ウルトラスーパーアニメタイム フォースシーズン

宇宙パトロールルル子は、最終決戦でしっかりと初恋両思いは無敵最強としつつもしっかり悲恋にさせつつ勝利して違う次元で会おうと別れたことで次元パトロールに就職する。その他のキャラもしっかり両親が追い追われる部署になってるとか、支部長が出世して、同級生が支部長になってるとか全部フォローしていくのもお見事。
気持ちを奪われたら終わりだと思ったら、安っぽい中学生の初恋は無限に湧いてくる。
じゃあしょうがねえで全て納得。正義の心で無茶苦茶できるのも、作画も弾けてるから良いやで。

細かいことは良いんだよ、というノリ重視の作品ではあったものの、戦闘では突然の覚醒とかで確かにそうだけど、シナリオ面では割り合いフォローが効いており、破綻がなかったのは、エピローグもそうだけど、ちゃんと全キャラに出番用意しており、最終前でしっかり両親無双に支部長と同期も一緒にやってくれるとか、ノリだけど、誰も置いて行かれてないのをやり続けてるので、不満がないんだよね。

安っぽい中学生の初恋を、陳腐でどこにでもあると笑いつつ、そのまま大人になって、初恋追ってやっちゃうぜのパワー炸裂さは躍動感抜群だったな。ノリと作劇がちゃんと一体化していたので不満はないね。

典型的作画重視アニメであり、毎話の10分無い、5分ぐらいの作劇だからこそシナリオは簡潔にしてただの戦闘がハチャメチャに動きまくっていた。
この枠だからこそもあるが良かったですね。
あと、ルル子のMAOの演技が本当にメインヒロイン演技で、これとクロムクロが本当に可愛いヒロイン演技で。
これまではサブキャラの印象が強いので、しかも結構大人系が多い印象だったので、若い子演技にはビックリでさ。さすがだよね。

あと、トリガーの傑作、リトルウィッチアカデミアが、アニメミライの一作から劇場版ときて、テレビシリーズへという人気が出たのだろうことはよくわかる経緯で、ちゃんと1回ルル子と絡むし、最後のバトンタッチも宣伝だったなと。

影鰐 承
こっちは毎度のホラーショートストーリーなんだけど、承の時点でデュラララパターンとして4シーズンやるよなと思いつつ、ちゃんとシナリオでは1期の敵と共闘しつつ、ゲストキャラが事件遭遇のいつものパターンから1期で出たキャラのその後で死んだりしつつ、話数を繋げて見殺しにされたりした研究員がしっかり対立する局長を殺すのに協力しつつ、ラストでやっぱり1期の敵は悪い奴で、その局長がモンスター化して襲ってきて相打ちというのもやると思ったけど、上手く主人公がやられない状況を作って。
しかもオチの死体発見で戦闘音がなかったら、割り合い綺麗に終わっていて、次長死んだかな、それとも生きてるのかな。局長もバラバラにされて井戸に入れられたけど、生きてるかもとか。

理不尽な怪物に遭遇する人々が影鰐の影響で進化したものに遭遇するという理論立てられたもので、それで俺らも進化するぜ、やめとこうぜの対立も、利用者と退治者の話で成立して、まずまずでね。

ぷちますは前に見てるし、ファンだから高評価しつつも、ファン向けだからね。
 
いやあ、この枠は良いよね。3本連続だから見やすい。ほかの5分とかの番組は見逃しやすくてさ。 

真田丸 25話

91年。利休を切腹に追い込み、秀長も死に、鶴松も死亡。
この状況に各陣営は後継者は秀次で豊臣政権は持たないぞと確信する。

今回は鶴松病死前日での回想という形で、すでに利休も難癖つけて切腹に追い込み、それを秀長も敵と内通するような権力者は潰しとけで納得させて、でも急に病気になって亡くなるなんて呪いじゃんという流れが、秀長、利休、鶴松の連続死が連鎖して、この後の豊臣政権を崩壊させる。
そういう気持ちを回想だから感じさせるのも見事。
ちゃんと利休の堺代表の俗物さを描きつつも茶を作ったと言うことや茶々に慕われた姿にね。
秀長も死ぬ寸前だからこそミスった感もある。

呪いじゃねえのかという気持ちが、策動した三成と、しかも大谷のほうがむしろ主導しているのが、病気のことも思うとね。
鶴松病死をもう持たないと思ってることで、葬式の手配を準備していたりで。
これのおかげで大谷よりは三成のほうが、清正らが水垢離で祈るしかねえに、俺もそうだで参加して、熱いものを持った口下手なノリの悪い男となる。この時の半裸が最近の大河では重要だな。
三成はちゃんとその後に豊臣政権の親政権として、豊臣秀次、宇喜多秀家、小早川秀秋に政権を支えてくださいと頼むのが、上手いな。
政権が動揺するからこその結束会議であり、自分は秘書長として動いてさ。 
ちゃんと徳川と真田が、秀吉が死ぬまでだと見切るからこそでね。

一方で息抜き要素として茂誠が松と再会して、覚えてないギャグとかやりそうだなと思ったら、全部思い出した、入り婿として重要拠点任せるぜで、北条時代がどうだったかわからないけど、一気に城代だしさ。
信幸は一応沼田城の城主とかで矢沢の叔父さん、もう俺がボスだからさと言っていたら、隠し扉で放り出され、稲姫と夫婦だろうと構ったら拒否され、前妻のところに行くだらしなさ。
母上も唐物の薬草を入手して、片桐と一緒に薬作ろうと思ったら、出し汁が重要なんだよ、流しちゃった。昌幸に僅かに出来たのを、食べられて、よし、これなら、行けるぞ。それが全部です。わしが元気になってどうすんだよ。
なんてギャグで。

きりも秀次に側近になってと言われて、受けていたら数年後の連座でえらいことになる。
 
いやあ、ちゃんと寧々が医者が助けられないのはお前の悪行のせいだと釘刺したら、茶々の側近から、助からないとかなんという奴だと嫌われ、しかし秀次が渡したあのでんでんを持って来て配慮して、最後も茶々を抱き締めて、実は利休死亡の遠因だった呪いの元凶として描きつつも、息子死んじゃったと壊れた感性でも泣き出すことで、善人でも悪人でもない等身大な人を描けている。 

ハイスクール・フリート 1話~12話

海を守るブルーマーメイドになるべく軍艦での実習を受ける学生たちだったが、突然教官が発砲して反撃せざる得ず、遅刻の懲罰の演習かと思っていたら反乱したことになって仰天。

いきなり実戦で反乱で、うーん。
空軍戦闘機のストパンだったり陸軍戦車のガルパンだったり美少女軍事モノの系譜で海軍モノをやりたいのだろうけど、まだ難しい。
もちろん丁寧な艦の運行描写は過程を詳しくリアルにやることで、説得力を見せてくれるのだけど、まだ水没したぐらいしか世界観がわからず、美少女が軍事に関わるのも魔女とか戦車道とか強引な設定が欲しい。
というかいきなりの攻撃とかどういうことだで。戦争もないのに武装積んでるとかもどうなってるんだ。
まあガルパンも戦闘回で良さを得るまで狂った作品だと思ったから3話ぐらいまでは頑張ろう。 

2話
反乱したことにされてるけど、とにかく最寄の港に入ろうと方針を決定。
だが、ドイツ艦が攻撃してきて性能で勝る相手に小型で速力と小回りで勝る点のみで突破。
そこでドイツ艦の女を回収して事情を聞こうと思ったら友人の船から救援妖精が。

電話しろよ。相手は魚雷使えよ。それもないならレーダーと砲撃を同調させて狙えよ。小型艇のほうが速いっぽいのだからそれで攻撃したら良いじゃん。 

いやあ、きつくなってきた。だって副長の子は軍人一家で校長が母親なら電話一本直通回線で事情説明したら良いじゃん。 もちろんそれは探知されて居場所バレする危険行為で寄港地までの一日半まで気が抜けない状況だから無線封鎖で逃げるのだけど、それだって航空機が即時救出に来たらありだし、向こうも航空機で索敵されたら終わりであり、衛星で見られていたら終わりで。
主人公たちが逃げる理由は危険だからとりあえずであるけど、世界観設定が浅いので、なんでなのかの疑問符が多い。
ブルーマーメイドで戦争に使わない女性護衛隊とか言いつつ、実弾積んでるのはなぜだ。海上自衛隊なのか海上保安庁なのか。

科学技術水準やこの海上戦闘のルールを示さないとミサイル撃たれたら終わりとか思っちゃうしさ。
戦闘は丁寧にやってるけど、それ自体に意味を見出せない。
 
3話
潜水艦からの攻撃を爆雷で潰しつつも闘争を続けているとドイツ女が機器が狂ったので脱出してきたと教えてくれる。
とにかくも反乱発生に学校に帰還して事情説明しろ。それ以外は撃沈されると。

とりあえず逃げるのが正しかったのでは。向こうから通信して来ない時点で要注意なんだし、見つかってるから増援を呼ばれたくないなら反応を見るべきだったけど。
どうも機械が反乱したっぽいことだけはわかるのだが、通信も受信だけ可能でこちらから連絡取れずという都合の良いことで。

なんというか、戦闘だけで見せてるのだけど、レーダー使えたのなら居場所もわかるし、夜間戦闘は電気消せもこの海域にはこの船しかいないのだし、潜水艦相手なのだから無意味じゃないか。
具体的なこと言ってるけど半分は的外れというか、囮で巻きつけて爆雷狙うは良いけど、接岸させないように救助が来るけど、こっちがわかるのなら向こうもわかるだろうし、そもそも潜水艦がほかの艦と連絡していたら追尾で十分だったわけで。
というか冒頭の実習中の船の居場所バレてるのよね。航空機飛ばせよ。

もちろんわからない状況でとりあえず生存のために頑張るというのは良いのだけど、まだキャラも不明なままやったことで、みんな頑張ってるね、だけでしかなく、誰が頑張ってるとか思わない。
なにもかもわからない状況で進んでるので、なにをどうしたら良いのかわからない。 

4話
補給部隊に助けられて保護されるのだが、友人の救援に行くので同行することに。

機器がウイルスで暴走ではなく人間がウィルスで凶暴化するゾンビモノに。
だから突然戦闘行為をするのね。
でも一人がテンション上がって攻撃しちゃったとか、極限状態でやっちゃったで済ますのは、どうかと思うよ。
視聴者には猫がいたから助かったというモロバレのネズミに嚙まれて凶暴化、と思ったら海に落ちたら回復というのは、なんなんだろうか。
というかドイツの子が来た時に反乱があったと言っていたけど、そのことにどれぐらい現実味があったのかわからないのよ。
だって、キャラの緊張感のなさもあるからこの平和なご時勢に、突然反乱発生で艦が武装行動始めましたと言われても、冗談ですか、それでなにするんですか、だからさ。
平和な日本で戦艦でクーデターが起きました。なにが起こってるの、でしかない。
結局、各船がウイルスで凶暴化してましたで。
なんか背景とか出てくると思うけど、なんでそんなことしたの?だからさ。
みんながこの平和な時代に攻撃してくるなんて物凄い陰謀に巻き込まれたんだ、と思ってないとこの話は成立しないのに、緊張感ないしさ。

なんかパニックホラーゾンビモノっぽいのはわかってきて、凶暴化するので攻撃しておいて嘘を言うのはわかるのだけど、そんな状況設定よりもこの状況を脱するには、みんなで寄港地に逃げるとか、校長に通信したら済むよねと思ってしまって間抜け過ぎて乗れない。
だって演習実習で死ぬかも知れない攻撃に晒されているので、なりふり構わず艦も捨てれば助かるし、反乱容疑でもちゃんと帰ればまだ誤解だったと夢を叶えるんだと思えるからそうしないにしても、そもそも寄港地に行ったなら校長に連絡入れたら良くない?いくらでも通信設備あったろうし、自分たちはこういう事情なんだと。警察に保護を求めたって良いし、テレビを見て事態が露見してないと知るとか、いくらでも世界観を膨らませられる。
のに、普通にトイレットペーパー購入して終わり。
馬鹿過ぎ。
買出しは下っ端の仕事なのに艦長が出て行くのも、情報収集とか通信するとか警察に出頭して事情を説明するから責任者が出るべきとかいくらでも理由付けできたのに、普通に買い物しましたで、なんなんだそれは。

この作品が駄目なところは、それをしたら良いのになぜしないのという逃げ道が残されていること。
それをしない理屈がないから、駄目じゃんか、この作品になってしまう。

5話
補給を受けてエンジン修理と事情聴取の休憩中に親友の乗る船が戦闘中で見に行くことに。
そして艦長は親友のところに行くと戦闘中なのに飛び出して行く。

艦長なのに人命救助の時や買出しもだけど、副長がいるからって好き放題してるぞ。
一応退避してと言うけど、艦長が行くなら一緒に行くしかにからさ。

武蔵が魚雷食らいまくっても落ちないので硬いというのはわかったのだが、あの魚雷をミサイルで発射するのって現代ではこうなってるのか。筒だけ乗せて発射かと思っていて、そのまま直撃させろとか思っちゃった。人命優先で船底に穴を空けるためなんだけど。

正直、良くないね。戦闘も砲撃に砲撃をぶつけて撃ち落すとかやってるけど、これまでの積み上げもだが、何でそんなことできるのかで。 

6話
上層部が武蔵が反乱とかどうするよ、戦艦がないから同じ戦力をぶつけられないぞと思っている中で、主人公たちは機雷原に突入して掃海を行う。

ネズミの正体とか医者が解析して電子機器の異常もこいつのせいだと明らかにしてワクチンまで作るのだが、それよりも、主人公が艦長なのに飛び出しておめおめ帰ってきて気まずいとか、それで良いじゃんという話も組織人間関係モノとしてはありだけど、まったくどうでも良い。
また機雷掃海ももっと具体的に描いてくれたら良いのに、ミスってぶつかって一艘ボートを失う羽目になって。
この機雷掃海の手順も実施も丁寧にやったら違うのよ。

というか前から思ってたんだけど、海に出るのに救命胴衣を着ないの?デザイン的にダサいのはわかるけど、ガンダムで戦闘中にパイロットスーツ着なかったシードと同じくリアリティないのよ。面白かったら良いよ?ほかのガンダムでも宇宙戦してるのにノーマルスーツなしとかも多いし。
でも面白くないとガチさが足りないで。
宇宙で吸い出されたら終わりなのに、パイロットスーツ着ないとか、よく考えると馬鹿じゃねえかと思うのと同じで、戦闘中で海に落ちる可能性もあるのに、溺れたくないなら救命胴衣ぐらい着たらで。
あのセーラー服も実は未来の技術で浮く素材かもだけど。 

7話
座礁した商船を救助しに向かい本職のブルーマーメイドの仕事を見る。

うん、軍艦で戦闘するよりもこういう女性海猿をやるべきだったよね。
ちゃんと座礁船の一番近くで実習中だから救助に向かい、ウェットスーツを着て海中からどうなってるのか確かめたり、救護要員や軍艦への移送要員などを振り分けて、初の実戦だから人数確認と負傷者優先してと。
ちゃんと相手艦長への挨拶とかもして情報共有もして。
飛行船で来るブルマーやら、小型艇で突っ込んでいくので、軍艦設定が必要ないし、水圧カッターで救助したりで。

うん、萌え海猿をすべきだった。軍事衝突とか無意味だ。だってブルーマーメイドって一体何か今回までわかってなかったからね。

というか3話ぐらいまで海を守る女の子で、海難救助の萌え海猿と戦闘訓練もしていたら、海上保安庁なので、見習いは実習を巡視船ではなく、大昔の軍艦でやっていたら、ウィルスによる反乱発生ぐらいの手順を踏めば世界観が違ってきたのにさ。3話までのバタバタが失速させてしまったな。

8話
比叡と接触してトラックまで行かせると被害が出るので諸島地域に誘い込んで座礁させる。

これまでで一番まともな戦闘でした。でも同時にこれまでで一番空気が抜けてました。
というのもこれまでの無断戦闘行為がどうなるかわからない感があったので、普通に上層部に許可を取り、艦内でも出来るかどうか協議して行けるでというので、プロセスも完璧で。
そして座礁という当然の作戦も良かった。
ただこれまでの積み重ねのせいで、なんの説得力もなくて。
オチの相手の船を接収していたか不明で緊張感なしで。
これまでの経過が悪いからまともになってもな。 

9話
行かなくても良いけどドイツ艦を発見したので戦闘を挑み、やられそうになりながらも揚陸してワクチンを打つ。

揚陸部隊員が戦闘の達人設定とか相変わらず艦長が直接揚陸部隊の指揮を取って向かうとかの謎設定などが一応最善尽くしてるはずなのに、そんなの求めてないんだよがあってさ。
船が半壊とかでも修理せずに合流を目指すとか厳しさを増す感はあるんだけども。 

10話
武蔵追撃中に赤道祭でお祭りすることに。

最終決戦前の息抜き回、だが、事実上不必要回。面白くなくてここまで至ってしまったので、こういうのをやると痛々しいだけなんだけど、ガルパンがサブキャラなんか最小限の描写で、人間関係も近場でのみで終わっていたし、こういうどんちゃん騒ぎはおまけで本編ではほぼやらなかった。
この子たちのなにがどういうことをしてるのかもさっぱりだしさ。主計の仕事とか、なんもわからんしさ。

11話
フィリピンにいるはずが日本本土に接近している武蔵を止められるのは主人公たちだけ。
しかし戦闘を躊躇する主人公に仲間たちは全員で従い助けると誓う。

残存ブルマー戦隊での攻撃でダメージを与えつつ最後に主人公たちの突撃に持って行くことで武蔵が無傷ではないと勝てる隙を作っているんだろうな。
主人公も勝てない可能性が高いことで家族同然だと思えたから戦闘できないと弱気になるも行かないと都市部がやばいので、説得してと最後の溜めも終わってと。

戦闘もブルマーが揚陸艇で接近したら勝ちなんだから危険を犯しても挟み撃ちとかで乗り込めさせれば良かったのにね。

12話
最終局面で校長の来援まで時間稼ぎするも武蔵に一撃加えたら追撃されて撃沈寸前まで追い詰められるが、直後にドイツ艦が救援して乱戦に突入。
この状況なら接岸が可能だと体当たりが成功して艦内を鎮圧。
ようやく寄港したが最後の体当たりの影響で沈没するのであった。

寄港したのに突然沈む謎の展開。夕日での沈没シーンが欲しいなら戦闘を夕方にしたら特攻に成功したけど沈没するから全員移乗して鎮圧だにで来たしさ。良いシーンが欲しくてやったのだろうし、悪くないけど、良くもないよね。

戦闘は来援後のどさくさで突入してとスピード感はあったかな。でも単なる撃ち合いに過ぎず、というのが印象だったな。

一応これで暴走ウィルス騒動は終了か。

総評。
美少女海軍モノを狙ったのだが、私的には大滑りしてしまった印象。
特に初速が最悪で、ブルーマーメイドがどういうものなのか描いてない1話で突然の反乱ネタで、海洋警備ってなにをするんだかわからないのに、撃ち合い始めて、反乱容疑を掛けられる。
しかもどうやら飛行機がない世界らしいのだが、電話があるので校長である母に無実を伝える連絡一発で、ダラダラと逃げる話なんか成立しないし、補給のために立ち寄った場所でその最善手を取らないという馬鹿展開で、前半のレベルの低さに何も期待できないとわかってしまう。
その後は知略を交えた戦闘もするけど、という感じで、戦闘自体は決して低い水準ではなかったと思うけど、如何せんこれまでの話数のシナリオ自体の低さが戦闘テンションを下げてしまって、また戦闘自体もガツンと来る戦術がないので、ちゃんとやってるのに、まあこんなもんだよねで評価は上がらない。
いらない話数も多いし、キャラ数も多いし、役割はわかるんだけど、いらないでしょうとか思っちゃって。

正直、海上保安庁だか海上自衛隊だから戦闘も救助もしますで、一番良かった萌え海猿をしたら良かったのよ。演習中でずっと海域を回って、乗員のキャラを掘り下げ信頼を高めつつの船での生活と訓練や突発的な救助要請、海上での補給とかを一人前になるために受けつつ、もちろん最後は戦闘しても良いし、ウイルスで暴走もあっても良いけどさ。
いきなり訳分からない陰謀とかで戦闘開始したのは失敗だったと思う。しかもその後の処理も馬鹿だったからさ。ウイルス騒動もちゃんと終息させてないしね。

キャラもこういう状況だとね。部署を動かすのでいる意味はあるんだけども、いる意味なしというか、見せ場なしだからさ。

船を動かすリアリティは確かにあった。しかしシナリオもキャラも面白くなく説得力がなくリアリティがなかった。

田中くんはいつもけだるげ 12話

席替えで田中は太田の後ろ、白石の隣になる。この状況を好機と捉えて仲良くなろうとする白石は話しかけようとするだが、ぼんやりの田中とは気付かず、失敗のフォローも太田が全部やってしまい全然親しくなれないと嘆き、宮野から頑張ってと励まされると田中から気を遣わせてごめんと言われて、うざがれたと嘆き、全部が無駄だったと落ち込むのだが、その様子に焦ることないよと田中から励まされて、こんなのんびり屋とすぐにどうこうなろうとしたのが間違いだった、ゆっくり頑張っていこうと誓う。
のだが、一緒に下校する様子を志村と加藤に見られて彼女いるだろうと詰め寄られる田中だが、その一緒に帰った子が三つ編み眼鏡の白石だったので、白石からダサい格好のことは言わないでと言われて友達と言ったら、俺らの知らない友達がいるかと。
田中は面倒だから言い訳せずそれで良いと黙認するのだが、 周囲は冷やかしまくりで鬱陶しいと一人で帰るといつもは一緒の太田や志村たちがいないので犬やら道を尋ねる人に絡まれると自分で対処するしかなく、莉乃にやっぱり太田たちが必要だと語って嫉妬を誘発する。
その一方で白石はあれは自分だと言えないから田中がみんなと喧嘩しちゃったと太田に頼んで誤解を解いてもらう。
これで一安心かと思ったら田中は恋人出来たら面倒臭いとわかったと言い出して白石はまたショックを受ける。
けれど、いつか挽回してやると挫けない。

田中くんの成長と白石さんの空回り。
最終回らしく田中がちょっぴり成長するのがお見事な視聴後の終わりを感じさせたな。白石が彼女いらないという言葉に諦めないもんと思うだけで、頑張れよという感じで終われるんだよね。
普通なら失恋エンドなのに、認めてないからね、だけで済んで気持ち良く終わる。
またEDがOPのアンリミテッドトーンのうたたねサンシャインのフルバージョンで、非常に毎回の導入も見事だったけど、OPのみんなでピクニックがエピローグに相応しい仲良しさで。
これも最終回の視聴後感を高めている。

にしてもちゃんと全キャラに出番を用意して、日常コメディをやるセンスは最後まで抜群だったな。
席替えに本気のおまじないかよ、からの一番前になって大ピンチ、からの宮野が太田の後ろで見えないから代わってもらい安心と思ったら、隣が白石なので空回りラブコメ突入。
この白石視点も実に可愛らしくて、よし、物理的んも精神的に近付いちゃおうと意気込むのに、田中がのんびり屋過ぎて、いつも寝てるし無表情だから話すタイミングがない。
じゃあおはようから始めようと思ったら、眠い様子でおめめが開いてないでさ。
じゃあフォローは前の太田が全部やっちゃって、それ机くっ付けフラグだよ!がキュートでね。

宮野に励まされて頑張ったら、ウザがられたと絶望したら、当の田中から励まされて、気持ちが軽くなるのもわかるし、恋愛と友情の擦れ違いがちゃんと描けてるのも良くて。
三つ編みスタイルもよほどストレスが溜まっていたようで。

後半の旧型白石が恋人と思われたということが白石はそれが自分とバレるのは困る反面、田中と恋人と思われて嬉しいという青ざめ照れという難しい感情表現しちゃって見事で。
田中はバラすと白石が困るから友達と言い張ってるだけで、言い訳考えるのも面倒で、冷やかされると鬱陶しいから怒って珍しく一人で帰る。
ここの複数のラインの擦れ違いが見事だったな。宮野は友達の私たちには言ってよ、それに白石さんを思うとと勝手に怒り、白石に何も言わないでと慰めようとする、良い子なんだけど、勘違いだというキャラも見事で。
その白石も私のせいで田中君が喧嘩しちゃったと思うから、太田にメールして助けてと動く。宮野のせいでちょっと遅れるけどね。
ちゃんと尾行してる友達たちが、あれ、いないぞと思ったら、太田があれは友達だわで。志村も加藤も太田が知らんわけないわ、そりゃ怒るわ、ごめんで、ちゃんと収めてるし、白石の正体をバラさずに済んでる。

この時の単独行動のちょっとしたことで田中はみんながいたから日常でも随分助かっていたと思い、友情賛歌になるのだけど、ちゃんと莉乃に太田が勝手に嫉妬されるのも上手いね。

ほんのちょっとの波風が収まり、恋人が出来ると周囲がうるさくなるからいらないな。
それにガビーンの白石さんは諦めないわという不屈の乙女心が嬉しく可愛い。

最後だからって越前さんの、ちょっとの出番なのに、田中に恋人、まさかこの流れで太田が付き合えって言われるんじゃという乙女ぶりも良かったです。

総評。
正直、1話で切らなかったことが奇跡なぐらいで、放送時間の関係もあって眠くなるのよ。1話なんか男二人のんびりグダグダやって、そうですかで。
BLっぽいのやられてもなというので。
なんだけど、2話目から宮野が登場した瞬間に可愛さ爆裂で、一気に空気が変わり、その流れでヤンキーだが乙女の越前や高校デビューした学園のアイドルだけど地味な性格の白石などの魅力的な女の子とのラブコメが発生して、あれよという間に虜になりましたね。
妹コンビも可愛いし、バイトの姉ちゃんも可愛いという女の子の可愛さが、それぞれ違うのも素晴らしくて。
それぞれと絡むだけど、女の子可愛いが、あざといようなあざとくないような自然体な魅力で、完成度は高かったな。ただ女の子がいるだけで可愛いんだ、魅力的なんだという描きは素晴らしかったです。
男の子たちだって、意外と田中も太田も、志村や加藤も魅力的でさ。どうしようもない奴はいないんだよね。劣等感を慰撫するだけのことにはしてない。

だけど、この作品が本当に素晴らしいのは、ラブコメが空回りして、田中は白石に惚れられてるのにまったく気付かない、莉乃も凄いブラコンなのに気付かないし、太田も嫉妬されてることにも気付かない、越前が一時二人に惚れられたと思っていたことも知らない。
恋愛が成立しないのは気付いてないからだという解答が、いつもは良い雰囲気になるのに好意の言葉や告白に気付かないとかのレベルじゃなく、日常的にそういう認識になることもないというのが徹底しているので、優しいのも良い人だからね、嫌がらせも緊張したんだろうって思うことに無理がない。
だから田中と太田の親友同士で一緒にいたほうが楽だしね、女作ろうとかも面倒だからというグダグダな友情ストーリーも成立する。
そこに女の子が参加しても、ちょっと親しいクラスメート、席が隣になった、知り合いの知り合い、ぐらいの関係に終始して、一緒に遊ぶこともある女の子の友達だけど、それだけで。
女の子側も一足飛びに好きとか告白せず、ちょっと好意がある、気に入ってる程度で、もっと親しくなりたいから絡んできて、小さなことにラブコメを見出してさ。

このやる気ない、ラブコメもない、そんな日常モノでもこれだけ楽しく見せられるのは原作のシナリオと演出バランスの勝利だったな。
1話の男同士の日常見せられても、かったるい系ね、はいはいという興味のなさなんだけど、それが実は女の子がちょっと好きになってくれていたり、普通に友達として付き合える子がいる中で男同士の日常を見せられると、閉鎖性がなくなって、女の子といることもあるけど、親友と一緒にいるのが楽なんだよになって、見易さが全然違ってくる。
また女の子の描きも絶妙で、宮野が、そのけだるさ、憧れますと普通に友達になってくれるけど、越前とも親友で、白石に気を遣うなど、一対一関係にしないんだよね。
だから堅苦しさとは無縁で。田中と絡んでなくてもほかの奴と絡んでるんじゃねえので、こんなダルダル主人公に関わってるのがいつもじゃない感じがあるので許せるんだよね。

そして白石の片思いの空回りを、非常に魅力的に、しかも田中を嫌悪させないようにしてるのが見事なんだよね。
好かれてる田中も相手は白石だけで、もう一人は妹だから、ハーレム的ななぜかモテモテじゃんという嫌悪をさせないようにするのが、普通に、同級生の、ちょっと変な人好きになっちゃったで、済むんだよね。
しかも恋する白石さんは可愛いし、空回り不憫も可愛いし、それでも諦めない姿に応援したくもなって。
ハーレムモノになれてくるとこういう手を繋ぐ、キスが限度らしい、普通の日常の等身大の好意のある風景が愛しくなるね。

