名探偵モンク7 16話 その取り壊し待った!

トゥルーディの死んだパーキングビルが取り壊されることになり、モンクは大反対。これに同情した市議が再投票で反対票を入れると言い出すのだが、その再投票前に市議は失踪。
モンクは大慌てで探すのだが、恋人との愛の巣や妊娠していたことがわかりつつも見つからないし時間もない。ならば秘書を代理人に出来る規則があるので秘書に反対票を投じてくれと頼み込み、見事反対。
その会議の休憩中に、市議の死体が発見されて、モンクは犯人は番記者の男が愛人で犯人だと。
証拠は凶器のネクタイがオーダーメイドだからだが、動機は妊娠したと思わせて結婚しようとしたから。
検死の結果、妊娠してないのに番記者は酒を飲めないと言っていた。
それを知っていたのは個人的関係があったから。
そうして逮捕されるのだが、秘書は妊娠していたから雇われたに過ぎず、使えない大アホで大馬鹿だと酷評したことで会議中だから賛成に転向して再度採決だと公園に決定。
トルゥーディ・モンク公園という名前で手打ちに。

妻の死亡現場保全にごねるモンクが市議が失踪したので投票工作を行うも推理で大逆転大敗北。

探偵なのに失踪や殺人無視して投票工作に奔走して、ちょっとうんざり。
まあちゃんと調査して、失踪したので自宅調査して、妊娠していた、なんであの記者知ってるんだ、あのネクタイは凶器と同じメーカーで。

すっかり普通になっちゃったな。

いよいよ次が最終シーズン。ちゃんと吹き替えで最後まで放送してくれたのは本当にお見事だな。よく途中で消えるからさ。勢いを失うとすぐだからさ。 

境界のRINNE2 7話

成仏実習に焦る翔真は魔狭人の姦計で悪霊製造機を悪霊センサーだと言われて取り付けて普通の霊を悪霊化して狩りまくってしまう。
これは重大な違反行為で、監督者のりんねに罰金が行く。
これではやばいと魔狭人を撃破して告発するなと隠蔽、悪霊も回収して成仏実習もクリア。
翔真も裁きの輪を使うりんねをようやく使えない貧乏人だと思っていたが尊敬するのだが、悪霊たちは普通の天国に行くのに悪霊にされて地獄に行かされそうになったと激怒して翔真に説教を3日する。

焦る翔真に魔狭人の姦計が迫り、それをりんねが力技で解決するからこその優秀さ。
功を焦る翔真がりんねを貧乏人だと見下しているからこそ、金でコロッと魔狭人に行っちゃうのもわかるし、今まで上手く行かなかったからこそ、悪霊が集まって余裕だという調子乗りも説得力あるな。
そして王道の魔狭人が騙していたと告げて、騙しやがってと反抗心を見せつて反撃しつつも敵わず、逃げても良いぜ、違法行為で地獄に落とされる霊がいると罪を突きつけて、どうにも出来ず逃げ去る惨めさを誘発して心を折る見事さ。
それをりんねがさらっと撃破することで、りんねが凄いになる上手さ。前回気絶で見てなかったしね。

これもりんねが必死になるのは罰金払いたくないという動機もあるのも上手いところで。あんなクソガキにどうなっても良いぜ感があるが、金が絡むから人は動く。
一方でこれまた上手いのが、悪霊にされた霊たちが説教かますこと。
これも事前にりんねがやられてるからこそ愚痴を聞くのも仕事だから理不尽に描いていないし、ちゃんと翔真への罰として機能して上手いなと。 
悪魔に騙されたという教訓も痛いけど、やったことに対する謝罪という教訓も上手い。 

手堅いな。 

境界のRINNE2 6話

死神小学校の成仏実習で悪ガキの翔真がやってくるのだが、りんねのところでホームステイしても貧乏で食い物も少なく死神術も盗めないと大反発。
きっと道具が良いからだと鎌を盗んで悪霊退治で一発合格を狙う。
そんな時、ワニ女の霊を発見するのだが、それは死んだワニが飼い主を探していたからで、別に悪霊でもなく、また手順を踏んで小さくしてから見えるようにしたら飼い主と接触して成仏出来たのに、さっさと成仏させたいと巨大化したまま見えるようにしたので飼い主に拒否されて悪霊化。それも撃破できず、話を聞いて成仏させようにも、話が長いと聞き流してますます怒らせる。
しかし桜から話を聞いた飼い主は巨大ワニの悪霊をペットだと認めて、成仏させる。
だが、翔真は飼い主が成仏させたとしてポイントゼロ。

相変わらず元気で生意気なガキンチョやらせたら上手い三瓶由布子が好演していると思ったら、ワニが花澤香菜で、また飼い主も能登麻美子で凄い存在感に圧倒されてしまう。
別段特別なこともないのに、ワニの声が元々手乗り程度のミニワニだったこともあり、ワニ女だ、巨大ワニなのに、声が可愛いぜで、存在感を出せちゃって。
飼い主だって、いきなり大きくて怖いと逃げ出す当然の反応と桜の仲介で成仏させに来ることで、完全に主役だったからさ。

今回、翔真が使えず、物事をこじらせるからだけど、メインの飼い主とワニが主役で、りんねたちは脇キャラになっていたな。

でもまた手堅くてね。
ちゃんと語りだしたとか買っちゃいけないとか突っ込んでギャグにしつつも飼い主は実はとペットとの経緯を語り、ワニも実はと逃げて死んだ経緯を語ることでわからないこともないし、お互いを求める気持ちを描くので、会えただけで成仏も納得で。

一番働いたのは、実はこうなんですよと説明した桜なんだけど、翔真の使えなさをちゃんと未熟として描くことでりんねの上位性が際立っていくのも弟子とか後輩キャラ登場でお見事だったな。 
具体的に翔真の不手際をちゃんと霊気の増大で巨大化してるから小さくしないとそりゃ受け入れられない、話を聞く集中力がないで、短絡的で短気じゃないからという人間力の違いで見せており、実にお見事だったな。
次回に続くことでちゃんと成長も描けそうだし。

良いね。相変わらず。 

ブラックリスト 20話 キングメーカー

チェコのレットの協力議員がスキャンダルを仕掛けられて失職。この状況に政治家を自由自在にする犯罪者キングメーカーの動きがあり、次の仕事はアメリカであると掴んだことで、リズに情報を漏らして捕まえろと。
この動きに今日ニューヨークに来た客で身元不明だった一人だと見つけ出す。
キングメーカーは下院議員に事故を起こすと打ち合わせして、妻が事故死する状況を作り出し、政治家絡みの事件が起きたことから調べると妻の死で世論は同情しており、金の流れから殺人の共謀罪が成立するが、なぜ妻殺しを頼んだのかと思うと、事故相手もキングメイカーの指示で動いており通信記録からホテルが判明して上院議員を狙うことが判明。
上院議員が死亡すれば即時選挙が行われて立候補すれば下院議員が当選確実だと。
捕縛予定のキングメーカーをリズたちは抵抗が激しかったので射殺してしまい、レットは誰が黒幕だと知りたかったのにと。

リズはトムの資料にあったのは養父が死んだ日にレットも病院に行っていたことから殺したんだと問い詰めて、病気が酷いから死なせた、弱って真相を言おうとしたからだと。
これにリズは激怒して、家も荒れたままで、レスラーにはトムと喧嘩して失踪したということで泊めてもらう。

レットは自分への攻撃にフィンチに接触して、自分が攻撃されているから援護しろと申し入れるが、レットがやられたら情報が明るみに出るが敵がこっちの情報まで知ってるとは思えないと静観を決めて、共闘しないということは対立するだけだと決別。キングメイカーから黒幕も調べられず、攻撃者が誰だか分からない。


キングメイカーの本名はキングらしいがこれも本名かな。
スキャンダルとか事故とかに遭わせて政治家を左右するコンサルタントぶりは、かなり強敵になれたよな。まあ依頼で動いてるようだけど、愛妻家なので事故死したら悲劇の男になって支持率は同情で盛り上がるし上院議員に鞍替えも出来る。まあ作劇上、直後で死んだばっかりで出馬するのになっちゃうけど。
このチェコの議員が睡眠薬を食らわされて同性愛サービスの絞殺死体と寝ていたなんてスキャンダルどころじゃないからさ。仕掛けまくりってことだよね。
運良くホテルで襲撃資料を見つかったからギリギリ現場に行けたけど、普通は傍受も無理だよね。

でも相変わらずリズの無能さがね。普通に弱いというのが、この人、プロファイラーなのもあるけど、レットの子供じゃないと関わってないよね。

そのリズもトムの資料が養父殺したぞということでレットと絶縁して、トムもレットも駄目でレスラーに行くしかない不安定ぶりで急にレスラーは良い奴で事情も知ってるけどさ。こうなってしかるべきであるが。
でも前回はトムの資料で翻意させるぐらいの資料はなにかでちゃんと養父殺しが繋がってくるのは見事。

で、レットが急に攻撃されてるからとフィンチに会いだして、救援要請するという状況に組織は多数決で静観。
中国代表とかいるらしく国際組織で、レットはその下部組織というか元メンバーとかそういうので動いてるようで、助けないということは死んで出る情報もなんとかするというのならいつかお前らとも決着つけるからなと。
今回が手切れだと宣言。

ベルリンが敵らしいが、フィンチのいる同盟も、敵対してないが潜在的には敵で、ベルリンを潰したら対決する。 

名探偵ポワロ 猟人荘の怪事件

ヘイスティングスは友人のロジャーに誘われて猟に参加して、その獲物目当てに同行したポワロは寒い中で待っていたことで風邪を引いて、楽しみにしていた採れたての赤雷鳥が食べられないと近くのホテルで不貞寝。
しかし猟の主催者であるハリントン・ペースが深夜に訪れてきたひげの男に射殺されたのだと。
しかも事件当日は被害者以外は所用でロンドンに行ったロジャーの妻ゾイと臨時雇いの家政婦のミドルトン夫人しかおらず、ほかの猟の参加者も帰宅しており、そのミドルトンが実質犯人会った唯一の人物で、ゾイはチラリと見た程度だった。そしてミドルトンは通報してやってきた警察に事情を説明した翌日には姿を消しており、捜査に来たジャップはすぐさま犯人との共謀か犯人の変装を見抜いて殺されたのどっちかだと。
それというのもハリントンは仲間を騙して金を巻き上げて戦争で儲けてその功績を自慢する傲慢な性格で、腹違いの弟だからと狩猟場の管理人として使用人扱いでメイドと結婚するから家を買う費用も貸さない、甥のアーチーには遺産を残すと言って土地の管理をさせて、同じく甥のロジャーにも遺産を残すからと言って従わせていた。
ちょうど猟に来たメンバーには動機があるのだ。
ポワロはロジャーがロンドンに行った列車時刻から途中で降りて射殺してから急行に乗れば可能。また鉄道員が自分の自転車が盗まれて、犯人らしいひげの男が盗んだと。
このことからロジャーが変装していたのではと。
一方でアーチーにはアリバイがないものの、殺す価値もないと。
このような状況でロジャーの犯人説が濃厚になるが、そこにミドルトン夫人が発見されて、別人だと。猟のための臨時雇いだと思ったら猟の中止で給料は払うから紹介所に言うなと言われたと。
これで偽ミドルトン夫人が怪しくなり、犯人との共謀説が濃厚に。
またロジャーも妻に借金があるから賭博はやめろと言われてるのに賭博しに行ったからと。
ここで偽ミドルトン夫人の行動を辿ると、どうもハリントンに破滅させられた友人の身内ではないかと思われるが、事件当夜に偽ミドルトンは狩場の管理人のところに鳥を貰いに行く約束だったのに来なかったしだから事件直後に迎えに行ったら事件発生だと飛び出して来た。でも電話は屋敷にもあってゾイが仰天して掛かりきりだったからと言い出していて、ポワロはなるほどと勘付き、管理人から狩猟用の犬を使って埋められた変装道具と自転車を発見したことで犯人がわかったと。
関係者を集めて、偽ミドルトンとロジャーの共謀であったと。
あの夜、ロンドンに行くロジャーと同行した偽ミドルトンはメイドを自宅に送り、管理人のところに行くはずが来ておらず、変装して一緒の列車に乗り、そして自転車を盗んで目撃されて、自転車と変装道具を埋めた。
自転車を埋めたのは見つかれば遠くに行ってないのがバレるからだ。
そしてハリントンを射殺。
しかしゾイは一緒にいて犯人も犯行中も偽ミドルトンと一緒にいたと言い出して、ポワロの推理はでたらめだと。
そもそも消えた偽ミドルトンはどこに行ったと。
それはポワロが狩猟犬に残った偽ミドルトンの服を嗅がせるとゾイにまとわりつく。
ゾイが偽ミドルトンに変装していたのだと。
偽ミドルトンは臨時雇いで親しくせず、メモで指示することが多く、サボって姿を消すことも多かった。あの猟の日も猟を見ていたゾイがサボってるミドルトンを監視しに帰り、疲れて寝ると言ったら入れ替わりでミドルトンが現れた。そして犯行時刻も一緒にいたのに、ミドルトンだけが行動して、ゾイはおらず、ミドルトンが消えてからずっとゾイがいた。当然、消えたミドルトンはゾイの変装だったからだ。
そんなわけがあるか。 
そう反論しても嗅覚の強い猟犬を信じないのかと言われたら、借金だらけのロジャーと妻のゾイの共謀だったなら合理的だと追求すると耐え切れず自供。 
ポワロは事件解決の良い気分で自転車見つけたと鉄道員に渡すと埋められて汚くなってるなと言われて、お礼もなしかと憤り、プロは礼など期待しないとジャップにたしなめられる。

