閃の軌跡3 プレイ感想24

6月19日4時30分。演習地は砲撃の轟音で飛び起きる。それは海都オルディスを狙う列車砲の音であった。ようやく通信可能範囲に出たアガットとトヴァルの通信によって神機アイオーンタイプα2の空間移動によって強奪した列車砲4機を運べない山岳地帯の北部ラングドック峡谷へ運び、砲撃していると。
すぐさまオルディスにいるユーシスたちは市民の避難誘導と列車砲奪還へ動きだすのだが、バラッド侯爵はウォレス准将に全戦力で奪還しろと命じて自分はジュノー要塞へ逃げ込む。
ウォレスはある程度予想通りになったが綱渡りだと、ジュノー要塞が襲われるのを承知で最低人数だけ残して出撃。
演習地ではレクターが帝国政府の要請を伝えに現れ、リィンは7組を神機アイオーンに対応するために残して、オルディスからラクウェル、ラングドック峡谷へ向かうユーシスたちに同行する。
帝国政府はニーズヘッグを雇って北の猟兵に対応させており、成功すれば政府の手柄、失敗したら統合地方軍の失態、最悪貴族勢力の本拠地が壊滅する。
午前5時10分。大混乱のラクウェルを通り過ぎ、5時40分。北ラングドック峡谷の列車砲配置場所に到達しそれを守る北の猟兵を蹴散らして進むが、波状防御の末にシャーリィが率いる赤い星座の中隊が立ち塞がる。
そこにさらにマクバーンとカンパネルラの追跡を回避して辿り着いたアガットとトヴァル、ミハイルとランディに率いられた戦術科、さらにシュピーゲルにゼシカ、ドラッケンにマヤが搭乗してブーストキャリアで飛び上がってやってくる。
そしてウォレス准将に率いられた統合地方軍も到着。
しかしウォレス准将からジュノー要塞が北の猟兵の本隊が狙っており、アイオーンタイプα2も来るはずだと、リィンたちにジュノーが襲われるから向かってくれと。
6時20分。こうして逆方向へ向かうリィンたちは演習地に残っていた7組と合流してジュノー要塞に向かうが、6時50分に要塞に到着した時にはすでに陥落していた。
北の猟兵は団の紋章でもなくノーザンブリア自治州の紋章でもなく28年前の異変で逃亡したバルムント大公家の紋章を掲げており、帝国に帰属した故郷に迷惑を掛けないようにしているが意地は見せたいと。
そしてその陥落したジュノー要塞に今突入戦とする西風の旅団の団長、猟兵王ルトガー・クラウゼルがゼノとレオニダス、さらに蒼のジークフリード、そして違約金の補填に西風と契約したニーズヘッグを率いていた。
3度目の実験ということで、毎度西風と地精の代理人が結社の実験を阻止しようとしていること自体が実験であり、神機の起動、破壊工作が目的ではない。その起動のために戦闘があり、その神機と騎神の激突が目的である。
西風はずっと出待ちしており、今回は譲らない、そもそも鋼の聖女アリアンロードという将に率いられており、リィンたちに将として不足だと。
指揮官として劣り、ルトガーに威圧され、それでも行くというなら要塞攻略前にやりあうことになるが、そこに飛行艇でオーレリアとシュミット博士が現れる。
先着だというルトガーに、オーレリアは将軍として、元居城が取られたこと、北の猟兵が仇討ちに来てるなら受けて立つのが当然。
そういう筋を通したいと言い出し、鋼の聖女と戦いたいだけだと見抜かれつつ、バレスタイン大佐には西風立ち上げの世話になってるのでサラに免じて、失敗したら自分達で戦うだけだと攻略を任せてくれる。
こうしてオーレリア分校長を指揮官にジュノー要塞攻略開始。
二手に分かれ、主攻の主力に、副攻の学生たちによって天守閣へ突き進むが、北の猟兵の主力と激突し、オーレリアへの復讐も果たせずに敗北する北の猟兵は、死兵として、特攻、死ぬ覚悟、玉砕することを望んでおり、殺さないのならと自決しようとしたところを止められ、サラは私達は誇りのために戦ったのではない。血と硝煙に塗れながらも故郷の空腹を紛らわせる金を得るために戦った。その欺瞞を貫け。そうじゃなければそのために死んだ大佐が浮かばれない。
この言葉に北の猟兵は、立ち上げメンバーのバレスタイン大佐の娘が現れた巡り合わせに感謝して気絶する。
一方、ラングドック峡谷ではアガットとランディがシャーリィ、トヴァルとカンパネルラ、ウォレスとマクバーンが戦い、なんとか拮抗しているところをミハイル少佐の指揮する戦術科が、機甲兵を突っ込ませて、その隙に歩兵が列車砲を護衛する赤い星座を攻撃して列車砲を奪還。
これ以上の戦闘は無意味だと結社と赤い星座は本命の実験のための時間は稼いだと撤退。
統合地方軍は最低限列車砲の護衛を残し、遊撃士、戦術科共々ジュノー要塞へ舞い戻ることに。
午前10時、天守閣に辿り着いた主攻であるA班はアリアンロードと対峙。
B班も辿り着き、とんでもない戦いが始まったと見守る。



自作自演の実験の中で誇りのために帝国を撃て、それでも欺瞞を貫き通せ。
アクセルとブレーキを同時に両方目一杯踏んでる状況に盛り下がりと大興奮が同時に襲って来て不思議な気分。
というのも、結局、政府と結社、組んでるじゃないかということがわかってしまい、当初の想定だった結社が幻焔計画奪還のために神機を稼動させる実験を行ってるから阻止しろ。帝国政府としてもそんな機動兵器が帝国で運用されて破壊工作されたら、地方だし貴族勢力の不手際になるけど、帝都まで来られると面倒だから、灰色の騎士に対応させていた。
と漠然と思っていたのだが、あれ、そういえば黒の工房が地精なら、政府と地精は組んでいるので、結社対政府だよな。
あれ、でも、じゃあなんで毎度西風と地精が結社相手に出て来るんだ?リィンが破れた際の保険か、でもそれじゃあ貴族を追い詰める口実にもならない。確実に神機を撃破するわけで、どういうことだと思っていたら。
戦うのが目的だと言い出して、あれ、そういえば閃2で結局、何が目的だったんだというのを、テスタロッサの復活やら騎神同士を戦わせるのが目的だったとかを思い出して。
ということは、幻焔計画って神機と騎神を作り復活させ戦わせることに何らかの意味がある。
もちろん騎神同士の戦いが主眼だろうけど。
その騎神が戦うために結社と地精、つまり政府は組んで実験を行っている。
少なくとも幻焔、クロスベルで作った神機とエレボニアの騎神の対決という意図があるはず。
神機で戦うか、騎神で戦うかの意味合いもあるはずで。
ということはクロチルダが唯一離反したというのもこの協力に反対したからか。
リィンたちは本気で戦ってるのに、結局、政府も結社も組んでる茶番かよという、ある種のガッカリさがあって。

クロスベルで三極抗争、帝国、結社、地精の三つ巴が判明して、さらに所属勢力それぞれの動きも始まる大群像劇だと大興奮したのに、いや、猟兵団同士が組んだように、帝国でも政府は結社と地精と間接的に組んでおり、リィンはその下でいいように動かされているに過ぎない。
もちろん猟兵団同士の連携もある通り、一時的な協力、それも直接的ではない間接的なものではあるんだけども、いつか手切れがあるだろう。内戦中の貴族連合への協力なんかそれぞれいろんな意図があったからね。
だからこそ現状では統合地方軍や旧貴族連合軍、領邦会議での決定がもう一つの3極の可能性もある。
リーヴス分校がある程度の戦力を保持したことで、政府と貴族連合相手に今度こそ中立的な動きも可能になるかも知れない。
統合地方軍、遊撃士、戦術科が共同作戦を実施したことで独立性のある組織同士の加入で、連合軍が出来るし、途中で抜けるとかも可能で。だからこそ政府軍と違って瓦解も早かったのだけど。

で、もう一つ盛り下がったのは列車砲が4機奪われた、4時半から5分に一発撃ち込んでる。
急げ!のはずが、1時間掛けてラングドック峡谷へ向かい、また一時間掛けてジュノー要塞へ向かって、結局列車砲奪還は10時になってしまった。
同時進行で、戦術科の仲間たちが頑張ってる中で、要塞攻略だ、という状況自体は燃えたのだけど、この前提に列車砲が碧で一発食らったら終わり、閃1から2時間でクロスベル市壊滅の大量破壊兵器。
しかも5分に一発。1時間12発という、4時半から10時までの6時間、70発近くが発射されており、本来ならオルディス、なくなっちゃったよねと。
そうなってないのだから、砲撃はただのブラフだったということで、帝国随一の要塞を北の猟兵が陥落させたことのみが目的だった。
都市部への砲撃は大量虐殺になるので、そこまではというもので、これは大事だ、州都が壊滅する、という危機感が、肩透かしだった。
オルディスを描いてないのも作為的で被害どうなったんだよがない。何発か市街地に直撃したのか。3代目の灯台が破壊された程度で、脅しのための港湾区に撃ち込んでるのみで。
本当に、クロスベルに撃ち込まれたクロスベル独立戦争の盛り上がりを思うと、オルディスが崩壊するという危機感、しかももうバンバン撃ち込まれて手遅れで、損害ゼロで勝ち抜けない、急げという危機感を予想しており、列車砲奪還に手間取ったことでジュノー要塞が陥落してしまう。
西風に要塞攻略をさせないのなら、列車砲の奪還、無力化にはすぐに成功する、あるいは4つもあるから一つはリィンたちが奪還するが、全部奪還していられない、北の猟兵の要塞攻略のために残ってる連中が粘り、駆けつけたウォレスたちや遊撃士、戦術科との全部奪還、奪還阻止の小競り合いが発生して、ぐらいで、砲撃自体はすぐに阻止出来るが再奪還されるとまずい、再砲撃されるとまずい。
というぐらいは欲しかったかな。

ジュノー要塞も最初に砲撃されて穴が開いていたとかで神機が対空砲を潰し、転移術で内部侵入されたとかも欲しかったかな。転移術で侵入されたら要塞なんか無力だからさ。
もちろんだからこそ内部が入り組んでいるのだけど。

完璧に燃えたというには凄くブレーキが掛かったな。
とはいえアクセル全開で燃えたのは、北部ラングドック峡谷とジュノー要塞攻略が同時進行で、結社のシャーリィ対アガットとランドルフ、カンパネルラ対トヴァル、マクバーン対ウォレスという、味方も敵も豪華メンバーでお互いに遜色ない。マクバーンの火焔魔人の攻撃をウォレスの黒旋風が凌ぐというのがさすが黄金の羅刹の右腕だ、帝国最強の将軍の一人として負けてないよで。
このエースナンバーが拮抗、凌いでいることで、統合地方軍が猟兵と戦い、戦術科も機甲兵で突入して歩兵で列車砲奪還を行い、ミハイルの指揮があったからこそで。
これが戦闘の雌雄を決する決定打で、機甲兵のマヤとゼシカ、レオノーラが率先していたことで、全員の活躍が光っており、このイベント単体では問題はあっても素晴らしく満足の行くものだった。
声優被り過ぎ問題で、トヴァルが不曉のアーヴィング、零駆動のトヴァルって言い合ったり、ウォレスとアガットもいるとかもあるんだけど、全キャラ見せ場の連続で。トヴァルなんかエクスクルセイドからセブンスキャリバーになっていて、たったこれだけでトヴァルさん凄いで。アルテリアでも事変が起きていることも察せられるやり取りがあり、マリアベルと破戒が動いた。
機甲兵もパンツァーファウスト食らえば撃破されるから盾で防御しており、撃破されて歩兵戦に突入もあるからさ。ボトムズみたい。
まあシュピーゲルを使ったので機甲兵戦ではクルトの出番はなしかな。

そして今回の一番の盛り上がりは間違いなくオーレリア将軍参戦。
救援してくれるかなとはどこかで予想していたのに、まさかのプレイヤーキャラとして参戦とは。
しかも西風と交戦不可避の中で、颯爽と現れ、将軍がいないと無理だぞ、私がそうだ、そしてここは私の居城であり、彼らの狙いは私がやったことが理由で、受けて立つ、それが筋だ。
確かに言い分は立つ、能力も申し分ない。アリアンロードとやりあいたいだけだろうけど、良いぜにさせるだけの迫力があって、お前らが負けたらやるだけだで譲ってくれて。
そこからの幻獣を瞬殺、プレイヤーキャラとしてステータスが同レベルなのに一段違う。装備類でリィンたちが400の武器で800とか900の攻撃力で1000とかのダメージなのに、オーレリア将軍は600の武器で1100の攻撃力で3000ダメージで。ついでに防御も高い。
宝剣アーケディア、あのいつも肩に担ぐ赤い剣が強い。ついでフィールドアクションも斬と剛がSSなので普通に正面から殴ったら気絶で雑魚狩りも余裕で。
回避率も高くしてるしリンクアビリティも反撃が多くて、全体攻撃食らったら自然と反撃で。回避カウンターもそうだけど、手数が多くて。
もうこの上位キャラレベルの表現が素晴らしくて、味方になったらそうでもない、なんてことはない高い能力を見せつけて。
まったく格落ちしてない。
アリアンロードと対峙してもまったく負けない存在感で。

まあ正直に言うと普通に対戦して聖技グランドクロスを食らって全員即死して、ホワイトデコレーションで10分の1にしないとダメだと考えつつ、Uマテ狩りの聖地なのでレベル上げをみっちりやってます。
金策が苦手なのでリヴィエラコートで買えるアクセサリーがあんまりないから、これを機会に複数所持しないとね。クオーツは相変わらずあんまり強化が出来ないのだけど。

キャラではガイウスがSクラも使えないのにゲイルストームの圧巻の高性能で、広範囲射程、妨害との組み合わせかバランスダウンでディレイ効果で、素晴らしく使えた。


そしてこの主力攻略と副攻略の教官や大人たちと学生と分担、同時攻略も素晴らしくて、人数的に12人いるので、6人6人の2チームで挑むことで、キャラを無駄遣いしない、全キャラ見せ場を用意した素晴らしいもので。これも非常に気を使った構成だなと。学生だけチームの魅力もリィンがいないからこそユウナ、クルト、アルティナと誰かでのチームが活きる。基本最初期チームでやりたがるけど、リィンが抜けたことで印象も運用も変えられるからさ。



あとラクウェルをバイク移動の際に、当然駆け抜けずに全員と話して、ミゲルが美女に踏まれて昇天ネタが細かく、近距離で砲撃音が炸裂して、それだけで家から飛び出して、この世の終わりだ、戦争だ、死ぬと怯えまくる大混乱。
絶対ガラスが割れたろうな。
なおここでクレア少佐配下のエンゲルス大尉も3になって初登場。クレアの指示で避難誘導に派遣されており、大混乱を収拾してくれるが、彼も2までは中尉で昇進してる。ドミニク少尉も中尉になってるかな。
クレアの部隊として、鉄道憲兵ではこの2人の部下がいるだけで違うよね。