非常に、非常に素晴らしかったです。
主人公の田中視点では毎日平穏でやる気のない日常を送り、ちょっとクラスメイトの女の子と親しくなりました、でしかない。
そんな平穏で平凡な日常が、ちょっと視点を変えれば片思いする女の子が好意を上手く伝えられずに空回ってるのに気付かず慰めて、もっと好意を持たれつつも空回りさせちゃうような日常であることに気付かない。
平穏無事な日常にも実は多くの可能性がある。
その見事さが、日常を輝かせる。
1話の退屈な日常を送る田中はほとんど変わっていないのに、12話ではとても魅力的に思える。

BLっぽいだけの友情もあれば百合っぽいけどただの仲良しな友情も描かれ、そんな子たちも普通の恋愛っぽいラブコメも描かれ、でも恋愛だけではない、男女で恋愛に至らない友情モノでもあって。
ガンガン系学園日常モノの遺伝子を継ぐものとして、男ばかりでも女ばかりでもない、恋愛だけでもない、そんな青春モノ。
お家騒動まではガンガンはこういう極端に触れない、イケメンも美女もたくさん出てきて魅力的だけど、友達です、仲間です、みたいな少年漫画と少女漫画が混ざってる男女向けの空気の作品があったのになと今でも懐かしむ。

Classroom☆Crisis クラスルーム・クライシス 5,5話

修学旅行中、部長転校生がパイロットと近所の施設に向かっている頃、旅館では女子陣は恋バナに興じる。
その一週間後、中間報告会議が同じ旅館で行われて先生は重役相手の報告に大緊張するのだが、その後の温泉でその重役が入ってるところに入ってしまい抜けるに抜けられない状況で、経営者一族と技術者一族の部下の言い争いに巻き込まれて板挟みに。

完全に本編に必要ない無駄話。
なのだが、前半の恋バナなんか、本編ではいるだけの連中に、女子だけとはいえキャラ付けを感じさせて。
というか3年生とか2年生とかの年齢に違いがあったことをやっと気付いた。
この専門学校生なのに、特別クラスだから一般クラスとは時間も合わないし給料もらってるから、話題も合わないし価値観が違っちゃうので出会いもない。じゃあ近場ではどうかと思うが、みんな同じクラスで選ばれてるから仕事は出来るので結婚しても自分も含めて食いっぱぐれない自信はあるけど、コミュ障にガキで、うーんで、先生か転校生部長だけど、部長は委員長が近付いてるし、気難しいしさ。先生も天才だけど付き合えるかで。
そんな中、3年の子が同じ3年の男子と良い仲だろうと疑われるが、それは委員長とパイロットが親密過ぎて、3年で話せるのがそいつだけでということだった。
こういう話が、キャラとしては本編の薄いキャラ付けにちょっとは付与してるなと感じさせて、能力とキャラを同時に描いてくれたら、世界観がちゃんとできたのにさ。
一般学生と価値観が合わないなんか、部署存続のチラシ配りとか無意味さを改めて思うし、だからこそエリートクラスの実力と結束を描いてくれたらさ。

本当に薄っぺらいと思うのが、後半の報告会議で先生がクラスの業績アップに対応策があるのかを描写しない。喋ったらしいのだが、専門用語バリバリで役員は理解してくれないけど、ぶっ壊したエンジンデータからバージョンアップは可能で、成果を出してみせると、技術者の言葉で語って、社長はそのエンジンを軍事ロボに転用させたいから小型化や古い船にも搭載可能とかの話を聞いて、できるんなら期待するで。
そういう感じでラストまでの伏線が張れるし、何をどう頑張ってるのか見せられる。
ハードウェアとソフトウェアでどっちも調整が必要で、それぞれの技術を総動員してさ。

なのになんもなしだから、薄っぺらい。

本当、社内闘争の話がメインで、報告会の緊張とか、温泉に社長や副社長が出るまで出られないシュールさとか、全裸で股間丸出し、エゴむき出しでぶつかり合うのが本領で、学園モノじゃないんだよ。
本当にそれがしたかったのがよくわかるからさ。

キャラも多いのに、ちょっとキャラ掘り下げに時間割いたらクラスのメンバーとか輝いたし、シロバコみたいにその技術を披露するから活きる舞台がないんだよね。

迷家 マヨイガ 1話~12話

人生やり直しツアーという30人ほどが参加する移住だか肝試しだかミステリーツアーだかのバスツアーにて、オカルト紛いの地図にも載らない村に行こうということになるが、現代社会でそんなことを思う奴は現実から逃げたいと思っており、運転手は遺書公開とか軽はずみだぞと説教するがうるせえと言われて、イラついたのでじゃあ事故るかと猛スピード出すと、だから大人は信用出来ないと殴りかかられ、止めようとした女からゲロを吐きかけられる。
とにかくも村を目指す一行は橋の向こうの村に向かう。

多種多様なキャラが謎のツアーに参加する、なにか。
このなにかというのは、まだ物語が始まっていないから。
それでも多過ぎる30人の登場人物を捌きつつ、善人がゼロっぽい関係の描き方はお見事。
主人公は過保護な親から逃げたいだけで、親友は馬鹿じゃねえのと心配で様子見に来ただけの学生。
ほかの連中も大なり小なり同じで、主宰者も拷問連想ゲームに遺書を朗読とか、マジにやっぱりやめると脱落したら死んで終わりの遺書を用意とかそういうカルトじゃねえか。
隔絶した村に行って生き直すのだと言い出すけど、農業でもするのか。
運転手の言ってることは非常に正しい。安月給で食い縛って生きてるんだよ、おっさんから見ればなにが生き直すだと文句も言いたくなるし、じゃあ事故って死のうも自棄になるぐらいで。
このギスギスした関係もね。

全員死んでも惜しくないキャラ付けだな。 

2話
村に着く前にバスが崖から転落して、もう良いかと乗客はどうせ新天地に行くからとバスを動けないままにして、財布を全部渡すからさよなら。
そうやって辿り着いた村は廃村とはいえ1年ぐらい前までは人が住んでいた形跡もあり、黒電話や電話ボックスがあるなど建物は昭和というほどには古くない様式で、とはいえそれならそれでなんで一人も先住民がいないのかで。
主催者にどうやって突き止めたか聞くとメールが来て確かめたと、本当かよと思ったら、ゲロ吐いた女とラッパーが消える。

バスが崖下に落下しつつも、もう良いじゃんと言い出すキャラたちのクズぶり、財布渡すからこれでさよならというのは、新天地に後悔なく向かうためとはいえ思い切ってるが、同時に運転手が金をもらってもこんな山奥でバスも使えずでどうやって帰れば良いのかで着いて来るのも当然。
また探検して、結構掃除したら住める程度の家も多いというミステリーであり、主催者も先に行って待ってようとしたら追いつかれたというのも、ギリギリ言い訳が立つが、普通は移住しようとする先にいきなり押しかけても、食料も僅かしか持ち込めないしインフラもなかったらどうするのかで。
事前の偵察は必要で、それもなしで実は間違いでしたになったら終わりで、どう考えても主催者はおかしいよね。遺書まで書かせて移住とか言い出すのは。

またラッパーは無法地帯だから女とやりたいだけで、ゲロ女が一人だから無人の家に誘ってる。それで行方不明なんだけど、ただ女と消えただけで済むかどうかが分岐点。
まあホラーだと最初に死ぬよね。

多種多様な登場人物がいて、処刑だとか言い出す奴もいれば、サバイバル好きで武器持ち込む奴もいる、うぜえな、好き放題やらせろという奴もいれば、ただ普通に来てるだけで気遣ったりするまともな奴もいる。
 
3話
二人がふけたのはしっぽりやってるからだという意見が出つつ、まだ安全も確認できてないから捜索するとゲボの子を発見。誰か見つけていなくなったというのが、いや、嘘だろ、狙ってたのにいなくなるわけないじゃんと周囲から襲われて反撃したんでしょう、本当でも誰がいたんだと質問攻めに主人公はとりあえず待とうよと庇うが、この状況で待つことなんかないと周囲から言われて、とにかく探す人、食事を用意する人、部屋割りを考える人と新生活に向かって動き出す。
そんな時、厨二病な男が暴れん坊の少年に名前が似てるからパクッただろ、変名しろと言い出して激怒されて暴行して、捕まえてみると少年院に入っていた奴だと周囲から見つけた座敷牢に送られる。
主人公は悪口言われたらキレるでしょうと庇うも犯罪者を庇う気かと言われ、夜に様子見に行くと少年院に行ったとバラした子はいじめの逆ギレだったのを聞いていたので理由もない凶行ではないからせめて謝罪をと思うが、そこにいつも処刑と叫ぶ子は3人で処刑しようと現れて、それは過激だと言ったらお前から処刑だと川に投げ落とされるが、そこでラッパーが流れて行くのを見る。

滅茶苦茶スローテンポに、一人消えても、はいはい、襲って顔出し辛いのね、もうバスも使えないしここで暮らそうぜの準備開始。
ちゃんとスケープゴートにされたプログラマーが人を自分の責任だけでどうにかするからとチームが同じだから探したりするけど、ほかは昨日今日だからどうでも良い。
ちゃんと畑の食料がちゃんと手入れされて食べられる、ガスも食器も布団もある。
おかしいというのを描きつつ、別になにかあるでもないから普通に過ごせる。
そして厨二の奴の暴言にキレたら、こいつに殺されるとつるし上げを食らう。
厨二はこれは自分の名前でパクったという当然の権利を主張しているに過ぎず、処刑屋も悪は殺せと当然に思ってるに過ぎない。 
このちょっと逸脱した変なキャラは普通は痛いだけ。なのにこの無法地帯では、お前もあいつとグルだなと言い立てるし、処刑屋は悪党を庇うならお前も死ねで。無法地帯だから犯罪者をどう処遇するかで理想郷だから敵対者は排除すれば良いと動くしそれを庇うのも敵。自分の価値観と違うから敵。
そして殺されて川を流れるラッパー。

誰が殺した、ツアー参加者か、先住民か。
質問攻めも嘘か本当かよりも何かに襲われたのなら、なにかで。熊がいるのか、別のなにかがいるのか。

ちゃんと全キャラ顔がありいろんな価値観で動いてるのも見事。それが食い合わせが悪いので許容できないに過ぎない。 

4話
ラッパー捜索は夜だし獣の声がするので中止。むしろ獣がいるのにこの村で新生活するかということで、やっぱり下山しようという組とまだラッパーや閉じ込めた奴もいるのに置いて行けないという残留組に別れることに。
だが、下山組はバスも使えず地図も当てにならずで迷いトンネルで巨大な主人公を見たと。
一方の残留組も運転手が死んだ娘を見たと言い出す。

ラッパーが流されたということにみんなで探すことで対応しつつ、獣がいるだろうことは鳴き声でわかるから下山しようということになるが、下山も残留も理由は適当で、獣がいるだろうからというだけで、危険だからここで暮らす理由もないしゲロの子が詳しいことを言わないので、ラッパーなんかどうでも良いじゃんで。
残るほうも降りるのしんどいとかその程度で。

また群像劇としてリーダー同士で殺人のためにツアーが組まれたという可能性もあるという話をしていて、下山理由でもあるのがわかって。でも財布もないのにどうするんだろう。
主人公もゲロ子の意見を取り入れて残ったりして、それぞれの理由が駆動し始めている。

疑心暗鬼だろうが適当だろうが決断なんてその程度。
キャラが分裂したことで見やすくなったなりしたな。厨二はジャックを幻覚で見たのか落下して消えたようだし。
いよいよ幻覚でどうするか。 

5話
下山組が戻って来て、下山組は残留組になんで下山しなかった、おかしい、仕組まれてる、村も本当にその村かと陰謀論を展開、また巨大な主人公が見えたのは幻覚、幽霊だと言い始めて。
またジャックも脱走させたのは主人公だと言い出して、そういえばラッパーが流れて行ったとかこいつの嘘じゃねえか、そういえばジャックの友達だから脱走させたろと言い出すが、処刑を叫ぶ女が殺しに行ったら邪魔されたと言い出して、周囲はドン引き。
また運転手が死んだ娘が見えたと言い出して、個人的な錯乱だと隠そうとしたら、こいつら何か知ってる、隠してると騒ぎ出す。
収拾不能の状況では話が進まないと一旦解散するが下山組は怪しいからと武闘派の何人かと示し合わせて誰か捕まえて吐かせようとして主人公が捕まるが、拷問寸前でゲロ女に救出される。
しかしそこで巨大ペンギンを目撃。

前半の疑心暗鬼と独善で大混乱の会議がお見事。
下山組のリーダーは全て仕組まれてるという陰謀論者で主催者を疑っているし、ジャックがいないのは脱走させたからで残留組が仕掛けていると。
残留組は下山はラッパーを捜索してからだし、ジャックを放置で言い分けないだろうという言い分はあったけど、独善的だから、こんな危ないところにいるなんておかしい、運転手の発狂もなにか知ってるに違いないと思ってる。
処刑屋もそうで犯罪者を匿ってるのだ、味方だからお前も殺そうと叫び、そういえばこいつ、ラッパーが流れて行ったとか言っていたぞ、怪しいと周囲がなるところを、私も一緒だったと女が言い出したら、こいつも友達だって言っていたという誤認で共謀者扱いされるが、処刑屋自身がなにしに行ったと聞いたら、殺しに行ったと言ったら、そりゃ止めるでしょうと反論したら、周囲もうん、で納得して。
物語を主導する数人以外はダラダラで、誰かの発言に乗っかってこいつ危ないぞ、そういえばで影響されつつも、引くときは引くし、声高に批判すると、まあまあ、冷静にと言い出す穏健派もいる。

サバイバルの連中も、こっちに手落ちがないから仕掛けられたと同調しており、拷問しようとする。
またこの下山組襲撃組もサバイバルの二人と下山リーダーが組むのは使えるからで、処刑屋も同調するからに過ぎない。ちゃんと処刑屋の拷問は最後だと止めるし火事に気付くと足の縄だけは斬るという配慮がギリギリ、l脅迫の尋問だけで、殺すつもり、危害は加えないで。
また見張り頼むと言い出した女たちも組んでるかもで。

この疑心暗鬼で動き出すのが、実は何も起こってない、なにもしてないのに、下山に失敗して馬鹿を見たから、敵愾心が高まって、仕掛けたんだろうと思い込んで、動いてる。
まだ物語開始から二日三日で。

いやあ、暗黒の魅力を感じるね。ちゃんとキャラに無理矢理でもちょっとした見栄とかがあって筋が通ってるからストレスの多いキャラと展開なのに、理不尽感が少ない。事故死扱いだからだけど、誰かがやって死体が出てきたら、もう崩壊だよね。
閉鎖空間での殺し合いが始まる。類型的には屍鬼とかだろうか。
そうやってジリジリと一人か二人危ない奴がいた程度だったのが、お前も仲間だろうと状況の狂気を増していくか。
どうなっても楽しい。キャラが全員立ってるからね。 

6話
地下牢から脱出したメンバーはそれぞれに幻覚を見る。
それぞれに挫折を経験して現世から逃げ出してきたのだが、騒ぎに気付いて動き出したほかのメンバーに保護されるが、そこでゲロ子が隣村から失踪した子だと新聞にあったと言い出す。

集団催眠の狂気なのだが、ちゃんとトラウマが襲ってきてキモいのが、そりゃ発狂するわで。
サバゲーの女の子はいじめをエアガンで憂さ晴らししたら見つかって復讐に蜂の巣突っ込まれる馬鹿だし、男の方は動画配信までして訓練風景見せていたのに身長が足りずでシリコンまで入れたのに試験に落ちて、商社マンなんか自信満々だったのに凡ミスで失敗して嘲笑されてプライド高いから逃げ出してきてる。
処刑屋は坊主の愛人になってる母が暴力を受けて殺そうとしても果たせずで。
全員の小者な馬鹿者ぶりと捻くれた暗黒な動機がちゃんと描かれて、これのおかげで、本当、馬鹿だなという気持ちと同時に等身大で、まあ、しょうがないねと思いつつ、でも死んでも良いよねと思わせてくれて非常に楽しい。
だって、社会と上手くやれなくて、自分は正しかったのだと思いたいけど、トラウマが襲うのはそういうことでさ。
じゃあどうすれば良いのさと言われたらどうしようもない。救われない。歯も食い縛れない。弱い人間たちはどこだって同じで。

いやあ、あの下山リーダーの商社マンは自業自得の凡ミスだったのに、俺は騙されないぞと思ってるのなんか責任転嫁したいだけという実に良いキャラでさ。 
処刑屋も愛人としてDVも含めて金もらってるのに、暴力が嫌だから処刑だと思うけど、殺したってどうにもならないわけで、捕まって終わりで。
お母さんが身を挺して生活費もらってるわけでどうしようもない正義感で。
エアガンの女なんかなにもしなかったら惨めだけど普通に暮らせていたのに、ちょっとの憂さ晴らしのために、しかも詰めが甘くバレて蜂の巣食らうとかさ。
レンジャーは身長が伸びなかった運が悪いけど、その説得力に動画配信までしていたからで、その悔しさがあるからで。

キモい般若、蜂、おっぱいシリコン、列車、ぬいぐるみと、そりゃ逃げ出すわと思うレベルで。
全員精神的に不安定で。
主人公を捕まえて拷問しようとした件はどうなるのかな。ゲロ子が助けるために煙を使ったというのもどっちもどっちだけど、先に襲撃組が保護されてるのもそうならないのが上手いよね。拷問しようとしたことを棚上げできるからさ。いきなり火を付けられたと言い出したらそうでさ。個人の証言なんか処刑屋のことなんか殺そうとしてるだけなのに、怯えるゲロ子と態度も変わらないのに、一方的にこうなって。
またラストも突然、失踪した子がゲロ子じゃないかと言い出すが、名前だけでそう言われてもだし。それがいつのことかで。
先にゲロ子に対して聞くとかすれば良いのに、いきなり周囲と相談して動き出して、良い反面、こいつが黒幕かと疑心暗鬼にもさせてるわけで。
敵を作って内部統制はお見事だよな。とりあえずあいつは怪しいで。 

この混乱、謎を楽しむのが面白いね。 

7話
主人公は双子の兄弟が事故死して精神病の母のために死んだ双子を名乗らされ、父も立場があり母が精神病だと思われると立場がないのでそういう扱いを強制して、それが嫌で本名でやってきた。
ゆえに自分が自分であるという思い出のペンギンと母が恐怖の対象であった。
しかしゲロ女に導かれて、なんとか突破。
一方で村ではゲロ女が幽霊で化け物を操って心中を図ろうとしていると言い出して、ゲロ女を殺せば全て解決だと言い出して、主人公を懐柔して、ゲロ女を貼り付けにしての魔女狩りをするのだが、霊視出来る子と名探偵がそんなわけないだろうと主人公に伝えて混乱する状況に、ゲロ女は本当のことを言うと。

なんかよくわからんけど、ゲロ女が幽霊だから殺そう。
もう終始変な笑いが出ちゃった。 だって、新聞記事であの子死んでるんじゃねえか、幽霊で化け物を操って心中しようとしている、退治だ、という飛躍の無茶さに馬鹿だねとしか思えなくてさ。
終始論理性皆無で、幽霊って霊体だからいろいろ出来るのであって、捕縛出来てる時点で人間じゃん。斬ったら血が出るしさ。
しかもまず話が通じるなら殺すよりも、本人にお前は新聞に載ってる子か、死んだのか、化け物に対して主人公の話から知ってるようなので、何を知ってるといくらでも聞くことあるのに、いきなり殺そうとするとか、馬鹿じゃねえのとしか言えずで、それに賛同する、とりあえず集団心理に乗っておくとかも、うーんでさ。
状況的に妄想の化け物がやばいのはわかるけど、それを幽霊だからって強引に納得って、残留組のほとんどは見てない人もいるので、そもそもバスに乗ってる時から幽霊だったかと誰か突っ込まないのか。幽霊がゲロ吐くかって突っ込めよ。

いやあ、陰謀論や精神錯乱に疑心暗鬼で発狂する切迫感よりもその論理の飛躍によって、急に冷めさせてくれた。だって、やりたくないから成仏してくれよとか、言われてもだしさ。
あと、武闘派の連中は主人公を殴って捕まえたわけで、仲間を守るためだったごめんよとかで許すのもどうかと思う。もっと被害を訴えて、こいつらはそういうこともする奴らだと周知されて、やばいんじゃねえのと思って逆に孤立とかしてさ。主人公はゲロ女が助けてくれたからと守るのだろうけど、それを訴えたら良いじゃん。自分を拷問したようになにをしてるで。

8話
ゲロ女がいとこと村に来たことがあり、そこで行方不明になったいとこを探しに来たのだと。
だが、周囲からはそれはいつだ、どこから戻った、バイトしていたって捜索願いが出てるのにか、自宅にも戻らずにか、こいつは嘘を言ってる、幽霊は別にしても彼氏と組んで俺たちを引き込んだ、ほかの集落があるのだと。
しかし、運転者がバスでやってきて幽霊なら死んだ娘に会わせてくれと言い出して、主人公とその友達とゲロ女を攫う。
この状況にとりあえずゲロ女を確保するためにバスを襲撃だと画策するが、女子探偵はあれはおかしいぞと連帯を組み始めて、プログラマーは主催者の女からゲロ女が疑われて自分への疑いが吹き飛んだから助けようと思うと持ちかけられるが、そこに弓矢を放つ崖から落ちて消えたはず氷結の厨二病が再登場する。

ゲロ女が嘘も交えてるであろう適当な説明を突っ込まれて、やっぱりこいつが怪しいと思われるとバスが突入したり、氷結が再登場。

なんかもうダレてきたな。
ゲロ女の説明が先に来ていた、いとこだか彼氏だかと一緒にで、行方不明になったので探しにとか言い出して、まあ当然の如くどうやって出たり入ったりしたのかと突っ込まれるのだが、そもそもの話、隣村から行方不明になってる子がこの子かどうかを質問して欲しくてさ。
下山組のリーダーが本名でバイト?捜索願いが出てるのにかというけど、その子とこの子が一緒かも不明だし。
ゲロ女もそのことについては答えていないので、実は別人ですもあり得る。
もちろんそんなことがあったのに実家に戻っていないでバイトしてこのツアーに参加したいとかも、嘘と曖昧さがあり怪しいのだけど。そもそもの記事も偽物とかで本当に正しいのかで。
なんというか、思い込みからスタートで、バスの乱入も、話を打ち切るためにはいはいって感じで。

幽霊説が解けたら、黒幕の手先説になったけど、捕縛しているだけで十分だよね。間違いなら殺人罪になるし、そんな奴と一緒にはいたくないしさ。

一方で、主催者の女が疑いが逸れたからゲロ女に悪いと言い出したりして、その通りなんだけど、狩人になった氷結と出会うとか、それでどうなるんだ。
バスのほうはまだ娘に会いたい運転手の気持ちが分かるし、主人公とホモがいるので気が抜けず、しかし話は通じるのだけど。
というかバスは動かせなかったのにどうやって来たんだ。

全体構成的に、まだ3日4日目ぐらいなんだけど、もう疲れてきてしまったよ。 

9話
主人公と親友とゲロ女と運転手がバスで会話。人数が少なくなったことで親友はゲロ女と冷静に話し合えて、ゲロ女に最初からいとこを探しの理由を話すとかもあり得ただろうし、初対面の全員が信じられないのなら、なぜトンネルの向こうに行ってはならないのか。
根拠を言えと。
するとトンネルの先に集落があり、石にゲロ女宛にナナキを受け入れろと書いてあり、ナナキが何か分からないから、幻覚も見えるようだし危険だと言っていたと。
運転手もどこかに行って集落を散策すると村と同じような感じなのだが、ゲロ女はトイレだと離脱して、親友は自分も親から操り人形にされて抵抗したらマジギレされて屋根裏に閉じ込められたのが祖母もそこで死んでいたのでトラウマで、主人公が命令されるばかりの人生で唯一言うことを聞くから助けたと言い出す。
これに恩人だから友達だと思っていたのにと思う主人公は自分は好き勝手やるんだと飛び出して行くと峠でプログラマーと遭遇して幻覚を見て川に転落。
一方で探偵と霊能者と振られ女はトンネルで幻覚の大きさがトラウマが薄れてるから小さくなってるか確かめようとするとジャックが攻撃してきてゲロ女のいとこに助けられる。

ゲロ女が急速に怪しくなる。というのも前回、ほかの集落にいるかもと発言しており、ほかにも集落があるのかと問われて、あるかもと思っただけと言い出していたが。普通に集落があるし、霧がなければ石のメモからすぐの場所で見える。
つまり知っていたのに誤魔化した。 
この条件だけで、トンネルの向こう側に行かせたくない理由があった。行かせたくないにしても、別の集落は出口じゃないしさ。
石のメモも親友が指摘するようにここまで来たのなら自分で書けるし、いくらでも加筆可能で。そもそもマサキが本名かもわからないので、別人宛かも知れない。最後の単独行動も急に哀れなヒロインから怪しくなる。
とはいえじゃあ黒幕かと言われたら、プログラマーが氷結捕まえたら助けられたと言い出すのだけど、ゲロ女はずっと主人公たちと一緒にいたわけで。
とはいえ突然襲撃者になる氷結とジャックは、誰の命令かで、なんで武器持ってるんだで。
そもそもいとこも急に出てきて。
自然現象に巻き込まれた人々ではないのはわかるのだが、襲撃する意味もないからさ。やってなにするんだ。

一方で商社マンの魔女狩り続行に、いや、もう良いじゃんか、情報があるかどうかわからんしさとお疲れモードも、それを魔女狩り前にやってくれよ。
前回の魔女狩りが幽霊と思う奴もいれば隣村の出身なら問い詰めようで、半々だったら良かったのに一色だったからさ。
あの処理は失敗だったよな。

とはいえ主人公のペンギンが小さくなっていたように太め探偵が推理したように夕方から夜に幻覚を見る、幻覚を見ることでトラウマが客観的で癒されることで脱出可能という仮説はなんだか正しそうで状況解明をしてくれてるな。

にしてもプログラマーが山を越えてくることでトンネル意味ないじゃんと。

主人公と親友が似たような境遇で、命令を聞く限り助けるぜという本心を知って、自分は誰の命令も聞かないぜで、関係を利用も出来ない幼さが出ていたな。

人数が少ないしバラバラだから動き回って話がちょっと進んだ感じで、前回よりは好印象。 

10話
主人公は村を脱出して病院に搬送されて父と再会。外では集団失踪だと報道される大事になっており、両親も息子に失踪されるし母親は精神病だとバレてバッシングでようやく息子を許して自由にさせてくれるのだが、そこで同じく脱出に成功したラッパーと再会。
数年前に村の噂を聞いて調べていた精神科の研究をしている老人に引き合わされて、ナナキなるトラウマ存在が具現化する村だと発表して狂ったと失墜して村で実証を得るもそれで納得して脱出してしまい、50代なのに老人になっていた。トラウマが切り離されたら一気に衰弱するし生きてられない。
その言葉通り、ナナキに遭遇した連中の多くは急に無気力化。
探偵組もゲロ女のいとこと遭遇してナナキと遭遇したら消耗するけど、耐えろと教える。
一方でジャックやら氷結のボスが副主催者の女だったと判明する。

副主催者の女か、まあこの村を見つけてきた主催者なんだからそりゃそうだよなと思うし、一番疑われていたのにゲロ女が疑われたと言い出したのはフラグだったなと。
ただ問題はなにやってんだ?ということで。
今回でナナキがあのトラウマ存在だとわかるし、それが抜けちゃうと教授みたいに老いてしまう。だからゲロ女のいとこは抜け出さずに暮らしてるし、精神消耗しても逃げるなと伝えて、でも脱出しろと伝えて。
だから脱出条件がトラウマの解決。
なんだけど、トラウマを置いてくるのと解決の違いはなんなのか、脱出条件もふっと脱出しちゃったということで、主人公は親友に裏切られて自分で動くんだと思ったからということで一段階変わったからで、ラッパーもなんかあったんだろうと思うけど。
副主催が部下を操って攻撃したりすることの意味はなんなんだ?
教授陣から受けが良いとかで、あの神様教授と知り合いだったりして、証明してやるで来たのかもだけどさ。
分かりやすくなったとはいえ、さほど状況も変わってないような。

無気力化する人々と一方で敵愾心に猛り動いたりする元気さのある連中もいて、下山組リーダーがリーダーじゃねえよと拒否されて逆ギレしつつ処刑屋が同行したり、探偵チームもちゃんと霊媒師が本当に巫女だったり、プログラマーと親友がゲロ女と主人公は消えたと言い出したりと状況錯綜で。
でもまあ無気力でも別に追っかけてなんになるんだよというのはね。

