ガンダムビルドファイターズトライ アイランド・ウォーズ

全国大会出場を決めたセカイたちにテストパイロットの依頼が来て、同じく呼ばれた連中と浜辺で楽しくしていたら、突然粒子暴走が発生。8年前の世界大会決勝と同じだと。
阻止するには粒子核を破壊するのみだとガンプラで出撃、見事事件を解決し、浜辺で出会った少女が原因であったことを突き止めガンプラが欲しいなら一緒に作ろうと誘い、楽しく過ごすのだが、少女が突然消えて仰天。
彼女はアイラの娘であった。

ああ、相変わらずクソみたいなトライは全然気合が入らない。
1期の最終決戦のような大乱戦で次から次に襲い掛かる敵をボコボコ撃破して行くだけで、そりゃこれまでのキャラの立たない実質3対1な愛情のない馬鹿みたいなチーム戦よりは全員キャラの立った連中と機体でのチーム戦とは名ばかりのただの8機での乱戦はド派手で楽しかったし、かませでラブコメ要員でしかなかったギャン子が超強い機体用意でライバルの一人として存在感発揮とかその仲間も合体技要員で、でも1期と決定的に違うのは単なる必殺技の撃ち合いに過ぎないのよ。
だからさっさと叫んで皆殺しにしろ、叫んだら勝てるんだろ、さっさとやれよ。で、やっても、なんでそんな必殺技が出るんだよ、無限に使いまくってるし、エネルギー合体でスペリオルカイザー?が出てきて、はあ?
でしかないんだよ。
もうトライの感想はずっと罵詈雑言になってしまったけど、それの続きになってしまって、非常に腹立たしい。
戦闘レベルが百と一ぐらい差があって、どうしようもない。
なんの制限も限界もなく、どうやってそんな装備作った、どうやってそういう操作するんだ、その全てに根拠がない。
本当になんでコロニーレーザーが使える、なんで防げる、なんで合体出来るんだよ、あのシールド通ったらエネルギーになるってどうやって作ったんだよ、というご都合は興醒めだよね。

普通のビルドファイターズの続きがあるなら、こんなゴミみたいな要素をちゃんと排除して、トライからの参戦もなしにして、ニルスもアストレイで大活躍の激闘できるようなビルドファイターズのスポーツホビー展開に戻してくれよ。それしか願うことはない。
ニルスも今回、アストレイ持ち出して戦うなんて馬鹿なことしなかったのがよくてね。とんでもない天才を馬鹿バトルに参加させてないだけで良かったね。

トライが相変わらずクソだったことを改めて確認出来た。アイラの娘の消失にニルスが、ああ、ってなるぐらいあってもよかったかな。 

水曜どうでしょうクラシック 72時間原付日本縦断ラリー

99年6月25日。銀座にてカブを購入して札幌までの1000キロの道程を帰るという謎の企画が発動。
三日後に生放送があるので期限は72時間。
しかしカブの性能が時速30キロが限度であるため一日300キロ以上、つまり10時間走行をする必要があるという無茶な状況で距離を短縮できる東京から新潟、そして青森、函館を目指す日本海ルートを進むのだが、新潟までの渋滞、カブがガス欠で遅滞したことで二日目の夜の時点で函館に向かうと札幌までの300キロ掛かって不可能。ならばと秋田を突っ切って八戸から苫小牧行きのフェリーに乗り込んで、そこから札幌は80キロなのでギリギリ時間内にゴールして罰ゲームの四国行きを阻止する。

無駄に時間食うカブの旅。
冒頭から俺にもなんかくれという誘導尋問に引っ掛かる大泉洋とそれを引っ掛けるスタッフ陣の息のあいぶりが凄い。なんであれに引っ掛かるんだ。
またカブのノロノロ走行で時間ばかり掛かるのに、ちゃんと格好が郵便屋や夜間警備員とかになったりとか、ヘルメットにだるまくっ付けたり、新潟、山形、秋田、青森を通るので米にだるまになまはげと無駄に購入して笑いを取る、背中に乗っけてるから声をつけて喋らせるんだ、なんか風で怒った風になってるとかで、センスがあるというか、なんか笑いを取ろうと頑張ってるのがすごい。

そしてほぼ唯一の名シーンであるダルマ屋ウィリー事件もただバリケードに突っ込んだだけなのに、ギアが入らないと思ったら入って急発進で、カブの性能じゃなかったら、バリケードがなかったら海に落ちてた、死ぬかと思ったよというハプニング名シーンで。
しかもなぜこうなったのかをナレーション付きで説明する始末で。
横のミスターにライバル心を抱いて、闘争心に滾り、ギアをニュートラルにしていたので発進できず焦ってギアを1に入れて急発進したのだと。
その後の、なんすか、なにかありましたとしらばっくれてからの、なまら怖かったよが素晴らしい。
そして心配してると思ったら、どうしたのというミスターと合流して、それはおいしいな、映像で笑わせて、説明しなくても済むからさと。
大泉も、もうウィリーさで大笑いを取る。

正直、普通にバイクの旅をしてくれたらとも思うんだけども、意外と楽しくやれてるのがさすがだったな。
でもラスト、車だったら千キロなんて余裕だったとか言い出す身も蓋もないのには苦境こそどうでしょうだったんんだな。 

あまんちゅ! 7話 雨のおわりのコト 夏のはじまりのコト

梅雨の時期。ダイビング部は事実上の休業状態で、てこだけがプールで泳ぎを練習するのみ顧問も二宮姉弟も暇。そんな様子を見ている火鳥先生はみんな持て余してるし道を定め切れてないと思うのだが、光がてこのプール練習に同行せずわざわざ遠回りして電車で帰ることを不思議に思って尾行すると、光に見つかって、この時期だけのハッピーデーだよと言い出して。
なんだと思うと電車で一瞬だけアジサイの花畑が見える。
その通り過ぎる一瞬を見るためにわざわざ電車に乗って、折り返しで帰るのかと。
光は頑張ってる有意義な時間を過ごしてるてこを手伝うだけでは有意義じゃないので、寂しいと考えず、楽しもうと考えて楽しく、幸せなことを見つけていくのだと。
この様子に火鳥先生は意外とこいつが一番目的わかってるのかもと思う。
そんな梅雨も過ぎて夏になるとプールを皆が使うので掃除と点検が入り使用不能。ついでに中間試験で部活禁止。帰って試験勉強もする気分でもなく、部活の4人は一緒にいるものの暑いから日陰に座ってダラダラしている。
そんな様子に火鳥先生は、勉強する気もないなら遊んでろと強制的にだるまさんが転んだをさせる。
高校生ですよと思うが、いざやってみると、弟君先輩が鬼としててこ以外を捕まえる事態に納得いかん姉ちゃん先輩が鬼をやってまたてこ以外を捕まえるのだが、てこは接触しないと捕まらないギリギリにいてタッチを避けまくる。
この様子に、ほかの先生がダイビング部は元気だねと思っていると、火鳥先生は問題なんて答えもないし遊びながら勉強して解決したら良いじゃんかと言い出して、遊びが勉強ね、大人ですねなんて思っていた同僚教師は火鳥先生が遊びに参加して、呆然。
火鳥先生は大人になっても答え探しは楽しいぞと。

火鳥先生から見るダイビング部。
今回、梅雨と試験休み時期のやることないよという無気力状況になってる学生に、てこは頑張ってるけど、双子は一緒に遊んでるし、光は素敵探ししちゃってと、動き続けてることを評価するのだが、後半の試験休みは勉強しろよ、それもしないなら遊んでろという無茶振りで。
同僚に遊んで学ばせるとか大人ですねと言われても、この遊びに深い意味もなくて、無気力になるなよ、ぐらいにしか受け取れず、暇なんだねで。

もちろんこういう4人一緒の遊びをすることで親睦深めてとかあるんだろうけどさ。
だるまさんが転んだも記憶の彼方なのでルールが捕まえたら手を繋いで、手を切って10秒で歩数で捕まえるとか、あったかなと。
正直、てこの練習待ちなので、ダイビングネタを封じられて、ダレダレで無気力な学生を描いて、それも先生が、この作者らしく楽しくあれで動いてるので、半分ノスタルジーに浸っている姿がなんとも言えず、痛いことはないんだけど、これで楽しかったかといわれるとそうでもない。

とはいえ今回、てこがプールで頑張って泳げるようになっていく地道な練習風景とか意外と回避が上手とかでシーン自体は楽しかったし、先生自身も実は大して大人でもない、答えを探して、どう生徒たちを導くか試行錯誤中という等身大さがあって、ARIAの頃の仕事モノな面もあるので凄腕さや老成が排除されて、意外と彼女の成長要素が残ってるように感じたな。
最後の言葉が全てで、答えを大人になっても探して、案外楽しくやってるぜで。

光だけは夢を持って生きてるし、ダイビングすること、教えること、仲間を増やすことが将来に繋がってる。火鳥先生も顧問だし似たようなもの。
でも双子はよくわからないけど、てこはその面白さ、素敵さを知りたいから頑張ってる段階で。
先生の答え探し、どうやって人生の楽しさを教えられるのか、どうかもちょっとわからないのだけど、大人になってもそういうことを探し続けている。問題は起き続けるから、旅は続くね。
 
あとEDが歌の担当が変更。やっぱり癒し系のこれまでのほうがねと思ってしまう。力量的にもね。まあ元気キャラ担当に癒しボイスを求めてもだけど。

もう一回視聴して、問題だの答えだのが上手く理解出来てなかったことがわかった。
梅雨やら暑い時期にどのように過ごすのかわかってない状況を答えが見つからない。大人になったからこの時期も悪くないと思える。だから光が素敵を見つけて楽しく生きているから、一番進んでるで。
てこがちゃんと梅雨の時期に光とあの電車から見えるあじさいを見て悪くない時期と思えたなんてそういうことで。
そして暑くてうな垂れてるのをじゃあ遊べで、やってみたらノスタルジーもあって大盛り上がりになるし、先生も参加して楽しむのだけど、同僚が普通はエアコンの効いた部屋で勉強でしょうに、元気だね、というのを、そういう答えじゃないようですねが、夏の、しかも試験前にどう過ごすのかが、あいつら勉強しないしつまんないから遊ばせとくよ。何をするのか、憂鬱になる問題をどう解決するかで、遊んでいたら解決出来る。
そりゃ大人ですね、からの、先生も遊んじゃって、本当に遊びで問題の答えを出しちゃって。
この問題がテストの話じゃないのがよくわかってなくて、テスト勉強中になにしてんだと思っていたから、遊んで問題解決ってなんだで。問題がなにをするのか、どうするのかで、遊ぶのも答えよ、そういうのを大人になっても探し続けてるんだから。
つまり、素敵を、楽しさを、探してるんだで。
こう思うと先生の日常に楽しさを見出す答えを探してるの意味も通じるし、ノスタルジックなだるまさんが転んだを本気で出来るからこそで。なにしたら良いのか、問題の答えを見つけよう、だから遊ぼうぜで。
先生の素敵で楽しいことを探し続けているから素敵で楽しい。人生は楽しい。だから何したら良いのかわからないという問題に答えを探そうぜで。
いやあ、直前にアリア見たのが良くなかったし、現代の学生で試験前に遊んでていいのかという懸念が先で、楽しさを探し続ける物語であることも忘れてた。

X-MEN ファースト・ジェネレーション

44年、ホロコーストに収容された少年、エリック・レーンシャーは所長のシュミットに磁力を操作する能力があることを見抜かれて母親を殺さすことで能力を覚醒させる。
一方、チャールズ・エグゼビアは自宅に帰って来た母が料理するという言葉に母は料理などせず作ってくれたこともない、変身してるだろうとテレパス能力で青い肌の変身能力を持つ少女レイブンと出会う。
そして62年。大学の教授となったチャールズは突然変異の異能力者の権威となっていたが、そこにCIAのエージェントであるモイラが専門家の助けがいると現れる。
それは収容所のシュミットことセバスチャン・ショウがミュータントたちを使って暗躍しているため、それを阻止するために力を貸して欲しいと。 
テレパス能力で首尾よく居場所を突き止めたCIAだったが、ミュータントでもあるショウに逃げられてしまうが、もう一人、単独でショウを追う磁力使いエリックを発見したチャールズはテレパス能力で接触。
仲間が必要だと説得して、CIA配下となってミュータントの仲間を探し出してショウに対抗しようとする。
ショウの相棒であるダイヤモンド化とテレパスでもあるエマ・フロストを捕縛したことで、ソ連との対立、キューバ危機を誘発しようとしていることを知るが、こちらの居場所も嗅ぎ付けられて、拠点を襲撃される。
戦争を引き起こしてミュータント主導の世界を作るのだ。
その誘いに人間たちなどこちらを化け物としか思っていないと同調する者、そうではない挑んで破れる者、リーダー格であるチャールズの不在で誘いに乗らない者が現れる。
居場所を知られたとチャールズの自宅を拠点に、自分たちだけで世界大戦を阻止しようと戦闘訓練と戦闘服とCIAから頂戴したジェット輸送機で備える。
そんな中でチャールズとエリックは世界大戦阻止しても自分たちの事が明るみに出るだけで、次は滅ぼされると危惧して、ソ連との冷戦を利用すれば生き延びられる、そのために良い人間であるべきだと対立。
またメカニックのハンクは足が手のようになっているのだが、差別を恐れてそれを治療したいと望み同じ悩みを持つレイブンから好意を持たれるが、変身前の青い肌こそが本来の姿だというエリックはそのままで美しいと認め、レイブンはエリックに惹かれて行く。
そしてミサイルをキューバに運ぶソ連艦隊と阻止を目論むアメリカ艦隊が対峙する中、ショウたちは潜水艦から輸送艦の一つを操り国境線を越えさせ戦端を開かせようとする。
チャールズたちは輸送艦をソ連側に破壊させ、潜水艦をエリックの磁力で引きずり出させると、ショウを捕縛するために飛び込むのだが、エリックは母を殺した憎しみからミュータントの世界を作るべきという思想に賛同しながらショウを殺害して、人類は俺たちを殺そうとするぞと戦っていたミュータントに語り、それはチャールズもキューバ危機の両国の艦隊がそのまま自分たちを抹殺する砲撃を加えることで同調しつつ、エリックの磁力で全て弾き返すことはやり過ぎだと阻止しようとするが、肉弾戦では単なるテレパスに過ぎないチャールズはエリックに殴り飛ばされて敗北。
そこにモイラが射殺しようと銃撃して、エリックは磁力で弾く。その銃弾がチャールズの脊髄を破壊する。
大怪我させるつもりのないエリックはモイラを殺そうとするがチャールズは君のせいだと止めて、道は分かたれる。
レイブンはエリックと同行し、ショウ配下のミュータントたちも同行。
エマ・フロストを救出しエリックはマグニートーと名乗る。
そして下半身不随となったチャールズは自宅にミュータントを集めて、政府とは協力するGメン、Xメンを結成する。


君のせいだ。
Xメンファーストとして、微妙にストーム姉さんやサイクロップスが出て来てるし、長生きの記憶喪失の放浪者ウルヴァリンも声を掛けられて、うるせえで追い返されて。
そんな感じだが、のちに敵対することになるプロフェッサーXとマグニードーが親友であり、しかし思想的に対立する複雑な構図を見事に表現して素晴らしかったな。
エリックはショウのことを母の仇だから追っているに過ぎず、思想的には賛同しているし、その怒りを収容所での体験から人間不信は拭いがたい。
しかしチャールズはテレパス故にエリックの怒りを理解して、一番幸せな記憶である母との思い出を思い出させ、チーム意識などなく口の悪いエリックを説得で引き止められる。
確かに彼らは理解者で親友だった。
エリックはチャールズとだけは戦いたくないんだと逆に説得するし、怪我すれば怒り狂い、ラストの台詞も寂しいんだと。

