上場企業で働くある新卒採用人事担当者の告白

人事担当者視点で見た「こんな学生は合格!」ではなく、「こんな学生は不合格!」という視点で内定もらえない学生のパターンをブログで紹介していく。裏側、裏事情も交えてかいてみようと思う。こんな就活してたら落ちまくる。

今年の就職内定率がやばい件

今年の大卒予定の就職内定率がやばい。57.6%は決まらなさ過ぎだろう。どれだけ企業側が採用枠を絞ってきているのかがよく分かる。

来年(現3年生の就活)も周りと同じような就活やってたら決まらないだろうな。この時期に来て決まってなければ選択肢も随分と限られてしまう。現3年生は悪いこと言わないからとっとと気合を入れて動き始めた方が身のためだ。


大卒内定率、最低の57.6%=「就職氷河期」下回る―10月1日時点

リクナビとかマイナビのイベント・・・

「リクナビ」とか「マイナビ」のイベント・・・いわゆる合説の話。そろそろ始まりだしたが、あれは1回もいけばいい。何度も足を運ぶ学生もいるが、正直そこまでする意味はあまりない。1回と言っているのは世の中どんな業界があり、どんな会社があり、どんな職種があるのか人事担当者から話を聞きながら、それを肌で感じられるのはいいことだし、志望業界を絞っていくための情報収集にはいい。でも、そこまでだ。

あれはそもそもリクナビとかマイナビ自体の宣伝広告の位置づけ。人はやたらと多いし、選考に大きく影響もしないし、非効率。そんなことより時間は限られてるのだから自己分析含めて面接対策やったり、ネットで企業研究しまくったりした方がよっぽど実になるだろう。無駄に踊らされないように。

SPI2で信じられない低スコア。

新卒採用活動で実施される適性検査。中でもマークシート形式の「SPI2」は多くの企業に採用されている。このご時世は特に「SPI2」をやる理由の大半は殺到する受験者を採点処理も楽に落とすこと。人事担当者からしたら面接より機械的に楽に学生をふるいにかけられる。

それにしても採点結果を見てみると総合ランクが"1"とか"2"(10段階で・・・)とか意外と多い。正直あり得ん。

あんなの1日とか2日とかそれなりに対策すればそんな低スコアが出るはずもないのだが・・・まぁ、マークミスと信じてみようか。ってかその後の面接に進む前に適正検査で落ちるとか論外。ちょっとの努力だけでいいんだ。その程度の努力もできないのなら落ちるのも無理ないか。


4788982404SPI 2&テストセンター 出るとこだけ!完全対策[2012年度版](就活ネットワークの就職試験完全対策 1)
就活ネットワーク
実務教育出版 2010-05-18