ただ問題は教授のことを、1話で言ってたっけ?という疑問がある。だってオカルト半分の噂で、ナナキの情報を公開してたんでしょ。その村に行く時に調べていたので、噂半分でもその村に行くとナナキってのが出るんだと覚悟が出来たりもできるじゃないのか。突然の新設定じゃないか。
その村に行ったらスタンドやペルソナでバトルができるぜとかじゃ駄目か。

11話
多くの参加者が無気力になる中でジャックと氷結が襲撃して副主催者が黒幕的な存在で、黒幕の女は親友を誑かして巨大なナナキを作り出す。
一方、主人公はラッパーと村へ帰還しようと試みるも親友との対決でトラウマを回復したために戻れず、ラッパーも溺れて死に掛けたことでトラウマを受け入れていたので戻れない。
そこにバスの運転手が死んだ娘のナナキを受け入れて脱出してきて、ゲロ女の彼氏もまたナナキだと教えてくれて、助けたいなら戻れとバスを運転してくれて、主人公だけ帰還。
そこでゲロ女が処刑屋と元サラリーマンに殺されそうになっており、バスで突っ込んで助けるも巨大なナナキに遭遇する。

ジャックと氷結が黒幕が誰なのか、目的は何かと全部バラすとかラッパーが実は最初にトラウマを乗り越えて脱出していたりして、音楽一家なのに口だけだったと死にそうになって気付いたとか全部解説で終了して、バスの運転手も自力で解決しちゃうし、そこでゲロ女の彼氏は妄想とか真実を言っちゃう。
などなど全てに尺の都合を感じてしまうな。
てっきりこの人数だし2クールだと思っていて、謎の状況がずっと続くと思っていたので、え、こんなもんで終わりかよというオチには拍子抜け。
さらに言えばちゃんと幽霊がナナキとして接することが出来るで伏線だったのかと思いつつ、いろんな要素が絡まっての逝っちゃった感もなくてさ。
この幽霊ネタも、実際に殺したのに、死なない奴がいるという狂乱があり得たのに、あの時点では馬鹿じゃんで済んでしまって、説得力と感情移入を阻害するのみで。
処刑屋とサラリーマンの行動も、分からない時は彼らなりの必死さで多少は成立したのに、全部わかってからだと、もう馬鹿だよねと思ってしまうのみ。周囲が疲れて寝てるとさらに必死になにやってんの感もある。
ゲロ女も実は家出したのか、出られなくて、この村で暮らしてレイジを脳内で作っていたのみの女だと明かされて、まあ同情はするけども、でさ。

一皮向けば、敵対しなかったら、実は良い奴とかいるんだろうけどもさ。正直、死んでもいい奴もいたし、その儀式のために集団心理で自殺とか殺しとかやってやるとかが欲しかったんだよね。
もちろんテーマ性から外れるけど、全部終わってから、いやあ死に掛けて自分を取り戻せたよというペルソナ4をやられても困るしさ。

結局ペルソナ4だったんだよね。自己矛盾と自己嫌悪の受け入れ、それが出来なきゃ死ぬで、それをどう発展していくのかわからないミステリーとしてやったのだけど、訳分からない状況が楽しかったのであり、解決するとつまんなくなるんだよね。

オチはどうなのやら。 

12話
親友のナナキに捕まるも主人公は強くなって恩人の親友を助けたかったと言うことで一旦は押し留めるも黒幕の女が嘘だぞと伝えて暴走されるが、主人公は親友を助けようと一緒に逃げて、ここまで出来るのならとナナキを受け入れて親友は村の外に。
レイジが合流しつつもゲロ女は空想の産物だと認められず逃げ出して、主人公は話を聞いて落ち着かせるためにゲロ女と同行して、ゲロ女は薄々勘付いて空想の産物に会いたかったから村に来たのみでやっとレイジ以外に友達が出来たとゲロ女も村の外に。
レイジは全員に事情を説明して死ぬんなら帰るか、トラウマも自分自身ならそんなに怖くない、帰る奴もいれば帰りたくない奴もいると、プログラーマーがジャックらを捕らえて、レイジの話してるところに来て内容も理解。
黒幕の女もトランシーバーから教授の娘だったことが判明して教授の老化を阻止しようとナナキを調べるために来て実験もしていたが、教授はナナキの抜けた自分を実験してるから放っておけと言われて、黒幕女は勝手に村に残って研究することに。
結局本当に現実に戻ってもやばい奴や居場所のない者は残るが、それ以外はまだまだ選択肢がある現実へと帰っていく。

無駄セラピーツアーで主催者は集団自殺の首謀者で犯罪者。

結局多くの、特に成人してる人物にとってはこのツアー参加は気分転換以上のものはなく、大した成果もなく、死んだり老化したりするよりはマシだから現実に戻るし、駆け落ちのカップルなんか別にこいつじゃなくても良いと思って、そっちのほうが楽に生きられるからねと思ったという気持ちの萎えで、みんな意気込んで、あるいはノリで来ただけで、別にどんな悲惨な過去があろうとも、多くは若気の至りに過ぎず、それほど現世と隔絶して田舎暮らししたいとは思わんよな。 何人か、借金で逃げたとか元犯罪者とか能力で生き辛い以外はさ。
結局その程度のことだったな。

ナナキをスタンドの如く、ペルソナの如く操ったりやっぱり無理だったり吸収したりの適当さとか黒幕かと思ったら教授の娘で無駄呼ばわりでもやり続けることで、結局誰も悪い奴はいないオチで。ジャックとかもプログラーマーが普通にボコボコにするという始末で、弱いんだよね。強くあれない連中揃いで。
正直、サラリーマンと処刑屋は社会でやってけないような気もするけど。

黒幕がこれを仕掛けていざこざを振りまいてもナナキが強力なもので感情取り戻そうとか、どうやって持ち帰るんだでさ。
それを探しに来たんだけど、これから頑張っていくは、拍子抜けだったな。事前に自力で一人で来て十分調べて仕掛けてるほどのこともないんだよね。

主人公たちは成長したけど、大人たちの多くは投げっぱなしでさ。やる気なくして寝てる奴にレイジが俺が人型でこういう事情なんですと伝えただけとか、あれだけ帰ろうと思ったのに帰れなかったのに、普通に最終回だから帰れて、はあ?のポカーンでした。
脱出出来ないから脱出条件を考えて、トラウマ解消が必要とかあったんじゃないのか。
レイジが全部説明して終わりのあっさりさはなんなんだ。あいつが出てきたら真相探るもクソもないじゃん。

なんというかこの作品、クズたちを主役に出来たんだよね。本当にどうしようもなくクズで捻じ曲がってしまった等身大の人間味のある極悪人にもなれない善人でも悪人でもない小者な連中を主人公に出来て。
だから考えなしの実力なしの連中が無軌道に動き回っていく予測不能さが売りに出来た。実際、それは途中まで貫かれており、ちょっと慎重だったり、用心深く動いたら余裕で出来ることが、全然上手く行かない。
だから嫌になる。自分勝手なことで処刑しようとしてもあっさり失敗したように、味方もおらず、なんで上手く出来ないんだと苛立つ。
自分が無茶を言ってることに気付かないクズぶりでそりゃ上手くやれない。
でもそれだけじゃない人間模様を描いて、主人公と親友のように見下してるようで助けることで助かっていた、助けられるだけが辛くて恩人を助けたかった、その友情というようにそれだけじゃない気持ちだって描ける。
友達もいないような危険人物たちが行動を共にして社会性や狡猾さを学んでいくとか、全員分の成長が描けたら違うんだよね。自己中のゴミが、手伝ってくれと普通のこと、悪いことも集団行動でやったりでさ。全員一人ぼっちだからこそで。
でも延々うんざりするような展開からラストに、急にラッパーと運転手と主人公と親友とゲロ女だけ無事にトラウマ解消しましたで終わってしまう。
この拍子抜け感がさ。

なんか帰ったほうが良いから帰るかで、レイジの言葉もどうでも良いように聞いているのはそりゃ他人事だからで、終始ダルダルで終わる連中はいる意味なしでさ。
この展開が、じゃあ30人もキャラいらないよねで。
ナナキの存在が強引にトラウマ成長に持っていけたのに。

この拍子抜け感がオチを全部持って行く。
流されやすい集団心理とそれでも手を汚したくない薄汚さと過激行動はよそうよという常識感覚が、トラウマを刺激されてよくわからない現状を打破できると思い込んで行動する。結局、社会と隔絶しても一緒にいるのは自分と同じようなクズばかり。
どこに逃げても嫌だという状況で、それでもトラウマの解決や成長で社会復帰する者や精神安定する者などが出て来る。
そういう悪党にも犯罪者にもなりきれないし、やったらやったでやり過ぎの暴走で白眼視されて孤立するような小者クズ軍団をどうやって救うのかを見せて欲しかったんだけど、なんにもなくてさ。

結局脱出者もテレビ報道を見れば集団失踪、集団自殺しようとした一員として、主催者は未成年も集団自殺に誘った犯罪者の主宰として捕まるだろうし、残してきてるから余計に罪もあるだろうし、未成年者を探せで行けない村の存在が明らかになるかもだが、成人しているメンバーも同じくで、むしろ未成年や虐待があった人物はむしろそれが明るみに出て救われるかもだけど、
そういうのも思えて、残ったほうが安全だったり、むしろ自殺覚悟でここまで来てるんだからやばいからって帰ったらもっと状況は悪くなってる現実もあるだろう皮肉なオチを考えさせる。
成長してるように見えて、良い気分になったのは若い連中だけで、若いから騙された、家出のつもりだったで済むけど、企画者は集団自殺の主導者、ほかの大人も子供を見捨てた奴で。

総評。
7話と8話が分岐点だったな。
終わってみれば幽霊がいるというのは的外れではない設定なんだけど、巫女が見えるとかもね。でもそれが分かる前の時点で幽霊で成仏しろ、殺すという話になって魔女狩りするというのが、これまでクズはクズなりの切羽詰った状況やトラウマを刺激されたことからそういう行動をしてしまうということが見られたのに、この回から疑心暗鬼とか精神錯乱ではなく、単なる馬鹿だから魔女狩りをやりだしたんだと冷めてしまった。
それぐらい説得力がない展開で、村に留まっていた連中は化け物を見たと言われても、はあ?という展開なのに、幽霊だから捕まえろという言葉に消極的に賛成して、息抜きで来てる連中は、別に事を荒立てる必要性なんかないだろうにで。
ああ、もうこいつらは生きてないな、話の都合になったなと思わされ、ナナキが抜けて無気力になる連中も、もうどうでも良くなってしまって。

それまでは謎が謎を呼ぶ、というかまったく状況がわからないという状況が楽しく、疑心暗鬼になってしまい、自分たちしか人がいないのなら、誰かが仕組んでるのではと思うのも説得力があったし、孤立状況でどう対処するかで声の大きい人物の言葉に流されていくが、そこまですることないだろうと密告したり、失敗しても攻撃を続けてみたり、集団行動と班行動と個人行動で動き回っていくのが、楽しく見られたのよ。
終わってみれば妄想に翻弄されただけでする必要もない疑心暗鬼で内ゲバやっただけなんだけど、それによってキャラ性も浮き彫りになって問題児たちのキャラ付けだって出来ていた。
どんな威勢の良いこと言ってもしょうもないトラウマを抱える人間味もあってさ。
そんな人間味のある連中を上手く昇華出来なかったクソ作品だったで。

キャラも多く用意してミステリーとしてもファンタジーとしても群像劇として機能する土台を整えたけど、やってみたら、ちょっとキャラも多過ぎて話が進まないし、ナナキ関連も上手くまとめられませんでしたで終わってしまったな。
村に研究所を用意して日記帳や資料が残っていたらわざわざ教授とか出さずに村の中だけで収めることも出来たんじゃないか。黒幕も必要なくトラウマと葛藤する人々の物語が出来たんじゃないかで。
超常現象の手掛かりとかを見つけても、それは信じられない、俺はこう思う、いや、こうだろう、そういう嘘を言って何が目的だ。そういう何が正しいのか分からない状況で、参加者が途中で消えて、死んだ、殺された、山に潜伏して襲ってくる、村から出られないのに。
という恐怖心が高まっていたら、中盤に主人公が村から出られたら、消えた何人かが、普通に嫌な奴だったのにさっぱりして、トラウマ克服した、トラウマ克服は出来ないけど逃げなかったら成長して出られたとかが判明して、だからってどうやって脱出のためにトラウマを克服するんだ、という強引なセラピー展開にも行けるし、消えたと思ったら本当に潜伏してた、幽霊でしたとかも絡ませられて。
そういう感じになるんじゃないのかと思ってしまったのに、なにもない空虚さで。

海外ドラマのロストみたいなトラウマ回想と現在進行形の謎が交錯するようなものにならなかったな。

期待が高かった分、破綻した失望感も強く、設定もキャラも持て余してボロボロになってしまった。それでもバスツアーでしたで一区切りついたのはお見事でした。
なんかいろいろあったけど、主人公と親友とヒロインは成長しましたで完結したからさ。ほかのどうでも良い連中のことなんか知ったこっちゃない。ヒロインにとっては殺そうとした連中だし、主人公も拷問されそうにもなって、そんな連中のことなんかどうでも良い。それで突き放せる。

本当、群像劇として、善人でも悪人でもない、頭悪い要領も運も悪いゴミクズな小者たちの、生々しくも等身大な生き方を見せてくれるんじゃないのか。どこに行ったってこんなツアーに参加する奴は上手くやれない痛さに共感したりさせて欲しかった。こんなクズでも悪事を成功させて本当のゴミになってしまう過程や抜け出してちょっとだけマシになる過程とかさ。
お互いを馬鹿だと見下しているから意見も聞かず信頼も得られず、騙していくことに不信を買い、物事が上手く行かない。そういうことのアンチに馬鹿で騙されやすいけど懸命に裏表のない主人公の魅力とかも見せられるしさ。

あんハピ 1話~12話

動物に翻弄される不幸女、看板好き、病弱で怪我女の三人は特待クラス不運に在籍して学校はこの不憫を幸福にする指導を行う。

難物な日常アニメ。不幸というか不憫で、看板好きとか。 

2話
不運、悲恋、メカ運なしの3人にサポートメカがつく。

今回も内容の薄い展開で、各々の個性は出ていたかな。 

3話
コスプレすごろく。

運を鍛えるとか言いつつも不運炸裂な主人公たちを先生が追い詰めていくのだが、主人公たちが格別不運なのだが、好きな人を言えは、それがただの恥ずかしいという以上のことだから、自意識の問題も含めて悲恋は諦めたらすぐだよな。
それでも不幸の連続でも庇ってくれて友情は育ってる感じ。 

4話
運が悪いので宿題でラッキーアイテムを写真で撮れと言われて、思い出やらを手に入れる。

友達と遊んで不憫でも同じ境遇の友人との思い出を得ることで幸せに感じていくのは、孤立気味の運命だからこそだな。 

5話
登校するまでの5人で、みんな酷い目に遭いながら、百合コンビの馴れ初めがわかり迷子になったら幼稚園が合流場所ということ。

迷子とメスに好かれる子の仲が能力発言前?の幼稚園時代に髪を切ってくれたからお揃い、その前の折り紙もでちゃんとあるな。
でも現代の看板に恋したり動物難、日常生活で大怪我を連発などを見ているとメスに好かれるとか看板が好きとかが面倒だけど痛くはないな。まあ精神的に痛いこともあるけど。 

6話
開運遠足で案の定迷ったりしたけど、友情でなんとか助かる悪運。

先生がちゃんと対処してくれたりしつつ、運が悪いから単独行動したらやばいけど、みんな一緒なら大丈夫という助けに来てくれる友情が唯一の救いで、友情が救いだな。
 
7話
運の悪い子が雨なので濡れまくりで風邪引いてしまい、雨が上がれば元気になるとてるてる坊主をみんなで作って神頼みで、雨が上がって、夢とか願いとかを実現しようと頑張ることこそ意味があるのだと先生は言う。

うん、天気予報を見よう。と思うし、高校生にもなっててるてる坊主って、とかそれで雨が上がっちゃうってとか、いろいろ思うことはあるんだけど、そういうのを排して、雨降りの呪いに掛かった友達のために儀式する的なことで納得すると、あのみんなベッドで雨が上がるかなと思いながら夜を過ごす様子なんか心配していて、朝一番に登校するとかそういう感じがよく出ていて、雨上がりの状況と登校してくる不運の子のおかげで、なんだか良かったなと思わせてくれる。
うん、この作品、小学校とかでやるべきだったのでは。そういうの信じてる年齢的なことで。 

8話
期末試験で運試しカジノでRPGバトルで先生に立ち向かうが、そうやって全員参加したことで運があったと補習なしに。

急にカイジが始まったかと思ったけど、強引なRPGバトルに挿入歌演出といったいどうしたんだというぐらい強引に盛り上げる。
上手いのが、ノリで全員参加することで全員助かる。得点持ってる人も持ってない人もいて、運悪く負ける状況でもそれで。
先生が圧倒的に強くて、負けたと思ったら焦ったぜで勝ってるとか相変わらずボスキャラなんだけど、運は助け合えば案外なんとかなるぜで。友達の大事さを描いてるな。
しかし原由実が結構敵ボイスが出来ていて良かったな。 

9話
普通科との合同授業で向こうの先生から運が悪いのは認めるがそれ以前に名門校に相応しくない程度の低さだと言われてしまうが、それでも友情と頑張ることは認めると。

調理実習でなんとか作ったのに台無しにしちゃった絶望感は完成出来ないより辛いしお泊り会でなんとか励ましたい友情が嬉しい。
プールもピンチに一人じゃどうにもならないけど、友情での突破は友情モノだなと。
そしてあのぬいぐるみが身代わりとか統合性はあるか。
先生が前回は敵だったのに今回はもっと厳しい先生の登場に良い人に見えたな。 

しかしアイキャッチの小言が良いよね。 

10話
夏休み。カラオケ、プール、夏祭り、学校での肝試しと楽しみまくって林間学校へ。
一方、チモシーの中身が。

病弱に天才的な妹がいるとか、チモシーに中身がいるなどが描かれつつも、楽しい夏休みの遊びまくりの日々で、病弱が計画立てまくりで楽しみ過ぎて浮かれたりするし、悲恋の子が歌上手とか迷子がカラオケ超人とか不運がお祭り屋台で食い物落としまくったりと、全員キャラを描きつつで非常に楽しかったな。 

普通の楽しいだけの日常なんだけど、不運はやっぱり来るし、それでも友達が出来て楽しいことしたいんだという気持ちは目一杯感じて、普通に楽しめてることが嬉しい。あんまり酷いこと、前回みたいに落ち込むほどのことはなかったからさ。
 
11話
林間学校でのデンドロビウムに追いかけられるサバイバル鬼ごっこ。

まだ駆け抜ける嵐には早いぞ。
早朝から正午までのかくれんぼながら、全員バラバラになることでどうしよう感もある。またサバイバルと言っても朝飯抜きで正午まででギリギリ厳しい設定にしており、捕まっても野宿で、自力で食事用意だから、野宿無理だから頑張る基準も上手い。
頑張るのが、不幸軍団故に温いけど、これまでのすごろくとかより実戦でこれぐらい頑張れよでバランス良い。

12話
なんやかんやで最後に全員捕まって自分たちだけキャンプする羽目になるけど、鬼ごっこにキャンプで楽しかったと友情は育っていく。

しっかりデンドロビウムチモシーがやられたら中からステイメンチモシー登場で、しっかりテールバインダーなのが良いね。やっぱり駆け抜ける嵐には早いぜ。

それぞれに不幸に見舞われながらも、友達だから助けようとして、結局鬼ごっこは負ける不幸ぶりではあるが、温泉に入って名前呼び、キャンプで一緒にテントを張り、魚を釣って料理もするという楽しい絆が生まれて、作品としても友情を得ていくオチは綺麗にまとまったなと思わせて、良い最終回だった。 

総評。
最初の数話は不運にしても、日常系らしい女の子同士のコメディで流していたのだが、話数を重ねて行くと、単に出会っただけの友達関係にちゃんと情が通っていく説得力が描けて、3話で恥ずかしいこと告白で看板とは言えないから助けてくれるとか、6話くらいからは完全に友達が不運で不幸なピンチだから助けるという物語が確立して、10話の夏休みを一緒に楽しくしようとか友情爆発で。
基本的に上手く行かないこと、運が悪いことばかりでも友達なら助けるという友情が救いとして、ラストの野宿も運が悪い失敗だって楽しい思い出になるということで、友情の深まりを描いて、その賛歌だけで、良かったなと。

また先生も最強なんだけど、暖かく見守ってくれて、厳しいようで優しく、運がないんだから頑張らなくちゃという立場で、試練も実は安全配慮されてるのに、不幸でさらにやばくなるから助けるなど、ちゃんと憎まれないようにしてるのも上手いバランスだった。

典型的なきらら系の作品だったのだけど、ほぼレギュラーだけで固めている安定感と友情モノとしてストレートに見られて、終わってみれば好印象な作品だったな。 

文豪ストレイドッグス 1話~12話

孤児院から追い出されて餓死寸前の中島敦は入水している太宰治を助けて国木田独歩に食事を奢られる。
彼らは軍でも対応できない荒事を扱う武装探偵社だった。
彼らが追う虎は中島を狙っているので食事を奢ったついでに報奨金も払うから同行しろと。 
だが、実は彼こそが虎であり、孤児院を追い出されたのは能力のために施設が破壊されて手に負えないからだった。
太宰はそれを見抜いて異能力無効化能力で撃退して、使えそうだから仲間にする。

著名作家をキャラ化して作品タイトルが能力となる異能バトルもの。
1話から実は主人公らしい少年が虎でしたというオチなのだが、まだ、なんか、うーんで。
そりゃしょうがないよねと思うし、人食いじゃないだけマシだが、空腹で食い物を寄越せと動いたようで。
なにより太宰に襲い掛かったわけで危ない奴で、野垂れ死にしろよりもどっかに預けろよと思ってしまう。
いや、ずっと気を遣っていたのだろうけどさ。

まあ異能者なので異能者の集団に拾われるなるべくしてなったということかな。

キャラは結構出てきたが、事実上、自殺したがりのイマジンブレイカーの太宰のみ。
ほかにも4人出てきたが、能力は不明。 

映像はさすがボンズで美麗で、倉庫での虎変身からのひょいひょいと逃げる太宰の軽快なアクションは綺麗でスマートだったな。

2話
太宰の家、というか社員寮に泊めてもらった中島は仕事を紹介してもらおうと探偵社に同行するのだが、そこで爆弾魔が自爆すると言い出して、中島は顔が割れていないから囮をしろと言われて十二分に活躍し、最後は爆弾を抱えて自己犠牲までしてみせる。
この行為に試験は合格だと。
実は太宰が仕事を紹介するというのは探偵社のことでそのための社員によるドッキリだった。

普通に探偵事務所に爆弾魔が来ているという剣呑なと思ったら、国木田が拘束していたのに太宰との言い合いで取り逃してミスってるなと思ったら、茶番だからで納得。
また太宰の無理矢理な試験だったが、まあ仕事の紹介も試験も嘘は言ってないし、また中島視点なので犯人が谷崎潤一郎だとわからないし視聴者にもわからない。
全員出払っていたら、一般人でもここまでやられると思うし。

また能力も名前だけ明かされても国木田のがノートに書いたら具現化というものだとわかるが、福沢諭吉な社長の能力がどういうものか不明で。
 
3話
探偵社に入社した中島は倉庫街に密輸業者がいると確認する仕事を任されて、初陣だから谷崎兄妹も同行してくれるのだが、その依頼者こそ街の暗部のポートマフィア、樋口一葉だった。
谷崎の妹は射殺され、谷崎は幻覚能力で翻弄するも駆け付けたポートマフィアの芥川龍之介に攻撃されて瀕死に。この状態に怒り狂った中島は虎となって交戦するも芥川の影を黒獣として操る羅生門に追い込まれて谷崎の幻術の支援で隙を突くものの、実は依頼の時点で気付いていた太宰によって仲裁され、虎が70億の賞金首になっており狙うからと、元ポートマフィアと告げられ、ポートマフィアは撤退。

いきなり幻術師の谷崎兄妹が戦死する波乱の幕開けに結構興奮。
非戦闘能力者だからと油断したものの、銃しか使えない樋口を幻覚で翻弄して背後から襲うというのが、認識を奪われたら終わりを表して、瀕死ながらも虎を攻撃したと思えば幻覚で隙を突かれるという上手さが、支援能力で分裂攻撃されたら、相手は殲滅攻撃以外じゃ対応不能になるので、能力戦では支援型を脱落させるのは面白いな。
中島も戦えるが、かといって無敵でもないし、存在自体が賞金首で捕縛対象という標的キャラで自覚的に動かねばならない。安全のために。

太宰が前職はなにかという前半の門答からオチにポートマフィアだったと言われるのもちゃんとしてるなと。

あと、いきなり能力者に殺されたり爆弾の巻き添えにされたりする警官と一般人は、能力者狩りしてもしょうがないよな。 

4話
中島は自分のせいで探偵社にも迷惑が掛かるとポートマフィアに投降を決意するが、無視して襲撃される探偵社はいつものことだと最強部隊なのに撃退して、迷惑掛からない連中だと喜ぶ。

ああ、この作品、駄目だ、与謝野晶子の能力をちゃんと描いてくれないと谷崎兄妹がどうやって生き延びたかわからないじゃん。
またポートマフィアもライバル陣営として芥川クラスのがゴロゴロいると思ったら、それ以外は雑魚でしたは、ないよね。
まあ迷惑掛けると思ったら、みんな余裕でしたは、良かったねとは思うが、気の抜けた話だ。
もうジョジョと同時期という不幸さからつまんない能力モノだと決まった。

5話
江戸川乱歩の超推理に同行した中島は刑事殺しの犯人が後輩警官であると見抜く。
超推理で瞬時に見抜くのだが、しかしそれは異能力ではなく地の能力で、だからこそ探偵社のメンバーは自力の凄い人物として敬う。

ボケッと見ていて、そりゃ刑事か後輩しか登場人物いないからどっちかだろうなと思っていたら、後輩で、しかもちゃんと伏線があることに感心。
しかも太宰が分かる範囲で説明してくれることで、乱歩の能力はそれ以上を見抜いているで。
またその乱歩が能力者じゃないけど、能力が高過ぎて、能力者だと思ってる天才という、単に天才じゃねえかという一番凄い奴ぶりも楽しかった。戦闘も強いしね。

戦闘バトルモノとして見たら駄目だけど、能力ギャグとして見たら、多少見られる。 

6話
国木田が依頼された失踪者捜索でミスって槍玉に挙げられるのだが、実は利用していたタクシー運転手が犯人なのだが、そいつは唆されてポートマフィア関係者も攫って危ないと。
犯人は芥川に殺されて、国木田もギリギリスタンガンと水を利用した遠距離攻撃で撤退させることに成功し、その情報提供者から爆弾探しをやれと。

国木田が通報してテロリストが自爆したことで突入した刑事5人が殉職。その縁で、息子を情報屋として使ってるのだが、そうやって誘い出されて人質が死亡してミスった探偵として顔が新聞に出て、さらにその自爆現場で爆弾探しに、その刑事遺族が怪しい。
というか出て来てる少年ハッカーと一人だけ助かった女がもうこの定番展開だから怪しいよ。
相変わらずモブのタクシー運転手が犯人でしたで、ああ、そうですかなんだけど。

芥川相手には善戦する国木田だが、物質変換能力で毒ガスに対してガスマスク出せよ。なにを躊躇してるんだ。一度に何個も出せないとか制約を描いてないから人数分出せよと思っちゃう。
ガラスも破れるの矢継ぎ早に出せと思うしさ。 

7話
爆弾捜索を乱歩の推理で石油コンビナート近くに設置されていると見抜いてもらうが時限式で、その発信源をまた乱歩に推理してもらって誘拐組織のアジトを強襲。接近されたら時限式に死ぬ能力者を太宰が無効化して勝利して爆破阻止。
だが、助けた女が黒幕だったことを掴み、ハッカーと相打ちする。

順当にそりゃあの女だよなと思いつつ、圧倒的チート能力を持つ主人公たちに手を汚させず、ハッカーが親父の仇だと殺すのは配慮し過ぎだよな。モブキャラにとっては不必要に悲劇的。
とはいえ今回、敵が時限式を仕掛けたらいつでも殺せるから、その場にいるより逃げたほうが殺せるのに、吹っ飛ばせるから余裕でやられたのは、太宰が巨漢にやられていて、肉体的には普通で、能力があるから弱い奴には勝てるで、なかなかバランス取っていたな。
でも国木田の能力もやっと見て知っている物なら複製可能ってチートだよね。