このラストシーンには泣かずにはいられない。
正直、エリックのほうがその悲惨な過去と復讐心、実際にミュータントは殺されるという事実に、敵と同じ考えにも関わらず共感させるキャラに仕立ててるんだよね。
ミスティックにその青い肌だから美しいと認めるのもそうで。確かに魅力的で。
あの因縁のコインで復讐するのも、またミサイル反転や潜水艦を浮上させるとか、見た目的にもヒーロー過ぎてさ。

そしてチャールズが薄っぺらい理想論を吐くだけの理想家なんだけど、これもまたかなり魅力的で。
テレパスで分かりながら親子の愛情が薄いこともわかってしまい、レイブンの兄貴分になるとか、怒り狂うエリックの理解者として怒りを静めてくれと説得して、兄弟分で、愛情が薄くてそういうこと考えてるのかなと。
そんなただ能力があるだけの優しい兄ちゃんなだけだった。
これが薄く感じるのだけど、同時にほぼ根拠なしに理想と希望に燃えて、今、目の前でミュータント壊滅のためにミサイル撃ち込まれてるしそういうつもりで攻撃されたことを分かりながら、許すんだと叫び、背中撃たれても、君の怒りのせいだって指摘するんだよね。
キャラ対比として世界に怒るエリックと世界を許せというチャールズの配置が決まってるし、テレパスで分かるのに、それを言うのかという主人公性も凄くてさ。
世界を許そうとする根拠が、元々酷い目に遭ってないからもあるけど、薄いとはいえ、世界を少しずつ良くして行こうというのも正しくて。
役者がチャラいイケメンなんだけど、その分、若き日の友情と苦悶、そして美しい理想家が酷い目に遭ってということで美味しかったな。

レイブンが本当にいい位置で、青い肌という見た目からミュータントだからこそ変身出来るなら隠して生きろ、社会に溶け込むんだというのも正論の反面、私は青い肌なんだ、それを認めてくれも正しいからさ。
ビーストとの共感と決別も実に複雑で。
チャールズがエリックのところに行けよも美しかったな。
単純な善悪にしてないキャラ描写の深さも、実に魅力的。

ミュータントたちも敵陣に寝返る者もいれば、いきなり戦って戦死するし、能力戦も衝撃波ボイスで飛ぶとか胸からビームとか使えなさそうで使える感じとか、一人一つ能力で、敵側の竜巻使いとかテレポーターとかのほうが超強いからさ。
特にテレポーターは吹っ飛んだと思ったら後ろから吹っ飛んで逆襲とか位置移動を利用して接近戦しており、格好良く、でも後ろから来るとバレてぶちのめされるのがビーストの単純格闘で。
訓練シーンから戦闘シーンもなかなか演出もよくてね。

そして人間たちがミュータントなんてと言い続けるのに、あのあっさりアザゼルのテレポートで空から落とされて死んだ幹部の一人が、戦闘素人の化け物だぞに、国のために戦ってるんだって擁護してくれて、まともな人もいたという寄り過ぎない描写も見事。


なぜマグニードーがあのテレパス防止のヘルメットを被るのか、なぜプロフェッサーXが車椅子なのか。
あの悲しい決別と併せてしっかり繋げて来る。
本当に磁力で人体も操れるし、精神操作で人体も操れて記憶操作も出来て、どっちもチートだよね。特にチャールズは本気出して世界中を洗脳出来るのにさ。

多数決ドラマ キノの旅 廃墟の国 3回

誰もいない廃墟の国を訪れる旅人。
セーラという少女が、自分を嵌めて国を滅ぼした旅人を恨んで、今でもやってきた旅人を殺しまくっているのだが、キノたちはセーラを容赦なく撃ったりするのだが、幽霊なので殺せず、こんな国からさっさとおさらばだ、誰かに言っても頭がおかしいと思われるだけだと噂にもならない、それが廃墟の国。

というわけで、なんか電撃文庫がニコニコとコラボしてアンケート機能を使ったゲームブック的な面倒臭い分岐システムを視聴者参加型でやって物語を進める作品らしい。
キノの旅なんて懐かしい、というかキャストが変更されて、テレビの最終話に出ていた悠木碧がキノやってるのが感慨深い年月が過ぎたなと思うのだが。

スタジオに原作者と声優を呼んで、分岐を選んだり云々しているのだけど、セーラがどうやら嵌めていたらしく、いきなり殺すと幽霊なんでやばいと逃げるだけなんだけど、ちゃんと聞いたりすると、この国が滅んだ理由やらが正確に語られるのだけど、選択肢次第では真実寸前の推理だったり、幽霊とは思わないから復讐の一族が住んでるとか、殺せないから幽霊だったぐらいの投げっぱなしになるんだけど。
これ、10分ぐらいの話で、今回は2周していたけど、短編のボイスドラマ、ビジュアルドラマとしては、キノらしく良いのだけど。

このビジュアルドラマ自体は、いろいろやれそうだよね。選択肢投票はちょっと扱いが難しくなるけど、バッカーノみたいな群像劇を最初はこの人を選んで、よくわからない内に終わって、次の人を世界観を把握しつつやって、最後にもう一度最初の人を選んで正しいルートに到達出来るとか。
推理モノでも、とんちんかんな推理してバッドエンドになるとか、答えはわかっても選択肢間違いしちゃうとか。
いろいろ使えそうだよね。
2周させてもらえるなら、ループモノで、最初はバッドエンドなっちゃったねとか言いつつ、あれがおかしい、あれがヒントとか司会者が教えてくれたりして、もう一回で、また駄目でしたねとかで、ほどよい難易度で視聴者誘導とか。
原作者が誘導してたけどもね。

なんか以前にも好きなキャラのエピソードが見たい投票するとかミスコンの優勝者を選ぶとかやっていたみたいだけど、投票システムは勝たせたいキャラ選びとかで上手く連動しそうだし。ミスコンじゃなくても、アクションモノでもこいつ勝たせたいで投票させたらあっさり勝利とか出来るし。まあそれだとつまらないけど。

昔電撃文庫の複数作家シリーズの船の話とか学園の話とかをコンパクトにして、オリジナルでやるとか出来そうだよね。
別の主人公が別の主人公に遭遇とか、移動したその後や移動してくる前の、いきなりどういうことやここで終わったけど、あのあとこうなったのかとかを面白くやれたらね。
4回ぐらいやるなら、全部一発勝負で、こいつ助ける、こいつ助けない、右に行く、左に行くで、1回目のキャラの行動を受けて2回目の別のキャラが助けられたとか、3回目の別のキャラが助けてもらえずとかで影響受けまくりでという無茶苦茶が出来そう。
まあこういう企画はオリジナルにしても危険度高いけど。
ブギーポップの最初の短編形式みたいな構成が限度かな。まあ私があの最初と最後で握手の意味、日常と非日常の意味が違ってるのが好きなだけなんだけど。

4回制限なら、いろいろやれそうな企画だなと思う。

ARIA The OVA ARIETTA

灯里がプリマになりシングルの誰かとペアのアイがいるアリアカンパニーにいる夢を見る。
そこにはアリシアがおらず、灯里はいつかプリマになれば会社を背負い先輩になっていくのだという不安に駆られる。
そしてどうして自分を選んでくれたんだろう。
藍華とアリスに相談すると、そりゃ三大妖精の弟子だからねと、灯里は会社を継ぐ責任を、藍華も姫屋を継ぐ責任、アリスもまたプリマになったら年上の後輩を指導することになると未来への責任に共感。
そして灯里は思い切ってアリシアに相談。選んだ理由は秘密とされながらも実はアリシアもグランマが引退して一人になり上手く後輩を指導できるのか、一人きりだからこそ不安だった。
そんな状況に晃とアテナが何度も再建されたサンマルコ広場の鐘楼、カンパニーレに連れて行く。
このネオヴェネチアの風景の美しさを届けるのが観光案内人だという気持ちが昂ぶり、またこのカンパニーレが再建されていることがこの眺めを残したいという街の意思、それはウンディーネと同じだと。
この街を好きになって欲しい、ウンディーネもいつかはゴンドラを降りるのだが、先輩たちから教えてもらったように、ネオヴェネチアを好きになってもらえば後輩ができると。
そうすれば新しいカンパニーレになる。
アリシアは自分が見つけた素敵を誰かに伝えたいと。
だから後輩を作るのだと。
そうして灯里が選ばれた。
灯里はでも不安ですよねと思うが、アリシアが夜なのにカンパニーレに連れて行く。
アリシアは良い先輩になれるか不安だったのに、真っ直ぐついてきてくれた灯里に自信をもらったんだと。
灯里は美しいネオヴェネチアの夜景を見て、アリシアに抱き着いて、いつか別れることになっても、今はついていきたいと。

アクアの1話の郵便屋のゴンドラで寝て遅れた灯里入社の話が過去回想として、また、入社翌日の朝食の、アリシアのちょっと嬉しいだけよが描かれて、いきなりアリアからスタートして、入社とか藍華との出会いとか、シングルになる希望の丘とか全部カットされて始まってるので、うーんと思っていた部分もあったから、このシーンはよかったな。
 
灯里から、また周囲から見たら完璧超人に見えるアリシアが、実は一人になったから後輩も作れない心細い気持ちだったということを、親友たちに支えられて、自分もまた受け継いだものであり、受け継がせていかなくてはという思いになった。
カンパニーレという観光名所を通して、ここからの景色を消したくないから何度も復元されたのだ。この景色を好きだという気持ちもウンディーネと同じ、この街が好きだから、素敵さを伝えたい、先輩から教わってきたことを後輩に伝えたい、自分が感じた素敵さを後輩に。
だから後輩を作るのだ。
上手く出来るかわからない不安はあった。だけど、アリシアにとって灯里は自分についてきてくれたいい後輩で自信になったんだよ。
だから好きなんだと。これに灯里は愛されてることに照れてしまう。
先輩は自分が好きなんだろうか。そう思うに足るダメダメさでプリマになって後輩なんて無理と思うような気持ちだったのに、先輩も不安で、こんな自分を愛しく思ってくれていた。
いつか別れるにしても今はまだついていきたい。
そんなある夜の話。

今回、街を展望する観光名所カンパニーレになぞらえた素敵さを伝える場所を、観光案内人も同じで、再建されたように、自分たちも先輩から教わったように後輩に伝えていく。
それが自分なんだという灯里の嬉しさを、アリシアもまた後輩に嬉しさをもらっていたという相互な気持ちで。
ああ、永遠を継承する、継承するからこそ永遠という物語として、この素敵さを教えて繋いでいくのだと、物語のテーマがちゃんと描かれてる。

にしてもカンパニーレの光景が本当に見事に美しくて、冒頭のOPの美しさもそうだけど、夕日の光景、そして夜の光景もまた美しくてさ。あの浮き島とかサンマルコ広場のライトアップされていたのが綺麗でね。夜のゴンドラ移動なんてのそうだし。
この光景が美しいからこそ、それを伝える観光案内人を受け継いでいく物語の説得力が増す。

そして普通にアリシアが二件も仕事してるとかもただ良かっただけで表現出来てるのよね。
また灯里たちがプリマになったらが、プリマになったら後輩指導する自信ないを藍華が共感するけど、姫屋継ぐのよという藍華の重みが凄く、灯里もまた小さくとも会社を運営する責任が生じる。会社を背負うという意味ではどちらも重くて。アリスも年上を指導するよで、それは厳しいと思うけど、天才少女故に社運を賭けて社名のオレンジプリンセスをもらうという責任重大な位置になるのであって。
主人公たちの特別さを描いてるな。

いやあ、OVAとしてオリジナルとして申し分ない。このカンパニーレが3期のOVAで暁の尾行で灯里が裏口から侵入できるという特権を受け継いでるんだよね。 あの時、さらっと出てきたと思ったらで、こういうのが先輩から受け継がれる観光名所ご贔屓特権とか融通とかあるんだろうな。
ここが好きだから重点的に観光案内して、優遇も受けて、だからこそ優先とかになってしまう縛りもあるんだろうけど。受け継がれる素敵さが、何百年も変らぬ観光都市だからこそ成立できて素敵ね。

よかったね。 

ゴーストバスターズ

大学の超常現象研究室の3人の博士はやる気あるのかないのか、好き放題やりつつ幽霊に遭遇する手応えを得るのだが、大学から好き放題のために放り出されて、対ゴースト退治会社ゴーストバスターズを立ち上げる。
金も仕事もなく装備だけ家を売って用意して、すぐに破産かなと思うとホテルのゴースト退治で高額報酬と宣伝の結果、ニューヨークにてゴーストフィーバーが発生して一躍時の人に。
バスターズはこの大量発生は巨大な危機が迫ってるのではないかと推測。最初の依頼人の女性が悪霊の親玉を召喚する配下に取り憑かれて、同じマンションの男も同じくで、こりゃやばいなと思っていると環境省の小役人がお前ら何やってんだ、馬鹿にしやがってと電源停止をさせてこれまで捕獲したゴーストが保管庫から飛び出し、街は大混乱。さらに取り憑かれた二人への対処もできず親玉が召喚される事態に。
市長は小役人の催眠ガスでゴーストを見せてるだけという言葉を退け、バスターズの何も起きなかったらそれで済むが起きたら対処出来るのは自分たちだけだと行動の自由と援護を確約してもらい、取り憑かれた二人のいるマンションに突入。
親玉はお前ら滅ぼすから一番恐いの想像しろと言い出して、その手に乗るかと思ったら平和的なマシュマロを想像して巨大なビルぐらいあるマシュマロマンが襲来。
これじゃニューヨーク壊滅だと、捕獲用レーザービームを重ねると危険だが、4人の力を合わせて異次元の神殿を破壊して親玉を押し返してマシュマロマンも消滅してニューヨークを救うのだった。

大ヒットSFコメディ、ゴースト研究者が起業したらゴースト大量発生で大忙しで、ついでにニューヨークも救っちゃうぜ。

やっぱり3人というのが良いよね。コンビだと絆が強過ぎて3人だとなんかつるんでるだけ感があって。
冒頭から女好きでやる気ない奴とやる気あるコンビで、女口説くためにやってるだけのシーンから、おい図書館でゴーストだぜで気乗りしないけど、あ、本当だで。
その時の反応も女好きに二人が計測してるから声掛けてよ、俺がやるの、しゃあない、こんにちは、ギャーで、無理だなで。
そしていきなり大学追い出されるけど、そりゃ冒頭あれ見たらで。

一方でなんとかバスターズ作って、でも破産だなと思ったら、最初の依頼人でボスの伏線を描きつつ、しっかり捕縛する描写があるのは最初だけだが、ダイジェストで一気に人気者になる描写も痛快で。
そしてクソ野郎役に定評のある役者による、ちょっと断っただけなのに、態度が悪いんだよで、大損害で決戦誘発で。

オチもビームを合わせるんだ、それで異次元の扉を壊すというお手軽展開なんだけど、人間形態の敵は撃破できないので、マシュマロマンという匙加減が見事で、最後にクリーム撒き散らすのみで大勝利にできる。
もう誰も人死にも出ないし生物も殺さない、多少汚いという部分はあれども、グロ過ぎることもなく、酷いこともなく、というのが素晴らしくコメディとして後味を良くしている。
だって別に女救ったからって別に好かれる要素ないのに、あのクリーム浴びながら一仕事終わったぜで、キスしたら、まあ良いかで。

いやあ、内容事態はまあまあなんだけど、嫌味がないんだよね。ここエロだから、ここグロだから、ここやる過ぎ、ということがないんだよね。だから大成功してニューヨーク救っちゃったぜで。 

暁の軌跡 クロスベル遊撃士協会

クロスベル遊撃士軍団に独自キャラグラフィックからキャラデザも追加されて、物語上、ゲーム上の存在力がゲームというメタ構造だからこそ、モブじゃないという存在感を得る。
これは空の軌跡でもSCになったらクルツたち遊撃士軍団が顔アリになってアネラスなんかモブと思ったら剣仙の孫という物凄いバックボーンを得てしまう。次に出て来たら疾風とか使えるレベルなんじゃという期待の星に勝手にしてしまえる。
そういうものでさ。
零から碧も、シュリがただの盗みに入ったら気に入られて住み込みの団員になり事実上の後継者になる、ミレイユもランディの元同僚から警備隊の現体制の不満分子を率いるレジスタンスとして独自行動に出て解放作戦の一翼を担う。
そのように物語力が高まるよね。物語はあってもモブから変わって。
トールズの人々が大したイベントないのに生徒に先生とイラストと独自グラフィックがあるだけで、数人集まれば物語が出来そうで。

