jinkan_mizuhoの映画の部屋

劇場公開、レンタル、TV等で鑑賞した映画の感想。

いちご白書 '70

スチュアート・ハグマン/監督 ジェームズ・クネン/原作 イズリール・ホロヴィッツ/脚本

出演:ブルース・デイビソン、キム・ダービー

中学生の時以来の再鑑賞。あの当時は、ベトナム反戦や人種差別、まして舞台となったコロンビア大学での学園紛争の経緯など知る由もなかった。それ故、当時は分かったような分からなかったような……

ラストで学園に突入する武装警官隊と州兵。力ずくで排除される学生。響き渡る「Give Peace A Chance」の歌声

この年齢になると、当時の状況やその後の歴史に対する知識もある。また、アメリカ自身の21世紀の歩みを鑑みると、この作品が示唆するところは、多いのではないかと思った次第だ。

劇中、毛沢東とチェ・ゲバラのポスターが同列に扱われていた。まあ、文革の真っ盛りで、正確な情報も流れてこなかったから仕方ないことだが、毛沢東の評価が現在とは雲泥の差があったのだなあ



また、映画は観客が不入りのようだったが、主題歌「サークル・ゲーム」はヒットした

わが町 '56

川島雄三/監督 織田作之助/原作 八住利雄/脚本

出演:辰巳柳太郎・南田洋子・殿山泰司・北林谷栄・三橋達也

川島雄三が、『洲崎パラダイス赤信号』の次に撮った作品。
前作が、東京の風俗を描いたのに対して、本作では大阪庶民の姿を生き生きと描く。

辰巳柳太郎が、いわゆる新国劇の典型的な時代劇ではなく、大阪の庶民を見事に演じている。緒形拳の師匠としての風格十分、である。

先日亡くなられた南田洋子が、主人公・ターやん(辰巳柳太郎)の妻と孫娘役で登場。
この女優さんは、管見では、気の強い姉後肌の役がぴたりとはまる。

また、この作品は殿山泰司と北林谷栄の抜きには語れまい。スパイスの役を十二分に演じている。ターやんの一人舞台では、あまりの灰汁の強さにイヤになってしまいそうなところをこの二人が救っている、と感じた。

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出演:辰巳柳太郎
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おすすめ度:5.0
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バッシング '05

小林政広/監督&脚本

出演者:卜部房子・大塚寧々・田中隆三

イラク日本人人質事件をモチーフに、帰国後「人質」に対して日本社会がどのように向かい合ったかを問う作品。

事件の記憶が生々しいときだったらともかく、事件自体が忘れ去られようとしているときに観た。
そのため、社会的な問題以上に家族のあり方や個人のあり方に視点をおいた作品との印象を持つ。

主演の卜部房子が、全く可愛さのかけらもないところがいい。
「人質」という境遇に、安易に「同情」の念を起こさせるような脚本だったら、途中で観るのを止めていたような気がする。

徹底的に「人質」やその家族を突き放して描き、観るものに問題を投げかけている。そんな監督の思いが見えた次第。

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出演:占部房子
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おすすめ度:4.5
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小林政広作品は、もろ手を上げて賞賛する気にはならないが、何か心に引っかかるものを提示してくれる。

『歩く、人』に続いての鑑賞であったが、引き続き他の作品にも手を出したくなる魅力を醸しだす監督だ。

TVドラマ『点と線』 (2007年度芸術祭大賞受賞作品)

テレビ朝日製作TVドラマ『点と線』(2007年度芸術祭大賞受賞作品)が先日放映されたので、鑑賞した。

松本清張の原作を以前読み、 ミステリーのみならず人間ドラマに感銘を受けていた。そのせいか、どうも映像の方を観てガッカリするのがいやで避けていた。

とはいえ、出演陣に、好きな役者(夏川結衣・竹中直人・江森徹・橋爪功・市川悦子・樹木希林)が多数見えたので、見ないわけにはいかなかった

率直に言って、主演のビートたけしや高橋克典の熱演以上に、夏川結衣の演技に見入ってしまった。
『天然コケッコー』でも『歩いても 歩いても』でも言えることだが、脇役でありながら「キラリ」と光る存在感だ。

夏川結衣の演技を見るだけでも価値のある作品、である。

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歩く、人  '01

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出演:緒形拳
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小林政広/監督&脚本 北信康/撮影 

<出演>緒形拳・香川照之・林泰文・大塚寧々

「KOROSHI」の小林政広監督が、孤独で愛に不器用な父子の物語を叙情性豊かに描く。2001年のカンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品された。歩く、人(2001) - goo 映画



父子の葛藤を描く作品。
緒形の飄々とした演技がいい。

ただ、撮影法が疑問、というか馴染めない。どうも意味もなくカメラを動かしているような印象が……。
そうした手法を取る意図はあるのだろうが、それがボクには伝わってこなかった。


