おんな城主直虎 12話

直親死亡により井伊は再び今川に恭順しないと虎松が死ぬので松平への攻撃に出陣して祖父や名代の中野も含めて男衆が全滅。
これにより政務を取れるものがいないと政次が手勢を連れて帰還。
なぜ奴だけ生きていると、裏切ったなと。
虎松の後見となった政次に対抗するために井伊では次郎法師を直虎として当主に据える。

前回が良かっただけに一気に直虎登場のハイペースで個人的には失速。
とにかく直親の死亡から一気に男衆の全滅という数年の物語を一気にやってしまったことのもったいなさがあって、もちろんこの激動によって井伊が乗っ取られる寸前まで追い込まれて、救世主の主人公登場でラストにするためなんだろうけど、これも切羽詰っての急場での登場で、しかも数年呑んだ暮れて、体壊してるだろうし政務もまったく取れないし竜宮小僧やめて繋がりも消えてるんじゃないかと想うほどで、この主人公を自分のせいだと自暴自棄になって下げて未熟さを描いて直虎就任で成長余地を残していく展開もありだけど、結構な事態の切迫もあって、一族の男衆の全滅の時点で直虎にいつぞやのカビた饅頭がカビなかったかと絶望する、呑んだ暮れて自分の無力さを嘆くと同時に自分が矢面に立つ時の苦しみを描いて欲しかったな。一生寺暮らしのつもりが。皆死んでしまったで。

全部やってることはやってるのに、もうちょっと欲しかった。
ここはもう1話使って直親死亡と松平が来年にはこっちまで来るぞ、そうしたら今川に復讐だと思ったら、一向一揆が発生して内戦するから今川は体勢を立て直せる時間を得て、総崩れすると思ったが寝返りも今川から独立もできないからこっちに付くしかないで。
そのために膠着状態が発生して、しかし今川は体勢を立て直せず、その間に井伊の力を削ぐ形になり、後詰も来ない状況に井伊も戦下手しか残ってないが今川も戦下手しか残ってないで、やっぱり駄目だ。
それでも総戦力や謀略では何枚も上手で逆らえないし、それ以外の選択肢を考えられる頭もないと忍従するも男衆の全滅で。
政務代行も不在で、領地運営自体ができないところまで追い込まれて、ここで政次に来られたら終わりだ。
そこに私がそうさせないで。

もっともっと積み上げて欲しかったな。それぐらいこの普通の人たちへの好感度高かったからさ。
政次だって松平が体勢を立て直したら終わりだと思っているけど、まったく立て直せない今川の中枢にいるからこっちも駄目だとわかるとかで、情勢がどう転んでしまうかわからない状況で、俺が支配したほうが上手く行くぞと。もう邪魔するやつはいないで。
裏切った?直親がミスったんだよ。
それが全てになってしまうからさ。親友も死んで、やってやるで。

とはいえ役者の演技やキャラ描写自体は激動を最高調に演じていて良かったな。
次郎法師の水垢離しまくって意識不明になるほど本気の直親へ思いと母が意識不明故に、直親、連れて行くな、の見事さ。
直親らの死体回収時の南渓ら僧侶たちの親戚でもありみんな見知っている連中だからこその涙。
そして正室しのが私の夫です、触るなの情念となつが姉が悲しみのあまり正気を失ってるのでお許しのフォロー。それをその通りだという次郎法師の放心。
また祖父らの虎松まで殺せと来るだろうから逃亡準備と作戦もないのに切腹するから許してと今川に頼みに行ったら、氏真に菓子だか碁石だかを鼻に突込まれながらお前みたいなじいさんの首はいらんから対松平で忠誠心見せてみろのやけくそ具合。
そして祖父の出兵の宴でのもう3人しかいない絶体絶命さで、虎松を可愛がるしか希望がない状況で。
それもナレ死での瞬殺で、男衆ゼロの終わった感。

そりゃもう飲んで運命呪うしかないで。
そこに政次がやってきたら、お前が裏切ったのかで。
またこの政次が5話で死んだ親父殿そっくりの表情になっていて痺れたな。
この圧倒的闇落ち感の凄みよ。
あと、史実もそうだからだけど、親子で同じ末路をまだ12話なのに感じさせて、政次は親と同じになっているし、直親だって、そういえば父親と同じく、申し開きに行って死んだなと。
だから同じことを繰り返しているというわけで。
今川は申し開きもさせない時点で1話とは情勢の切迫度合いや荒っぽさが違ってきてるのも見事。

最後の直虎登場もこじつけの直親と一緒になるでやりつつ、勝手に還俗しても良いのかよとか思わせつつ、三人衆の直虎って誰だよ、隠し子?のざわざわと対比しての政次のあの冷たい目だけで持っていく見事さ。

しかし槍を取られ、折られてしまった昊天の苦悶が唯一の笑い所だったな。 

スパイ大作戦 女スパイを出し抜け

NATOのミサイル防衛図が女スパイバーバラに盗まれる。
抱き込まれた国防総省のチアノー大尉がもう一枚の配置図を売ろうとしているでなんとかすることに。
受け渡し当日。フェルプスはマッサージ担当として潜入して配置図を盗み、バーニーの工作で警報が鳴り出して、その混乱でローランに渡すのだが、それを実は大使館の情報局というシナモンに渡して偽造。
そしてローランはバーバラと車を奪って脱出することに。
フェルプスは盗みで捕まりながらチアノー大尉に尋問される。ローランはバーバラから地図を購入すると誘われる。
ローランは嘘だと見抜いて襲撃を出し抜くとちゃんと金払えと取引。
一方、フェルプスを尋問して居場所を吐かせたチアノーはローランとバーバラの取引現場にやってくる。
シナモンは大佐に盗んだのはチアノーだと通報することで取引現場に潜んで、バーバラとチアノーの取引を目撃。
そこでの内輪揉めに介入して両者を射殺。地図を回収するのだった。

作戦自体は同士討ちに持って行くいつものだが、捕まったフェルプスがギリギリまで取引のことを言わないので、その間にシナモンが偽造して、ローランとバーバラのやり取りに終始。
ローランが持ってると思うので殺して奪う、奇襲、色仕掛け、金となるのだが、金以外は全部回避して倉庫取引だと。
そこにフェルプスの自白でチアノー、シナモンの通報で大佐、取引にバーバラがやってきて、おいおい盗んだのあいつらだでかち合わせて。
この集合させて殺害するのも見事であり、女スパイが無情に死ぬのも非情。

ローランがほぼ独力で回避しまくりなのもだけど、フェルプスのロシアンルーレットピンチもギリギリだったな。

今回は典型的な複数での接触で作戦を嵌めて行くスタイルで、通報とかの形で誘導するとか上手いよね。

ひだまりスケッチ×ハニカム 12話

ゆの二年の12月31日~1月1日。
大晦日から正月のひだまり荘の人々。

レギュラーキャラ勢揃いの初日の出に泣く。
なんの変哲もない正月の光景なのに、もう全員が集まる機会がないかも知れないと思うと、なんでもないシーンに涙が出る。
ただのほわほわした日常を続けてもちゃんと卒業するということが迫ることでそういう感じ方をさせてくれるこの作品は本当に素晴らしい。

12年の作品の再放送だけど、時期を問わない魅力がある。
そういえば卒業式編は作品が終わってしまうからと見なかったような気もするけど。

しかし吉野屋先生問題さえクリアすれば続編、原作の連載が続いてるからいけるんだよね。いけるかな。マーブルのEDでさ。

それぐらい素晴らしい作品。良いですね。この日常を続けられるというのがさ。 

スパイ大作戦 悲しきチェックメイト

東側の地下組織への資金を盗むチェス名人を倒せ。
ローランがチェス名人を補聴器からの通信で手を全部読むことで勝利するが逆に怪しまれて仕掛けがバレて組もうと誘うが金庫を狙うので無視。
しかし金庫のタイムロックをコンピューターで狂わせられると共闘。
金塊を運び込むとチフスに感染したとワクチンだと睡眠薬で眠らせて盗むのだが、直後に金庫に閉じ込める。

作戦相乗り乗っ取り。
単純に相手が金庫破りするので参加して乗っ取るだけなのだが、途中からなんでそんな救急車とか用意できるんだと突っ込まない不自然さよ。
もちろんこの60、70年代のコンピューターの巨大さ、高額さにそういう資金的背景があるのだと思うけど、チェス名人がホテルでのチェスの腕で侵入してダイヤル盗んでるという地道なことしてるのにさ。
後半からの俺らが主導するぜと何もさせない、主導権取ってる感じが、普通に盗みやってるIMFだで。

別に普通に仕掛けるまでもなく排除したら、ねえ。
とはいえ最後に裏切ることで盗みに失敗したというぐらいで公的な排除を感じさせないのがスパイモノだったな。

銃声とダイヤモンド エピソード6 来るべきもの

突然警視正が拉致されて政治団体との救出交渉が開始され、グレンが人質に取られる交換交渉を強いられ、政治団体はグレンと鬼塚にお互いを撃つことを強要。
鬼塚はグレンの足を撃つことで全滅は逃れるのだが、そのままエデンボリのところに連れて行かれ、余興だと武器商人たちとディベートを強いられ敗北したら死ぬ状況に論戦で優勢になったことで生き延びるが、そこにゼロ課とSITが救援に現れ、グレンも同行しており、エデンボリはグレンを死んだ息子と思い込み、自分は神であり生き返ってると言い出す。
この状況で秘書の女性をなんとか説得してエデンボリに発砲することで状況を終わらせる。
グレンは祖父だからとロシアに逃亡させるが、父を殺されたサハロフの息子はエデンボリを殺害。
グレンは罪滅ぼしにダイヤの産出国に学校を作ることを決め、一連の事件は終了する。 