そして、今回で北の猟兵編は終了。
サラが誇りで生きているんじゃない。金のために、故郷のために戦って来たんだ。それを貫いてくれよで終わったのだけど、この誇りが閃3の通底するテーマで、1章のクルト、2章のユウナ、3章の貴族と北の猟兵の話としてやってきた。
これは空からの軌跡シリーズのテーマでもあって、リベールは独立を守る自立心ある誇り高い国民性だと描いていたのだが、比較対象不明でその独立を守るための戦いだった。
零碧のクロスベルになると虚飾の自立心、虚栄の誇りで生き、本当に独立したい、本当に誇りを持ちたいという物語だった。
そして閃のエレボニアになるとみんな誇り高く自負心を持つ連中ばっかり。特に貴族は自尊心が高く勝手な存在で、内戦はカイエン公の自らの出自への自負を回復するため、貴族全体として革新派に追い詰められた自分達の誇りを回復するための戦いだった。帝国解放戦線も同じく故郷を失った、占領されて、その誇りを奪還するためのテロ。
なのだけど、3になって、このテーマは非常に先鋭化しており、革新派、宰相、帝国政府によって中央集権化されて特権を奪われる貴族や侵略されて主権を奪われた者たちの話になっていく。
これは貴族が滅んで当然の傲慢な連中だったのに、3になって滅び行く者たち、滅びてなるものかと生き延びようとする存在となる3章なのだけど、1章でもクルトが皇族守護の武門の名門ヴァンダール家の皇族守護の特権を奪われたと落ち込んで自棄になっている。
自分の人生はこの使命のためにあると思ったのに、どうしたらいいのかわからない。それがクルトの物語で。
2章のユウナがリィンに助けられながら感謝も言えない気持ちを、ただのツンデレだの捻くれだのと理解しない人はこの軌跡シリーズをプレイしたらいないのだけど、それでもこの征服者に命を助けられても感謝することが出来ない占領民の誇り、自尊心というものが描かれて、ずっと感謝しながら素直になれない理由が、征服者と占領民の意識の差として描いて、完璧に降伏してしまう。
唯一帝国支配に抵抗して逃げ続けている支援課が実はただ捕まえないだけに過ぎないと教えられて絶叫することも誇りと希望なのだと思っていたから。クロスベル州民にとって独立時代の英雄なんだ。
凄い人を誇りと呼ぶ自慢気な気持ちが、隷属を強いられる人々の希望になる。
そんな中でクルトが英雄であるリィンに凄かったと認められて嬉しく、やる気を取り戻したこと、ユウナもまたクロスベル人の意地を見せつけろと戦って、リィンに認められる。
これでやっとユウナは意地張っていたけど安定して。

こうやって積み上げて、単純にデレたとかチョロいとかと違って、自尊心の物語として出来ないと、戦功、功績を上げて使えると認められないとダメで、そして認められたいというのが新7組の物語で、アルティナも含めて一緒に戦いたいと、毎回置いて行こうとするのをついて行こうとするのは、そういう物語になっている。
英雄になったリィンに認められたい、褒められたい、そうしたら力が湧いて来る。
それが英雄という存在だから。

そして北の猟兵編である。3章は特権を奪われる貴族の話だが、まあミュゼが特権を奪うバラット侯を追放して後釜に入るので、生き延びるでしょう。今回もミュゼをカイエン公にするために、ミュゼとオーレリアがある程度想定して、バラット侯は領邦会議の貴族を全員引き連れてジュノー要塞に入ってないので自分のことしか考えてないと反発されるのが自然となることが確定だし。
しかし北の猟兵は、自分達が故郷を食わせるためにどんなに汚い仕事でもやってきた強烈な愛国心と自負心を持っていた。それが祖国が占領されてしまい、役割を失ってしまう。しかも帝国編入によって貧困からも解放されたようで、本当に28年、命掛けでやってきたことが無駄になってしまった。
祖国の同胞はこれで生き延びることが出来る。だけど、それで良いのか、俺達はバルムント大公が逃げ出してからずっとこの国を守って来たのに。
多くが帝国のノーザンブリア州の地方軍に再編されているのに、帰属しなかった北の猟兵は悪名を背負う紋章もなく、ただ死を覚悟した特攻兵として最後の勲、武勲を立てんとする。
それは俺達は手も足も出ずにやられたのではない。あの貴族連合の本拠地であるジュノー要塞を陥落してみせた。誇るべき武勲があるのだと。ただその意地を見せつけ、後世に残し、故郷の人々に悪名と誇りを残したかった愛国心の為せる業。

サラが言うように、こんなことすることが目的ではなかったでしょう。立ち上げたバレスタイン大佐は故郷を食わせるために戦って死んだのに、お前達は誇りのために死ぬのかと。
自殺さえさせないことで死に場所さえ与えられない。格好良く特攻して死んで英霊にでもなるつもりだったか。生き延びて逮捕されて生き恥晒せ。そうすることで今後、貧しい自尊心を得るためにテロに出る者を防げる。我々の誇りは、生きるだけで精一杯で自力で生きることも難しかったのに28年も食わせたことだろう。名前も領土も名誉も、守ることではなかったでしょう。

本当にノーザンブリアの人々は苦難の連続で、誇りさえ持たせてくれないのよ。国が維持できないから。それでも北の猟兵は祖国の誇りだった。憧れだった。あの人たちがいなければ私達は死んでいた。
そういう市民感情と北の猟兵では、自分達が役割を失って、金稼ぎの汚れ仕事をしなくて済むと、目的を見失ってテロ行為に出るしかなくなってしまう。
名誉と誇りを重んじる者はそうなってしまう。命を賭して、血を流すことでしか存在意義がないから。武功こそが慰めになると知っているから。

これがかなり感情理解がしやすくて、閃1からの貴族の対面とか帝国解放戦線のテロとかリィンに理解させないようにしていたのだが、俺達は抵抗したんだ、一撃食らわせてやった。
そうやって歴史に残ることで残されたものは貧しい自尊心を満たしてくれる。占領されたら尚更で。

北の猟兵の特攻の意義よ。無意味に命を散らしている。テロ攻撃への報復もあるだろう。
生き延びたら厳しいよ。
それでも都市攻撃はしなかったこと、北の猟兵でありながら名乗らなかったことで祖国には迷惑かけてないが、名誉は伝えようとする。

この誇りを巡る戦い、サラが裏切り者でありながら設立者の娘としてお前達はよくやった、こんなことするなと認めており、他者の承認が必要である。
本当、リベールでカシウスが英雄なのも、そりゃそうだわなと思い至る。
オルディスでオーレリア将軍が大人気なのも彼女は負けなかった、だからさ。貴族の誇りを守ってくれたのだ。

このテーマ性に気付いて、リシャールのクーデターの意図は、オリビエがなぜ誇り高くあって欲しいと願ったのか、クロスベルでの通商会議での言い合いの意味が、なんでクロイス市長が独立をぶち上げたのか、支援課がロックスミスとオズボーンに言い合いしたことの意味合いが浮き彫りになる。
誇りね、本当に持ち続けられるのか。共和国の憲法が誇りなんだというのもありだからさ。拠って立つものが必要だからさ。
それを近代国家の誇りの概念をRPGでやってくれて、ずっとシリーズを続けて、国家を描き続けるからこそ、シリーズを連作するからこそ、征服されたり消滅したり独立したりすることの誇りの意味を描いていく。

帝国は問題だらけの貴族の封建制度から政府と皇室へ集中する中央集権へ移行する。
誇りは政府と皇室にのみ捧げられるものになっていく。

誇りを巡る冒険、第3期英雄伝説、軌跡シリーズ。
では超大国である帝国の誇りとは。オズボーンはなにをしようとしているのか。

ブレイブウィッチーズ 13話

年末、補給のついでにやってきたので年越しもペテルブルグ基地にて過ごすエイラとサーニャ。
ペテルブルグは疎開した無人都市とはいえ歴史的大都市だから観光デートしようと誘うのだが、エイラは空戦講義を頼まれて語感でしか説明できず不評で、サーニャは可愛く美人ということでクルピンスキーにナンパされたり、下原の可愛いもの好きの抱き締めの餌食になったり、魔導針レーダーでネズミを見つけてジョゼから感謝されたり、オラーシャ料理が作れるので料理も出来て大人気でデートする暇がなく、そんな暇なエイラにニパが代わりに行こうということで、ちょっと不満気。
そんな年越しの夜、ニパからサウナに誘われたエイラはひかりと菅野も一緒にサウナ風呂に入り、サーニャと一緒にいられないと愚痴る。
だが、年越しはどういう風にするのかというひかりに花火を打ち上げるのが通例で、一緒に見たら幸せということで打ち上げを考えるも物資なし。
仕方なく宴会ということになるが、そこにネウロイ出現。
夜間戦闘ということで経験豊富なエイラとサーニャ、これに夜目が使える下原、指揮にロスマン、そして経験を積ませるためにひかりも参加して出撃。
敵は硬くてダメージが通らないが連発すれば通る。ということでサーニャとロスマンの同時フリーガーハマーと射撃の連携、さらに基地に近付かれることを予想したエイラの回り込みで撃破する。
それは花火のような美しさであった。

8話に続く7、5話の年越し。
内容的にはいつものブレイブらしくいろんなキャラと絡んでるのにピリッとしない。というのもやっぱり、間もそうだし、真面目なのに急に豹変してのギャグで、全体的に真面目なのでノリの悪さがあって、どうしようもないのよね。スムーズに行かず、なにしても間延びがあって。
真面目過ぎて悪ふざけできない感じで。

一方で最後の戦闘が、トドメがもう少し演出としてコア露出からの再生中に抜けられて、エイラが回り込んでの撃破なら、ダメージが通らないけどダメージが残った回復中に攻撃したことで通ったしエイラの未来予知で逃さなかったになって、そういう演出が出来ないところが最後までブレイブで惜しかったのだけど、それでもテレビ本編の棒立ち戦闘より遥かにまともになっていて、ひかりがシールドが足りず弾かれて回避のみしか出来ないけど、下原がシールドしながら突っ込みをしてみたり、エイラのビームを急旋回回避機動しながら追い回していくことで、ひかりが回避するのが精一杯で近付けない、下原はシールドで防御しながら近付く、エイラはシールドなしで回避しながら突っ込むことが出来るというエイラの未来予知による完全回避行動がどれだけ優れているのかが描けており、非常に見事。
なによりも棒立ちじゃないだけでここまで違うのかというエースウィッチたちの感触があるのよ。
あの猛スピードでビームを回避するだけで、ひかりですらあれに対応してるだけでやっぱウィッチ違うよってなるのよ。
敵が無茶苦茶なビーム砲火をしてくるしそれを高速機動で回避するから、格好良いしエースだってなるのよ。
戦闘自体もダブルフリーガーハマーとかやってるけど、ロスマンの指揮がちゃんと意味があるんだよね。こういう作戦で行くぞで。回転しちゃうひかりに目をつぶって深呼吸とか、エイラだって回避はこうすんのとかで教えてるしさ。

もう戦闘演出が桁違いで、スピード感溢れる機動をするウィッチとネウロイのお互いに猛スピードで動き回るからそれを捉えられるのはウィッチだけ、カメラワークでそれを的確に表現して、CGも小さくなってる時や手書きとの組み合わせで違和感を感じさせないようにしていて、ひかりが回転しちゃうとその動きはCGなんだけど、顔だけアップになって手書きシーンを入れることで違和感がなくなってるのよ。これが顔までCGでやっちゃうと、うげえになるのに、そうしない。
501の頃にかなり戻っていて、複数のキャラが同時に素早く動く時や戦闘での高速移動はCGなんだけど、遠目にしたり、背中から写して認識させないようにするし、攻撃シーンの中に手書きシーンを狭んだり、顔をアップにして全部手書きですよって認識させるように演出できていたのよ。
手書きとCGの組み合わせがしっかり出来てるのよ。途中までCGで、このシーンは手書きですで。
高速移動と組み合わせで一時停止しないと認識しないレベルで。
ちゃんと出来てる。なんでこれがこれまで出来なかったんだで。
だって、エイラが体を縮めて飛び込む予備動作だけで良いんだよ?それが今まで出来てなかったんだよ?

OPも手書きになって、違和感が全然違って。
本当にさ。最初からこれさえ出来ていればさ。

本当、やっぱりシナリオや演出、キャラの弱さが出てるのよ。サーニャがなにされても、困惑のみで、エイラもなにしても空回りで、キャラはまったく駄目ですよ。
でも戦闘シーンが良かったら、あかりの接触魔眼の設定も使わせなくても良いんだよ。

でもお風呂シーンが素晴らしかったな。
エイラが菅野、ひかり、ニパの胸を揉んだりグダグダしてるのは良かったし、ニパとは付き合い長くてサーニャさんのことになると壊れるのよとかわかってる感じもね。
で、なによりも全裸で体付きの違いとか乳首が見えると違うしね。大中小でおっぱいの大きさを描き込むのも情熱があって、もうあのおっぱいアングル、乳首アングルは反則だったよ。
だからニパの巨乳が尚更際立つし、みんなのキャラが体付きで違って。

なにがペテルブルグ大戦略だったのかはともかく、話はほどほどだったけど、戦闘シーンとお風呂が凄く良かったので、これでブレイブは次に命脈繋いだな。この戦闘演出を復活させたスタッフなら、ベルリン攻略戦でもまともな作品が見られる。
まあ501の3期決定ということで、502はこれまでかな。
502はとにかくキャラとストーリーが微妙で、パンツ丸出しなのに、真面目にやってることで、ギャグが出来ずに、ギャグをやったせいで浮いてしまって。
本気で軍人モノをやるのは良いのだけど、無理やりやってるからさ。その点501は凄いバランスだった。502もゴリ押し力技ギャグしてくれたら良いのだけど、無理だったからな。

まあとにかくこの戦闘シーンさえ維持してくれたら多少の欠点は見逃せる。

西郷どん 26話

西郷は京で崩壊した諸藩会議の仲介役をやるのだが、再建寸前に慶喜の側近が殺されたことで、慶喜は疑心暗鬼で利用しようと謀る。

これまでのクソぶりに比べると、もう周囲を小物に下げることで命もいらない西郷の持ち上げが、本当に死にそうになる危機的状況なのであんまり違和感がない。まあ相変わらずそんなことわかってないし周囲の持ち上げもあるんだけど、会議が抉れたら、いきなり暗殺が来て、やばいというのは感じる。
慶喜も家臣と合議しなくちゃならない主導権争いだったと暗に認め、井伊は憎かったが幕府の権威を保とうとしていたと認め、いや、それでも大獄で憂国の志士を殺しまくったからダメですで。
結構、この視点も良くて、あれやこれやが冷静にしてくれて、あいつ悪い奴とかにしなくなってる。
まあ久光がもう気分悪いから帰るので、相変わらず国のことわかってないなだし、慶喜も天皇を説得できたのに、攘夷だと言い分を確保して薩摩と共同したくない、参画したくないという思惑でこうなってしまう。攘夷したら死ぬし開国したら天皇の意に反するという立場にいたほうが牽制になるからで。