間違いなくクロスベル遊撃士協会は今後も出てくる可能性大であり、帝国の占領下で追われることになるのか、スコットは地元出身だし、レジスタンスと一歩距離を置くことになる。
政府とは敵対できない。
これまでかなりグレーな分裂した政府や君主の依頼を大義名分に動いてきたけど、もう自治政府は消滅して、政府と敵対することが出来ないんだよね。
だからこそアリオスは遊撃士に復帰しない。レジスタンスと行動を共にするため。

いやあ、本当、見事だよねと。
空や零では女王や姫、元議長からの依頼を大義名分として軍事政権やら独立国相手に喧嘩出来るので、ヒーローだったのよ。政府からの依頼で一緒に戦える。親衛隊やら警察との合同作戦という形で。
なんだけど、閃でも遊撃士を主人公に、王族の依頼を大義名分にしたら、そのままさらっと出来たのよ。実際、アルフィンを大義名分にしてるし、唯一の遊撃士トヴァルさんも、オリビエや子爵と組んで行動しており、大義名分を得て内戦に介入している。
のだけど、クロスベルは政府が降伏しちゃってるから総督府に逆らう、体制転覆を手伝うことが出来ないんだよね。
理由付けして手伝うことはあっても一員にはなれない。
これが碧や閃までは体制側であり平時の物語だったのが、クロスベルでは反体制側の物語になってる。
だからクロスベル編では遊撃士が主人公になれない、ヒーローになれない。
まあレジスタンスがヒーローかは別なんだけども。テロリスト扱いになるわけだし。
だからこそ共和国系の独立話がありそうなんだよな。

良い政府、良い国のために、組織の一員となって頑張るという空の話から政府自体が敵になり、占領政府相手に戦う。零や碧では駄目な政府を良くするために頑張るはずが、政府は戦争吹っかけ転覆させたら戦争に負けて占領されちゃって。
閃に至っては覇権国家の尖兵に成り下がる始末。
敵はテロリストだったはずが、国になっていく。
お見事に英雄であったはずの遊撃士が戦乱の時代に無力化されていく経緯で。
平時ではヒーローは体制を守るために戦うが、戦時に至れば体制に反逆することが正義になる。 
リィンたちが帝国政府中枢へと食い込む体制側の物語になってしまうならば、ロイドたちは反体制の物語を、そしてエステルたちは第三国の国際機関の調停者に、ケビンたちも宗教権威として介入も仲裁も出来るしさ。
次の主人公はどの位置で世界と対峙するのか。

いやあ、キャラデザがついただけで、まあほとんどついていたようなものなんだけど、このクロスベル遊撃士協会はイラストなしのモブ扱いで留まらない、レミフェリア、カルバート、エレボニア、クロスベルと人種というか出身国が別々なので国際チームなわけで、エステルとヨシュア、アリオスの同僚でヴェンツェルなんか帝国協会襲撃のカシウス主導の反攻作戦参加組でトヴァルやサラとも仲間だったり、リンはジンやキリカの妹弟子で、エオリアもレミフェリアの医者らしいし、支援課と同じく大陸動乱の中心点で動いた当事者だった。支援課と一歩違っただけの彼らは、まだまだやばいぐらいの物語が待ってるんじゃないか。
彼ら4人を主人公としても成立する物語があるんじゃないか。
そう想像してしまうのである。 

名探偵モンク8 8話 昨日の敵は今日の友

モンクはセラピーが保険適用外になりグループセラピーに参加。
そこには宿敵ハロルドが参加して案の定大喧嘩に。
そんなグループセラピー参加者が殺されており、関係者が犯人ではないか、ハロルドもお前がグループセラピー受けたくない、独り占めしたいからやっただろと言われるとありそうだと思い、とりあえず参加者を調べると殺害されており、自分はハロルドと捕まってしまう。
実はモンクが入る前に抜けたストーカーだった人物が犯人だった。
このままでは殺されると一致団結して脱出するが、犯人はベル先生に自首していた。
ストーカーを殺してそれを話したセラピー仲間を殺していたのだが、もう無理だと。
とはいえモンクとハロルドは閉所恐怖症を克服して、友情を得たハロルドは離脱して友人になったと。

事件じゃない。ハロルドとの友情話に。

まあ延々と対立してきた、ハロルドは市議会議員でちゃんと家族もいてまともな人物だと改めて、じゃあ和解で。

いよいよ最終シーズンらしくまとめに入った感じだな。延々バトルしてきた奴と和解して、これで終わり。そういうことで。

しかし事件じゃないなというのが悲しい。え、自首で終わり?というのがさ。 

名探偵モンク8 7話 ブードゥーの呪い

少年野球のホームランが直撃して死亡した老婆の家から呪いのブードゥー人形が見つかり、それが死亡前に届けられたもので人形にボールが当たるものだった。警察は呪殺事件だと大騒動になる。
さらにゴルフ場で落雷死した男の部屋からも雷を浴びる人形が発見されることで連続殺人だと。
このことは広く報道され資産家の男が迷信深くて自分のところに人形が送られて来てショック死。
姪が救命士だったので蘇生を試みたという。
モンクは迷信深いのにちゃんとお祈りの道具やらが置かれていないことを不審に思いながらナタリーに人形が送りつけられて行動不能に難儀。
仕方なくブードゥー教の司祭にお払いを頼むのだが、面倒臭い儀式とモンクの気になりで大脱線で、とにかく薬飲んだら良いでしょうとナタリーが塗り薬を飲んで昏倒。
救急車で運ばれるのだが、その救急隊員が資産家の姪だった。
その瞬間、モンクは無関係の無差別呪殺事件の接点が全て最初に駆け付けた救急隊員の姪だと。救命士なので心臓発作を引き起こす薬などがわかるが、普通に死んだら疑われる。なので事故死した人物を確認して、鍵でも盗んで家に人形を期日を偽装して置いておけば呪殺で納得できる状況を作りだせる。
モンクはナタリーも自分を探られるのを回避するために人形が送られ死にそうになってる現状は殺されると捕まえて逮捕する。

モンク式ABC殺人。
最初は呪いの人形ねえと思っていたら、連続殺人になって3件目に富豪と姪が出て来るという状況に、あ、ABCだと気付く。
とはいえどうやってと思ったらナタリーにまで人形が来て、いつものコントからの搬送になるが、終了間際に姪が再登場で、ああ、そうかと、モンクと同じように気付く。
ちゃんと新聞で救急隊員が出てるのよね。救命士であることもちゃんと言ってるしで。

単純に事故死なのに、そこからの工作で事前に呪われたように見せかけている。単身者なら侵入工作はわからないし、事故死といっても大都市なら毎日何件かあるもので、その一つに紛れ込ませればで。
職務を利用すれば可能な犯罪で。自宅を捜索して箱でも見つければ立証可能か。
まあナタリーを殺す寸前の現行犯なんだけど。

しかしちゃんとABCモノとして本命を隠す連続殺人、ではない、事故死を連続殺人に偽装して本命だけは手を下したのがスマートに思える。
まあモンクの場合、初期の殺人自体が隠蔽や陽動のためという本末転倒とかで、動機なき殺人が実はのむごさがあったからさ。
今回のは標的のみでまともに思える。 

名探偵モンク8 6話 ブチ切れナタリー

演劇でジュリーが歌も歌い、しかも美声でうっとりという状況にナタリーも大満足なのだが、なぜか有名評論家が来ておりジュリーの歌を特に大酷評。
親の贔屓目に見ても良かったはずだと大激怒の憤懣やるかたないナタリーは、その劇場近くのホテルでの女性飛び降り事件の捜査中に新聞社に怒鳴り込むのだが、評論家が現場に残ったコロンと同じのをつけてると勘付いて、しかも被害者はウェイトレスで評論家は常連、ボスの娘と婚約してることから、不倫していてバレそうになったから突き落として殺害したと。そしてその時間はジュリーの歌声の時間だから抜け出していたから歌を知らずに酷評と書いたのだ。
そう推理を組み立てても、酷評のやっかみだとしか思われない。
ならばとモンクに捜査を依頼して、劇場の客席が定位置だったのに、個人席にいた、また個人席のライトが意図的に壊されていた。
このことからモンクは偽装の可能性ありと見る。
しかし証拠はない。
そんな時、劇場のトイレ係が暴行を受けて意識不明になり所持品に、あの日の劇を見た際の蛍光塗料の腕時計を持っていた。評論家は腕時計を持っておらず、暗くして格好だけ変えて入れ替わっていたのだと。
そう推理するものの、やはり証拠はない。トイレ係も意識不明。
そんな時、モンクとナタリーは罠を思いつく。
ジュリーに評論家に暴行された証言をさせて、会ったことないと証言させて、酷評したジュリーを知らないのはその時間に殺人をしに劇場を抜け出していたからだと裏取りが出来る。
これにナタリーは酷評が突き刺さったろと言い返す。
そしてジュリーは演劇系の大学に合格する。

最終シーズンだとジュリー初か。中学生だったのにもう大学生か。最初は小学生だったかも。6シーズンだから6年だからそれぐらいか。女の子だったのが、いつの間にか美人になっちゃって。
そういう感慨を持てるのが長期シリーズだからだよな。
子供は成長するけど、大人はさっぱりだからさ。ナタリーより背が高くなってるんだよね。

そんな感じでナタリーのやっかみ混じりの推理が的中していた回。
ナタリーの愛嬌ある魅力が炸裂していた回で、何しても憎めないし、抱きつくと思うからやめてね、からのやっぱりの抱きつきと警部たちにやっぱりやっぱりやっぱりとつつく動作とか、40過ぎのおばさんを実にチャーミングに見せていたね。

しかもこの事件、ナタリーがあの人、評論家だとチラ見していたし、劇場後もあのジュリーの歌が良かったよと念押しの世間話するんだよね。 この時にジュリーの名前を出してるから適当に選んで酷評記事を出す。
これが命取りになる。
入れ替わりのアリバイという単純だが誰も気にしないようなことで完全犯罪に出来たのに、ナタリーが同じコロンだしウェイトレスと常連で付き合いがあったかも、付き合っていたらボスの娘と婚約なんて出来ない、酷評は抜け出して殺しに行ったからだと見抜く。
そして証拠がジュリーに会ったことないと証言させることで、酷評したのに知らないんですかという見事さで。
娘の不名誉をそんなはずはないと雪ぐ執念が見事果たされるカタルシス。 
大学合格も文句なし。

今回は犯人は分かってるし推理もその通りだろう。だけど証拠はというモンクらしい回で、テーマ的にもちゃんと一貫してナタリーメイン回として上手くやったな。 面白かった。

ARIA The ANIMATION 1話~13話

1話 その素敵な奇跡に
火星をテラフォーミングして水の惑星アクアとなりそのアクアでヴェネチアを再現したネオヴェネチアにて人気水先案内人ウンディーネを目指してゴンドラ漕ぎ見習いをしているアリアカンパニーの水無灯里は見習いゆえに客を乗せられないのだが、突然、見知らぬ少女アイがゴンドラに乗りたいから友達扱いだと乗り込んでくる。
じゃあ練習に同行するという形でゴンドラに乗せるのだが、このアイという少女は灯里に電話で先輩のアリシアのゴンドラに乗りたいと予約しようとした子だと気付いて、あれこれ質問する。
どうやらアイはこの不便で前時代的なネオヴェネチアがあまり好きではない様子。灯里は車もないし食べ物もカットされてない自炊とかできる自分でやれる感じが好きだと励まし、お昼に屋台で出来立てじゃがバターを一緒に食べるとアイは作り手の顔も見える状況にお礼も言って少し認識が変り、海に流されたアリア社長を助けに行くとアリシアがちょうど通りがかり救って、その格好良さから、アイは背景を語り始める。
アイには結婚した姉がいるのだが、新婚旅行でネオヴェネチアに来て、とんでもなく素晴らしかったと自慢ばかりで鬱陶しく嫌いになり、姉のことは好きだったので自分も来たら好きになれるかなと思ってやってきたのだ。
その通り、凄く良い所だった、自慢し返してやると思うが、灯里はお姉さんは自慢してるつもりなんかなかった、ただ教えたかった、好きな人にはそういうものでしょうとアイも自慢したいのはそういうことだと同意する。
アイはいつの間にか嫌いだったのを好きになっちゃったと。
そうして別れたアイから姉夫婦に子供が産まれた写真をアリシアさんにと渡されるのだが、そこでアリシアは喧嘩して大変だった新婚だと覚えていた。
嫌いなこと、嫌いな人を好きになれたら、それは大切な人になる。それは努力で起こした奇跡でそれを起こしたのはアイ自身だと。

2005年の大ヒットヒーリングアニメ。
久しぶりに1期を見ると相変わらずの純度の高さに惚れ惚れ。
OPの流れ込みのウンディーネもそうだけど、静かな朝の立ち上がりを描いていて、OPが終わる頃にはよし、今日も頑張ろうという開始のところまで行ってるので、シナリオの立ち上がりが良いんだよね。
そしてアイちゃん同乗のゴンドラ観光案内も、強引に乗って来たけどつまんないで。
うん、まあ、観光案内してくれるわけでもない、のんびりゴンドラ移動を見てもねえというだけで。
でも食べるじゃがバターが地球じゃ全自動になってるのにこんな屋台で食べるなんて、しかも一個丸ごとで食べ辛いけど、美味しかった。
このアナログな、大昔のことを体験するのも観光でね。

また今回の癒しポイントが、姉が自慢していたのが嫌で自分もやってきて、好きになれた、というだけでもほんわかな癒しポイントなんだけど、それだけじゃなく、自慢じゃなくて好きだから教えたかったんだよ、そうでしょう、で、ああ、そうですねと姉が意地悪して自慢したんじゃないという愛情もわかるし、またオチでアリシアさんが喧嘩した新婚だって言い出して、滅茶苦茶良かったとアイに言っていた姉が実は結構ボロボロな思い出だったのに妹には最高だったって自慢する。
仲直りして子供もいる、あれも良い思い出になった。嫌な部分を好きになれて、良い思い出だけになった。
嫌いなものが好きになれていた奇跡はお姉さんも起こしていた。
そんなどこにでもある奇跡をファンタジックに美しくヒーリングに。
それがARIA。

いやあ、良いですな。もう癒されまくり。
1話目からちゃんと地球から旅客船で宇宙を渡って来ている描写もSFしていたし、暁も電話で登場して、恥ずかしい台詞禁止だけど最後は自分も言ってしまった藍華も登場している。 
風車が回る風景、髪を揺らせる風が良いんだよね。
そしてEDのラウンドテーブルのレインボーはシリーズ一だと思うね。
音楽良しで実にヒーリング。

2話
アクアアルタで水浸しのネオヴェネチア。どこもかしこも休業状態なのにアリア社長の食事の買い物に出た灯里はいつもと違う風景に雨にも降られて迷子になってしまう。
そこを友人の藍華がいる姫屋に入れてもらうのだが、藍華は師匠である晃に雨でもちゃんと練習しておけとガミガミ言われて、憧れのアリシアならもっと優しく言うと反論したら、アリアカンパニーに行ってしまえと言われて、じゃあ移籍すると家出。
アリアカンパニーに泊まることになるのだが、翌日の朝早く、迎えに来た晃になおも反抗する藍華に、じゃあレースして勝ったら移籍させてやると言い出す。
灯里はどうしようと心配しまくるのだが、藍華はあっさりとレースを放棄して晃の好物の胡桃パンを買って帰ることに。
実はお互いに喧嘩したら距離を取って頭を冷やして、切っ掛けを用意するいつものことだった。藍華は姫屋の跡取りとして従業員たちから敬語を使われて距離がある自分に呼び捨てで向かって来てくれるありがたさをわかっていた。だから喧嘩してご機嫌取りを用意する。
晃もまた本気で移籍したいなら会社に掛け合ってやると思うがアリシアはわざと負けるでしょうねと。
そんな晃を灯里はアクアアルタのようにいつもと違う顔を見つけてくれるようだと。
恥ずかしい台詞禁止。その禁止というのは晃の口癖が移ったものだと。
結局胡桃パンを貢物にレースもうやむやでお説教しながらお茶を皆で楽しむ。
そんな藍華と晃の様子に自分とアリシアもああなりたいと思うのだった。