政治団体でお互いに自殺するとグレンはそのまま死亡、鬼塚はエデンボリのところに連れて行かれ、鎮痛剤のショックで妄想半分になりながらも予知能力を持っていたからこれまで成功したエデンボリはもう能力が消えて死ぬ、ここにきた君に殺されると救援に来たゼロ課が死ぬか私を撃ち殺すかの選択を迫る。
しかし鬼塚はグレンに教わった爆弾解除知識でゼロ課が死ぬを助け、秘書の女性も生き恥を晒せと命令無視。
事件は終わり、何度も悪夢で見た神崎に車で送られる状況に入るが、絶対夢で連呼した台詞は言うなと釘を差す。


最終決戦が討論で、負けたら死ぬし、ノーヒントだしで、ちゃんとシナリオ上のフォローはあるけど、分岐は誰を撃つかであり、ちゃんと盛り上がったしまとまっているけど、なんとも言えない消化不良感が。

とにかく最終決戦は交渉よりもシナリオ上の面白さが目立っていて、いきなり無能警視正が捕まり救出をする羽目になり、腰巾着が癒着して裏切っていたことが判明しつつ、見晴らしのいい自然公園での交換交渉は向こうが人員も武器も圧倒で交渉に応じるしかないのを飛行船を事故ということで不時着ということで強引に覆したりして、敵の交渉に乗ってこない、交渉では勝利できない恐ろしさが描かれて。
最後のエデンボリも神だとか予言能力があるとかで、だから最初は情緒不安定な男がコンビニ強盗して逮捕なんだなと思わされて。
しかもちゃんと赤と黒の赤い服の軍人のほうが黒いという話や銃は必要ない、ナイフでというのが息子がナイフを使う理由になっていたり、神はいるかで、ネタ自体は一貫。

だが、今回はアナザークライマックスのほうがビターで良かったな。ベストエンドのほうが後日談も含めて全キャラの回収をやっており、政治的にもCIAがエデンボリは狂ったから黙認してくれるし、グレンの去就も明らかになって、物語自体は綺麗。
しかしBルートではエデンボリはなぜ狂ったのかを、予言能力があり死ぬからだと。
だから無茶苦茶やりだした。鉱脈見つけたりしてそういえばそうだったし、1話の姉弟の両親が死んだ飛行機事故も予言していてということで、CIAに使えると伝手を持って。
その予言をグレンの教えで出し抜いて。
秘書の人も最後の命令無視も両ルートでわかるしね。
でもサハロフの息子に殺されて、ああ、だからねと。予言だからね。

このベストエンドではエデンボリは掘り下げられないのだが、アナザーでは掘り下げられ、また夢で未来を見たような気になりつつ、3回繰り返して、鬼塚も預言者になったかなと思いつつ、中川が出て来ることで、ああ、死んだんだなと。

あと、オマケでそのまま寝る前にコンビニに行ったら0話のコンビニ強盗がいてという話で強引にやっており、アナザーは夢落ちかもねにする悲しさで。


総評。
シナリオやキャラ、音楽など素晴らしい高水準で描かれたアドベンチャーゲーム。
とにかくシナリオのレベルの高さが際立っており、それを補完する捨てキャラなしの作劇、状況を盛り上げる音楽など、メイン部分では文句なし。エンドが2種類あることも途中で打ち切りであると思わせながら相互補完になっており二つ見ることで全体像の把握になるなどちゃんとノーマルエンドとトゥルーにしないネタとして機能する見事さで。
一方でこの作品の最大の特色である交渉戦が、実は一番厳しかった。
というのも難易度自体が高いこともあるが、バッド率の高さもあって大苦戦させられる。
なんでこうなるのかという理屈が成りたたないので、どの選択肢を選んでそうなるのかわからない。これは話術的に突然違う話になったりとか怒ったりとかの切り替えしとか理屈じゃないのよ。
たった一言、それで良いのか!と強く言ったら、なんだよ、なんかあるのかで、話題が変わってしまう。
ゲーム的には総当りにしないと駄目でどうにも話術的な強さがアドベンチャーパートのほうが強く感じる部分があって、プレイヤーの介入のほうが弱くなる失策感が交渉パートという独自故に練り込み不足というかこれ以外どうしようもないで。

演出的にもコメントウィンドウではなく吹き出しというか、空中表示になっており、これによって台詞の同時表示が可能でドラマのように複数人が話しているシーンを演出出来ているのはこのゲームのテキスト演出の見事さで。
テキスト表示システムの都合でお互いに言い合いになっても話のかみ合うのだけど、同時表示にしたら言いたいこと言ってるだけでも成立して。
対面交渉もあれば最後の3人以上集まっての会話劇も出来るし、カットインで交渉戦をやっている中で画面が半分切り替わって外の連中はどうなったと複数の人間が反応したり動いているシーンを挿入したりなんて演出も出来て、リアルタイム性も非常に高く、この作劇でないと成立しない演出力は見事としか言いようがなく、複雑な展開も毎回細かく更新される相関図で全キャラの名前から経歴まで全部載せられているのも見事で。

2転3転するシナリオも先の読めなさもあって非常に面白く、キャラも絶体絶命も絶対覆していく鬼塚のヒーローぶりが単なる交渉人の口先三寸だからこそ、周囲のチームとの連携あってこそのそう思わせている部分があり、癖がないのも良かったし、鬼塚が戦う敵が特徴のある人物像だったり手強かったりすることで、ちゃんと存在感があり馬鹿じゃないのも見事だった。

正直、交渉戦が初見では面白い反面、繰り返しになって非常に負担になっていたので、アドベンチャーとして読むだけで良かったかなと思ってしまう。
むしろこの作劇で街のような作品をやって欲しい。
本当にプレイするドラマが成立しており、だから同時進行での群像劇が可能になっており、24が作れたんだよね。事件時の複数視点とかで。
この緊張感のある作劇と同時に一息つけるコメディだってやっていたからさ。上手くやれば極大の群像劇が成立出来たかも知れない。
 

銃声とダイヤモンド エピソード5 すべては過去

いままでの4件の事件、銃の大量流通、暴力団の銃器売買、銀行強盗団のバスジャック、そして銀行強盗は全て銀行強盗へ繋がりダイヤを奪う状況に繋がっていた。
グレンが盗むために鬼塚に情報を流しつつ共闘して銀行強盗を防ぐ名目で現場に入ったと。
そんな時、監視中の中川が行方不明で助手が殺され、突然鬼塚が犯人扱いで拘束となる。
当初こそ頼んだから鬼塚だという難癖でゼロ課潰しをする警視正の思惑だったのだが、謎のタレコミで鬼塚の家から探偵のカメラが発見されて本当に逮捕ということに。
その状況でグレンは元妻とダイヤ売買交渉に出向くのだが、元妻の所属する政治団体の用心棒がグレンを殺して代金を奪おうとして返り討ちにされて、そのまま立て篭もり事件を起こして、ゼロ課は柚木を交渉人として頼んで、SITとの協力と護送中にちょうど通ったということで鬼塚を現場に居合わせ指揮を取らせ無事に解決。
その用心棒たちが持っている銃と探偵殺しの銃が一致したことで釈放に。
一方、グレンは元妻のところに戻り、ずっと追っていたサハロフの息子も乱入してのダイヤ争奪戦になるが、グレンと元妻が読みきって追い返して、ダイヤをエデンボリに売るならと台湾へ。
その飛行機のチケット情報を得たゼロ課は空港でグレンの身柄を抑える。
鬼塚は交渉でエデンボリに直接会うという強行突破策を提示してグレンを納得させると自分の半生と実はダイヤを各陣営が狙うのはアフリカへの武器販売の独占権があるからであり、ダイヤが紛争の火種になるからエデンボリには渡せない。
またエデンボリこそ自分の祖父、ジェイコブ・サトウだと。 

グレンの過去と目的。
主人公がまったく関わってないのに、交渉戦もないのに、グレン関連の大ピンチの連続振りが凄過ぎて、グレンさんがヤバイ。
元妻のところに行ったら外国人用心棒に狙われるけど、余裕で返り討ち。そこで元妻のところに戻ったら幼馴染でもあるサハロフの息子がダイヤ寄越せとなってるので3人になったら、手下を元妻の部下が抹殺して安全に。
空港でも鬼塚尾行でサハロフの息子がやってきて銃を構え合うのに、人質の神崎が自力で脱出して、じゃあとサハロフの息子は肩を撃たれて終わって。
もう大ピンチだったのに、結局サハロフの息子が小者だから決断できずにやられてしまうという圧巻さで。

一方で交渉戦自体は鬼塚不在のゼロ課が柚木を頼って対応しており、強行突入をちらつかせる危うい交渉ではあっても、ちゃんと損害は最低限になる作戦を立案しており、実際、最初の時点でやっていたら全員捕縛できていた。
人質を吊り下げるだけで銃が一個しかないから銃で動き止めていたらほかに対応出来ないんだろうと見抜いていくレベルの高さよ。
しかもグレンが弾を抜いてるので強行突入したら外国人二人は抵抗出来なかった。
もちろん銃がある前提の作戦もベランダまで出させて地上から射撃して反撃で弾を使わせたら屋上から催涙弾発射で制圧可能にしており、実際、それをやって。
だが、所轄の刑事が突入して人質と銃を奪われて、食い物届けるから一人解放だとしていながら、鬼塚が吊られた女を人形に入れ替えろとやっており、柚木はたとえ落ちても死ぬ確率は救助すれば高くないと放置していたのに比べると見事で。
柚木もなんとなく察してるのもね。

この交渉戦が柚木がプレイヤーとなって外国人の悪党だし強行突入もありだよという彼も優秀という描写でちゃんとフォローされていて見事だったし、鬼塚がさらっと上回るのもね。

警視総監も交渉専門チームは絶対必要で起訴されたら終わりになると庇い、鬼塚を護送のついでに現場に立ち寄らせたり、武器商人摘発をゼロ課が準備室で暴走したでやってみろと応援したりと辞職覚悟の良いキャラぶりを連発。官房長官も孫の礼もあると警告半分の情報を流してくれて。
ちゃんと銀行の頭取が議員の秘書だったりヤクザを利用していたり借金させられて協力させられていたという繋がりもちゃんと描いていくしね。

