ひょこタン、母の日に何送る?

マンゴー

 ひょこタンのお母さんは、クズノハといいます。
 
 で、クズノハ母さんって、どんなキツネかな?

 クズノハ母さんのお社へ行ってみよう。

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 ここがそうです、信太森葛葉神社。


 和泉市の葛の葉(くずのは)町にあります。

 葛の葉町? そうですよ、町の名前もクズノハから来ているんです。

 そしてお祀りされている神さまも、お稲荷さんなのでウカノミタマさまは当然として、他五柱の神さまに加えて、若宮葛の葉姫! なんとクズノハ母さんもお祀りされているのです。

 さて、そんなスゴイひょこタンのお母さんってどんなキツネなんでしょうか?

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 ときは平安のむかし、河内の住人・石川悪右衛門は妻の病気に野狐の生き肝が効くと聞き、和泉の国の信太の森にきつね狩りに出向いた。

 そこに摂津の阿倍野の住人・安倍保名が信太の森に訪れ、悪右衛門に追われていた白狐を助けてやった。

 そのさい保名は怪我をしたので家に帰って休んでいると、葛の葉という美しい女性が見舞に訪れ、いつしか二人は恋仲となり、童子丸という子供をもうけた。

 ところが童子丸が5歳のとき、じつは葛の葉が、保名に助けられた白狐であることが知れてしまった。

 葛の葉は、次の一首を残して、信太の森へと帰っていった。

 恋しくば尋ね来て見よ 和泉なる信太の森のうらみ葛の葉

 この童子丸こそ、のちの安倍晴明である。



 すごいですね、クズノハ母さんは安倍晴明のお母さんでもあったんですね。

ごんぎつね

 クズノハ母さんは、安倍保名と結婚する前は、ごんぎつねの奥さんだったんです。

 ひょこタンは、ごんぎつね父さんとクズノハ母さんの間の子どもなんですよ。

 ごんぎつねが亡くなったあと、安倍保名と再婚したんで、ひょこタンは、安倍晴明のお兄さんになるんです。

 だから、ひょこタンには神通力が備わっていて、いろんな術がつかえるんですよ。




 ひょこタンと童子丸のはなしです、よんでね ♪



2018年5月3日公開