事件の鍵を握る姿を消したメイドは妻の変装だった。
久々に二転三転どんでん返しで非常に楽しかったな。事件発生から犯人を見たメイドが消えて、共謀か犯人に消されたかと思ったら、そのメイドが別人の偽者でやっぱり共謀だ、誰と共謀した、甥か弟か、いや、ロンドンに行った甥と共犯で、でもどこにいるんだ、奥さんの変装だったのです、のオチの見事さには仰天して、思い出すと確かに最初の料理の準備中に寝てて一緒にいなかったと、言われて見ればで、非常に上手いトリックだったし、オチで、奥さんの変装だったというどんでん返しに、唸らされる。

これ、この時代だからこそ身分詐称があり得て、猟のための臨時雇いとして募集されて、先にゾイがハリントンの妻だと言ってお断りしつつ口封じに代金払ったら報告されないので、その紹介所から来ましたと変装したゾイが入り込める。臨時雇いで長くて一ヶ月だし、その間に人付き合いの悪いサボり癖のあるミドルトンのキャラ付けを確立しつつ、ゾイが来たら引っ込んだり出たりを繰り返す。
これも長くて猟の期間で前日からもう一日ぐらいの、まあ二日ぐらいかな。みんなが集まってアリバイも作れたら射殺して終わりで、一人二役は終了。
警察が来てもその訪れた犯人と臨時雇いのメイドが共謀していたで、消えたメイドを追跡できない。
指紋もゾイと同様なので証拠はゼロだし。
だから本来なら逃げ切れた。しかしポワロは推理の結果、犬の嗅覚でゾイがミドルトンだと証明する。犬がなんだと言っても、事前に自転車を掘り出して犬の実力を確定させている。
だからこそ逃げられない。

いやあ、この架空の人物による犯行とするトリックは見事で、この時代だから紹介状を持って来たら、この人の身元は確かになるし、その紹介状に写真があったのかわからないが、偽造すれば良いし、いちいち一ヶ月間の臨時雇いのメイドのことなんて詳しく調べない。
だから、こういう入れ替わった偽りの身分がバレない。
こういう時代だと貴族邸に臨時雇いで、しかも入れ替わって盗みに入るとかありそうだよな。で、連絡が行ったら、あれ、別人だ、で誰だったかわからずで追われないとかで。
昔だと他人の振りとかもっと良くあったし身分詐称もスパイモノとかだと王道だけど、それが一人二役だったというのがお見事だったな。
しかも事実上3役で、列車から降りたひげの男を目撃させて。

トリックも単純で第三者が来たと言いつつ実は自分が殺してるだけなんだけど、その通りの人物を目撃させて、ゾイとミドルトンと同一人物だけど、一緒に目撃したと言えば目撃証言は信じられる。
でもミドルトンは管理人のところに行かないというミスを犯す。管理人が共謀したのかと最初は思いつつも、そのことを言っちゃうので、ミドルトンはロジャーの車に乗っていた。ほかのメイドが一緒に乗ったと証言している。なのに、事件時に屋敷に戻っている。
これだけでもミドルトンが変装して自作自演したと思わされるし、列車に乗ったならロジャーも怪しいことになる。変装も同じくて。
だから二人は共謀した。
このミドルトンが行方不明で黒か不明だと行動確認はしないのだけど、黒だと確定してから、調べるとおかしいと思えるのはちゃんと筋が通るのよね。
また埋められた自転車と変装も、どこにも言っていない証で。

今回ちゃんと考えればポワロの推理が読めるのも嬉しいところ。まあ面白いから読み込むのだけど、もう一人の甥は自転車持ってるので盗む必要ない、管理人なら出来るけど、歩けば良いのでこれも自転車の件で除外。 ならロジャーなら変装して目撃させられるで唯一怪しいになるのも納得で。

今回は戦勝記念もそうだったけど、ヘイスの友達絡みで事件開始というか近くにいて、世界的名探偵のポワロが近くにいるのに殺人事件かますとは無謀な犯人だと思ってしまう、友達のロジャーが犯人だし。 
でも今回、冒頭の物凄い雪の残る平原の狩猟場で、道路のある土手みたいな丘から降りた窪地に構えて撃てるように銃撃拠点が用意されて一斉に雷鳥を撃ち殺す狩猟ぶりは実に楽しかったな。横向けて撃つな、大馬鹿がも納得だし、撃ち殺した雷鳥をできたてをいただけるという貴族の狩猟文化らしいものを感じて。
ちゃんと追い込む狩猟犬もいるからほかの動物も狩猟するだろうし。

そこでポワロが銃が嫌いだし動きたくない寒いのに2時間も座って本読んで風邪引く始末で。
楽しみの料理が食べられない、死ぬしかないと大袈裟だったり、猫のえさになっちまったと憤激してる。
オチの大事な自転車だって言っていたのに感謝もないとはも上手く傲慢ネタで落としたな。
相変わらずだけど、ポワロ、ヘイス、ジャップの三人で帰っていくオチは黄金時代だなと思わせてくれる。 

あの猟人荘へやってくるポワロたちの自転車を押して歩いてるだけなのに、無駄に格好良いテンションがおかしかったな。 なんの決意で歩いて来るんだで。

真田丸 20話

茶々の妊娠とそれを揶揄する落書き事件が発生。犯人らしき門番が本願寺に逃げ込んで政治工作で引き取るが、門番はサボっていた、文字が書けないと白。
この犯人不明の状況に秀吉は門番のミスだと残りを全員処刑して、民衆も名乗り出ないとくじで殺すと言い出す。
幸村は門番が死んだことで、もうこいつが犯人だということで収めようと画策。
しかし秀吉は門番の家族や近所、生まれた村も焼けと言い出して、三成と寧々の説得、茶々がちゃんとあなたが親だと言って食い止める。
一方、真田では信幸の妻が稲姫との結婚のために離縁されることになるが侍女として一緒に暮らすことに。

落書き犯を探せ。
秀吉が怒るから黙っとけ、隠蔽だとする三成と酒飲んで帰って来たら、らくがきされてますよと伝えちゃう片桐の差が見事に有能さの違いになってるな。
さらに秀吉と相対しないからこそ、こんならくがきごときがなんだと言おうとする大谷を止めたり、最後は直言までかます三成さんの魅力が出ていたな。冒頭の権勢頂点で方言まで言うのも分かりにくいけど、浮かれてるのがわかって。
彼は命懸けの諫言もする男であると描いてる。
それを知るものは僅かというのが。

一方で秀長は病気で使いものにならず、秀次は強引に意見したら、お前はなにもわかっとらんわ!で使いものにならんしで。
片桐は単なる伝令で、平野に至っては、幸村が現場検証で門番の見回りで夜にやられたこと、灯りと梯子でやったから複数人、怪我して消えた門番が本願寺に逃げたと調べていく有能な幸村に、お前、凄い奴だなと感心するのみで。

このシーンの石田に報告する際に、落ちていた梯子から怪我してる門番が怪しい、そいつのところに行ったか、行方不明です、どこに行ったか見当は、本願寺ですとポンポン行ける範囲のことはやりました感は、現場検証での見抜くこと以上に優秀だなと分からせてくれて良かったな。
さすがに本願寺は手が出せないので、お願いですで。

推理と調査も門番捕まえたら一件落着、と思えば俺は文字書けないよはお見事な切り替えしだったな。
またオチの民衆がそう思ってるからこそ口を封じたい秀吉もわかっての狂乱で怖いし、下っ端から成り上がったからこそ民衆は不満をぶつける。刀狩で自衛権を奪われたからもあるだろうけど。
また上手いのが門番が刀狩りで武器もなく門番の仕事も戦争がないから誰も襲ってくるわけない、だから酒飲んで仕事もまともにしない。
無学で文字も読めない武士はそうなってしまう。
戦争しているからこそ生きる意味を見出せる武士たちはごまんといただろう。これは幸村も昌幸も同じで。
朝鮮出兵も意外と通説でもあるが、無学な武士たちを動員するという空気を作れたら天下人の狂気の侵略より納得しやすいよね。
無学な武士は生きる意味と糧を求めて戦争を求める。
この空気は戦国時代の武士の生き様だろうな。

オチの工作も秀吉さえ説得できれば終わりだから、じゃあ死んだ門番の首を使おう、大谷も自ら手を汚すことを厭わず、首を斬る工作もやっており、有能に描きつつ、石田も首でもうこれで終わりにしましょうで、殺される覚悟の諫言、からの寧々がお前が一番気にしてるから反応すればするほど世間も信じるんだよ、茶々もあなたの子ですで。
ようやく決着するけど、三成だけじゃ止めるの不可能だった。
寧々もいて、茶々もいたからこそで。
1歩間違えば大惨事だった。
この後処理に太閤の子供が生まれるから民衆に金を配るというのが、上手いオチで、恐怖政治が済んだ、お祝いだと表することが出来る。
しかし次もこんなことあれば止められず、まさに前兆であった。

ここの芝居が良くてね。茶々がこの時、源次郎の子です、嘘よ、を入れられるセンス。それに、え?の顔の秀吉がさ。
三成も俺死んだという表情と寧々から言葉に一安心しつつ、わかりしました、そうしますで。
でも残った寧々のなんとも言えぬ表情もね。冒頭の三者での会談で、50過ぎて子供なんかないって、という表情がね。

いやあ、今回、実に使えない人物と使える人物、秀吉の暴君化、幸村でさえわからないと困惑する様子、寧々が昔からそうでしたよという理解者ぶり。今後を示唆的だった。

一方で冒頭の真田に松帰還の大喜び、奥さん離縁に松があんまり覚えがないという酷い言われようがありつつも物凄く惜しむ女性たち、離縁は信幸のせいにされて、とにかくも信幸は苦悶していたら、侍女になりました、正室が侍女に格下げとか、無理だ!
のギャグぶりとか、家来が泣いてるなと思ったら、本多忠勝じゃねえか、見なかったことにしようなど、真田がギャグだからこそ後半との落差もえらいことに。 

真田丸 19話

幸村は茶々に上洛した父と兄に会うよう秀吉に頼んだので武器蔵を一緒に覗きに行く。
そこで家族の多くは秀吉に殺されて血を見ても恐れなくなったと。
そんな二人の様子は大阪城で噂となり、清正が井戸放り込みを狙ってくる。
なんとか誤魔化すも聚楽第完成で、また蔵を見に行こうと茶々が言ったことで、騙されたと秀吉が言い出して終わりかと思ったが、秀吉は武器庫を見せたくなかったのは過去の半生を知ってるから日本一の幸せ者にしてやると。
この口説きに側室を受け入れるのだが、茶々は秀吉の近侍になる幸村にきっと同じ日に死ぬ運命だろうと言い出す。
一方、徳川陣営の与力となった真田は忠勝の娘稲を真田の内情偵察とより確実に味方にするために信幸の妻を離縁させてまで送り込む。

茶々と蔵に行ったので密会したと噂立てられて幸村危機一髪。
あの茶々と密会してるという噂に片桐が忠誠から注意して平野がゴシップを清正に流して、その清正がギロリと見て井戸投げ準備中で、なんとか九州に送り込むことで井戸は回避したら秀吉にバレた。死んだ。の流れが凄過ぎて。
今回、やべえ!の緊張感が本当にやばくてビビらされる。
この茶々と密会したのがバレたら死ぬは茶々登場時にやってるので、清正が見てるシーンとか、ひええ、だからさ。
秀吉の追及はなんとか弁明でかわせたが、清正はやべえで。
きりから秀次、そして石田で九州に送り込んで助かったと思ったら、茶々がバラして、ギャー、終わった!の緊張感が、作中屈指でした。
ビビり過ぎて途中で心臓発作になるよ。

いやあ、今回は宮廷劇というかなんというか。ラブコメしていたら殺されるという状況設定の逃げ場のなさがちゃんと積み上げられ、人脈を使ってそれを回避するとかがお見事でね。
だからこそサブキャラも実に活き活きで。
片桐が元は浅井の家臣だから手を出すなという忠義者なのに、通報してもお前、茶々好きなんだろうと言われる不憫ぶりで。
平野も清正にらしいぜとゴシップを伝える暇人で、清正も手を出すなんて許せねえで、じーっと見つめて。
ならばきり経由で秀次にどうにかできないか、清正は怖いから無理という無能ぶりだが、石田に頼めと手紙を書いてくれて、その石田は、じゃあ九州送りにしてやるよで。
でも実は九州送りは事前に決まっていて、明に攻め込むのだと大谷が教えてくれて。
この清正が石田が飛ばしてくれたと思いきや、実はというのは、主人公に都合良くない、大きな流れで動いているのがわかる。
大陸出兵を目指すという話もさらっと言われて、へ!?という驚愕が幸村には思いつきもしないもので。

秀吉も茶々を落とすために幸村を使うと決めて、発覚した瞬間に殺すぞという牽制をしつつ、蔵を見せないのはお前のためだ、日本一の幸せ者にするという口説きをやってみせて、表面上は嫉妬に駆られて正攻法で口説くというフェイントのためだけに使っている。正攻法を効果的にやるタイミングのために使っていたなと。
幸村を噂があり逃げ出したいと思ってるだけで、こりゃなんかあったなと見抜いているだろうしさ。
戦略的には織田の血をいれるというものだが。
普通に親子二代好きになったと聞かされる寧々様の顔が怖いね。

この地獄の豊臣陰謀劇をやっているからこそ、徳川家の重臣の娘と結婚させて裏切らせないようにしようという婚姻政策が割り合いドライに感じられて。
稲はスパイさせられてる、忠勝もそう思ってるけど、こんな武人っぷりが出てる親子にスパイなんかできっこないわけで、そうでも言わないと納得しないからという家康の配慮と脳筋だなと思わせてさ。
だって、忠勝が娘を真田に!の仰天顔に、命懸けで育てたのにという悔し涙、その怒りの表情のままトイレで背後に立たれたら、そりゃ信幸も小便も出ねえよ。むしろ漏らさないほうがおかしい。
稲も頼むと言われて、いやよ、わかった、やっぱりいやのやり取りも愛情深さと頑固さが見えてね。