だが、やはり最後のグレンとの2連続交渉では中村の信じろ。やらんでもいいことをやっていたグレンの人柄をなと熱くてね。
そして鬼塚が最後まで信じて、巻き込みたくないとか全員でやるぞ、俺らだけでやってやると選択肢も提示して納得させて。
なぜダイヤをエデンボリに渡せないのかを、ダイヤがアフリカの小国の権威付けになって持ち込めば紛争で武器が売れるから。それを祖父にやらせたくないで。
父が祖父に歯向かって死んだり、元妻が武器商人だからと接触してきたりとドロドロの半生で。
それでも個人で動き回って見事だったな。
鬼塚がグレンを師匠であると描いてるから命懸けの戦いに挑んでるのもわかる。
 

銃声とダイヤモンド エピソード4 君の冴えない結末

グレンやバスジャック犯など複数の情報から銀行強盗が行われる。その情報を得てイタズラで爆弾が仕掛けられたと調べに来たと言い出して深夜になんとか内部に進入するが、生体認証など高額な貸金庫として運用されており、銀行強盗があるとは伝えられないと近くで待機するのみで一緒に来ていたグレンが不法侵入。
愛知県警にも朝に出勤して来るため深夜に残ってる人員と顔合わせするのみ。
そうして朝、警備のトラックが偽者で銀行強盗が発生。
グレンが監視室を確保するも警備室は強盗に確保され、さらにお忍びで来ていた官房長官が拉致される。
鬼塚はバスジャック犯からのヤクザの若頭が勝手にやっているという情報や構成員だと顔をアヒルのマスクで隠しているし顔だって見えないのに、監視所のグレンとの連携で組員だろうという情報から交渉を開始。その間に警備員を逃がしてSITを潜入させると一人ずつ拘束。
しかし途中で若頭が警察に扮して鬼塚を人質にしてプログラマーを解放させられる。
だが、鬼塚は全員解放されればいいと自分も裏切って50億のアフリカの涙が入手出来るなら協力すると防弾チョッキのグレンに発砲。さらにハイジャック時に柚木が使おうとした作戦であるヘリに催涙弾を仕込めというのをヘリで逃げるからと通達することで自然なサインで仲間に伝えて見事全員逮捕する。
のだが、ダイヤはグレンが偽物と入れかえて持ち去っていた。

どうなっても犠牲者は寝返った支配人だけなんだけど、現在進行形の事件に対処するという形式での展開で、銀行強盗に名前を知っていると食いつき、グレンとSITの潜入で電源落として金庫突破をさせないようにしてうろついてる一味の数人を捕獲して、その交換交渉で人質を解放させるところまで持って行くが、入り口の警備員こそが黒幕の若頭だったことで鬼塚自身が人質に追い込まれながらもレコーダーで組長への叛意の言質を取られて、また柚木の作戦を使えという暗号会話をそれとなく伝えるなど、鬼塚の知力、胆力、それを受け取るチーム力が発揮されて、これまでの人質事件などの交渉ではないからミスったら人質を殺される可能性は高く、対面交渉に至ってはイラだって射殺もあり得て。
だからこそという具合で。

この推理調査ではなく現在進行形にしたのは、これらが一連の事件としてのことで間が詰まっていることでもあったけど、1話完結の推理半分交渉半分をやっていくよりも、そういう事件が起きてる現場からスタートしたほうが、交渉人として活躍が多くて都合が良いからなんだろうなと。
実際、よく練られているシナリオには目が離せず、最初の交渉なんて警備員の脱出とSIT潜入の時間稼ぎで、指揮官と話してる間ならそれが出来るで、名前を出して、なんで知ってるんだよという切り札をいい加減打ち切りだという直前でやることで見事だった。
さらにグレンたちが一味を確保することで、それもハッキングできる重要人物を捕まえることで、こりゃ優勢だと思うぐらい押せ押せに状況を操っていたのに、若頭がいきなりやってきて捕まるという大ピンチという逆転で。
それでも鬼塚の対面交渉で全滅させる罠に誘い込む頭脳が際立っており、あの危険度の中で潜り抜けて見事で。

ここで人質解放も大事だが金もいるから仲間に入って、さらに組長への叛意を録音するという行動に出られないと一枚上手の若頭が脱出してしまうというキレ者ぶりで。
だからこそという難易度で。
しかもこの録音ネタを警視正が突入したら官房長官ぐらい死ぬけど現場では起きるからとしているのを録音しているという事前の前フリがあってで。
グレンの防弾チョッキネタも鬼塚や柚木が撃つたれても無事だったでありでね。

狂犬の掃除屋広田が乱入して逃げた舎弟をこっちの若頭の命令で始末に来てるのも、こいつらも事情を知っていたという伏線で、複数勢力の動きがある。

一方、各個人も組に会社が買収されて参加させられるという可哀想な一般人もいたりして、いきなり犯罪者の可哀想さもあって。

今回は鬼塚の凄さ、グレンの凄さが全面に出ており、だからこそのオチのグレンの裏切りが響くね。 

銃声とダイヤモンド エピソード3 帰りのない旅

野村は事件前に退職したことになり警察が隠蔽を図り問題を終了させる中で鬼塚はグレンの依頼で武器商人エデンボリと接触。
信頼を得て取引したければ裏切り者を捕まえろと。
その相手は指定された高速バスに乗っておりサービスエリアで銃器の取引を行うのだと。
これをゼロ課と組織対策課に連絡して援護要員を派遣してもらいつつ鬼塚はバスに乗り込んで対象者確定に挑む。
そしてサービスエリアにて突然取引相手らしいヤクザが持っていた金目当てに刺されて人質事件を起こして鬼塚は神崎にメールでアドバイスしつつバスに戻るのだが、とにかく現場を去らせて人質解放まで持っていこうとしていつもの警視正に邪魔され、鬼塚のバスに乗り込んで来るのだが、そこの乗客だった取引相手に組もうと言い出して発砲を受けてヤクザは放り出されると、取引相手だった人物がバスジャックを宣言。
外では警視正がゼロ課潰しの交渉人を用意して対処に当たらせて、嫌味な小細工での圧迫を多用し、損害ゼロを目的にする鬼塚と違い多少の被害はやむおえないというタイプである程度の人質を減らせば突入を画策する。
しかし鬼塚らがバスを降りて、犯人グループを嫌味での分裂を図ろうとして苛立たれて防弾チョッキ越しとはいえ銃弾を受けて退場。
鬼塚は交渉人を請負、2人の犯人グループがボスの指示を受けていた。それもかなり的確だったことからバスの中の誰かだと推察。中年女性がボスとして出てきて、一緒に降りたほかの仲間がいると人質交換だというので取り押さえ、一件落着と思うが、鬼塚はまだもっと切れる奴だったと乗客の誰かだと推理。
最初に怪しくもないのに犯人の話題を出していた地味な男を証拠もないと言いながら携帯を見つけており、水で洗った程度では指紋は検出できると嘘か本当かで自白させる。
そして実はこのバスは名古屋行きで銀行強盗をする予定だった。
それはグレンも同じ銀行強盗が起きるという情報を掴んでおり、複数の犯罪集団が狙っていると。

バスの乗客の中に犯人がいる。
この状況だけですこぶる面白く、誰が犯人だと見回してみたりするけど、情報収集するのも不自然。そんな中でなぜかいろいろ起きて、神崎が鬼塚のメールでアドバイスを受けつつ交渉人をやったり、警視正が用意したライバルがちょっと性格が悪いけど普通の交渉人としての仕事をして、バカ警視正よりはまともに描くことで小者で嫌味ばっかり言うからと思いつつ決して馬鹿じゃないと思わせてなかなかだった。

この状況も見事であり、10人ちょっとというのも高速バスらしくて、それぐらいなら容疑者は何人かも不明ながら6,7人ということで、キャラデザもそうだしボイスもないから本当に一般人にしか見えないから誰だと思うし、最初の取引相手の事件も女の方が単純に借金で切羽詰ってるだけだとわかるのだけど、本編ではなんとなく参加ぐらいで説明されないで。
そのほかの乗員も最後の黒幕追及で実は薬やっているとか婦長とか結婚とかがわかるというキャラ付けが判明するのも見事で決して無意味なキャラがいない。
鬼塚の推理も実はそれほど明確な根拠もなくて、絞り込むとこれぐらいで、怪しいから事情聴取してますで。
ちゃんと鬼塚が乗合わせているのを適当に別の組員ですと接触して、組長の命令以外で動けないからとしながらも相談役になって、情報収集をやる胆力で。
そこからの推理で武器を入手して銀行強盗しようとしていたで、だから複数人乗っていたというのも成立していて、高速バスでと思いつつも不特定多数が乗り込んでも不自然じゃないしで。
取引相手とヤクザ、ついでに協力者になったので4人ぐらいと思ったら、ボスに連絡していて、ほかの仲間もトイレ休憩の時に反応しないのは仲間だで。
一応表面的には女ボスが現場指揮官として雇われていたのみで借金があるから乗っただけで、真のボスのことは不明でもちゃんと動機や家族を人質にされる部分もあって教えないで。
きっとあのバスにいた乗員として今後監視対象になるぐらいでしかない。

とはいえ今回は神崎が代理をやるのが、鬼塚の遠隔アドバイスができること自体が鬼塚が優秀だと表現していてなかなか凄かった。ブラインドで携帯メール送れるとかで。
バスジャックも閃光弾と煙幕ぶち込んで救出だけど、出入り口のある前に人質が送られると突入が厳しく、窓から飛び込む必要があって難しくなる。ということでヘリに催涙弾仕込んで乗り込んで自爆させて一網打尽。人質もやばいと思いつつ悪手ではない。
狙撃も木の上からだというのが素晴らしくSITの熟練者ぶりをアピールになっていた。 