また乱歩、ハッカー、社長の3者から連絡を受けて、真相にそれぞれ辿り着く無意味シーンは、誰でも真相に行けたようで良かったかな。まあ乱歩がいたら余裕だし、盗撮盗聴されているから辿ってとかで。

なんというか、もう能力が便利過ぎてね。
チート能力を持ってるのにあっさり死ぬ世界のほうがバトルモノなら良かったよね。 

8話
中島は与謝野晶子との買い物帰りの列車でポートマフィアのレモン爆弾魔と斬撃使いと出会う。
与謝野の能力で瀕死から回復可能なこともあり爆弾を消費させてから殴り合いで勝利。中島もまた虎の力を制御して勝つが、その斬撃召喚の使い手の少女を自爆から救う。

やっと谷崎兄妹を救った方法が瀕死になったら全回復の使い手だと判明。このために回復系とはいえ、ボコボコにしないと駄目だから武器も使えて、殺さずに捕縛可能で。
一方で斬撃召喚師は女の子だから悔いていたので主人公に救われて相棒パターンだな。

なんというか中島の馬鹿げたことを思いついたとか死とはなんて文学的表現が鼻に付く。
イマイチ深みがないんだよね。必死さというか。 

9話
中島は泉に同情してデートするのだが、泉は配慮に感謝して自首しようとする。
そこに芥川が居場所はわかっていたと中島と二人きりになったところを拉致する。
その状況に探偵社は中島救出に全力を傾ける。
一方、捕まった振りをして潜入している太宰は元相棒の中原中也に見抜かれて交戦する。

誰も太宰のことを話題にしないと思ったら潜入だったのね。
中島と泉のデートは、自首するつもりとはいえ、携帯も使えないから油断していたとはいえ、マフィアに狙われている中島が二人きりとか居場所伝えたら狙われるぞと思ったらその通りになって苦笑。
大口の依頼よりも仲間が大事もこれまでの一応共闘してきてる同僚描写があるのに、国木田と、特に乱歩がどうでも良い扱いで、命預けた与謝野と谷崎に比べるとだな。
とはいえ太宰と対抗してくれそうな元相棒の中原の登場にはちょっと踊ったな。
また乱歩が見抜いても手が届かない位置まで逃げたら負けとかで敵を強く描いてるのも戦闘勝負だけじゃない感じ。
ようやく物語が動きそうな感じがしてきた。

10話
捕まってる太宰は中原に負けそうになるも殺したら幹部全員の秘密をバラすからと言い出して殺人を無効化して中島を欲するのがギルドだと知る。
一方捕まった中島は泉を救うために芥川と交戦して、超回復と虎の身体能力で芥川の影の刃に何度も致死攻撃を受けながら一撃を叩き込み相打ちする。

中原は勝ちそうだったのだから再度拘束したら良いじゃん。なんで太宰が逃げるの前提なんだ?逃げようとしたので再拘束した、尋問しようとして外して再拘束とかいくらでも弁明できるし、ただの馬鹿じゃねえの。
一方で芥川対中島は2発殴ったに過ぎないし、芥川は泉の能力を利用したに過ぎず、そもそも大量殺戮者の極悪人に優しくしてやれよと怒るのは望み過ぎだよ。
中島だって施設の人間でさえ持て余されたのだから、人に優しくなんかできないでしょうに。自分はやられたから優しくする動機はわかるけど。

戦闘は芥川が冷静さを欠いた部分はあれども中島が致命傷を与えたのに、死んだな、死んでない!で、殴られるから必殺を張っているなど悪くないけど、その必殺をしながら離れたら良いのに、そのままの位置から離れていたら良いだけなのにさ。

ほぼ拘束、連れ戻されただけの泉がどうやって爆弾用意したのか、裏切りそうになってるのに、監視してないで爆薬まで仕掛けられた芥川も馬鹿だよね。

相変わらず薄っぺらい。燃えるコンテナ戦という絵作り重視でしかないな。クソみたい美形バトルアニメ。うんざりだ。

11話
芥川奪還の樋口と暗殺部隊、宮沢賢治の怪力。

芥川が怪我したのなら、しかも敵対組織の報復があるなら護衛に張り付くべきだろうに。幹部が殺されるというのも組織には痛手だろうし直属部隊だろうに。
とはいえ樋口と芥川がちょっと信頼関係が出来たり、やられ役の暗殺部隊が指揮下になることで無能力の樋口に指揮官適性が出てきた。

一方で、泉のことはあっさりメイド服で赦免されるというゴミ展開で中島が引き取り、宮沢賢治と仕事したら、単に噂を聞いて会いに行ったら、違うって言ってるから帰ったら、証拠を掴んで顔の確認したんだと襲撃されて、実は頑丈かつ怪力で無双するという腹ペコ最強キャラでしたで、探偵として使えるのかという感じで。 
しかしシズちゃんの得意技の標識無双は怪力キャラらしいよな。 

とにかく普通に事務所に連れて行ってみんなに紹介したら受け入れられるのが、前科とか保護観察しつつ使うとか理由を、ないのかね。 そうでもメイド服とかは社長の許可後だろうに。

12話
組合が攻撃を仕掛けて来て社員が消える中、交差点で仲間が消えたこと、組合として来ていた女、モンゴメリーを発見したことで異空間戦に突入する。
人形赤毛のアンに捕まったら脱出不能の部屋に拘束されてしまう状況で中島は一緒に谷崎と共闘し人形に捕まって部屋に押し込められるが、虎のパワーで扉に張り付き、さらに谷崎の幻覚でモンゴメリーも縄をつけて一緒に部屋に突入させる。
内部からは脱出不能であるためモンゴメリーは異空間を解除して撤退。
これで囚われた仲間を救出出来たのだが、一緒に捕まった元医者森鴎外はポートマフィアのボスでこっちにちょっかい出した組合を殺せと命じる。

この異空間戦ってモンゴメリーがその異空間に入ってなかったら攻略不能だよね。いらん奴は人形に追い出させるでも良いしさ。むしろ異空間に閉じ込めて人形にぶっ殺させるほうが効率的で撃破出来なきゃ脱出不能。一方で自分がその異空間に身を潜めたりすることで追跡を撒き絶対防御にも使えたりで、人死にが出ないように拘束に留める理由は、許可証を買うための脅迫なんだけど、戦闘自体も普通に谷崎の能力で最初から幻影を見せて幻惑したり、普通に能力者狙い撃ちとかして勝てたろうし、牢も扉破壊出来ないのかな。
捕まってる宮沢賢治が腹が減って怪力で引き千切ってくるとかさ。
なんでこんなことを思うかはこの作品の好感度の低さにある。中島がヘタレて一旦撤退も鴎外が、俺が能力見せたら終わっちゃうでしょうでしかない気がしてね。本人は何もしてないからさ。

珍しく花澤香奈が悪役、敵役してるなぐらいかな。宮本充の時点で怪しかったが金髪の子が出てきて、やっとわかったけど。

探偵、マフィア、組合の三極抗争なのに燃えないのがこの作品の惜しいところだよな。

総評。
まあ1期終了で、作画の美麗さとそのまま動く演出、キャラの美形さのみの薄っぺらい能力アニメ。
ただこれは能力バトルモノの大家であるジョジョが同時期にやっているという不幸な比較評価でのことで、それ抜きでは、駄作とまでは行かないでしょう。まあ能力モノとしては頑張ったけど、凡作だなというぐらい。

というのも単純にシナリオレベルが低いというのがあって、10話なんか中原が太宰をぶちのめしたらそれで済むのに、殺さなくても再拘束したら良いのにしない間抜け展開には本当に呆れたからさ。敵を雑魚と馬鹿にしたら何の魅力があるんだで。
能力バトルもそれほど説得力のある攻略法が見出せてないのもあるが、結構あとだしが多いんだよね。ボコボコにやられたと思ったら能力ありましたで逆転とかの紹介回が多いので、まだ12話の戦闘は見られたほうで、長く続かないとアイデアを捻り出せないというか。
悪くない部分も多いけど、それほど良くもない感じでね。
こういう普通の能力モノを見るとジョジョの天才性が際立つな。だって1話だけのキャラでさえ2転3転の逆転が普通なんだからさ。
声優的にも焦りボイスの必死さが足りんよな。プリキュア見た直後なんで余計そう思うところもある。ジョジョはやり過ぎだと思うけど、それぐらいじゃないとやばさの表現は足りんからさ。イケメン揃いなのがアクの足りなさの原因かもね。
まあ2期があるなら待とうというところかな。

大統領の執事の涙

途中からの視聴で主人公の執事のルイスがケネディを迎えるところから。
この60年代の激動さは凄まじく、黒人であるだけでリンチされ殺され、しかも抗議したら収監されるというとんでもない状況だった。
長男はそれをなんとかしようと反政府活動にのめり込み、次男は国のために戦うとベトナム戦争へ行き戦死する。
しかし長男の反政府活動はキング牧師の非暴力運動とマルコムXの武力闘争の両派が去ると、武力闘争路線から転向して議員となり政治活動を続けていく。
このような世相の変化に、ホワイトハウスで執事として実直に働き続けていたルイスは60年代では認められなかった白人並の給与と管理職への昇進が80年代に至れば認められるようになる。
そして2008年にオバマ大統領が登場することに涙する。

もうこの途中から見た60年代から80年代の差も歴然として凄まじいけど、オチの大統領登場の凄まじさはアメリカの凄まじさを体現している。
この映画だけでアメリカの黒人史の触りはわかる感じで。
また冒頭のルイスが普通に黒人の人権がない大戦前の時代の世界で生きてるから普通に黒人の高給取りのホワイトハウスの執事となっているので、もう体制側に殉じて長男のリベラル活動に理解を示さない。
もう黒人としてはかなりの高給取りで、執事だし、ホワイトハウスの執事とか公務員みたいなもんで、そりゃ安定を求めるならね。

なんだけど、この息子の闘争は60年代こそ大混乱で清濁合わせる状況なんだけど、この過激活動が何十年も続くと世論が変わって行く。何度か落選したけど、議員にもなってる。
世論がどんどん変わって行くんだよね。
ルイスが実直に閉じた世界で仕事し続けてるのに、60年代に給料上げてよって言ったら、じゃあやめろよで一蹴されるのに、80年代にレーガン大統領が南アフリカの差別がどうの言ってるのに、俺らが管理職昇進できないとか差別じゃん、ねえ、大統領、で管理職をクビにして入れることになる。オチのオバマ大統領に会おうとしたら管理職が黒人というのが時代の変わり目で。
これは多くの活動家が自分たちの苦境を脱するべく活動し続けた結果で、その結果が20年近く掛かってやっと認められる。しかもケネディやジョンソンの時代に平等法だと法改正として認められてるのはその時の過激活動に政府が対処して、それが活きるまで20年、キング牧師や法改正されても当時は惑わされるなで一蹴が、そういう人が変わるようになる、そういうことが社会が変わることで。
20年で労働環境が変わるんだよ?差別されてる状況から。
しかも映画のルイスの人生という長期視点で見れば、奴隷状況の人権なしの状況が70年、80年前は普通で差別される奴隷の黒人が、40年、30年前にやっと基本的人権が認められ、10年前に大統領が生まれるとんでもない国、それがアメリカの凄まじさで。

また長男の活動のほうが当初は差別社会でも体制に入って高給取りになって学費払ってるんだという親父の視点のはずが、差別がえぐ過ぎて、過激活動でもしないのはおかしいようになっていくのも見事だったな。この大規模抗議集会で世論が動き、法も改正されるのが、凄いな。
そして日本だと反政府運動しても状況なんかほとんど影響せず、過激化してるやばい奴扱いで活動家は白い目で見られるのみなんだよな。日本だとそのイメージが強過ぎてね。 

怪盗ジョーカー 38話

シルバーハートの島でのバカンスと思いきや、その島には大量の怪盗たちが集結して153回も開催されている怪盗サバイバルだった。
巨大な穴の中を罠と敵だらけの中で突入するという文字通りのサバイバル。
ジョーカーはやる気なしだったが、お宝がホッシー関連だと察して挑む。
そんな中でデビルファングの刺客ミニミニ王によって小さくされて捕獲されるもフェニックスが現れ、この島は俺のだと言い出す。

歴代登場キャラ大量参戦、と言っても前期からの強敵はピラミッドとテレビの回に出た魔法双子ぐらいで、あとはデビルファングの再戦ばっかりで、毒使いの攻撃で麻痺にはさすがにピンチだったけど。

ネタとしてはミニミニ王の時点でそりゃスモールライトだよなとわかってしまうよなと拍子抜けながら連携で対処出来ると思いきや単純な光線攻撃に完敗してしまうのが、強敵というより尺の都合を感じてしまう。

まあ落下の際にバルーン仕込んで妨害、矢印の文字などトリックを使った追いかけっこに、水を流して凍らせて光線を防ぐとか連携で良かったから、良いか。

にしてもフェニックス登場で一気に本筋が進みそうだけど、最終回いつだ?1クール1クールでやってきたけどさ。 

スマイルプリキュア 39話~48話

原初のシンデレラの世界に突入したみゆきはバッドエンドにしようとする三幹部の妨害を受けつつ、ドタバタしつつ単独で勝利して見事シンデレラをハッピーエンドに導く。

みゆき単独戦。
約束されたハッピーエンドが変わってしまう危機に全力でハッピーエンドに挑むからこそドタバタギャグでありながら予定調和にさせない。
このパロディなんだけど、馬車が潰された、魔法使いに箒に乗せてもらう、ガラスの靴があかんべえ化して12時までに受け取ってもらえないから意欲爆発で、しかもみんなが変身できないから単独で撃破する、最後もガラスの靴を履いたらハッピーエンドが巨大な靴で履けないだろうの妨害など、妨害ネタが細かいので楽しく、しかしハッピーエンドに至ろうとそれを突破することで、与えられるモノから自分から得ていくモノに変わっていて。
ハッピーエンドは得るもの、頑張って手に入れるんだに変わってお見事だったな。

なによりハッピーが単独だからこそやってやると気持ち万倍で、自分も吹っ飛ぶシャワーをぶつけたことで、ギャグっぽいけど成長してるように見える。

みゆき、はまあまあだったけど、やよいの魔女は可愛く、れいかの王子は似合うよね。

40話
あかねは授業で自分の宝物はなにか問われて、みゆきはシンデレラの絵本とかなおはスパイクとか言っていて、自分はなにかなと思うとバレーは好きだけど、宝物かと言われるとバレーボール?と思い、稼業のお好み焼きも生活の一部だし。
そう思っているとみんなが試合前だから手作りのお守りをくれて、これが宝物だと嬉しくなる。
しかしジョーカーから一人でも良いからプリキュアを倒せと追い詰められたウルフルンが決死の覚悟でサニーに挑み、お守りを破壊して、ムードメーカー気取ってるが一人じゃなにも出来ないだろうと追い込んでいくが、友情が大事だからこそ仲間のところに行かせないと猛攻するも倒しきれず、そこに仲間たちが救援して撃破する。
改めて仲間が大事なんだと理解する。

あかねの成長編なのだが、ちゃんとブライアンと文通していて、恋もしたし、バレーボールも大好きだし、稼業も好き、仲間たちだって大好きだ、それは全部仲間たちが背中を押してくれたから、友情に繋がってるんだという友情賛歌で。
お当番回だからもあるしウルフルンの本気度もそうだけど、戦闘がチームだったら余裕の相手を一人では苦戦する。だからこそ一人じゃ何も出来ないという言葉に苦しくなるしお守り壊されたらショックも受ける。仲間がいれば励まされもするのに、いないから弱気にもなる。
だからこそ仲間のところに行かせないと踏ん張るのが熱く燃えていたな。 
もちろん最後には仲間たちだって同じ気持ちだぜをやるんだけど、これはやよいだろうが似たような話は出来ただろうけど、これだけ熱血ができるのはサニーだからこそ。
個人戦って弱気になる等身大さがあって、傷付いたりしてるのよね。それで最初の頃は友達の助けがないと、ブライアンの時もそうだったけど、背中押されないと駄目だったけど、今は一人でも食い下がる。
この成長は地味だけど丁寧だね。
 
41話
ふとした拍子に漫画の新人賞に応募しようとするやよい。
しかしイラストをスケッチすることは好きでも物語を描いたこともないやよいは大苦戦。それを見かねたみゆきたちの助力もプロを目指すなら一人でやってみせると断るのだが、作業は進まず、夢でヒロインがやられる光景を見てしまい自信喪失。 やっぱり無理だと漫画を捨てて諦めようとする。
そこにアカオーニが攻撃してきて、捨てようとしたようにどうせ投げ出す弱虫、自分の作った漫画のキャラが憧れなんて妄想に過ぎないと否定されるが、やよいはそのヒロインは幻ではない、完結させて存在させる、ヒロインは自分の強い部分だと証明すると。
漫画を描く強い気持ちがある限り諦めないと。
そうしてアカオーニを撃退し、見事、漫画を書き上げるのだった。

諦めない将来の夢への一歩、失敗するにしても挑戦もしない、作品を作りもしないことにはなりたくない。
挫けそうになりながらもやよいの諦めない熱い気持ちが生まれる成長回。
終盤で新人賞応募というのは、しかも、受賞したのか見せないことで、挑戦することの意味を描いて結果は見せないのが優しさだな。
一方でやよい成長回として、泣き虫ではあってもそんなに投げ出してきたイメージはないので、うーんと思うのだけど、それは仲間がいるからで、一人で挫けそうになりながら、無理だと思いながらもやり遂げていくのは成長回に相応しく、一人でも挫けずにやり抜くんだというのが。
そして気持ちじゃ負けないとスーパーサイヤ人化での圧倒も精神的に上回ったぞで。
漫画を書き上げることは自分のヒロイン、憧れを証明することだというのはちゃんとやってお見事。

やよいのイメージが黄色いから銀杏並木での戦闘は綺麗だったな。

42話
なおの母が出産のために家を空けるので長女として家を任されるなお。
だが、マジョリーナに隙を突かれて兄弟たちを人質に取られて大劣勢。
それでも食い下がるなおは危うく家族を殺されるところで仲間の救援で撃退する。
無事妹も生まれて改めて家族が大好きだと思う。

なお単独戦。
なおの場合はいつも通りだよなと。もちろん家族を守るために変身する覚悟や殺されそうになっての必死さなど本気度が見て取れたけど。 
終盤の成長回としてはちょっと落ちる感じもする。 まあ演出というか、結局援軍頼りになっちゃったからだけど。

43話
れいかのイギリス留学が決まるのだが、内心ではみんな友達と離れたくないと思っているし、れいかもまた内心では周囲の期待に応じてやってきたからで、日本選抜の名誉なことだしと複雑。
その心の隙間をジョーカーが突く。
留学するならプリキュアも終わりだし、やめるのなら周囲の期待を裏切るぞ、ほら気持ち良く留学してくれと。
プリキュアやめるわけないと言いながらも、でも留学するんでしょうと問われると矛盾から戦闘不能に。
そこに駆けつけるプリキュアたちは、留学応援してたでしょうと言われたら、いや、友達と離れたくないと言い出して、れいかも私もだと。
自分の道は自分で決めると留学を撤回してジョーカーを撃破する。

同調圧力で生きてきたれいかが、友情を取る我侭を通す。
基本的にれいかって、出来るから周囲に押されて頑張る立場にいるのに、急に副会長辞めだすとかやるよね。
選挙の時も演説は具体的じゃないと伝わらないとかもあったし。
みんな夢があったり向かってるのに、良い経験したい程度のことしかないから、迷い人って感じだよね。
しかしこれが出来るからこそ、その道を取らないことに意味があったなと。
個人戦が続いていたけど、そもそもれいかだけは個人戦は能力的には余裕でした。むしろ周囲の存在が精神的に負い目になっていたほどで。
だから精神攻撃で、周囲を取るか、我侭取るかで、ほら期待を裏切るなよと言い続ける。
優等生なだけで堅苦しい以外には大してキャラ付けのないれいかが、友達大事以外になかったなという我侭が、正しい道以外を肯定してくれて、それはそれで良いじゃんかというのが、やろうと思ったら出来るからで。

この最強キャラなのに、精神的に弱い部分が、みんなと同じなのに目立つのはちょっと卑怯だったな。プリキュアやめてただのれいかになったら、なにするの?って言われたら、唖然とするのは強キャラだからこそで。
みんな精神的に追い詰められてるのにね。

しかし戦闘はみんな熱い気持ちでパワーアップして戦っていたのに、ビューティーだけ挿入歌付きで本当に美しく戦ったのには、非常に力が入っていたね。


44話
クリスマス近く。みゆきは迷子の子の手鏡を見て昔を思い出す。
人見知り時代に祖母の家で誰とも仲良く出来なかった時にその手鏡で勇気が出たけど、友達は逃げてしまって出来ず、そんな時に森の少女に出会い友達になり、彼女に押されて友達を作ると会えなくなる。
笑顔こそがウルトラハッピーの最初だと思うみゆきは、襲ってきたウルフルン相手に自分は優しさに押されて一歩踏み出した。だからこそ人々の絆が大事であり優しさをもらえば分けるのだ。それがウルトラハッピーであると。

森の少女は妖怪か妖精か、それとも空想の存在か。
それでも勇気を貰ったのは本当。だからそうやって背中を押してくれる勇気は優しさから生まれていて、それを絆という。
そうやってもらった勇気と優しさを他人に分けていくことがウルトラハッピーではないか。

みゆきの成長もこの学校に来てからの人間関係で、友達やクラスメイトなどの関係をずっと構築してきた。
だから友達と一緒にやることで出来ないことも出来るしやろうと思えた。助けることで自分だって救われる。
これはほとんどずっとやり抜いてきてるからこそ、友情と絆が出来ないことを可能にする勇気をくれるんだに説得力が生まれている。
序盤のそれぞれに好きなこと応援もそうだし、中盤の失敗の共有もそうで。
友達だから、知り合いだから助けるんだをずっとやっており、体育祭リレーの回が実にわかりやすくて、やよいは友達と一緒だから頑張れたしなおは負けても絆を共有できた。やろうなんて思わない無気力さを友達が頑張るなら限界超えて頑張れる。
この友情と絆が生まれる最初が笑顔であり、誰かに後押しされたら、それは親かも知れないし親切な友達ですらない誰かかも知れない。
今回みゆきたちが迷子を親切で助けたように、そういうことで人見知りかどうかはわからないけど、勇気と優しさをもらって人生変わる人もいるかも知れないということであり、その善行が、優しさを誰かに渡せる。
こういう生き方するというのがウルトラハッピーではないか。笑顔で絆を作り優しくして勇気を後押しする。
そのために人間関係が大事なのだ。世界を守るのだ。

これまでの仲間たちの大事なものや友人や夢を守るとかも全部それぞれが守るのを助けてくれることもあり、お前の大切なものを守るぜで、決して優劣じゃないように出来てる、各論が総論に繋がって、ずっと友達大切、夢も大事とか描いて来てるから成長したようには見えない部分もあるのがちょっと残念ではあるが、大きな成長はなくても進んできている、成長したんだということは描いて来てるからね。

ウルフルンが負けられないと一人で足掻くピンチもいよいよ三幹部もお笑いキャラでいられず終わりだな。

しかし寒いからだけど、冬用の私服も可愛かったな。ポンチョのなおもイケメンだったけど、あかねのジャケットもイケメン。やよいはコートで可愛かったし、れいかは、まあイメージ通りの普通だったかな。服が違うといつもと違うイメージだな。

いよいよ成長お当番回も終わり最終局面へ。 

45話
 三幹部はピエーロ復活前に最後のチャンスだと黒玉は生命力を賭しており、最後の戦いに使えば死ぬ文字通りの最終決戦を仕掛けさせられる。
これに命懸けだからこそプリキュアたちはペガサスフォームですら敗北する状況に、自分たちは絵本の悪役たちでありその嫌われ者である辛さと孤独からバッドエンドが決まってるのだと。
愛されて未来に生きるお前たちにはわからないだろうと。
この言葉にプリキュアたちは怒りと憎しみを理解出来るからこそ鎮めてくれ、物語の役割上なために教訓も得られる、今度一緒に遊ぼうと言うことで癒し、彼らは妖精であり、ポップの知り合いであった。
この状況をジョーカーは時間稼ぎに成功した、バッドエナジーでバッドエンドプリキュアを召喚する。

三幹部の最終決戦にも関わらず戦闘は派手だったりしたのに、マーチとビューティが分身マジョリーナを全体攻撃で対抗してキャンディの幻影で嵌められる以外は必殺技を効かないしかパターンがなくて、作画も低調なこともあり、冴えなかったな。

というか三幹部が悪役故の孤独と嫌われているのだからと世界を恨んでいた。だからそれを知って遊ぼうって。
なんだそりゃ。
だってこれまで散々遊んできたじゃんか。夏休みのゲーム対決とかまんまだしさ。
戦闘だって最近の黒玉での直接戦闘前は赤玉を代理にしていたので結構ギャグでもあり楽しくできたのにさ。
だからこそ絵本好きの物語好きの伏線を張っているとか欲しかったな。勧善懲悪ではない現実を考える話としてさ。
以前の妖精の国でいろんな妖精に会う際に行方不明の妖精の話とか欲しかったよな。というか悪役の妖精はいないのとか聞くとかで、みゆきは悪役も好きとか共感する話があるとこの手を差し伸べる話がもっと良かったよな。

バッドエンドが決まっている悪役を変えてやる、敵味方曖昧の物語にしてやるというのがなくて、いきなり女神化がさ。

とはいえダークプリキュアの登場に物語が引っ繰り返って欲しいな。

46話
バッドエンドプリキュアによるネガティブな部分による攻撃、ピエール復活寸前の絶望的状況に追い込まれ、ジョーカーはミラクルジュエルを破壊することで希望さえ奪うのだと。
キャンディがやられるという大ピンチに、絶望なんてしないという覚悟が決まってるのだとバッドエンドプリキュアを撃退するとジョーカーはそれでもピエーロが復活してお前たちのバッドエンドは変わらないとピエーロと一体化する。
この危機についにキャンディがクイーンの娘で次期クイーンとして成長するための冒険であり復活するのだった。

確実に悪のシャープな魅力のあるバッドエンドプリキュアのほうが格好良い部分があるが、ピースが小悪魔以外にはみんなキャラ反転で、ハッピーは自分だけハッピー、サニーは自分が焼き尽くす、マーチは強い故に優しくではなく支配、ビューティーはクールナルシストで、一瞬の出番が勿体無くもあったな。みんな黒タイツ軍団で冷酷な魅力があったからさ。
またキャンディが実はクイーンの娘でクイーン復活のためのデコル集めが、クイーン誕生のための成長のためだったはお見事であり、別にミラクルジュエルには願いを叶える力がない。むしろちゃんとキャンディのノリでパワーアップアイテム出すとかの気持ち問題が、実はクイーン候補だからだったのはお見事な理屈付けだったな。

ジョーカーを絶望させてやることで最後のバッドエナジーにするの考えてみるとお見事にキャラ処分と最終決戦を盛り上げ、キャンディクイーン化も逆転を残して上手いな。

47話
皇帝ピエーロと絶望の巨人の猛攻に戦い続けたプリキュアはついに敗北し、バッドエンドを受け入れてしまう。
しかしキャンディはミラクルジュエルの輝きが一筋の光になると希望を示し続ける。
希望を捨てるなという言葉に、まだやれる、動ける、そうバッドエンドに抵抗するプリキュアたち。
キャンディはプリキュアに希望を示したことでピエーロの攻撃でやられそうになるが、プリキュアたちhがミラクルジュエルの力を得てウルトラプリキュアに変身。
絶望の巨人を撃滅し、ピエーロも撃退する。
しかしピーエロは地球を飲み込まんとする宇宙からの負の怨念として撃滅されることはなく立ちはだかる。

最終フォーム、キュアウルトラマン。
あの絶体絶命にキャンディを救いに出てくるエフェクトが、完全に片手上げて変身がウルトラマンで、こりゃ確かに絶望にも勝つ光の戦士だわ。

いやあ、最終決戦だから大激戦を作画が動きまくりで、そのハチャメチャに動く作画で無限に湧き出す絶望の巨人を必殺技で撃破しまくる。
しかしそれでも無限に復活する負の怨念に、どれだけ戦おうとも勝つことは出来ないと負けてしまう。
そしてプリキュアの本がバッドエンドの絵の具で絶望を受け入れてしまう。
その絶体絶命のピンチに、キャンディが希望を捨てないでと叫び続け、一筋の希望を示し続ける。
闇に落ちるな、明るい方向へ。
その希望を示したことでキャンディはついにピンチに陥ってしまい、それをウルトラプリキュアで救出し、絶望の巨人を瞬殺、そしてピエーロでさえも撃破する。
このウルトラプリキュアの猛烈な作画戦闘が、ちゃんと前半の普通の状況での技があれだけハチャメチャに動いてくれたのに、ちゃんと威力が後半に比べたら落ちる属性攻撃になっており、ウルトラプリキュアだと光線がド派手に極太で、しかもキラキラ輝きながら、猛スピードで動くという説得力のある戦闘演出になっていた。

