August 30, 2006

第2837回 雑記 (;゚Д゚)「ふぅ……これで全員、か……」

昔の2ちゃんを代表していたある男がVIPへと流れ着いていたそうなので紹介。

面白爆笑画像 面白爆笑動画 お笑いネタの蛇屋@面白、感動フラッシュ・笑えるAA(アスキーアート)も掲載! (,,゚Д゚)ギコがやんなっちゃったようです(情報元:( ゚∀゚)彡ジョルジュあんてな)

>1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/08/27(日) 01:44:49.26 ID:zCrZjn920
(;゚Д゚)「ふぅ……これで全員、か……」

暗い路地で、ギコと言う男はそう呟いた。
ギコの足元には、何人もの人間が倒れている。
全てギコが倒した人間だった。
もちろん、ギコも無傷ではない。
腕や肩、顔にも腹にも切り傷やあざがある。
今出来た物だけではない。
昔からある物もある。

(;゚Д゚)「……さて、今日はどこで夜を過ごそうか……」

ギコはヤクザから抜けた人間だった。
暴力を振るって生きる世界には、もう散々だった。
だから、家には帰れない。
ホテルに泊まるにしても、見付かったら……。

(;゚Д゚)「……チッ。 あぁ、もう捕まっちまおうかな……」

逃げるのにも疲れたし、俺には守る物は無い、とギコは呟く。
とりあえず、歩きながら考えよう。
この場に留まると、いつまた組の者が来るかも分からない。

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/08/27(日) 01:47:57.97 ID:zCrZjn920
夜の街は、ネオンが眼に眩しい。
人が多いから、ここならそうそう捕まらないだろう。

ギコは煙草を口にくわえた。
銀色に輝くジッポを取り出し、煙草に火をつける。

(,,゚Д゚)「ふぅ…さて、この後どうするかなぁ…」

ホテルに泊まるなら、この辺のホテルじゃない方が良いかな、と1人呟く。
考えが詰まる。

煙草の煙を吸い―――。

(;゚Д゚)「がっ……」

血と共に、煙を吐いた。
煙草が口から落ちる。

ギコの腹に、ドスが刺さっていた。

('A`)「よぅ、ギコ……さぁ、おやすみの時間だz」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/08/27(日) 01:52:42.57 ID:zCrZjn920
そう言う男の頬を、ギコは全力で殴り飛ばした。
そして、走り出す。
心臓の鼓動と共に、腹から血が噴き出す。

(;゚Д゚)「グッ…もう見付かったか…」

捕まりたくない。
ギコはそれ以外、何も考えずに走り続けた。

だが、やがて足が止まった。
壁に背中を預ける。
血が足りないのか。

幸い、追っ手はまけたようだ。

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/08/27(日) 01:57:36.20 ID:zCrZjn920
(;゚Д゚)「こんなとこで…終わっちまうのか」

そして、腰を落とした。
眼を閉じる。

誰かに、肩を掴まれた。
終わりだな、と思った。
何か言ってるが…良く聞こえない。

「ねぇ、大丈夫!?ねぇ!?」

女の……声?

(;゚ー゚)「ねぇ!ねぇ!大丈夫!?」

その言葉を最期に、ギコは意識を失った。

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/08/27(日) 02:01:05.33 ID:zCrZjn920
ギコが眼を覚ますと、白いベッドの上に寝ていた。
そこはシンプルな、白い家だった。

腹には、白い包帯。

(;゚Д゚)「あれ?どこだ…ここ」

体を起こそうとする。
鋭い痛みが腹に走った。

「あぁ!起きたのね!良かったぁ…!」

誰かの声が、ギコの耳に聞こえた。
その方向に、視線を持っていく。

(*゚ー゚)「あぁ、まだ起きちゃダメよ」

意識を失う時にギコの目の前にいた女だった。

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/08/27(日) 02:02:54.30 ID:zCrZjn920
(;゚Д゚)「え?誰だアンタ…俺は…」
(*゚ー゚)「私はしぃ。君がお腹からすごい出血していたから、助けちゃった」
(;゚Д゚)「え……?」
(*゚ー゚)「君、2日間も寝ていたのよ。出血のせいかしら」
(;゚Д゚)「……ちょっと、聞いて良いか?」
(*゚ー゚)「え?」
(,,゚Д゚)「何故、俺を助けた?」
(*゚ー゚)「……助けたくなっちゃったから」

しぃは、幸せそうにそう言った。
何が嬉しいのか、ギコには分からなかった。

(*゚ー゚)「生きてて良かったねぇ……」
(;゚Д゚)「…めんどくさい事になると、思わなかったのか?」
(*゚ー゚)「うーんと……そこまで考えてなかったよ。君が死にそうだったから、助けた。それだけ」
(,,゚Д゚)「…………………………」

ギコは、優しい女だなと思った。
ただ純粋に、他の何の意思も入らなかった。

好きだと、思った。

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/08/27(日) 02:07:37.81 ID:zCrZjn920
(*゚ー゚)「それよりもさ、君、名前は?」
(,,゚Д゚)「……ギコ」
(*゚ー゚)「ギコ君、ね。良い名前じゃない」
(,,゚Д゚)「……アンタ……」
(*゚ー゚)「うん?」

その時。
ドアが強く開いた。

('A`)「よぅ…ギコ」

その声と共に、組の人間が3人現れた。

(;゚Д゚)「チッ……来たか」
('A`)「かわいい嬢ちゃんも一緒かぁ…良い身分だな。えぇ…ギコ?」
(,,゚Д゚)「ドクオ……」
('A`)「俺をおいて組を抜けるなんてよ…ひどいよな、お前。 そんなもんだった訳だ、俺とお前の縁は」
(;゚Д゚)「違うっ!…俺は…ただ…」
('A`)「言い訳は聞きたくねぇな」

そう言って、ドクオはギコの腹を殴った。

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/08/27(日) 02:11:20.99 ID:zCrZjn920
(;゚Д゚)「えほっ………!」
('A`)「オイ、お前等。アジトに、あの女を連れて行け」
(;゚Д゚)「!?」

ドクオがそう言うと、男3人がしぃに向かって行った。

(;゚ー゚)「やめてっ!やめてよ、ねぇっ!」

その声も聞かず、男達はしぃを連れて行った。

(;゚Д゚)「しぃっ!」
('A`)「おっと…お前の相手は俺だよ」

そう言って、ドクオはギコの腹を狙って蹴りを繰り出してきた。
ギリギリで、ギコはそれをガードする。

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/08/27(日) 02:12:43.35 ID:zCrZjn920
そして。
カウンターでドクオの腹に、全力で拳をねじ込む。

(;'A`)「ぐぁっ………!!」

そう唸って、ドクオは倒れた。

(,,゚Д゚)「それで当分は動けないな……じゃあな、ドクオ」

そう言って、ギコは走り出した。
向かう先は、自分が所属していた組のアジト。

('A`)「ギコ………!!」

1人、白い家の床に倒れたドクオは、憎々しくそう呟いていた。

これ普通にハードボイルド作品じゃね?


COWBOY BEBOP 天国の扉


jinja_aniwota at 00:23│Comments(0)TrackBack(0)clip!雑記 

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