柚木の交渉人ぶりもむしろ普通なんだよね。鬼塚みたいに損害ゼロなんか普通できない。ブラフを連発して人質を巻き添え覚悟でも何人か解放出来たら御の字という無能じゃなく普通に描くことで、馬鹿で無能だと下げるのではなく普通にやれることはやることで鬼塚のそれを上回る有能性を描いて見事だったな。口が悪いから撃たれちゃうのもご愛嬌で、撃たれて使えない扱いで。
警視正とその部下以外は有能でさ。

片桐課長のプライドなんか捨てて協力だの人格者ぶり。中村の的確な情報収集でバスジャックとか本当は被害者が出るやばい事件だと忠告するとかで。高梨のぼんやりしていながらしっかり人物配置を記憶する度胸。
神崎が携帯を鍵に取り付けてバスのトイレを使わせなくして、トイレが使えないからバスを降ろして逮捕に繋げる作戦も見事だったな。
丸暴のほかの人員も時間稼ぎだとアドリブで突っ込むなど有能だったりし、井上課長が鬼塚を評価する好人物ぶり。
鬼塚以外のキャラの充実ぶりで。
数時間の事件だからもあるけど、濃厚で連携もして別キャラの活躍もあって非常に楽しかった。
 
そしてそのままグレンの探している銀行強盗ネタに突入という連続の流れも見事。朝に強盗ありで。そのまま現場だで。

閃の軌跡Ⅲ それはトールズの意思の継承者

ついにメインキャラの名前と素性判明。
そうか、リィンが先生か、そうか、そうなんだな。
サラ教官に憧れたわけではないだろうけど、まだ二十歳の若き英雄が教師ならば存在が許される。
そして特別実習としてサラ教官が引率として率いたように7組で帝国全土を旅するのだ。
軍人として隊長と部下ではない。少しだけ違う位置での物語。
学園モノが生徒から先生の物語となり、かつて自分たちが帝国の礎となれと教育され実践した7組の物語を作る側に回るのだ。
1204年、221期生の7組は理事たちによって帝国全土の情勢を体験するこを許された特別なクラス。
だが、1206年のリーヴス分校で同じことをやるのなら、かつての7組が理事長や現地の有力者たちのようにそれを支援するのではないか。
自分たちが受けてきた教育と遺志を伝えるために。大人になった彼らが帝国の現状を伝えて、次代に託すために。そしてかつての貴族平民の統合の象徴であったように。
それは世界が帝国が宰相の改革に飲み込まれる中、トールズ本校がセドリック入学により軍事学校化して侵略国家の様相を呈することの反動でしかないのかも知れない。
だからこそ占領地、貴族側の敗者が集まり、リィンたちはやってしまった尻拭いとして英雄として次代への統合の可能性も感じさせる。
もちろんそれは帝国主導の融和策であり、クロスベルが抜けることは歴史であるが。
だからこそ宰相の世界最大の国家を作った正しさと豊かさへの相対化がある。占領地から見た光景があるということ。

特別実習で、ラインフォルトの新型機甲兵とかアリサの支援で運用するとかノルドにガイウスを訊ねて別の国境紛争地帯を見せるとかバリアハートの領主のユーシスがリィンの同期で親友ですげえになるとかレグラムで剣術修行だとラウラが免許皆伝の師範になってるとか。
ヘイムダルで下っ端官僚になってるマキアスが現場指揮官していたり、エリオットが入った楽団がなんやらとか。
ほかにも221期生も卒業してるけど、2の時点で進路判明の220期生の先輩たちと遭遇する可能性も当然で。空軍艦隊勤務のテレジアとエミリーにカレイジャス運用で出会うとか、ヴィンセント・フロラルドの連絡網で助力を求めるとかさ。
有り得るから楽しい。これこそが宰相の改革の最後の防波堤になる。歴史と伝統、誇り高き精神を受け継ぐのだ。

参加者にクロスベル出身の警察官、支援課志望だったユウナ・クロフォードがいる時点で彼女が袂を分かちクロスベル解放戦線に行く可能性とクロスベルの外からの物語があり得て、クロスベル行きと独立の際の彼女の心情こそがロイドたちと繋ぐ物語を予感させる。
ミュラーの弟でセドリックやアルフィンの護衛守護をやるはずだったクルト・ヴァンダールも宰相によって貴族の特権と義務の解体だろうことで守護者という義務を失っている。
アルティナも宰相、革新派、情報局の腹心として監視半分で相棒になるようだし。
また貴族軍総司令が校長ならオーレリアかウォレスか、オーレリアかな。直接戦闘では間違いなく人外だし、親しくなって掘り下げがあると楽しくなる。貴族の物語になるからね。

また以前のスクリーンショットで出ていた緑髪の子は特務は3名だけのようなので戦術の8組か主計の9組。
これがそのままシュバルツァー隊として編入されそうでもあるな。学校作ったばっかりで10人ぐらいしかいないとかでさ。

リィンは1206年の春の時点で教師赴任。二十歳。閃の軌跡から2年半なんだけど、誕生日いつだ。17だったよな。 
あと絶対バイクでツーリングイベントがあるでしょうね。

プロローグもノーザンブリア併合の北方戦役があり、リィンたちが活躍した。絶対にリィンだけではないはずで、旧7組のメンバーが参戦していたのではないか。彼らが大人になって最初の活躍の場。
クロスベル併合から数ヵ月後でのことだから、1205年の夏から冬はこの北方戦役をやって、1206年の4月頃にやっと落ち着いたという感じかな。北の猟兵たちがゲリラ戦やったろうな。サラ教官は愛国心を感じて戻ったのかどうか。
そして占領され併合されたほうが自治独立よりも豊かになってるかもね。塩の杭狙いでの侵略だろうけど。カルバートからの遠隔援助でちょっと長引いたということも有り得るけど、交戦して一日で降伏したクロスベル以上に耐え抜ける印象がないからな。冬のノーザンブリアは塩と雪の区別がつかなくて地獄になってそうでもあるけど。占領が面倒そうでありつつ主産業が塩の輸出になっていたらどうしよう。
隣国のレミフェリアはどうなってるのだろうか。でもジュライとの海上貿易もあり、海があるし塩の生成には不自由しないと思うけど、粗引き岩塩が主要調味料だしね。

この拠点になるのがトリスタとは帝都を狭んで逆方向の位置にあるリーヴスの街。ここから西部編が始まるわけだ。つまりラマールとサザーラントという内戦の激戦区跡でありオルディスやブリオニア島、セントアーク。そして我等が先輩にして先に散った同志の故郷ジュライ特区、さらに北方ノーザンブリアまで。
暗部に触れるならばパルムからハーメル、そしてリベールまで行けそうだし。
東部編でクロスベル、北東のノルドまで行ったのだから、占領地、行くよね。ただ正規シリーズでレミフェリアまで行くかどうかだな。病気ネタがあればやれそうだけど。

クロスベル出身者がいるけど、ノーザンブリアからもありだし、ジュライもあり、留学生としてカルバートは無理だとしてもレミフェリアとリベールからもありだよね。
トールズで威張っていた貴族派が情勢の変化もあって穏やかに融和するけれど、絶対に肩身が狭くなってる、敗北側のラマール貴族なら尚更で。
カイエン公の縁者とか絶対朝敵、皇室に弓引く敵扱いでやばいことになってるだろうし。内戦起こして故郷を焼いた連中だと学校内でも揉め事ありそうだし。それはクロスベルの留学生なんか特にだしね。
敗者の物語、時代から取り残されていく人々の物語になるのだろうか。


そして暁の軌跡にて現在進行形でいつかそれを体験出来るかも知れないよな。ニーズヘッグがノーザンブリアにいるとか戦役の負傷者救助に救急搬送船も大活躍とかでさ。
ユウナも子供時代にクロスベルでクロスプロジェクトが関わる形で接触できる後付が可能だしさ。
暁がレベル上げがまったく進まずシナリオが進まないのだけど、この可能性だけで、10年以上ファンやってきて良かったと震えてます。
暁のシナリオで先に占領前のノーザンブリアに行けたら、これが3になったらどんなことになってるかだけで燃えるよ。 

そして確実に言えることはこの閃の3でも物語は終わらない。まだやっとシリーズの半分ですから。
世界最大の国家となったエレボニア帝国がついに西部南部も含めて旅が出来る。ただそれだけで嬉しい。 

ひだまりスケッチ×ハニカム 11話

ゆの2年の12月22日の吉野屋先生の家での美術書運び。
12月21~24日の夏目も入ってのクリスマスパーティ。
 
最後の吉野屋先生回だけど、非常に痛さも凄さも同居する人間臭い人物像で魅力的だな。
このちょっと変な人ではあるけど、先生としては立派だったりしている格の描きかたは絶妙で、実は凄い人なのも納得だからさ。

後半の夏目がじゃあクリスマスパーティ来る?の大した理由もない感じで誘われてやってくるのも良いよね。延々と苦悶した3年が、小説読み込んで大ファンなんですと伝えるだけでこんなにかかった。
それでもやっとで救いだよね。

前半の友達と掃除も良いけど、やっぱりひだまり荘の仲良しぶりが先輩に何もさせない後輩たちの思いやりも良いよね。ケーキ入刀とか王様ゲームとかしてさ。
これだけで良いのがわかる。

