2008年04月05日

「三越百貨店大連支店」→「大連秋林女店」

約2年ぶりの本格更新です(笑)
先日、某所の大連コミュニティで、「秋林」の歴史が話題になっていたので、
在住時に撮った写真を引っ張り出したり、ネットで見つけた戦前の絵葉書と
見比べたりしていました。

せっかくですので、2005〜2006年の滞在時に撮った大連の街並み(主に建築)の写真と、戦前の絵葉書の写真を紹介していきます。


(1)「三越百貨店大連支店」→「大連秋林女店」

1937年に、現在の大連駅が完成し、同時に駅前も整備されました。
その時に建てられたのが三越百貨店大連支店でした。
連鎖街と共に駅前商店街を形成し、京城支店(ソウル)と共に敗戦まで三越として営業していたようです。地上40メートルの塔は大連市街のランドマークとなっていたといいます。

現在、大連の駅前には勝利広場(地下はショッピングモール)があり、さらにその奥(南側)にある大通りの中山路をはさんで「秋林女店」はあります。外壁は鮮やかなピンク色で、最初に見た時は日本統治時代の建物だとは思えませんでした。戦後はロシア系の百貨店になっていたようで、「秋林」というのはロシア語(人名?)「チューリン」の音訳だと聞いたことがありますが、現在は地元の「大商集団」に属しているようです。女性向けの百貨店なのでなかなか中を見る機会がなかったのですが、1階部分だけ入って見ると階段などに歴史が感じられた記憶があります。

ピンクの外壁ですが、戦前の絵葉書では灰色。
参照した中村與資平記念館別館に出ている『大連 1987年・夏』の写真でも灰色ですが、某大連コミュニティで、40年前に大連に滞在されていた方からいただいたコメントによると40年前当時も外壁はピンク色がかっていたそうです。
今のような派手なピンクではないようですが、お洒落な印象を受けられたということでした。
大連秋林女店















写真:2005年12月撮影
場所:旧・大連市常磐町(現・中山区中山路)

設計:西村大塚聯絡建築事務所
施工:高岡組
竣工:1937年

鉄筋コンクリート造5階建塔屋付

参考URL:http://homepage.mac.com/xiaogang/index.html 亞細亞とキネマと旅鴉
     http://blogs.yahoo.co.jp/yosihei8jp 中村與資平記念館別館
参考文献:西沢泰彦「大連都市物語」

常磐町連鎖商店街と三越百貨店前













↑左が三越百貨店。中央の道路は今の中山路。右側は連鎖街で、右手前が現在の勝利広場付近になる。
常盤橋通















↑2枚とも写真を元に彩色したと思われる昭和10年代の絵葉書より

2007年01月06日

新年快楽

あけましておめでとうございます。

帰国してからすっかり書くことがなくなってしまいましたが、
大連にはまた遊びに行きたいと思っているので
このブログは残しておくことにします。

気が向いたら2005〜2006年の大連の様子について
また記事を書けたらと思います。

jinmailang at 14:44|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!雑感 

2006年05月29日

珍しいビール

同僚の先生にちょっと珍しい商品をおしえてもらった。

オレンジビールとパイナップルビール。一番近所にある小さなスーパーの片隅で売っていたものでよく行くのに、そんなものを売っているのには気づいていなかった。

まずはオレンジビール。これはオレンジチューハイのビール版といったところ。まあまあ飲みやすくてビールの苦味とか臭味はほとんどない。

オレンジビール








次はパイナップルビール。これは当たりである!まあ、ほとんどパイナップルジュースなんだけど、香りがよく、のど越しもいい。価格はいずれも一缶2元と激安!

パイナップルビール







日本では100円ぐらいで缶チューハイをたくさん売っているが、中国では少なくて高い。日本からの輸入物だと日本より高い。なので甘いお酒を安く飲みたい方にお薦めです。ちなみにこの「藍帯」というメーカーのビールは安いだけでおいしくなかった。

jinmailang at 00:04|PermalinkComments(1)TrackBack(1)clip!大連生活 

2006年05月28日

大連のアカシア2006

ビール祭とかファッション祭などいろいろな祭をやっている大連ですが、私にとっての大連はやはり「アカシア」です。

昨日は天気が悪かったですが今日はいい天気になったので昼前から散歩してきました。

まずは「槐花大道」(アカシア大通り)の愛称がついている正仁街と、五四路付近に。槐花大道の碑















このあたりは去年も歩いたところです。今日は木によって満開のものと、散っていたりまだ咲いていなかったりしているものがありましたが、可愛らしい花房とほのかないい香りはやはりいいものです。
槐花大道のアカシア槐花大道にて














今日はそのまま東の市街の方にあるいて散歩。すっかり初夏の陽気で暑かったです。
一二九街あたり









森茂ビル裏の実験小学に入っていく道が細い道の両側にアカシアの並木が茂っていて気持ちよかったです。戦前の建物をそのまま使っている実験小学の構内もたくさんのアカシアの木がありました。ものすごく環境のいい学校だと思います。
実験小学に向かう小道実験小学














