 09:47|PermalinkComments(7)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 書評・漫画評 | ヘッドライン

2016年06月30日

【ビリーバット 第159話 エクストラスーパームーン】ネタバレ必至!浦沢直樹「BILLY BAT」20シーズン◆、単行本派閲覧注意

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今週号に物語の進行はあまりありません。ケヴィン・グッドマンがコウモリといよいよ対峙しようとしているまさにその時、モニカ・ラウラはティミーと対峙していました。

ここでティミーが語る物語は、ぼくらの世界と同じような世界情勢をなぞらえ、そんな危機的状況に対してビリーランドの住人だけはその危機を回避すべく、ティミーは水とエネルギーを自前で調達しているのだと主張します。そしてそれはコウモリによる預言だと嘯くのでした。

ティミーはスーパームーンの日にビリーバットに会えるという伝説を語りますが、これに対してモニカはティミーを嘲笑うかのように、本物のビリーバットと会えるのはケヴィン・グッドマンだと断言します。そしていままさにスーパームーンの下でビリーバットと会っているかもしれないとまで発言します。おそらくモニカはケヴィン・グッドマンの足取りを分かっているのでしょう。そしてビリーバットに関する謎めいた真実もある程度はケヴィン・グッドマンから聞いているのだろうと予想されます。

モニカはカルキン・エンタープライズがもう終わりであることを告げて立ち去りますが、ティミーはいつものごとくモニカを駆除するように誰か(ビリーバット歴史研究所の職員?)に連絡します。モニカの命が狙われるかもしれないとも取れるのですが、しかし、もはやそんな力がティミーにはあるのでしょうか?ただこの流れはビリーバットがヒロインを救出する流れにも繋がるので、ケヴィン・グッドマンがモニカの危機を救うみたいな流れがありそうな気もします。

さて、バスクの洞窟のケヴィン・グッドマンはいよいよコウモリと対峙します。コウモリは願いを言うように促します。それに対してケヴィン・グッドマンはぼくはどうしたら良いのかと問います。コウモリはあっさりと「くだらない」と吐き捨てます。

そんなとき、上空からもう一匹のコウモリが現れます。やはりコウモリは二匹いたのです。二匹のコウモリはお互いに責任のなすり合いを始めます。その様子を見ながらケヴィン・グッドマンはこの二匹が白と黒のコウモリではないかと察しますが、事態はさらに想定外の方向に向かいます。

なんと三匹めのコウモリが上空から降りてきたのです。

浦沢直樹、やりやがったな!!!

まさか新キャラがコウモリだったとは・・・


【疑問】
この三匹めのコウモリはなにか?

【設問】
1)コニー・アケチが描いていたコウモリ大魔王で先の二匹の親分。こいつがケヴィン・グッドマンに漫画を描くように促す。

2)白と黒ではなく、第三極のグレーな存在。例えば、ISなどに通じる新興組織。

3)まさに神。


ということで物語は別次元に破綻させるにはもってこいのシチュエーションになった気がします。こうなったらラストまで一気に行ってしまえって感じですね!!!


jinfs at 11:49|PermalinkComments(5)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 書評・漫画評 | ヘッドライン

2016年06月23日

【ビリーバット 第158話 一筋の光】ネタバレ必至!浦沢直樹「BILLY BAT」20シーズン 、単行本派閲覧注意

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「壮大な歴史SFついに完結へ・・・ファイナルシーズン開始!!」
というアオリが冒頭あったのが非常に気になりますが、物語は4ヶ月ぶりにようやく動き始めました。表紙には「すべてが凝縮された最後の2ヶ月の幕が上がる」とありますので、2ヶ月=8週間ということでおそらく8話で完結するのでしょう。しかしながら、今回はいつもの「1/8」の表記がありませんでした。本編自体は残り4話という噂もありますし、なんともモヤモヤなスタートです。

ぼくらのほんのすこし先の未来。2017年に起こっている、もしくは起ころうとしている危機がようやく見えてきました。

カルキンエンタープライズの子会社、ビリーバットガス&エレクトリックカンパニーはシェールガスの採掘、発電、供給で
財をなしているようですが、これにより水質汚染が起こっているようで一部で環境被害が深刻化しているようです。その数は千人に及んでいるようですがさらに増える可能性が高そうです。 この問題に警鐘を鳴らそうとしているひとりの女性弁護士モニカ・マウラ、実はこの女性が今回のキーマンのようです。

冒頭で学生時代のエピソードが描かれますが、そこでケヴィン・グッドマンと親しげに会話するカフェのウエイトレスが彼女で、彼女はケヴィン・グッドマンが描くビリーバットのファンのようです。