ネオヴェネチアゴンドラ観光協会のスリートップの水の三大妖精、姫屋の晃とヴェネチア水没の休暇日に藍華の喧嘩。 

いやあ、今回ものんびりと美しいヴェネチアの水没した風景がOPと共に滅茶苦茶美しく表現されて、非日常的な美しさがあったな。リアルだと海水が床上浸水までされたら、もう汚くなってしまうが、SFの未来ストーリーなのでそこら辺のことはへっちゃらなのだ。

そして長靴で風景の変った街を歩くという非日常ノスタルジックを描きつつ、姫屋で雨宿りで自然と藍華が一つ年上、跡取り、ついでに社長が猫なのは願掛けとか、三大妖精なるスリートップがいて、アリシアと晃とアテナがいるということ、実はアリシアと晃が幼馴染の仲良しだからライバル視などが説明されていく。

で、喧嘩して出て行き、藍華が落ち込んだ自分を励ましてくれたシングルはアリシアさんだったという憧れを描いて、迎えに来た晃からレースだという翌朝に話になるのだが、そんなレースなんて口実なのだ。
泊まりに来た時の食事の時、藍華はずっと晃のガミガミぶりを話題にし続けていたように、恥ずかしい台詞禁止も、晃の禁止という台詞が移ったもので、大好きなのだ。
姫屋の跡取りである自分に真っ向から向かってきてくれるのはあの人だけだと藍華自身もわかっていた。
本気でぶつかるから喧嘩もしちゃうけど、ちゃんと冷却期間を考えている。
晃も同じように、本気で思ってるからぶつかっていくし、本気で移籍したいならやらせてやると思ってる。アリシアとも喧嘩してると思いきや、お茶飲もう、うん、でさ、そういう人なんだよね。
だから、胡桃パンでお許しくださいで、セーフでさ。
この距離感の違いを、アリシアと灯里と違っていることをちゃんと描いて、でもお互いを思いやっていることを描いて癒されます。
単に喧嘩して、そろそろちょっと謝って終わりというだけなのにさ。
アクアアルタのいつもとちょっと違う風景とリンクさせた心理描写もお見事。

いちいち雨宿りが、駄目だったとか、美味しく作ったら戻れないよとかも良いよね。

3話
夏のネオヴェネチア。高難度の入り江に挑戦する灯里と藍華はそこでオレンジプラネットのペア、アリスに出会う。
アリスは中学生でスカウトされたのだが、プロにもなりきれず愛想笑いもできない。
そんなアリスも灯里の笑顔には感じるところがあるのだが、灯里が暁に友達ルールでゴンドラ移動させられて、観光案内させられてるのに遭遇。トラブルかと思うが、モミ子だと強引に呼んで嫌がってないか、やっぱり愛想笑いしてるぞと思うのだが、楽しそうな笑顔には惹かれて同行。
気難しい暁をなだめているのは兄貴から立派な観光案内人だと賞賛される。
そして暁からゴンドラ移動のお礼に浮島へ招待され夕暮れのヴェネチアを見て、アリスはこの人は自然体なんだと気を抜いて風に身を任せて、笑うのだった。

でっかいが口癖の後輩アリスちゃん。
能力をさらっと入り江で漕げるで見せつつ、雑誌でも紹介される新鋭で、でもその無愛想さを学校でも同じく、プロじゃないから接客は苦手で。
そんなアリスが、入り江のお花が綺麗でという灯里の美しい笑顔に惹かれて、愛想笑いじゃないねと思っていたら、本気で接客して、暁とのちょっと嫌そうに見えるだけでトラブルだって思ってしまう。
単なるちょっとした会話なのに。
その無駄なやり取りがわからない未熟さをちゃんと描いて。

一方、暁が金がないがちゃんと無料乗りのお礼に浮島に連れて行って、美しいオチで。
サラマンダーは気性管理で暁は最初のお客だったとのこと。
オレンジプラネットも新興で老舗に並ぶとのこと。

入り江の風も冷たそうで癒される。
ほんのちょっとのことが癒しになる。美しい風景と共にね。

しかしアリスの友人アンナっていたんだね。

4話
夕方の合同練習帰り、運送屋シルフのウッディと遭遇した灯里たち。その後の夕飯の買出し中、灯里は謎の少女アミから手紙を託される。
だが、宛て先も住所も検索に引っ掛からず、郵便屋のおじさんに頼むと中身はデータカードで大昔の通信手段だと教えられ、とりあえず宛て先を調べると。
そして現在使われていない開拓基地だと。だが、もう使われていないと。
灯里はゴンドラで一ヶ月のところをウッディに頼んで一緒に丸一日飛ぶことに。
ウンデイーネは気持ちを作る、シルフは思い出を届ける。いい仕事だとエールを送りあう。
そして到着した開拓基地はすでに水没。
墓地になってるその墓碑に手紙を発見。水没前に配達された古いもので、しょうがないので再生してみせること。
その映像はアレンという夫を待つ女性アガサが案じる手紙だった。
灯里は猫のアミがせめて飼い主の思いを届けようとしたのだと知る。

誰かが頑張った、夢を信じれば叶うのだと。 

壊滅した開拓基地への手紙。
アリアのファンシー、メルヘンホラーとして、また感動話としてちゃんと成立してるな。
突然女の子から手紙を届けて欲しいと言われても、ええ?はい、わかりましたと託されて、あれ、どこだろうと思ったら、壊滅した開拓基地?誰かいるのかもと行ってみたらで。
結局アリシアさんもエアバイクで来てしまうとかモニターが用意されていて、都合がいいと思っちゃうんだけど。

一方でこの不可思議な依頼を女の子からのだし、頼まれたので、暇だしやってみる。
すると、あれ、住所ないぞで。
郵便屋に頼むと百年ぐらい前の開拓基地じゃんか、人、いるかな?行ってみたら水没して、墓地だけがある。
水没前の基地に当てたものだったから届ける。
そうして、ビデオメッセージに、猫が映っていた、それはあの少女。
そしてあの風景は迷い込んで少女と会った場所。
アリシアやウッディは大昔の手紙を届けて欲しいと子孫が頼んだようにしか思えない。しかし灯里だけは愛猫がせめて御主人の気持ちを届けたいと人間に化けてまで待ち続けて託したのだと知る。
それはファンシーでメルヘン過ぎるものだったが、直接会うからこそで。

そして意外と好きなのがウッディとの会話なんだよね。荷物運びのシルフのことを思い出を運んでいると称して良いなと思う灯里に、ウンディーネは思い出を作ってるじゃないかといい面を讃えて、お互いにエールを送りあう様子が微笑ましい。
またエアバイクで何時間も海の上を飛ぶからこそ、この海がなかった、それは氷河を取り出して海を作った、誰かがテラフォーミングを頑張った。この星を水の星に変えようとした夢を叶えた人々がいるんだ。
のんびり未来ヒーリング日常系をやっているけど、そのバランスとして地球は環境汚染が進んでいるし、美しい水の星になったアクアでさえ元は水が存在しない星だった。それを珍しくもない大量の水の発生で開拓基地が潰れて犠牲者を出していた。
今ののんびりもまた大きな犠牲、頑張りの上に成り立っているのだ。
せめて思いだけは時空を越えても届いたことが救い。

この1期の実はSFでバランス取ってるのはさすがだと思ったね。まあ浮いてる感じでもあったのだけど。

5話
ネバーランドという無人島に招待された灯里たち3人は先輩であるアリシアと晃に特訓を受けさせられるのだが、午前中は特訓して午後は遊ぶことに。
そんな時、灯里は遊び疲れてリボンがなくなってることに気付くのだが、同時に子供の頃、リボンをなくしたのに、新しく買ってもらって探すのをやめたことを思い出す。
大人になればネバーランドの存在をお話のことだと忘れてしまう。
それでもふと思い出す時が来る。灯里はこの島が、そしてアクアがネバーランドのようだと童心に帰れたと笑うのだが、なくしたリボンが流れ着いて泣き出してしまう。

素敵なのはあなたが素敵だからよ。
無人島での合宿なのだが、会社に同期のいない灯里の3人一緒で練習って凄く素敵だと舞い上がっちゃう気持ち、丸太を漕いでみろに全員失敗しながらアリシアと晃ができちゃうことで、先輩さすがで。
その後もビーチバレーに崖からの飛込み、簡易ボンベでのシュノーケリングとあまんちゅネタの前身もちょっぴりあって。
そんな特訓と遊びで疲れてしまう楽しい日。
地球では海水浴などできないからこそ感動も人一倍だが、リボンをなくしたことで、子供心を思いだす、大切なお気に入りのりぼんにも代わりがある。それが大人になること。
ネバーランドの存在をお話だと知るのもそう。
だけど、地球の環境汚染で海にも入れない世界を思えば、このアクアやこの島はネバーランドだ。奇跡で出来ている。夢の世界だと。
そんな時、見つからないであろう、りぼんが戻ってくる。それは手放した夢、童心が帰って来ること。だから胸が一杯になる。
童心に帰らせてくれる、美しい物語の世界、それが作り物とはいえ存在する。だから。

ただ綺麗なビーチで遊びましたを、アクアの美しさはネバーランドだというほど絶賛する展開に持って行き、その住民である灯里たちを御伽噺の住人にさせる展開がさすがだったな。
これがどんなファンタジーが起きてもメルヘンだぜという間接要素でさ。
あのリボンのシーンも実に示唆的で、リボンぐらいどうでもいいと思うのが大人で童心との別れを示唆して、忘れるぐらいのこと。なのに戻って来た、童心が帰って来ちゃったで。
言い表せない感情だよね。

一方、今回の名言は素敵素敵と灯里が感じられるのは灯里が素敵だからだよというアリシアの台詞が、感激屋で何でも楽しんでしまう才能を見抜いてる。この世界が素敵だと思っている人はただの砂浜を素敵だと思える。
灯里の恥ずかしい台詞はそういうキャラ性が見事に出ている。
 
6話
藍華が社員旅行で不在なのでアリスと合同練習する灯里。どうも不機嫌なアリスは左手がふがいないと言い出して、相談に乗るので灯里はオレンジプラネットの寮へ通される。
実はまあという火星猫を隠れて飼っており、藍華に相談したかったけど、灯里では何の助言も出来ず、ずっと飼い続けるのは出来ないでしょうと。同室の三大妖精のアテナに相談したらと促しても規則は変えられないと無視。
しょうがないので灯里は傍観するのだが、会社の同僚たちにはまあ君を飼ってることはわかっており、学校に行ってるあいだに覗いたら逃がしてしまったと。
それをアテナ先輩がカンツォーネを歌って落ち着けて、自分が次の社長になれるよう手続きしておいたと。
これにドジっ子て左手のようなふがいない人だと思っていたアリスはありがとうキャンペーンをすると言い出す。

ぼんやりしてドジで突然歌いだす変な人だけど、気遣い上手のアテナ先輩。
アリスちゃんが左手、使えないと言い出すし、中学生が自室でルール無視でペットを飼うとか、う、うん、無茶だよ、ちょっと変だよという部分を、さらに上回るアテナ先輩の水を飲もうとしたらこぼし、水差しの水もこぼして被っちゃう無茶さを見て、この人には頼れないと思ってしまうことで先延ばしするのが、なかなかずるい。
そんなアテナを不甲斐ない左手と同じと見下していたアリスは、アテナが実は見てみぬ振りをしてくれたり食堂でも水やら調味料をさらっと用意して、最後も全部お見通しで手続きもしてくれて、実は左手と同じく自然と知らないところで支えられてるんだよと。
アテナはそういう人だと描いている。
結構無茶だと思うけどね。

珍しいオレンジプラネット制服の灯里とか巨大施設、最大手の会社の巨大さを描いて。
この食堂にアトラや杏はいるんだろうな。 
同僚は3話でアリスと擦れ違った人たち。

しかしアテナさんは、歌も声優も亡くなって、登場するだけでしんみりしてます。

7話
晃指導の合同練習をする灯里たち3人は午前中は晃の仕事に同乗して、晃はトップらしく新婚のアラシとアメリを馴れ初めを交えて同じ逸話の銅像を解説してみたり、花屋と擦れ違い様に花をプレゼントする気障な演出や舞台をすぐにチケットが取れるように手配するなど行き届いた観光案内を見せる。
この様子にウンディーネファンのアメリは午後からも練習に同乗したいと言い出して、観光案内なんて誰でも出来るでしょうというアラシの言葉にプライドを傷付いたことで晃は水先案内人の厳しさを教えようと同乗を許可する。
灯里は遅過ぎる、藍華はスピードが速過ぎる、アリスは素晴らしく上手な操船だが声だしが下手だと。
そうしてスパルタな客相手にはない厳しい姿勢を見せる晃にアラシたちは驚きつつも、最後は水位の上昇して橋が通れない中で帰宅すること。
これはプリマでも難しいのだが、案の定、いつも通ってる道が通れないで大ピンチ。
プリマになったら誰にも頼れないし客を乗せてるんだぞと晃は追い込んでいくだけで助け舟も出さない。
この姿勢にさすがにそれはないだろうと思うアラシだったが、最後まで見習いだけで突破させるように見守る姿勢に、真剣なんだと。
そうして晃は贔屓のピザ屋でマルゲリ-タを食べさせて、もう反省してるからそれ以上説教しないと。
厳しくされて落ち込むけれど、温かい気持ちが輝いていく贈り物だと。

晃さんに同乗して実地訓練。
ちゃんとOP中にお手をどうぞという訓練をしている地味なシーンがね。
そして新婚さん相手に3人も同乗者がいる気まずさや気障演出に旦那さんが、うーんとなっていく、旅行誌だけ見て、余裕のない感じや自分が主導したいけど出来ないからだまっちゃうプライドがあるんだよね。 
男一人のきまずい感じとかどんどん奥さんが決めていく不愉快さとか、よく感じるね。
もう一緒にガイドよりも二人きりでさと思ってるのもよくわかる。

そして晃の実力を前半の短い時間で、この劇場はこういうものでこういう演劇をしているという宣伝案内と見たいのならばチケットを取る方法も提示して、花屋が擦れ違ったりすると花をプレゼントしたり、カルメンですよとほかのウンディーネたちの様子を見せたり、どういう出会いでという話から御主人にどことなく似ていますと持ち上げたりと実に行き届いた様子を見せる。

これがあるから灯里がやあウッディさんとかよそ見するな、スピード遅い。藍華の早くてぶつかるところだったろ。アリスの操船をぶつからずに擦れ違ってさすがと思ったら、声だししないと交差点でぶつかるぞが未熟に見せられる。
ちゃんとお仕事ものしてるじゃんで。
水位上昇でいつもの道が使えない、さあどうする、プロだと助けもないぞと厳しく見守っていて。
ギリギリアリスのピッキングで突破したけど、本来なら頭に地図が入ってないと駄目で、市内をグルグル回るのは水位を学ぶ意味もあって、無駄じゃないよね。

あと、晃が客の前で鬼コーチモードでドン引きさせつつ、でも練習を見学したい客の要請があるからということで、観光案内じゃないから出来てさすが。
またアラシが船が漕げて愛想が良ければ、というのに、簡単にをつける辺り晃のプロ意識がわかるし、さらりと晃の観光案内を見せられた後でボロボロの灯里たちを見せられると、それも八方塞になってる様子を見せると厳しいよねと。
旦那さんも真剣なんだとわからせる。