森ビル通り(クラブ・日本料理店街)を過ぎると出来たばかりのラーメン屋「味之蔵」2号店があったのでここで昼食。値段はまわりの日本式ラーメンよりちょっと高めですが、日本の味が出ていて満足。店員さんに「以前1号店に来たことがありませんか」と言われたので「ない」と答えると「会った事があるような気がします」と言う。「じゃあ、勝利広場の日本語コーナーじゃないですか」と答えたら納得した様子で、一度行ったことがあるとおっしゃっていました。勝利広場日本語コーナーの活動に顔を出して、さらに南山風情街から三八広場〜中山広場と散歩して帰りました。たぶん10キロ以上歩いたよ…。

おまけ
槐花大道にあった彫刻












槐花大道にあったちょっと変な彫刻

jinmailang at 22:44|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!大連生活 

2006年05月14日

丹東旅行記2・金正日のスローガン

 (ようやくのどの調子も良くなってきたので丹東の第2弾です)


モーターボートは3人を乗せただけで出発。かなりのスピードが出ます。あの金正日も往来した中国と北朝鮮を結ぶ鉄道橋、「鴨緑江大橋(中朝友誼橋)」と、朝鮮戦争で途中で破壊され、現在は観光用に開放されている「鴨緑江断橋」をくぐって、一気に対岸の北朝鮮に向かいます。橋のそばには小さな観覧車がありますが、止まっているようです。小さなクレーンも多く並んでいます。さらに近づくと川岸を歩いている人の姿が思った以上に多く見えます。係留されているハングルの書かれた船は色も地味でかなりボロいですが、その周りにも人がいます。散歩したり陽だまりにすわって話をしながらこちらを見ているようで、その中には手を振ってくれる人もいました。

新義州の河岸







十分豊かな中国側から国境越しに貧しい北朝鮮をのぞきに行くというのは、どうも動物園の動物を見に行くような気まずさを感じてしまうのではないか、と言う心配も自分の中ではあったのですが、それを感じさせない、日常の自然な光景がそこにはありました。つまり新義州の人々は発展した中国から船に乗って「見学」に来られることに慣れてしまっているのです。

モーターボートは北朝鮮の河岸まで10メートルほどのところ、まさに川に飛び込んで少し泳げば北朝鮮に「亡命」できそうなところにまで近づいて、Uターンし、高層建築の立ち並ぶ丹東に戻りました。わずか7,8分ではありましたが、私は初めて北朝鮮の大地、スローガンの書かれた建物、船、そこに暮す人々を目にしたのです。

建物に書かれたハングルをその場で読み取ることはできませんでしたが、あとで写真に写った文字を読むと「21世紀の太陽金正日将軍万歳!」と書いてあります。
「21世紀の太陽金正日将軍万歳!」







船を下りて「鴨緑江断橋」を見学することにします。20元の入場料を払って中に入り、米軍の攻撃で切断された先端まで行きます。ちょうど川の真ん中あたりで、北朝鮮まではまだかなりの距離があります。入口に戻ると土産物屋があります。切手があると書いてあるので「あの切手」があるのでは、と期待して見てみると…。

ありました!あの「小泉訪朝」の記念切手です。シートになっていて消印が押したあるものがたくさんの在庫が積み重ねてあるので、実用切手ではなく、いかにも外貨獲得用に生産したもののようですが、記念ですので一枚ずつ買って帰ることにします。値段は1枚5元と、高いのか安いのかわかりませんけど。


小泉訪朝切手2002小泉訪朝切手2004







この後、せっかくなので大きめの遊覧船にも乗ってみます。料金は20元。モーターボートよりもゆっくりと北朝鮮側に進みます。対岸への距離はモーターボートに及ばず20メートルぐらいですが、船のスピードが遅いのでゆっくりと眺められます。中国丹東と北朝鮮新義州の姿は実に対照的です。
船から見た中国丹東







日も西に傾いてきたので鴨緑江から丹東市街をはさんで反対側にある「錦江山」という山に30分ほどかけて登り、発展した丹東市街越しに赤茶けた北朝鮮の大地を見ると、その土地に暮らす人々が少しでも落ち着いて暮らせる日が早くやってくることを祈らずにはいられませんでした。

手前が丹東、奥が北朝鮮




jinmailang at 21:51|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!中国旅行 

2006年04月30日

「日中交流桜撮影会」 大連美女の写真付(笑)

暖かくなりました。もう5月ですね。7月末には完全帰国の予定なので、あと3ヶ月を切っているわけですが、あいかわらず更新をサボっております。

自分には毎日の日記をブログに書くのは向いていないようなので、それ以外に大連の街を紹介したりしてできるだけたくさんのエントリを上げていきたいと思います。


さて、日本総領事館事務所のサイトを見ていたら、宿舎から歩いて5分の東北財経大学(勤務先ではない)で、日中交流の写真撮影会があると紹介されていたので、ぶらっと散歩がてら参加してきました。