その彼女が弁護士となってカルキン・エンタープライズと対峙するときに、本物のビリーバットを描ける人としてケヴィン・グッドマンに思い当たったのは必然でしょう。ちなみに、モニカ・マウラはカルキン・エンタープライズがすでに破綻寸前であると予想しているようです。それはティミー版ビリーバットの人気からして明らからしく、だからこそ真のビリーバットに期待をかけるのかもしれません。そう考えると、この時点でオードリーが紙で出版しているはずのWケヴィンのビリーバットはかなりの人気を得ていると想像されますし、新作が待望されていてもおかしくありません。

そして、前回のシーズンでケヴィン・グッドマンの父親が語ったゴールデン・コーラの水源の話と、そしてティミーがこだわる水について。これらが今回の水質汚染となんらかの関わりがありそうな気がしてきましたね。

ケヴィン・グッドマンも核心に迫りつつあります。2018年のスーパームーンの日に(ちなみに1月1日のようです)、バスクの洞窟(おそらくモアハウスが入った洞窟でしょう)に入っていく一行は落盤事故の跡に気づき洞窟探検の巻に思い当たります。そして先へ先へと導かれるように進むと、突如ケヴィン・グッドマンが穴に落ちてしまいます。

しかし、この状況をケヴィン・グッドマンはまたも漫画で描いていたらしく動じることもなく進んでいきます。 そして漫画に描かれていたとおり上空に繋がる洞穴を見上げると、一筋の光が・・・スポットライトのように。

そしてモニカ・マウラもまたケヴィン・グッドマンを求め始めているようです。


あああ、なんだかなあ。これから月明かりの力でコウモリが現れるんだろうなあ。そして、ケヴィン・グッドマンに告げるんだろうなあ。「弁護士のねえちゃんと会え」とか「ゴールデン・コーラの水源を探せ」とか、もしくは「もう1回やり直してみろよ」とか「願いはなんだ?」だったらびっくりするけど・・・。

まあ、兎にも角にも、次週のコウモリとの再会(?)があると思うんだけど、そこでの出来事が非常に重要になってきたような気が個人的にはするんですが、みなさんはいかがでしょうか?

ということでモーニングの表紙のアオリを借りれば、「1コマたりとも、目を離すな!」


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2016年06月16日

いよいよ本当に最終章なのか!?【BILLY BAT】ビリーバット 2016年6月23日連載再開!単行本新刊19巻も同日発売!!※単行本派閲覧注意

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いよいよのいよいよ、おそらくは最後の連載が再開されます。そのXデーは6月23日(木)で、単行本最新刊の19巻も同時発売です。雑誌派は当然ながら購入したうえで最終章の連載を読み解くのが必然のようです。

さて前回は、いよいよケヴィン・グッドマンたちが本物のコウモリと出会う機会の最中で終わりました。そこに立ち会う者たちは実のところ光森村のときと同じメンバーです。ただヤマガタがグッドマンに変わっていますが・・・。山下とケヴィン・ヤマガタはすでに本物と会っているわけですから、まだ会っていないメンバーが会う番なのでしょう!?ちなみに光森村ではケヴィン・グッドマンはコウモリの群れの中からデヴィヴィエの前に現れました。それがどうしたと言われると身も蓋もないのですが・・・。

まあそんなことはよしとして、今週号のモーニングに掲載されている次週予告のアオリを見てみましょう。


すべての謎を解いた先に、人類は何を知り、どこへ向かう!?
世界中を驚かせ続けた壮大な歴史SFは
ついに完結へ…
驚愕のファイナルシーズン
堂々開幕!!
大人気感謝!!時は来た!!

ケヴィン・グッドマン、
最後の旅が始まる!!


さて諸兄はこれをどう読み解く?

当然ながら編集者はこの先を、もっと言えば最終話を知ってのアオリでしょう。それはすでに作者である浦沢直樹が語っているように、物語はすでに完結しているはずなのです。それを踏まえて読み解くならば、この「すべての謎を解いた先に・・・」という最初のセンテンスに違和感を感じざるを得ません。だってぼくらはなにも謎を明らかにしてもらえていないのだから・・・。

そして「ケヴィン・グッドマン、最後の旅が始まる」って、終わるんじゃなくてこれから始まるってどういうことよ!?ってなっちゃいますよね。

つまるところ編集者もまだ最終話を知らされていない可能性もあるんですけど、まだなんかありそな予感を残しながら、でもあと4話でナニを語られるのか、という違和感は残りますね。この4話というのは実のところ浦沢直樹の吐露のひとつなのですが、それさえも本当かどうかは疑わしい限りです。

しかしながら、この物語の本質は「漫画を描く」という行為にこそあるのかもしれません。つまりケヴィン・グッドマンが漫画を描かないからこそ、物語は進行しないし物事は解決に向かわないのです。逆を言えば、ケヴィン・グッドマンが漫画を描きさえすれば物語は進み始め、自ずと結末へと向かうのではないかと思うのです。そうなれば読者は兎にも角にもケヴィン・グッドマンに漫画を描かせることが希望であり、そうしてケヴィン・グッドマンが筆を握ってペン先に墨をつけ、目の前の紙にビリーバットを描き始めることが物語の帰結なのかもしれません。