ちゃんとパワーアップもミラクルジュエルの力を得てという説得力もあったし、クイーンからもミラクルジュエルやクイーンキャンディも願いが叶うほどご都合ではない、希望の光であるという、自分自身で未来を得なければという抑制されたものだったのもちゃんとテーマ性と設定がリンクしてるなと。

ポップが最後までジュエルの守り役や本の守り役、キャンディを守る役などいる意味を示し続けてるのも素晴らしい。
そして大谷育江がちゃんとマスコット妖精から人間形態になったら、口調は同じなのに声の年齢が上がってる妙技は、キャラもあって気品も入ってるのも素晴らしかったね。あのバッドエンド状態からの叫び声が希望を知らせるのは必死でさ。熱かったよ。

48話
ピエーロはウルトラプリキュアのペガサスフォームでのレインボーバーストを跳ね返し地球を半壊させて、希望など口先に過ぎないと突きつけ、みゆきたちはプリキュア化を解除されてどうにもならない状況に追い込まれる。
それでも自分たちには叶えたい未来も守りたいものも向かいたい未来もあるから、死にたくない、生きたいと希望が燻り続ける。
だが、その希望で灯ったミラクルジュエルは最後の輝きであり、最後の力を使えば妖精たちと離れ離れになる。
友達と離れ離れになるという事に怯え悲しみながら、このままやられるのか、そんなことは出来ない、これから今まで通りウルトラハッピーを分けてあげたい、人生には辛くても決断しなければならない、だから最後の戦いに向かうのだ。
そして最後の変身をして、キャンディも含めたレインボーバーストでピエーロを消滅させる。
その結果、世界は元通りになるが、キャンディとポップとの別れが訪れる。
全ては平穏に戻り、それぞれが進んでいく。みゆきは絵本を描き、やよいは新人賞に受かる。
そんな少し進んだりしつつも当たり前の平凡な日々こそがウルトラハッピーなのだと実感して、全力で生きるのだと。
そんな時、キャンディが会いたいと思ったからと再びやってくるのだった。

涙涙のスマイルプリキュア最終回。エンドカードの一枚絵が本当にラストカットだったとは。
最終回は生きたいだの本当の絶望だのはオマケで、キャンディと別れられるかを1年やって来たから大号泣で別れがたい気持ちを描き、鼻水垂らしながら、それじゃ駄目だ、別れても辛くても未来を取るんだ。
その覚悟が、絶体絶命でも号泣、本当に別れる時も号泣で描いて、そして七夕の回で描いたように星に願ったらまた会えたの拍子抜けさで。
でも決して別れも永遠にしないで、良い事も悪い事も一杯あるんだ。悲しくて会えないことを覚悟するかも知れないけど、もしかしたら案外大丈夫で再会出来るかも知れない。オチの拍子抜けウルトラハッピーが、ご都合だったけど、気合でお願いしたらで、気持ちが大事だを貫かれていて、まあハッピーエンドのオマケだったかな。
綺麗に終わったしさ。

エピローグとしてはあかねが今まで通りにお店の手伝い頑張るぜ、なおもサッカーも家族もで、れいかだって会長しながらで、今まで通りなんだけど、みゆきが絵本、やよいが送った賞に受かったでちょっとだけ日常が変わる、夢を叶えた人もいる。
日常が幸せだと言えるのは、友達も家族もいる、夢に向かってちょっとずつ努力もした。
絵本作りも作り始めたばかりだし、新人賞も何人かいる一人の小さな賞で、特別過ぎることはない。それでも中学生の夢を一歩歩き始めた、そしてちょっと成果も出た、それは成長で、嬉しいものでさ。

変則視聴だったので途中から1話を見たのだけど、主人公たちが物凄く劣等生のボケキャラ揃いだったのが、ちゃんと中盤の生死を賭けた対決後からは、ステージが違ってるように感じたな。
夏休みが終わると失敗ネタがほとんどなくなってるのも成長を感じてね。
終了間際になると夢に向かって、大事なものがわかって進んでいくので、ちゃんと成長過程も見えて、でも成長し過ぎていないのも素晴らしくてね。

全体通しても日常を描いている作品で、テーマ性も何話か見たらわかるので、終始一貫していたので、ラストも大きな驚きもなかったのは正直なところではある。
一方で1年間の物語として、大して成長も出来ない日常をどう生きるかのテーマに、バッドエンドはやっても無駄という無気力の暗喩で、それをやってみよう、友達と頑張ろう、失敗してもやろうということを貫いて丁寧に描いていたのは素晴らしかったです。

出来ないことでも頑張ろう、やってみようを口で言うのは簡単だけど、そんな勇気はなかなか出ないし、まったくの無関係の人が言っても余計なお世話。それも大して能力もなければ自信もないなら尚更無理で失敗して笑われて悔しい思いをするだけ。
でも友達の言葉なら、やってみようと思える。
友達なら笑わないし慰め励ましてくれる。一緒に苦しいこと、悲しいこと、笑われることも背負ってくれる。
だから無理だと思えることもやってみようと思える。

これをずっと描いてるんだよね。そして挑戦に失敗したり、やろうと思ってることをバッドエンドの連中はやること自体笑わうのだけど、仲間たちは笑わずに肯定し続け、やろうとしたことを認めて励ます。
これが基本で、大失敗の惨めさを笑わないでくれるありがたさで。
これを積み重ねてのピエーロとの初対決回で死ぬかもを、これだけの大親友を見捨てられないから、命懸けで戦うんだで。
同時にお祭り回とかほとんど楽しいだけの回とかも楽しいことを一緒に共有出来るのも親友だと描いていてバランス取っていた。

なのでイベントの強度の上げ下げはあれどもテーマ一貫で、同じ事を言っていたし、一気に成長もなくずっと日常を過ごして終盤でやっと一歩踏み出すこともあるぐらいに抑えていている、ラストまで来ても精神的に諦めずに頑張る程度のものを手に入れたに過ぎない。
テーマ的にはリレー回と怠け玉の回の感想でもわかるぐらいだしさ。

友達がいればつまんない日常は楽しく生きられるし挑戦だっていろいろ出来る。たったそれだけのことを1年がかりで描いた。それもほとんど面白く描いたのはお見事だったな。

声優ならば全員熱演の連続だったけど、さすが主役の福圓先生は熱い熱血ボイスだったな。
必殺とかの叫びとか唸りの熱さは一級品で終始叫びまくりだった印象があるし、こんだけ熱い声があるからみゆきがただのドジキャラのはずが、滅茶苦茶熱い熱血さと能力ないのに挑む必死さが出ていたな。
これは全員でもあるんだけどさ。この作品、必死さが声優の必死声によって作られてる部分も大きいので、声優の魅力は大きかったなと改めて思う。繊細な感情表現も日常回が多いからこそ多かったしね。

スマイルプリキュア。好みな日常モノとして、ほとんど面白かったこともあり、プリキュアなんか見なかったのに、それに引き戻してくれた傑作、快作であったかな。
いやあ素晴らしかったです。

スマイルプリキュア 1話~14話

絵本好きの中学2年生、星空みゆきは転校日に遅刻して本から飛び出した妖精キャンディと出会う。
のだが、キャンディはプリキュアを探して飛び去ってしまい、夢かと思いつつ登校。
いざ、転校最初の自己紹介をするのだが、ド緊張で名前を言うので精一杯。
そこで去年転校してきた関西弁の日野あかねがオチがないと言ってかき回しつつ、クラスの主要メンバーを紹介してくれる。これに緊張がほぐれたみゆきは自分は絵本が好きで絵本のハッピーエンドのようなよく言えないものを探していると。
そんな感じで初日が終了して、図書室を覗くみゆきは、そこで光る本を発見して動かしてみるとなぜか異空間に突入。そこからキャンディが見えて、狼男に狙われており、助けに飛び出す。
するとウルフルンは人々を無気力にさせてバッドエンドエナジーを吸収してキャンディを追い詰める。
みゆきは知りもしないけど、こんな小さなものを見捨てられないし、頑張るって決めたことは諦めることは出来ない。転入の挨拶だって失敗してもみんなが手伝ってくれたと。
その思いがプリキュア、キュアハッピーへと変身させる。
超身体能力を得て空高く飛び上がるのだが、それだけで上手く戦えず、ハッピーシャワーで癒して倒せと言われるが、大声で叫んでも技が出ないで大恥。気合が足りないので気力を溜めて発射するが、無茶苦茶疲れる。
そうして初戦闘を終えて人々は元通りになり、キャンディから世界をバッドエンドから守り、自分の世界であるメルヘンアイランドを救って欲しいと依頼される。

というわけで1話視聴。実はドキプリの戦闘が衆人環視で大騒動なのに、誰も気にしないで流されたことに違和感でスマプリをちゃんと見ると、やっぱりバッドエンド空間での誰もプリキュアのことを見ていないのがミソだよね。これだけでたくさんの人がいても成立できる。そうじゃないとセーラームーンパターンの人知れず感じゃないと駄目なんだよね。それが出来てるから良いね。

そして1話から失敗しても諦めるなというテーマ性が描きこまれていて素晴らしい。
転校したなら自己紹介の挨拶が必要でそれが緊張して上手く話せない。名前だけとかつまらない。どういう人かもわからない。それはそれで良いかも知れないけど、絵本好きとか話したかったからそれが言えた。
その程度だけど、みんなが助けてくれたからそれが言えたのだ。
日常の小さなことだって緊張するだけで躓いてしまう。それをまだ友達ですらない人がこれから仲良くやっていきたいからとちょっと手助けしてくれるだけで上手くやれる。
ウルフルンに対してみゆきはキャンディを捕まえようとするのを、知り合いでもないけど、怖いけど頑張って助けようとした。

人助けをやってみた。それは物凄く大変で自分も上手く出来ないと思えることだったけど、諦めずに頑張ってみた。そういう話である。

ハッピーが技が出なくて、アニマル浜口の気合だ連呼というネタも、最後は気持ちだということであり、気持ちを爆発させると気力持って行かれて疲れるのもそういうことで。
戦闘バランスもいつも通りの大ジャンプやらで変身して丈夫になって凄いことが出来るけど、必殺技は疲れるで、コメディ寄りにしつつもちゃんと描いてるし、バッドエンドを吹き飛ばすのは気合だというオチだったらどうするのか。

1話でしっかりみゆきが弱キャラとして優秀じゃないドジっ子と描いて、ムードメーカーのあかね、泣き虫なやよい、活発ななお、冷静なれいかの4人をメインキャラだから紹介してくれて、丁寧な感じ。
みゆきが転校生というのもこの自己紹介でみんなに助けてもらえる相手側の事情であり、その経緯で全員紹介で簡単だね。
声優もあかねがあとを思うとまだちょっと怪しい時期だなと思うけど、ほかは堅調で。

王道の妖精に乞われての変身、大ボスの復活のために悪さする敵と手順をしっかり描いて順当だね。
 
2話
キャンディからプリキュアは5人いるから探してと言われて、バレーの授業で意気投合した日野あかねとやよいを誘うが、キャンディから誰でもなれないし秘密だと注意されて、向こうもやりたいことがあるからとお断り。
そんなあかねはバレー部のエースだと自称するが最近はチームメイトに押され気味で、今回は敗北。
みゆきは悔しくて泣いてるあかねにハッピーが逃げるから頑張ってと励ますが、汗なんだけどと言いつつ励ましてくれたのが嬉しく、一緒に特訓して後日勝利。
そこにウルフルンがバッドエンドエナジーを吸収しにやってくる。
みゆきはハッピーに変身して戦うのだが、必殺技のハッピーシャワーを外してしまい、一度の変身で一回しか使用出来ず、ヘロヘロで敗北寸前。
ウルフルンはハッピーに友達や一生懸命など無意味だと挑発して、ハッピーは敗北しそうなのに根を上げず、大切なものだと。
その言葉にあかねはバッドエンド状態から脱して、みゆきの敗北しそうな状況に、励まして助けてくれたのに見捨てられるかと突入して、その熱い思いからキュアサニーに変身して、サニーファイヤーを火の玉バレーアタックとして攻撃して勝利する。
戦闘後、あかねはよくわからないけど一緒にプリキュアをやることに決めて、みゆきと友達になる。

頑張るしかないけど、友達がいてくれると楽しく頑張れる。 
今回も事情説明としてあかんべえを撃破してキュアデコルなるフルーツアイテムを入手するのだが、それがキャンディが食えたりしつつ、バッドエンドも最終回への時刻が進むなどするのだが、やはり、あかねが不動のエースと思いきや結構弱いという話を入れ込んでくるのがスマプリ。
口ではエースで見に来いと調子良く行ったけど、弱くて、恥ずかしい。
心理描写がみゆき視点のみなので、あかねがどれだけ悔しかったのか、みゆきに見られて気まずかったのか、あの汗も本当は涙かもと多くが曖昧にしている。河原で声を掛ける前に転倒しているから、大丈夫かと心配されることであかねが本当はどうだったのかを上手く切り替えてわからなくしてる。
でも一緒に特訓してくれた。
この格好悪さを共有してくれるのが、友達なんだなと。キャンディも友達を大事にするのがプリキュアだって言い出して。

この格好悪さの共有ってこのあとではチームで共有する絆になるけど、この時点ではみゆきが自己紹介のマゴマゴした状況を救われたからであり、あかねもバレー部で大口叩きの失敗じゃないけど格好悪いところを見られて励ましてくれた。 
授業のバレーでも半泣きブロックのやよい、顔面トスのみゆきに良かったよってあかねが言うのよね。
格好悪いことを一緒にやること、失敗しても頑張って行こう、と思うことが大事。
だからそう思える友達が大事。 

ギャグっぽく、あれ、星空さん?うん、いや秘密なんだったとか言い出すし、必殺技ってエネルギーは吸われてる、疲れたとかもやってるのもギャグっぽいよね。 

3話
みゆきがプリキュアになった翌日にあかねがプリキュアになって、あと3人と思うのだが、屋上で絵を描いている黄瀬やよいを発見して、上手いじゃないかと思うが、やよいは恥ずかしがり屋の引っ込み事案で誰にも言わないでと頼むのだが、クラスで美化ポスターを描いて欲しいと募集があり、誰も手を上げないのでみゆきはやよいを推薦する。
やよいは学校には美術部の部長やら少女マンガ絵の上手い子や女子を可愛く描く強豪揃いだから勝てないと思うが、みゆきが結果はわからないけどやってみたい気持ちがあるなら応援すると言い出して、やってみたいとみゆきをモデルにヒーローの絵を描く。
それは決して凄く良い絵でもなく、努力賞の残念賞。
やよいは駄目だったと恥ずかしくて逃げ出してしまい、そこをバッドエンドのアカオーニに狙われ、下手くそな絵なんか意味はないと切り捨てられ、みゆきとあかねはやよいが懸命に描いた努力を馬鹿にするなと起こって変身して戦闘に。
しかし必殺技を二人とも外してしまい大ピンチに。
そこに自分のことを諦めないと言う言葉に反応したやよいが怖いけど、自分を励ましてくれた二人を友達だと守ろうと泣きながら立ち塞がる。
その思いがキュアピースに変身させる。
のだが、怖いから戦えないと逃げて、追い詰められて泣き出して雷を呼びピースサンダーで勝利する。
やよいはずっと憧れのヒーローになれると喜び、絵を描きたいからじゃない勇気と友達が欲しかったのだとちゃん付けで二人を呼ぶ。

引っ込み事案で泣き虫な自分を励ましてくれる友達。
やよいが絵のコンテストで決して優秀賞とか大賞を取れないのが、この作品らしいな。
もっと上手い人はいっぱいいるのよ。それに勝てないのよ。一番になれない。
好きなことだって成功するとは限らないし上手く出来ないから冷やかされ馬鹿にされる。
それでも後押しがなければそれをやろうとも思わなかった。挑戦しようとも思わなかった。
バランスが上手いのが、馬鹿にするのが大賞取った奴らだけで、ほかの奴らは言及なしで、笑われる以前にそんな興味もないのよね。
クラスの誰が絵を描くのかという時に、誰もやらないことこそがやろうともしない物語で、動き出す、挑戦することが、それを押し付けられたりしたけど、本当はやってみたかった、挑戦したかった、動いたのだというのが、やってみようの物語で。
それを押せるのが友達だから。やめることだって、本当に嫌だったら出来たけど、顔色だって窺うけど、ちょっぴりでもそうだからで。
こんな絵なんて無意味だと、努力も無意味だと笑う敵に、それがどうなるかなんてわからないじゃないか。
ようやく始めたばかりで、これからじゃないか。
だから一回躓いたぐらいで終わりで無意味だなんで決め付けるなという怒り。
そしてやよいがピースになるのも自分を励まして恥ずかしいけど勇気出させてくれた友達のためだったら半泣きで震えながらも戦える。
まあ変身しても怖いから逃げちゃうのだけど。

戦闘でも発動中の攻撃で的を外したり気合をちゃんと溜めなきゃ威力がないとか、ダメダメなプリキュアだし、よく怖いから逃げちゃうけど、そういう駄目なのがあるからスマイルなんだよね。
 
最後の漫画でどうにかしたいよりも勇気が欲しい、友達が欲しいはお見事に、キャラ関係を作っており、良い感じです。ちゃん付け呼びもやよいらしいな。 
気弱な性格とモジモジ、ジャンケンピースにダブルピースなどのキャラ可愛いさもあって良い感じ。 

4話
学校の昼食中に先輩から席を退けと言われて、緑川なおが共有施設は早い者勝ちで占有権なんてありませんと正論を言って助けてくれる。
きっぱりした姉御肌でサッカー部のエースで格好良い。
彼女をプリキュアに頼もうと思うが、放課後にすぐに帰ってしまい話せない。
みゆきはどうしようと思い考えなしに休日に家を訪ねようと思い迷ってしまい、買い物帰りのなおと遭遇して自宅に招かれる。
なおは6人兄妹の長女で幼い兄妹の世話をして料理も上手で面倒見も良い。
みゆきはあかねとやよいも呼んで一緒に遊ぶことにして、兄妹の絆、プリキュアの絆を見せようとするのだが、アカオーニがそんなもん無意味だとバッドエンド攻撃。
ハッピーが敗北して捕まり、まだ出来たばっかりの絆だけど、これから強くなっていくんだとサニーとピースが踏ん張る。
その話になおは家族の絆を否定させないと復帰して、キュアマーチに変身して、壁を駆け上りマーチシュートで撃破する。
なおは家族を守ってくれたみゆきたちに頼む前にチームに入りたいとお願いする。

面倒見の良いなおちゃん。
これまでの失敗と励ましとは違って、普通になおちゃんが格好良いし優しいという強キャラなんだけど、一方で自分のアイデンティティである家族を否定されるとバッドエンドに至っちゃうのが深刻で、あかねややよいって自分の頑張りを否定されるけど、なおは家族の面倒見るのを否定されて、同じように頑張りの否定なのに家族まで否定されるので一段重い感じで深刻だな。
それをちゃんと絆の優劣を長さで決めないあかねの台詞がお見事で、言うても昨日今日出会った、プリキュアやるって言ってもその程度の時間しか経てない仲です。 
でも昨日今日だからって仲良いし見捨てない。これからもずっと仲良くやって行きたいだから、絆を続けて行きたいから頑張る。
それはなおも同じでいつか家族も離散だって思うけど、そりゃ10年以上経ったら成長してそうなるかもだけど、そうなっても家族の絆は続くわけで、遠い未来に絶望して無気力になるけど、そんなことは気にせず、今まで通り頑張り続ければ良い。
だって家族は大事でこれまでずっと大事だからこれからも大事だもん。 
絆の優劣をこれまでとこれからでつけない。これから絆を深めたい人もいる。 未来に向かって頑張るんだ。
未来を思って絶望するなというテーマを感じます。

しかしなおちゃんのこれまでキャラとは違って先輩にズバッと言える格好良さ、サッカー部のエースで足の速い姿、料理上手で面倒見が良く、兄弟たちに厳しく指示したりして、弱さが少ないな。
戦闘だって変身しちゃった、速過ぎて壁に激突、無傷で壁を駆け上り蹴りを食らわせシュートを食らわせて強いからさ。

みゆきのなおちゃんに仲間になって欲しいとか、もう選びかたも自由だしさ。
ピースがちゃんとピースからパーにしましたという、変身バンクじゃないという突っ込みもギャグにしつつもお見事だったな。コメディ、ギャグよりで、げっそり疲れるのも含めて。 

5話
みゆきは最後の一人は頭も良いし責任感もある青木れいかが良いのではないかと頼みに行くのだが、今は忙しくて無理。というのも生徒会でやっている小学校での読み聞かせ会の準備に追われて、生徒会長も風邪で休んで困っているのだと。
みゆきはお題の絵本が白雪姫で大好きだし、これも縁だからみんなで手伝うことに。
人形劇とは行かなくてもやよいが絵を作って紙人形劇ぐらいは出来そうでそういう表現をしたら朗読だけよりもっと楽しませられるのではないか。
その提案を受けてれいかはみんなで準備して、いざ本番。
そこにマジョリーナが現れて無意味だとバッドエンドに陥らせる。
みゆきたちはプリキュアとなって応戦するが鏡で分身するあかんべえに必殺技を無駄撃ちさせられ大ピンチ。
そんなマジョリーナはつまんなものを準備してまったく無意味だったと紙人形を踏ん付けて嘲笑う。
これにれいかは私たちがやってきたことは無意味ではない、邪魔する行為は許さないとキュアビューティに変身。すぐに超人能力を持つと飲み込み、鏡の分身も本物は逆だと見抜き、ビューティブリザードで撃破する。
戦闘後、れいかは一回断ったけど、一緒にプリキュアやらして欲しいと頼み、みゆきたちは受け入れる。

皆で一緒にやってきたことを無駄になんてさせない。
れいかが完璧超人キャラなのだが、その描写から自分が失敗するとかではなく、みんなでやってきたことをぶち壊しにするのは許せないと怒るのが、自分個人ではいろいろ出来るからこそ、一人だけじゃ出来ないことをやる喜びがあった。
朗読劇は一人でも出来たけど、いろんなアイデアを出して紙人形劇をやろうというのは生徒会だけでは到底出来なかった。
一から絵を作り、道具を作って、頑張った。
それをぶち壊しにする、それを無意味だなんて許せない。なにがバッドエンドだ、邪魔しなかったら上手く行っていた。
生徒会の行事を主導する者としてリーダーとして、計画をぶち壊された怒りは正当だ。

ちゃんとこれまでの個人の事情から家族の事情、所属組織の事情になって行き、れいかが組織の事情で動くキャラとして、高い位置にいるのがわかる。
自分の事で精一杯なみゆきたちに比べると家族の面倒を見るなおや行事を主導するれいかは出来ることの多さが違ってるな。
そして自分の事で精一杯だったみゆきたちも、ちょっと成長出来たのでそれに加われるのも上手いよね。みゆきのアイデア、やよいの絵、なおがこういうのが喜ぶという言い出すことで、朗読だけでと思ったけど、もっともっと良い感じになれる。
受けないとかそういうことを考えない。やりたいから頑張るんだ。
そういうことには能力とか関係ない。

戦闘でもれいかの秀才ぶりは際立ち、必殺を無意味に撃つのはやばいのに至らない浅はかさがあるのだが、ビューティになったら一発で身体能力向上を理解して、鏡なら良く見れば一体違うのがわかるでしょうと冷静な判断力も見せて、皆のお馬鹿さもよくわかる。

しかしモブキャラたちも生徒会の書紀や会計は名前ありだけど、再登場があるんだろうか。前回の生徒会長は風邪で休んでいたりして、あいつかとわかるけど。
まあ今後のれいか回で生徒会やめようとして仰天するのでいたし、生徒会長が止めていたけど、こういう長期シリーズってモブキャラドラマも見所で、やよいの時の絵のライバルたちも再登場があるんだろうか。

キャラも1話からみんな出てるし、声優も安定。ちょっと心配だったサニーももう安定。
というかこういう昔の作品ってモブ声優が知ってる名前だったりして、時代を感じて良いね。 

6話
プリキュア集合にキャンディの兄ポップが来て、侵略者のバッドエンド軍団相手に女王が力の源のデコルを奪われて相打ち封印されて、最後の力でプリキュアの5つの光が地球に送られキャンディがプリキュアの助けを借りてデコルになってる赤玉を回収して女王を復活させるのが目的だと。

スマイルプリキュアって言ったほうが格好つくよねということで番組タイトルが決まる。
そんな感じの説明回で、 プリキュア助けてというだけで、プリキュアの理由もなんか自分たちがそうだったらしいぐらいで大した理由はない。
とはいえ敵と戦い、皇帝復活のためにエナジー回収とボスの持つ赤玉回収が女王復活とセットになっている設定は上手い。
撃破するのは敵対するからだけではなく女王復活で。

またキャンディも非常に駄目な子で落第生チームだからなのねと。
一方でポップが妹は迷惑してないかとみゆきを迎えに来て聞いて、みゆきが親友だよということで安心するお兄ちゃんぶりと、別れで大泣きするけど、仕事があるんだということで笑って別れようというのが、お兄ちゃんしていて良かったな。
戦闘も変身して連携してということで簡単でもポップの有能さが出ていたし。

秘密の図書館も移動可能ということで、思うだけでどこかに行っちゃうから使用方法は注意ということで。

先を知るとやっぱりダメダメな感じも強くて成長を感じる。 

7話
ポップと連絡を取ろうとするのだが、学校やら家でも不思議ぬいぐるみと会話するなんて人に見られちゃう。
なら自分たちだけの秘密の場所が必要だと。
図書館の部屋がうってつけだと思うのだが、自然が豊かで、もうちょっと違うのが良いと思うのだが、それぞれ富士山、映画のセット、ぬいぐるみ屋、動物園と図書館の移動方法を使って向かうとやっぱり人がいる。
そんな時、秘密基地に拘るみゆきは、赤毛のアンみたいに友情を誓う場所だと。
ならみゆきの昔住んでいた場所でと思うのだが、そこには別の子たちがいて、もう他人のもの。
しかしウルフルンの攻撃に単なる森ではない、大事な思い出の、そして友情を誓う場所だと勝利。
勝利してみゆきたちは、図書館の扉で相応しい場所をと思うと図書館。
秘密基地らしい場所はここだけだったなと思い、デコルで人が使いやすくして、いろいろ経験したからこそここが良いと思えたと。

秘密基地の図書館。
それぞれの自宅から本で移動可能にしつつ、いろいろ秘密基地候補に行くことで、最初はあんまりだと思った図書館が良く思える。
最初からここしかないというものだったのに、いろいろ失敗して、やっぱりここだよねと、場所なんてどこでも良かった、集まれる場所なら、そこが秘密基地。
過程が重要で、最初の場所こそ、特別じゃない、どこにでもありふれた場所こそが特別、みんながいるから特別なんだ。

赤毛のアンのような森の中の秘密の場所。そこを別の子たちに取られているのはみゆきの寂しさを描くこともそうだけど、ただの森を守ることに、思い出の場所なだけではない、誰かの思い出の場所だから守るのだ。
自分の場所だけじゃないからこそ、他人の為に戦うのがヒーロー。 

8話
みゆきとキャンディがマジョリーナの入れ替わる指輪で入れ替わってしまう。キャンディはみゆきとして学校に通うが幼児のような精神ゆえに楽しくやって先生から激怒。学校での生活が滅茶苦茶だと言うみゆきもキャンディに激怒して、精一杯やったよと不服なキャンディは公園まで逃げて小さい子と遊ぶのだが、そこに指輪をなくしたマジョリーナに発見されて追い詰められるが、プリキュアたちも救援するが、バネのあかんべえのバネで拘束されて、みゆきはキャンディの精一杯の気持ちを笑うな、言い過ぎたとごめんと和解してキャンディ状態でキュアハッピーへと変身。ぬいぐるみの体ゆえに小回りが利いてバネ攻撃も拘束するには至らず、髪の耳を使って格闘戦もやってのけ、ハッピーシャワーもぶつけて撃破に成功。
このどさくさでサニーが体当たりで入れ替わりを元に戻す薬を奪い元に戻るのだった。

入れ替わりギャグが相互理解のみならず、キャンディ状態での変身と戦闘まですることで定石外しになっており飽きさせない。
本当に、天真爛漫とはいえ中学生に幼稚園児の心で自由にやられると、そりゃ怒られるわけよ。体本人もそれなりに分別がつく年頃だから、無茶苦茶だと激怒する。
それは当然。だけど幼児のキャンディにはそういう人間の社会性はよくわからない。だからなんで怒るのかわあらない。
みゆきが思ったように、楽しんだとはいえ出来るだけ頑張ってくれた。それはキャンディを知ってるから土台無理なのにということで。自分のことを許せるみゆきは度量があるなと。
ちゃんとみゆきなら諦めない、キャンディの気持ちを笑うなというお互いの尊敬とごめんねが言える気持ちが、ちゃんとプリキュア変身に繋がってるのも素晴らしい。