今年は日中観光交流年なんだそうで、フォトコンテスト・写真撮影会も日本の経済産業省などが主催しているみたいです。

この大学の正門を入ると正面に二階経済産業相が何年か前に植えたという桜があって、その後ろの校舎の前にステージが作られていました。

10時から30分間はオープニングセレモニーで、大連副市長のあいさつ。そして日本側の主賓は松あきら経済産業副大臣。この人女優出身だったよね?と思って調べたら宝塚出身で現在は公明党参議院議員だそうです。ちなみに会場での中国語表記は「松玲」となってました。
テープカット









舞台横には大連市モデル学校の学生の綺麗どころがドレス姿で、ずらっと10人ほど。
ドレス姿のモデルさんがずらり









スピーチでの話によると、大連に出店している「桂由美」デザインのウエディングドレスだそうです。

で、参加者はセレモニー終了後、桜と一緒にこのモデルさんを写真に撮るわけですが、みんなウエディングドレスなわけですから、まるで、よく公園などでやっている結婚写真の撮影風景のようです。

松・副経産相も、周囲のリクエストでモデルさんと一緒に写真に写っていましたが、「きれいなモデルと並ぶのは恥ずかしい」とおっしゃっていました(元女優さんなのに(笑))。

モデルと記念写真に収まる松副大臣(左から2人目)









さて、私は学生時代に写真部にいたことがあるのでモデル撮影の経験もあるんですが、その風景は日本も中国も全く同じ。こだわりのポーズがあるとモデルさんに細かく注文をつけ、地面にはいつくばって撮る人もやっぱりいました。私は中国語でポーズの注文ができないので注文をつけた人の横から便乗して撮らせてもらいました。それから、モデルに連絡先を聞こうとしているらしき人も日本と同じようにやっぱりいました(笑)

参加者は中国人6:日本人4ぐらいだったでしょうか。中国人は「レフ板」持参の写真愛好家の団体さんからケータイで撮ってる学生さんまで。撮影会の時間が思ったよりも短く45分ほどで終わってしまったのであまり写真が撮れなかったのがちょっと残念でした。

大連の桜とモデルさん1大連の桜とモデルさん2



jinmailang at 15:08|PermalinkComments(3)TrackBack(0)clip!大連生活 

2006年04月06日

テレサテンの歌

先日、あるクラスが全員で食事会をするというので、もう一人の日本人の先生と一緒に招かれました。
ホテルの中のちゃんとした中華料理だったんですが、ふだん学校ではいろいろと規律が細かいのでおとなしくしている学生たちも、ビールを飲んだりして楽しそうでした。
で、盛り上がったところで日本でも中国でも同じですがカラオケタイムに…。

もう一人の先生は中国歴が長く、中国語はペラペラ。しかも音楽教師の経験もおありですから、当然のごとく上手い歌を聴かせてくださるわけです。
で、続いて歌え歌えの大合唱が私にも向けられるわけですが、もともと歌はヘタクソの上に、なにしろ中国の歌の歌詞をちゃんと読む力が無いのでいつも困ってしまうのです。
カラオケの歌本を見ると日本の歌も一応あるのですが、時代が10年以上遅れている上に、レパートリーもなんだか偏っている(これはだいたいどこでも一緒です。最近の曲が入っているのはいわゆる日本式クラブのカラオケぐらいでしょう)し、中国の学生が聴いて面白そうな日本の曲も見つからない。といっても音楽の先生が中国の歌を歌われた後ですから、がんばりたいところです…。

で、こんな危機もそれなりに憶えておいた中国曲があったから助かりました。
それは麗君、つまり日本でも中国でも有名なテレサテンの「月亮代表我的心」という曲です。
日本で聞いたことがあったのか憶えていませんが、大連で飲み仲間のおじ…もとい、お兄様方と飲みに行った時には必ず誰かが歌っていた曲で、メローディーは憶えやすいし、なんせ難しい漢字がほとんどない(←これが重要)ので気に入って、電子城でCDも買ってひそかに練習(というほどじゃないけど)をしていました(笑)。
歌詞をちゃんと憶えてはいませんが、字幕を見れば95%ぐらいは読めるんです。(あとの5%はごまかしながら適当に読む(笑)まあ、外国人なのでご愛嬌と言うことで…)。
いずれにしてもいい曲ですよ。日本に居たときは演歌というか歌謡曲なんてほとんど聴かなかったですけど(おめえも年を取ったなとか言わないようにw)。

というわけで緊張しながらもなんとかクリア(かどうかは学生に評価してもらわないといけませんが)です。
次はもっと新しい歌も歌いたいとは思いますが、中国人でも日本語の歌は「北国の春」だけ知っていますと言う人が多かったりするので、お互いに仕方がないところなのかもしれません。

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うっちぃ 大連で日本語を教えていました。

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