諜報とかなんとか言ってるけど、婚姻が目的だったよな。
叔父さんがこっちにも利があるぜとか持ちかけるけど、そうは思えないしさ。昌幸はスパイに偽情報掴ませてやるという自信満々さだったけど。
離縁して結婚させられるなんて、戦国時代はザラで。徳川家に人質として送られた旭なんかもそうで、辛いところ。徳川は真田を裏切らせないため、真田も徳川に攻められないための戦略でお互いに理がある。
だからこそちゃんとそれなりに仲の良い信幸とおこうの夫婦が描かれているから、離縁させられるのが、なかなか辛い。
いや、まあ信繫が奥さんいないからそっちのほうが良くないかということもあるんだけど、やっぱり嫡子だからかな。

でも松姉ちゃんだけがお調子者な姉ちゃんで、駿府城に記憶ないね、ここは初めてです、なら言ってよ、姉上らしいです、が癒し。 

本当に戦国時代、それが終わりかけでも怖い。個人の意思なんか関係ない世界だもん。 

海街diary

鎌倉で一緒に暮らす成人している三姉妹、幸、佳乃、千佳に15年前に離婚した父が病死したという知らせが来て山形まで葬式に向かう。
そこで迎えに来た中学生が腹違いの妹すずだった。
父は愛人を作って離婚して、さらにその結婚した愛人が死ぬと連れ子のいる女性と再婚していた。
今の母は継母で、すずが肩身の狭い思いをしていると気付いた幸は中学生ぐらい養えると鎌倉で一緒に暮らそうと誘う。
当初は緊張し暗い性格だったすずも三姉妹と一緒に暮らし、学校、少年サッカーチームなどに参加して騒がしい中で、徐々に緊張が解けて明るい性格を取り戻して行く。
特に三姉妹とは母が父を奪って家庭を壊してしまった負い目がありつつも、それをお互いに気遣い、同じ血を感じ、同じ父を持つ思い出を共有する家族として、それぞれの日常を共有し、一緒に過ごすことで絆を深めていく。
三姉妹は父はどうしようもない人だったが妹を残してくれたと感謝する。

腹違いの妹を引き取った三姉妹と美しい鎌倉の四季を描くハートフル日常ストーリー。
いやあ、日本アカデミー賞も取ってるしいろんな賞も取ってる触れ込みしか知らずに、どんな話だと思ったら、四姉妹の日常を淡々と描いていく日常モノだったことに驚いたし、またお見事に日常を描き抜いたことには、確かに賞を取るねと思わされる。
というのもストーリーが本当に、結構いろいろなことが起きて日常が変化していくのだが、それをあくまでも日常の範囲で決して4姉妹が暮らす日常を崩すほどの大事件は起きない。
これが同じ家で暮らす4人の物語として、群像劇であり、お互いが絡み合う家族モノになり、それを積み上げて行く平凡な日常モノとして輝く。

本当にお見事なのは、淡々とした日常を描いてもこれだけダレずに面白いということで。
作劇と人物と演出が極めて素晴らしい証拠だったな。
例えば物語の開始から葬儀に行くまでに、しっかり者の長女、奔放な次女、明るい三女が一緒に暮らしてるシークエンスを入れることで、性格が一発で掴めて、長女が四女が父を最後まで診てくれたんだなとわかるし父との思い出を通して、継母が当てにならないから片身も狭いだろうし引き取っても良いと言うのが、わかるようになってる。
この行為は実は母に捨てられてるから当て付けの自己満足行為でもあるとわかるのだが、この時点でも違和感なく行けるようにしてる。

そして一緒に住むようになってから、家族になったから、さん付け、ちゃん付けやめるからと言いつつ、四女は学校、サッカーチームと関わることで余所余所しく暗かったのが明るくなっていく。
そして他愛のない日常を繰り返すことで距離がどんどん縮んでるのが、最初の葬式での三姉妹に気まずかったりしていた冒頭の印象が強いから、冗談も言い合うようになったり、姉妹の触れ合いに嬉しがったりしているので、普通にえへへと笑うだけで、気を許したんだなと思える。
この過程も実に見事で、家の中の家族会話だけでも、駅に向かう時に一緒になった次女が恋したら良いよと言い出す雑談とか三女は食事中に父の記憶が薄いから教えてと言って釣りが好きとかでなるほどと思ったり、庭の手入れや生しらす食べたり梅酒作るとか家庭の味が同じってこうなんだとか、サッカーでシュート決めたお祝いだで梅酒飲んで暴言吐くとか、寝込んでるとこの耳とか似てないとかで、どんどん気を許す。
これが日常モノとして、四女の距離感がこうやって縮むんだなというのを、他愛のない会話や行動から縮めてるのが楽しくて。

またそれぞれの生活もお見事に独立しつつで。
四女の学校生活は同じサッカーチームの男の子と良い感じになって桜のトンネルを自転車の二人乗りで潜るのなんか、少女マンガ炸裂であり、実写の美しさもあり、青春してるなと思わされるし、三女は働いてる店の店長と付き合ってるのだけど、登山家でまた登りたいなと思ってる彼氏を思ったり、サッカーのサポーターでサッカー用具買いに来る四女と男の子の関係を見抜くとかして、姉二人が恋人と別れたりしているのと比べると安定した関係を築いているのがわかる。
次女は彼氏の正体を知って失恋して、仕事に打ち込んで受付から外回りになって近所の食堂のおばちゃんの債権処理に関わったりして、日常を変えてる。
長女は実は長年医者と不倫関係で心を病んだ妻と別れられない煮え切らない医者が外国に行くから来て欲しいと言われて、終末医療に打ち込むし、家族を捨てられないから拒否で。

これらは日常の範囲での変化を描いていて、そりゃ四女は学生だから進級したり恋ぐらいして環境が変化する。
そんなに日常が変わらない三女もいるけど、次女は恋人に捨てられて、男と酒だったのに、とりあえず仕事で日常が変わってしまう。
それは長女もで、看護師なので新部署が作られると任されることになり、ちょっと日常が変わりつつ、不倫相手と結婚出来たかも知れないけど外国行くほどじゃないので不倫を清算という日常が変化している。 
この三姉妹は職を変えたりしないし、家からも出ないので、四女ほどの大変化はないのだけど、日常の範囲として個別の物語があって。
嫌われてる母親ですら、家を売ろうとしたら、言っただけだと引っ込めてなんともないし、四女を憎むでもない。
結局修羅場もなく淡々と、そうですか、じゃあ、ぐらいの静かさで流していくので、劇的な展開なんかない。

あくまでも流れ行く平凡な日常としての日々を描いて、決して大袈裟なことなんかない。
だからじゃれ合う姉妹愛が際立つ。
四姉妹もそれぞれに話すことで、仲の良さもわかるし、失恋したなら、良いぜ、付き合ってやるよで、姉妹で慰める良さも描けて。
深い部分も、家族だからこそ、長女に母への当て付けに四女引き取ったら、寝取られた母は辛いし、四女も母に会うと辛いんだからと本心を見抜いていたりして、不倫も父と同じく駄目な男に惚れただけじゃんかで、ズバズバ言われて。
けれど決して破綻しない関係が魅力的でね。

本当に日常モノをこの完成度で見せられるとはね。父とも知り合いでサッカーチームも常連の近所の食堂の店主のおばさんが病死したりとか、淡々とした日常の中で、ちゃんと変化が訪れている。
四季も巡るし、成長するし老いて行く。
そんな当たり前の四姉妹の人生を愛らしく痛々し過ぎないように描いて、だからこそ、日常の一部となった家族が愛しい。

本当、この日常を描くのって素晴らしかったね。オチも近所のおばさんが死んだので、妹が家族になって、お父さんありがとうで締めたけど、それはいつでも言えたねと思えるし。単なる区切りでしかなかった。
いつでも言えるぐらいの話を、葬式という特別だけど特別過ぎることもないのと絡めてで。
この日常性を演出するのって本当に難しくて、毎日こんな感じで特別じゃない感が必要で。
普通に仕事している、から、ちょっと部署が変わった、仕事がちょっと増えた、ぐらいのことを描いてるので変化の起伏があって、それを家族に話すので飽きさせない。
ちょっと仕事がこうなってねと愚痴るとかがメインだからで。
これが大事件など起きず、少しずつ変化する日常性が演出できることでもあって。
飽きさせずに日常を描ける展開は素晴らしかったね。

美しい鎌倉の四季、景色、楽しげな四姉妹の共同生活、騒ぎ過ぎず大きな事件も起き過ぎない抑えられた地味さがリアルでもあり、グッと染み入る感じ。

なんというか喧嘩もなくある意味だらっとした日常を描けるって素晴らしいよね。それを面白く見せるのはかなり難しい。特に実写だとさらにハードル高いしさ。
恋愛モノじゃなく家族モノだからこそ普遍的な魅力もあったな。

原作は漫画みたいだけど、アニメ化できるかな。大したこともない、学校行くだけ、仕事するだけの緊張やらを丁寧に描くって実写じゃ見ないよね。 

無彩限のファントム・ワールド 1話~13話

新型ウィルスが洩れたことで幻覚が出現する世界。その幻覚を扱える新世代の子供がそれに対応してファントム退治やらをするのだが、主人公チームはコンビなのでギリギリ。
ということでファントムを食べる子を勧誘する。

えーっと、子供が活躍する、それをする設定なのもわかるように説明してくれたのだけど、京アニなもんだから滅茶苦茶動くし女の子もメチャ可愛いし、胸揉むだけで柔らかそうなのわかるのよ。
でもまあ軽い作品だよね。なんでどうしてそういう能力があって使えるかわからないし、社会にどういう影響を与えてるのかもわからん。
だって、一人一能力?

2話
学校の依頼で一匹狼を助けたり覗きファントムを退治したりして、主人公は封印から召喚術を使う。

なんで召喚とか音声攻撃前に詠唱するんだろうか。というかそう言わなきゃ使えないのか。
いや、良いんだよ、音声魔術とか気分盛り上げにやる感じで。
でも食べる子がいきなり吸引したら良くないか。ダメージ与えないと食えないのか。

戦闘もただ戦うだけで戦術も感じないし、なにか原因があるわけでもないしさ。 

3話
頭ゴッツンコで記憶をコピー。

アクションしてくれるけど、 コピー技で大ダメージができるなら最初から技を撃てよ。
というかぶつかって記憶コピーできるなら、というか技だって使えるのか、そんな適当なという感じで、頑張ったらみんな技使えるのね。
絵が上手いから召喚術出来ますって感じか。
というか先輩の能力が属性攻撃だと、属性がどうの言うことでやっとわかる。
それと先輩、上坂すみれなのね。声質が違ってわからなかったな。

4話
大食いお嬢の家庭事情を親を出さずにファントムの幻影で見せる。

なんで関西弁?いや、早見沙織も良かったし、理想化した家族をファンシーに見せて、家庭事情を重過ぎずで良い感じだったけどさ。
ファントムって意思を持った幻覚なんだと思うけど、これまでよりはいい感じ。

5話
歌で攻撃する子は能力故に孤立して専門機関に来て同僚たちにもそっけなく孤立。
そんな時、きっかけのファントム退治で主人公と組んで気を許す。

まあ手堅くこんなもんさ。
ベタ過ぎて響かないのは定番化し過ぎたのかな。感情が乗らないというか。 

6話 
くまのぬいぐるみの子が突然精神世界に入って、魔法少女になって精神的に成長するのだった。

いきなり精神世界の突拍子のなさが辛いな。全て幻覚。

7話
猫のファントムが暴走して、猫も吸収したり人間を猫化したりしてるので、屋敷に突入して交渉して人の出入りさせることで寂しくないようにして鎮める。

屋敷自体が猫のファントムだとかもあるが、途中の精神世界表現に疲れる。可能性があり干渉と観測で固着されてというオチだが、実はそうでもないよということでもあり、猫耳と尻尾を付けたかっただけよね。
突然の精神世界演出が辛い。

8話 
温泉に猿のファントムが出てきたので学校の連中が全員で一斉に掛かれば良いのに主人公たちだけで対処して、猿が振られたので癒されに来ていたので主人公が代わりに連れて行かれるギャグオチ。

温泉での退治ということで水着ネタ。
本当に全員で袋叩きにしたら良いのにさ。ギャグとはいえ無駄にやられまくりとかしちゃうのが、馬鹿じゃねえので。
誰かが、先生でも良いけど、音頭を取って、最初にやられて行った連中がチームを組んでやるぜで。
水着だって落ちて濡れるからとかでさ。
なんかノリ重視で考えられてないんだよね。

9話
クラスメイトかと思ったらファントムだった演劇部員と演劇大会に出て虚空入り混じる演劇で大賞を取る。

だから突然の異空間展開についていけないのよ。集合的無意識だの言われてもさ。
しかし小清水亜美だって気付かなかった。

10話
妖精が人間大の大きさになって学校生活を過ごしたりするけど、ファントムとの戦いに参加するために元通り。

流しの魔女に願いを叶えられてもさ。浴衣が可愛い、程度だよね。 

11話
主人公が突然小学生化して先輩と同居して家族恋しさからだと知る。

ショタと姉ちゃんの組み合わせだけど、可愛い感じでね。またお互いに家族恋しさがあるので共感もして。
一方で相変わらず昔の感想文読んだだけで寂しさが募って幼児化とか、いきなりそういうことが起こって不思議空間が辛いところ。こんな連中に係わり合いになりたくないね。 
南央美がサブでいるなと思ったらそういうことか。

