2016年11月01日

「他人の不幸は、蜜の味」

「人事部長日記」NO.150



 今月11月を以って、弊社は創立10周年を迎えることが出来ました。
 貧乏会社ゆえ、何のイベントもありませんが、皆様のご厚情に御礼を申し上げます。

 さて、リオオリンピック、パラリンピックも無事閉幕致しました。
 オリンピックでは、日本は史上最多の41個のメダルを獲得しました。
 このことをアメリカ人の友人に話したところ、アメリカは121個のメダルを獲得したよと、鼻で笑われてしまいました。

 悔しさもあって、早速自宅のパソコンを打たいてみましたら、やはりありました。
 「人口比のメダル国別ランキング」なるものです。
 日本の人口1.2億に対し、アメリカの人口は3.2億人。
 メダルが多いのは当たり前です。メダル一枚当たりの人口比ランキングでは、アメリカも日本も世界第40位程度。
 アメリカ人に鼻で笑われる筋合いはありません。
 因みに第1位はカリブ海に浮かぶ島国「グレナダ」。
 人口僅か10万人で陸上男子400メートルで銀メダルを獲得しています。
 第2位は「ニュージーランド」。
 人口450万人でセーリングや女子砲丸投げ等で14個のメダルを獲得しました。
 反対にメダルを獲得した国で、人口比最下位の国は「インド」でした。
 人口13億に対し、レスリング女子で獲得した銅メダルのみの残念な結果に終わっています。

 さて本日のテーマは「他人の不幸は、蜜の味」です。

 全く持って嫌な言葉ですが、この言葉を好んで使う人が、前職の役員にいました。
 他人の失敗や、他人の良からぬ事に対し、「他人の不幸は、蜜の味」とニヤニヤしてしまうのです。
 こう言った性格の強い人が、他人の足を引っ張ったり、引っ張るまではしなくとも、他人の有益な情報をそのままゴミ箱に捨ててしまう事をやってのけてしまいます。
 いわゆる「腹黒い」人間です。
 会社には少なからずとも何人かはこんな輩がいます。
 以前にもこのコラムで「愛社精神」と言うテーマで書いた覚えがありますが、この種の輩は、「会社の不幸も、蜜の味」です。
 役員でさえもそうなのです。
 会社が大打撃を受ける不幸な出来事でも何故かニヤつけるのです。

 コンビニで売っている「生野菜サラダ」のストックは冷蔵庫で保管されていますが、この消費期限管理が徹底されています。
 消費期限が一時間でも超過しようなら、惜しげもなく廃棄処分となります。
 これは何を意味するかと言いますと、第一には言わずと知れた衛生面での管理。
 そして次は内部告発への未然防止なのです。
 社内には、会社の不幸にニヤつきたい奴が、ゴロゴロしています。
 そんな奴らに会社を潰されないよう社内ルールの厳格化が重要となってきます。 
 恐ろしい話しです。

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jinji5010 at 00:00│Comments(0)TrackBack(0)

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