どんな結末が待っているにしろ、ぼくら読者は作家が描く物語に対して一喜一憂しながら心を躍らせるのが真の姿であってほしいと、ぼくは思うのです。

ということで、最終章を楽しく待ちましょう!!


jinfs at 16:10|PermalinkComments(2)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 書評・漫画評 | ヘッドライン

2016年02月25日

【ビリーバット 第157話 時は来た】ネタバレ必至!浦沢直樹「BILLY BAT」19シーズン─、単行本派閲覧注意

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テロリストに扮した中国人民解放軍の掃討部隊が黒蝙蝠教団のアジトに迫っています。それを知らせるかのようにコウモリの大群がアジトの上空に群がっています。山下くんは掃討部隊が迫っていることを察知しアジトから逃げ出すことを決めます。

一方洞窟の中では、ケヴィン・グッドマンがケヴィン・ヤマガタのもとでビリーバットの講釈を受けています。壁に描いたビリーバットが落書きになるか、本物の物語のキャラクターとして動き出すかは描き手次第であることを、ケヴィン・ヤマガタはケヴィン・グッドマンに伝えようとしているようです。しかしケヴィン・グッドマンは、師匠のケヴィン・ヤマガタがコウモリに導かれて幼い自分を助けてくれたのだと信じたいようです。それに対してケヴィン・ヤマガタはどうも否定的です。

いよいよ迫ってくる危険に山下くんはケヴィン・ヤマガタや同胞とともに避難経路に向かいますが、ケヴィン・グッドマンたち一行は別ルートを指示します。それは足手まといではなく危険だから。しかしそのルートはケヴィン・グッドマンしかわからないルートのようで、まさしくケヴィン・ヤマガタがケヴィン・グッドマンに提示した最後の試練のようです。ケヴィン・グッドマンたち一行は訳も分からず初めての洞窟を進んでいきます。左右に枝分かれした二本の道のどちらを選ぶかをコウモリは導いてくれません。しかしケヴィン・グッドマンは臆することなく進んでいきます。それはなんとなくわかるのであって答えがわかっているわけではないようです。どんどん小さくなるルートにコニー・アケチは諦めモードになりますが、すでに出口に到着していたようです。

洞窟から抜けだした一行の頭上彼方に山下くんがケヴィン・ヤマガタを背負って待っていました。そしてケヴィン・ヤマガタはケヴィン・グッドマンが待ち望んだ言葉を託宣のように告げるのです。

バスクに行け

次のスーパームーンの日

本物のコウモリに会える


そして2018年のその日にケヴィン・グッドマン一行はバスクのあの洞窟近くにいました。ケヴィン・グッドマンはヘンリー・チャールズ・デヴィヴィエとスミスの似顔絵を、ジャッキーは父ランディ・モモチとリー・ハーヴェイ・オズワルドの顔写真を持ち寄っています。4人ともケヴィン・グッドマンたちとともにコウモリに翻弄された仲間という意味でしょう。

そしていよいよその”時が来た”ようです。


さてさて、シリーズ最後は漫画における漫画家の姿勢みたいなものを言おうとしていたのでしょうか。キャラクターに命が宿るというのは漫画家や作家の常套句ですが、これまで描かれてきたコウモリがそれに当たるのかどうかはさだかではありません。しかし最後にケヴィン・ヤマガタはおもしろいことを暴露しています。ケヴィン・グッドマンが本物のコウモリに会うのにケビン・ヤマガタも誘うとしたとき、ケヴィン・ヤマガタはすでに本物には会ったと言っています。これがナニを意味するのかはわかりませんが、ケヴィン・ヤマガタが何もかも承知でケヴィン・グッドマンをここまで導いたことは間違いないでしょう、それが師としての役目と言わんばかりに。

そしてケヴィン・グッドマンが本物のコウモリと出会うときナニが起こるのでしょうか。

それよりもなによりも残り4話でナニを語るのか。

ぼくの予想では、ケヴィン・グッドマンは本物のコウモリとともに「ファラオの呪いの巻」の続きを描き上げ完成させます。それを世界中の人々が待ち望んでいたのです、というオチ。これで世界は本物のビリーバットによってひとつになって幸せになるのです。ティミーやカルキン・エンタープライズはとり残されて?というか出番もなしかも・・・。最後にオードリーが笑うのかしら!?

そしてそして、単行本化にともなってページ数が足りていない残り4話分はビリーバット「ファラオの呪いの巻」完全版を所収。そして最後に長崎尚志が笑うのかしら!?

ということで、6月までまたも待ちぼうけですね。今度こそちゃんと終わってほしいものです。


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