12話
能力を奪うファントムを撃破したと思ったら主人公の出て行った母が現れて同居することになるが、調べると母は再婚して突然失踪しており、ファントムが乗り移って能力を奪いに来ただけだった。

焦がれる親の登場に怪しくても受け入れてしまう主人公はこれまで描かれてるからね。
アクションにキスされたときの反応など演出面は良いのにねえ。
中原麻衣も最初気付かなかったな。

13話
ファントムは企業が作った強化ファントムで自我を持って最強になり世界支配をも目論む。
主人公は妖精との合体による強化で圧倒する。

最終決戦でアクション作画は劇場版レベルで充実。
病院に入院する母を守るために戦い、妖精がいるからパワーアップだで、犬も魔獣化で圧倒して。
うん、なんの裏付けもないご都合だな。
まあ戦闘なんか求めてないのだけど。

総評。
作画と演出は良いけど、シナリオもキャラもスカスカという京アニが溢れ出る作画水準の高さに物語が追いついてないのでつまらなく見えてしまう凡作。
もちろん作画が良いことは素晴らしいことであり、女の子の体の柔らかさを服の上からでもわかるようにする作画演出は1歩抜きん出る水準であるのは間違いなく、キャラの線の細さまでそれぞれ違う描き込みなんか他作品では意識しないのに意識できて。
戦闘アクションも動くし奇想天外な状況も素晴らしく良い作画で表現して。

しかし全てがシナリオの物足りなさで、どうでも良いものになってしまう。
一応家族関係希薄な主人公たちの擬似家族モノであるのは、それぞれが家族話をやるのでわかるのだが、それも食い足りない水準に終始してしまい、幻覚の世界を見せられてもということで、多くがピンと来ないものだった。
ファントム退治もしたりしなかったり、強敵だったり戦闘以外の斃し方や妥協したりで多種多様だが、ほとんど無意味化したりして、総じてただの賑やかしでね。
日常モノとしても能力モノとしても大したことなくて、ファントム設定も本来なら社会的に大混乱だろうにそれを通報する大人たちからの依頼もなく、フワフワ受け止められて、何やっても終始内輪感があり、社会との関わりも薄くて、全てにおいてフワフワしていたな。
これも設定の煮詰まり不足で、都合の良い幻覚見ているなという話でしかなかったなという気の抜けた話で。
仲間も数人だけで、ほかの人たちとも絡まないからつまらんからさ。世界が狭いんだよ。

本当にちんまい作品だったなと思う。

ただ声優はちょっと普段と印象違ったなと。上坂すみれなんか結構印象違ってたからさ。まあクールボイスしか聞いたことなかったからだけど。何人かそういう人がいて、そういう意味では新鮮だったかな。 

美少女戦士セーラームーンCrystal 33話

プルート、ウラヌス、ネプチューンがプリンセスセレニティに傅き、自分たちもまた地球を守る者だが、タウ星系から来たデスバスターズを侵入させたのは外宇宙系の自分たちのミスだと。だから関わるな、強い力も与えられていると。
このことにムッとしつつも、うさぎたちはちびうさをほたるのところに送り込んでスパイさせることに。
だが、ちびうさはほたるが大火傷を機械処置で生き延びていることを知り逃げてしまい、ほたるもまた知られたくないから友達も出来ずやっと出来たちびうさを失ったと生きる意味を失う。
この状況に、ウィッチーズ5のシブリンは目障りな外宇宙系セーラー戦士を撃破すべく攻撃開始。その救援に来た太陽系のセーラー戦士の敵意を増幅させて同士討ちを画策。
これにセーラームーンはみんな仲良くして来たのにとタキシード仮面とちびムーンの力を借りてスーパーセーラームーンとなる。

ちゃんとプリンセスに対して膝を折り敬意を払いつつ、敵を侵入させた自分らのミスなんで、格下の君らは手を出さないでくれと事情説明する三戦士。
それにムッとする守護戦士たち。
元々敵味方不明の攻撃もあり確執があったために、共闘させない傲慢さに苛立っていたからこそ、敵意増幅の同士討ちに違和感がない。とはいえプルートたちは関わって欲しくないからと遠ざけているので、そんなに苛立ちもないだろうに。プリンセスと一緒で嫉妬していたり、首突っ込んできてウザいと思っていたのか。
そんな中でうさぎが正気なのは、ちゃんと一人だけ気遣っていたからで、この辺は主人公補正だけじゃないよね。
ちびうさと衛は攻撃受けてないし。
ここで衛が単純なちびうさガードになってるし、ちびうさも戦闘では役立たずだけど、最後にハートアタックじゃ吸収されるのでさらのパワーアップのスーパームーンにさせる力を貸せるので意味があったな。

このレベル999のシブリンとプチロルが普通に吸収技も使うし光弾撃つだけだが強いという、前回のテルルと同じで。
でも普通にプルートたちより強いで、対ウィッチーズ5のインフレ具合が、普通に勝てる、チーム全員で戦ったら勝てる、ウラヌスとネプチューンの攻撃で勝てる、プルートの攻撃で勝てる、スーパームーンの攻撃で勝てるでちょっとずつ上げているのも単なる救援勝利にも関わらず、スーパームーンに間があるので悪くないね。

一方で物語はほたるが人造人間化して、両腕が筋肉繊維むき出しの中途半端に移植改造されたもので皮膚移植してやれよと思いつつ、いつも長袖なのはそういうことであり、怪力も改造で筋力強化されてるから。
それを見せられないから学校でも知られたくないし友達も出来なかった。体も弱いで。
やっと出来た友達のちびうさに拒否されて、終わったなと思うのは、期間短いけど、ウィッチーズ5を全滅させて次の段階、暗黒面に繋げるね。
ところでほたるの母が柿沼紫乃であんまり旧作とキャストは主役以外は重複しないから珍しい。

結局、三戦士の説得も無視して調査をほたるルートで続けてるし、戦闘開始になったら察知してくるのだから、連絡も無意味だったよね。 

ところで水谷優子が亡くなってうさぎの母はどうなるのか。
本当に事前の気配なしで突然過ぎて、また一人巨大な才能、名優が失われてしまったな。
ピノコ系のハイテンションボイスも印象的だったけど、カリスとかラッキーラックの少年ボイスも良くて、そして吹き替えの大人クールボイスも無茶苦茶格好良くてね。
イブバーストのプリンとプリシアのハイテンションとクールを同時にやる名演は彼女だからこそで。
思い出は尽きぬほど親しんだ声でした。 

ソロモンの偽証 前編

90年の12月のある雪の日。登校した中学生の涼子は同級生の柏木の死体を発見する。
飛び降り自殺だったということで決着するのだが、年が明けて校長、担任、刑事をしている涼子の父に、柏木の死は殺人であり不良一派に殺されたのだと。 
しかし校長は刑事の佐々木と相談の結果、カウンセリングで告発状の差出人探しをして、不良に恨みを持つ二人の女子が出したことだと掴み、告発状の内容自体が偽物であることを見抜いて、その二人に嘘だと認めさせて事態の終息を図ろうとするのだが、担任が破り捨てたとして、それを拾った人物がテレビ局に送ったことで、学校内では教師たちが担任への攻撃、隠蔽に極秘で動いた校長への不信感が爆発して身動きが取れず、テレビ報道の結果、保護者たちが警察の再調査をしろと抗議する混乱状態に陥るが、佐々木が告発状の目撃者はなぜ夜に学校の屋上にいたのか、目撃したのなら救急車の一つも呼ぶのにしなかったことで、全員が嘘だと納得。
これで事態が終息するかに見えたが、脅迫状を出したと思われる女子の一人が交通事故死、もう一人もショックで失語症になり、学校内では不良が消したという話から、告発状が嘘だとバレて自殺した、柏木の死に便乗していじめっ子を殺そうとした悪党だと噂が飛び交い、結局、便乗犯だということに。
混乱と責任追及に校長も担任も辞職。
この状況に涼子は委員長としていじめ撲滅を言いながら見て見ぬ振りをしており、それを柏木に偽善者だと指摘されていた。 
この精神状態にテレビ局が今度は女子二人の告発状の理由という番組を作るということに、うんざりして、学校裁判で真実を決定すると言い出して動き出す。
しかしこの行動に教師陣も分裂。裁判をやれという者と阻止しようとする者が対応して、特に阻止側は波風立てるなと妨害して、それにテレビに言ったと挑発して手を出させて裁判を許可しなければ問題にすると言うことでようやく許可を得る。
これにより夏休み中、裁判の形式を整えるために準備が始まり、校内に参加者を募り、検事に涼子、判事に秀才、学校外の柏木の友人が被告の弁護人となる。
しかし被告人自体が犯人扱いで生活が滅茶苦茶になったとして関わりたくないと言い出して、それを晴らせると言っても親が許さないと出廷拒否。
また元担任は隣人が嫌がらせに郵便を盗んでいたことを知る。
そして失語症の告発者は親に告発状を書いているのがバレる。

警察が自殺だと言ってるのに不運の連続で疑心暗鬼が募り、真相を突き止めるのだと狂ったことを言い出す中学生裁判。

自殺と事故じゃん。もうわかりきってるよ。
いじめ自殺を扱っているのでギスギスの雰囲気もそうなのだが、最初から自殺だし事故だと言ってるので終始こいつらはなにをやってるんだで微妙な受け取り方になってしまった。
だって、警察の言ってることは、保護者会でみんなが納得したように、自殺に便乗した嘘の告発状で空騒ぎしただけですというのが目に見えているから、わからないことなんかないのよ。
だから、結論ありきで、こんなモヤモヤ許せない、真実が知りたいと言い出してるけど、警察がこういうことだって言ってるし調査中で。
だからなんでこんなイカレタことやりだしてるんだで。まったく共感できなかった。

もちろんこの信じられないという不信感こそが物語の核で、誰も信じられないからこそ公開の場で決着だと言い出すのだけど。
情報整理に過ぎないよな。まあその情報整理こそ意味あるものだろうけど、そこで大嘘言っても良い訳で、またここで有罪になったところで、警察が捕まえないと無意味だしさ。

とはいえこの作品、見捨てるというものが一番の悪であるというテーマが描かれており、裁判であの失語症の子が実は本当に目撃していたとか言い出して、いじめっ子を潰すために柏木は助けられたのに見捨てて死亡させたとかの大逆転とかがあるかもね。

この見捨てるというのは、涼子がいじめを見過ごして酷評されたように、また担任が隣人のDVを見捨てたから郵便盗まれて復讐されたように、いじめの見てみぬ振りをした連中への怒りで、隣人が夫には敵わないから助けない担任に憎悪をぶつけるのなんかわかりやすい。
だから、告発者の女子は学校に告発しているし、柏木が自殺だった場合、連鎖していることもあるが、これだけの大騒動になって、自分を助けなかった学校を大混乱に落とし込む。

にしてもこの話、作劇の都合とはいえ不運と疑心暗鬼だよねという話で。
校長は極秘裏に告発状の差出人探しをしてやらされた教師陣から不審を買うし、担任も隣人の嫌がらせで告発状を破られたとかを突然破って捨てたでしょうとテレビ局に通報されて、誰にも信じられないし決め付けられる。
いじめっ子も奴ならやりかねないと言われてしまい、事故死したのにあいつらに消されたんだで。
告発状の女子たちも事故死したらあいつらが出したんだとバレて死んだんだ、仲間割れして殺しあったと言われる。マスコミも興味本位で追求して、よく考えたら違ってた、で、別方向でやると言い出して、滅茶苦茶にすんなで。

とはいえこの真実を言っても信じてもらえない。その辛さはズシリと来るね。
担任がわからないんです、やってませんと言っても、それが通じるかと言われたように、告発状も庇って欲しいんじゃなくて信じて欲しいんですと言い出して。
でも担任は嵌められたけど、告発者は便乗してるだけだしね。
涼子の発言も行動を伴ってないじゃんで信じるに値しないで。

しかし気持ち的には校長が穏便に揉み消しに動こうとしていたのはわかるし、上手く行けばそれで済んでいた。また高圧的に阻止しようとする先生も責任取らされるし対応するのはこっちなんだから動くな、そいつらが卒業したら終わりだから波風立てるなでよくわかる。
また妙に協力的で辞職までする先生もバスケ部の副顧問が担任だったから、彼女の名誉のためにも裁判だで。
大人の論理は結構わかるのだが、不良も下手人から疑われているから出廷しても良いで。
でも、子供側は、大筋が決定してるのに、面倒事を回避する大人の対応になにか隠してる、都合が悪いのだと信じないよと裁判開催する狂気が突飛過ぎてね。
涼子はいじめられていたのは本当だったから嘘吐き扱いの告発者を信じるぐらいの動機はわかるけど、弁護人も無茶苦茶な背景があるから環境だけで証拠もなく犯人扱いさせない、というか夜に呼び出されて学校行くか?というもっともな理由もあるしさ。
過程でほかの疑いを晴らすためとはいえ、学生でここまでやっちゃう狂気にはついていけないよね。

ところで告発者の女子二人は苛められてるけど、死んだ柏木は苛めシーンあったかな。いきなり死んでるからさ。回想でも不気味なこと言い出してるから、いじめで精神のバランス崩していたのだなとは思うが。

俳優たちの熱演は買うし、疑心暗鬼で大混乱する状況を潔癖な子供たちが有耶無耶に出来ないから行動するのはわかるが、答えが分かってるのに裁判まで開く理由が描けず上手く感情移入させられない時点で微妙になっちゃったなと。
なんで死ななきゃならなかったのか。自殺と事故死だって説明しているのになんの疑問があるんだで、これ以外の答えが出ないとね。
答えがわかってるのに、過程を楽しめるかどうかで、これまた、ねえ。