晃が反省しているからわざわざ追い込むこともしないというさっぱりした人で、おいしいピザも奢ってくれて、ファンになるよね。
地味にガイドブックを置いていくオチも自分の目で観光してくださいが効いてるわけで。

いやあ、なんか詳しくやると、水先案内人って、ゴンドラの操船技術、人当たりの良さと話術などの接客術、観光案内が出来る名所を解説したり道々の知識など、いろんな能力が必要で大変。
ずっと灯里たちが市内をグルグルと回ってる日常とか観光名所に出入りしてるのは地理と名所を覚えるためで、ついでにピザ屋と晃が話してるシーンとかで時間外でも取っておきの店として使わせてもらったり、劇場のチケットを調達とか、全部顔を出して出来るし信頼関係も構築するぐらいのことがあるんだろうなと。
この1話でいろいろ感じるところがある。
観光案内業としても添乗員が引率するとか現地ガイドとかで、ウンディーネは現地ガイドなんで地域密着の観光都市だからいろいろと利益誘導に成功してこそ一流でさ。だっていちいちチケット取るのに手続き面倒だしさ。行きたいと思ったらすぐに行けたら楽だからさ。そういう手続き込みでガイドでさ。

8話
アリア社長の家出とヒーロー。

アリア社長が使えない寂しさを感じる。何やっても駄目で。これを人間でやるととりかえしつかない。
でも後半のアリア社長ヒーロー編で灯里がサーカス教室に飛び入りしたり、藍華がアル君をサラッとデートに誘ったりという日常を感じる。 
ケロロ軍曹ぐらいしかネタがない。まあ落とした人形が家の前に来たら恐いけどね。

9話
練習がマンネリになった藍華は三大妖精や伝説の大妖精を越えることを夢見て水先案内人の歴史に菜を刻むのだけど、これじゃ無理だと。
ならばその大妖精に教えを請おうとアリシア経由でグランドマザーの隠居先の日本風の田舎に向かうが、普通に農作業するのみでおいしいごはんを食べて休暇を満喫。
良いけど良くないという藍華に最高に楽しめば一番になれる。その言葉に納得。

実はアリアカンパニーが30年という業界最長記録保持者が在籍した会社とかアリシアが最後の弟子だとかを紹介しつつ、普通に田舎で休暇を満喫しました。
料理と風呂や寝具は用意してくれたけど、食材は調達してねぐらいで、その採取もお楽しみで。
別に難しく考えることはない、仕事を楽しく出来たら、それだけでというのが、30年やり抜いたのだからとはいえね。
この田舎を満喫もマンホーム、地球ではこんな田舎もなくなってるらしいという話があるからさ。普通に農作業するのも特別というのが。

ただ楽しく自由に行うというためにアリアカンパニーが作られる。これも意外とほかにも小さな会社がいっぱいあると思うと違うもんでね。
夏から秋へ。

10話
冬のネオヴェネチア。ふと温泉に入ったことがない灯里のためにアリシアが一緒に行こうと考えて、藍華が主導して温泉宿へ。
その温泉を満喫する灯里は本格的な冬の到来に冬虫と別れを告げて、冬の到来を毎年心待ちにするようになる。

冬とは寂しく厳しく、しかし春を待つ待ちどおしい季節でもある。
買い物して薪拾って、温泉宿に泊まって温泉と食事を堪能しただけという最近のアリアは冒頭しか練習してない。また瓦礫の露天風呂は良いけど、海と繋がってる温泉は温かいの?
冬の余暇を楽しむのは良いんだけどさ。
冬虫との出会いと別れ、それが季節が巡るということ。 

11話 そのオレンジの日々に
冬の雪が降りそうな寒い日。アリアカンパニーに練習帰りに集まる灯里はアリシア、晃、アテナの三大妖精が集まっており、自分たちにもあなたたちのような時期があったと言い出す。
その出会いを語ってくれる。シングル時代、同期のいないアリシアの様子見にやってくる晃はある時、オレンジプラネットにプリマ間違いなしの新鋭がいるという噂を聞く。
そこにぶつかってきたドジっ子のアテナから情報を聞き出そうとするがボケッとしているから無理かと思い、そこから一緒に練習するようになるのだが、ある日、カンツォーネの練習だと海辺で歌えばその見事な歌声に周囲は静まり返り大喝采に。
お前かが噂のシングルか。
ということでアテナがそうだったのだが、晃は歌を猛練習したけど結局敗北、アテナも歌しか駄目でオール裁きも接客も下手だったから一緒に練習できて助かった、アリシアも同期がいないから一緒に練習できてありがたかったと。
でもそんな日もいつかは一人前になって終わる。 
永遠に続くと思ったのにと。
しかし今も仕事は楽しく後輩も出来て幸せなことには代わりがないと。今楽しいのは今が一番楽しいことだ。
そんな言葉を聞いた藍華は恥ずかしい台詞禁止と帰り道で叫び、見送りに来た灯里に寂しがるな、明日もまた会うんだからと励ます。
が、灯里はふと見送る藍華たちの姿が橋を越えて見えなくなったことから、橋まで行って、また明日ね、と大声で手を振るのだった。
変わって行くから大切なこと、変わらないから大切なことがあるのだと。

あの頃は楽しかったじゃなくて、あの頃も楽しかった。
アリアシリーズ最高傑作エピソード、オレンジの日々。
もうシリーズ完結後から見るとみんな一人前になってそれぞれが別れて行くラストを知っているから、そりゃ泣いたねえ。
涙の質が初見の、ただ未来を思っていつかの別れを思って泣くのとは別に、視聴者は完結を知って彼女たちも3期で別れることになって、その時の寂しさと一人前の嬉しさ、そして後輩が出来る嬉しさを知ことを知っている。
そして今回集まったように、また3人で集まる時が来るのだ。
でもそれはこの見習い時代の時間しかない時代とは違うもの。このままではいられないし変わって行く。けれど、変らない大切なものがあるのだ。
だからこそこの掛け替えのない時を生きる3人のまた明日に感動する。

単に学生時代一緒に練習した親友と社会人になって久しぶりに再会する。その程度の話なのよ。それをここまで美しく描いてくれて。
もう、あの見送りのシーンは泣くしかないのよ。
毎週、物凄く仲良しになってることを描いてるのよ。アリス登場以降、5話ぐらいからほとんど一緒だからね。冒頭が毎回3人で練習してましたからで。藍華は灯里の部屋に泊まってるし、アリスの部屋にも泊まってるし、グランマの家に泊まりにお風呂にも一緒に入り、温泉にも入った。
大親友なわけよ。
この仲良しな関係もいつか終わるのかって寂しくなって、でも私たちはまた明日も会うのよ、また明日ね、それを大声で、また明日ねと叫ぶ。
ただ寂しくなって叫んだだけなのに、恥ずかしいシーンで、ディフォルメされてるのに、泣けるんだよ。

これがアリシアさんたちの過去話が、5年ぐらい前の話に過ぎないのだけど、三つ編みツインテールのエビフライ結びアリシアさんとか短髪の晃さんとかおかっぱ気味のアテナさんとか、今と髪型も違う若い感じで。
この3人のやり取りが過去話として、もっと見たいと思わせる楽しげなものなんだよね。
幼馴染を心配してくるツンデレな晃に感謝するアリシアやボケボケなアテナで。
あのオール裁きをミスったり、ゴンドラを激突させたり橋に激突したり、アテナさん、やべえよというギャグで、でも昔からハキハキしてる晃とマイペースなアテナとかいい感じで、みんな可愛く、忙しくなく、夕日を一緒にゴンドラを漕いだ。
で、歌のシーンもいつか歌うんだよ、じゃあ手本見せて、じゃんけん、アテナからねのヘタレ感とか、そこから歌の見事さもあるが、ざわついた観衆が歌声に目を奪われて動きを止めていく、姫屋からどこで歌ってると窓が開いていく、そしてアリシアと晃の驚いた表情、歌が終われば大喝采という演出も、あの歌声が本当に見事だったと演出してくれて。ダメダメなアテナさんがそりゃそうよで。

こんな三人がお互いに練習した、歌を練習し、操船と接客を練習したんだって、これが美しくてね。
だからこそ今が少し寂しく、でも今も続いてる関係に楽しくなる。

本当に今回、思い出話をして、今も付き合えてハッピーだよって描いてるのに、ちょっぴり寂しいからお別れが名残惜しく、また明日と叫ぶだけで、こんなんで泣けるとか奇跡としか言いようがない。それぐらい凄まじいのよね。
これが本当にノスタルジーに訴えかけて、癒してくれてね。
原作の素晴らしさもあるけど、牧野由依のシンフォニーが挿入歌として流れつつの、また明日ね、だからさ。
ここのシーンは作画も演出も音楽も全て完璧でした。
作画が実はあんまり良くないアリアなんだけど、今回はかなり良くてね。
三大妖精のシングルとプリマの頃も美人だったしさ。アテナさんがショートヘアで良いんだよね。

今回の楽しいをずっと見つけていくんだは、あまんちゅの楽しいは正義で最強と同じく天野こずえ節だよなと思わせてくれて。あまんちゅは3年間充実した学園生活を送るのだということが目的になっており、それに向かってるけど、ARIAはずっと毎日楽しく、楽しいものを見つけていく話で。それを続けたから大妖精や三大妖精なのだ。それが貫かれている。
人生は楽しい。どうなってもそう思わなくちゃった。

全てを見終わった後でさえ、本当に失われていく日常の中で、また明日の価値は変らない。 

12話
雪のネオヴェネチアは観光業は休止中。その休みを利用して灯里はネオヴェネチアで一番古い橋を見に行くのだが、途中のトンネルを通ると雪が消えて不審に思っていると星野明子という女性に出会う。
彼女は川に水が来るのを撮影するために待っているのだと。
川に水?と不思議がる灯里はそのカメラのデータカードが開拓時代のものだったことから、今は開拓時代だと気がつく。
わざわざ水を汲まなくてならず、川にも水がない。
多くの開拓民たちはそれを何年も心待ちにしているという。
灯里は必ず水の星になると断言して、その言葉通り、水はやってくる。
この水があれば多くの人がアクアにやってくる。そして発展すると。
灯里はここから全ての素敵な出来事が始まる。この人たちの願いから始まったのだと。
星野先生は灯里の言動から未来から来たのだと悟り、別れて行く。
アリアカンパニーに帰宅した灯里はアリシアに抱き着いて胸が一杯になるのだった。

さよなら私のアッヴェニーレ
灯里がタイムスリップしたのは開拓時代、ネオヴェネチアが始まる日だった。

もうシンフォニーの畳み掛けが凄まじくて、開拓基地の人たちが氷を融かして水を湧き出させることでこのアクアが水の星へと変貌させる。それを開拓民たちはずっとずっと願い続けて来た。何年も待っているという台詞だけで、さらっと終わってるけど、開拓の長い歴史を感じさせて。
誰かが、そう名も知らぬ彼らが懸命に惑星を開拓して、人工的に自然や施設を作った。そうして素敵な惑星を作り上げた。
灯里のいる時代の何の心配もない時代に至るにはもっともっと大変なこともあっただろうけど、ネオヴェネチアが作られる名も知れない町に水の都となる水がやってきた。
それが始まりなんだ。この12話やってきたのんびり優しく素敵なアクアの全てがこの日から始まったんだ。
もう最終回ですよ。 
名も知れぬ開拓者たちが歴史を支えて、SFですな。

4話と12話は完全にオリジナルなんだけど、浮いてるっちゃ浮いてるんだけど、オリジナルさえあの水準で、素晴らしいとしか言えないよ。
先祖たちもいるからね。自分の先祖なのか、はてさて。

13話
年越し大晦日。サンマルコ広場にて街中の人が集まって騒ぎまくる。そこにアイまでやってきて、文通で知った人間が本当にいたと大喜び。
そんな知り合い総登場の中、アイはアリア社長を追って不思議空間に迷い込み、アクアに歓迎されたのかもと。
そうして年越しを迎え、初日の出を一緒に見届けるとアイの姉が迎えに来て、赤ちゃんを抱えていて、写真より大きくなっていたねとアリシアは家族を連れてまた来てくれるなんてと。
私も家族が増えたとアリシアは灯里に今年もよろしくとお互いに言い合うのだった。
この素敵な星アクアに、心からの感謝を込めて。

アウグーリ・ボナーノ!新年おめでとう 
ただ大晦日のお祭り騒ぎを描いただけなのに、この面白さ。
だって、突然、アミがいた空間に入っても、歓迎されたかも、ぐらいで大したことないわけよ。たぶん灯里はメールでこういう不思議があったんだと書いていたと思うので、わあ、本当だったんだ、体験しちゃった、ぐらいのことでね。
でもまあこれもアイの灯里と同じことが体験出来る主人公補正だよね。 

でも今回はお祭り騒ぎの大晦日の賑わいこそが重要で、人込みもそうだし、これまで出てきたレギュラー総登場とかしていて、アイちゃんが、ああ、なんとかさんでしょうって文通の話が全部本当だったと出会えた喜びを振りまいていく。
この喜びようが全てでもあってね。ただお祭りの賑わいと人と出会えただけで大喜びなのだ。
それが素敵で。
そして止め絵だけど、音楽をやったりダンスしたり食べたりお祭りをみんなで堪能してるんだよね。
この素敵空間を終えて、皆で初日の出を見て、アウグーリ・ボナーノ。
たったそれだけのことで感動するわけよ。

アイちゃんと再会した瞬間から挿入歌で弾む嬉しさを表現するし、そうはいっても大勢のアウグーリ・ボナーノはしっかりカウントダウン感もあって。
そして大騒ぎのあとの静かな初日の出やアイのお姉さんが来てくれた嬉しさ、最後のアリアカンパニーの家族としてのアリシアと灯里のゴンドラの上でのやり取りと後半は本当に静かに描いて、おめでとうという気持ちも嬉しく特別なものだったしね。

本当にハッピーな年越しだぜで1話綺麗にハッピーに終わって素晴らしかったね。

総評。
もう何度も見てるけど、やっぱり1期はほぼ傑作、特に最終3話は全部傑作なのでどれ見てもいい感じで。
荒んだ心が浄化されていきます。
もうこのヒーリングアニメってこのアリア以外はほぼ皆無で、もちろん感動系とかいろいろあるんだけど、ただただ癒し系というジャンルを確立した金字塔として歴然たるものがあるね。
正直、作画は良くないんだけど、原作の有り余るセンスの良さでね。オリジナルも高水準であったし、作画以外は話、演出、音楽、全て文句なしでした。 
ただこれを見ることが出来れば欝が晴れるような癒しを一瞬でも感じられて、気分良く寝られたら勝ちですね。 
今でも変らぬ美しい輝きでした。 

水曜どうでしょうクラシック ヨーロッパ・リベンジ

99年9月11日。2年前のヨーロッパ制覇の旅で向かえなかった北欧4カ国、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドを制覇すべく、デンマークからスカンジナビア半島に入れば良いのに、パリから再スタート。
終了は17日にヘルシンキ空港に帰国便なので北上を目指すのだが、フランスからドイツに突入する初日にミスターが道を間違えて百キロロスしながらメルヘン街道を北上していると、とりあえず食事だと8時から食い初めて終わると11時という惨状でどこもホテルが取れず、ここをキャンプ地とする、という名言と共に野宿。しかもD二人はテントだが、鈴井と大泉は車中泊、しかもキーをDが持って行き窓も開いてる状況で凍え死ぬ寸前という惨憺たるものだった。
初日から憔悴しながらも二日目はハンブルク経由でデンマークに入国して宿に泊まり、三日目に船でスウェーデン、そして四日目にノルウェーに入国するのだが、ここで再びスウェーデン入りしてボスニア湾ルートの最短ルートを向かうつもりが、フィヨルドが見たいと、このスカンジナビア半島はデンマークを食う怪物でその首を取ってポルトガルへ行くと言い出して征服を決意して、内陸なら1900キロでヘルシンキなのに、2000キロ以上になる大回りになるノルウェールートを爆走することに。
残り3日の段階で一日700キロ以上を走り抜け、さらに雄大だが代わり映えしない自然の風景、下車して観光を楽しめない状況、高速道路のない一般道を走行に、5日目に大泉が精神錯乱に陥り、藤村Dも同様の状態になりかけるなど危険な状態に陥りながら、余裕の出た六日目にサンタクロース村に行ったりして、ついに七日目9月17日の正午にヘルシンキ空港に到着して、皆、一番辛い海外ロケだったと憔悴する。