またこの失敗を許す、頑張ってくれたと思うというのはちゃんとテーマがあるな。そもそも上手くできないのに。

戦闘もキャンディのままか、と思ったけど、小型だから小回りや小さい隙間に入れて素早いとか耳でのラッシュとかちゃんと魅力があるのも良し。

マジョリーナが道具不法投棄シリーズは今後もあるけど、駐在に尋ねるとかこの時点でパターンが出来てたんだな。

9話
やよいがエイプリルフールだからとつい転校すると嘘を言うのだが、みゆきとあかねは転校生だからギリギリまで言えなかったんだ、経験あるからわかると疑いもせず信じてクラスに流布。
やよいは言い出そうにも大事になって言い出せず、漫画で説明しようとしたらアカオーニに拾われて嘘を言って仲間を笑ってたんだろうと突きつけられる。
これにみゆきは転校して来て最初に友達になった子だから何を言っても嫌いにならないと伝えて、ようやくやよいも真相を打ち明けて、アカオーニに嘘を吐いた罪滅ぼしに対決して撃破。
クラスのみんなにもやよいは謝罪して、みゆきとあかねが早合点したと一緒に謝ってくれる。

他愛のない、というかすぐに訂正する冗談で大事になっても、許してくれて、一緒に謝ってくれる親友が嬉しい。

やよいの気の弱さやクラスの座席が一人遠いから、実はって言えないでどんどん大事になっていく過程がやよいの内心が、言わないとまずいよ、まずいってと焦るからこそ言おうと思ったけど言えないんだというフォローが上手い。
一方でその嘘をちゃんと告白できる、失敗を認めてくれる親友の存在がちゃんと描けていて、他愛のないコント回だけど、やよいにしたら嫌われたくないよと思っちゃうのを、転校が一番悲しいで怒らない。
ちゃんとやよいもクラスのみんなに謝るけど、早合点したみゆきたちも謝ってくれて、これも一緒に失敗を引き受けてくれるのも友達で大感謝だからさ。
絆感じるね。
オチも大嫌いよって嘘を言うことでおあいこにしてるのも大変よろしかったです。
でも4月一日に学校はやってないでしょうに。放送時期がプリキュアは2月からだから出来るネタだよね。普通は4月からとかだと出来ないネタだよね。

やよいが母子家庭というのも一応描写。お父さんがいないのは後日ちゃんとだけど。
 
10話
あかねの父がぎっくり腰で入院して、お好み焼き屋を臨時店長としてすることになったあかね。しかし週末の町内会長らとの食事会で父のお好み焼きを出せないと名折れになると練習するのだが、あとひとあじ足りない。
父に聞いても教えてもらえず。
そんな時、ウルフルンが襲来して、腹に入れば同じだろうがと盗み食いしながら言い出して、同じじゃないと苦悩するあかねに、みゆきは頑張ってるあかねの気持ちを馬鹿にするなと。
この言葉に、あかねは気持ちが篭っていなかったのだと悟り、ウルフルン撃退後、町内会の食事会を成功させる。

お好み焼き作りを頑張ろうの回。
珍しく、というか普通に成功してしまい、真っ当な頑張り回としてはやや物足りない。
とはいえあかねがすでに出来ていたのに、気持ちが足りないも、ちょっと思うし、でも親が任せてくれるのは腕がその域だからでもあって、気持ちの問題は出来ていたな。

でも変にギャグとか格好悪い失敗のとかにせず、試行錯誤を繰り返して頑張っていくのはストレートに成長モノの要素があって良かったな。 
ちゃんとわからんというのなら親にも聞いてるしね。
あとあかねには一個下に弟いて、中二だったのねと。なおは大家族だからお姉さん印象が強いけど、あかねもね。れいかも兄がいるけど、家族関係はなおぐらいしか出てこないよな。 

戦闘はソース接着剤をビューティーの氷をサニーの火で溶かした水で吹っ飛ばして接着剤を取り、炎のダッシュから近接の炎の拳が格好良く決まっていたな。
マーチが傘を用意して接着剤防御も素早くカバーで戦闘も単調じゃなくて良かった。 

11話
学校帰りのある日、打ち出の小槌を発見したキャンディが使用するとみゆきたちが小さくなってしまう。
キャンディは突然みんなが消えたと動揺して探し回るのだが、小さくなったみゆきたちはキャンディとコンタクトを取ろうと追跡して、学校や茂みを大冒険。
そこにマジョリーナがチイサクナールを返せと現れて、よく見ると、お前ら小さいぞとあかんべえを仕掛けるが、同サイズなので撃破したら、普通に踏んだら勝てるからとキャンディから小槌を奪って殴ると元のサイズに戻って、こりゃやばいと撤退する。

ミクロキッズの冒険、最強の敵カマキリはいないか。
マジョリーナの不思議道具放置シリーズとして警官に拾われてない?と聞きに行ったりしつつも、今回完全に小人になる面白状況のみで押しており、楽しかったら良いじゃんで済んでたな。
普通の学校の段差が肩車しないと通れない、机と机が谷になってる。定規が透明な橋で怖いとか。
虫も無視嫌いななおに共感だな。団子虫も足を見たらキモいからさ。王蟲も引っ繰り返ったらやばそうだからさ。

とはいえ戦闘も、あれ、同じ大きさだで勝利したら、よく考えたら普通に踏んだら余裕じゃん、からの小槌で叩いて、あ、戻っちゃったも楽しかったな。

見知った光景が小さくなると大冒険というのは楽しい回でした。

12話
修学旅行で置いて行かれることになったことを納得できないキャンディだったが、強引に割り込んでも足を引っ張るだけの自分に嫌気が差すもウルフルンがジョーカーからプリキュアの必殺技技が効かない青玉あかんべえを使用して追い詰められる状況でも何の打つ手も思いつかない。
その状況を笑い、足手まといを庇って何になると言うウルフルンに、懸命に駆けつけてきた仲間を笑うなとプリキュアは激怒してなんとか力になりたいと思ったキャンディの力でレインボーヒーリングを発動させて勝利して一緒に修学旅行に行くことに。

何の力にもなれない未熟でどうしようもないマスコットを、仲間だと断じる友情が敵に対抗する思いとなる。
ちゃんとテーマ性を拾ってるので、キャンディが本当に自覚するほど無能だからこそ、あの大ピンチに駆けつけて、倒し方が分からない、使えないのに、仲間を笑うなと怒る友情が涙が出るほど嬉しいのだ。
この使えるから、有能だから、組んでるから正義のヒーローしているという話にしてないのが素晴らしい。
本当にダメダメなコンプレックスの塊ばっかりだからこそ、それを無視して、肯定してくれる友情の尊さが際立つ。

また本来ならキャンディを置いていくのは、旅行ぐらい使命を忘れたいとかもあるけど、静かにしてくれという感じで説得すれば良いのに、そういう否定はしないんだよね。

戦闘も結局ゴリ押しで、れいかが氷結で撃破ではなく動きを止めるに留めていたぐらいしかなかったな。

キャンディが必殺効かないと伝えないと負けると駆けつけて来るのに、駆けつけたら、そこが全部使い切った後で、その警告は無意味というのは、本来は格好良く大ピンチに逆転の策をということになるのに、あえて使えない状況にすることで、それを罵倒せず、駆けつけてくれた友情にこそ価値を描く、その気持ちを笑うなは、本当にお見事でした。

今回が準備回で次回は修学旅行。

13話
京都への修学旅行でテンション高いみゆきだったが、お菓子はキャンディに食べられ、金閣寺の池に落水、一人ジャージで集合写真、記念写真に自分だけ見切れて何度取り直しても上手く撮ってもらえない、アイスを顔にべったりついちゃう、お土産屋でこけしが頭部に直撃、その買ったこけしの頭部が割れる、清水の舞台で転倒、枕投げでお茶の入ったポットを先生にぶちまけてお説教される、おみくじで一人大凶を引く。
などなど不運に直面。
舞妓さんも運がない見られないと、一緒にいるとまずいのではと落ち込むのだが、そこにアカオーニが現れ、不運な奴だと笑うと仲間たちはみんな一緒だから大吉だと不運込みで友情を認めてくれて、レインボーヒーリングのティアラを落としてピンチになっても負けない。
そうして撃破して、思い出し笑いだとみゆきの数々の不運を笑い飛ばしてくれて、舞妓さん発見でウルトラハッピーに。

キュアアンハッピーになったみゆきを襲う数々の不運を笑い飛ばしてくれる友情が尊い。
本当に楽しいはずの修学旅行が、最低になっていく不運の数々には、特にはしゃぎ過ぎて池に落ちるなどは、それだけで本当に冷や水でテンション下がる。思い出が悪いものになってしまう。
その連続で。
それでも仲間たちは不幸だからって見捨てずに付き合ってくれる。文句も言わずにね。
そのありがたさは、巻き込んでごめんという負い目があるからこそ、涙が出て来るほど嬉しい。

この前回のキャンディもだけど、足手まといの無能でも、友達にそんなこと関係ないでしょうを言い続けているんだよね。このあとの話もやるけど。
半ばギャグで済ませてるけど、迷惑掛けてごめん。それをいいよ、気にするなって言ってくれることを繰り返すことで本当に親友になってるのがわかる。みゆきが転校生だからこそ一層感じる。

にしても作画は良かったり悪かったりだけど、魚眼レンズののっぺり顔の恐怖とか、寝る時の恋愛話に興味津々の可愛さとかちゃんと出ていたな。この時のピーターパンが好きが漫才回で言われるんだな。

ちゃんと班行動でメインキャラだけとか上手くやってるな。周囲にモブキャラがいるようないないようなことにしながら、お風呂も食事もカットしても違和感なしでね。
またちゃんと観光名所を描いていて、さすがでした。 
寝てる時の髪降ろしの全員も可愛かったしね。 

14話
大阪で迷子になったみゆきとやよい。 なおやあかね、れいかがスケジュール通りに行ってるだろうと大阪で買い食いして堪能しているとマジョリーナが攻撃してきて、通天閣があかんべえ化。
そこにいたみゆきとやよいを救出するためになおらはデコルの羽を使ってあかんべえを疲れさせて救出して青玉なのでヒーリングで撃破する。
なんだかんだあったが無事に合流できて、大阪を堪能してウルトラハッピーに。

迷子なのに大阪を堪能するみゆきとやよいに翻弄される3人。
ただの迷子回にも関わらず、能天気に食べ歩きするみゆきたちに比べて、あかねたちが食うこともなく走り回って全力で探すことで、良い奴らだ。
そしてたこやきの約束をちゃんと守ることで、友情モノとして成立していた。

戦闘も青玉だから全員攻撃が必要で、疲れさせるという攻略方法も飛ぶだけとはいえゴリ押しできないからこそで楽しい。 

ばくおん 1話~12話

高校入学でバイク通学できると思った同級生を見て、自転車は辛いと思った主人公はバイク通学したいと教習所に通う。
まずバイクの横倒しを立てるところからで女子には辛いが、やってみせる。
またバイクとの対話で運転も覚えていく。
が、スズキ信者の同級生とそれをダサいと言った同級生同士が主人公が伝言ミスで決裂。

バイク薀蓄よりもバイクの声が井上喜久子で運転を教えてくれて、バイクの横倒しを立てるのは基本とかバイク知らないのでなるほどと思ったし、そういう運転あるあるで攻めるべきだったのでは。
メーカーの宗派対立されても困るのよ。知らないと美点も利点もわからず、どういう性能差やデザイン差があるのかもわからん。
ほかは可もなく不可もなく普通。 

2話
スズキ好きの女を主人公だけ良い関係でバイク部に呼び込みつつ、ワルになりたいお嬢が執事のサイドカーでチキンレースやったりしつつ、主人公がへたくそでも免許に合格。

冒頭からスズキのカタナって奴が良いんだよと延々語りだして、買うのに作文いるなんて面倒臭いなと。
一方、バイクと喋れていたから上手くできていたけど、それがなくてもなんとか上手くやって成長。
とはいえバイク操縦の方法はまるで頭に入ってこなかったが。
まあバイク紹介アニメってことで良いかな。 

3話
主人公が中古屋からバイク買おうとしたらそれがもじゃもじゃの実家で違法中古屋だったがスズキ信者も実はその中古屋から親が買っており、しょうがないと全員同意で購入。
一方、ツーリングでスズキ信者は参加したいのにしたいと言えず。
そんな時、バイク部は先輩が勝手にやってるだけどころか幽霊だったのだが、校長が彼女たちの守り神として認可するもスズキ信者は入りたくないならとはぶられる。

ちゃんともじゃな子の実家の話として掘り下げしたりヘルメット先輩が幽霊だったりしつつも校長と知り合いで良いかで済んだりしてバイクネタしつつゆるふわで済んでるな。
バイク購入で本筋しつつ、中古なんだからメーター巻き戻したり水没したの修理したりしてるんだよという中古事情も。
 
4話
夏休みに北海道へのツーリングの旅に出るが、フェリーに乗り遅れて青森まで行って、北海道で合流する。

大洗から苫小牧へフェリーでというのが王道なのにわざわざ一夜駆けして青森まで行くという無茶やら、ガス欠で天使だか聖人だか神の子から聖杯もらうのに遭遇して聖書にバイクがあったと言い出すドアホ展開とかツンデレが焼印しちゃったとか露天風呂に混浴とかすっかり適当作品が板についてきた。

しかしツーリングの旅か。ローリングガールズで旅モノやっていたけど、夏休みも利用してあちこちを自由気ままに旅するとか水曜どうでしょう的な話術と観光が両立できたら面白いよね。

ガルパンの聖地という印象の大洗も普通にフェリー便もあるし港湾整備されてるよな。だから学園艦が接岸可能という設定にもなるか。

いやあ、うん、まあ、バイクアニメとしては駄目だけど、まあまあ楽しいギャグアニメだ。 

5話
北海道旅行で担任が傷心旅行中だったので顧問にしようと篭絡したら襲われつつも良い思い出だったとあとにして、部に戻って水着で清掃。

ラストの唐突な体でバイクを洗うサービスシーンに吹き出した。どんだけエロをやってもギャグアニメだな。先生が襲いだすのも、もうエロやっても、はいはい、でしかなくてね。
とはいえ、北海道の延々と続く道路を疾走して宗谷岬まで行ったぜ、日本海の達成感とか、バイクは部品がむき出しだからこそ掃除も大切とかで最低限はやってるな。

6話
文化祭で賭けレースするので改造する。

昔のを早くする部品が開発された云々があるけど、さっぱりどういうカスタムするか描かれないので、具体性ゼロ。そもそもスピードがエンジンが良いからなのか、回転率を上げたら云々とかも意味が分からない。
メカの基本はエンジンと車体でしょ。次にタイヤとかオイルとかオプション装備で。 

7話
賭博レースでまさかのスズキ勝利。

もじゃが結局良いところなしで先輩がチートで追いついてきたり、主人公がジャンプしたりするけど、ちゃんと不遇のスズキが勝利してバランス取るのが上手いな。
全員横並びの腕に差はないでさ。

8話
お嬢がスーパーカブの包容力で免許取得と年末年明け暴走。

お嬢がスーパーカブを破壊するクソ展開とそれでも壊れない頑丈さで世界に愛されることでお嬢が攻略されるのが、なんとも言えず。
またクリスマスから年末年始のバイクピザバイトとか日の出を海岸まで見に行くとか、バイク持ち特有のだな。そしてバイクはポンコツであると描くのが、正直だよね。寒いからエンジン掛からないとか電圧下がってスピードが落ちるとかさ。

9話
新学期で後輩勧誘説明で、バイク乗りは実機を持ち込めずハンドルだけなので笑われる。

後輩も熱意が極まってハンドルでこうだと蟹股ハンドリングを見せちゃうのが、強烈だな。
まだ先輩たちはポンコツ軍団だけど、一人で大真面目にやっちゃうのでさらに痛々しいポンコツ具合で。 
いやあ、バイク部の辛さが出てるな。 
可愛かったけどね。 

10話
バイクレーサーだが、普通のバイクは初心者の後輩は、足が届かないのを知られたくないが、女子用はシート外せば良いじゃんと説得され、免許試験でもプロレーサーなら知ってるよねとまともに指導されないいい加減なもので、ちゃんと教えてもらってるお嬢に教えてと頼む。

プロだけど初心者。
後輩が勧誘される対象でありながら、プロレーサーという自負もあり、足が届かないとか笑われると隠したり、初心者だと知られたくないと教えを受けられないなど、しっかり魅力的なキャラ付けがされてるな。
これまでは破天荒ギャグだったのだが、能力があるのに出来ない、不器用なキャラのおかげで、上手くいかない未熟なキャラとして魅力がある。
というか後輩視点になると先輩たちのポンコツギャグが一層痛々しいのだが、それに輪をかけてコミュ障の後輩が痛々しく、でもギャグに落とし込んで見事だったな。 

11話
自転車ディスりとスズキ病と後輩に自分のメーカーを。

自転車よりバイクだよねだけど、健康志向ではありだよねと思う。金しかステータスないとかもバイクも似たようなもんじゃん。ガソリン代も掛からないしさ。
一方スズキ病のギャグぶりも酷かったけど、後輩に自分のというのは当然だけど、オートバイで良いじゃんは妥当。 

12話
教習所のバイクとの再会とバイクのない世界からの帰還。

あの教習所の井上喜久子バイクが損傷したタンクの換えパーツで復活するとは。そして精神世界の話かと思ったら本当に妄想で話してたのね。
そしてバイクのない世界は郵便やら個人の配達業が不便になるけれど、危ないじゃんという正論で、絶滅すべしだったな。
自転車をディスって来たからこそ、改めてバイクもディスることでバランス取っていたな。

総評。
ギャグ漫画としては安定して笑わせてくれて、佳作、良作にしても良いぐらい、バイクネタを駆使して、やりきってくれたので、ぶれなさとバイク愛を、メーカー同士の貶しあい、自転車を貶して、最後にはバイク自体を貶すことで、ろくでもないバイクだけど、好きなんだよという距離感も見事だった。
ギャグとしてなかなか優れた作品だったのはもちろんだけど、休みを利用してツーリングで北海道まで行って最高だぜとか長時間移動の疲れやガソリン切れの惨めさ、改造パーツに嵌まったりなど、バイカーの醍醐味もちゃんと描いていたのはやはり好感だった。
自虐しつつも趣味に溢れる愛情を感じさせる良作でした。 

真田丸 24話

小田原城に侵入して氏政を説得しようとする幸村は真田に振り回されたのだからと殺されそうになりながらもなんとか書状だけでも見て欲しい、伊達も来ない、周囲の支城が落とされていると告げて孤立していると話を聞いてもらい、ついに氏政は降伏を決断。
しかし秀吉は息子の氏直は助けるが氏政は殺すと決断。これには周囲も助命嘆願に動くが、氏政は自分は天下を争って誰の下にも付かずに死んで行くのだと拒否。
氏直は出家して高野山に行くことで北条家は滅亡する。
一方で伊達政宗は会津領を取り上げられるも安堵されて、真田は最後の機会だと組んで東の大名と秀吉軍と戦おうと画策するが、政宗が自らずんだ餅を作る徹底恭順に、やっぱり無理だと思う。
そんな真田も領地安堵と徳川への与力解除で有頂天。
そして幸村は徹底恭順の政宗が氏政と同じく男なら天下を分ける戦を大軍を率いてやりたい、20年早く、ちょっとでも京に近ければ自分が天下人だったと嘆く。
かくして1590年、小田原攻め、奥州仕置によって全国統一を完了し、天下統一に至る。

誰にも従わない。自分は戦国大名だから。
百年続いた戦国大名の先駆者一族を滅亡させることで戦国時代が一応終わる運命を感じつつも、情勢判断をミスった愚かさよりも武士として、戦国大名としての誇りを胸に、助命に来た徳川、上杉、真田に秀吉に付かないと述べて助命嘆願しない、そもそも死ぬつもりが、時流を読めないが、誇りを貫き、誰もがそう憧れる生き様だった。
破滅の美学でもあり歴史に取り残された愚かさを決して格好悪く描かない、そしてこの助命に現れた三者は関ヶ原に至り、徳川も上杉も真田も独自に動き出すことになる。

最後の伊達もだが、誰もが内心の誇りと臣従で燻っている。全国統一に向かいながら、隙あらば俺が天下人になってやる。それが全員の見解であり、燻る戦国大名の思い。それを表立って表明したら北条のように淘汰されていく。
今は不承不承で臣従するのだ。

この戦国大名の精神が描けて、天下統一のため、動いていく歴史に、あと数年若ければという若い世代の燻りと、今でも戦国時代のつもりでいる大名たちの考えを、押し付けの天下統一の理念なんて成立していないことで描いて見せて、だから不穏なのだ。絶頂でありながらも。

にしてもここに至ってもサブキャラの魅力は素晴らしく、茂誠が北条に食うために来た、松が生きてるなら開城したら真田に行きますと約束して、かと思ったら蔵で話すと、堺の鉛じゃねえかで、利休を追い詰める条件を整える。死の商人ぶりが違反行為であり、ちゃんと前回の小田原で商売というのが伏線になってる上手さ。
三成、大谷派の幸村にはありそうな行動で。
また佐助が台詞なしで会談の上にいて殺されるなら助けるつもりだった、蔵での調査にも台詞なしで参加していたり上手いんだよね。

さらに氏政助命に来る3者も良かったのだが、真田が生きてりゃ面白いぞ、秀吉の天下は続かんぞと言って誰も否定しない、助命の方便で許されるで。
でも兼続が景勝が無茶約束しないかなと心配して、髷を落とす気だったとか危ないし、正信に幸村から助命する理由を、情が深いからだよで。天下人の格もある。
板部岡の家康が駄目だったの一瞥で一人お辞儀するのも悲痛であったな。

一方、忍城を落とせない三成に、見事な計略で開城させる昌幸に戦い方を教えてくれと言う三成の戦下手と決してそれだけじゃない格の描きも見事。

餅つきで、幸村が近衛として餅が飛び散って汚いと処理する細やかさの裏で、もう一回戦争仕掛けようぜという真田親子が伊達の服従振りにあいつ駄目かと話していると、家康まで僻地に飛ばされて俺らもやべえと思ったけど、小県と沼田安堵で徳川の与力もなしになった、親子揃ってやったぜのニコニコ顔で。
家康が、もう辛いんだよの苦々しい顔との対比で、良かったな。

ラストの陽気に服従しながら実は演じてるだけで田舎で燻ってる不満を漏らす、20年違ったらという伊達の思いは同じく描きながら、北条と真田に一方的に期待され賭けて見ると言われながら、自然と裏切っていく伊達の信用ならなさも描いていて素晴らしかったな。この善人でも悪人でもないことこそ群像劇よ。

史実の黒田官兵衛の出番奪ったけど、茂誠との再会に堺商人の暗躍を嗅ぎ付けるなどを絡ませて、複数の伏線に遭遇することで不満をなくしているのは見事だったな。

この満足感が不満がない理由だな。 

北条家滅亡をただの天下統一の通過点ではない、時代の読めない馬鹿の判断ミスでもなく、早過ぎた天下分け目の戦として、一歩間違えば関ヶ原、大阪の陣に至っていた。
誰がどう見ても圧倒的劣勢なのに戦いを挑む愚かさを、自分たちは天下人であろうとも従わない。自分は自分のために戦う戦国大名だから。

田中くんはいつもけだるげ 11話

文化祭、お化け屋敷をやることになったので田中は動きたくないから井戸の悪霊として座ってることになるが、太田はおばけ怖いからと宮野と交代で超絶可愛い猫娘が大人気に。
そんな時、太田は雑用をして田中に構えず、田中は疲れたからとお化けの格好で空き箱に入っていると太田は悪霊登場に仰天、またお化けの格好で歩き回ったので幽霊を見たと噂になる。

けだるげな文化祭での超絶可愛い猫娘とメイドさん。
白石さんの幽霊の格好の田中の半裸を見てドキドキも可愛かったけど、宮野さんの猫娘が可愛過ぎて、準備の体操服でもお団子頭で可愛くて素晴らしく、そして越前さんのメイドも実にお見事でした。
ヒロイン陣の魅力は、普通に、媚びることなく、そして媚びても超可愛いという恐ろしく魅力的でした。
別に恋愛に至るでもなく、友達、知人で敵意もない子が超可愛いだけで、素晴らしいなと。
こういう文化祭のイベントをみんなでやるの面倒だという田中の気持ちに同意しつつ、お化け屋敷も試行錯誤するし、最後に宮野が可愛いから怖いなんか学生が作るから難しくても可愛いは成立するから、良いじゃんでさ。

また今回、田中は動きたくないよのダルダルキャラだったのだが、太田が実はおばけ怖いとか甘党なので模擬店の食い物を堪能しまくっているとかちゃんとキャラが田中の介護要員以外の要素があって、誘惑が多くて田中を探せなかったと毎回いろんなもの食べていたのは笑いつつもBLしてなくて良いんだよね。

そして田中はカップルを見かけたり、越前メイドを無言で無視したりして居場所のない、というか休める場所を探してうろついて、屋上も危ないから封鎖で。
じゃあダンボールに入っていたら、太田の声に顔を出したら、ギャー、お化けで。
なるほどねっていう感じで。

この気絶と居眠りで田中も太田も文化祭は楽しめず、でも太田はちょっとは楽しんだし、田中は非日常なんかいらないで別に痛くないで、後日談も日常が良いねで済むので、あの居眠りもなんてことない。
でもちゃんと打ち上げには参加してるんだよね。みんなでジュース飲んでさ。片付けもやったと思うし。

このなんとなく役に立ったのか立たなかったのかわからないけど、クラスの一員感は、出来ることをやった感じで良かったな。普通は田中は使えないから棒立ちでイラつかれるのだろうに、そうならないのが優しい。

見事に頑張ることもなく、非日常的な宮野と越前の可愛さを見れて、でも決して目立ってるとかもなく、影薄いことで仕事したくない隠行で本物のお化け呼ばわりぐらいで、ほどほどに発揮してお見事ですね。
大したことない日常を熱くもなれないけど、やり過ごしていく。それでも決して否定されない、優しさが好きです。 

境界のRINNE2 11話

踊る人が蚊の霊に追われて、音だけだけど、叩かずにはいられず、逃げていたのが、踊りながら走る人だった。
退治したら金一封なのだが、魂子ばあちゃんの道具が古過ぎて、最新装備の魂子ばあちゃんに退治される。
そんな夏祭り、りんねはデート中に射的で呪われるという女生徒の依頼でデートすることになるが、普通にお祭りに来た桜たちに見つかって焦りつつも呪いは祖父の未練で邪魔していたとわかるが、祖父も祖父で勘違いで欲しがっていた景品を取らせまいと邪魔していた、それを勘違いだと言われても今更成仏方法がわからないので、射的の未練を断ち切って成仏。
依頼者はじゃあこれでとあっさり本命とデートして、桜はりんねが営業スマイルだったのかと思いつつ、私には笑ってくれないと不満気ながらも楽しいデートだろうことに喜ぶ。

蚊の幽霊のために走りながら体を叩くことで踊りながら走ってるように見せて上手いし、霊だから刺されないけど音で体を叩いてしまうというのが設定の勝利だ。そして魂子の装備が使えないとかも実に脱力させられる。
この大したことない案件だけど、ネタとしては楽しい。

一方、後半の夏祭りネタも、ちゃんとラブコメとしてデートしてるということで、桜が笑顔だと困惑したりしつつ、翼が当て付けで楽しくやろうと画策したり、りんねも桜がいると焦ったりして、仕事なんだと言えば良いのに言えない感が地味に良かった。
また桜が無駄金、散財だとショック受けてるよでちゃんと理解してるのも楽しい。

そしてほぼ悪霊化している祖父の霊が、実は勘違いで、強敵かと思いきや、本人もどうしようになっちゃうのも変則だったな。
あのぬいぐるみ、いらないのか、今は20万のバッグが、後は頼むで。
良い話風に成仏させない。今更手助け出来ることもなく、死んでるから、もう良いよで。
このグダグダ感がお見事に別に成仏なんか大したことない惰性感もあって、良いよね。