あと、なんだか学校怪談の雰囲気があったな。90年代的な意味で。 

ブブキ・ブランキ 1話~12話

10年前、ブランキなるロボットを暴走させて地上に逃がされた主人公は現在、ロボット落下の被害の責任を取らされた母は魔女扱いでブブキを持っていると警察に捕まるが、同志たちに救出されて、さらに大人のブブキ使いに攻撃される。

3Dだけど、結構頑張って違和感ないぐらいにしてる映像が見事。
またよくわからんけど、狙われたりしてると。
 
2話
仲間の装備を集めてロボットを復活させて召喚兵器にしてジャイアントロボ的に乗りつつそれぞれが部位を動かす戦隊ヒーローロボで世界を手にするボスと対決するが、空島から別の機体が落下してそれを先に始末するので、また敵側の使用時間制限で倒れるので逃げ出す。

とにかく敵の強さを歴然に描いて、チーム戦もちゃんとしなきゃ勝てないと描いたのは好感。
主人公が親を魔女と呼ばないだけで味方するに足るのも上手いし、ロボバトルも召喚するので身軽に移動出来るし、やられてもすぐに引っ込められる。
敵側だって世界支配を行っており、EDでの敵側モードで悪くないな。 

そこそこ戦いつつ、逃げられるのも、ちゃんと理由付けしており悪くない。 

3話
ブブキ使いは代々継承していくので親世代は知り合いで、かつては今の炎帝に勝ったけどブランキ落下に対応したことでそっちが英雄になってしまい、そんなことは許せないと子供世代が反抗するのだが、体制側は狩りに動く。

あのモーゼル使いが容赦なく追いかけてきて、敵の脅威なんてほぼこいつだけなのに、無茶苦茶強いと思わせて見事。
いきなりのチーム戦する主役たちも代々継承しているから、あの人の子供、あの一族かで、親世代に戦ってるから子供も戦うで通用するのも上手い。
親世代の戦うのやめてる人が協力者だが戦ってくれないで、子供にやらせるのかよと思いつつ、親の敵討ちとかを勝手にやってるし、別に酷い目に合わされてないのでね。 
空島に戻る方法とか、そもそも主人公が外国暮らしでわからないとかでちょっと思うけど、悪くない。

4話
親を殺してしまった右手の子は復讐を挑み決闘スタイルが発生するが、主人公たちは手出し不能ならステルス列車で轢き殺そうとして負けを認めさせる。

手出し不能の決闘戦なのに、部外者が介入可能ってなんだ?
ブブキ攻撃は不能で、間に入れば防御は可能だが、攻撃は決闘者のみ。だけど、普通に列車アタックは可能で、なら普通の装備で攻撃しろよ、実銃とかさ。持ってなくて、石を投げる程度なら余裕で防御されるなら車でも良いだろうしさ。
まあロボット戦不能でシールドぐらいしか使用不能ってことか。

モーゼル使いもただではやられずステルスを破壊して、次の四天王登場もなかなか良い引きであり強さがあるね。 

5話
左手の子が昔助けられた恩人が敵なので対決して勝つといろいろ教えてくれた人が四天王で対決。

あっさり勝っての過去話なんだけど、まあ敢えて敵だったり、敢えて覚醒させたりパターンなんだろうけど、終わった途端に本性表す人とか、最初から全員で挑んでいればという感じで。
時系列も一日しか進んでないし、毎回決闘してキャラ掘り下げしてということで列車に乗っていたら辿り着くんでしょ。単純だな。ただのバトルでさ。 

6話
槍使いが一瞬の時止め使いに瞬殺されるも銃使いが叔父さんと交戦して惜敗する中で、槍使いがまだ負けてないと時止め使いの連続停止できないことを利用して撃破して3対2で勝利するも、そこに首なしのブランキが乱入してくる。

キャラ掘り下げの決闘が終わったと思えばいきなり共通の敵来襲で。
というかブブキ戦で勝ったり負けたりだけど、なんなの? 

7話
首なしのブブキの登場にこっちもブランキ戦と思いきや骨だけなので瞬殺されて、四天王は時間稼ぎして女王を待つが、その女王も主人公の母に敗れて四肢のないブランキでは苦戦して主人公チームの四肢を渡すことで勝利して、これが国を守るということだと見せ付ける。
歴然の覚悟と力の差を見せ付けられて放り出された主人公たちはそれでも島を目指す。その様子を誰かが見ている。

完全に四天王陣営、敵陣営のほうが正しい展開に。
強権を持つ独裁者だと言われてもブランキを倒すために命懸けで戦っている姿を見ると、支配者として弾圧されて相応の恨みもあるが、ちゃんと仕事はしてるで、お前らに成り代わる実力あるのかと言われたらないわけで。
それでも主人公たちを成長させようと敵を演じて見逃してくれて。
というかここまでの列車決闘はいったいなんだったんだ。 

8話
心臓を狙うアメリカ組と主人公たちと交戦するも心臓が動かず。一方で四天王はロシア組に襲われて、その二人が主人公組みを襲う。

突然のアメリカとロシア介入で情勢複雑化。
なんか四天王の強さと正義を描いてとりあえず空島行こうとしたら別勢力が二つ参加して、格落ちの相手とはいえ四天王を落とせる状況作りも上手いけど、急に雰囲気変わったな。 

9話
アメリカと殴り合いで共感しつつ襲ってきたロシアを返り討ちにして主人公はみんなの心臓になりたいと覚悟を決めてブランキ完全復活するがそこに四天王参戦。

ノリがおかしい。殴って共感出来るから自力で行くぜとか、じゃあ戦闘理由ないじゃんか。ロシアも急に襲ってきたら返り討ちとか。

10話
心臓壊してパワーアップして四天王を退けて空島に向かい、母と再会するが、通ってきたルートで結界を突破して四天王、ロシア、アメリカがブランキ狩りで手足や心臓を入手しようとする。

ロシアの手足を使うことで四天王がブランキを使うとかは良いのだが、手足も治ったと思ったら勝てないので主人公陣営は突然パワーアップしたで勝つという意味不明さ。
空島でも母親からブランキの使い方とかブランキ落下がなぜとかいろんなこと教えてもらう必要があるだろうに、なぜか農業して時間を潰す意味不明さで、そりゃ追って来るだろうからで。
 
11話
心臓を奪うために各国が空島を強襲する中、それを連れてきて世界中にブランキ軍団を拡散させようとする四天王内で対立が発生。ロシアだけ大量に心臓を持ち出そうとしているので追撃して、空島をロシアに落として俺が世界を手に入れると言い出すのを撃破と懐柔。
そんな状況で炎帝の魔女が襲来して母に恨みを晴らそうとする。

アメリカやイギリスがさっさと心臓を手に入れて撤退するのに、ロシアは軍団作ろうと手間取って捕捉されて、このまま空島まで落とそうとする無茶のせいで仲間割れという情けなさ。
四天王に至っては、ブランキが炎帝以外使えないから地上の覇者になりつつも恨まれてる状況に、ブランキ拡散させたらそういう情況から解放されて良いじゃんとやるし、何馬鹿なことやってるんだで仲間割れの殺し合いする意味不明さで。
普通に話せば良いだろうに。しかも子供が出来て、もう四天王じゃなくなったので、能力を一極集中してとりあげたらみんな幸せだからブブキ使いを殺してるに過ぎないのに、やっぱそうじゃなかったかと。 
なんじゃそりゃで。

主人公陣営よりもお母さんが全部悪いし、恨まれて当然でしょうに。

12話
炎の魔女は心臓病で死ぬ前にブランキを世界に公表しようとして主人公の母にブランキと一体化させられて生きながらえるが、そのために成長も止まり、主人公の母はブランキ全てを止めるからと空島に行き、炎帝以外のブランキが停止したことで世界中から狙われる羽目になり、特権者であるブブキ使いの殲滅が各国で進む中、炎帝は落ちてくるブランキ退治とブブキ使いの保護のために独裁者となる。
そしてこの状況を作り出した主人公の母を殺すと。
主人公は島が落ちそうになってるのに、母親を殺そうとするとかなにしてんの、ブランキ全部殺すとかおかしいでしょう、生き延びさせてもらってそれかと反論するが、炎帝はこんな状況になっても生きたくなかった、ブランキ皆殺しにしたら死ぬと言い出して、島の落下を阻止するために動くが和解せず。
四天王たちが空島墜落を阻止するために死んで行く中で、なんとか主人公たちは島の落下での被害を阻止するも、心臓を手に入れた各国は覇権を目指して動き出す。

全てはお母さんが悪かったのです。
本当に天才の所業は理解されないどころか、ブランキを使い続けたら死んじゃうからって、そうじゃなくても人は死ぬわけで。突然停止とかされたら社会秩序は崩壊するよ。
ブブキ使いは特権階級になるから狙われて政権取らなきゃやられていたしさ。
またお母さんが憎まれるのも、死を受け入れていたのに、不老不死にされたら、しかも自分は結婚して子供作ってるのに軟禁されたら、そりゃキレるよ。
しかも地上お願いねと無責任に擦り付けて。
こんだけ苦労させられて、お前を殺してやるは、実に納得だからさ。
この炎帝やら四天王は非常に魅力的で、統治者として動いており、世界のために戦っている感は、単純な圧制者に留まらない。
それが敗北して、世界は大混乱ということで、次のシーズン開始。
少なくともボスキャラとして炎帝や四天王は強かったから、主人公たちでも勝てる連中しか残ってないから戦国時代。
まあ次のシーズンを待とう。

総評。
とにかく物語進行が酷過ぎて、とりあえず列車に乗って旅したら四天王と回想バトルで、1週間も旅してないんじゃないか。列車の移動とかもさ。不必要だったよね。
その世界の人々を描いてこそ、こんな酷いことしてる奴らを憎むとか若年層はそう思ってるけど、中年ぐらいは突然巨人が出てきたとかで、世界観の掘り下げもなにもないからさ。
またとりあえずバトルして勝ったとかとりあえずやったら宝島に行けましたとかで、なんの説得力も納得感もないし、戦う理由も親を殺されたから復讐だと言われても、主人公は別段親に会いに島に行くだけで、戦闘理由は襲ってくるだけでないわけで、逃げれば良いじゃんとか思うしさ。
設定が活きてないのか、全てが唐突で、戦闘も連続してやり続けてもで。
この戦闘だけしてる展開が戦闘水準、作画水準は高いのだけど、物語で見たら戦闘以外ゴミの物凄く薄っぺらい作品でしかなくてつまんないのよね。
もっと普通に世界観を見せるとか日常を見せるとか信頼感の見せ方や過去もいくらでも情報開示の仕方があったのに、過去回想がありつつバトルしただけでは、はあ、でしかなくて、キャラ数の多い群像劇としては、どうしても敵側のほうがはっきりした動機もあるので感情移入しちゃって、薄っぺらい主人公の言葉なんか聞きたくもないわけで。

主人公陣営だけで見たら、反体制運動してみたけど、無理だったわ、ぐらいの話に過ぎず、敵の世界を牛耳るの疲れてるんだよのほうが癖があって魅力的で、こっちが主役だったよねという話で、もうちょっと上手くやれていたらなと思わせる。
だって、主人公と手の子が幼馴染らしいけど、空島暮らしだったのに、落ちてきてからを描いてないから、なんでだと思ってしまい、姉がアメリカにいるとか、突然出てきたで、一緒に島から落ちてから急に10年後の意味不明さで、10年間なにがあったかで。
日本に来たら急に独裁国家で捕まるとかの話は、そんなこともわかってなかったになるし、仲間が逆に外国に迎えに行ったら良いじゃんとか思っちゃうからさ。

とにかく最初の四天王との連戦はダレたね。 

名探偵モンク7 15話 消されて焼かれて

モンクの上の階に住んでいるケビン・ドーフマンが会計士をしているマジック事務所でメインマジシャンのトリーニが麻薬密輸をしていると嗅ぎ付けて始末される。
それはケビンが代理でマジックショーに出て殺すというもの。
モンクは観客として来ており、目撃した作業員が犯人であり、トリーニが犯人だと見抜くが、トリーニはリオに恋人と行っておりショー直前に電話まで掛けていた。
モンクは手詰まりの状況にケビンの遺品を片付けていると、マジックの道具の隠し部屋に、そういえばケビンがトリーニの荷物が重くなっていたので重量税を取られた云々を言っており、殺人トリックはわからなくても、密輸の証拠を掴もうとショーに参加して、麻薬の証拠を手に入れるが、直後に地下に床を抜いて直行させられ殺されそうになるが、そこに内線を発見。
それでリオから恋人が電話して、地下にいたトリーニは内線電話で会話に参加してリオから電話しているように見せかけた。通話記録もリオ発信で、行っているように見せかけられたのだ。
麻薬密輸の証拠と犯行可能であったことから証拠隠滅に殺されかけるが、ナタリーが警部を呼んで地下へ駆けつけて救い出し逮捕される。

ケビン・ドーフマン、いつぶりかというぶりぐらいの再登場。でもいつぶりかはわからない。まだシャローナがいた頃に出会ったのは覚えているけど、その後に絡んだかは覚えていない。ナタリー、会ったことあったっけ?日常的には会ってるだろうけどさ。

そんなケビンが殺されて、犯人は冒頭で見せて、密輸してるので重量が増えてると気付いたからという殺害理由も分かる。
だけど、殺害方法はわからない。
犯人はトリーニのはず。だが、リオにいた。どうやって移動したのだ。
マジックで絶対に偽装したはずだ。
だけど、で。

それでもケビンの情報から密輸していると見抜く。これで密輸品が麻薬じゃなかったら詰んでいたし、ちゃんと清掃されていても詰んでいた。
閉所恐怖症と侮って陽性反応が出ているよで、殺人で捕まらなくてもこれで捕まる。
そして隠れていた地下にモンクが行くことで時間潰しのタバコと内線電話で通話しているように見せたと見抜かれる。