これまでのとんでもなく酷い話に比べたら、悪くないな。
もちろん面白いまでは行かないけど、西郷が島の貧困をどうにかしなくちゃならないとようやく言い出したり、家を守れず申し訳ないとかで、西郷家の家を売ってるとかも寺田屋騒動のせいで俸禄がなくなって自分らのせいなのに、自分達が悪くない、どうだっていい過去の描写にしてこれまで執拗にやってきたのにと思うし、西郷の凄さも民と交わったことも記憶にないのに勝手に覚醒してるご都合や勝手に名声だけ高まってるだけですで、結局何もしてないじゃんで。
この情勢で遊び歩いてる時点で慶喜も暗殺警戒してないのか、どこが京は荒廃してるんだと間抜けで意図的な腹黒開始も安易だし。
とはいえ薩英戦争で多くの人が焼け出されたとかも含めて、まったくダメだったのに、全体的に普通になってくれた。
印象としてはそんな悪くない。無だったのに、マシだったからさ。

スパイ大作戦 ブードゥー教の怪

銀行から金塊を盗んだ犯罪組織のボスが息子の裏切りでカリブの島に脱出。
IMFは息子を殺した女ボスを追い詰めるために屋敷の女中をやっているケーシーを使ってブードゥーの呪いだと部下を抹殺していく。
追い詰められた女ボスだったが、わざと見つかるようにして、ここは狙われていると思わせフェルプスが運び屋をやると事前接触していることで接触して金塊のところまで案内して脱出と思いきや警察が突入して逮捕される。

単純に部下を抹殺して疑心暗鬼にさせて息子に頼まれたと自白することで脱出に追い込むのだが、ほとんどケーシーとウィリーで殺してるような気もするのだが、フェルプスが最初と最後だけで、バーニーが息子に頼まれたんだで、やばい、もう脱出だとフェルプスを呼んで金塊も一緒ですで。
そこを抑えるだけで。

ただ今回、ケーシー危なかったな。

信長の忍び 姉川・石山篇 67話

野田福島の戦いは龍興の陣営を織田軍が取り囲み銃撃し雑賀衆も反撃する鉄砲運用が本格的になる戦いだった。
顕如は織田軍と戦うかは半分半分であったが、龍興が破れれば大軍がそのまま退去させるべくやってくるのは確実。戦う場合、織田領内の門徒の反乱、織田と敵対する大名と組んでの内と外から攻め滅ぼす。
本願寺にはそれが可能であった。
そして京で密偵していた下間頼竜から足利義昭が信長と対立していることで、将軍を助ける名分があれば王法為本の教義に背かない。
こうして1570年9月6日。打倒織田信長の檄文によって集まった大量の門徒が織田陣営に襲い掛かる。
石山合戦の始まりである。

信長の天下統一を10年遅らせた男、本願寺顕如、立つ。
野田福島の戦いの開始が8月末だったことで、攻略の一週間から2週間耐え抜くことで本願寺を誘引してみせた斎藤龍興がさすが。ジリ貧の篭城戦で鉄砲撃ち込まれまくりの中で耐えることだけが勝機を得る。
本願寺も目の前で交戦したことで、そのまま来るぞと思って大急ぎで準備しており、2週間もあれば近隣からの動員、京も近くなので足利義昭を助けてという大義名分調査も可能であった。

顕如も延々と降参するか、徹底抗戦するかで、した場合の戦略戦術を考えていたのはお見事。
織田包囲網を足利義昭以外でも構想できる。むしろ先にやったぐらいで。まあそうしなくちゃ敵わないぐらい織田軍が凄かったということなのだが。

10年、さて、これがない場合は信長が生きているうちに天下統一、朝鮮まで行った可能性もあるが、同時にそれは毛利やら武田やらが死ぬ前に戦うということでもあって、大苦戦するのか、それとも案外楽に倒せていたかも知れず、戦上手の殺戮のせいで人手不足になったかもな。

鉄砲の本格運用が櫓から撃つというものやカステラ買って来ている、堺が近くだからとか、下間頼竜なんかドラマでさえ登場したことないキャラまで出て来て。
正直、この石山合戦自体、ドラマではカットされがちなので、凄く楽しんでる。


スパイ大作戦 脱出請負業

犯罪者の国外逃亡を助ける脱出斡旋組織がシンジケートの資金係を脱出させるのだが、隠し金があるだろうと拷問を受ける。
IMFはシンジケートの金を奪うべくフェルプスを犯罪者に仕立て依頼者として送り込むのだが、脱出斡旋組織はフェルプスが人殺しで金を奪ったと金の隠し場所を吐かせようと拷問を加える。
しかしフェルプスが拷問前に資金係にだけ病気になる薬を水に混ぜることで病気を誘発させ、医者の身分だから診療しろ、手術するには助手がいると自然とウィリーを引き込み、手術道具入れから催眠ガスを発生させて脱出。
さらにバーニーがシンジケートに資金係を取り戻してやったと引き渡すことで、資金の在り処まで案内させて金も構成員も全員確保する。

フェルプス潜入。
あの腕に張り付けてあった紙から粉を出して貯水槽に入れるからなんだろうと思えば、冒頭で資金係だけ糖尿病だから病気になる薬を用意とか言い出して、そういえばそうだった。
襟に鍵開けのナイフを入れていたりして、拷問前に工作して。
ちゃんとフェルプスが洗脳されて自白でゲロゲロにならないように催眠術で答えないようにしている。

このちゃんと対応している作戦が楽しかったな。資金係を病気にする作戦でウィリーを自然に潜入させることの魅力よ。フェルプスが医師なのがちゃんとこの展開の必然にしている。

また救出後にバーニーが5万もらってからの資金の隠し場所に行くから狙うのが上手かったな。同時に脱出組織の連中も捕まえるけどね。

危険な潜入任務だけど、事前準備で潰していく展開が魅力で楽しかったな。

クイーン・メアリー2 愛と欲望の王宮 11話

プロテスタント過激派の死体に焼印があり、それを過激派の証だと枢機卿が言い出してコンデにもそれがある。これによって大物のコンデを逮捕したがるが、メアリーは脱出させて、一緒にシャンボールへ逃げる。
その間にフランソワは枢機卿の愛人の部下を襲って焼印を押して、焼印が過激派なら部下も殺さないとねとフランソワは撤回を求めるのだが、やったバッシュの傷も見つかってお互いにやりあう羽目になるが、フランソワは愛とは相手を思う心だと言い出して、フランスを苦しめても死ぬだけだが、プロテスタント狩りをやめて帰還すれば助けると。カトリックとして統一すれば、コンデだって王家の敵だから抹殺して組もうと思ったのにと正当性を語るものの、フランソワの取引で弾圧を終了する。
コンデが捕まるも焼印を焼いて宮廷で裁判と思えば枢機卿が撤退して無事に解決。
しかしメアリーは子供とローラと寝ているフランソワにやっと気持ちが戻ったのに落ち込む。
バッシュはクロードと付き合っていたことをクロードがバラして夫婦仲に隙間風。カトリーヌはクロードに今更殺そうとする理由を問われ双子を殺したってやってないし、やっても、今殺すのかと混乱して、カトリーヌも亡霊のアンリや双子とのことで正気と狂気を行ったり来たり。

フランソワが政治取引で宗教弾圧終結。
バッシュが切られたことで、ああ、やばい、ミスって逆用されると思ったら冷静に、あなたが部下と同性愛なことを掴んでますよ、殺されたくなければ手を引いて欲しい。
カトリックで団結しよう、コンデは政敵でしょうにと言い出すけど、そっちがなにをしてももう死ぬから手を引く以外にないぞで。
上手く処理出来ていたな。

メアリーもレイプのせいで男に触れられないのをコンデの焼印を焼くことで処理して、私は乗り越えられた。そう思ったら、ローラと子供と夫婦みたいに眠りやがってと落ち込むわけよ。

レイスとグリアがまた絡んで、嫉妬するな、希望持つからと言い出して、順調に出世したりでレイスも良いキャラになってる。

一方でカトリーヌとクロードの和解したと思ったら殺しやるとかを繰り返している辛さがカトリーヌの亡霊を見ているから正気じゃなくて、どうにも不安定。
ただもらい事故でケナとバッシュに隙間風で。大義のためなら嘘を吐くような男だよで良い男だったのにな。

コンデも存在感を強めながら恋愛に混ざろうとしつつ、エロパーティで遊んでるわけで。
政敵としても恋敵としても良いキャラだからこそメロドラマの面倒臭さが出てる。

スパイ大作戦 ハスラー対決

殺された潜入捜査官が持っていた腕時計カメラを回収せよ。
賭博組織にビリヤードのハスラーとして潜入するフェルプスは、バーニーの作った誘導装置で連戦連勝するのだが、手下のアレンの元情婦のミミを連れており、それが決裂して誘導装置を使っているとバラしてしまう。
そんな時、売上金強盗に遭うことでピンチになったアレンは、バーニーの誘いもあってビリヤード対決をする対立組織のボスに誘導装置の情報を売ることで身の安全を買おうとするのだが、大勝負でバーニーが裏切り、ビリヤード勝負にフェルプスが勝利して誘導装置を使ってなかった。
むしろ情報漏れしたと、アレンは大損させたと対立組織も、元の組織にも戻れない状況に陥り、潜入していたウィリーから潜入捜査官の腕時計写真があればボスを刑務所に送って助かるぞと墓を掘り返して見つけたところを逮捕される。
今回の功績でミミはIMF協力者となる。


森山周一郎のボスと現場ボスの山田康雄が似合う。
そんなわけでアレンを裏切らせ、敵対組織に絶対勝てると大口勝負させて、それを負けさせることで、両方の組織から狙われる絶体絶命に追い込む展開の凄みが素晴らしい。
それで時計を出させるといういつものことなのだが、作戦が完璧に嵌まっていく、強盗して売上金を盗むことで立場を悪くさせ、フェルプス連戦連勝で賭博ハスラーに雇われ、しかしミミがフェルプスと仲悪くなって誘導装置を使ってると教え、さらなる強盗で後がないアレンはバーニーの誘いで敵対組織に寝返り、大口の試合で大損させてやる、フェルプス勝利で、アレンのせいで大損、アレンが裏切って危うかったにすることで、アレンはウィリーの言葉で時計を見つけてる。
これによって敵対組織も大損してるし、賭博組織もボスを失って、ミミも証言するから賭博組織全滅に至ってる。
この敵全滅もさせてる計略の見事さよ。アレンを追い詰めることでそれを誘発。しかもアレンのピンチの状況自体は敵対組織を潰すために使い捨ての囮にされたで、納得なのだ。

ミミの援護はフェルプスも悪党とかアレンに信用させ誘導装置を教えるぐらいのことなのだが、結構いい仕事で。ケーシー不在の間の代理として結構な活躍になる。


しかしフェルプス、普通に一流ハスラーでちょっと補正があった程度で装置を切っても余裕でしたは格好良い。普通にビリヤード打ちしてるだけなのに白熱したな。

閃の軌跡3 プレイ感想23

ブリオニア島に向かう7組をジークフリードが見送る中、その途上のボートでアルティナの素性を説明し島に到着した7組はミリアムが来ていないか捜索を開始。足跡や所持品を発見し霊的な仕掛けで出現した精霊窟のような陽霊窟に突入。
そこでは上位属性、霊子エネルギーが流れ、星見の塔で神機の充填の時と同じだと。
そしてアイオーンタイプα2がエネルギーを充填しており、鉄機隊の3人によってミリアムが捕まっていた。
7組はミリアム救出のために交戦するが倒し切れず、ミリアムが捕まった星洸陣を発動しようとしてアリアンロードが現れ、リィンはすぐさまヴァリマールを召喚してミリアム救出したら即時撤退を考えるが、充填終了のアイオーンにヴァリマールが捕まり、アリアンロードから良い機会だから腕前を見せろと。
これにリィンはエマのペンダントを外して抑制抜きの鬼の力で挑むが長期戦で暴走寸前になってしまい、そうなったら殺すしかないぞと絶体絶命の中で7組の生徒達が庇うために前に出る。
甘いとアリアンロードの一撃が迫る中でガイウスが飛込んでアリアンロードの一撃を制止してミリアムも戦闘の隙を突く形で拘束を脱する。
アリアンロードは充填もできたことから今日は安心して眠らせてやると撤収。
その状況で蒼のジークフリードが監視に来ており、さっさと撤退したことで結社と対立しているが、あいつだろうという気持ちは消えない。
そしてオルディスへ帰還して、ユーシスたちと対応を協議して、海都と渓谷のどちらも警備する必要があり、サラがアガットとトヴァルが来てくれたが、地方統合軍はバラット侯が領邦会議の死守を厳命したために少数しか峡谷に配備できない不安が残る。
アリアンロードという結社最強の使い手と騎神以上の神機が襲って来たら大変なことになると。
とはいえ7組は一日動いたので翌日まで休むことになり、演習地に帰る前にオルディスの夏至祭を楽しむ。
そして演習地に帰還して明日へ警戒を全員と共有した寝静まった深夜。
アッシュがレクターと暗号通信中のところに接触して、情報局の協力者としてリーヴス分校で調べものをしていることが発覚。しかしリィンは情報局のスパイはアルティナの時点で不問だと。そして自分の人生に良い悪いではない、縁があったことで意味があるのではないかと、自分自身の生い立ちから7組に入って政府の要請を受けながら今は教官やっている。
そうやった縁に感謝している。君もそうではないか。アッシュは才能の塊ではあるが、クルトは天才だしユウナは粘り強さがある。アルティナもトップエージェントだ。影響を与え与えられる関係だぞと。
一緒にいる意味を見出せるなら、その手伝いをさせてくれ。
そんな言葉にアッシュは青春ドラマかよと笑いながら受け止めるのだった。
そんな会話を立ち聞きしているミュゼにも全ての因果が見えるチェスプレイヤーだと評して観の眼で見破るリィンは、それでも影響を与え合う関係を読み切っていても影響は零に出来ないぞと。
こうして6月18日は終わるのだが、ラングドック峡谷にて北の猟兵とニーズヘッグの対決がついに決着。執念勝ちだとニーズヘッグは政府からの依頼書を破棄して違約金を払うと撤退。
自由になった北の猟兵は輸送中の4機の列車砲を強奪。
この状況をトヴァルとアガットも確認していたがシャーリィが通信妨害装置を設置したことでアークスで通信できず通信可能範囲まで走る羽目になり、北の猟兵とアイオーンタイプα2と合流して最終準備が整う。


灰色の騎士対鋼の聖女。夏至祭の夜。
無人島であるブリオニア島探索が、気分はセイレン島探索でカルバリーエッジを奪うために翼竜狩り、ついでにゴリラ狩りするのだが、人がいないので閃1でのB班、エリオット、ラウラ、フィー、マキアスは何してたんだ。
ノルドは大草原を馬で駆ける解放感抜群だったしガイウスの家族の歓待とかあったのに、ブリオニア島は、大海原に感動ぐらいか。夏至祭も1204年の特別実習は6月26日からで終わってるからね。
無人島だからサバイバル訓練したかもね。ボートで釣りしながらとか。まあ海で遊んだかな。ラウラが泳ぎたいとかでさ。護衛船団とかち合うとか海賊退治とかもあり得るけど。
というか普通にオルディスから行ってるわけで、これもルーレの時にオルディスに行ったユーシス、ラウラ、エマ、ガイウス、ミリアムが、被ってないか。
この時にミリアムがブリオニア島のこと聞いていたかもね。