等身大なのに嬉しく楽しい。ずっと積み上げて来た価値があるな。
しかし久しぶりだと正月に先生の家に一度きたエピソードを忘れる。

おんな城主直虎 11話

瀬名姫は人質交換で無事に脱出に成功。井伊には松平から妻子救出の助力のお礼という形での接触の知らせが。
これを政次は時期尚早であると危惧するも今後のためにも事前接触しなければならないとする直親に同意。
だが、それは今川の罠であった。
今川は寝返りの芽を摘むために謀略を張り巡らし、次郎法師に瀬名姫が助けられたお礼だと接触することで偽者の松平元康だと会うことで直親の謀反を決定付ける。
目付として今川の衰亡を予感して裏切ろうと思っていた政次は駿府に呼び出し中にそれを突きつけられ、自分が生き延びるため、井伊に影響力を保持するために降伏してしまう。
直親は次郎法師に本当の松平からの使者が来たことで謀略に嵌まったことを察知。
次郎法師は松平に助力を頼むも遠江進出にはまだ遠く、それでも瀬名姫に助けた恩を返せと頼むが、佐名姫との約束で今川を奪うということを守るために応じられないと。
これにより進退窮まった直親は駿府に出頭して申し開き、つまり謀反人として処刑されに向かうことで井伊の存続を図るが、その途上で命を狙われる。

さらば直親。
今回は今川がまだ10年保つ底力を見せつけて氏真が戦力も将もいないから寝返りの崩壊は止められないと嘆くのを事を起こさせるなの一言で謀略開始で。
元康がほっしゃんなので、うーん?元康が影武者使った?と思ったら、今川が全部偽造して松平だと接触して応じたら謀反だと。
この戦力でも衰退した井伊だけを潰すには足りるし、たとえ反乱しても松平が救援に来れない、この絶妙の位置の寝返り勢力を潰せるという策略。寿桂尼が全部事情を知ってるのも工作に好影響で騙せる確率を高めている。

この謀略を防ぐ方法は直親が政次の時期尚早を受けて慎重に今回は自重したら良かったのだ。直親自身ミスを認めているし、政次も強引に止めずミスった。

ここで次郎法師が松平に助力を頼みに行くけど、助力を断られる松平軍団が白状かと言えばそうではない。
というのも瀬名姫を助けたじゃんかと言い出しているけど、助けたのは石川数正であり、交換交渉を命じた元康で、ちょっと遅らせた程度で、お礼も大ピンチに来てくれて嬉しかったです、ありがとうぐらいの礼儀上のことでわざわざ情勢も整ってないのに遠江まで助けに行くほどの関係はない。
その瀬名姫だって松平からは寺にいれられ、今川出の妻子なんか放っておきましょうで、一応助けたけど、今度なんかあったら放置されるだろうと。その今度ってのは信長に殺せって命じられた時だろうし。だから松平は井伊にお礼は言っても無理して助けるほどの恩がないのだ。
さらに個人的にも瀬名姫は母である佐名殿に今川を征服しろと涙ながらの約束をして、母は人質交換の対象じゃないので夫共々自害で。瀬名姫としては友情よりも親との約束を取るフォローがあるのよ。

そして今回、3人がそれぞれ別ルートの答えがあるぞと幼少時代を思い出していたけど、それぞれミスっており、次郎法師が寿桂尼がおおらかだったのに焦っていたで今川は滅ぶと思って直親が政次と相談の上で三河に接触だと言いだしており、自分が瀬名姫を助けに行ったからだと。
一応南渓でやられたかも知れないと擁護があったけど、連鎖してミスって。誰かが、ちょっと慎重になるとか接触するにしても次郎法師のお礼の手紙だけに留めるとかちょっと違ったら言い訳できた。
その程度の話だからこそ罠に引っ掛かったドツボだという絶望感。

政次も呼び出しで証拠を突きつけられて、裏切るしかない状況に追い込まれて、完全に闇落ちするしかない。親父と同じになるしかない。親友を殺してしまったら、行き着くところもいくしかないで。
本当に闇落ち展開で。
それでも直親が、政次は殺された、捕まった、裏切った、どれにしても井伊を守ったのだという思いだけが救いだったな。

直親の最後の判断も見せ場で。この状況で反乱しても死ぬだけだからと出頭を決断。祖父は見送るのは嫌だと言うし、妻もそうで、直政に生きろと教えて、確実に死ぬ前提になっていて、それでも託しており、当主としての器を感じたな。
だからこその最後のおとわにお前が女で良かった、美しい思い出だからな、戻ったら結婚だと、結局奥さん愛してなかったし、おとわに惚れてたじゃんかと、政次に松平に鞍替えしたらおとわと結婚させてやるよとかも冗談でありつつも嘘で、やっぱり好きだったよで。
結局それかよ。なんだけど。死ぬ前だから白状するよの美しさが、二人だけだから許されることで。

次郎法師の瀬名姫や直親へのみっともない懇願が、本当に無力でどうしようもない人物として成立していて、無茶だとわかってるけど、もうあとがない。
自分が男ならばと思わずにはいられず、その無力をかみ締めて、それでもなんとか生きのびてくれの願いよ。
そう願うことしか出来ない。

にしても氏真が無能というか、馬鹿だからよりももう駄目だと思ってるから諦めてる人になって知力のマイナスは避けており、それを叱咤する寿桂尼の女大名の策謀の凄まじさも感じさせて。
この謀略だけで、軍師官兵衛より作劇描写が上なんじゃと思ったりしたな。


地方の小領主の当主が罠に嵌まって死ぬ。それだけの話が、無力でどうしない戦国時代の物語として面白い。そうさせたこの11話の積み上げ。1話から登場の3人の分岐点であった。
しかし薄々そういう空気はあったけど、本当に韓国ドラマ化した印象。この無駄にメロドラマかつドラマチックさでさ。でもそれが面白いのだから。
女性の活躍だって裏付けがあるから気にならないしさ。

刑事フォイル 38話 警報解除 後編

ジーグラー医師が刺殺され、グリフィスは自殺。
フォイルは事件時の建物からの出入り順、ジーグラーとの関係を調査をする。
秘書のヒルトンはロングメイトと不倫して子供を出産していた。グリフィスは精神不安定で主治医だった。そして脅迫を受けており、虎の絵まで送られてきたと。
この経緯とグリフィスを敵視していたキーファ少佐が関係あると見て、諜報部のピアースにグリフィスの通信部隊と米軍が関わった虎関連の事件を教えて欲しいと連絡。
すると虎作戦、タイガー演習というノルマンディー上陸の演習作戦があり、そこをドイツ潜水艦に狙われて700名以上の死者が出るのだが、士気が下がるためになにもなかったと。
キーファは通信ミスが原因の一つだと脅迫していたことを認めるものの、因果関係は立証出来ず。
そんな中でフォイルはロングメイトが兵役免除になったのは視力が悪いのではなく狭心症だと白状するのだが、その時の診断医がジーグラー。だが、委員会で出会った際に初対面だと。
実はある病気持ちの男が逮捕され、兵役免除のための偽造、替え玉をやっていたと複数の事件を自白。それがロングメイトだと。
そしてジーグラーをやったのはロングメイトだ。
ジーグラーはグリフィスの精神状態不安定を相談しようとしたのを勘違いして殺したのだろうが、外にいたサムの証言で出る順番が遅かった。一番最初に会議から出たのに。
事件は終わり、5月8日を迎え、終戦へ。

刑事フォイル。本来ならこれにて終了、のはずだけど、もうちょっと続く。
ジーグラー医師の守備範囲が戦時中だからもあるが、産科医かと思ったら健康診断もやっているし、精神科医みたいなこともやっていて、戦時の医者の頼りにされっぷりもわかる。
にしても虎作戦か。一応ノルマンディー直前では割り合い有名な話ではあるが、黙殺されるのでなかった扱いで、戦時の暗部としては迫力十分だったな。イギリスで米軍が700人以上死んでる。上陸前に。それを機密扱いでなかったことにしろ。だから犯人もよくわからない。
たぶん通信ミスをしたグリフィスだろうというキーファの憤りもわからなくもないというのが、最後までアメリカ贔屓になっていたな。一応脅迫によって自殺に追い込んでるわけだし。
フォイルが敵に傍受されていたかも知れないし護衛艦の動きが悪くて一隻防衛線から抜けたというのも、一人が責めを負うには辛過ぎる。

一方でロングメイトの悪党ぶりを秘書の妊娠で描いて、そこで終わるかどうかだったけど、証拠隠滅だと急いでしまい殺人をやってしまった。
議員になるために兵役偽装なんかもってのほかだから。
議員なら自己保身と証拠の揉み消しは似合っていた、国に奉仕するには死刑だとという皮肉が見事だったな。

サムは結局就職ならずでアンドリューが今更アプローチして受けるも受けないもしないで流して終了。このアンドリューも一番良い時代、戦友たちと命懸けの戦場を飛び回ったのに、いまさらサラリーマンやれってかで、ああ、戦中の英雄たちが日常に戻れなくなる様子が切ない。
むしろミルナーが昇進を決めたり娘が誕生したりと終戦の中で一番幸せになる様子が描かれて、非日常も日常としていたフォイルたちのほうが、やはり日常の延長として決まっているなと感じる。
最後のフォイルが終戦記念としてもう証拠だなんだとガミガミ言わずに祝杯上げて、引越しする警察署で自分の私室をあとにするのが、最終回って感じで決まっていたからさ。

総評。
戦時中のフォイルから終戦のフォイル。フォイルの戦争。
一応今後ピアースらのMI5的なところに所属するらしいのだけど、第二次大戦編はこれにて終戦。
ここから冷戦へ至る狭間で終わるようで、まだまだ終戦による暗部続出に対応するのかな。

今回も終戦でもう罪に問われない、あるいは問われる状況で、味方殺しめという同盟国軍の怒りとか、兵役逃れしていた奴が証拠隠滅を図る、数年も夫がいないから不倫して子供がいる、などなどの状況変化が描かれて。あくまでも戦時から終戦のいざこざで、その非日常が日常だった、その変化を描いているなと。
そういうことが起こりえる。普通なら単なる犯罪だが、戦時という背景によってちょっと特殊な人や条件による犯罪で。
この戦時中の、しかも空襲や敵兵が来たりするというのが実はイギリスぐらいしか成立しないのが素晴らしい独自性で、日本でやろうと思えば同じようなことが出来るけど、終盤は空襲でなにもかもなくなってしまうとか進駐されたりで状況が変わるので、何よりも敗戦国だから戦前の肯定感は出せないのよね。こんな酷いことしてましたで。
朝ドラの日常劇ぐらいしか戦前戦中戦後を描写出来ないという弱みがあって。
警官や探偵がヒーローできるのは、イギリスが追い込まれてもドーバー海峡は越えさせず、逆転勝利してるから、ゆっくりと復員して平時に至る難しい空気を描けて。
日本だと焼け野原からの復興になってしまう。
この状況設定、イギリスの歴史の凄さだったな。