トリック自体は実に単純で携帯で受話器越しですらないというもので、分かれば単純。さらにそのまま家宅捜索しても荷物の麻薬が見つかっても殺人の証拠はない。掃除さえしたら証拠もなかったし、モンクじゃなければそんな因果もわからない。
ある意味で完全犯罪に近かった。
もちろんリオからの移動経路からアリバイ崩しも出来ただろうけど。

一応レギュラーキャラだった人物の死ということでモンクの犯人逮捕の拘りは見せられたし、トリックもちょっと考えられていて良かったな。
久しぶりだとお喋りなのも懐かしい。 

名探偵ポワロ クラブのキング

ポワロの友人の王子の婚約者の女優が撮影所の持ち主から言い寄られて枕営業を強いられるのだが、そのために出向くと死亡していた。女優は仰天して隣家に駆け込むことで事件が発生。
ポワロはスキャンダルは起こさせたくないと依頼されたことで調査開始。
撮影所のボスの死体は動かされていることやボスの持っていた資料のスキャンダル情報、女優がほかにも家があるのに隣家に飛び出した理由、その家ではずっとトランプしていたというのにクラブのキングがないこと、それらの情報から女優の実家が飛び込んだ家であり女優は父の不祥事が露見すれば王子との結婚もご破算になるからと枕営業に応じざる得ないのだが、弟も同行してカッとなって殴り倒して打ち所が悪くて殺してしまった。
そのため家族で隠蔽工作をした。
ポワロは嫌われ者のボスだったし、王子との約束もあるので、弟の過失致死であっても犯人不明ということで揉み消す。

枕営業に同行した女優の弟が殴り殺したけど、スキャンダルをネタにやりまくりだったし故意じゃないから事件化しなくても良いか。

本当、初期は酷いよね。探偵って殺人事件でも、過失でも一応殴ってるのよ、スキャンダルになるから良いじゃないで済ませられるのだからさ。

今回はヘイスの友人の監督に会うために撮影所に、そこで女優と王子に出会い、女優が事件に巻き込まれたのでポワロに依頼が来るというのが結構好き。ワンクッションあるので、王子も口の堅い探偵にお願いしている感じで。まあ警察も来てるけど。

そして女優は枕営業させられて、来たら死んでるで、隣の家に走ったわけだが、ああ?執事もいるしほかの家もあるのにというのを、窓から見えたで隣の家に走ったって怪しいぞで。
今回は推理もトランプしていたら来たってカードを全部使ってないぞ、偽装だと見抜きつつ、ボスの資料であった人物がその隣家の人だ、で。
ああ、名前を変えて引っ越してきたら、隣家のボスに弱み握られたわけねと。枕営業に応じたのがそういう理由で。逃げ込んだのが実家だから。
まあボスの資料が決定的だったよね。

なんとなくで終わったのも、それで良いのか、ポワロさんだったな。

だがしかし 1話~12話

田舎の寂れた駄菓子屋の息子の主人公は漫画家になりたいので店を継ぐ気はないのだが、そこに老舗駄菓子メーカーのお嬢が父をスカウトしに来て、父は息子が店を継がないと入社に応じないと反対。
そのためお嬢は町に住み着いて説得交渉に入る。

駄菓子うんちくアニメ。
バクマンやらパロネタの応酬だし、駄菓子薀蓄は楽しかったので、駄菓子を紹介するラブコメとしては堅調。
駄菓子はそりゃ誰でも食べてるので、これがこうで美味いんだよねが成立する。
またギャグコメディなのでなんか美人だけどハイテンションな変な女が来たを、主人公やその友人の喫茶店兄妹でも目撃させて、自転車で田んぼに頭から突っ込んでるのもギャグにしか見せないね。

実にわかりやすい堅調な作品。

2話
きな粉棒を食ったり生いきビールを飲んだりしつつ、笛ラムネ薀蓄からメンコ勝負。

笛ラムネぐらいしか経験がなくて、酒がほとんど飲めないし憧れたこともないのでビールなんか子供の頃から飲みたくないし、きな粉棒とかも汚そうでね。アイスの当たりも、そういえば交換してもう一本なんて言った記憶もないな。いちいち交換に行く手間とかもあったし、そもそも駄菓子屋と顔馴染みになるほど入り浸りになる記憶もないから言い辛いのよね。
メンコが辛うじて経験があったかなぐらい。
うーん、ノスタルジーに浸れないな。
女の子と薀蓄を語り合い遊ぶのは良いんだけど。 

3話
夏なのにストーブ焚いてブタメン食ったり、プールでお菓子拾ったり、喫茶店で女子トーク。

ストーブを焚いたらお菓子が駄目になるぞと思ったらちゃんと言及して、エアコンが故障してプールに行ったり工事の邪魔だから喫茶店に行くのに繋げるなどなかなか上手いし、なによりお菓子薀蓄を、歴史を教えるのではなく、どうやって食うんだという基本的なネタで攻めてくれたのは非常に良かったです。
これ、包み紙じゃないのか、剥がさずにちょっとずつ食べる、を、食べ方を伝授だ、どうやって食べるんだ、こうかな、なんか違うっぽい、じゃあこうだ。
でギャグに出来てる。

4話
拘束目隠しふ菓子利きプレイとグリコ食べマラソン。

なぜかエロ目的プレイで大笑い。なんで目隠し拘束するのか。
後半の普通に走れよと思いつつ、私の分も食べて走ってのテンションが、コントとして良かったしね。
ちゃんとお嬢のポニテにエロ絵にして怒られるのも良かったしね。
 
5話
ビンラムネで依存症になる粉ネタ、ベビースターラーメン薀蓄放送、すっぱいぶどうギャンブル。

このご時勢に依存な粉ネタやるか。
薀蓄放送は主人公の知識がすらすら出るぶりと親父の全部知ってるから相槌してあれだろで進んでいくぶりで有能さの片鱗を見せていたな。
最後のギャンブル運なしのお嬢の焦りぶりも良いキャラしていて、駄菓子関連での会話劇で楽しかったね。 

6話
駄菓子で遊ぼう。サヤ師とココノツのお医者さんごっこの思い出。

高校生にもなっておはじきを一緒にやる幼馴染感が素晴らしかったな。
みんなで今でも遊べるって良いじゃんか。
まあ後半のお医者さんごっこするという4年生のサヤ師の昔からのココノツ好きも相当で、好きだから触ってよと言い出す展開とか積極的過ぎてエロ恥ずかしい記憶であり、覚えていて嬉しいとかもラブコメで良かったな。
サヤ師が駄菓子遊びが得意なのはココノツのためだろうしさ。 

7話
お祭でもんじゃ焼きしたりして、型抜きで荒稼ぎするお嬢を尻目に、サヤ師がお祭デート。

もう後半のサヤ師のデートが凄過ぎて、半被着て、嚙みまとめてるお嬢の印象が飛ぶ。
だって普通に髪を縫って浴衣着て美人だし、ココノツもちゃんと親父と同じ従業員服というか作務衣で、前髪上げて印象違うしで、お互いに似合ってるよって言い出して照れるのも良いし、普通にお祭デートして楽しいとかで。
金魚すくいのネタも覚えてないけど、今もいるよで。
そして親父と兄貴が代わってくれて、兄貴が料理が超上手いとかで、周辺状況も含めて非常に楽しかったです。 

8話
怖い話とけん玉と占いでパンチラ。

いやいやそのオチ!とか誰が伝えるんだの突っ込みがありつつも怖い話は怖いというのはある。
そしてガムにネタが書き込まれて、自力で作ってる辺り話のネタになるようにと。 

9話
口内炎でもプチプチを食べて口が痛いのも好きなお嬢とウンチョコという箱が気になるサヤ師。
あと、関西出身だと言い張ったりするお嬢が爆弾アイスとおっぱいアイス論争。

爆弾でしょう。
前半のお嬢とサヤ師だけ、後半のココノツとお嬢だけといういつにも増して密室戦、限定戦で、声優の演技も堪能。 

10話
口内炎なのでお菓子断ちしたけど、粉末ジュースを飲んでるので悪化。

長々と御菓子食べろ、食べないのやりあいに、真っ当な医者に行けよ、御菓子食べていたで脱力オチ。

11話
父の凄さとラムネでペリーでちゃんと将来を選べ。

前半の父がちゃんと気を遣えて、10円のガムの当たりが出たことにして子供に良いところを見させてやることで、有能で、昔ながらの駄菓子屋のおっちゃんとして雇いたいという説得力。
ここから後半の、進路どうするかで、本当に決断の時は受け入れるけど、説得は続けるぜで。
別に駄菓子屋しつつ漫画家やったら良いじゃんと思うけど、親父が自宅の店を畳んだらで成立するし、お嬢が諦めることでも済む。お嬢の夢もあるけど、違う選択肢もある。
決断する前の曖昧な状況の青春。

12話
お嬢を駄菓子屋継がないから田舎に釘付けにしているなと思う主人公だが、やろうと思えばいつでも出来ることだし、駄菓子屋での駄弁りが最高に楽しいよと案外気に入ってることを明かす。 

先延ばしエンド、なんだけど、お互いにこのグダグダが気に入ってるから、いくらでも待つよで、気楽なオチ。

総評。
駄菓子ネタの数々と仲良しネタ、そして自然なラブコメが入り込むことで、毎度毎度楽しく見られた。
ほぼ4人の会話劇で進むことで、密室劇であり豊富過ぎる薀蓄披露とかで、聞き手と話し手がいるので、こんな話があるんだ、この御菓子はこういう謂れがあってと。
この安定さが、実にお見事で、ただ御菓子の薀蓄披露してるだけと思ったら、いろんなギャグから遊びにラブコメまでいろんなイベントも絡めてきて。
正直、大した話じゃないのだが、その分、1話完結で物凄く気楽に見られて、楽しい作品だったなと。
とにかく好印象で手堅い良作。

最弱無敗の神装機竜 1話~12話

圧政を敷く大帝国がクーデターで崩壊。それから5年。帝国の王族は恩赦を条件に働かされている主人公の王子は女性適正者のほうが強いパワードスーツ、機竜の学校で働かされることになり、風呂に突っ込んだことでクーデター側の王女で学園最強の生徒と対決。
ギリギリ引き分けに持ち込むもモンスターが飛び込んできて連携で仕留める。

ベタベタなお風呂に飛び込んでヒロインの裸を見るとかそれが学園最強の姫で対決とか惚れられるとかオーソドックスな内容。
なのだが、意外と完成度は洗練されて見やすい。
例えば主人公がクーデターを主導した黒い英雄機の持ち主なのはわかるのだが、それを使わずに量産機でエース機の姫に互角の勝負をしてみせることで勝てずとも凄い奴扱いに出来るし、また姫に勝たないことで、自己犠牲での連携での勇敢さを見せたので、姫もナイスファイトだったと認める度量を見せて、惚れても対等に見せている。
主人公自体も亡国の王子なのに、恩赦の借金で働いてる、クーデターを自ら起こしたので境遇に不満はない英雄であること以上に妹がいることで借金のために動く理由も見せて最弱無敗も負け知らずの賞金稼ぎで強いことにも客観的に納得させる。
潰れた帝国の王子だという境遇にも軽い感じで描いて、ストレスがない。
クーデター側の姫なのに絶対権力もあまり見せずで。 

あと闘技場での戦闘演出がちゃんとしていたのも好感。シールドして観客に喰らわないのはもちろん大出力砲を撃ったら貫通するから上空に向けてしか撃たないとかシールド喰らったら悲鳴が出るとか妹が解説役とか教官が駆けつけるまで踏ん張れとか、なんか同系統の駄目な奴とは同じことをやっても洗練度が違うのを凄く感じる。
 
2話
幼馴染の巨乳と同室になって添い寝されたりデートしたりがありながら、モンスター討伐の向かう姫様が反乱軍の襲撃を受けて黒い英雄機を使用して救う。

もはや単なるテンプレな幼馴染とかデートとかの話が、1話で主人公強いし姫が迎え入れたので、もうそれだけで大人気だし、久しぶりに会った幼馴染が好意的とか、政治情勢全無視しても成立しており、1話をちゃんとやるだけで印象が全然違う。
正直、政治情勢をちゃんと描いてないとこんなに受け入れてくれるのおかしいのだけど、1話で姫が認めてるまでやってるのですんなり行く。

姫も嫉妬する以上に工房の所長で量産機直して騎士団に入れとか言い出し財布忘れるポンコツとかクーデター派の父に見捨てられて奴隷化の紋章を喰らったのにクーデターで姫になってどうしたもんかと思っている。
それで義務的に戦うが死んだらで良いという捨て鉢さを、よくやってるよと主人公が認めて、こっちのほうがマシだと思えるように行動する、前の体制が酷かったから。
そういう感じでただ強いだけ以上にキャラも出てるので、気にならないな。

あと騎士団もモンスター討伐に出撃したのに、留学生や騎士団員以外がいるとか、伝令が戻ったり、離脱組以外にも踏み止まるのがいたりとか、顔アリキャラがちょこちょこ動いて良い感じ。
なにより解説妹が当然兄貴が英雄だと知ってるので全部解説して、この子のおかげで見やすさが違う。

3話
1週間の依頼権を手にした留学生は執事が来るから恋人役になれと言うのだが、執事は四大貴族を連れてきて婚約者だが、王子が恋敵なら決闘だと王子と留学生、貴族と執事のペアバトルに。