ノリでパリ開始、ノリでノルウェールートを選択したことから大変なことに。
本当に、メルヘン街道をもう一回ちゃんと行きたかっただけじゃないのかというぐらいのことなのに、初日から、伝説の名言、ここをキャンプ地とするが発動するどえらい展開で。
いばら城の白雪姫コントしていたら、腹が減ったから食事を先にしたらホテルが見つからなくて、道端で野宿するというあり得ない行き当たりバッタリ感が凄まじくて。
しかも大泉は短パンと王子衣装しかなく、窓も開いていて凍死寸前で眠れないという凄まじさで。
なぜにサバイバルに突入したんだというリアリティぶりには、もうどうしたもんかで。

そこから3カ国制覇だと思ったらの、スカンジナビア制覇だぜのノリで、無駄に遠回りルートを行っちゃう始末。
ここで美術館も火曜に行ったら閉館でムンク人形購入して、フィヨルドの恋人コントやっていたけど、それ以外はほぼイベントなしでついに精神崩壊で、突然歌いだすし、膝をバンバン叩くし、グルグル回りたいと言い出して、周囲のやべえよ、からの落ち着いたらDまで崩壊寸前になるという車でイベントもほばなく一日走りっぱなしの精神崩壊さがわかる。

大自然は暇というネタ分の凄まじさがおかしいことになっていて、この苦悶展開は凄かったな。

ちゃんと道々の観光もメルヘン街道とかやってるし閉館していたけど美術館に行ったり、橋を見たり、船で国境突破とか野宿は嫌だからキャンプ場のバンガローに飛び込んで料理が食べれて一息とかサンタクロースが意外と日本語できたりとか、雑談の面白さ、ホテルの一室でのどうしようと会議する旅感があるんだけど、オスロやコペンハーゲンとか首都に行ってるのにほぼ観光もできんぐらいで。
もうまったく不必要なドイツでホテルに泊まれずキャンプという初日のネタが凄過ぎて。大急ぎの移動ということもあるが、後半はドラマよりも精神崩壊も激しかったな。
結局、4000キロ、5000キロ走り抜いたじゃないのか。 

あまんちゅ! 6話 ホントじゃない願いのコト

梅雨の時期。てるてる坊主に晴れを願う双葉はふと小学生時代に七夕に書いたみんなが笑顔にという願いなんてなかったから書いたのに、本気でお願いしても叶わないものだと思う。
そんな時、屋内プールにて火鳥先生とプール実習を行うことに。
自分一人遅れて孤独だと思うが、これが済めば海洋実習だと励まされて、体力作りと練習の結果、自分で機材も背負えるし取り付けられるしボンベも背負ってもすぐにはふらつかなくなる。
そうしてレギュレーターリカバリーというレギュレーターが外れたらボンベの後ろ側に出るので、そっちの手を回して引っ掛けて回収という海中で外れても回収出来るように練習。
そしてマスククリアも何度も練習して成功。
あとは百メートル泳いで10分足をつけずに浮ければ合格。
しかし双葉は泳げなかった。
ああ、だからマスククリアに苦戦したのかと。泳げたらあんなにパニックにならない。普通のことだから。
じゃあシュノーケルとフィンで150メートル泳げたらに変更するがまったく泳げないのだった。
これじゃ駄目だと落ち込む双葉に、絶対合格だろうからお祝いに来ていた二ノ宮双子と光は、仰天しつつ励ますのだが、落ち込むのは如何ともし難く。
そのプール帰り、火鳥先生がドライブに連れて行ってくれる。
二宮双子はスーツの回収があるので参加できず、光の提案でアイちゃん、道の駅にある銅像のところに向かうことに。
これは火鳥先生が新車を転がしたかっただけでついでにクッキーシューを買ってきてくれる。
その待ち時間、光は双葉が本気でダイビングしてくれて嬉しく思うのだが、双葉は今日の実習ダメダメだったと落ち込みながらも絶対諦めない、なんにも自分で決めて来なかったのに自分でやろうと決められたのは光が誘ってくれ、光の祖母が海の大きさを教えてくれたから、二人がいてくれたから今があるから頑張ってみると。
この言葉に光は照れまくり。
火鳥先生はその話に自分探しの末に友達の感謝を見つけたかと青春だな、良い事だなと。
そして双葉は海に部のみんなと潜りたいから絶対頑張る、願いだからと誓うが、火鳥先生は誰かに言われたことでもなんでも良い、自分からやりたいと思えば動き出し、動けば何かが変わり、何かに出会える。
そこに光が、愛賛歌なるモニュメントに幸せリボンに願いを託して流そうと。
双葉は願いはみんなでダイビングなんて大きいと思いつつ、小さな願いがたくさんあって一歩一歩進もう、プール講習で150メートル泳げるようになりたいと切実なお願いをする。
初めて本気のお願いをするんだと。
リボンを結び、光は双葉にとっては大きな一歩だと。
初めて生まれた願い、自分で叶えられる、動くことでまた新しく願いが生まれる。
まずは小さな一歩から。
双葉は改めて頑張っていくことを誓うのだった。

偉業も小さな一歩から。 
てこのプール実習が成長を見せながら根本的に泳げないという難題に突き当たり、皆の足を引っ張っていると落ち込むけど、自分がやりたいと思えた、強引に誘ってもらえて、みんなと海に潜りたいという夢を叶えるために絶対諦めない。本気なんだと何度も誓う。
夢なんか持ったこともない、そんな自分だからこそやり遂げたいんだ。それが一歩一歩自分を成長させていく。

この動機なしからの物語の開始を先生の理由なんかどうでもいい、人に言われたからでもいい、動き出していれば何かが変わる、何かと出会える。
取っ掛かりなんかどうでも良いじゃない。泳げることに感激したり、みんなと泳ぎたい、誘ってくれたからだってのも、それだって立派な動機だ、それでここまで頑張って続けてるんだから。
そうやって続けるからこそ、双葉は光に出会い、その祖母にも出会い、先輩たちにも出会う。
あの2話目の強引にプールに入らなかったら、こうはなってない。

この先生の動機はどうでもいいというのが、いかにも現代っ子の話で、部活モノじゃなくても平凡な主人公がその世界に入る切っ掛けってなんだというのを、強力な夢や憧れとかももちろんあるんだけど、ノリでとか日常系では溢れてるわけよ。
双葉はクラスメイトで友達になった子に誘われたから、頑張ってみるよ、ぐらいのノリだったのよ。
気弱な性格で入部のために扉だって開けられないし、光がいなかったら絶対ダイビングとは無縁の人生だったと思うし。
これが出会いで、得るものだよね。
なかなかやり尽くされた言葉ではあるんだけど、双葉が1話の時の誰とも付き合えない根暗であることや日常系だから、本当は帰宅部でのんびりなんの甲斐もなく高校生していたと思うからこそ、自分の動機になってるじゃんの肯定感、些細なことから感動したりして泳げないならダイビングなんて出来ないのにやってみようと思える。
強い動機なんてない、日常系だからこそで。
日常系の部活とか、なんとなく、とかが成立するようになってるから、普通はかなり出来るようになってからこれをやるの間違ってない、大好きとか肯定的に言われそうなところを、普通に励ますために言われてね。
なんとも良いですね。

そして双葉と光の照れ照れな青春も、双葉は物語的に感謝するのよ。本気にさせてくれてありがとうって。でも光はそれを言ってくれる双葉の髪が滅茶苦茶綺麗で、この綺麗な人を自分が本気にさせちゃった、嬉しく恥ずかしく、キャーって感じで。
双葉がさ、光が台詞に照れるけど、輝いて、綺麗に見えるんだよね。頑張ってる、あなたは綺麗だよって感じで。
元々綺麗だったけども輝いてるなって感じ。
ただの言い合いを美しく描いたら、名シーンにしたてちゃってさ。

前半のプール実習も実に具体的で。レギュレーターを落としてもこうやって腕を回せば回収出来る仕組みとか、マスクに水を全部入れてから水抜きはこうだってのを繰り返して基本の基本だけど、絵で見てもわかるこうしたら良いという動きで。
また光たちのサプライズでお祝いしてあげようの仲の良さも、そもそも泳げないで、ギャグにしていたけど、本当は両者共に滅茶苦茶バツが悪くなっちゃうからさ。
それを綺麗にフォローしたのはさすが。

またまだ七夕の時期でもないだろうけど、本気のお願いということで、子供の頃の適当なみんな笑顔でというお願いがあるからこそ、泳げるようになりたいなんてのが真剣に具体的に感じられて。
それが出来るようになったら海での実習だということで、夢を叶えたら新しく夢が見つかる。
それは本当のことで。
オチのてこのお願いが叶うようにの光の友情も良くて、夕日が相変わらず美しくほっこりノスタルジーだな。

しかし前回のブルマも思ったがあんなスクール水着、まだ使ってるのか。ウェットスーツのオシャレな感じや制服、私服もオシャレだから、スク水が滅茶苦茶ダサく感じる。
本当、私服のてこちゃんが相変わらず美しくてさ。高校生には見えません。

いやあ、6話なのに、ダイビングに全然行かない。本当にノロノロのんびりしちゃって。ARIAと同じパターンです。
でもこのスローライフぶりがらしいなと思ってさ。一足飛びに出来るようにならない。丁寧にこういうことだよ。というのを描いて、ああ、私、やる気なんだ、諦めないよを、ノスタルジックに友情に、美しくてさ。
なんかのんびりやってるだけのほんわか話なのに、なんか好きなんだよね。

水曜どうでしょうクラシック 闘痔の旅 韓国食い道楽の旅 サイコロ4

96年11月9日。痔になった大泉を治癒させるべく北海道の温泉を巡る24時間の湯治の旅に出るどうでしょうクルー。時に先客と揉め事を起こして、時に海岸の温泉が水没してるし寒くて憤り、そのまま青森八甲田山へ突入したら閉山中で強制終了して、尺が余ってそのままサイコロの旅に雪崩れ込む。

本当にただ温泉巡りの旅なのに1時間楽しくやれて見事だな。
このよく調べてない感の旅が、無軌道さと行き当たりバッタリ感と大泉洋の魅力が炸裂して。 
え、フェリーで青森行くの?という仰天感大好きだし、わざわざ来たのに閉山してました、終わりの唐突感がリアル過ぎて、ほぼリアリティ番組だよ。


97年6月20日。突然大泉が韓国が良かったとか言っていたので韓国食い道楽の旅を本人をどこに行くのか知らせずにといういつも通りさで開始。
しかもソウルに着いたら何を食べるかでサイコロで決めるサイコロの旅へ。
しかしそれこそが地獄の始まりであった。
韓国をサイコロで東西南北東奔西走する羽目になり、移動するだけ移動して誰が食べるかのカードで全員食べられないを連発して釜山からソウルへはまさかのウドゥンゴソシンヤポスこと深夜バス移動という日本中を駆け巡った深夜バスを韓国でも使う奇跡を炸裂させ、眠ることもできず、列車移動も指定席がなく立ち席で床座りで3時間移動と疲労困憊の中でついに手にしたビビンバにテンション全開になって荒んだ心も癒され、移動ではなくホテルに宿泊するが、最後は済州島に行って結局全員食えないという、韓国に来てもお菓子とビビンバ食っただけだと。

オチの済州島に来ました、食べられない、帰国しますのぶった切り感が素晴らしくシュールで台本なし感が作りじゃない物語の魅力を炸裂させている。
本当に時間を無駄にしまくってるのよ。サイコロで行き先と食い物を食べるか決めるという無茶をやってさ。
その移動時間が全てで、その面倒な時間をカットしまくりで、数時間苦痛な無駄な時間を過ごすからこそ、また食べられないからこそのビビンバが超美味いよ、ちょっと前まで何考えてんだ、相手取って訴えると喧嘩寸前の荒んだ状況だったのに、僕たちだけ食べるなんてあり得なかった、これで絆が深まったと言い出して、普通に安宿に泊まるだけで、手足が伸びるだけで感動とか、ぐっすり眠れるだけでありがたいというのが、深夜バスで眠れずに汗でドロドロのゾンビになっていたりするからこそで。
このリアリティぶりが素晴らしく本物感があるんだよね。
サイコロやカードの一喜一憂さが駄目な時があるからこそギャーとよっしゃあでさ。
でも結局韓国料理ビビンバだけじゃんや済州島まで来て食べられず終了のキョトーン感は素晴らしかったな。

いやあ、まともじゃない番組なんだけど、だからこそオリジナルな魅力があるな。
 

97年11月21日。
カントリーサインの旅と思いきや島根から北海道へ帰るサイコロの旅が開始。 
出雲からスタートなので神様の一員であの神様はこうだ談義をしつつ、広島、富山、信濃、三重、仙台と順調に東進する一行だが、深夜列車かフェリーで帰れるところをまさかの宇都宮逆戻り、さらに博多へ逆戻りという奇跡の逆戻りで時間切れの三日の旅であった。

開始から千歳って、ふーん、というカントリーサインとは地理が違うだろうに気付かない大泉で大爆笑させつつ、島根から広島の神様談義やら信濃移動時の伝説の嵐が来るぞ、山は危険だとプロぶってる適当さと奇行、そしてミスターにもみじ饅頭食わせて、三重では赤福、仙台ではずんだもちで、生き地獄突入で、ずんだもちに至っては甘味自殺だと精神崩壊で一箱食うという面白状況で。
そして仙台での6分の4は北海道に帰れたのに外すミラクルで、この駄目人間がの内輪揉め、そこから宇都宮での博多行き決定の駄目人間がの言い返しなど、もう無茶苦茶なギスギス感も素晴らしく行き当たりバッタリの苦痛さで。

この本当に運次第だからこそ一晩泊まれる、深夜バスで移動しながら夜を明かす苦行から解放が抱き合うぐらい嬉しく、苦行解放失敗に激怒もそりゃそうで。
信濃から三重へのレンタカーも外から見りゃ深夜バスも良いぜとか言いながらレンタカーじゃ一層眠れんでさ。

いやあ、大泉と鈴井とディレクター藤村の掛け合いの面白さでこそどんな状況でも笑わせてくれて、お見事だよな。本当。神様談義や山の男とか話術だけで笑わせてるから凄い。
この無駄な雑談こそ旅の醍醐味。修学旅行で旅自体はつまんないし観光もする気もないけど、お喋り好きの兄ちゃんたちの適当な雑談と諍いが面白い、みたいなね。
 

ハングオーバー!!! 最後の反省会

アランのイカレ状態で当主の父が死んだもんだから精神病院に入れようとしたら、突然マフィアが襲来して、いつぞやのチャイニーズマフィアのチャウが金塊盗んだので、その知り合いであるアランに見つけて来いと例の如く義兄のダグが人質になってやらされることに。
アランのメールで誘き出されたチャウは金塊は手放した別荘に隠してるからと一緒に盗みに入るが、チャウは裏切って金塊だけ奪って逃走。
車に残った携帯をナビで追尾してラスベガスでどんちゃん騒ぎしているので捕縛。
これでマフィアに引き渡したら解決だが、この金塊は使ってしまい全額回収出来ないのでアランがノリで解放していたチャウにマフィアを始末させて、これで縁切りということで解決。
しかしアランはまともになろうとチャウと縁を切って聞き込みであった女性を口説いて結婚する。
これで狼軍団は解散するが友情は永遠ということで決着する。