そんなブリオニア島探索なのだが、祭壇の時点でミリアムの学生手帳とポーチが見つかってないとまずいのではないかと思いつつ、あの備えられた花はなんだろう。
そして危険度の高い敵のために、HPが高くアサルトアタックじゃないと優勢に持ち込めないしブレイクしないと苦戦するのでオブジェクトが大量に配置されているのがファルコムのプロさだったな。この難易度調節があるから快適プレイが出来て、フィールドアクションが効かない強敵を登場させてヤバイ状況を描けるけど、救済があるのがお見事。

またこの島探索が、釣り場が3箇所もあり、ビーチ綺麗とかミリアムの痕跡を探しながら、巨像確認とか謎の魔女の接触によって飽きさせない。
魔女との接触でリィンが見たのはイメージで、二つの巨像が対決して相打ちされ、暗黒時代の終わりまで原住民が暮していたのはそれを信奉した末裔だったのだろう。帝国の東西で2対の巨神が戦った。ノルドとブリオニアで。
そしてEPCPの吸収で、さてどうなるか。
またこれによってリィンがイメージを見ることが出来て、内戦時にドライケルスの思い出を見ただろう。だからハーメルのは他人の記憶だろうと。だからハーメル出身の可能性は下がりつつ、アッシュが高まる。ずっとモヤモヤしていたが最後のと合わせて正体、目的がわかりつつあるな。

そして陽霊窟に突入する前にミリアムがやられたほどの相手だと学生に待機命令を出して、一人で行くのもやばいでしょう、学生を使えといつものやり取りで、またかよと思いつつも、この繰り返しによって、1章では突き放された、2章では仲間のために残れ、そして3章では突き放されても言い返して、3ヶ月鍛えられてきたんだ、私達を上手く使えなくて何が教官だ。
それによってリィンも頭に血が上っていた、まだまだだなと自覚して。
これが繰り返すことによって、1章の時点ではリィンが大人に思えたのに、まったくの足手まといだったのに、僅か2ヵ月半で、教官、また置いて行くんですか、十分戦力になるでしょう、一緒に行って手助けぐらい出来ますよ。
それに一緒に作戦をやってきてるから、否定出来ないようになってる。レベル的には同一になってるし、この3章では依頼を学生主導で果たしている。
だから使えるし、それは認めているし自負もある。
この言い合いで、アルティナがミリアム助けたいですと感情を露わにするし、7組の結束も高まってるけど、リィンも指揮官、教官として、ユーシスに指摘されてから結局直ってない英雄気質の自己犠牲気質で、一人でやりたがるのを未熟だと自覚して成長要素を残してる。
旧7組なら内戦を潜り抜けた全幅の信頼を置くのだけど、新7組はまだ子供だと思っていたから、追いつくわけじゃないけど、使えるレベルに来てるで。

このやり取り、1章からの流れがあるので、命掛けの激戦に投入されてきてるから、結構納得する部分もあって、リィンの成長にもなってるのがお見事だった。
自己犠牲気質の仲間を守るんだが、ちゃんと悪い部分、未熟だなで。

ここからのじゃあヴァリマールを呼んで準備して突入で。
移動中にオルディス上空を通過したことで、市民が、あれは灰色の騎士の機体だ、何か起きたのではと思ってるのを、通信で根回ししているので地方軍が単に移動ですと触れ回ることでパニックを起こさせないのがお見事。
トワ教官ら主計科の通信班が各方面に連絡してくれたのがわかる。
この描写、地味に素晴らしくて、機体を出撃させたら、周囲は何事だと。
でも出撃するから各関係に連絡して、大丈夫ですと伝えてもらうだけで、組織の連携が取れてるのがわかって、こういうのが組織戦だよね。
リーブス分校隊と統合地方軍が連携取れている。
これまでも各所と連携していたはずなのに、どうにも独力に思えたからさ。

そして精霊窟だな、一本道でダンジョンじゃないのか、あれ、まさか充填してる?タイプαだ!ダメだ!の流れが素晴らしく不穏だったな。
音楽からして空気のやばさを演出してくれて、そして地下広場でアイオーンがいたらビビるし、あの白い機体は碧で唯一撃破出来なかったタイプαで勝てないというイメージが残ってるから無理だという危機感がプレイヤーに植えつけられてるのよ。
しかも後継機で、タイプαだけは結社が持ち帰っているので、今回、α2を撃破しても、αだけでも至宝があればガレリア要塞を刳り貫いた空間消滅攻撃の使用が可能で。
本当にやば過ぎる機体で、機甲兵、騎神でも戦えるかどうかで。
あの白い機体にはクロスベルで列車砲の砲撃を防ぐとかの思い出もあるが唯一仕留めきれなかったアイオーンとしてプレッシャーがある。

鉄機隊との交戦も相変わらず本気じゃなかった、というか星洸陣という戦術リンク的なのがあるらしく、ミリアムがやられた技を残しているようで。
その後のアリアンロード戦も、登場した瞬間に、もっとダメだ!というリィンがヴァリマールを即時召喚でミリアム救出したら即刻撤退だと矢継ぎ早に動き出して最善の判断を下してるのに、アリアンロードも良い判断ですねと認めるのに、充填終わった間が悪いですで、α2にヴァリマールは捕まって一騎打ちする羽目に。
この戦闘自体はゴリ押しで余裕だったのだが、鬼の力を暴走させたリィンでなければ対抗不能であり、しかも持久戦されたらリィンのほうが暴走して持たないという届きそうで届かないバランス。
学生が庇って、全滅になるという絶体絶命に鷹が飛び出してガイウス・ウォーゼルが飛び込んで来て機先を制して、さらに拘束されたミリアムもリィンが死ぬというので拘束を自力で解除する切羽詰った展開も素晴らしいテンションで、アリアンロードは、もう逃げられるだけだから、準備整ったので帰るよで帰っちゃう余裕で。

ガイウスの救援がこれまでのユーシスたちと違って、本気で本当にやられそうになって絶体絶命だからこそ、来てくれたか!になるのよ。そこらの雑魚、無理すれば突破できるのに、助けに来るのとは盛り上がりのレベルが違う。
だってアリアンロードだからさ。碧で最強の敵だったから、死ぬよって思ってるのよ。本気で来られたら死ぬ。
だからこそ援軍の嬉しさでさ。

ジークフリードが地精の繋がりで来ていたけど、ガイウスとミリアムが驚いたぐらい。

そういうわけで帰りのボートでガイウスとミリアムを交えての会話で、ミリアムがアルティナにも怒られ、結局ユーシスにも連絡ぐらいしろよと怒られるのだけど、ちゃんとリィンが暴走してエマとセリーヌにも悪かったな、直したいんだけどねと言いながらガイウスがお前が無茶しないための仲間だぜ、出会った全ての人だぜと。
相変わらずガイウスは格好良いぜ。
鷹のゼオも懐かしい。

この事件をユーシスたちに報告して海都と峡谷の警備をと思ったらバラッド侯が海都だけにしておけと命じて、周囲が大反対してラクウェルの店のためにも警備しておきましょうよで一個中隊派遣のみ。
ただしもっと多くの部隊を派遣しても列車砲強奪を食い止められたかは疑問。まあ時間稼ぎは可能だと思うけど。

演習地に帰還する7組を見ながら、この時に四大名門がミュゼについて気にする描写があったり、ガイウスとウォレスが師から聞いて帝国貴族だから使命を羨ましく思うと言い出して、共通の知人がいるとか言っていたが、どういうことだ。
ガイウス自身もどこかで修行していてアークス通信不能だったとか言い出して、詳細は濁していたが、ウォレス准将とも閃2のレグラムで見かけることが出来るけど、一応初対面で。
このノルドの血筋の2人は急に2人だけで通じる話に、また謎が増えた感じで。
本当、ガイウス、ちょっと怪しくなってるな。タイミング良くブリオニア島に来た、というかどうやって来たんだとか思うので、埠頭、桟橋が二つあるのに、船がなくて一緒だから、実は島に潜んでいた、あの精霊窟もジークフリードがいたように別通路がありそうだからさ。
中継器の描写も、シャーリィが通信妨害するのと対になってると思うけど、それまでは通信不能だったで。

サラが海都に来てミリアムとは2ヶ月ぶり。4月頃、恐らく1章のサザーラント実習中に東部で会ったかな。フィーはたぶん東部に行っているので来れない。

そして演習地に戻って、すぐに寝てるのだけど、夏至祭のお土産をみんなに渡して楽しんだ描写欲しかったな。ブリオニア島での激戦から夏至祭の大賑わいだからさ。
外出してない学生たちに屋台の食い物とか差し入れとかして、夏至祭行きたかった、明日、明後日があるで。
それでもお土産に7組、気が効くぜで。

その夜のアッシュとミュゼの会話は、アッシュが後付極まるが、ほぼハーメルの遺児一人だと判明。どうやら運良く助かったところを誰かに助けられ、義母に引き合わされて育てられ、レクターがどうもそれを承知でリーヴスでスパイやらせるために引き込んでる。
今後は黒幕探しをするようで、貴族派正規軍指揮官は極刑だったそうだが、その黒幕のワイズマンがもう死んでるとかで、敵討ちのためにいろいろ動いてるけど、空振りの空虚さがありそうな気がするな。
レクターと繋がってること自体は接触してるのでわかっていたので驚きはなかったのだが、全部知ってるレクターに良いように使われてる気がする。あれだけ才気溢れるのを帝国軍に組み込む方便にお前の過去を調べさせてやるで。
ハーメルの遺児か。2人しか生き延びられなかったのが3人、いや、やっぱり2人でヨシュアとの再会が待たれるな。

この時のリィンとアッシュのやり取りは非常に先生と生徒していて良かった。
スパイ?アルティナもいるしミハイル少佐も監視役で一人増えたぐらい無意味だから不問だぞ。そんなこともわからないのかで笑うし、むしろここにいる縁を大事にしろ。俺も捨てられ拾われ、英雄にさせられ、変な力もあるし、仲間と離れて、腹立つ政府要請も受けて、今、ここにいる。
アッシュは出来る奴だと思うがみんな優秀で、影響を与え合う関係になってる。メリット以外にもいる理由があったら、居場所を作るの手伝うよで。
青春ドラマだなと笑いつつ、良いぜ、俺達を指導してくれよで。

アッシュを助けるのは教師だからであり、編入した情報局やらに文句言えよで。それもそうかで。
アッシュ自身もバレてやべえと思って、本当にやべえと思ってるのかで笑われて、急に何でも出来ると思ってる天才児から年相応の視野の狭さを感じて良かったな。
バレても逃げるなよで関係固めてる。

で、問題なのはミュゼのほうで、何手も先読みするトップチェスプレーヤーだと評して、何もかもわかってる人でしょう。因果が見えるから人も状況も操れる。
リィンはそういう風に見切って、ミュゼも欲しいなって思う好き勝手にならない高レベルの存在になっていることでやり合えてる。
そういう特殊能力を持った政治家向きのキャラで、夏至祭での複数のNPCの会話でバラット侯爵に対抗する人材がいない。10年前に死んだカイエン公の兄アルフレッド公子さえ生きていれば、子供もいたはずだが、優秀な兄を嫌って冷遇されてその後は聞かないとかで。
もうこれで、ああ、ミュゼは姪ねと予想がついたのよ。工房でもアルフレッド様との約束とかで。
前カイエン公の相談役だった重臣イーグレット伯爵家の娘と兄だから長子、次期カイエン公が結婚したが、海難事故で夫婦が死亡。弟のクロワール・カイエンがカイエン公になって兄の妻の家とか口出しされたくないと冷遇。
そういう話まで見えて、ミュゼがカイエン公になるねと。

なのに、急に魔女の技を使って、魔女じゃないけど教えてもらった技で、ラベンダーがないと無理ねで。リィンはヴィータ・クロチルダを思い浮かべる。
この描写によって単純にミュゼがカイエン公になる既定路線に、それで良いのかという動揺が起こる。

クロチルダは内戦前からカイエン公に接触して、クロウもオルディスで帝国解放戦線結成と蒼の騎士としてオルディーネの起動者になっており、2年以上前からクロチルダはオルディスに出入りしていた。ついでに言えばオペラ歌手として帝都にいたので、接触自体は可能。
アストライア学生が観劇したとかでありそうな話だし、内戦後の1年半で十分接触して組んで動くことに同意することも可能。
一応リィンの想像でクロチルダだけど、エマではないし、あの見えない魔女でもないだろう。別のキャラかも知れないが、クロチルダはクロスベルで協力者がいると一言言っていたので、ミュゼが協力者としてカイエン公になったら、どうなる。
急に不透明さが生まれて、軌跡シリーズ、基本的に展開が読めるぐらい丁寧に伏線も積み上げるしベタなんだけど、それでもわかるのは直前なので、この物語上の既定路線であるバラット侯爵失脚でミュゼがカイエン公に就任するところまで読めるのに、そこからどうなるかは読めない。
四大名門の一人がパーティにいるし貴族勢力が一致団結しても、どうするんだ。

この18日の夜はアッシュはそういうキャラね、ミュゼはそういうキャラで今後そうなっていく。この章内での展開は読めてるのに、次になったらどうなるかは読ませない。
ファルコムの匙加減の見事さよ。

そしてニーズヘッグ敗退で北の猟兵が列車砲を奪って、タイプα2が合流。
いよいよ持って海都繚乱が始まる。領邦会議で帝国の運命も決める6月19日の死闘が始まる。

ここの描写も違約金どうするかなというニーズヘッグが付き合い長いし10倍の打撃を与えてやれというエールも猟兵の流儀かな。
そしてシャーリィが発覚を遅らせる通信妨害装置を設置するのみの地味な活躍で、戦うのは最後だよで。マクバーンとカンパネルラから執行者にしては勤勉過ぎると評価するように、見届けと妨害活動に終始して戦闘狂なのに地味な仕事して、シャーリィが良いキャラになってる。
自分が戦いたいやばい奴だと思ったのに、随分まともだ。


そして今回、ブリオニア島の死闘からの夏至祭の落差が素晴らしく、生きるか死ぬかだったのに、海都に戻ったら、うわあ、綺麗という圧巻のお祭りで浮かれまくり人々、そして湾を篝火が埋め尽くした景色の美しさで。
これだけでオルディスの夏至祭が素晴らしいのがわかって、いやあ、綺麗だったな。
これはもちろん明日になれば夏至祭なんか吹っ飛んでしまうからこそなんだけど、やっぱり軌跡シリーズはお祭りを描くとそのウキウキさとかの雰囲気も非常に楽しくて。