ちゃんと序盤の戦域が遠い頃はスパイだなんだと無関係の亡命者を収容所送りとか兵役拒否者を社会的にリンチにしたり征服されるから死にたくないと降伏だとかの混乱したネタをやりつつ、中盤になってくるとむしろ戦時が日常になってしまい空襲が日常になるので統制社会になっていくのだが、そこでも金持ちが田舎に逃げてるとか食い物優遇に配給格差、盗み、搾取といざこざも起きる。
その中でもやはり軍事関係のネタは戦時ならではで、実は不倫とか盗みとかして殺人あるいは証拠隠滅に死ねと命じるなどをやったけど、自分は国益に適う人材だから、これから戦場だから、新兵器を作るから、見逃せ、許せ。
それをフォイルが時に逮捕まで持って行くが、厳しい内容では国益優先で口を噤む羽目になる。
戦時中の胸糞悪い味方の話を延々やっていたのも好感だったな。もちろん軍が腐敗しているとかよりも戦時を利用しての社会全体に及んでいたことも日本では軍が悪かったの一点張りじゃないイギリスの平等さを発揮して軍も企業も政府も警察も個人でさえも戦時になれば、窮状と社会全体の切迫を利用するという社会の悪徳を描いており、非常に見応えがあった。

ここからどうなっていくのか。復員者の犯罪や戦時中の犯罪の追求など、戦時では出来ないことが、あるいは平時だから出来なくなることも描いてくれるのかな。
戦勝国で無茶してきた連中が訴追されない、勝利したからこそ弊害とかもありそうだけど。

いやあ、正直もっともっと突っ込んで欲しかったから物足りない。しかし戦時中の空気自体は感じさせて、なかなか力作でした。 

銃声とダイヤモンド エピソード2 さらば船乗り

ニューヨークでの交渉人の先輩グレンからの依頼で日本のヤクザが2000丁の銃を調達。
抗争は手打ちになったのだが、それでいらなくなった銃が売られ始めていると。
この情報から組織犯罪対策課で相棒の神崎の元上司の伝手で組長の舎弟でフロント企業の社長を使って暴力団に接触を図るのだが、向こうから警察と契約している交渉人という立場から若頭との交渉役に雇われる。
というのも抗争の手打ちで浮いた銃を若頭が勝手に盗んで売り出しており、和睦に不満を持っての独自行動か、抗争再発かと捕まえるために若頭の内縁の妻を捕まえると組長の娘を人質に取られ、交換交渉が必要に。
この間にも銃を管理する金庫番で若頭の内縁の妻の恋人が殺されているのが発覚したりしながら交換交渉を詰めていくのだが、交換の場所が決まると組長と交換、浮気してる女なんかいらないと言い出して、組長も娘のために応じると言い出すのだが、若頭が組長の命を狙うなら離脱する前にもできたし不可解であると。
そうして交換が成立するのだが、当然、両陣営は撃ちあいを準備して警察は逮捕しようとして、結局数名の若頭派を逮捕するのだが、事情聴取で実は舎弟派、若頭派の権力抗争が発生していて舎弟派と若頭派の抗争であると言い出す。
組長がいなくなり、組長の舎弟も若頭を追うために姿を消して、鬼塚も任務終了で暴力団での情報収集が出来なくなる中、若頭の内縁の妻が自殺。彼女と交換交渉の際に給水塔に銃を隠していたという情報から捜索に乗りだすと組長の舎弟の死体を発見。
銃もないことから解放された組長の娘に話を聞くとまったくどこに監禁されたかもわからないと言い出し、その母親にも話を聞くと全部狂言で組長の部下が反乱するわけもなく、娘だって組の連中は全員生まれた時から知っていて人質にもならないぐらい親しいと。
電話での雑音記録から海、船を持っている構成員の情報からクルーザーがアジトだと突き止める。
しかし現場に急行して無関係の人質を神崎や新任の野村と交換で解放させて、船があるなら台湾沖まで海自の船で護衛させるからと交渉をまとめ、補給地点でSITの奇襲で逮捕する算段になるのだが、そこに探偵の中川から見張ってる武器商人の集まる美術館に組長が来ていたという情報から、実は全ては2000丁の銃の処分で儲けるため、後継者派閥に介入した組長の舎弟を排除するための組長と若頭での狂言だったと。
フロント企業を持っていて銃の調達まで行っている武器商人だからこそ組内では処分できず、仕組んで処分した。
あの交換交渉も組長の舎弟を殺すための陽動であったと。
だが、実行犯は誰だ。
それを鬼塚は警察の動きが若頭に漏れていることからゼロ課の誰か、野村だと。
一緒に人質になった神崎を人質にして実は組長の舎弟に妹を殺されて、銃がバラまかれ組関連の事件に辿り着くはずだと追う部署に入り込んで、鬼塚を交渉人に推薦、陽動作戦中に始末して行ったのだと。
若頭と組んだのも利害の一致があったから。
それだけの動機で、鬼塚は交渉で死刑も覚悟しているから自殺も覚悟する野村にそれでも生きるのだと説得してなんとか投降させようとするが、まだ残っていた若頭の部下は内縁の妻やその恋人という近しい人まで殺していた復讐に射殺する。
組長は銃をダイヤモンドに替えて黒幕だと逮捕されるが無関係を装う。

完全に大泉洋的なキャラデザの人の良い新入りキャラの野村が裏切り者で殺人の犯人で死ぬという意表を突く展開に。
癒し枠、後輩枠かと思ったら、最後にあいつですで仰天。ちゃんと弟子入りも妹の件があってと伏線があるんだけど、気にしない範囲に留めて見事。

今回もグレンの依頼で武器商人調査がありつつ、暴力団がゴタゴタしてるからそっちも調査で、これによってなんで毎回みんな銃をこんなにも持ってるんだも回収してくる見事さで。暴力団が売りまくっていたからでコピー製品が売れるなんて日本ぐらいというのもなるほどで。
そこからちゃんと暴力団対策課を通して暴力団と接触したら、若頭が反乱中で交換交渉をまとめてくれで。
ここからの2転3転も見事で。
武闘派が和睦に不満で飛び出したと思ったら、仕掛けるわけでもないからちがう。交換交渉も途中で内縁の妻なんかいらないから組長と交換で、組長の命狙って組の乗っ取りでもやるのかと思ったら、そもそも若頭で後継者だったし命狙うなら最側近だからいつでも出来てこんな騒動起こさなくてもできて意味不明。
そこから逮捕者の尋問から舎弟派と若頭派の抗争があるので舎弟が黒幕かと思っていたら、死体で見つかり、用済みの内縁の妻も死んでいて、どういうことだと思っていたら、娘が嘘を言ってるぞ、船に監禁されたら場所がわからなくても揺れぐらいわかるだろ。
組長に歯向かえるような奴等じゃない、全部狂言という母親の証言。
そして人質になってるはずの組長が自由に出歩いている。
この訳が分らない状況から全部組んでいたのだと。
交換交渉も陽動。
ただ誰が下手人なのかわからない。暴力団員は複数いる。
しかし警察の動きが筒抜け。このことから野村かよで。

現在進行系で対処するため、最初の時点では何がどうなってるのかわからないで。
犬用のロボットが陽動になるのも見事だった。ちゃんとギャグシーンかと思ったら意味がある。
ちゃんと聞き取り情報で若頭が裏切るような奴じゃないとかも本当にそのまんまだったり、車でぶつかった狂犬が実は汚れ役のヒットマンで神崎の犬の処分とかしているし野村の妹の処分もやった極悪な奴とかで、さらっと出る情報でね。
ほかにも若頭派も何人もいるのに性格がちゃん肉付けされて、頭脳、武闘と双璧の手下がいるとか最初に死んでる金庫番や内縁の妻に世話になった人がいて最後に野村を撃つとか繋がってるんだよね。
実は組の後継者抗争でゴタゴタだから懲役食らってる間になんとかなってくれよでノータッチになって一安心の人もいるとかで。

警察側でも警視正が無能として出つつも、課長の人格者ぶりやプロファイラーの知識人ぶり、神崎の愛され感、そして野村が1話から出てるからこその犯人の驚愕。
SITの狙撃班コンビとの連携が毎回連絡することで、今回大活躍したけど、活躍しないことが正しくて、しかし素晴らしい実力の持ち主としての安心感もあって、上手くキャラが立っていたな。
組織対策の神崎の元上司の体育会系の強面だが人情味のある感じとか。
グレンの見抜いてくる上位キャラぶりや怖さ、メインストーリーを進める役割やその知り合いだという変な大学生も出てきて、リアル系でもちゃんと変な奴としてキャラを立たせて見事だったな。
1話の探偵中川が鬼塚に雇われ美術館を監視でメインにガッツリ絡むとはね。24時間監視のために不動産屋で部屋借りるから高額になるとかも凄く具体的。

Bルートで全部狂言だったと部下が証言するが、Aルートではほぼ全容解明しつつも組長が黒幕かはちょっと微妙になって、全体像も相変わらず見事。若頭が殺されても格落ちしない最後も見事。
国際的武器商人を追うメインルートがあるから武器商人に武器売却というのも成立。
銃声とダイヤモンドね。