天然コケッコー '07

天然コケッコー '07

山下敦弘/監督 くらもちふさこ/原作 渡辺あや/脚本

<出演>夏帆・ 岡田将生・夏川結衣・佐藤浩市・柳英里沙
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島根県浜田ぼ過疎地の分校を舞台にした作品。
過剰な演出もドギツイ場面もなく、ごく自然な演出にいつのまにか引き込まれてしまう作品だ。

なんと言っても、夏帆が魅力的
10代ならではの素朴な味わいを監督が見事に引き出している。

あえて不満を言えば、中学生達と対照させて、大人達(夏川結衣・佐藤浩市・柳英里沙)の訳ありの関係をもっと浮かび上がらせたら、と思った。繰り返し見ると、夏川結衣の繊細な表情の移り変わりが、見事である。

夏帆が原石の魅力なら、夏川結衣は磨き上げられた魅力であるなあ

Peaky SALT 「ピカピカ」

おっ!Peaky SALTってバンド、百恵ちゃんの息子のバンドなんだ。

デビューの話は、以前ネット記事で呼んだ記憶があるが、それが「ピーキーソルト」という名前のバンドだったとは……、知らなかったなあ(笑)

先日、下に貼り付けたPVを深夜TVの音楽番組で見た。
安直にビジュアルやアイドル系で勝負しないで、音楽で勝負してるのがいいなあ。
俳優やタレントでデビューしたほうが、両親の七光りを最大限利用できるからいいのに……。

4人組のバンドで活動してる。正直ビジュアル的には「?」というメンバーもいる(失礼)
普段着っぽい格好で、居酒屋の主人夫妻と親しげに語っている姿は、メンバーの人柄を感じさせ好感が持てる。

なかなか綺麗なメロディーラインを持っている。
歌詞もいい。
これからも、どんどんいい曲を書いて、活躍して欲しいものである。




auとFM802とのコラボ

auとFM802とのコラボ、ときいてもはじめはピンと来ない。「エッ、何なの?」となる

早速、サプライズキャンペーンのサイトを訪問。
ボクはauユーザーなのでどうも気になるのです

アンケートの質問に答えてキーワードをゲット。
第1問目は「享年の春に買った服が太って着れなくなった?」
ドキリとするも、まあなんとか「セーフ」です(多分

どうもこのような質問が、毎週1回出題されるようだ。
すべて応えると5つのキーワードを獲得できる。

そして「集めたキーワードをFM802HOLIDAY SPECIALのサイト内専用フォーム(※)に入力すると、あのBIGアーティストのスペシャル映像が見られる!?」とのこと。

アーティストは全部で11。その中には、アンジェラアキと平原綾香が含まれている。
個人的には、この二人のどちらかの「スペシャル映像」だったらなあ、と思う。

番組は、3月20日のオンエアー。今から楽しみだ。


au in kansai

ドラマ「セカンド・チャンス」

ラテン系のドラマ『セカンド・チャンス』という番組を知った。

予告の動画を見ると、老大富豪が若い女を後妻とする。
そして、周囲には反対が……。
これだけだとありきたりのストーリーで、使い古しのテーマと思ってしまうが、一味違うところは次の点。

何と主人公の老富豪は謎の急死。さてここで、サプライズが。
死亡した老富豪が、若いハンサムな青年に乗り移りこの世によみがえるのだ。

『天国から来たチャンピョン』とか『ゴースト』に似た手法だけど、その後が一ひねりも二ひねりもしているよう。予告を見ただけだが、各国で評判を取っているのが理解できる海外ドラマだ。

海外ドラマはこれまで、アメリカ製作やイギリス製作のものばかりだった。これは、メキシコ製作のよう。まさにラテン系のドラマだ。

ちょっと見てみたい作品だ。




フェア・ゲーム '95

アンドリュー・サイプス/監督 チャーリー・フレッチャー/脚本

出演:シンディ・クロフォード,ウィリアム・ボールドウィン

昨夜、録画しといた映画『フェア・ゲーム』を観る。
シンディ・クロフォード主演の「KGBの暗殺集団に命を狙われる女性弁護士と、彼女を守る刑事の戦いを描いた」アクション映画、である。
共演の男優さん、どこかで見たことあるなあ、と思ったら、『バックドラフト』のウィリアム・ボールドウィンでした。この作品では、私生活がちょっとだらしないけど凄腕の刑事を演じてました。

途中までは、「KGBの暗殺集団」の実力にハラハラドキドキ。
情報戦を制するものは世界を制する、という感じで、アメリカのオンライン社会を一種皮肉ったような展開でした。

それにしてもFBIを始めアメリカ側の情報戦に対する備えが無策過ぎて、途中から呆れてきました
さらに、後半になって「KGBの暗殺集団」があっさり一人の刑事に潰されてしまうので、どうもショボイ結末のような……

シンディ・クロフォードはスタイル抜群で美人
大半は彼女を見せるための作品かなあ、と製作者に失礼なことを思いつつ鑑賞しました


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