それでもちゃんとお祭りデートしてる、友情と好意のふんわり感は青春で、らしいな。

名探偵ポワロ エジプト墳墓のなぞ

エジプトの王家の墓の発掘隊が3000年前の墓の封印を解いて侵入するが、直後、リーダーでありウィラード郷が心臓麻痺で死亡。さらに後援者ブライトナーも指の怪我からの敗血症で死亡、一緒に来ていた甥も自殺。さらにはメトロポリタン博物館から来ていたシュナイダー博士も血清が利かずに破傷風で病死。
指揮を大英博物館のフォスウェルが取りつつ、ポワロはウィラード郷の息子が発掘隊に参加するので、ウィラード郷の妻が息子を失えないと依頼してくる。
ポワロは発掘隊の医者、ブライトナーの甥、ブライトナーの秘書、ウィラード郷の息子が大学の同窓生であると聞くのだが、フォスウェルもまたこの発掘の功績で出世を狙っており、メトロポリタン博物館や指揮官の不在は都合が良かった。
しかしこの状況にポワロは医師が怪しいと断じて薬品を調べ、またミスレモンから自殺したブライトナーの甥の遺言状を調べさせて確証を得る。 
犯人は医師であると。事件の発端は心臓麻痺で死亡したウィラード郷の死を王家の呪いだと全員が動揺したことで、敗血症なのにちゃんと治療しないことや甥の病気を不治の病だと診断することで病死や自殺を誘発。
そして無関係の人物も破傷風で殺害して無関係の偶然な呪いだと見せつつ、大学時代に甥は一度溺れたところを助けられて冗談で財産を残すという文書を残しており、それを知っていたからこそ自然死に見せかけて殺した。
証拠は薬品に残った毒物であると。
医師は逮捕され、ウィラード郷の息子は安全に発掘できると。
ついでにレモンにもお土産で猫の置物を王墓に共に収められたものだと言って、ただのお土産だぞと思うヘイスに迷信は力だと胸を張るのだった。

呪い殺人の犯人は当然診断した医者。
もうそりゃそうだよねというしかないほど当然の展開で、自然死にしてもそうやって工作出来るのは医者が診断してるからで、それが工作だろうとポワロが疑うのも当然。自然死だし遠征先での病死だとわざわざ警察も来てないので、まあ誤魔化せる。
あとは薬品を調べて毒物を持っているか、財産狙いなら後援者一族との関係、特に甥はまだ若いのに自殺させるのだから遺言状でとかがあり得る。そういう方面で調査したらで。
それ以外だと別の発掘隊が功績狙いの画策もあり得たが、その場合は共犯説が濃厚でその程度のことで親友を殺すとは思えない。

内容自体はわかりやすいものだけど、現場に向かうまでは甥が叔父よりも先に自殺したり現場でもう一人発掘隊が死んだりして、実は無差別殺人かと疑ったりも出来て。
捜査もヘイスがポワロさん見なかったの時間稼ぎとかちょっと良かったし、王墓の棺を見て、3000年間ここにいたんだという感動など、考古学的な感動は具体的だったな。

しかしポワロさんもヘイスもクソ暑い砂漠でスーツだったりで、イギリス人は、特にイギリス人は紳士的痩せ我慢は大変。
 
まあなんにしても大富豪の親族だと、急に命を狙われる大変さがあるな。それも親友にさ。 

サクラ大戦 テレビアニメ風戦隊ハーレムモノ

太正12年、海軍士官学校を首席卒業した大神一郎少尉に秘密部隊帝国華撃団隊長へ就任しろという命令を受けて秘密基地である銀座の大帝国劇場を訪れるが、女性ばかりの隊員に不審に思うと司令の米田中将からここは軍が資金調達のために運営している秘密舞台帝国歌劇団だと。
落胆する大神だったが、突然の警報で隊員たちが制服で集まると、ここは霊力で起動する霊子甲冑光武を使い、帝都を脅かす敵と戦う帝国華撃団であると明かされる。
劇場で芝居をするのも霊力を高めるための儀式であり、銀座から素早く事件現場に向かうためであった。
そして帝都を乱す黒之巣会と戦っていく。 
隊長である大神は指揮官として彼女たちのフォロー役として動いていくことに。
洋夷に穢れた日本を壊滅して江戸時代を取り戻すという黒之巣会の首魁である天海は封印された降魔を解放しようと帝都にある封印を攻撃、解除していくが、一方で阻止に動く帝国華撃団の攻撃で幹部を失っていく。
追い詰められながらも黒之巣会は封印解除で帝都を崩壊させようとするところを華撃団の本拠地攻撃で討ち取られる。
明けて13年。黒之巣会の最後の生き残りである叉丹は実は黒幕であり、封印解除後に天海との戦いで消耗した華撃団の隙を突いて。副司令であるあやめを堕天させて、霊力増幅装置を奪うと降魔の拠点、聖魔城を復活させて大破壊を画策。
帝都壊滅の危機に帝国華撃団は特攻覚悟で聖魔城へ突入し、米田中将も囮になるため空中要塞ミカサでの特攻を敢行。
殺女となったあやめと叉丹を撃破して帝都攻撃を防ぐのだが、叉丹の正体とは天界から落とされた悪魔サタンであった。 そしてあやめの正体もまた天使ミカエルであり、大破壊をするのが運命だというサタンを止めたことで同時に昇天する。
なんとか大規模攻撃を防いだ帝都は復興と日常を取り戻していく。

サクラ大戦20周年らしくなんか動きがありそうな感じで。とりあえず初代。
一応人気作だしOVAやらTVシリーズも見た記憶があり、OVAは能天気な活劇だったのにTVシリーズはシリアスだったなと思っていた印象が強い。
そんな感じだったのが、プレイするとオチの悪魔だの天使だの急に空中戦艦とかいう超展開はともかくとして、また終盤で機体を失って迎撃準備ではなく訓練とかの、今狙われたら終わりなのに3週間修行したり新型機待つとか、なんじゃそりゃと思いつつ大筋では非常に良いまとまりを持った作品だったなという印象。
というのもサブキャラも描いてる暇がないのか、劇場メンバーのみで動いており、広がりがないよな、帝都の危機に霊力があるとはいえ花組だけとか、一般の陸軍と海軍はいないのか、という窮屈さがあり、まだ花組とか風組とかの区分もほぼなく、受付とかしてる風組もいるだけで。
なんだけど、キャラの魅力とそれを活かすシナリオがかなり良い。
1話はまだ紅蘭とカンナがいない、アイリスも戦闘メンバーには入らないなど、人数抑制が出来ており混乱しないし、1話でさくらやアイリスとそれなりに仲良くなったら、受け入れられて行く感もあり、2話、3話とキャラを増やし、掘り下げを進めて、またキャラ同士の関係も描いたりして、この話数でメインキャラが変わるのは非常に上手くて、2話の紅蘭、3話はマリア、4話はアイリス、5話はすみれとカンナ、6話はさくらと、ほかのキャラがいつつも下がることでメインで掘り下げられて。
また1話ずつの内容も日常やっていたら敵がというもので、演劇でのドジやら喧嘩などが賑やかなもので、この日常のギャグ風味の展開がキャラ魅力を引き出してる。このギャグっぽい作劇の賑やかさは、深刻になり過ぎず、テンポ良くて。絆の深まりもヒロインルートに入るまでは共通なので好感、信頼できる以上のものにしない抑制も見事だったな。
ヒロイン同士もマリアが姉や母のように副隊長なので厳しくも接するが、同期のカンナとは親しい。そのカンナは兄貴っぽい気風の良さがあるが傲慢お嬢のすみれと喧嘩友達で、すみれはさくらを田舎娘と見下しつつ、さくらが反発したら怒り同レベルなんだけど下手に出れば調子に乗る。
とはいえそれほど過去の掘り下げはなく、むしろ過去の掘り下げという意味ではあやめにスカウトされるまではというくだりは全キャラ共通であったから、あやめがスカウトしなかったら今はないというほどの大恩人であるし、そこからこの華撃団への愛着と責務、またあやめが副司令としてもう一人の母だったから、敵になったら助けように自然と行くため、またその時は個別ルートで深まってるしで、ヒロインが全員魅力的で、弱みを見せてくれて励まして絆が深まってというのは王道だったな。

しかしサクラ大戦なのにさくらが目立たないのには驚いたな。もちろんメインでは目立つが、メインじゃないと本当に出番が普通で。
むしろ米田中将がまだ若い乙女を戦場に駆り立てるという苦悩が描かれ続けていて、非常に良識的かつまともだったな。酒飲んでるのもその憂さ晴らしでさ。最後も死に場所作るぜの特攻とかも見せ場だったな。
そして大神が良いという噂は知っていたのだが、やってみると、普通の真面目イケメンを貫いただけで、滅茶苦茶魅力的で。
本来ならエリートなんで鼻につくのだけど、冒頭の隊長就任が拍子抜けだったことで落ち込むことで上手く感情移入させているのが非常に上手かったなと思わされて、その後も部下であるヒロインたち相手に懸命に向き合って行く姿はイケメンとしか言いようがないもので、その熱血漢でありながら柔らかい物腰は魅力的だったな。
ヒロインたちに優しくするのも部下だからであり仲間だからで、精神的に安定しないと霊力が安定しないのでということで、恋愛感情抜きでも優しくする理由があるのは本当に見事。
ハーレムモノとして恋愛感情以外の動機があると成立するんだよね。アイマスのプロデューサーとかさ。
設定の上手さだよね。
これのおかげで大神隊長の好漢ぶりは際立ち、華撃団では隊長として歌劇団では雑用してとそりゃ頼られる。

大正桜に浪漫の嵐。 恋愛モノだね。

恋愛シュミュレーションのギャルゲーに戦闘のシュミュレーション要素、それも戦隊モノであり、その戦隊モノのコメディチックな日常、ギャグからシリアス、燃える戦闘などなど全部乗せながら高水準でまとまった良作。

田中くんはいつもけだるげ 10話

男二人でプールと夏祭りの浴衣。

前半の男二人でプールがただ浮いて流れて行くだけのことだけど、力を抜いて流れに身を任せろで楽しいぜで、田中も出来るなと思わせる。
流れて行くだけで涼しく気持ち良いというのも田中らしくてね。

後半は宮野が越前と浴衣でお祭りデートするからどうしようという相談で白石と浴衣買いに行ったり、お祭りに一緒に行こうという話なのだが、宮野さんの可愛さ、白石を一緒に行こうよと誘う気の利きよう、おっぱいがでかくて死にそう、浴衣が丈を短くしても子供になっちゃうで。
じゃあ白石が裁縫得意だから作ってくれて。
田中と太田は似合うじゃないかと思うし、越前のはセクシーになると思ったら年相応で似合うじゃないかで。
越前もそういえば太田と一緒に浴衣着たな、それ覚えてるで照れつつもお前もで中断でキレるとかもね。

男女混合の青春劇として、後半は男二人の朴念仁ぶりがあるので、一緒に浴衣買いに行こうとか良いんだよね。
男二人は、じゃあ付き合うかな、ぐらいの気持ちなんで、普通に、浴衣似合うじゃん、子供向けだなとか言えちゃって。
オチでも、宮野も越前も似合うじゃんかで。
お互いに覚えている過去と年相応にカキ氷のシロップ掛け放題だぜに興奮とかでさ。
ちょっとラブコメしつつ、そこまで至らないギャグで。

でも後半の女子は可愛かったな。宮野さんの可愛さは浴衣とかでも存分で。白石さんはお祭りには一緒に行けないけど、ちゃんと試着で見せてくれて。ちゃんと友人たちと一緒にいるシーンも入れるのは丁寧だよね。
越前もキッチリ浴衣してるし。
ギャグとしても白石が先約あるからごめんとか、高校デビューでいろいろやったから出来るよとか、白石さんが相応の頑張り屋だという設定が生きて凄い人になれる。
作画もあるけど、女性陣の可愛さが綺麗だよね。

西園寺さんもプールの監視員として微妙に登場。 

あと、夜の川辺の暗さと屋台の明るさが美しかったな。あのロケーションの美しさはなかなか良かった。そりゃロマンチックにもなる。 

東京レイヴンズ 1話~24話

陰陽師が力を持つ日本。陰陽道の大家土御門家の分家の春虎は幼馴染でもある主家の次期当主夏目を助けようと誓っていたが脱落。
田舎で自堕落だが幸せな日々を送っていた。
そんな夏休み、上京した夏目との再会、そして最年少の国家資格者大連寺鈴鹿が実験に手伝えと夏目と間違えられて捕まるが、友人の北斗に名前を呼ばれて、なら夏目に伝えろと言われてキスされる。

本家分家の関係、当主の子との幼い頃の約束、約束を果たせず自堕落な日々、今も気持ちの残る両者、田舎での穏やかな暮らし、そして現れる第三者。
1話として派手さはないが、学校の授業で陰陽術を教えて、テレビでも東京で命懸けの退治行為があり、12神将なる鈴鹿もその一人の凄い奴で、禁呪使用で追われてるとかなど、陰陽師もなんか生物呼び出す式神使用者だと。

また情けないところも含めて主人公の才能ないんだよ、未だに好意とか持たれてもという後ろめたさと、でも田舎での親友も可愛い女の子もいる暮らしは安楽でという気持ちも描いて。
そこに超凄い人が夏目を狙って襲ってきたということで物語を動かす。

北斗はどういう位置に行くのかわからないものの、親友の冬児がどこまでやれるかで。相棒が良いと見やすいしさ。なんか医者、春虎の親がそうみたいだが、に掛かってるようだけど。

しかし佐倉綾音のちんこもいじゃうからは聞いたなと思ったら、1話からか。キスもされてヒロインだよね。

2話 
キスされたところに出くわした北斗は好きな子がキスされたら悲しいと大泣きして遊ばなくなってしまう。
一方で春虎と冬児は鈴鹿の言った泰山府君祭は土御門が没落の原因になったもので、使用者が生き返るだか転生するのだと。その儀式の場を狙って田舎に来ている。
夏目は家族も誰もいない状況で土御門家の次期当主として行動すると言い出すので春虎も同行を申し出るが、そこに口から式神が夏目の霊力を奪う。鈴鹿にキスされたのはこれを仕込むためだった。
夏目を本家に帰しつつ、冬児から鈴鹿が呪捜官に発見されたという話を聞いて春虎は鈴鹿が壊滅させるところに遭遇して、なぜ術を行うのか尋ねると兄を生き返らせるため。
両親に禁呪の実験台された挙句の最年少神将だ。自分の命と土御門の霊力と儀式の場さえあれば術は成功すると言い放ち、誰も味方がいない状況で蘇ってどうするんだと説得も空しく呪捜官との再戦するが、そこで巻き込まれた春虎は北斗に庇われて助かるが、北斗は死亡。だが、北斗は誰かの式神だった。
中学からの付き合いの親友が殺された。
この状況に覚悟を決めると夏目に式神として従う契約で能力を得る。

ああ、唇の興味津々なのは北斗が夏目の式神だからね。ということは延々一緒にやろうよと誘っていたし、好きだって言っていたのは本音でありつつもそれを犠牲にして覚悟決めさせて、腹黒い奴だ。北斗とキスしていたら夏目はどうなってたんだ。
まあお淑やかお嬢の嫉妬として正当派ヒロインだけどさ。

一方、冬児が相棒として、術の説明に、警察の監視とか有能に描かれて便利。
そして鈴鹿の目的も兄貴を蘇らせるというもので、なにやら失敗したらやばい儀式ということで禁呪扱い。

ただ今回思ったのは北斗が死ぬまでは敵対関係にない鈴鹿と冷静に話し合えていたのだが、そもそも主人公が能力なしなんだよね。
なんというか、契約で一気に能力覚醒とか、良いんだけど、本人の努力とかはないのか、どういう術式で攻撃が可能なのかとかまったく描かずに、装甲騎兵だ、式神にやられたとかで。
 
ところで次回予告のキツネはなんだ。 

3話
鈴鹿を止めるため土御門の祭壇で鈴鹿の式神と装甲騎兵と戦い、夏目とその式神と春虎の装備で仕留めるのだが、鈴鹿の術式には敵わず拘束されて、兄を復活させる儀式は行われるが、兄は足りないと鈴鹿を殺そうとして装備を消費して助けてしまう。
北斗のこともあり、夏目の式神となったこともあり東京の陰陽塾に冬児も一緒に行くことになるが、夏目は他家がいる前では男としているべきというしきたりで男装しており、孤独だったのだと。

戦闘がさっぱりわからない。装備も術式もどうしたら勝ちなのかもまるで描かずに、なんか飛べる馬に乗ってる、矢は霊力で放つ弓、霊力の高い霊刀とかで。
式神の竜とかも初陣のバタバタで。
どういう風に戦い、どういう風に攻めるのかということが全部ないアクションで、式神同士戦わせ、装甲騎兵は装備の力で。
ということで装備が良いから勝てましたで、なにがどうなってるのかで。
また護符での拘束を根性で破るとかも、はあ、だったし、箱を投げたら解除とかも、なんで?だからさ。 

戦闘面ではつまらなかったし、ハガレンパターンで蘇らせた相手こそ敵で、可愛い子だから助けちゃうのもね。

一方で相棒が見鬼で式神だと気付いていた、リボンで夏目が主ということもで、鈍感な主人公じゃなければ気付いていたということで、むしろ一番の理解者で良い位置にもいて、美味しいキャラで。
また夏目が男装してるのも、それを知るのが二人だけで、萌えポイントだね。

戦闘に説得力がないので思ったほどではないが一巻完結として、新天地で頑張ろうで動き出しているで、まあまあ楽しい。

4話
陰陽塾に入塾するが、夏目は家格は最高位かつ儀式で東京に事件が続発する原因を作った当時の術者の生まれ変わりとして奇異に見られており、春虎の入塾を中途であるため縁故だというのが陰陽道最盛期の塾長の孫の倉橋京子に難癖をつけられるが、護法式のコンを持っているなら式神勝負することに。

入学したらバトルアニメは決闘しなくちゃならんのか。
というかなんで入塾出来たの?夏目が言うように誰の納得も求めないというのはそうなんだけど、エリートしか入塾出来ないのに素人がなんで入塾出来たのよ。そりゃ式神だからで縁故でしょう。この説明はないじゃん。
一方で同級生で人の良さそうな桃枝天馬に話を聞くことで、あの男装してる夏目に惚れてるから突っかかるツンデレしてる京子の一族が土御門の分家ながら呪術会のトップ一族とか明かされる説明はさすがで。

また先生の大友が劣等生も助けるのは校風に合わないのだけど、自分は許してもらってることで実力者だと見せたり、塾長も儀式やった術者と会っており、その術者信仰の宗教団体が夏目を狙ってるとか教えてくれて。

一方で萌えキャラのコンも投入で、ラッキースケベも誘発する忠臣も得ており、一族伝統の式神なんで相応に強いとかで。 
でもみんなロボット系なのに喋れるのは特別なのか。まあ北斗がいたのだけど。

あと、夏目がすっかり世話焼き優等生化して男装でのキリっからの落差と騒がしさで楽しげ。

いやあ、声優も3話までは、佐倉綾音ぐらいぐらいしか弾けてない、みんな大人しいので普通だなと思ったら、4話から魅力ありそうなキャラばっかりで一段上がってる印象で全体印象も良くなった感じ。 

5話
京子の式神と生身で対決するも瞬殺されるが、生身で立ち向かうなんて凄い、成績悪いけど護法式の式神が使えるなんて簡位式も難しいのにと受け入れられ、口の悪い陰陽師は生身で戦わないものだという奴も目障りなのは分かるが仲良くしたいとクラスに溶け込んでいく。
さらに冬児の斡旋で京子も実は夏目と昔会ったことがある親戚として忘れられていただけでこうなったと春虎と和解。
しかし夏目はなにを媚売ってる、一人前になる努力しろよと激昂してしまう。
そこを術者夜光の信仰団体、双角会が襲ってきて拉致。
実は夜光の生まれ変わりの式神が選ばれたことで、自分たちが式神になりますよと事件が起きていたので呪捜官の取調べを受けていたが、その呪捜官が信者で、周囲を攻撃されたくなければ信者を認めろと要望するが、救出に来た春虎たちが信者が使役する鬼を食い止めて夏目を救出すると竜の式神で瞬殺。
事件は終息して、信者は逃亡、夏目は勉強が遅れている春虎と同居。
だが、京子はこの件で夏目は気難しいが良い人だと認識して付き合いたいと思うのだが、春虎はそういえばこの子と会ったことあると思う。

別に決闘しても優秀さは宣伝されず、しかしそれ自体の勇敢さを評価され、コンの可愛さ、春虎の腰の低い態度からクラスに溶け込んでいくのが主人公の人格面での評価によってで上手い。
地味ながらも俺強い系のハーレムモノだと強いでそうなっちゃうからそうしないことで飛び抜けて強いのはヒロインの夏目だけで、青春劇になってるな。
一方で戦闘は相変わらず、この武器は呪術式で使えるぞ、コンと陽動して、また京子の式神使って、天馬も護符で戦うのだが、なにがなんだかわからない。呪術式で使えるからどうなんだよ。硬いのか、ダメージが通るのか、そういうの描けよ。

敵も警察かと思ったらそいつこそは信者だったというのは意表だけど、突然のオネエ化など変なことで、そもそも教団は何が目的なんだ。

今回は冬児のフォロー能力の高さにはちょっと良いキャラ過ぎないかと思ってしまうぐらい、夏目に京子にと動きまくりで。 

6話
休日デートを楽しむが田舎者と引き篭もりなので上手く行かず、さらに寮母がBL好きで同性愛関係だと思われて追撃されてホテルに逃げ込んでしまい、やばいと思うが、冬児の援護で助かるが、コンがホテルの忘れ物を届けにきて式神とはいえロリ相手にホテル行っていたのかとドン引きされる。
一方、先生は前回の捜査官を捕縛して、その黒幕である蘆屋道満は夜光の式神角行鬼と行動中だが、春虎を見て忠臣だと呟く。 

ラブコメギャグ回と思いきや、先生が確かな実力者であることや黒幕の出現、主人公もまた護衛の式神ではなく本当に式神の生まれ変わりらしいなどの伏線が張られていく。
虎のスカジャンが印象的だったけど、竜虎でなるほど。

いやあ、まあラブコメ回としてポンコツな二人よりもそれをフォローする冬児が良いよね。ピンチに救出してくれて。デートも二人で行けよと言ってくれて。
にしても寮母コンビはいるだけでギャグだし、先生もギャグキャラと思いきやで。

7話
学校では試験が開始されてヘトヘトの春虎。一方、大人たちでは双角会参加で2年前の霊災テロを引き起こした元12神将が動き出し、その対応にパンクな12神将が現れるのだが、冬児が倒れて、鬼化寸前に。

学校では割烹のコンと夏目の喧嘩で癒されつつも、状況は元12神将のテロが発生して、瘴気の穴を修復実習中の主人公たちの前にゴリラの鵺が登場したり、12神将が出てきたりと一気に強キャラが出てきて、さらに冬児も大ピンチ。

いやあ、一気に大人キャラも出てきて、冬児も2年前の事件の被害者とかでメインになって。
でもその2年前の事件の首謀者が3話までの敵であった鈴鹿の一族とか、今回パンクな格好してるチンピラ神将の鏡が実際強いし、夏目にゴスロリを泣かしたと言及して、ちゃんと3話までと繋がってる感が良いよね。
とはいえゴリラがどのぐらい強いのかを描かずに、また術式も、なんて凄いんだ、あの効果範囲、印もなくやってるぞとか言うけど、そもそもお前らああいう技は使えるのか。テストでも実技だけで技をどうやって出すのか描かれてないから、説得力ゼロだからさ。

とはいえ今回、千田光男のおっさんの先生が全員が風圧で動けない時に護符で反撃に成功して確実に生徒よりも強く、全滅するから囮になってる間に撤退しろと言い出した時はモブキャラでも格好良いと思って感心した。 
しかしやっぱり吉野裕行はこういう不良キャラだよな。最近だとナチュラルなウザキャラの名手になっちゃったけど、高木渉と並ぶチンピラ演技の名手で。 

8話 
さっさと霊災を潰せという指示がくだり、夏目の竜を囮にする作戦に協力する一方で鬼化寸前の冬児を助けるべく春虎は暴走する恐怖があるから死ぬだと、死ねると思うな、リハビリに付き合ってきてるんだ、もう俺を殺せないだろうと圧倒的な能力がありながらも制御して戦わない冬児に殴り勝つ。

挿入歌付きの青春殴り合い。
もう実は暴走して春虎を殴り殺そうとしたことがあるとかが、あれだけやられても付き合ってるんだ、勝手に死なせないよに繋がって、暴走?させねえよ。俺を殺せるか?できねえよな、死んじゃうから。
だから殴り勝てて青春しちゃったよは、別にもう殴り殺されても付き合ってるという答えも2年前に出てるからそう感動することもないのだが、挿入歌で殴りあうなんて最近見ないから良かったね。
でも相変わらず主人公は生身の弱いのを利用したとはいえ、本気のぶつかり合いもなくて退屈でもあったな。
普通は能力でガチバトルするだろうに。

一方で大友先生と同期の小暮やら、もう一人同期がいるとか。相変わらず石田彰キャラは誠実に行動しても怪しいとか、あのパンクの鏡も同僚やら先輩にはちょっと弱いとか。
 
9話
幹部術者を自殺させつつも鬼の力を制御した冬児の援護、夏目の竜の援護、直接戦う春虎の力で霊災撃破。
だが、黒幕が顔を出して仰天し、石田キャラはやっぱり裏切り者だった。

いつの間にか術が使える主人公に興醒め。もう戦闘に期待なんかこれっぽちもなかったけど、戦闘水準が低すぎて見てられないので、いきなり俺のパワーを込めた一撃だ、とかやられても、あ、そうですかで済んじゃうのよ。
先生の呪術を打ち込んでやろうかと脅しても、どんな術だよ、具体的な術の技術論はないのか。
冬児が甲冑のダサいのよりは角だけは見られるな。天馬もちゃんと友人として機能するし。

なんか12神将とか言われても、しかも結構集まっていたのに、見習いの連中の助けを借りる展開もイマイチ乗り切れないなと。 

10話
新学期。2年になった春虎の後輩に鈴鹿が人格矯正のために入学してくる。最年少神将ということでアイドル扱いの鈴鹿は春虎をファーストキスの相手だとまとわりつき、周囲は大騒動になるのだが、夏目は女だとバレると陰行で隠れまくる。
そんな鈴鹿は実は死んでいたはずなのに助けてくれた春虎を意識しつつも北斗を殺した贖罪意識から、ぶりっ子で嫌がらせする形でしか接触出来なかった。
のだが、春虎がもう過去のことは良いだろうと相談に乗ると、恨んでないのか、式神殺したのにと許されたことに号泣するのだが、北斗が遠隔の簡位式だったことで、生きてるじゃん、なに罪に思ってたんだと振り切れ、さらに夏目があの巫女だと知るとバラされたくなかったら付き合えよと弱みを握るのだった。

鈴鹿再来。
3話以来の再登場だが、元最強キャラで弱体化とぶりっ子化と口の悪いキャラの二面性と惚れてるのでツンデレでアイドル後輩キャラが相まって大変魅力的に仕上がっていた。
要素重ね過ぎているのに、最初は敵だったけど、命助けて惚れられてるだけでもおいしいのに、弱体化で思いっきり手を引っ張られたら痛いとしおらしく、惚れてるので嫌がらせにぶりっ子で会いに行くしかないのだけど、向こうから来られると照れ照れになってしまって。
またハンバーガー食べたことないので包み開けられないという箱入り娘ぶりで。 
でもオチで惚れてる部分は変わらないのだけど、殺してないじゃん、簡位式なら気に病むことないしで、すっかり面倒臭い後輩キャラになってさ。
ファーストキスもこれから死ぬからでしたかったのだろうけど、冬児のあの祭りの夜だなも的確だった。
天馬と京子がすっかりモブキャラの賑やかしだし。

あと突然幼女好きな幼女先輩登場。

ギャグ回としても1話ちゃんとお当番回として鈴鹿の複雑な要素を立ててくれて、魅力的だったな。そして強気にやってやるの元気さもね。
 
11話
鈴鹿は春虎と夏目の弱みを握ってすっかり舎弟扱いで二人はお疲れ。そんな休日。会いたくないと電話に出ないと読んでいた鈴鹿は出ないからと部屋見せろと侵入するのだが、夏目も見せろと言い出して、絶対嫌だと断固拒否して竜まで出す始末。
鈴鹿もさすがにマジギレさせると竜が来るので、ここは最後の一線として引くことに。
その翌日、竜を出す際にコンが投げ飛ばされたことでコンが実体化しっぱなしになってしまう。
霊力消耗の激しさからやばいと思う夏目と鈴鹿だったが、無視を決め込む。
のだが、コンは実体化していてもお守りすると言い出して学校に侵入。虎のスカジャンを着て侵入するのだが、一瞬しか見えない生徒たちは、虎柄だと叫んで、虎?虎がいるのかと虎だけが一人歩き。
12神将の小暮まで来る大騒動化してしまい、コンはまずいと逃げると、鈴鹿はコンが捕まると事情説明で自分のせいでこうなったとバレるので脱出を援護。スカジャンが燃やされながらも大友先生から逃げられず。
とはいえコンは霊体化できるようになり、鈴鹿は感謝されて、また明日にときめき、虎のぬいぐるみを春虎が好きなので自分も買う。