テンプレの塊のような偽装恋人、婚約者との決闘という流れが、なぜかこの作品では滑らない。
1話のおかげで本当にスラスラ行くな。
主人公が王子かつ人気者だと出来るように描いてるので、主人公は出来る奴だし気取らず物腰柔らかだから人気者でありで、学長からお祝いパーティーしてくれたりで、チクリと言われつつも一般人の多くは信用できる奴だったにして、そういう行動してるので納得させてくれて。
なにより王子だから貴族の婚約者としての家格が合うし、留学生が覗きを言わないでくれたし服も買ってくれるので、出来る限りしてやりたいと思わせてくれて、貴族側も姫が挑んだように政権陥落した王族に取って代わる感も見せてるのでぞんざいでも成立する。
姫や幼馴染も微妙に出てきて、尾行したり幼馴染が意外と強いとか、姫様純朴とかで、サブもモブとして出続けて、テンプレなのに感じは凄く良い。 

4話
決闘前に遺跡調査に向かうことになり、その隊長に貴族が就任するのだが、いざ遺跡に到着すると王子と留学生だけが遺跡に突入してしまい留学生はこの世界の住人ではない、遺跡時代の生き残りだと言い出す。

王女がメイドになったり幼馴染と風呂に入って傷がないとかありつつも貴族が武装強化を利用して遺跡調査の隊長になり、なかなか強かったりして。
でも今回一番良かったのが、全機シールド全開を集団でやること。
こういうの良いよね。メカニック燃えがあった。 

5話
留学生は古代人であり養子として認められたと養子先で頑張ったが結局出来が良過ぎて疎まれて外国に放り出される。
遺跡調査に参加も古代人だと否定してみたかったけど、古代人だったとショックを受けつつも王子に励まされる。
そんな王子をこれ以上巻き込めないと貴族との決闘に単独で挑むのだが、先読みの能力を奪われて敗北し、だからわざわざ襲って機体能力を確認して遺跡調査中に能力を奪ったのだと。
これに駆け付けた王子は黒い英雄機での高機動力を先読みで奪われて、さらに暴走させられて絶体絶命となり、他国の女一人手に入れるだけで来るべき大変動に勝てる武器が手に入るという貴族に暴走エネルギーをぶつける奥義で撃破する。
留学生は死にそうになった王子に振りはもう良いからと叫んだのに王子が恋人だから助けると叫んで勝ってしまったことで、本気になり実家に婚約者として報告してキスして、応じてくれたらもっとさせると挑発して、初心な姫から激怒される。

ちゃんと留学生のキャラを遺跡で二人きりだからと解説、掘り下げて絆を深めつつ、決闘で無関係だからというのを恋人だから助けさせろと来てくれた嬉しさに本気になって、最後のベロチューまで、実に卒がない展開で嬉しい。
これが惚れるに足る展開であり格好良さを見せてるので、普通に受け入れられるのよ。
そんなことないですよ、頑張ってとか、嫌味がないし、今は恋人だから助けさせてくれも、そもそも主人公が旧態依然の帝国を変えたいからクーデターを起こした勇士であると描かれて、それが、象徴である旧軍とか貴族に向かって行くのがよくわかる。、
今更だけど、これ、女性蔑視解放の話なのねと。姫は奴隷にされていたし、留学生も道具扱いで、そりゃおかしいだろうでそうさせないために主人公は戦う。

同時に掘り下げで祖父が教育係で圧制を批判してリベラル教育を受けた母と共に捨てられ民衆は王族を嫌い、結局助けてくれたのは幼馴染だけというのが、また上手い関係で、姫が一番ヒロイン力なくてギャグ担当になるのもわかるからさ。
留学生は今回のイベントで惚れたし、幼馴染も昔からで。姫は命助けて認めてくれて好きだけど、別に王子はそうでもないからさ。

あと、敵が馬鹿じゃないのも良かったね。あの前回の襲撃が機体を見るため、遺跡調査で急に不調になったのもコピーされたからで、事前に情報偵察していた。そしてちゃんと国家のために遺跡から武器を探すからというのも目的があり、単にムカつくとかじゃないキャラが出ていた。
最強の主人公機の能力も奪われて、どうすると思ったら技で勝つで主人公の上回りも妹が解説してくれるから最強の機体だから強いのじゃない量産機でも強くて技を持ってるからで、主人公の格の見せ方も良い。

いやあ、正直、これからハーレムアニメの主人公の声って女性が少年ボイスでやったほうが良いかも。
田村睦心がやってるので嫌味がないのよね。王子自体が惚れられるに足る男なこともあるけど、男性声優だとちょっと男が出ちゃうのに、そうならないからさ。
ハーレムアニメの主人公の男が女性声優ってほぼないと思うけど、結構良いよ。 

6話
女装して変質者警備していたら男嫌いで学園最強の3年生貴族で騎士団長と知り合った王子は率いる4大貴族が捕まったので代わりに参加すると言い出して拒否するのを飲ませるため島での合宿で決闘するのだが、女装して会うことになり、実は男嫌いでもないということを知る。

あの4大貴族の若様が生き残っていたと思ったらさっそく殺されて噴き出した。主人公たちに手を汚させないためとはいえなくても良いじゃんか。
一方で巨乳騎士団長が孤独だから寂しがり屋で女装した王子にポロリと本音こぼすことで、ギャップを描いちゃって。
にしても主人公が女性声優だからこそ女装ネタがスムーズでビックリ。相手を確認せずに暗がりでマッサージもおかしいんだけど、声の時点で、まあ良いかなぐらいあって。

冒頭の不審者とか団長の腰巾着で王子排斥を運動するがそれだけじゃなそうな女とかいつつ、留学生や幼馴染がそれぞれに目立つのに、姫はまったく良いとこなし。 

7話
団長は王子の祖父が教育係で腐敗を伝えて祖父が投獄されて死ぬ遠因になったことを負い目に騎士団に入れたくなかったのだが、団長の副官がスパイで裏切っており、始末されそうになったところをどうにか退治して、黒幕やらとスパイは逃げ出すが、学長がなにかを呼び出して合宿の目的を話すことに。

まあ安定のオチであるが、モンスターを操る黒幕やらが出てきて状況も動いてきたな。
とはいえ相変わらず王子が好かれるし、向こうもそれなりに好意を向けるに足る話があるので良いけど、もうそろそろ良いかなと思わないでもない。

8話
遺跡探索中に端末アンドロイドを発見して最下層でのメインコンピュータを目指すとモンスターが飛び出して外に被害が出ないよう主人公と幼馴染が撃破するとその余波で島にあった人体実験所が見つかり、かつて自分は幼馴染がここにいたことを知っていたと思いだす。

前回出てきたのは遺跡なのね。
そしてサブキャラ排除でのメインキャラのみでのダンジョン探索していたら、学長が妹が改造人間なので強引に突入してという話で、本格的な調査なら外部にモブキャラでも配置したり、1階層ずつに数機での調査やったりするのに、敢えてキャラ数を絞ってるので、学長の思惑が影響して隠密だよなと。
しかし冒頭のいじめっ子が攻撃するのが女なのが男女差別テーマなのねと。

9話
幼馴染が改造人間にされて兵士にされていたけど、自力で解決する。

王国崩壊を狙う連中が王家残党にもいる、兄貴だったり親戚だったりの一族同士の内紛でもあるようで。
また遺跡もなぜ人間を襲うのかも裏切ったのだそうで。
そんな背景と主人公超パワーアップのゴリ押しで勝利して、幼馴染も自力でと、何の意味もない。
作戦とか技とかなんのもないとは思わなかったな。 

10話
建国祭で姫に騎士として紹介すると言われて、遺跡調査権を賭けた試合後に答えを出すことになるが、死んだ国王に仕えた狂臣がもう一度革命を起こして国を再建しろと現れて拒否するが、こっちも答えを待つと。

王国崩壊を目指すクーデター後の物語をやってるけど、それだけだな。 

11話
大会と首都攻略の反乱部隊の討伐を行うが、姫は機体操作能力で暴走させられて逮捕され、主人公も敵対勢力の撃破のために奔走していたら正規軍が壊滅して首都を戦場にしないために一人で戦う羽目に。

国家転覆を狙う反乱軍の姦計などなどで分断されつつの最終決戦。大会やってる暇ないだろうにで案の定で。

12話
それぞれの対応する敵と戦いつつ、主人公が救援して大勝利。とにかくも建国祭が開催されて旧王家の血筋も騎士という形で取り込んで安定するが、ハーレムなので誰を選ぶと迫られる。

意外と騎士団長がカットされても元相棒を一人で撃破したり、留学生が先陣切って足止めに動いていたりと出番は少ないけど、見せ場はちゃんと用意するね。姫もあっさり救われて、一緒に増幅ビームだで。
操り騎士も主人公に忠誠誓って体制保持に動こうぜですぐに仲間入りで。
あの男が噛ませ過ぎて瞬殺だったな。

姫が騎士に元王族を選ぶのも政治的には元王族も体制側が保護するので、反乱側も一部大義名分を失うとかあるのに、そういう言及もないからさ。だから体制保持に武力を持って従うのも許されるし、新体制も王家が降下したけども協力してということでありえる。
首脳会議で囮やれよと言われつつなので、表舞台に戻れたということで意味があるのにね。

総評。
内容としてテンプレの連続で終わって見れば、まあこんなもんだよねというほどほどな凡作だったのだが、5話ぐらいまでの姫と留学生は丁寧な描写でかなり好感が持てており、敵も相応に強いけどそれを上回るぐらい強い主人公に惚れるしそれを解説する妹と、情勢無視でハーレムモノとしてキャラ掘り下げもあって結構良作になるのではと思ったら、キャラが増え過ぎて、騎士団長とか幼馴染の話は、もうそういう話はわかったからさという面で面白さが足りず、また旧体制の連中はクズしかいないので魅力に欠けて。
大した思想もなく権力闘争してるだけだからさ。

ただ主人公を女性声優がやったことで最強系主人公なのに嫌味さがなかったのは良かったです。どんなラッキースケベも、嫌味に感じないのは声の力のおかげでもあって。
女性蔑視かつ覇権国家の改変しようとした英雄として爽やかな奴だったしね。 

まあハーレムラノベとしては普通でした。 

男子高校生の日常

男子校に女子校が合同文化祭をやることになり、男子は興味津々ながら恐れてもいる状況に変なテンションになっていく。一方の女子は男子をキモって思っており空回りしまくりの男子を酷評しまくる。
結局、文化祭ライブを頼んだアイドルの人気がないようで客集めをしたら普通に集まってなんともなく済む。
ちょっと俺のこと好きかもね、なんて勘違いしていた主人公たちも結局なんともならずで、なあ、彼女ってどうやったらできるのかなとグダグダする。

文化祭でのなんやかやを男子高校生の日常のノリでやったので、エッセンスは感じるものの、まあクソ扱いされてもしょうがないよねと思う。
正直、実写でやると痛々しいし生々しいのよ。
それが女子と話も出来ないド緊張しながらも興味津々さと男子たちの内輪の騒ぎぶりに繋がって、ああ、そうだよねと思ってしまう。
女子も合同に男子キモいよね、女子だったら何しても良いけど男子に何の価値がという感じで、男子から見たらおっかない同年代の高圧的な連中で、そりゃそうだよねと思う。
コスプレ喫茶を覗く癖に入れないのとか興味津々だけど小心な男子ぶりが実に描けてる。

うん、この男女間の生々しさが、実写だからこそ描けているし、文化祭も含めて大したことないことをやっていて、何も得るものはない。
普通の男子校の文化祭なんてそんなものでしょうというリアルさが実写だからこそ余計に刺さるというか。

一番楽しかったのは文化祭当日ではなく前日の準備に、俺も残るわと言って全員残留して騒いだりとか、女子に怒られたあとに、これはこうだよねと言って内輪で騒いでる感が素晴らしく青春していた時。
当日は本当に等身大の男子高校生の出し物で、お化け屋敷は受けないし怒られるという本当につまんないものでしかない。女子とお近づきになりたいと思っても、緊張で一言も話せない始末で、無言で立ってるからキモがられて、近付こうとするだけで実に面倒くさいでさ。

リアルっちゃリアルでした。でもそれだけなんだよね。
原作のほうは実は女子も大概馬鹿で、男子も使える奴は結構いるとかでバランス取ってギャグになってるのにさ。そういうのもなくなっていて。
唐沢の実直な実務家ぶりは、ダメダメな男子の中では天才じゃねえかぐらいのノリがあったのにさ。

まあでもこの映画は文学少女を可愛い子にしなかった時点で終わってたけどね。あれはせめて可愛い子にして欲しかったと思うからさ。お互いに痛々しいポエムでコミュニケーション取りたいと思ってる感じで、なんか言っちゃったら乗ってくれたからというよくわからんノリでも話せたら楽しいで、でもそれ以上はない捻くれ会話なわけでさ。

青春映画としは、1時間以上やる意味はなかったよな。

怪盗ジョーカー 33話

生放送テレビ番組ファイナルカウントダウンにジョーカーからお宝を盗むと予告状が届く。
番組は高校生探偵を招聘して、イメージガムで誰にでも変装可能だが、昨日から変装していられるわけがないとスタッフに秘密保持契約書を書かせて、そのペンにインクが付くように仕掛けた。
つまりこの場でインクがない人物がジョーカーの変装だ、一斉に手を上げろと。
だが、インクは嘘で、すぐに対応するジョーカーだからこそインクが付いたように見せかけるはずだと引っ掛ける。
これに正体を見抜かれるジョーカーだったが、ホッシーを使ってお宝を奪取。
そのままいつも通りにさよならのはずが、お宝を取ると台座から毒針が出てきて、砂時計が落ちる30分で死ぬ猛毒だと、司会のDJピーコックが言い出す。
解毒剤をお宝と交換だと生放送で言い出し、死んだら殺人罪になっても奇跡の怪盗を殺せるのだとやり過ぎだと言われながらやりぬこうとする。
ジョーカーは解毒剤を盗みに行くと鬼山にハチを変装させて抗議に行かせてジョーカーが現れた隙を突いて盗もうとして、そう来ると思ったと失敗。
強化ガラスに隠れることでピーコックに手が出せないジョーカーはトランプカードで抵抗を試みて、セットを破壊してガラスにぶつけることで壊そうとするも無理で砂時計は無情にも全て落ちて時間切れ。 
倒れたジョーカーに勝利宣言するピーコックは強化ガラスから出てくるのだが、ハチはインタビューに最高の気分だぜと言い出して、ジョーカーは起き上がり解毒剤を盗む。
実はセット壊したのは時計台を見えなくするためであり、トランプカードも闇雲に投げて周囲のセットを壊していたのは、ライトを砂時計に当てて高温にすることで熱による膨張で空気は早く上に登り砂が速く落ちるように仕掛けて、死んだように見せかけて、手も足も出ない強化ガラスから勝利を確信させて自分から出させたのだ。
だが、その解毒剤は偽物で毒。高校生探偵がピーコックの行動の異常さからテレビ局で入れ替わって隠しておける場所を調べて監禁されているのを救出。
これだけの卑怯者は約束は守らないと。
ならばとジョーカーはトランプカードで傷つけてこちらの毒も食らわせて、解毒剤の交換だと。
その毒はイメージガムで毒を受けたように変色させているだけで、ジョーカーの一人勝ちだった。