2話までやると交渉戦の相手次第さがよりわかってきて、台詞を遮るなとか追い込まれてるから興味引いたら食いつくぞで事前の情報収集やプロファイリングが役に立つのもね。

船上で終わる。さらば船乗り。死体が海に落ちるのは悲しかった。 

銃声とダイヤモンド エピソード1 二人の世界

交渉担当専門部署であるゼロ課の鬼塚は人手不足の生活課からストーカー事件調査を依頼される。
姉がストーカー被害に遭っているという弟からの被害届だったのだが、いざ姉に会うと過労で入院しているだけでストーカーは妄想で弟は統合失調症だと。結婚相談所で会った人物がストーカーになったというのも姉を渡したくはないという思いの現われであると。
しかし鬼塚は弟の話を信じて、結婚相談所や弟が頼りにしている姉の元彼吉岡を訪ねるが、どちらも事件かどうかも不明なのに協力できない。吉岡に至ってはもう別れたしストーカーも探偵に調べさせてなかったと立証されたと。
ここで鬼塚は相談所の所長が前科ありだと掴み、別に通報しないから情報を寄越せと姉の見合い相手本間の情報を得るが本間はストーカーどころか姉に結婚詐欺に引っ掛かったと言い出して関わりたくない、婚約したら別の女が誘惑してそれに応じたら浮気したと。その女は結婚相談所に出入りしていたと。
慰謝料を500万取られて困ったと言い出し訴えようにも証拠もないと。だが、姉に確認すると慰謝料は50万だし薬物依存症だったから別れたと。
鬼塚は本間が嘘を言っているのか、姉が嘘を言っているのか、それと弟のストーカー話はまったく一致しない。
どういうことだ、誰が正しいのかと思っていると弟が姉の家の前で放火して逮捕される。
鬼塚はストーカーの証拠を作っただけで放火の意図はないと見るが、周囲は妄想で彼自身がストーカーだったのではと。
それを姉に報告して一緒に捕まった弟に会おうとすると姉は吉岡に拉致されて外車ディーラーに突入して人質立て篭もり事件に発展。
吉岡がストーカーかと身構えつつ、弟から実は吉岡とストーカーを調査して姉が結婚詐欺グループの一員だと掴んだが、所長にエリート会員を作る人脈はない、そこで関係者を一年がかりで調べるとこの外車ディーラーの所長こそが黒幕だったと判明。
心中自殺をしようとしていると。
鬼塚は本間から結婚詐欺かもと調査した探偵を紹介してもらい、ここに誘惑した女がいることも確認してその推理が確定したと。
交渉によって吉岡を心中するなと説得して信頼関係を作って武装解除させて投降させる。

かまいたちの夜や街の監督として名高い麻野一哉監修作品。
とにかく物語展開が二転三転させる展開が見事で、発端の弟がストーカー被害届を出したら、当の姉は妄想だと言い出して、なんだよ嘘かと思いつつ、本当に嘘かどうか裏取りしたら、結婚相談所が怪しい、紹介相手がストーカーかもと思ったら結婚詐欺に遭ったって言ってるけどと姉に聞いたら薬物中毒だから別れただけで、弟も小火を出してストーカーの自作自演してるかもと。

これによってどれのなにが本当なんだというそれなりの筋の通った説明が出来て、この時点ではストーカーは弟の妄想かも知れないし、結婚詐欺だって言いがかりの妄想かも知れない。
だけど弟は姉が結婚詐欺やってるからやめて欲しくてストーカー被害だと警察に調べさせようとしたなと聞いたら、本当にストーカーがいると言い出して、最後に実はストーカーは姉を探る吉岡と弟だった。二人で姉の犯罪を暴いていたが好きだし家族だから告発できずで、間接圧力、あるいは黒幕探しで動いていたに過ぎない。

最後は吉岡が暴走する形になり、普通エンドだと吉岡が殺されて、黒幕のディーラーが小遣い稼ぎとか浮気相手が婚約者は愛していたいう話になって多少の背景がわかる。
トゥルーだと姉弟や吉岡中心、ノーマルだと黒幕やもう一人の結婚詐欺の誘惑女などの事情が説明されて両方見るべきでAとBで無駄にならないのも見事。

この状況混迷の中での推理であり交渉で、ストーカーと結婚詐欺は無関係かも知れず、同時進行系かもと疑うことも出来るしで、真相が確定しない状況で、吉岡が姉を拉致したら、あいつがストーカーだった?となるのだけど、付き合っていたし、付き合ってる頃からストーカーがって弟は言い出していて、車屋に突っ込んだのも、事故?いや、ブレーキ痕がないし、目的地か。
探偵の中川に従業員が浮気相手の女だと証言してもらうことで、ああ、あそこの外車売ってるからエリートだとわかってると所長に情報流してるのはこいつねと店長が最初に殴られているからで。
なるほどと推理する。

状況が現在進行形でなにがどうなってるのかわからないからこそ、相手の思惑を読むことの重要性が光る。
人質事件開始直後は、吉岡がストーカーだったのかと思いかねない勢いだったし、なんで立て篭もり事件なんか起こしたのかもわからない。
だけど、交渉の要求と背後関係を推理していくと、黒幕共々と心中ねと。
そうさせないために信頼関係作ることも必要で。

ここで余白というか面白いのが、弟は最初から全部知っていたのに話せなかった。それは姉を愛していたからだし告発の罪を背負えなかったわけで、姉だって結婚詐欺やってるけど弟のことを愛していた。
吉岡は暴走するけど、どうにかしたかったと思っての行動だったし、誘惑女だっていろいろと美人局してきたのに婚約者だけは愛していた。
本間なんか誘惑女の情報で結婚詐欺食らったのに麻薬盗みに来るぐらい中毒者だったりして、店長はヤクザの薬を扱ってるから捕まりたくないと思っていたし、所長だってあっさり逃げてるなどして、金銭的な動機でしょうもないのだけど、意外とキャラ付けはしっかりしていて、全部真っ黒な人もいれば小者だったり犯罪しながらでも愛情があって全部こいつが悪いけど、それ以外の側面では姉の人間味とか感じさせて見事でね。
 
とにかくサウンドノベル的な読み進めであり、展開が小説、ドラマで、移動時間とか無駄なエピソードだとバッサリ切って、いきなり到着したりとかが描いているので無駄がなくてテンポが良いし、ボイスがないこともリアル系のキャラデザも相まって好印象に働く。
その分、取っ付き難いという部分はあるだろうな。売れなかったようだし。

とはいえ交渉戦は素晴らしく引き込まれて、あくまでも納得させて応じさせることが目的なので、嘘も方便で多用するし、駆け引きが時にギャグのような強引なものまで駆使されることで、エンタメとして素晴らしく光っていた。
嘘を言う、約束を守らない、などの信頼関係の破綻は即バッドだし、人質解放を要求し続けるとこうなるとか交渉相手にあわせなくてはならない部分もあって。

うーん、ミステリーとしても非常に出来が良いし、プロローグなんかいきなり薬物で刑事だと思っているコンビニ立て篭もり犯を説得するという現場からスタートで、交渉戦の押し引きの面白さもある見事な導入だし、薬物中毒であろうと真相、話の通じる相手として描いているのも良かったし、キャラだって大人ばかりだからこそ硬派で良いしさ。

導入だっていきなりコンビニ立て篭もり犯と話を合わせて取り押さえるのではなく、銃を持ってるから投降させるなど、空気も出来てるし、交渉準備室は基本暇で組織も出来てないので自由も効く宙ぶらりんさで、ちょっと忙しいからやってくれないかで動いており、偶然遭遇とかじゃない仕事モノさも出来てる。

サブタイトルの回収も見事だったな。二人の世界ってなんだと思ったら、両親が死ぬ時のことであり、姉弟のことでもあって。 

スパイ大作戦 列車偽装作戦

民主主義国家に尽力して来た総理が余命僅か。腹心の後継者は共産主義革命は阻止しているが独裁政権樹立を目指しており、腹心排除をIMFは計画。
総理の病気が治るという工作を仲間の医者にさせて列車の旅へ。その列車を切り離してスクリーン搭載の倉庫に入れて動いてるように震動させて、窓から見たら走ってるように思わせる。
そして脱線事故を起こしたと思わせて、気絶させて、総理は死んだと思わせて、死んだのなら俺が独裁者だと動きだす様子を見せて総理に処断させ、民主主義の芽を摘まずに済んだと。

総理の死を喜ぶ独裁者を目指していた副総理だけど、作中では別に悪いことは、少なくても総理にはしてないわけで。
気付いたら列車事故で死んでる、やったー、だけだったよね。まあ上手く騙していたのをバラすためだけど。

このスクリーンで騙しているのが、どう考えてもわかるだろうというべき稚拙なものなんだけど、60から70年代に思い付きもしない、できるかも知れないように描いてるのはさすがで。列車を揺らす装置とか画面を加速させてブレーキ故障に説得力をもたせているなど、またチームも今回大勢で、ウィリーが切り替え、ローランが内部警備とかしつつ、バーニーとそのほかが倉庫でいろいろやってるからさ。

 

スパイ大作戦 人身売買の闇を葬れ

奴隷制度がまだ残る中東の小国で、フェルプスが自分の妻を売ると言って奴隷商人の現場担当を難癖で殺害して代わりに取り入るのだが、その売る妻というのがシナモンではあるが、いざ売る状況になると王弟の妻を誘拐してローランのメイクでシナモンっぽい容姿にして競りにだされる。
ローランは王弟に近付き売りにだされるという情報を流して競りの現場を抑えさせ、妻は国王に売られるところだったと証言することで、国王は弟の妻まで売るのかと射殺される。

60年代でもまだ奴隷制度があったのか。そう思わせる時代性を感じるし、国王がその元締めで。
2話もかけており、ローランの王弟との接触、フェルプスのシナモンを売ると奴隷商人に接触、潜入して牢屋の作りとかを写真に撮って脱出するバーニー。
そして王弟の妻を拉致して、シナモンを売ると思わせて、いざとなれば入れ替えてで。