なんかエンドロールでハングオーバーするらしく、チャウが結婚式に来てスチュが豊胸させられるという意味不明オチが入るそうなのだが、そういうのなしだったのでしっかりアランが成長して終わった。
まあ終わり自体は綺麗だったのでその点は良いのだが、酒飲んで記憶喪失になって、やべえどうしようフォーマットから外れてるし、しょうもないからこそ殺人事件とかやってドン引きしちゃってさ。
ギャグ作品だからこそしょうもないで、やり抜いて欲しかったんだけどさ。

あの元ストリッパーの結婚して別れた姉ちゃんと赤ん坊が再登場は嬉しかったし、シリーズのネタをいくつも回収、チャウの捕縛はあの最初のホテルで屋上から侵入とかしてるし、黒いダグ再登場とかさ。
まあ黒いダグが死んで、この作品は終わっていたけど。

ネタとしては記憶失って欲しかったんだよね。チャウの身柄を捕縛したので祝杯だと思ったら、一緒に薬入りの酒が入って記憶が飛んで、あいつどこだ、とか。
むしろ金塊をどこかにやっちゃってとか。
むしろアランの結婚で指輪をどっかにやっちゃって回収だと、スマホの写真にヒントがあって回収するとかさ。それでいつも通り、昨日の俺ら、なにしたんだとしつつ、結婚のために全力で無茶するとかで、いつも通りで良かったしさ。

期待したものでもなく、うーんって感じ。
2は見てないので出来はということはあるが、1は間違いなく傑作だったから、マンネリだから変えて、結局あーあって感じ。
良いキャラ揃いのギャグ映画だったのにな。うーんって感じだな。

暁の軌跡 始動

気付いたら、何年も、2年も音沙汰なしからサイト開設、事前登録開始なのだが、ネットゲーム的にはさっぱりなところがあり、キャラゲーかつ無限展開系なぐらいはわかるんだけど、どうせキャラをガチャで引いて編成してドリームチームだという本編ではできない展開も可能という触れ込みで。
別にバトルがしたいわけじゃないんだよな。ダンジョンも短いぐらいでね。本筋はイベントとキャラ会話だから、メインキャラ+イベントでの助っ人参戦ぐらいで。
執行者とか味方にしてもなという部分もあり。
ストーリー主導をやってきたからこそ、ネットゲーぐらいキャラゲー全開とかあるんだろうけどさ。

実はこの暁ではいろんなこの作品が初出の、閃の3や碧の続編などの本編に逆輸入されちゃうような顔ありキャラがバンバン出ちゃうとかで、それの実験作品として、本編に出すしかし脇役のオリジナルキャラの顔見せとかしそう、特にレミフェリアの凄腕とか医者とか。
ニールセンの例もあるけど、モブキャラかと思ったら、個人としてほぼ組織に属さずクロスベルの陰謀を推理してみせる傑物がいても良いと思うんだよね。あの人は通商会議や襲撃の政治情勢を誘導されていると疑っていたし、接触して情報整理もしてくれて真相に迫っていた。
彼は本当に隔絶した存在感があったな。
クロスベルでは土地成金のイメルダ婆さんとか武器商人のナインヴァリのアシュリーとか、妙にキャラの強いのがいたけど、それを上回ってるからさ。
ミラノさんシモン君とかのレベルで、ニールセンはそれ以上があるからさ。
本筋の物語はないけど、でも凄腕とかで、主人公と別ルートを目指せるぐらいでさ。

碧の軌跡より前の零の時代でクロスベル、リベール、レミフェリアの三国の旅が出来る設定にしているのは、軌跡シリーズもクロスベル独立前後の期限付きで、エステルたちが二十歳過ぎぐらいに物語は終結予定だと推測しているので、また直近の情勢変更前の1204年の9月までなら何でも出来るし、それを膨らませることで、実はこういうことがあったんだけどが、本編の世界設定の一つになって。
リベールでもオーバルギアの開発やカレイジャス建造の協力で量産飛行艇の新型やオルグイユ級のアハツェンよりも優秀な重走行高速戦車が量産されたりなどの帝国の飛行船、戦車、機甲兵、歩兵の組み合わせ戦術に対抗出来る新鋭装備が準備されてるとか、触りだけでも感じさせて欲しいし。

レミフェリアがノーザンブリアとジュライの三角貿易だった頃からの衰退と帝国圏内に入って盛り返したジュライとの取引と帝国の脅威の危惧とか、ノーザンブリアからの難民問題とか帝国内戦よりも災害避難民とかの問題は実に今日的な話だし。

でもまあ今回は飛行船システムってアルセイユもメルカバもカレイジャスもあったのに、初じゃないよ、シリーズやってる奴が作ったのか不安になりつつも、社長のリーヴが持ってる飛行船セインセルで大陸を股にかけるようで。
これにはちょっと唸ったね。カプア一家の山猫号でも出来るけど、金持ちなんで個人所有の飛行船を持ってますは、これのおかげで今日はリベール、今日はクロスベル、今日はレミフェリア、さらに現場に直接降りるとか、また各都市からの荷物や人員運びとかで、金稼ぎ半分の輸送業も同時にやれる。
ロナード捜査官の追ってるN資金詐欺で、大損したから犯人逮捕のために協力だ、詐欺師軍団の拠点が各国にあるから、足を用意するから道楽で参加というパトロン的参戦とかやりそうだからさ。
遊撃士だし、警察だし、DG教団殲滅の前例があるので国際的事件を追うことは出来るで、自由行動が許されて、足を持ってるから相乗りさせて欲しいとキャラが出て来るとか、現地チームとの共同任務とかで。

そしてこのリーヴさ、3rdで女商人ミラノさんが負けたとアラン君もミラノさん以上の女商人とか言っていたのが彼女とかだったらねえ。

ナハトが猟兵団出身とかクロエが普通に夢に向かってる元気っ子とかジリアンが後方支援担当として依頼からなにから処理できるので、この5人だけいたら物語も成立するしさ。
意外とこの5人で世界の危機じゃないけど、国際的大事件を追うことになって、準から正遊撃士になりたいからと新人でも関わっていくことはできるし、ロナードだってクロスベルの汚職も国際問題なら遠慮しないぜで。
設定と物語として結構良い感じに思えて来て、地味でも行ける気がして来てる。
大きな物語もない操作できるけど、モブな物語としてね。

戦闘は、ちょっとキツイ感じもするな。空や零のレベルにして欲しかったからさ。

何にしても軌跡シリーズ、ゼムリア大陸西部シリーズとして、ついに地図も結構広く表示されるっぽいので、実はこの地図に都市と鉄道書き込むと帝国や共和国になりますで、地形しかわからないけど、世界の広がりは描けそう。

そして戦術オーブメントがエニグマ2なので7月から9月までだろうな。これも嬉しい設定。アークスよりもアーツの種類は豊富だからさ。戦術リンクよりも全員回復も攻撃も出来てさ。

クロスベルにエステルたちを連れて来たのは、この暁の話だったら燃えるけどね。
内戦中の大陸西部でリベールとレミフェリアが経済恐慌もあるけど、隙を見たら帝国侵攻が可能だったのよ。
ラマールとサザーラント州軍がいかに強かったのか、早期に平定した彼らが強いからこそ他国の影響がなかった。サザーラントの領邦軍はリベール軍の半数なので州軍だけではリベール軍の相手はできないので、こういう機会でもないと侵攻不能だからさ。まあラマール軍がリベールの1,5倍なのでサザーラントと組んでいたのでそんな無謀はしなかったようだけど、主力が帝都決戦に向かっていた場合はがら空きだったしさ。

もっとイベントも欲しいよね。
クロスベルにいたら馬で来た人が帝国を回っている風変わりな冒険家と思ったらレミフェリアやリベールに陸路で一ヶ月くらい掛けてやってきて、競走馬で旅してると思ったら、大昔からある巡察騎馬隊でしたとかノルドの別の民がガイウスと同じような危惧を抱いて馬で共和国経由で旅するとかで、こういう帝国、共和国を旅する馬の人がいるからアンゼリカのバイクで大陸一周の旅の下地になってるとか、共和国も車社会化してるので、車で旅するハイブラッズみたいなのがいるとかで、クロスベルからリベールにとか。鉄道や飛行船にはないもので移動してる奴もいる時代錯誤感もありつつ、線路も道路も外れてる田舎とかも作れるし。RPG上一回きりのハーメルみたいな何度も訪れないような田舎とか出来そうで。
こういうの碧で車、閃で馬が使えたからありになる感じでさ。飛行船、鉄道、バスと発展してるのに個人移動出来る個の物語も大陸レベルで発生する感じで。馬と野宿も車中泊とかもしやすいしさ。
エリオットの音楽関連も檻歌時代の旅楽団とかで合わせられそうで。
クロスベルもリベールもレミフェリアも、帝国も共和国も、シリーズ主人公たちが知らないだけで、実は帝国や共和国の楽団や劇団がクロスベルまで遠征しているとかで、いろんな会社や人材が事件に遭遇していたし移動していた。
国境を越えるからこそ国際人である商人や旅人と遭遇できる。じゃあ彼らの世界観、国境を越える遊撃士の価値観として、一国ではあり得ないあの万人が納得する正義感、価値観が主人公たちに必要になって、普通にヒーローすることと周囲が雁字搦めになってるとそういうのも描けそうでさ。
猟兵だとあっちこっちに移動するわけで、この時はこういう契約だったけど、次はこうとかもついに描けそう。

帝国が軍人、貴族が主導的な階級社会であることを閃で描いてるからこそ、クロスベルの金があったら良いじゃんの帝国共和国に気を遣うほぼ商人の市民社会とかリベールの軍事的に勝ったから他国に負い目のない空気とか。
普通にどこの国も同じようなのんびりな市民社会ずっと描いてるのに、微妙に差異が描いて来てるからさ。
そういうのまで至ってくれるかどうかでさ。


まだなにもわからないけど、設定では希望が凄くある。
あの世界が好きなんだ。モブキャラでさえ世界に対峙するプレイヤーになり得るから。
大きな物語がなくたって世界は面白いよ。

聖剣使いの禁呪詠唱 1話~12話

怪物に対抗する能力者が前世の記憶を持つ者たち故に、それらが集められる学校に入学した主人公は、前世は妹だったいう女が現世では恋人になろうと迫ってくるのだが、態度悪い同級生が敵でも来て欲しいと言い出したら、それに怒る妹を正義を貫くとか能力ないお前らにはできんと言い出して撃破すると、それに怒った主人公は謎の力を発動して勝利するのだった。

ドアホ、ネタアニメとして有名な作品なのだが、1話から見せ方が酷くて笑ってしまう。
最終決戦的なところから半年前の入学から、なんか昔のことを夢に見て、入学式で置いてきぼりになっていたら、妹が寝てんじゃないよと怒ったら、あれ、お兄ちゃん、前世の妹よって言い出して、さらに別の女がキスしてきて、なんじゃそりゃで。
能力もなんか前世の記憶があったら自然と使えるからと思ったら、態度悪い奴が敵が出て来ないかなと言い出したら、妹が喧嘩吹っかけて負けて、憤ったのは怪物のせいで引越ししていたからでとかやっていたら、妹のために怒ってやる主人公がキスしてやるで覚醒するという馬鹿展開で。
もう別にこの態度悪い奴も、ちゃんと戦えよと遊んでるけど、それぐらい弱いのよ、主人公が。
だから一撃食らったら謝ってやるという良心的さだったのに、全然弱いで。
そこから覚醒という反則技で余裕で、はあ?でしかなくてさ。 
こんなのカタルシスないのよ。主人公がなんの勝利の裏付けもなく挑んでさ。

しかし小清水亜美の低音かと思ったら悠木碧か。

2話
二重輪廻転生した能力を持つので強いから給料がもらえる学生部隊に参加する主人公ともう一人のクールヒロイン。このため弱い妹ヒロインは戦闘部隊に参加できず孤立。
そんな時、買い物中の妹とクールヒロインが怪物に遭遇して、大ピンチに陥り、戦闘部隊も大量人員が必要で出動を見合わせるので、女救えずにどうするんだと飛び込んで主人公がもう一つの前世の力で余裕で勝利する。
この活躍で妹も戦闘部隊入り。

あの態度悪い奴の兄貴が部隊長としてスカウトに来て、給料もらえるから参加するけど、弟より弱い妹は不参加で孤立。
ここまでは良いんだけど、全員でセイバーズを復唱したり、放課後まで待っていた妹に買い食いやめろ、え?とか、休み中に買い物していたら怪物に遭遇も持っていたクレープは?石化されたクールの子が石になってるのに動いたり、突然過去は王様だったのか大口叩いて一人で飛び込んで、思い出したで覚醒して倒す馬鹿展開には、もう大笑い。
真面目じゃないのが伝わってクソ作品として非常に楽しい。

3話
怪物退治でS級になる予定の主人公にクールヒロインは権力掌握を目指す家の事情もあるのに、行動が束縛されるからと否定的。また前世は奴隷で魔王の側近ということで主人公に惹かれるのだが、そこにイギリスから観察に来たお偉いさんのメイドが襲ってきて、いつも通り思い出して返り討ちにする。

えっと、S級で国家の命令を受ける立場になるのはやばいとか言い出すけど、怪物が来たら戦えないと駄目だろ、S級として権力闘争込みで人々のために戦おうとか思わないのか。
先輩をあっさり撃破したり、メイドのバイクスーツ女をヘルメットだけ無傷で服を破るとか、思い出した、だけで勝利して、強気になってるのもチート系でまだ3話なのに超強くて、非常に不快だな。

でもまあこの作品は BGMも含めてギャグ作品なので真剣に考えちゃ駄目だということもわかった。
とはいえクールヒロインが前世からも現世も酷い人生送るからこそ主人公に惚れてるのが、なんか良かったな。 

4話
クールヒロインが留学させられるのでS級だと表明してイギリスのお偉いさん相手に思い出したで氷漬けにして勝利する。

ヒロインと一緒にいるためにS級になる。
それだけなんだけど、2話もやる内容じゃないよね。だって、ラブコメを省略したりメイドの襲撃を省くと、S級にしたい、できないなら留学、S級の仲間が欲しいから対決だ終わりだろうに。

5話
S級が各国のS級が難癖つけて認められないので夏合宿に行く主人公たち。妹は訓練。クールはデートと親紹介で親睦を深める。

尻を狙う変態副長を小林ゆうが暴走させながら、足が速い女先輩、実は苦労人だったうざい先輩、温和な先輩、ボケた外国人の女先輩、などがギャグドラマとして立ちつつ、クールヒロインも将来のS級を垂らしこめと権力欲しかない兄貴がギャグキャラで応援してくれる心強い存在になり、一番弱い妹が訓練したりと、メインもサブもキャラが立っていて良かったです。
クールの子のクーデレぶりの攻め寄せもエロだったな。

6話
巨大怪物の出現に、近くにS級がいるんだからやってみろと現地戦力のみで対決。
隊長と主人公がエースを務めつつ、雑魚退治やら伝令を仲間たちが務めてくれて、主人公が怪物自体に陣を描くことで撃破して、S級会議も卒業したらS級ということで決定。

誰よりも小林ゆうの圧倒的存在感。
副長は指揮官として活躍するし、それぞれが雑魚狩りしたり、誘導したり、長距離攻撃したり、あの足だけが早い先輩が伝令として動き回ったりして、前回の水着回で立てたキャラがちゃんと活かされてるのも感心。
ロリの結界使いも基地として成立してるし。
隊長がとっくに追い抜かされてるというのも笑いつつ腐らないのが良いね。
でもなぜかラストの波の風景の時間稼ぎギャグには演出から笑わせる。 
にしても伝令の先輩、全員通信機使ったら不要だよね。なんで携帯があるのに戦闘では通信機使わないんだろうか。