暴君鈴鹿と虎柄のコン。
冒頭の二人を舎弟にして遊びまくる鈴鹿が、絶対嫌がらせ半分本気で楽しんでるよなと思わされて、ただ友達と遊んでるわけで。
一方で夏目の男装を知ってるだけで、あの無茶苦茶ガサツ暴君を知ってるだけ、真の仲間だよね。
この4人は嘘がない。素を出せている。
これだけで天馬や京子は1歩引いちゃう。
で、この暴君体制が夏目がマジギレさせたら竜が来るから、やめとこうで、ようやく収まるのが上手いな。
夏目も温厚だからあそこまで追い詰められないとで。

ちゃんと虎の置物を一緒の置いてるとかがオチに繋がるし、スカジャンも後半のコン珍道中で。
コンが鈴鹿にぶつかったせいで戻れないので、夏目と鈴鹿は私のせいじゃないし、部屋とか立ち入らせないからという無視でさ。でもコンが見つかるとやばいから助ける鈴鹿も自己保身半分でなかなか性格悪かった。

またギャグとしても虎柄だを、虎だ、虎注意報だと大事になっていくのも楽しかったな。

なんかギャグやってくれたほうが楽しいよね。そして天馬がボコボコにされたりする不運と冬児のほとんど食らわず、俺の推理ではと言い当てていくキャラもナイス。 

12話
合宿で冬児は鬼を宿した切っ掛けが鈴鹿の親父であったためにその罪悪感に漬け込んで共闘を模索。それは双角会に狙われる夏目やそれを助ける春虎、テロへの対処も含む。
夏目は夜光の生まれ変わりかどうかは不明でコートを着ればわかるかもという報告書があった。
一方でラブコメも加速して、鈴鹿は京子に共闘するので本性を知られて春虎好きでしょうと見抜かれるが、鈴鹿は春虎は北斗が好きでしょうと言うと、夏目ぐらいしか操作出来ないぞと思い、夏目が操作していたと薄々気付く鈴鹿はあいつ嫌いだと思う。
その会話に春虎は夏目のリボン、北斗のじゃねえかと思う。

なんと1年越しのリボン追求。
陰陽師合宿ということで人形を操作して全部やるというのがただそれだけなのに雰囲気出ていたし、だからリンクも完璧な夏目じゃねえかに気付くに至る。
ちゃんと冬児が俺を鬼にした奴の娘だと追い込みつつ、共闘だとすることで強い繋がりを得るし、京子が世話焼きをしてくれて、春虎好きでしょうと見抜かれて、大焦りするのなんか良く出来ていたな。
春虎や夏目、冬児では追い詰めきれないけど、利害関係ない京子は年上の姉さんとして接することが出来て。天馬もキャラを知ってるわけで、夏目よりも鈴鹿は良いキャラになってるな。
オチのリボンも含めてラブコメも加速したな。
でもだからなんだでもある。

一方でちゃんと報告書を出した奴が鈴鹿の親父の部下だったとかコートがあるとか本筋も進む。
塾長も死ぬ可能性あるとかもね。 

13話
春虎は北斗が夏目ではないかと言ったほうが良いのではと悩む中、道満のマント奪うからというテロ予告と襲撃が発生する。

ラブコメは放置して、襲われるのだから対応しようぜで、ちゃんとマリリンが8話9話にいた人だなというのは良かったけど、12神将でも12人もいないね。
あと天馬が実は能力は平凡だが性能向上に寄与した装備会社の御曹司であり、コンプレックスがあるのだと。

ギャグ日常が面白いだけに本筋に入るとうーんとなったりするな。訓練もどういう手順なのかわからんしさ。 

14話
塾を道満に襲撃され夏目の北斗も敗北する絶体絶命に大友先生が救援。
五行相承属性と連鎖を利用しての術の連携と被弾した振りをしての北斗の拘束解除、さらに屋上での戦闘状況を利用して隣のビルも利用した大規模呪術攻撃で相打ち寸前まで追い込み、さらには小暮の援軍で勝利寸前まで持ち込む。
しかし道満は口封じに遭い、幼女先輩も動きだす。

道満対大友。
もはや後半の呪術戦がちゃんと五行に乗っ取った属性技の連携であることに燃えさせられた。
剣から水を作り、水から木を作り、木から火を作る。さらに水で火がやられたら土で防御しつつも水を食らったことで北斗の拘束解除を狙う。
なんてのがやられて、普通の衝撃攻撃だとかよりも、よほど陰陽師していた。
結局は印とか札で属性攻撃してるだけなんだろうけど、この連鎖で出力アップしてる感じとかで。
正直、これまでの術式の基本から描いてないので、事前に用意した札は印より疲れないし起動速度も早いが持ってないと使えず長期戦不利とか印もいちいち印を結ぶとか疲れるけど精神が続く限り使えたりとか、そういうの描いてきてないと上級技感がないんだよね。
触媒の装備からの大技とかも物語優先で技術論がないから。凄く霊力を込めた装備を使って霊力の増幅や属性変換とかで普通に殴れるとかがないからさ。

正直、ちょっと唱えるだけで強い術って凄い感がピンと来ないからさ。ルールに乗っ取った戦術を感じないのがこの作品の駄目さだよね。 

とはいえ本当に一人でラスボスっぽいのと対決する先生は格好良いし、鈴鹿が封印解除で防御してくれるから主人公たちも無事だし、決闘と思いきや集団戦していたというのも屋上に釘付けにしていたからで、最後も同期の援軍で仕留める寸前まで追い込んで、12神将が何人かで掛かれば余裕だったよねと思うけど、良かったね。
そして安定の石田が黒幕。 

15話
塾が崩壊してプロの捜査官の拠点で訓練することになるが、そういえば屋上の祭壇ってあの儀式のだよなと向かうと相馬多軌子なる人物と出会い、この塾が夜光の設立したものであると教えてくれて。
塾の図書館で名簿を調べていると初代メンバーはないのだが、先生の名簿を調べると鈴鹿が言っていた夜光研究の先駆者が早乙女涼で大友の同期だと判明。
その先生にお見舞いがてら相談に行くと消息不明ながら、道満が戦闘不能になってるから双角会潰す作戦が発動したと教えられて、夏目の護衛のチンピラの鏡が就く。

冒頭の訓練で主人公が術を使おうとするなど結構できるようになってるなと思わされるけど、どうやって発動すること自体描いてない、詠唱式なのかもね。
一方で、作戦開始前の準備で、幼女先輩が道満を連れていたりしつつも、その先輩が噂の早乙女だったり、大友先生が元12神将だとようやく伝わったりする、視聴者との認識の齟齬がようやく埋る。

16話
双角会狩りが始まり、陰陽庁の内部の信者が狩り出されて行くが、幹部の一人は本来の思想は夜光の術と思想を受け継ぐのであって夜光の生まれ変わりを信奉して栄華なんか得られないと。
この内偵殲滅の指揮を取っていた天海部長は幹部の一人が比良多だと目星をつけて奇襲するも式神のレベルの高さに敗北寸前に陥るが、天海部長は術者に術を仕掛けて撃破する。
すると変装が解けて比良多は相馬多軌子だった。

ちゃんとテロリスト扱いの双角会も実は思想と術を受け継ぐべきというまともな人間がおり、不遇な自分が大天才だった夜光が復活したら良い感じになれるというのは無知蒙昧な輩だと。
実際、夏目に酷評された捜査官が夏目に信者なんかクソ扱いか、死ねと襲ってきて、入信しても救われないなら暴れる始末で、別に死んでも構わんと思うよな。

一方で鏡が大友がとんでもない古代の術で道満に勝ったと聞いて、やっぱり戦いたいなと思いつつ、その説明をした春虎に御曹司軍団の中ではそこそこでしかないからおちこぼれるぞ、プロになったら部下になれと進路を示すなど、一人前になってどうするんだの答えがあるな。
天海部長が相応に強く、しかも搦め手で戦闘に敗北しつつも術者撃破で、普通は主人公たちが戦うべき相手を大人たちが倒していくのはさすがだったな。
そしてあの相馬が黒幕と。
 
17話
夏目たちが双角会の自爆の霊災召喚と瘴気の発生で護衛のはずの鏡の式神に攻撃されて、夏目が服を斬られて女だとバレる中で、春虎は五行を駆使して相手の動きを見切り属性攻撃で追い詰めて霊災をエネルギーにしてぶつけることで勝利する。
一方、天海部長は比良多が変装であり使っていた式神が高レベルのものであることから本家筋の支援があったと気付き、相馬多軌子と倉橋長官が繋がっており、双角会を操っていたことが判明。
天海部長は夜光の意思の実現を求めて動くのは信者じゃないと拒否して暗殺され、夏目を覚醒させるべき時だと動き出す。

狂人護衛相手に陰陽バトルしたら夏目の正体バレと陰陽庁自体が自作自演する。
ついに属性攻撃や組み合わせ攻撃してくれて、なんでこれがこれまで出来なかったのかと、戦闘面ではかなり評価するよ。
天馬が木を出して隙を作れば冬児の近接、さらに鈴鹿の火の援護なんてチーム戦の良さが出てるし、逃げ込んだ部屋での戦闘も突然覚醒して見切る春虎が水で目潰しして床から木の蔦で足止めして、火の玉で撹乱とか、ダメージ与えて動きが鈍いのもあるけど、見事に属性攻撃しており、これまでの力押しと比べると陰陽バトルなのよ。属性的に火が食らうとかもさ。
霊災の属性があるから撃破してエネルギーにして食らえとかもちゃんとしてる。強くなり過ぎではあるけど。
冬児が隙だらけだとタックルしたりもお見事にフォローで。
でも冬児と鈴鹿の前衛と後衛のコンビは良かったよな。

そして夏目の正体バレで京子から攻められるのだが、もっとどういう反応するのか周囲を描いて欲しかったなと。 
でも鈴鹿も交えて庇うのが良いよね。

一方で安定の政府とテロ組織が繋がってる自作自演で正義を貫いた部長が死ぬのは前回の格好良さがフラグだったなと思いつつ、道満の立ち位置がちょっと変わってくる。
少なくとも支援者ではあっても信者ではないので、陰陽庁と敵対すると味方になりそうだな。 

18話
夏目が女だとバレたことは命懸けで戦った結果であり、気にしないで落ち着くのだが、京子は子供の時の初恋の相手は夏目ではなく春虎だと気付いて二重の意味で顔を合わせ辛い状況に。
そんな時、土御門本家を陰陽庁が襲撃してコートを奪われるが、当主らは無事脱出。
一方、夏目に会いに多軌子が現れる。

夏目正体バレと思ったら京子ラブコメ化と鈴鹿がみんなと仲良くしたいから夏祭り行こうよと画策して照れまくるなど鈴鹿と京子の仲の良さも含めて安定してると思ったら、春虎の両親が凄腕で負けるけど、12神将に善戦するなどやれる人材で。
というか両親が出て来ないと思ったら、もうちょっと親の師事するとかなかったのかね。 

そして予想通り、道満が大友が出来る奴だから気に入ったと仲間になるのは相変わらず上手いよね。大悪党だったのに、敵の敵で手切れになってるから組もうで。
先生も政府の自作自演だという事情を察してさ。

いよいよ夜光復活という本筋開始。 

19話
多軌子と夏目が入学のために決闘する中で、自分は単なる夜光教徒じゃねえよと激昂して喧嘩別れ。
一方で京子には夏目は謝ることになり、北斗のこと、ちゃんと言えよと和解するのだが、その多軌子はコートを手にして夏目を同志にと思うが、京子にセッティングを依頼して女と聞いて仰天。

多軌子が石田キャラとして結構暗躍した癖に、そんな単純じゃないと言い出したりしつつも話せば良いのに術戦したりするのだが、それよりも春虎が反応したり、あの自殺したおっさんが式神として復活して、なんと冬児を鬼にした鈴鹿の親も復活という最終決戦に強敵が集まるが、レベル的には天海部長レベルではないらしい。
この人員も、特に鈴鹿は良いキャラ化だな。冬児と組んでやっつけて欲しいぜ。
多軌子も責務を帯びて生きているからこそ、お前も覚醒しようぜで、しないと恨むか。

一方で夏目と京子の言い合いはもっともだけど、好意はともかく昔会ったかは知らんもんは知らんからと言い張れたよね。でも友人だから謝るのだ。そして春虎好きだから、北斗の正体を言ったらスタートだぜでメインヒロイン応援だな。

しかし夏目が女だと学校側も知ってるものだと思っていたし政府も知ってると思っていたら、知らなくて。
なんか秘密がありそう。というかよく今まで隠し通せたよな。 

20話
お祭りデート中に多軌子により春虎こそが本家の息子であり、夏目は入れ替えられた存在であるとして、鴉羽を使用して急覚醒させるも暴走して、夏目は暴走の攻撃を食らいながらも封印解除で春虎の能力解放で安定させるも夏目は死亡する。

2話の再現で夏目死亡。
ちゃんと北斗と同じようにデートしてカキ氷落とすとかしたり、北斗が庇って死んだように庇って死ぬ。
しかもラブコメが盛り上がってで、ちゃんと考えられてるな。
また仲間たちとの仲良しさも、京子の良いキャラぶりが鈴鹿ともだけど、夏目とも仲良くなって、それがフラグなんだけど、そうさせない上手さで。
ちゃんと周囲の見守り後押しの魅力もあってさ。
からの急転直下で。
相変わらず冬児の鬼もだったけど、カラス変身もダサいのよね。コート程度で良いのよ。

夏目の替え玉人生はこのオチになると哀れとしか言いようがなく、しかも春虎に惚れてるわけで。人生全てが春虎のためで。苦しい人生も春虎を守るためで。
愛してるって辛いわけよ。
角行鬼も久々で、いよいよ本筋開始だな。

しかしこの逆転。春虎が夜光だったとか当初の展開からの逆転で、鈴鹿がボスキャラから愛すべき後輩になったり道満が協力者になったりとか引っ繰り返ってくれて、敵だからこそ実力がわかってるのでさ。
夏目も自力であれだけ強かったんだと思うととても魅力的だったからさ。
逆に主人公が努力型ではなく結局覚醒かよという思いもあったな。

21話
夏目死亡に多軌子の式神でもある鈴鹿の親が儀式を助けてやると現れるが、陰陽庁に春虎は拘束。
この事態に、辞職した大友先生は道満の援護を受けて陰陽庁と交戦姿勢を向けるが、それを予期する陰陽庁は大友を狙う鏡に対応させる。
そして冬児は絶対に春虎なら夏目を儀式するが、それがいつかわからないので陰陽庁に行って会うと断言。これに天馬、京子、鈴鹿も同意。
そして早乙女もまた動き出す。

夏目死亡から一気に状況が動き出し、各勢力蠢動。
最後の陰陽庁に捕まった春虎に対して、冬児は親友として側にいてやると向かい、大友は生徒がぶち殺されたと激怒して、早乙女も夜光関連で頼れと言われて独自行動で、この先生と幼女先輩だけでも介入が面白くなる。
ついでに小暮とか自由に動ける奴もいる。
一方で大友、しかも道満付きを警戒して、鏡が出て来るのなんかわかってるよね。

また逃げる春虎を追撃して、鈴鹿の親父に会うのが、鈴鹿と冬児で、この二人が天馬と京子より一段上でさ。
さらにその親父が、前回に引き続き、多軌子の式神の元神将が強いので、でもそれは主人公相手だからで、大友先生が来られるとまずいとするのもなかなか。

いやあ、この複数勢力の動きは良いよね。それぞれがキャラを積んでるからわかるしさ。
復活の儀式やめろよという鈴鹿の気持ちも止めたあんたが言うなとか実に正論。  
でももうちょっと早くやって欲しかったよね。 

22話
春虎は倉橋局長らに復活の儀式をしてやるから組もう、栄光に至った夜光を助けた両翼の倉橋と相馬がその偉業を受け継ぐのだと。転生を成功させた夜光である春虎ならあの失敗したとされた蘇りの泰山府君祭の上位儀式をやれるはずだと。
お互いに信用してないが、お互いに利用できるはずだと。
しかしコンは組むに値しない、また儀式をやるなら自分自身でやるべきだ。周囲が認める土御門夜光ならばと。
これを受けて交渉決裂。
そこに道満が宮地と弓削と交戦、その隙に侵入した大友も鏡と遭遇して交戦する状況に突入。さらに天海部長の式神が春虎を救助しようと発動するも人間である倉橋部長は術に引っ掛かるが式神化している大蓮寺は無効化して春虎を逃がさない。
だが、この騒動で冬児は春虎の居場所を掴んで突入する。

組まずに自分自身で儀式を行え。
夜光の偉業を支えた倉橋と相馬が夜光転生に至り組もうと誘うのはわかるし、一緒に組んだらもっと凄いこと、蘇りの不老不死も可能になる。
だから組もうはわかる。
のだが、コンが言うように儀式するならこいつらと組む必要ないじゃんは正論で、思い出したらやったら良いじゃんで。
なかなか乗るしかない状況から見事逆転している。

一方で戦闘は道満対むさくるしい髭のおっさんである宮地が炎使いとして滅茶苦茶強いとかで結界術者の神将なのに春虎の親父に破られたりして良い所なしの弓削と比べてもおっさんの強さが歴然。
そして大友と鏡の交戦も順当で。
この二人の交戦の隙に潜入しようぜの冬児がラストに馬に乗って出てくると決まっていたね。天海部長も死んでるのかどうか不明だが術を残して支援してくれて、倉橋局長の狼狽が術は人間相手だったら確実に効いていたで。

ただ京子が反応がおかしいとかで突っ込むより待てと言ったり、タイミングを図っていたようで、いよいよ京子か天馬も動くのか。

道満と大友が戦闘してるだけの混乱、局長室での戦闘がちゃんと居場所を伝えるものになって最終局面に至って勢いがあるね。 

23話
時は少し戻り、天馬の影の薄さを利用する早乙女は天馬を陰陽庁に潜入させて鴉羽を解放させる。
そしてその混乱で天海の支援、冬児と鈴鹿の援護で春虎は脱出に成功し、追撃する大連寺も夏目の父の対式神攻撃で足止めされる。
合流した5人は天馬の早乙女が術をするなら待つという伝言を伝えるが、そこに小暮が禁呪使用で捕縛しようとするが、大友が乱入。
そこで京子が星読みに覚醒して夏目を取り戻せる、禁呪なんて人が決めたものだと後押し。
これにより春虎、冬児、鈴鹿は塾屋上の祭壇へ向かい、気絶した京子を庇う天馬は残留し、追撃する小暮と阻止を狙う大友の対決を見守る。

モブ陰行で召喚獣解放。
前回、急に封印解除だと言いだして、?と思って、天海部長がなんかやったのかと思っていたら、なんと天馬が別ルートで潜入に成功していたという群像劇演出が大好物で素晴らしかった。
これなのよ。デュラララとかでやるべきだったのはこういう時系列が戻ったり別視点での動きで。
あのシーンは初見で急に封印解除だ、なに!天海部長か?という状況で、なんかわからんけど大ピンチに介入してくれて助かったぜだったのが、実は天馬が個人行動で潜入して鴉羽の封印を解いたので、その結界の穴からで。
しかも天馬が影が薄いことを利用して、兄貴に着替えを届けに来たんですけどと言ったら、人畜無害だから、受付もザルに通してくれる。
で、封印区画にはさすがに無理だと思ったら道満の攻撃で警備がいなくなるというのも、前回の道満の攻撃を描いてるからご都合じゃないのよ。
さらにこの封印解除、天海部長の攻撃、冬児の乱入も、鈴鹿の本を使った目晦ましという連携技に繋がって脱出に成功しており、強敵の大連寺を最後は予言的な星読みの夏目の親父の術で逃走成功で。
この時系列演出のおかげで、どっかの何かがよくわからんけど影響しているという事が描けるのだ。これこそ群像劇の見せ方なんだよ。
知らないところで起きることが影響し、視点が散漫にしないことで、なんかわからんけど助かったを実現できて。

ちゃんと道満の霊が退路を確保する鈴鹿たちにも来ているとかも都合良くない感じで良かったし、大連寺が本当に強敵でこれだけ連携と策を繰り出さねば無理だったという説得力を与えている。
そして道満と宮地の対決も大友よりはつまんないとかありつつも激戦になっていたりしつつも大友クラスなら対抗可能というバランスも見事。
またコピー技やらで来た鏡を余裕で撃破する大友の凄さをグラサンを輝かせて目潰しという分かりやすいのも楽しくコケにしてくれて。

また大友先生がただ職務に忠実な小暮に先生やっちゃってねと対決することで、小暮も悪い奴じゃないというフォローがありつつ、上層部が信用出来ないなら絶対に渡さないという妥協を示してくれて。
大友先生の強敵との連戦が実に主人公してくれて格好良かったな。 

そして早乙女が、角行鬼の伝言もあり、頼るに値する幼女先輩だということで、ちゃんと別ルートで儀式やる道筋も作ってるので迷わない。
また京子が予兆はあったのだけど、星読みとしてなんか因果見ちゃってるとか、いよいよ能力覚醒の時で、覚醒ってなんだよと思いつつも、天馬が活躍したら、京子も活躍するし、レベルが高まっていくのは、全キャラに見せ場があって燃えたな。

最終局面に来てノリノリ。これが見たかったよという満足さだ。 

24話
小暮の式神に追撃を受ける春虎たちだが、冬児と鈴鹿が囮になるが、別れた直後に鏡が追撃して絶体絶命に陥り、コンこそが夜光の式神飛車丸であると正体を見せ、さらにもう一人の式神角行鬼も増援。
春虎は片目を失いながらも覚醒して鏡を撤退させると夏目の死体を受け取りに多軌子のところへ行き、死体受け渡しで会話して現状では不本意に夏目が死ぬ事態で対立関係に発展するが儀式は邪魔しないと約束。
そして早乙女の助けで儀式を行う。
一方、大友と小暮の戦いは道満が天海部長を救出して保護の優先から停戦するも、小暮は大友を襲撃犯、春虎を禁呪使用の犯罪者として命令があれば追うとして、多くの霊災から東京を守ってきたのは陰陽庁だと決別する。
翌日、早乙女から天馬に儀式は成功、生きてるからという情報だけ入るも春虎は姿を消し、冬児、京子、天馬、鈴鹿は春虎と夏目と再会だけを約束して別れる。
そして復活した夏目に春虎は全て知ったと告げてキスをすると姿を消すのだった。

幼女コンが成人になり、しかも夜光の式神だったし、ずっとちらほらしていただけの角行鬼がこんなピンチにだけ救援しての主人公覚醒失踪エンド、第一部完。

いやあ、隻眼の黒マントが案外似合うし、多軌子が強い二人の式神連れてるけど、成人コンとヤクザな角行鬼が両脇に控えるだけで決まるね。
3対3でさ。
また6話の忠臣だなというのが、春虎ではなくコンのことを言っており、角行鬼は最初から知ってたじゃんかと。
コンも幼女から同世代、成人と急成長で、こういうのは成長で良いよね。
覚醒して年相応だったのに、キスまでしちゃってさ。
ラスボスになるのか、果たして。

一方で鏡が最後まで大友には敗北するのに春虎には圧勝というバランスや大友と小暮に決着を付けさせないバランスもお見事だったな。
そして天海部長が道満に救出されて復活してくるのもキャラを無駄遣いしない良さもあって、部長が味方になってくれたら心強いからさ。
大友が道満と組んで陰陽庁と対決する物語性も素晴らしいけど、その親友でありライバルである小暮も治安を守ってきたのは俺たちだと組織に従うのも実害がないのもあるが、彼の正義があって良い。
そして早乙女も春虎の仲間として同行しているようで、三羽烏のそれぞれが分かれて動いてることが頼もしくもあって、キャラの魅力を感じるな。
大人たちが相応に強いというバランスの見事さは

また最後に仲間たちが春虎と夏目と再会を約束だと言うのは、今後、原作は第二部があるらしいのだけど、バラバラになっての群像劇志向が高まっていくようで楽しい終わりだったな。
春虎と夏目のことを大親友だと思ってることは、レギュラーでもあるが、一緒に陰陽庁突入作戦をやって指名手配も覚悟の行為をしたから揺るがないのよね。
鈴鹿との共闘の話の際に一緒にいた仲だからさ。
日常をずっと続けて来た友人が、いつの間にか大親友になってるのは上手いよね。

とはいえ当の夏目は復活したのか曖昧だったのはなんとも言えないものがあって、これで終わり?という拍子抜け感もあったな。

総評。
鈴鹿登場からの2クール目でようやくらしくなってきたが、1クール目の地味な展開や陰陽師なのにどういう風に術が使えるのか、攻撃方法はなんなのか、どうやったら致命傷を与えられるのかなどの説明がないゴリ押しばかりの戦闘演出の稚拙さなどから評価を落としており、この戦闘演出の悪さは、結局解消されず、この作品の一番の欠点となってしまった。
また設定説明しないことで訳が分からん、大人が無駄に強いのはどういう裏付けがあるんだということも皆無であり、終始抜けていた印象。なんであれができるんだ的な技術論のなさがね。
一方でキャラが温まってくる2クール目では、主人公たちが戦えるようになってきたり、大人たちも学生組を圧倒する魅力的な連中だと描かれて、大友先生を始めとして、天海部長、敵でも12神将が強敵として、組織と御家の悲願のため、理想のために動いていく魅力も描いて楽しくて。
また鈴鹿がそうだったが、一旦敵だったものが味方になったりする立場が変わって行くのもお見事で、道満と大友が組んだり、背後にいた陰陽庁こそ敵だったという展開はこのキャラの魅力あってこそだった。
ほぼ全キャラ漏らさず魅力的に書き込んでいるのはお見事でしたね。

シナリオとして1クール目が正直、活躍しないのが正しい、大人が活躍するからというのもあるが、どうにも不発で、これは戦闘演出も絡むけど、なにしているのかわからないというのがあって、これは本当に辛かったね。
2クールになるとラブコメ半分、大人たちの活動の影響を受けつつ動くので、視点別としても魅力を感じて、夏目死亡後なんかそれぞれが好き勝手動いていくのは非常に良くて、ストーリーは尻上がりだったというべきかな。

一方でキャラは主人公とヒロインの親友としてフォロー役に終始する冬児が滅茶苦茶良いキャラだなと思うのみで、コンが可愛いなとかぐらいしか印象になく、春虎と夏目は普通なので微妙だったのだが、鈴鹿の登場で全てが変わったなと思うぐらいキーキャラクターでした。
元最強の敵であり弱体化して後輩になり、ぶりっ子してるアイドルだが、惚れてるので素直になれず高飛車に嫌がらせで付きまとうしか好意を示せない厄介キャラで、それはそれで魅力的だったのだが、本当に上手いのが、それを最初だけで、使える後輩キャラとして、また京子からも妹分扱いをされることで、単なる春虎に惚れてる子にしない、頼りになる仲間の一人として描けたのはお見事でした。
この子のおかげで最初はツンデレしていたけど、普通になった京子が世話焼き姉ちゃん化して、春虎や夏目では鈴鹿に出来ない対応もしてお互いに魅力を引き出していた。
ちんこもいじゃうからの1話ラストで存分に惹き付けられたであろうことはわかるしさ。
鈴鹿のおかげでこの作品は持ったね。それぐらい、シリアスもコメディも本筋もやれる良キャラでした。
正直、親の因縁もあり冬児と組んでのバトルはもっと見たいね。

春虎は温和な癖のない兄ちゃんだったので好きな子のために頑張って悪くなかったし、夏目は正当派お嬢で幼馴染で男装してる世話焼きというのがあるのに、実際口調的なことで男装時に男っぽいのと女装時のお淑やか喋りで花澤香奈もあって悪くなくて、式神でストーカーして告白する変態分は薄まってるしさ。
でもキャラとしては脇の冬児と鈴鹿が目立っていたなと。でもこれぐらいが良いんだよね。京子も天馬もちゃんと立たせてくれたしさ。主役が普通でもさ。
コンも萌えマスコットとしては本当に救いでした。

一方で大人側は大友先生が本当に主人公と言えるキャラで、非常に格好良かったな。完全に主人公でしたからね。また遊佐浩二が良いんだよね。裏切りそうな、胡散臭そうな、でも一番誠実で熱血で静かに圧倒する凄みがあって。むしろ小暮のほうが爽やか過ぎて違和感あったぐらいで。

作画は堅調。声優陣も堅調。シナリオも堅調。
しかし全体通して見ても終盤の盛り上げがあったにしても良作には至らなかったなという評価になってしまう。
9巻を24話でやった忙しさが影響して設定説明がなかったのだが、それ以外は大急ぎだった印象もないんだけど、だからって、最高だったと言えるほど良かったこともなくて、どうしてもあと一歩足りてないんだよなという評価に留まってしまう。
続きは見たいけどもね。
 
13年10月から14年4月の作品。 
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