相変わらずチーム戦が動いており、嵌めて行く展開は見事であるし、奴隷の悲惨さを全面に押し出している展開は重厚だった。

まあ、ラストに事情を話して奴隷制度廃止のためならもう一度やってもいいと言い出していることに、全部事情説明しちゃったのかと。
 

スパイ大作戦 黒の壊滅命令

犯罪シンジケートを壊滅させろ。
フェルプスが上院の調査員として選定されたことでシンジケートのアジトの強制捜査にやってくるが買収された判事に停止命令を受けてシンジケートのアジトを出て行くことに。しかしそれは織り込み済みで盗聴器を仕掛ける。
そこで仲間の一人が横領が見つかって生き埋めにされるという情報をキャッチして生き埋め現場に潜んで救出。
そしてその男からボスの仕草をローランに教え、その男を殺した容疑でボスを捕まえると警察役でフェルプスと同行していたバーニーがわざとミスって逃げそうにさせて仲間を呼ばせるが、そこにボスに変装したローランと入れ替わる。
そこでバーニーは射殺されたことにして、シンジケートは警官殺しはまずいと。
ならば整形だとシナモンが整形するという形でローランに戻す。
だが、ローラン演じるボスは邪魔なフェルプスを殺せと命じてシンジケートの内部情報を得ると共に独走して幹部たちから独走が目立つと粛清されることに。
フェルプスは自動車爆弾で死んだことにされるが、背中だけの作りものを用意してマンホールから脱出していた。
逃げるローランはエレベーターでローランに整形したボスと入れ替わり、ボスは訳も分らず殺され、ヒットマンも警察に撃たれ、IMFは悠々と去っていく。

シンジケート壊滅作戦。
もうお見事。今回も作戦が素晴らしくて、ただの作戦成功にも関わらず、全部読みきってきただけなのに、そのご都合をアドリブでカバーしており、それが見事に想定外も対処した展開にしてくれて。
最初の生き埋めの時も2分で窒息するのにタバコ吹かすから、石を投げ気を逸らして、酸素と人工呼吸だと大慌てになるとかも見事な緊張感だし、そいつに協力させ死体役をさせてボスを追い詰めるのも見事。
しかもわざわざ逃げそうにさせてから入れ替わる作戦も見事でね。バーニーを殺害することで顔を変える必然に持って行く。
この時のローランが変装から素顔になって整形だとするアイデアは本当に見事だけど、さらにここで顔を変えたことを知るシナモンを殺せという当然のギャングの行為をやめとけと止めるし、フェルプス暗殺の合間に金庫から情報を抜き取るのだが、ちゃんと整形の美顔装置のカバンに金庫開けの装備を入れている準備の良さと金庫開けたら絵で隠れなくなったというところに部下がやってくるピンチを美顔機使用中で、なんだよと不機嫌面でドアから顔を出してることで機嫌を損ねたくないから部屋に進入させない見事さで。
フェルプスも殺害をローランが命じるからちゃんと抜けられるように車の下に穴が空いてマンホールの上に停車して、背中だけの作り物を用意して爆死に見せかけるなんて手が混んでいて、単純なネタなのにさ。
最後もエレベーターに逃げ込めなければローランが死んでいた大ピンチで。
それをギリギリエレベーターに逃げ込み、隣のエレベーターから入れ替わるというネタの見事さよ。
ボスの意味不明状況でいきなり殺されて、脱出だで。

ちゃんと内部情報も盗んでるからね。
今回は充実だったな。 

スパイ大作戦 焦土作戦

写真家の敵スパイがペストを持ち込んだので対処しろ。
ということでシナモンがモデルだから写真家に撮られることで接触。
しかも女流科学者という設定で仕事現場に来て、対ペスト菌の研究しているぞとわざと情報を漏らして注目させ、情報局がどこまで掴んだか拘束されることで吐くことに。
先制核攻撃の準備中という声に向こうも先制だと。その情報を入手するとフェルプスとシナモンを射殺。
そこにローランたちがスパイ容疑だと逮捕にやってきてペスト確保に向かうが、ウィリーが射殺されてローランは拘束。
そのままシェルターに隠れることに。
そして核攻撃の衝撃波が発生。しかし潜望鏡で見た光景はジオラマであり、事前に潜入して銃弾を全てペイント弾に摩り替えていたことで全員無事であり、暗号解読表をローランが入手して逮捕に至る。

世紀末トリック。
スパイを嵌めるトリックがシェルターを囲うジオラマを使うというネタの面白さだよな。しかもオチがペスト云々ではなく暗号表を入手することで古典的だったな。
事前準備で相手の所在がわかってるから弾薬のすり替えができるわけで。
敵が容赦なく射殺するからこそこの事前準備が光る。

シナモンのモデルとしての面目躍如から化学式がペスト対策になってるぞの上手さで、興味を引くのがさすがでね。
そしてローランがギリギリ拘束されることでペスト云々ではなく暗号表奪うのもいいオチ。
ジオラマとか滑稽だけどあの爆破からのオチはなかなかだし。
父が嵌められたのはアメリカか敵国か親友かというのも上手く回収していたな。 

イン・ザ・ヒーロー

ベテランスタント俳優の主人公は特撮ヒーローのスーツアクターとして名高いのだが、顔出しの仕事もきたと思えば若手アイドル俳優に仕事を取られ、そのアイドル俳優がハリウッドのアクション映画のオーディションを受けるのでアクションの練習をさせることに。
しかしハリウッド映画に出ようとしているのに子供向けのアクションなんてと馬鹿にしていたら、実際やってみるとまったくできず、真剣に弟子入りしてオーディションに合格。
だが、忍者アクションでCGなし、ワイヤーなしのアクションにアクション俳優が逃亡。
このままでは忍者アクションシーンがなくなる。
ここで白羽の矢が立つのはベテランスタント俳優だった。
スタントマンだってハリウッドに出られる。そのために出演して危険なアクションを怪我しながら見事成功する。

最後に結局ワイヤーでの動きやCGで炎に巻かれていて、長尺のアクションシーンの長さにダレダレになってしまって、無茶苦茶なことを本気でやるからこその覚悟と盛り上がりじゃないのかと思って、微妙になりつつスタッフロールのちゃんとしたスタントマンやスタントシーンのほうが一番良かったよなと思ってしまい、結局こんな映画はダメなんだろうなと思ってしまう。

そもそもスタントマンが顔出ししたいのか。まあ唐沢寿明が下積み時代やっていたそうでリアリティはあると思うけど。
またスーツアクターの演技にしても一応仮面ライダーや戦隊ヒーローでスーツアクターの人の妙技を、電王の頃なんか人気凄くて、ゴツイ人から素早い人、トリッキーな人を演者の演技と合わせる演技で魅せていたから、そういう演技の仕方も変わる。戦隊ヒーローだってこの人のスーツだからこういう動きをするんだってやっていたから、そういうので来て欲しかったな。
単純なアクションだけじゃない、俳優と合わせた演技をするとか無茶苦茶派手で高速な殺陣が出来るのも全部わかってるから回避が出来るとか、練習シーンでもやってるけど、ダイジェストで流してるのみで具体的な手順の説明がないので、深さがないんだよね。
アイドル俳優が殺陣をキチンと成功させるのを入念に描いてくれないとさ。オーディションだって普通に戦えてましたのみでさ。

裏方がいるからメインが輝くのであって、スポットライト当ててもらってる。
そういうのもないから納得も薄くて。やられるのはこういう戦闘でタイミングも練習してるから斬りまくりが成功するのであって。
小道具とかも一瞬、いるだけだから、一応やってますよという雑な扱いにしか感じない。
最後の忍者バトルだって松方弘樹が出て来てくれるし、チームのみんながやってきて、殺陣はさすがだったけど、こう、事前の練習とかで入念な打ち合わせしないのか?これまでの裏方やサブキャラたち総出演の殺陣アイデアを満載でやってみせる総力戦とかでさ。
それをやり込んで危険も承知だからこそ入念な準備で炎が何秒ももたないから一発勝負とかじゃないのか。
顔出しの演技がしたいとかあっても、あのスーツでの激戦は俺がやってる。みんながあの俳優が格好良いと思ってるのは俺だという自負とかないのかね。

ベテランの活躍で締めたけど、若手の活躍がわからず、なんとも中途半端で。
あんなハリウッド映画、受けると思えないという無茶苦茶なバトルだったしさ。

普通に戦隊モノで1年演技出来ることになった演技素人のアイドル俳優が子供の時の戦隊ヒーローとか滑稽で馬鹿らしいと軽んじていたら、今はシリアスだったり子供やお母さんに大人気になっているとかで、俳優の足掛かりになると思ったり、それすら演技出来ない自分の未熟さとか、顔も出ないスーツの人たちが演技ってなんだよって思っていたら、スーツの状態で絡むシーンがあって、同じ動きしてるぞと思ったり、子供たちが本当にスーツに俳優が入ってると思ったら最高だから演技してるで。
ハリウッドの話がまったくリアリティもないと思うので、出来る範囲のことを描写して欲しくてさ。手を広げ過ぎというか。
手に余ったからしょうもないことになったというか。
ハリウッドの全部CGをCGだと思わせないとかでやっぱ日本のアクションは比べるとそうでもないぜでも良かったのに。

裏方ものとしてはどうしようもなかったな。
CGとかワイヤーもあって良いし、それをあってもないように演技するとかワイヤーを上手くやれるからスタントなわけで、それで映画になったシーンが素晴らしかったら成立したのにさ。撮影の時点で嘘やってるからさ。興醒めしてしまう。 

ひだまりスケッチ×ハニカム 10話

ゆの2年の12月2日、15日。
雪合戦と智香来襲。

ちゃんと試験や受験の時期だから勉強とかのネタをやりつつで、普通に卒業ネタをやる見事さよ。
こういう進路に行くんだと、実は3年生は結構悩んでるのだけど、後輩にはさらっと終わってるように思えて凄く格好良く思えるのも良いよね。それを応援する後輩を可愛く思うのも良いよね。
非常に等身大で可愛くほっこりしたエピソード。
毎日毎話が素晴らしい、それしか言えないね。
 
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