7話
ロシア人が暗殺者として送り込まれてきたのに惚れたからとデートするのだけど、どう考えてもあいつ暗殺者じゃんとクーデレの子がキャラ被りだと襲い掛かるも敗北。
 
ロシアクーデレ暗殺者が巨乳だし篭絡も任務ということで魅力あるなと思うのだが、それよりも先輩軍団がいい味になってきてさ。
相変わらず小林ゆうは目立つけど、アメリカンな子が全裸で戦ったり、それに騒ぐ男たちとか、クラスの男女モブとかも軽いノリだし、グローバルにモテモテだぜとかで、なんというかいい感じだぜ。

8話
ロシア女が暗殺者だとバレつつも主人公は共同歩調を維持するが暗殺決行して余裕で撃破する。
アメリカな先輩がロシア女に共感しつつ妹の成長が見たいので足止めをして、クーデレが実はロシア女に弟いないから命令聞くなと説得。連絡役も倒してロシア女が欲しいのでロシアと戦争することに。

レベルの低い戦闘シーンと別に勝つからデート邪魔するなという先輩の戦闘シーンとかあるけど、それより前半の暗殺者だと知ってもよくする戦闘部隊のメンバーがなんだかよかったな。
いやあ、チートな実力で強引にやってるのみでなんの面白味もない解決なんだけど、ギャグとしては思い出したのいつもの解決と思い出せないで楽しくなっていたな。
 
9話
イギリスのメイドさんとロシア弾丸ツアーで幹部倒していたら雷帝登場。

一人で戦争を挑むという都合のいい展開にまったく乗れない。殺し屋差し向けられたのでし返しにいくのだって、この世界、別に怪物が出て来ないからすることで、別に国家勢力闘争されても困るからさ。
そこまでの視点がないのに、なにやってんだで。
正直、この展開の無駄さがね。人類一丸となってドラゴン退治しろよ。
前世の記憶があるから容赦しないぜとか、ねえ。
このS級会議も権力闘争があるんだけど、そもそも校長や日本のS級に頼んで政治的に動くとかしろよ。頭いい記憶が蘇ったんだろ。
つまらん。 

10話
雷帝配下の敵の兵士を人間は殺せないのでヒロインたちが救援に来て、あとは主人公がいつもの思い出したでゴリ押し勝利して暴虐だったのに殺さず説教オチに。

あれ、戦闘部隊は来てくれないの?だって雷帝を殺すとかしたらパワーバランス狂わせられるのだからさ。
あれだけ相手が粛清して手を汚してくれてるのだからさ。
いつもの思い出したのゴリ押し戦闘とか最低でなんの面白さもないからさ。
全てが薄っぺらい決戦だった。

11話
ロシアで怪物退治で居残りする主人公のために、突然襲ってきた滅びのドラゴン相手に戦闘部隊が出撃する。

突然のラスボス登場で、実は転生する最後のドラゴン。 
ギャグやったりしてるけど、うん、まあ、そんな感じだよね。ロシアS級を殺さないのはロシアの怪物退治までしてられないから。じゃあロシア暗殺者向けてくるなよ。

12話
魔法無効化ドラゴン相手に戦闘部隊は苦戦するのだが、召喚で現れた主人公はヒロイン二人が石化にブチ切れしてドラゴンごと街を破壊しようとして、そこにヒロイン二人も過去を思いだして、主人公を前世の二つを融合して最強能力発動前に、戦闘部隊の援護で目を狙ったら無効化できないのでダメージ与えて余裕の大勝利。

イギリスの人がフランスものS級もやべえよということがありつつ、一応最終決戦はみんな一緒の総力戦で勝利。 
いつも思い出して来た主人公がまた守れなかったで絶望していたら、ヒロインたちこそ思い出したでパワーアップネタで勝利は、じゃあ戦闘部隊のみんなも思いだしたでパワーアップできるでしょうに。
魔法も効果なしと思ったら、無効化する目を攻撃してって、それができるなら主人公いらないよ。
最初から指揮官がそうしろよ。戦術的な動きとして、超技でぶっ飛ばすよりもそういう作戦のほうが説得力あるからさ。とりあえず、ピンチになったら思い出したで解決で、本人は何の努力もなく思い出し攻撃のみで、はあ、でしかないからさ。

最後も結局、学校が吹き飛んだで、別に魔法陣で爆殺もシャイニングソードも変らないじゃん。
最後もラブコメで無駄に転がるとか、おかしいでしょう。
 
総評。
メインヒロインが惚れるのは前世からの付き合いだからで、主人公が強いのは前世が二つあるからで、そんな自分は最強だからモテモテだぜというハーレムラノベ。
なので戦闘演出もゴミで、いつ何時でもピンチは思い出したで強制覚醒で、なんでも好き放題しちゃうゴリ押しで、はいはい、思い出すんでしょで。
まるで実体感もなくてさ。
対怪物であり人間たちの権力闘争であるのだけど、世界がこの対怪物組織での物語になっているなら、最初の学校という入り自体が必要なかった感じでさ。

この作品がギャグなら、突っ込まれるの承知の馬鹿作品なら多少は許されることが、演出だけ異常にネタに走って馬鹿やってるだけで滑ってるんだよね。
1話のあのおっさんが隊長の弟というとても使えるキャラ設定があるのなら、もっと美形にして初対決した奴はかませと思ったら、同期の有望株として今後伸びてくるキャラとして描けていると覚醒しか能がない主人公と努力家の兄弟ということで上手く立ってるキャラとして、使えたのにそうしない馬鹿展開が1話なんだから程度が知れるよね。クーデレの兄ちゃんが敵と思ったらラブコメの最大の支援者になるように軌道修正できたのにさ。

正直、主人公無双よりも戦闘部隊たちのそれなりにキャラの立ったメンバーとの戦いの日々のほうが見たかったなと思わせてくれて。それぐらい無双するだけの主人公の薄っぺらい話はドブ同然だからさ。 

でもクーデレの子の前世も含めての献身と愛情ぶりは正ヒロイン感があって良かったかな。

同時期にアブソーやファフニールがあったけど、どうしようもないゴミだったアブソーよりは上だけど、ファフニールよりは滑っていたな。作画も演出も酷かったけど、ファフニールって作戦があるだけ真面目に戦っていたからさ。

名探偵モンク8 5話 証言台は針のむしろ

モンクは妻殺しの彫刻家をアリバイは彫刻を作った時間のみであり、夜にアトリエに運ばれた大理石が朝には彫刻になっていたというアリバイを、冷蔵庫のアイスが溶けていたことから電気ドリルを使って粉々にした、彫刻は事前に制作していたと突きつけるのだが、弁護士は粉々にされた砂利は彫刻制作時のモノで証拠にならないと言い出して、そもそも妻を殺した際に自分の作品で殴れないから怪しく思ったと言うが、もみ合いが別の場所からならわざわざ遠い位置のものでもあり得ると。
これに裁判で上手く切り返せず、連戦連勝中だったモンクは敗北。引退も考えるのだが、その裁判所で出会ったディッシャーが以前更生を担当していた少年が強盗殺人で起訴されて、強盗は認めるが殺人はしていないと供述調書も盗んだものは適当になっていたので、助けたいとモンクに依頼する。
モンクはディッシャーの頼みだからと現場に向かうと少年なのに監視カメラに手が届くか、踏み台があれば出来る、殺人も凶器を持っていない、現場にあるから持たないと自問自答しつつ、殺人方法が妻殺しと同じ、テールランプが切れていたなと現場を徹底調査する。 すると彫刻家の車のランプを発見するが、それもランプに合う車種は何種類もある。
実際にそれを突かれて釈放になるのだが、警部が負け惜しみに真実から逃れられないと言ったら、葉っぱ吸いのネックレスを引き千切ったそいつが犯人だと言い出して、調書にも載ってないことをなぜ知ってると逆転勝利。
経緯は妻の殺害後にテールランプが破損しているのに気付き止められたらアリバイが崩れるので、自動車屋に行ったら強盗事件に遭遇して監視カメラに撮られたら終わりだと殺害したのだ。

モンクの推理は裁判で通用するか。
今回は事件終わりの裁判に突入からスタートで、妻の死亡を家政婦が通報、物取りかと思えば開けた穴が小さいから手が入らないので鍵は開けられない、死亡現場の置物で殴れば良いのにちょっと遠いのを取りに行って、そういうことするのは夫の芸術家じゃないかと。
そういう仮説でアトリエに行って彫刻を作っていた以外にアリバイなしの状況で、彫刻はすでに作っていた、じゃあ大理石は、粉々にして砂利にしてる。
ここで自白したら勝利だったのだが、弁護士の言うように状況証拠で物証なし。砂利にしたって、毎回彫刻作ってるのになんで粉々にしたとわかるんだ。
そう言われたら難癖になってしまう。
物証がなかった。

最後も失言で勝利だったけど、物証は最後までなかった。
探偵は推理で犯人は見つけられても証拠がなければ逮捕できない。だからコロンボや古畑は証拠を作ろうと嵌める。 

しかし堀内賢雄の胡散臭い演技はお見事だよな。 

あまんちゅ! 5話 仲間と始めての海のコト

初ダイビングから数日の放課後。筋肉痛の双葉は光からのんびりプール遊泳しようと誘われるが火鳥先生から体力作りのために走り込みして来いと。
相変わらず体力のない双葉を光は追い抜いてから一周して再会だと思うと同じようにランニングしてるジャージの男女から、お猿の子でしょうと声をかけられる。
それは以前ダイビング屋で光がインストラクターとして案内したダイビング客だった。
同じ高校の後輩だったなんて、ダイビング部に入ってよと誘われるのだが、光は自分は部活に入ってると伝えようとするが、男のほうがでも後輩出来たって先生がと言うと、男を蹴り飛ばして、あんな勝手に部室に侵入して他人のドライスーツ使う奴なんか認めないと大激怒。
これにヤバイと思った光はとりあえず撤収を考えるのだが、そこに双葉が来て、ああ、見学の子じゃないか、ダイビングに興味あるなら部に入ってと誘われて、入ってると言おうとした双葉を光が回収して事情を説明。
あの無断侵入とスーツの無断使用の件で物凄く怒ってると。光は男を蹴り飛ばすくらい怖い人だと戦々恐々するが、双葉はお猿のフードの人だし、ちゃんと謝れば大丈夫だと思う。
そんなダイビング部2年で部長の二宮愛と二宮誠の双子は火鳥先生からそろそろ新入生に会って指導してやってと頼まれるが、勝手に機材を使われた怒りは収まらず、近くにいるようだし捕まえてぶちのめすと言い出して、ついでにランニングに出る。
その後で光と双葉は火鳥先生と誠に仲裁を頼むのだが、愛は怒りっぱなしで今日は無理だと言われて、そこを見つかって追跡されて、怒られると逃走する二人。
しかし体力のない双葉はズボンがずり落ちて、走れないから置いて逃げてという事態に、光は覚悟を決めて、自分ら部の後輩です、そして勝手に機材使ってごめんなさい、でもそれはダイビングの楽しさを教えるためで、ごめんなさいと光と双葉は一緒に土下座。
さすがにこれをやられたら怒れず、あんな無断侵入とか逃げ出す奇怪な行動に出るし体力のない奴は駄目だ、直接指導で鍛えてやると入部を許され、翌日、2年の教室でのミーティングへ。
もう怒ってないからと念押ししつつ、5月6月は腕立て腹筋ランニングの体力作りをしつつ、7月からプールでの練習、そして8月の夏休みまでにオープンウォーターダイバーの試験を受けて、オープンの資格、バディと一緒なら潜れるCカードを取得を目指す。
経験者の3人も初心者に教えることで良い予習にもなるのでバックアップしていくと約束。
こうして今後のスケジュールが決まるのだが、光が黒板に海の生物の落書きを始めて、あねちゃん先輩は、それはこうでしょうと上手く描いて、弟君先輩も参加して、双葉も色塗りで参加する事態に。
なんか知らないけど、生物溢れる海中の様子を描いてしまい、これが4人で潜ったの最初の海だなと達成感を感じる。
とはいえすぐに消さなくてはならず、携帯での撮影で残す。
双葉は初めて潜った水のない色とりどりの海。ずっと消えない思い出だと嬉しく思う。


会議で予定を書いていると突然黒板に落書き始めて、このダイビング部には問題があるに。
美術部かというぐらいのアートでしたね。

ラスト急にお絵かき合戦になって、黒板がアートに変貌して、一瞬で消すという4人だけの芸術、4人だけの思い出に、夕日の差し込むさまも相まって、美しくもほっこり。 
ARIAの幻術的芸術風景に比べるとSFさがないので、現代であることもあり、手作りの芸術品って感じで、差が明確であり、それでもこの日常の一瞬がとても美しく、同じ志向になっていて見事だな。
ダイビングしてないのに面白く美しい。

今回は姉ちゃん先輩、弟君先輩の双子コンビの愛と誠が本格登場なのだが、蹴られるしパシリさせられるしお弁当のおかず取られるしぞんざいな扱いをされる弟とそれをする乱暴な姉ということで一発でキャラを立たせるのだが、今回も上手いのが、ちゃんと前回の遭遇からの出会い以上に、双葉と光の体力作り中に出会うことで、愛先輩が怒って追いかけて来て、追いつかれ逃げ切れないことで、先輩、無茶苦茶体力あるということが印象付けられる。
2話で光と火鳥先生が追いかけっこしたことも、あの時点ではキャラを出すため、ダイバー仲間として意気投合するための説明だけど、今回の話から思うとあれだけ走り回っても息が切れない二人の身体能力を見せて、ランニングだけで息が切れてる双葉の初心者としての能力を一層際立たせている。
こういう身体能力をギャグにしつつさらりと見せてるのは、機材が30キロだからそれに耐える肉体を作らないと駄目ということで設定のリアルさは守るよね。現代劇だからこそであり、無駄なシーンがないよね。

また2話のあの美しいプール遊泳シーンのために部室に無断侵入、備品やプールの無断使用が、ちゃんとあのドライスーツ、この二人のだったのか、そりゃ勝手に使われたら怒るよねで。
それをちゃんと謝罪することでちゃんと終息させてるのも、先生への謝罪だけで終わらせずで丁寧にネタを引っ張ったなと。
それを怒るけど許してくれることで、愛の単純じゃない魅力も描いてね。
愛先輩が私が指導してやると部長らしくスケジュールまで立てて今後の方針まで決めてくれて、ちゃんと先輩として部長してるのもよろしいですな。
火鳥先生もさっさと2年を1年に会わせて丸投げして見守ってるしね。

丁寧に必要な体力作りをしつつ、それで終わらず、先輩組も登場して、怒られつつ謝罪して弁当食べながらの会議と落書きのダイビングですっかり仲良くなってカッチリだったな。
この落書きのアイデアは本当に、上手く溶け込ますことになって上手かったな。怒りっぽい先輩との会議の途中なのにと思ったら、それはこうだろうで遊びに興じる。それも絵を描くという運動系とは思えないけど、結構上手くて高校生らしい感じでもあって、それを許してくれるから、気持ちを許せるで。
遊びの部分が良いね。
てこちん、ぴかり、ジャージ半脱ぎブルマっ子とお猿パンツと愛称呼び覚えてるのもね。

そのオチの、4人での初ダイビングね、色とりどりの水のない海、消えない思い出。
この恥ずかしい台詞と、すぐ消すからこそ、写真に残すからこそ、ずっと消えない思い出のモノローグも美しい。

今回も今回で面白く、また髪型が前半の双葉の三つ編み二つ結びでおさげにしてるのが可愛く、光もヒトデの形に結んでいて、活発だけど髪型変えてるなと。後半でもポニーテールとツインテールみたいにしていて。
細かく髪型変更してるのもオシャレに感じて、目に楽しい。

ところでジャージ着てるなと思ったら脱いだらブルマとか黒板消しをクリーナー使わずに叩くって、ちょっとセンスが古く感じます。黒板も最後だと雑巾で拭いたな。
まあ男が学生服なのに女子があのロングスカートなのでなんでもありなんだけどもね。

本当に地味に面白く感じます。
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