NPC会話も領邦会議にうんざりの貴族たちが不満爆発なんだけど、アルトハイム伯が夏至祭を楽しまないとやってられん。むしろこの美しさならメアリーを男と連れてきたら結婚に同意するだろうから来年連れて来よう、そして良い男捜そうという実に無意味な横槍を入れようと計画。
フロラルド伯はメイドに暇を出してバラッド侯爵がカイエン公かと苦悶。レーガン侯爵は調整に苦心して疲弊して成り行き任せだと。カーライル伯はバラッド侯爵が二日酔いだったからそこをフォローしたから見返りだ。そしてリッチモンド伯爵は能天気にライバルのゴルティ伯爵を見つけてクルージングに行くならラマール貴族だから所有してる船で現れて、クロイツェンの田舎貴族めと驚かせやると嫌がらせを画策。
イーグレット伯は伝統行事だとただ楽しむ。
そしてついに接触したヒースクリフとメルセデスは上手く喋れず、ただ篝火を一緒に見るデートをする最高のロマンチックさ。そんな様子をホーキンス執事が見守り、いつかアンドリュース家の男にお嬢様はやらないとはっきりさせねばと。
リルベル嬢が喧嘩してる両親を連れ出して大成功。オリバー執事も大喜びだが、若干ウザいところもある。
そしてなぜなにルナちゃんとエクレアはすっかり仲良しであり、篝火はなんですかと聞いて精霊だよと答えたクインズ卿の冗談に膨れるルナを可愛く思う家族愛。奥さんのヘレナに高級化粧品を買うなどクインズ卿は家族愛溢れる人物。
またアウロス海岸道ではナインツのミシュラン卿がワンダー君に痩せろと夜駆けさせて。
さらに海岸で夜釣りをするアナベルは遠くオルディスの港湾に見える篝火に釣り人の魂を誘うロマンチックさだと。その通りに遠くに篝火が見える風情もなかなかのもので。
基本夜に街道をうろつくことがないので、新鮮だったな。

カップルではカジノでいろいろあり、結局巻き上げられたダニーとクロネットは謝れば許す。それぐらいの景色の美しさ。
港湾区で船乗りの恋人が今夜出航だから直前まで一緒にいるというのなんか名なしだけど実に雰囲気がある。
家族として船乗りアンジェロが約束通りに家族で夏至祭を回っているのも、ただそれだけで幸せなことだし、ノリでやってオルディスにやってきて迷走したロッカー、ソラリス、ディンの一家は、夏至祭に感動。
海風亭の娘ベッティが良い男が来るかもと手伝い、友達のブランカは家事が得意だから高望みしないとすぐ結婚だと。そんな娘にお父さんは心配だが、彼も彼で妻と結婚するために店に入り浸ったりもしたのである。
店では夏至祭ぐらいしか集まらないから、積もる話もあるぜとどんちゃん騒ぎの中で旧交を温めるもの。アレイスターもそれに混ざり、いずれ歌ってるロッセルじいさんに巻き込まれそう。
ミラルダでは船乗りたちが一年ぶりだと集まり、いずれどんちゃん騒ぎが始まる。
そんな状況でバイトのロッチは倒れそうなほど忙しい。
クライストモールでは不祥事の賠償金が高額でワッズとハーマンがヤバイぞと思われてる。それでも貴族憎しの店は嫌いなのは変わらないと正々堂々と勝利してみせると息巻く。
リヴィエラコートではフェリスが誠意ある対応に謝り来た2人を許しており、アリサに相談して上手く行ったからお礼を考える。
店もブランドがあるしやり方全てを変えないと決めて。勝負も受ける。そんな良い風に向かう中、メイドなのに店員やらされるシトリンはいつまでやるのだと嘆く。

レインズ君のオルディスが最高、マリオンズラムを飲んでるのか、リベールの酒も扱ってるようで楽しんでる。酒は帝国のスタインローゼがあるだろうし。

この夏至祭に喜びと浮かれを爆発させるのも実は去年はオーレリア将軍がジュノー要塞に篭城中で自粛したから。
去年なかったからそりゃあね。

唯一のイベントのユタ坊がシャーロットの母の形見を探すのを手伝い、結局、貧乏平民と貴族令嬢の出会いなど、大人が現れると平民の子供を近づけるなで終わる甘酸っぱいもの。
しかし彼は壊れた形見のペンダントを直し碧のオンディーヌを彫ってもらい、出来る限りのことをするし、シャーロットもお礼を言う。
ユタは海を見ながら黄昏つつも次に会ったら、もっと大きく強くなって助けられるように。
アッシュは泣き虫ユタ坊と頼りなかったのに働きに出て少しは立派になった。
その少年と少女の夏至祭は美しい思い出となり、少年を少し大人にする。

このジュブナイル、堪らないものがある。別にこれっきりだと思うのよ。でもユタはもっとなにかしてやれたんじゃないか。もっと強くならないと。そうやって無力な少年は一歩成長し、お互いに良い思い出を抱えて生きられる。
この小クエストでこの純度よ。英雄伝説のジュブナイルの魂よ。

シャーロット・ラッカム。さて再登場するかな。
一応グラフィックがこの街に一人だから特別に感じるな。


最後は地方軍の守衛の言葉で。

今年も良い夜がやって参りました。

この故郷への愛情と自負よ。
旅をすればわかる。誰もが故郷を愛しているのだ。

ルパン三世 PART5 14話 王国の盗み方

アヌシー学園事件から2週間後。パダール王国へ連れ去られたドルマ皇女を追って不二子とアミ、そしてまだ何も盗んでいないとルパンたちがやってくる。
川を狭んで新市街は世界的IT企業のシェイクハンズ社の開発によって完全電子化され、旧市街は古きを守っていた。
そんな分断状態にあるパダールで軍事クーデターが起きようとしていた。
パダールでは国王の改革派と大師教の伝統派が対立。CIAは混乱を生む改革を望んでいないとドルマ皇女をクーデター後の傀儡に担ぐために拉致したのが実情で、ルパンは女を盗むか、国を盗むかだと大師教に予告状を出して血と涙の雫を盗むと。そして銭形に扮してルパンは馬鹿だが間抜けではない、首飾りはここにあると警備の中に潜入。
そしてクーデターが進行中にアミはシェイクハンズ社の後ろ盾がある不二子の助けでドルマ救出に潜入するが、マックに発見され危機に陥り、ルパンに助けられるが、ドルマは矢でルパンを射る。


最近軍事クーデターだとトルコぐらいしか記憶にないな。
改革派の王族と守旧派の宗教指導者が対立して、信徒、信者を使って軍事クーデター、これで大統領の独裁と宗教原理主義に軍部が寄り過ぎだとクーデターしたらトルコなんだけど、やっぱり王族でお姫様じゃないとね。

内容自体は非常に王道なクーデター劇で、伝統に反していると反発する宗教指導者が軍事クーデターを起こして裏にCIAがいる。国を盗むのムカつく。ということで俺は神輿のドルマ皇女を盗もうというルパン。ついでに不二子も首飾りを狙ってるが、アミは親友が拉致されてるから救出に動く。
ただし、不二子は国を牛耳るIT企業の社長と友達なもんで、首飾り盗むだけが仕事とは思えない。

オーソドックスな人を使っての監視体制や警備が、これまたルパンお得意の変装で破っていくのが痛快であり、尋問相手も家族が増えるんだろう、死ぬかで白状させて上手い。
だが、ラスト、ドルマ皇女はルパンに矢を放つ。
まあ盗賊だしマックを殺そうとしたように見えたからだが、ここから単純に思えた軍事クーデター劇の複雑な内幕が描かれるはずで。
IT企業の開発による貧富の差の拡大、よりもやはり監視国家、個人情報の収集で統制社会になっていることへの危惧などがこの最新のITネタをやるパート5.じゃないとアミが普通の女の子になっちゃうからね。ITを使う敵ならアミは強力な存在だからね。

CIAの暗躍をルパンがクソミソに叩くが、カウンタークーデターの可能性も残るし、だからドルマはマックを助ける。ドルマ自身弓を使って改革ではなく伝統派に思えるけど。

電子化され、自動運転の車が迎えに来るし、支払いも電子マネー、鍵も網膜スキャン、無人車に無人警察。いつかはこうなる。先進国ではこうなりつつある。

アミがドルマが作ってくれた郷土料理が大切な家族や友人のために作る料理で初めてできた友人だと気持ちを深めたり、不二子をルパンの元恋人だから嫌ってるとか、ルパンが追って来たと聞いて照れたり、実に感情豊かで、エピソード1とは大違いの成長が前回の学園モノにも増して感じられて楽しい。
またルパンがIMFばりのフェイスマスクを携帯で両頬を取ればあっさり作れるとか、マックを靴のワイヤーでただ歩いているだけだと思ったら、ブレイクダンスのように翻ったら一瞬で拘束している手際。
ただ、提供カットにもなった風を受けながら姫の囚われた塔を見上げるカットの格好良さもあって、痺れたね。

ちゃんとマックがアミの銃を撃ち落している優秀さがあるからこそ、それを上回るルパンよ。

アルベールも解放の鯨の聴取で登場して、以前の二つのエピソードの登場人物、側近のリュカまで登場で、国を盗むというのもアルベールの目的で、先に別の国盗もうとしているにがいるぞ。
再登場してくれるだけで嬉しいな。

閃の軌跡3 プレイ感想22

6月17日の夜。
演習地に泊まるサラ、クレア、アンゼリカ。
リィンはふと眠れずにアンゼリカとトワと話をする。
アンゼリカの大陸一周の旅はリベール、レミフェリア、オレド、レマン、アルテリア、そこから中東部に向かおうとして干ばつが酷くて迂回ルートは半年掛かるので帝国の情勢もあってカルバートに寄り道して帰国となる。カルバートでは泰斗流以外の流派も訪ねた、師匠であるキリカにも会えたのだそうで。
東方移民が加速する干ばつを目の当たりにしたことで、以前ジョルジュとも話したがなんとかしたい。帝国の問題が片付けば東ゼムリアの問題にみんなで挑むのもいいじゃないかと。
その志に大陸全体のためにと。
休憩室でノーザンブリアの酒スピリタスを飲むサラは北方戦役以来のリィンと会話することになり、結社と組んだ北の猟兵を拘束すれば占領は阻止できたと悔やむリィンに占領は既定路線だったと。
そもそも猟兵稼業で国をなんとかしようとしたのが無茶だった。
28年前の塩の杭の異変で崩壊した故郷をなんとかするために元公国軍が北の猟兵を立ち上げ、その立ち上げメンバーの一人でリーダー格のバレスタイン大佐の養子だったサラは10歳で少年猟兵隊、13で初陣、紫電となり、18で中隊長となり、大企業と大貴族の戦いに貴族側として北の猟兵が、企業側はニーズヘッグが参戦。そこでニーズヘッグにやられそうになって義父を失い、自身も重傷を負い、ベアトリクス大佐の医療大隊に助けられ、少尉だったナイトハルトやミュラーもいた。
自分達が稼いだ金で餓死者を出さずに済んだという故郷の感謝に、ただ哀しくて退団して遊撃士へ。
そんなサラの強さと優しさを知るリィンは話を聞き、酒が飲める年になったと。
また列車の外ではクレアとミハイルが言い争いをしており、兄さんという言葉からクレアは事情を話す。
ミハイル・アーヴィングは従兄であり、リーヴェルト社の社長がクレアの父、その弟が副社長で叔父でミハイルの父だった。
しかし交通事故で両親と弟を亡くして一人生き延びたクレアは叔父一家の家に引き取られるが遺品整理で叔父が詐欺をしており父にバレて口封じをした。
認めた叔父も証拠はないしクレアこそ疑われる、貴族の後ろ盾もある。そんな時にオズボーンが現れ父親は士官学院の友人であり助けになると言い出し、全部知っていて、遺品整理から事件を突き止めたクレアにその統合的共感覚が使えるなら自力で敵討ちしろと。
こうして握り潰せない全ての証拠を揃えて叔父を処刑。叔母もミハイルもその妹も罵り、クレアは家族も故郷も失ってトールズへ脱出しそのまま軍へ。
そうして鉄道憲兵隊で再会したミハイルは心から心配してくれているが、やったこと、やられたことのしこりはお互いに消えず、ギクシャク。
そんなクレアをリィンは優しい人ですと励ます。
クレアはリィンを生きていれば死んだ弟エミルと同い年で重ねていたと。
しかしもうやめると。
2人の女性にキスされ、なんて日だろうと思うリィンであった。
6月18日。領邦会議初日。
アンゼリカは領邦会議出席のため、クレアは帝都へ帰還、サラはラクウェルで猟兵団の調査に動くと演習地を去り、7組は2日目の特別演習を開始。
ジュノー要塞でも統合地方軍との模擬戦や北ラングドック渓谷で幻獣と紅いプレロマ草の確認、リヴィアコートに営業妨害を企てるクライストモールの阻止などを行っているとユーシスから昨日の夜に飛び出したミリアムが戻ってこないと。
調査の結果、遺跡島、ブリオニア島に行ったのではないかと掴む。



かつて旧7組でA班がノルドに行っていた頃にB班が訪れたブリオニア島へ。
というか2人の女性にキスされるリィン。
別にサラはヒロインに選んでいないので学生時代には恋仲になってないので、このキスされるまでになった、教官の重い過去を話してくれるまでになった。クレアもそうだけど、学生時代とは決定的に違う。修羅場の内戦を経験して、政府の要請を受けての成長、ちゃんと就職してお酒も飲めて、大人になった。
だからこその大人の女性も受け止められるようになった。
そういう側面のほうが強くて、本当、リィン君、大人になったな。こんなアダルトな感じが出させてさ。

サラの過去は断片的な情報が閃1から出ており、バレスタイン大佐の命日にしてベアトリクス大佐らに出会った運命の日はトリスタで飲んでいたので9月19日だと判明している。この頃は何も話してくれずリィンも子供だったな。ついでにこの日はマカロフ教官の誕生日でもある。ミントが料理していたっけ。
ノーザンブリアの現状はどうにもならなかった。傭兵稼業の報酬で難民状態の祖国の民衆を食わせるなんて出来ないのに28年間、それでやり抜いたのだ。
帝国に併合されてやっと自転車操業の地獄、ミラの狗から解放された。そのはずでクロスベルのパン屋が行ってる程度の情報しかなくて。人々の生活がどうなったのか。シュリが故郷は全員空腹だったと回想して自分だけ食べられることに罪悪感を覚えるぐらいやばい。
大陸北部で寒いということもあるが塩の杭の塩害で土地の生産力がなくなっているはずで。
東方の砂漠化もそうだけど、終末展開が迫っている気がする。