死ぬまで30分の極限の3段ひっくり返し。
よっしゃ!今回は怪盗ジョーカーらしい出し抜きとどんでんひっくり返しの連続で非常に楽しかった。久しぶりの高水準で文句なし。

また関西弁の車椅子の高校生探偵速水京太郎が前半の引っ掛けとピーコック救出でジョーカーに推理力では上回り出し抜くけど、体の自由が利かないので盗み自体は阻止できないという上手いバランスも見事で。
また推理も、そこのスタッフ、変装してるだろ、カメラが映ってないで理由を提示して見抜くし、ジョーカーを見抜くのも事前にイメージガムで昨日から入り込むのは無理だから全員にインクを付けたと言い出して、すぐに手を上げろと言うことで、土壇場で対応してしまうのを予期して、引っ掛けている。
これもよく考えたら手を洗う人もいるから、そりゃインクが付いてない人もいるわけよ。でも、土壇場で、手を上げてと言うから考えられない。
これだけでも指揮能力の高さは際立ってる。
ピーコックもおかしいぞとテレビ局捜索で見つけ出して、DJがDFになってるぞで、それはどうかと思うけど、一応で。解毒剤も違うというのも勝負だから約束を守る公人と思いきや変装した殺し屋だからでちゃんと理由がある。

また前半で手強い探偵を力技で出し抜いたのをしっかり描いてから後半の解毒剤を巡っての勝負もちゃんと知略戦になっており、しっかりハチが変装して怒鳴り込んでいたらジョーカーが来るという状況で盗もうとするというフェイントを掛けて、赤さそりもカメラで後ろから来てるからこいつハチだなと見抜く細かさで。
しかも解毒剤も毒薬だから、ハチが邪魔しなくても、毒薬飲んだら死亡だったので、やられたふりして飲ませるのもありだった。
で、ちゃんと準備して強化ガラスに逃げ込んで時間切れまで粘れば勝ちという、圧倒的に仕掛ける側有利で。
それをジョーカーが解毒剤を盗むの失敗したら、ガラスに攻撃しているように見せて、周囲をボコボコと壊したりするのが、時間切れで死んだと思ったら、ちゃんとライトを動かして熱で速く落ちるように工作して、しかもセット壊して死ぬ振りすることで、ガラスの中からは時計台が見えないので、勘違いして死んだ振りを信じ込ませることが出来る。腕時計もしてないしね。

この土壇場の出し抜き合いの連続で、これでシルバーハートの解説も入って勝ったと思ったら、解毒剤そのものが毒薬で飲んだら死ぬところだったというさらにひっくり返されて、最後の一撃かと思ったら毒を塗ったから俺が死んだら解毒剤はないぞとチキンレース挑んで、ジョーカーが死ぬまで時間がないから、毒使い故に毒の怖さを知ってるから降伏しちゃう。
これもよく考えたら死体から奪うとかハチを捕まえて出させるとかいろいろあるんだけど、金のために雇われた賞金稼ぎに過ぎないので、自爆する覚悟もない命が大事なので応じてしまう。
もちろん毒はイメージガムの変色に過ぎず、数分で元通りで、騙されたことを知る、最後の出し抜きの痛快さ。

オチの、録画忘れたというのも上手いギャグオチ。

いやあ、今回はアイデア満載で非常に高品質で。
前半の探偵視点で見抜いていくのもちゃんと裏付けのある描写で素晴らしかったし、毒を盛られて解毒剤奪取にもフェイントに手も足も出ないと思ったら死んだ振りの引っ掛け、かと思ったら解毒剤も毒薬で、こっちも毒を盛ったと引っ掛けて降伏させるという最後まで気が抜けない展開で。
3期では一番良かったね。

まずいきなり現場からスタートも上手くてさ。いちいち予告状出すとかのドラマを省略できて、テレビ局屋上の攻防に終始できる。
この無駄な描写のなさも上手い。
また出番のないクイーンもシルバーハートの解説に参加して、外国の通販みたいに笑い声入りでの掛け合いやって出番があって楽しい。
その解説も久しぶりに解説する価値のあるもので。ライトの熱で砂時計が膨張と中の空気が熱くなって早く落ちたのだと言われて、科学的裏付けがあって良かったな。
これなんだよね。実は科学的裏付けのあるトリックだということが奇想天外に見えて、これを仕掛けたジョーカーの知略が光るでご都合じゃない感じでさ。

良かったよ。

武田信玄 7話

高遠軍団が諏訪を襲撃する事態に、妹の息子を擁立して諏訪家再興だと言えば諏訪の国衆が忠誠を誓うだろうと。そのまま湖衣姫も手に入れようとするが、攻め滅ぼした諏訪の娘を側室にすると命を狙われかねないと家臣は猛反対。
だが、居場所を突き止めた勘助は湖衣姫と子供が出来れば諏訪を手に入れる保険にもなると説き伏せて、隠れている場所を襲撃する。

信玄、風林火山の旗を作る。 
武田家ではなく甲斐の国としての旗とのこと。孫子の兵法の文字の旗を作るけど、兵士には読めないぞ。教えるし勢いをつければ良いだのと割り合い適当な理由で、旗を作っても、おお!ぐらいの感覚でしかない。
それだけ大事だが、その程度でもあって。

一方で高遠家の諏訪襲撃に、妹の息子を擁立したら諏訪家再興なのであっさり調略だと北の玄関口なので母の寺に引き取られていたのに、妹もこれで再興だ、故郷だ、諏訪に栄えあれで、やる気満々で。
そんな利用する自分をなぜ周囲は怖がると不思議に思い幼い頃の寺の師匠に聞いたら、自分がわからないと世の中見えない、そういう人になってます、否定してもらいたいと思っても駄目ですよと言われて。
領土拡張に突き進むのは戦国大名なのに、周囲からは恐れられる。
その戦略は当たり、ほぼ無傷で諏訪を併合している。

なのにそのまま湖衣姫も手に入れると言い出して、重臣はやばいぞと大反対する。
勘助が今川的にもゴタゴタになれば良いから湖衣姫を入れるのは良いと戦略で論破するけど、こいつは今川の間者だと言われつつ、讒言で。
なんで湖衣姫を得るためにこんな何話も時間掛けるのかは、勝頼のための遠大な伏線として、このために武田家が滅ぶということで。

ちゃんと晴信の初恋の女が好きなんだよという動きや家臣の諏訪の女はやばいですってやゴタゴタ上等で晴信を支援する勘助など、実に見事。
妹の禰々も諏訪に戻りたいと懇願して、戦略と一致するから許されるという腹黒計算付くで。
もう政治に巻き込むなという母の願いは無視する。本人の願いもあり、そうやって利用するのがで。

しかし湖衣姫騒動って事前に勘助が言うような戦略の保険として側室にすると会議で言ったらそう反発もないだろうにさ。

一方、諏訪を手にして屏風で天下を手に入れるのだぞと教える三条や八重の能天気さ。嬉しいとは思うが。
そして信虎に世話料を送る晴信が1年で送金可能なぐらいになったのだなと。戦争もほぼ無傷でやり抜いており、これまでの優秀な戦わずに勝ってるから金が余ってるのだろうと思わせて上手い。雪斎から今川と北条は小競り合い中とのこと。
その信虎は娘の嫁ぎ先じゃなかったら一日で併合したと言い出して、なかなか一筋縄じゃないな。

ちゃんと農兵のトリオが家臣反対で兵を用意できないので勘助の隠密部隊として動いて上手い活躍だな。使えないからお前は見張り、投石で見張りを殺せ、行くぞで。

戦闘しない合戦が経費節約に繋がって上手いなと思わせる。甥っ子の擁立も諏訪の国衆を味方にする戦略で的確。
ちょっとずつ信濃侵攻がなっていくのも上手い。諏訪頼重を潰した時に戦後処理しないから、こんなもんかと思ったら、ちゃんと後見に晴信、名代に重臣を起用して事実上制圧併呑しつつ反乱を抑えて懐柔して上手い。 

みんなのいえ

放送作家の夫直助はいよいよ家を建てると決めて妻民子の後輩の建築デザイナー柳沢に家のデザインを頼み、施工を父である長一郎に頼む。
しかし洋風建築様式でデザインしたいという柳沢と日本的大工工法に拘る長一郎は対立。図面もデザインもこうじゃない、これは出来ない、こうするべきだという齟齬を含む両者の対立はこれがしたいのだと言われてもモノがないため出来ないという準備不足から施工期間がどんどん余裕がなくなり、もうこれで良いだろうと半ば諦める。
しかし長一郎は柳沢のデザイン性を認め始め、ちゃんと手がけた内装デザインの仕事を確認すると歩み寄るのだが、柳沢はそこのバーテンが自分の作品なのでと酒を作り直しているのを見て、自分の作品だから壁の色に納得行ってなかったのでペンキぶちまけて憂さ晴らしする事態に柳沢は放り出される。
しかし大雨で雨漏りしてないか様子見に同時に来た二人にその二人の様子見に来た直助は柳沢と事故を起こして修復家具を壊してしまい、それを長一郎が丁寧に修復したことで意気投合。
なんやかんやあり、大き過ぎる和室とかありつつも無事完成して、お互いの腕を認め合う二人だった。

本当に家を作っちゃう過程を描いた映画なのだが、どちらも奥さんの後輩と父という身内贔屓だから好き勝手やってる感が強くて、挟まれる気弱な旦那さんが矢面に立つという理不尽さも御主人だからで、本来なら奥さんが調整すべきなのに、しないからこそのゴタゴタ劇だったな。 奥さんはデザイナー贔屓で旦那は贔屓できないので決められずで。

一方で準備不足、調整不足も表面化しており、柳沢はそもそも家具とか内装デザイナーで建築は初めて。なので、建築基準違反の設計図出したりしてインチと尺とか違うで、それで信頼をなくして現場の大工とは連携が取れず、こうしたいんだよと言ってもそのタイルどれだよ、ないからわからねえよ、内装のどれだよ、納期が迫ってるからこれで選ばなきゃ無理だよで。これらは事前準備を入念に準備していたら起こらなかった。
一方で大工側も娘の家なんだから丈夫に頑丈にだと言い出して、大黒柱がなんでここに、和室が広過ぎると言われるように、デザイナーなんて現場をわかってないから図面を引いて勝手にやらせてもらうと言い出してデザインは外観だけで内部は無視を連発。
こういうことが連発して結局時間だけが過ぎ去って行き、納期まで時間ないから。
これでという。
ということでゴタゴタ続きで。

しかしどちらも仕事の本気さは伝わり、理解しようと歩み寄ればやっぱりすぐに激昂してで。
もちろんずっと無視されっぱなしだったから、良い色だろうとペンキぶちまけるというのはわかるけど、なにやってたんだしさ。
でもちゃんと以前手がけた仕事を見て、小洒落た店だねと評価するし、レンガやタイルも探してきて、これで良いかと譲歩や才能を認めているし、大雨で雨漏り見に来ての事故からの家具修繕で職人としての技術も認めて。
ここで直助が仲裁に動いてきたのに、二人が意気投合されて、お前が婿なら良かったよ、いやいやというやりあいに涙するシーンは凄いギャグだったな。

結局出来たのは和室だけ広い外観は洋風のチグハグな建物で、池を作れと言われてションベン小僧の像までいる始末で、問題だらけで決して最高の代物じゃない。大損だよね。
こんな大問題で思い通りに行かないからこそ事前準備を怠らずで。
施工中にこれは違うとかは、やっとそこで気付くけど、経験がないとね。

結局やってることはラジオの時間と大して変わる内容ではない作品制作に関わる者たちのいざこざで。
とはいえラジオの時間よりも能動的にならざる得ないし当事者意識も強いのは、デザイナーや現場、決定権を持つ依頼者の三者の厄介さや調整の難しさがありつつも、決定権のある当事者にすることで頼んでるし金も払ってるので、よくわからないけど丸投げしたらこうなってましたで。
上手く立ち回ればいくらでも動けたのに、初めてだからこうなるとは思えずで、人生的にも大きな買い物なのに、人任せで良いのか、思い通りにならなくて良いのか。
自分はこうはなるまいと思ってもこうなるだろうなと思わせる、やりきったほうは達成感がありつつ次の仕事に行くのに、住むほうは、まあまあだなという感じで。
ちゃんと3軒目に作った家がちょうど良いという格言もそうだよね。

職人のプライド、デザイナーのプライド、その激突をなんとか押し留めて上手くやらないと。
結局人間関係が全てというのもらしいね。 
納期に間に合わないからしょうがないは、現実だったな。

ずっと見たかったし、こじんまりとしてるけど、それで十分楽しい映画を作れるのはさすが。 
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