またサラが辞めるきっかけの戦闘の相手がニーズヘッグ。さて、大企業。どこかな。暁のおかげでニーズヘッグは企業の裏工作している印象が強いからね。

クレアのは3の冒頭から度々描いてきたし、閃2で急に抱き着いて来たことを思い出して、当時はどういう背景なのかさっぱりだったけど、弟と重ねたのか。
ミハイル少佐との関係も実に複雑で、一緒に経営した家族経営の会社で、不正を見つかって家族ごと殺されたので、生き延びたから復讐した。
よくある骨肉の争いでしかない。父を殺して経営を奪った叔父には家族諸共殺したことで復讐の正当性はあったが、同時に助かったクレアを育ててもいるのがね。
殺すことないじゃないか。少なくとも叔父一家には良い親だったのだろうなとも思うし。だからもう一緒には暮せない。
家族も故郷も失ってトールズに入って軍人になるしかなかった。オズボーンが後押ししたこともあるが、正義を貫いた代償。
クレアの優しげな雰囲気と影がちゃんと説明され、なぜオズボーン直属として多くの任務をこなす理由になっている。そりゃ忠誠を誓うしかない。罪もあるからさ。
10年近く経たことでアーヴィング一家も多少は冷静に受け止めてくれるのだろうかな。ミハイルの存在がまた絶妙でもう分別があるからわかるし、父が悪かったのもわかってるけど、わだかまりがあって。でも親戚として心配する人の良さが滲むからさ。

サラは北の猟兵が、クレアはミハイルが対応キャラになっているのが見事。

そういうメインイベントがありながらもやはりアンゼリカの話が今後の共和国編、さらに東方編への伏線として機能するのが素晴らしくて、ゼムリア大陸に滅びが忍び寄っている。
東方はその最前線。
それが帝国の問題が片付けば、なんとかしに行ける。
もちろん帝国政府としては共和国を征服して対処という手段があるのだろうけど。
でもこの国際協調、大陸規模の問題を解決するという視点が、この軌跡シリーズは本来、RPGでは世界を救うのが王道なところを、国家規模、一国の国内問題に終始して、そんな国際協調で何かが動くだなんてほとんど描いてきてない。例外はDG教団壊滅作戦程度で、西ゼムリア通商会議でさえ陰謀渦巻いて、それ以外はまったくないのだ。
だからこそNGOとか多国籍企業やら遊撃士協会、七耀教会などの国家を跨る組織が重要で。
帝国人として東ゼムリアへ向かえるのか。
そのための国際関係などなど帝国編の結末が次のシリーズに影響する。
アンゼリカさんが道案内役になりそうだな。

そんなわけで特別演習二日目。
特務活動でノーザンブリアやジュライ方面の北部街道で幻獣と遭遇して緋いプロレマ草を発見して、魔煌兵がクロスベルに出たように状況はどんどん悪くなる。
なおアッシュはこの北ランドック渓谷で野盗を撃破したそうで。

ジュノー要塞では軌跡シリーズ定番の軍人と模擬戦なのだが、ここでしっかりウォレス・バルディアス地方統合軍総司令と一騎打ちすることで、その強さ、念入りに倒せないしHP半分、自動回復でゴリ押しでは倒せないと描くことで表現しており、さすが黄金の羅刹と並ぶ黒旋風と評されるに足りる凄みを見せ付ける。
ちゃんと格上描写、バルディアス流槍術が凄い、北方戦役ではわだかまりこそあるが、領邦軍存続のためにやったのだと、それだけは恥じることはない。
こうしてちゃんと和解して、地方軍からもさすが灰色の騎士だと名声が高まる。

そしてフェリス・フロラルドからの依頼でクライストモールの営業妨害を阻止して欲しい。実行役のハーマンを捕まえてくれと。
というわけでゴロツキに放火しようと集まってるところを待ち伏せして全員逮捕。逃げだしたハーマンもランディとの連携で逮捕。
こうして証拠を掴みワッズ営業部長に突きつけるのだが、散々苦労して来たんだと激昂するが、ヒューゴ・クライスト常務取締役が現れて、バレたからお前らクビだと。
しかしフェリスは告訴しない代わりに罪を認め賠償もしろということで手打ちにする。
これには逮捕されていたはずのウッズとハーマンも誹謗中傷と商品を破壊したり輸送の妨害などの営業妨害を認めて周囲に謝罪して、常連客は仰天。
リヴェラコートもフェリスお嬢様がやってくれた、これで互角の勝負、いいや、反撃が出来ると盛り上がる。

このイベントで貴族勢力が踏み止まる、というか平民勢力も決して綺麗じゃなかった、悪辣な手段も使っていた。
そういう話で、貴族、革新の対立の縮図として成立して。
またフェリスのベターな判断もオルディスの事業や商売は貴族がやるので外部からの対抗勢力自体は歓迎すべきもので、リヴィエラコート自体が旧態依然だったと改革にはライバルが必要だと。
この事件の反応がリヴィエラコートはみんな大喝采だったのだが、クライストモールではショックとか本屋の店員が寝返り組だからこそ営業部長たちが悪者だっただけと容赦せず、調子に乗っていた食料品店の店員はリヴィエラコートを潰そうなんて景気良く言っていたのに、違法行為で売り上げていたのかとショックだったりで。
ちゃんとお客もクライストモール贔屓だったのに悪い噂で簡単にリヴィエラコートに行くかなってという流れの変化も描いてお見事。

このハーマンも元銀鯨船団の特攻役でレオノーラの兄貴分だったのだが、団の解散で勝ち馬、強いほうに乗るぜで失望されて、一喝されて、ちょっと持ち直したかなで。

このイベント、ちゃんと敵が許される展開のフォローが素晴らしく、もう凶悪犯だ、被害甚大だった、ということなのに、謝罪し補償することで手打ちです。貴族社会なので面子も大切でやられていたとかも傷がつく。捕まえない代わりに犯罪行為を表明。次の人事査定で飛ばされるけど、逮捕よりマシで。
ハーマンというレオノーラの兄貴分まで関わるのに、バイクが好きでねとかで人間味もちゃんと作る。
ヒューゴが滅茶苦茶怖いから部下はクビ切りされないように暴走する。
そんな事情知るかという部分もあれども、ちゃんと丸く納めているのがさすが。
フェリスが許していることが後味を良くしてるな。

この3つの必須イベントはプレロマ草が帝国まで来てることや地方統合軍も決して弱くない、ウォレス准将は強い。さらに帝国の縮図としての貴族平民の確執と手打ちにより対等さ。
なによりもハーマンという元護衛船団、海の猟兵の変節と復活が、北の猟兵の祖国、団という拠り所を失ったものの堕落と暴走という形で描いて、志は永遠とは行かない。
それでも立ち直る。
レオノーラが立ち直るところは見てないけど、一喝したこともあって。
これがサラがやるだろうなと。
そういう伏線が実に巧み。

話としての伏線というかプレイヤーはこれが前触れだと感じさせるのがファルコムは上手い。まあだからこそ伏線がモロバレになってしまうのだけど。

で、メインであるミリアム失踪が、いないので食べ歩きしていたからというので屋台やら料理屋巡りをしたら、ミリアム食い過ぎ問題で、5段重ねアイス、ブイヤベース2杯、パエリア一人で完食という昼からで食い過ぎ。さすが料理部。
昨日食いまくっていたで覚えられているのもわかる。
そうして遺跡島の話題にそういえば2年前の特別実習でブリオニア島に巨像があるって話をしたかも知れない。
ミリアム本人もノルドにいたからね。その情報を知っていたら、結社がいそうなのはそこしかない。遺跡はそこぐらいしかないと確認していた。
戦術殻アガートラムがあるので夜中に飛んで行ける。
そして朝に戻ってない。なにかあった。
ブリオニア島行くぞ。
しかもちょうどルーグマン教授が帰って来るわけで。黒幕なら向こうでの準備やら調査を終わらせたはず。むしろ捕まえたのはルーグマン教授かも知れない。
結社の動向を調べに動く敵。ジークフリードと一緒にいた黒目玉の中の人かもね。声がないからわからないけど、まずイケメン過ぎる。怪しいね。

またこのミリアム捜索の依頼を受けるために訪れた城館で領邦会議直前でユーシス、ハイアームズ侯、アンゼリカ、パトリックと集まってるのが壮観であり、同時にバラット侯の俗物ぶりも際立つ。
貴族制度や体制自体を勝てもしない帝国宰相に挑んでこうなったのだから媚を売って改革の陣頭指揮を取る始末。でも戦後処理としては普通はこのような人物が後継に選ばれるのは当然なのだ。
オズボーンとルーファスの自作自演で突然の和平成立で事実上の敗北という形式の完全敗北で、もう一度内戦起こさせないように、上の人物を安堵させるから貴族の特権を奪えと。
間接統治になるのは当然なのだ。
嫌な奴に描くことで次期カイエン公になれない印象操作を行っている。
とはいえほかの貴族は名分としてカイエン公以外は逮捕されていない。アルバレア公はユーシスが逮捕して失脚したが終戦前に中立宣言しており、ユーシスは代理として文句もなく続いてるし、ログナーも中立にしつつ勝手な謹慎で文句は来てない、ハイアームズなんか普通に続けてる。
ということで領邦会議は続いてる。貴族のことは貴族が決める。
全面降伏していない。なので名目上は以前のまま既得権益の主張は出来る。抵抗は出来る。
その逆転に転じるのがこの領邦会議だろうな。

とはいえ街巡りで大司教がここの領邦会議で内戦は決定されたんだぞと憤ってるのが、政府にやられてるからって貴族共の勝手だ、市民たちは巻き込まれたんだぞと。
こういう視点が相変わらず見事。

にしてもヒースクリフ・アンドリュースよ。7歳で避暑地で出会い、一目惚れし合った、なんて言ってるすぐ後ろにメルセデスと執事ホーキンスが話していて、ヒースクリフ、後ろ、後ろ、すぐ後ろ。
だからさ。滅茶苦茶ロマンチック雰囲気なのに、夜に食事に行くからその間に行ってくださいとか話してるけど、すぐ前にいるから笑っちゃって。

バラット侯もラクウェル周辺にいる猟兵団に対応するために地方軍を配置を撤回して両方会議中のオルディスを守れ、アラゴン鉄鉱山からの採掘で4機も列車砲作って政府に納入する。サザーラント貴族、男爵のウォレスを蛮族上がりと蔑み、非常に感じ悪く、絶対列車砲奪われて取り返せと大騒動になるだろう伏線で良いところなしなんだけど、ラクウェルでも毎日ゲロ吐くゲロ貴族がいるとか言われちゃうし。
それでもRFの西部プラントに出資して大金持ち、ルシタニア号の建造費用も出していたが内戦直前の最高値で売却して内戦後は暴落したので聡いと。
ちゃんと事業家としての手腕をNPCでフォローするのが、本筋ではクズだけど、良いところがあるのだというのはね。ただのクズが暫定統括者になれないだろうということで。

北通りや港湾区では夏至祭の準備が進んで一般市民たちの描写が相変わらず素晴らしく、昼には船舶の移動制限があるから忙しい、飾り付け準備中、夜の篝火があるから時化にもならない。
家族と過ごす等身大なお祭りの幸せな空気があるし、広場の夏至祭だけやってくる謎の絶品アイス屋のババアというのも、そういう人もいるよね。一瞬、レミフェリアのミスラかもと思ったけど、あれはジェラート屋だったな。
ラクウェルの出稼ぎ少年ユタが貴族のシャーロットと仲良くなっていたり、なぜなにルナの質問に答えられたメイドのエクレアが嬉しくなって、ルナも知れて嬉しい。
喧嘩してる両親と夏至祭を回りたいリルベル嬢に執事のオリバーがいろいろ気を回したり喜んだり。
ホテルでメイドが働き者だが無愛想なのも給金が同じなのに城館に派遣されてはたまらないという処世術だったり、貴族のお付きのメイドは故郷の仲間のためにお土産を買うことが義務でありお付きでやってきた楽しみで文化だな。

ラクウェルでも家族と夏至祭に行くから客が捕まらない。
夜と昼では顔が違う。
カジノでの悲喜こもごもも俺が慰めますよと大勝した客に接近して愚痴を聞く形で食事するし、カジノが一晩中勝負してるのや、クロスベルに来ていたマージョリーがずっとやってる。
あのオルディスに遊びに来たカップルがカジノの大勝で勝手だ、頭が堅いで喧嘩してるのなんか面白い推移だったな。
そして宝石探しで接触した小物な飲んだくれジョゼフが、なんとマヤの父だったというオチは、その制服はで動揺したことでなるほどだった。
そりゃ母さんの形見を売ったら縁切りだからをやられるぐらい行状の悪さで。
しかし宝石依頼のガスパールもただの依頼人なのだが、結局なんにもなかったな。前にもあったようなという台詞にそうだっけで、記憶を辿っても思い出せなかった。
小クエストの大海賊の宝で、100年前のラマール海岸で最大勢力だった海賊ガリオン。同時期のリベールのルーアン海岸の海賊シルマーのライバル。その依頼者のアレイスターはアルトハイム伯に出入りしていた音楽家。
だからなんか見た人で覚えてるのにさ。
日記帳は百年前のポエムもあるからと欲しがったけど、シルマーが死ぬまでアーティファクトを所持していたために教会騎士に追跡されて苦しんだという話があるので、ガリオンも持っていたのだろうか。
100年前のネタ、ジュノー要塞も海軍基地だったとかもっと会っても良いだろうにね。

ミランダの荒くれ者の巣窟からいつの間にか名物女将になったというのも良い話。
笑顔で美味い料理を出し続けたらいつの間にかそうなった。港に馴染みの人がいると嬉しいものさというのがあるよね。

それにしても演習地でのアッシュがみんなに訓練で対応出来なきゃ実戦でも無理だぜと励ましたりグスタフとの仲良しさとか、基本的に2日目には大騒動で普通に始まったことに驚くとかランディがラムを欲しがってるっぽいとかあるのだが、朝にはティータの隣で一緒に機体飛ばすとか言っていたパブロが見つからずにどこに行ったんだ?ラマール州を探し回ってしまったのに見つからない。
ティータがヘクトルをブーストキャリアで飛ばすというのに。
サンデイのラマールだから海鮮料理だってのも細かい。



帝国時報6号
夏至祭が6月17日から21日で、セントアークは連日夜祭だそうで。帝都は一ヶ月遅れなので帝都住民は各地に旅行へ行くようで。
第二次西ゼムリア通商会議でカルバート以外は再参加の意向。
RFの第4開発部にアリサプロジェクトマネジメントオフィス、PM室長のインタビューでバイク作ったと。エプスタインやZCFとの技術提供
クライストモールの帝都、海都、ジュライ特区の3号店。

夏至祭だからオルディスで会った人と帝都で会うかも。閃1ではノルドだったから夏至祭の印象が帝都でのしかなくてね。当時の帝国時報で海都の篝火の話は出ているけど。
第二次通商会議もそりゃカルバートは拒否だろうし応じたら休戦が停戦になってしまう。とはいえ戦争以外での解決方法はというとこれしかないからな。どっちにしてもカルバートには不利だ。
各国は戦争にならないならどっちでも良いし国際会議で条約でも作りたいだろうからね。
アリサが室長としてインタビューを受けると同級生が偉くなったなと不思議な気分。
ジュライにもクライストモールがあり、行くことがあればあるだろうな。


ついでにマルセル・ニールセンの実録北方戦役。
1204年の10月戦役にて北の猟兵がクロイツェン州ケルディックで焼き討ち。1205年6月に帝国政府からノーザンブリアに難癖の賠償請求。
自治州会議は払えないので紛糾すると結社の支援を受ける北の猟兵が議会を占拠して、7月5日に賠償金請求拒否。
帝国政府はラマール州ジュノー要塞に篭城していた旧貴族連合軍にノーザンブリア制圧を条件に領邦軍存続を飲むことで8月にジュノー要塞を放棄させ2ヶ月の情報局と鉄道憲兵隊との共同作戦案を練り上げ、1205年11月3日旧貴族連合軍がノーザンブリア自治州への侵攻開始。
ドニエプル門を突破した貴族連合軍は、キルヴァ、リヴィリを制圧して首府ハリアスクへ3日で到達。
オーレリアは市街戦を最終手段として包囲戦で最終交渉を待ち、レマンから遊撃士が派遣、リィンも派遣される。
期限は1週間。
11月12日。リィンと遊撃士と鉄道憲兵隊が市内に潜入して北の猟兵の幹部の拘束作戦を試みるも人形兵器の暴走で時間を取られ時間切れ。
11月13日の早朝に機甲兵部隊がハリアスク市に突入し正午にはハリアスク議事堂を占領。
圧倒的戦力差で死者は想定を下回り、リィンたちの事前の避難誘導で市民への被害も僅か。
こうして北の猟兵は降伏、ノーザンブリアも降伏し、自力で再建出来ない自治州はギルドと教会、周辺国の異議と懸念があったが、カルバートのみ非難、11月30日に帝国への帰属が決定し、12月23日。エレボニア帝国ノーザンブリア州が成立する。

1章でエリオットたちに語った在学中の最終要請。
明確な時系列表記によって8月まで貴族連合軍の主力は降伏せず内戦が完全終結していなかったということが結構情勢的に響くな。東部のクロイツェンとノルティアは中立になったので、主力はラマール領邦軍だったと思われ、サザーラントは上手く立ち回ってるな。
この7月5日のハリアスク議事堂占拠と賠償請求拒否は大陸のどこにいても耳に入る政変だろうし、11月3日からの侵攻も6日にはハリアスク到着で従軍記者がラジオで放送して外国だから良いかで楽しく盛り上がったり、12日までにハリアスク入りするのもリィン、アルティナ、サラ、クレアは参加しているはずで組めるが、遊撃士はもっと来てる可能性もある。クロスプロジェクトとかもね。
そしてこのノーザンブリア侵攻自体も結社の拠点潰しであり、1205年6月に拠点発見で急に難癖の可能性があるな。なんらかの工房、十三工房の一つがあったりとかで。
12月の殊勲式でいろんな人に会うことになるかな。
盲目のジャーナリストは従軍していたのか。
最後は卒業寸前にトールズが軍事学校に再編されて、教官や後輩が困惑だろうな。特に1206年で2年生の最後の進学校時代を知る過渡期の222期生は苦労してるだろうな。リィンたち221期生が内戦前の最後の時代であり、その後は内戦後で、さらに下はガチガチの軍事学校だし、でも機甲兵教練はやっているので乗れるで。
セドリックは223期生。軍事学校の最初の年代で。

それにしてもラマール州、アウロス海岸にちゃんと南部のマルヴァ海岸やオルビア低地へ向かえる道があったり、ラクウェルも帝都へ続くミルサンテやグレンヴィルへ向かう街道も用意しており、北ラングドック渓谷道もちゃんとジュライ行きのとノーザンブリア行き道がある。
地図にはまだ表示されてない、名前のない街とかもあるしで。ラマール出身のカスパルの故郷がそのどれかなんだろうな。戦乱で寂れているだろうしね。
閃4ではラマール、沿海州を歩いて縦断とかあり得る。帝国を歩いて一周が可能になる。

それと無茶苦茶今更なんだけど、7組の生徒が5人になったことでリィンが一歩後ろに下がってる監督者の印象が強くなって、実習を生徒達にやらせてる、リィンは見てるだけで、さすがだった。
もちろん1章からそうやってるし、リィンが命じてるとかあったのだけど、プレロマ草の回収とかね。でも3人だとパーティは4人だからリィンも一緒にやってるイメージで、リーダーとして、教官として一緒にやりつつも命じてで。
それが5人になると話から全部学生にやらせて。ラクウェルでの宝石探しもリィンが一番後ろで口を狭むのも最後だったし、ハーマンらを分散待ち伏せで逮捕するけど、リィンは鍵投げてバイクで追跡を命じて、ランディに支援を頼むで。
指揮官やってるな。幻獣撃破も教官抜きでとかも可能で。
こういう指揮官、作戦を提示して、見守るというのは珍しくて良かったな。見守るからこその指揮も出来てるしね。
まあ教官として一番良かったのはアイスを奢るのだよね。大人だからこそ奢ってやる。任務中だしで。部活で先生に奢ってもらった記憶とかあるからね。こういうのずっと覚えてるからさ。

教官リィン、指揮官リィンが成立しているこの描写はパーティーメンバーでありながらも陣頭指揮、戦闘に参加しなくても口だけ出していてもそういう隊長ぶりが見せられて、パーティーが4人ならば陣頭指揮をやるけど、5人以上になると後方指揮で。
これ、良いよね。普通に若手が主人公で先輩や大人がお前がリーダーだと立ててくれてるのが、若い主人公が主導するパターンだけど、RPGだとどうしてもプレイヤーキャラは陣頭指揮型になるけど、これなら頭脳型、遠距離攻撃型の隊長、ミハイル少佐やトワ、オリビエでも良いけど、そういうのを隊長や上役にして、プレイヤーキャラはエースの切り込み役で成立したりも出来る。
ほかのRPGでは普通にまとめ役の頭脳派がリーダーしながら別に主人公がいるのがやれるのだけど、この主人公が部下にやらせるという展開が新鮮で、こういう魅せ方があるんだなと。
ずっと陣頭指揮、やってきたのに、見守るようになるとはね。

絶対零度 未然犯罪潜入捜査 1話

犯罪予知システム、ミハンシステムの試験導入として表向き資料室のメンバーが、犯罪を起こすターゲットを監視。
しかし今回のターゲットはすでに死亡しており、関係者が犯人ではないかと探ると一緒に密輸した仲間が取り分を巡って襲われ返り討ちにしたことで、その返り討ちにした奴が次に犯罪を起こすと監視。
だが、殺すのは脅されていた相手ではなく一緒に組んでいた仲間だった。

絶対零度シリーズの3期で、コールドケースの1期、潜入モノの2期、3期はパーソン・オブ・インタレストの日本版で。
1時間半もやるのに非常に眠い内容で、潜入、変装、盗聴、盗撮とやって状況を把握していくのだが、誰を殺そうがどうだって良いという内容で。
キャラの新人視点であれこれ、違法捜査だと突っ込むし、システムを信用出来ないと反発したり、そういう仕事したくない雰囲気の眠い話とかで、捜査する、事件を防ぐ楽しさも見せられていないのでつまらない。なんで仕事してるのよ。警察してるのよ。
犯人が横領して密輸に手を染めて殺されそうになっての正当防衛。だが、暴走してるんだ。
その心理、勝手に言うだけで描いてないでしょう。犯人の追い込まれ心理もわからないから、急に相棒殺すんだで。はあ?だったね。売られるとか口封じとかいろいろあるんだけどもね。
こいつだと思ったらこいつを狙っていたのか、急げという作劇の都合でしかないというか。普通にボコボコにされた大人数も襲うわけないし、相棒も殺す理由もないしさ。捕まえるための凶行に見えたな。

テンプレの周囲に馬鹿にされる左遷部署が最新の秘密実験部署で秘密裏に事件を解決しているのだということも、ねえ、尋問する正規手続きの相手で必要だけど、相変わらず、他部署との連携という概念が日本のドラマには存在しないので全部自力で仲間だけでやるんだよね。そういう秘密部署だからだけど。

なんというか、普通だな。特別なにかあるでもなく普通の作品。
上戸彩が主役でシリーズで経験を積んでボスになってる新設部署じゃダメだったのかね。前シリーズのキャラが出て来るとかでさ。

大空港

シカゴリンカーン空港が大吹雪で飛行機が脱輪して滑走路の一つが閉鎖。騒音問題でほかの滑走路も閉鎖の危機。
そんな時、ローマ行きの飛行機内で爆弾による自殺を画策して機体に穴が。
この状況で急遽空港に戻る飛行機は空中分解寸前。
滑走路も脱輪で閉鎖しているメインのを使えるようにしないと墜落する。懸命に除雪して強引に機体を発進させて滑走路を空けることで無事に着陸に成功させる。

大空港、1970年。
後続のシリーズのようなパニックモノではないのでやや物足りないまでも空港で働く大勢の人々を描いて、飛行機に穴が開いて緊急着陸という緊急事態に対応する群像劇として非常に良質な仕事モノさが出ている。

主人公の空港長が激務で家族にキレられる反面不倫もしていて、その不倫相手の女性職員が無賃乗車の老婆やら税関と絡んだりして。
さらに空港長の姉の夫のパイロットも客室乗務員の女と不倫して妊娠させて焦ってる。
そんな人間関係と無賃乗車の老婆や立ち往生の飛行機などを描いていたら、保険金目当ての爆弾自殺を画策する男が乗り込み、税関はなんか大事そうにカバン持って怪しいと見抜いたり、女性職員はそいつ怪しいからと調べて保険金を掛けた、旅に出るのに金がない様子という話を聞いたりして、やばそうな空気を感じる。
空港長もあんまり本気じゃなかったのに、その自殺男の妻が金もないのに飛行機に乗るとかおかしいと相談に来ており、女性職員は私が調べていた男だと。
爆破のプロだから爆弾持ってるかも。
それをパイロットに伝えて、どうにか確保したいと思うと爆弾男の隣に座ってるのはなんとあの無賃老婆。捕まえないしチケットも用意するから協力して欲しいと一芝居打つが失敗して自爆されて、墜落前に空港へとんぼ返り。
この時に客室乗務員が失明するという怪我を負い、申し訳なさから結婚を考えるようだけど。
この爆破で穴が開くこといつ空中分解するのかわからない、気圧の差で吸出される、高度が高いと酸素がなくて死ぬということが空港長が模型で示しながらでわかりやすく、脱輪してる飛行機どけろで土壇場でやり遂げて。

この仕事しただけで盛り上がりを作れるのも素晴らしく、細かい人間関係、仕事中毒だし不倫もしてる空港長の今離婚を突きつけに来るなよとやけくそで離婚とか。
パイロットの予定外の子供もいいもんだぜという同僚の言葉にそういうものかと思ったり、この人は眼科も呼んでくれて感謝というのも地味に上手い。
奥さんも心配で駆け付けたのに、無視されて哀しかったな。

一方で腹立たしくもあるが愛嬌もある老婆が、大したことしてないのに危険な仕事をやったからチケットもらえるのがこの手の作品で手口もちゃんと息子に財布渡しに来たんですで乗り込んだりする程度の警備で。
税関もただカバン大事に抱えてるのに気付くだけだけど、罰金の十分の一を払えば良いだけだろうにで。税関の仕事も見せる。ただし密輸は向こうの仕事で向こうの税関が止めるだろうで。
保険の受付やらもノルマがあってありがとうで。

空港長の仕事も本来的にはわかり辛いのに、いろいろと現場指揮官に指示出してるとかで。

飛行機内も軍人や神父とシスター、医者がいて、緊急事態にちゃんと動くことで、名なしなのに生きてる感じ、存在感があるので死ぬかもの必死さがあったな。

クラシックな群像劇としてなかなかの面白さ。豪華俳優陣によって混乱しなかったしね。

デビルズライン 1話~12話

吸血鬼事件が発生する現代。普通の大学生の女は彼氏未満の友達が捜査官により吸血鬼だと知り、彼は捕らえられるのだが、助けてくれた捜査官も吸血鬼であり血を見てキスされる。

吸血鬼モノだが、1話で恋人未満の吸血鬼の抑制された下野紘の演技が、性欲と吸血欲を抑えても好きだったということを見せて、そんな主人公が正体バラされ、自分を殺した男に掻っ攫われるのもなかなかそそる。

エロアニメとして好きになったら辛抱堪らなくなる奴と付き合うということで、儚く危険な存在と付き合いたいよね。

2話
捜査官にファーストキスを奪われるも鎮静剤で抑制して謝罪され、友人のこともあり、経過観察だと家を訪れることになる捜査官と交流する主人公。
しかしゼミの教授にレイプされそうになって捜査官に助けられ益々好意を持つ。

なんか捜査官のこと好きという展開がキスだけで済ませたから、我慢してくれてということもあり、主人公だから好きということを、ちゃんとレイプしようとした教授との比較で成立させてお見事。
人間不信気味なのに、捜査官にはそう思わない。教授のいきなりレイプする状況に、何人もやってきてるのだろうことで、ちゃんと制裁される。
1話の友人も逮捕され、表向き留学、捜査官と会うためのだしにされて、面会が更生とか理由だよで。

ただ結婚したのに猛って殺しちゃった話は設定がまだわからない、セックスしたらどうなるんだで。殺して血を啜るほど暴走するのかで。

エロとすぐにレイプされそうな雰囲気があって、強引にキスされて、エロ衝動が好きな相手には愛か犯罪かは変わらんよというべきで。
いきなり友人逮捕した捜査官にキスされたらドキドキだが、妻子持ちの教授にキスされて、それ以上襲われたら、レイプだと。

3話
捜査官と仲を深める主人公は一緒の年越しをするのだが、そこに吸血鬼が偶然逃げ込んでくる。人殺しになりたくないと誓っていると、実際擦り付けられていた。
そんな話がありつつも親密になっていくが、そこを吸血鬼に家族を殺された女に狙撃され、そこをさらに別の人物が現れる。

吸血鬼の設定が掘り下げられていると数千人しかいない程度の存在でたまに暴走するけど、殺そうと思えば国家的にはいつでも殺せる存在。どんなに強力でも絶対劣勢だから、基本的には静かに暮してるのだ。
この人を喰らう設定の存在はいろいろあるけど、絶対的に数で劣るので、普通は殲滅される。だって危険だから。本気なら、こいつらが国家指導者を狙ったりしたら大変だから抹殺される。なので政府機関所属にするべきだったり、おめこぼしされるように問題も起こさずに静かに暮して、普通に、あいつ鬼ですよ、という人がいることに、普通に滅茶苦茶強いのなら職業制限があるけど、血の感知があるので警察とか捜査機関に数千人抱えたらさ。
とはいえ、政府機関所属の吸血鬼と野良吸血鬼の戦いで、まあ順当で悪くない。
実際、停職になる程度の存在だし、普通に身バレしてる人もいる。
で、吸血鬼被害者の会が攻撃してくるのも、そりゃ当然で。

しかしレイプを助けられてから急に深まったね。

4話
撃たれるも謎のハーフ吸血鬼によって血を飲まされて暴走する捜査官はなんとか捕らえられ鎮静剤を打たれるが、主人公を殺そうとしたことで疎遠に。
主人公はハーフの男が捜査官もハーフか、ならば会いたい、血慣れという僅かずつ摂取することで暴走しないようにする方法も教えるとつるむようになるが、お天気レポーターが通り魔に刺され、吸血鬼だったADが生放送で吸血するシーンが放送される。

吸血で暴走する捜査官が主人公の相手役だから助かるけど、普通は暴走して殺して終わりだったよな。
ちゃんと理性がなく、殺そうとしてハーフの男に止められたりで助かったのは止めてるから。
ちゃんと反吸血鬼の女が母が殺され吸われたんだ、ハーフが、いや、その男がやばかったんだろ、通り魔じゃないんだから違うでしょう、鬼じゃなかったら死ぬまではならなかったよ。
まあ確かに。
ここでハーフの男が、血慣れってのがあるんだよ。ああ、じゃあそれで吸血鬼の暴走を抑制できるのか、そういう希望が出たら、あっさり反吸血鬼の攻撃で一発で生中継されて。

5話
生放送で流血したことで吸血鬼の暴走案件が多発。主人公は捜査官に助けられ、ハーフとも合流するのだが、これは警察の別部署が吸血鬼排除のために仕組んだことだった。

平川大輔声の吸血鬼が目撃の一瞬の声のために呼ばれたり、キャラが大勢になって声優も重要キャラらしいのが一言で存在させて。
しかし、まあ、テレビで血が出たらって映画とかどうなるんだ、事件報道とかさ。目の前で見たら暴走するのはわかるけど、テレビで見てる人までなら、スポーツ中継で出血しましたでも出るのにさ。

そして捜査官がヒロインしか助けないイチャつきぶりに正義のヒーローじゃない少女マンガぶりにゲラゲラ笑った。もっと大勢が襲われたりしていたのに。ハーフの彼がなんとかしたのだろうけどさ。
少女マンガだな。私はあなたが好きだから吸血されても良いし、あなたのために血慣れさせたい。

警察の強硬派が動いてるな。

6話
同じビルに同居することになった主人公と捜査官、ハーフ。上司はオネエの吸血鬼を確保しようとして嗅ぎ付けられて、この情報を知るのは警察だけだと内通者を察知。
そして病院で入院中の狙撃犯が脱走して主人公を人質にする。

ハーフがハイブリット計画で作られました、お前はどこの何番よというだけで主人公も同じ施設か、という展開に、さらに謎のじいさんが光と闇の子が一緒じゃねえかで。
今回も敵、B班が敵なので吸血鬼を殺せということになるが、店の従業員は全員吸血鬼じゃねえのかよで。
混乱が見える。また生中継事件で吸血鬼ってやばいじゃんで。
そして敵の内部分裂、狙撃手の脱走、情報漏らした奴も脱走で、主人公が絡む形で集まると早いかな。

7話
狙撃手と行動を共にすることで行動原理、そして警察に内通者がいることを知った主人公は口封じされそうになるが捜査官がギリギリ助ける。

ちゃんと狙撃手から話を聞くことで、さらに彼女も切り捨てられた苦境であることから、ついでに恋人もいるので主人公格になれる。主人公も彼女の主張を言い返せる。
捜査官とハーフが上位のハーフによって成長出来る要素で、すっかり内部の過激派との対決で。

しかし、まあハーフの兄ちゃんが出てきて、恋愛沙汰も安定してるし、主人公がピンチになるで見せ場もあって。悪くないな。

8話
交際開始の主人公は捜査官の血慣れトレーニングでセックス寸前で情欲を抱く。
そんな2人は吸血鬼保護のシンポジウムで覚えていない母に会う。

エッチしたいけど、やったら吸血までしちゃうというから我慢という切なさが吸血鬼モノだよな。やっちゃったら終わり感が肉欲ではない純愛さもあるしさ。
主人公は潜入者の話をしなかったり、そんな場合でもないだろうに付き合おう、セックスしたいとかを言い出して、警察にも吸血鬼根絶団体が来てるとか自作自演でこうなったとかいくらでもサスペンスに触れるのに、付き合いたいだけですで。
このいろいろ政府に根絶の抗議があったり、主人公も名前特定がされたり、警察も上司解任の動きがあったりするのに、全ては悲劇の愛を盛り上げる雑音でしかないのだ。

この少女マンガ路線凄いよな。

9話
新班長が怪しいながらも信用出来そうで、吸血鬼排除団体から逃げ出した二人を引き込もうと接触。
そんな時、吸血鬼排除デモで対応した捜査官は主人公をレイプしようとした教師に狙われる。

石田彰声なのに信用できる感じだな。ちゃんと2人を引き込みつつ公安のトップが敵だと確認しつつも、オチであのレイプしようとした大学教授が復讐しようとしている展開が見事。ちゃんとネット配信して追い詰めて来るのもね。

10話
教師の挑発にハーフやらこれまで出会った吸血鬼の言葉から耐えるのだが、結局変異してしまい新班長に助けられる捜査官。
吸血鬼行為を抑制できる可能性に希望を見出していくのだが、結局、動画公開で世論はさらに排斥に進み、そして新班長も敵の一味であった。

完全に良い人に思えたし、格闘戦でも変異してなければ組み伏せることが出来るで救い、過激活動家グループを逮捕。そう思ったら、組んでましたとは。
とはいえ、捜査官個人としてはあのレイプ教師が社会的に死んだからお前も同じようにやってやるといういやらしい挑発を、おっさんにも欲情するのか、可哀想にという話からの血糊ボール投げられて、変異するのだが、それでもちゃんと戦わなかったことで不可抗力にしてくれ。
ギリギリ警察やれるし、変異を保てる。

でも敵からお前、覚えてないのかって見下されるのが年上の敵らしいな。親父を追ってるのに全部おぼえてないのかで。

11話
反吸血鬼団体のアジトを襲って名簿を回収しようとするが、全てが罠であり、お前らそういう団体潰したからって世論の恐怖は消えないのだから組織である程度制御したほうが良いだろう。そして捜査官が撃たれ、主人公は血を与えに行く。

実は潜入捜査官がいっぱいだったりしながらも、吸血鬼がいたらヤバイという社会反応があるから敵として俺ら殺してもダメだよで。
そんな話をしながらも捜査官のピンチに血を上げるのだと主人公の愛だけは確実に抑える作劇だった。

12話
主人公が捜査官に血を吸わせて救って、主人公をハーフの彼が救急車に乗せるシーンが報道されることで僅かばかりの印象が緩和。
結局、公安の吸血鬼運用班は解散。捜査官も免職されて監視下にされて引き離されるが、2人はいずれ再会して、共存できる社会を目指す。

2人の愛が世界を救うと信じて。
結局、いろいろあるけど、ラブストーリーを貫徹したな。

総評。
吸血鬼捜査官を好きになった女性のラブストーリー。
全体的に少女マンガしてくれて、いろんな要素があるのに、いや、二人の愛を盛り上げる障害に過ぎないというのが、さすが愛こそ全てだったな。
本当にハード展開の少女漫画してるなと思っていて、結局愛かよでさほど乗り気ではなかったのだけど、同時に本当にそれを貫いて、セックスしたかったら衝動をコントロールしろ、一緒に平穏に暮したかったら、世間の吸血鬼への対応を鎮めるんだ、解決しなくちゃならないで。
結婚するためには社会情勢を変えるんだ。そのために大問題を解決しなくちゃならない。
なんか昔のファンタジーで、ロミジュリ的な要素を解決するには迂回路を進め、外の関係を解決だで、それと同じようなもので。
吸血鬼ネタをしながらも基本構造は変わらず王道で。

うーん、ただ、なんだろう、この雰囲気も良いんだけど、世間の空気はどんどんやばくなってるのに、2人の愛は変わらずで、妙にチグハグな印象も受ける。公安のよく分からない組織図によって、どうなってるんだということも一因だし。
ちゃんとしているのにピンと来なかったな。

少女たちは荒野を目指す ゆきどけのおと 16話

兄貴がネタバレして六波羅解散からの朝森さん家の24時発売で客の好意的な反応から失われたやる気を取り戻す。
こうして北条は黒田にデートを誘い、全員に許可を取ったから、もう一回やろう、あなたが巻き込んだおかげで夢が持てた。
それに好きだからとキスして、恋人になりながらゲーム作りをやってみせる。


シロバコからの物作りモノの中で突出して最低だったしょこめざの漫画版二つが完全終了したので、一応追っていたので感想を書いておく。
というのも、アニメ版があまりにも酷過ぎて逆に気になってしまったから。

なんでこんなゴミみたいな内容なのか、具体性がないで。
体験版で多少は具体的だったがゲームには手が出ないので漫画を追うことにしたのだが、とりなくうたのうぐいすルートはほぼアニメの展開もなぞり、うぐいすルートをやってあっさり終了。
問題自体があっさり解決して終わるのでチームが険悪にもならず無駄な尺を食わないだけ印象が良いだけで。
個別ルートに入ってのライバルに引き抜かれたり堕落したり北条と付き合って気を取り直して、周囲に謝罪して終了という、なんじゃそりゃで。
アニメの駄作よりは僅かにマシな凡作だなで。

そして、このゆきどけのおとも、大体同じで、黒田とイチャツキがメインになってるので分かりやすいし、そもそもライバルがいないし売り上げ勝負になってないので、頑張って作った、からの兄貴の借金のためでした、どうする、もうマスターアップしてるので売り上げ全部やるから2作目とかどうでも良いよ、さよなら黒田さん。
からの、発売で、店頭で、売れてるし、アトムが特典用意したあれだ、学生が作ってるけど結構良かったから次に期待だな。
そういう噂話に嬉しいで意欲を取り戻して。
誘ってくれたから夢を持てた、みんなもそうだろうで。
だから黒田の問題が処理出来れば再始動可能で、部活内の関係に終始したこともすっきりしていて。
意外と丁寧に処理して盛り上げてる。

ゆきどけのおとも、別にアニメよりマシ、ぐらいの作品なんだけど、それでも物作りモノとしてチーム戦、これを彼がやったとか、仲間たちのメインも描いてるし、印象がアニメより悪くない。手応えとかもね。
北条と黒田のカップルモノだからになってるけど、イベントの追加で、もっと六波羅の仲良しさもわかるし、コミケ回とかもそうだけど、エロゲー作って売るなら、オタク産業に入るなら、これぐらいあって当然で、黒田が知人の伝手で売り子の手伝いする形で、突然売る側に入っちゃったが可能で、売り子、絵師、コスプレもやって、全員に活躍させて。
スカスカだったアニメよりマシだなと。甲斐なんかアニメじゃいるだけだったのに、特典準備したとかの話があるだけで違う。
北条、甲斐、小早川の幼馴染さもちゃんと入れてるしね。
仲間も描いてるだけで違うよね。

とにかく作画の平つくねの絵が綺麗なおかげで、女の子エロいだけで一段階評価は違うし、ストーリーもアニメよりは少しは良かったからね。終わりもしっかり借金問題で休止したけど、やっぱりやりたいで盛り上げており、丁寧だったからね。

で、なんでこの作品が大失敗したのかは、アニメではもう具体性ゼロに終始して、これを見たってエロゲー、同人ゲームでも作ろうと思わないからなんだけど。高校生で出来る範囲の仕事で6人で可能なのかということも曖昧で、パソコンが数台あれば、可能だとも描けてないのに。
さらに仕事に具体性がないのに、ラブコメはやるので食い合わせが悪くて、仕事描いてなのに、ラブコメやられても魅力もないで、じゃあ仕事いらないしで。
嫌味なライバルとかオチの借金で分裂とかまったくいらなかったからね。
普通に兄貴の会社から売らせてもらって、とかで十分だったろうに。

これらは成功作の冴カノで答えがあると思うけど、まだ未見だからね。


で、なんでこんなに拘るかっていうとあんまりにも酷過ぎて逆に肩入れ、逆にどうにかするにはどうしたら良かったかと考えたりもして、最悪の作品になったけど、ちょっと捻ったら十分まともになったでしょうと思う惜しさがあるからで。
結局、学生らしく普通にゲーム作ってみたいなのをやれば良かったし、それで専門性と具体性入れるだけで佳作になったよねで。
そもそも兄貴の会社で売るし作り方も教えてくれるから才能あるのを集めて部活でやってみるで。借金の話は確実にいらなかったと思う。あっても世話になったから売り上げ全部やる、売れるかどうかもわからないしで、会社の主導権奪っていくとかでさ。
集めたメンバーで創作物を発表する方法だって、小説ならネット小説やったら良いし、コミケで売っても良いし、演劇の脚本でも良いし、ゲームでやっても良いし、さらに脚本の仕様が小説と演劇の台本は違うでしょうで手直しするだけで表現が違ってくる。
絵だって漫画、挿絵、立ち絵、違う演出になるで。
脚本も即興で学校での馬鹿話やバイト中の話をちょっと面白くしたの作りました、絵もラノベ買って来てここに挿絵があったらどんなのになるのか、小説だと脇キャラがどこにいるかわからないけど漫画なら背景に無言でずっといます、大量に出て来た一人が急に登場可能、みたいな話がリアリテイと優秀さを見せられる。
ゲームならこういう魅力があると描いて、アドベンチャーもこうしたら良いし、という部分まで描きながらで。
そういうことが必要だったのではと勝手に思うのよ。
そのネタに持って行くためのキャラとの会話でさ。

個人的にはここまで面白くなかったことはそれぞれの仕事の具体性もだけど、ゲームだけ作ったからだろうと思ってしまって。
少なくても脚本は最初から完成でも良かったよね。脚本提供の演劇部の作品をゲームにしてみたとか、演劇部全面協力とかで試作品作る展開とか欲しかったよね。声優やる小早川が音録りに練習描写なしでいきなり本番で全力出せないというのが、アニメのクソ展開で、説明とか練習とか準備とか試作品とかをせずにぶっつけ本番なのがこの作品だからさ。
それにエロゲーだけじゃなくて、時期もエロゲーはもうだめだから、普通に同人ゲームでも良いしアプリゲームのシナリオでも良いしで。
それだけをやるのが悪かったよね。
作っても良いけど、じゃあそれがクリエイターとして未来への試金石で、ということもないしさ。
大成功してそのままちょっと大人にスライドして、会社作るとか、兄貴の会社乗っ取るとかで原作ゲームがアニメになったとか本物の舞台の脚本やるとかそこまで行って欲しかったよね。
そしてただのエロゲー作ってる会社が一般向け移植からの一般向け作品を作るようになっていく過渡期の話に変貌するとかで。
高校で作った同好会の同人ゲームが凄過ぎて、会社まで変えちゃう、みたいなさ。それで業種が変えるの嫌な大人たちと経営的に対決しつつ、昔エロゲー作っていたのに時代の流れで変化して、倒産してないだけマシとかでさ。
やり切る、行き切るのはそういうことだからさ。
そこまでやってこそのゲーム版シロバコでしょうに。

この設定だとそこまでやれそうだったんだよね。学生から兄貴の会社編で。恋愛も抜きにしてさ。普通に同級生と幼馴染で組んで作ってそのまま入社で。兄貴が社長だから自由にさせてくれるとかで。
主人公たちの才能凄い、それに惚れ込んで、発揮させていくで、それをどう発揮させるのかという話でもあるからさ。
学校なら集めての部活だけど、大人になると会社とかで。才能あるのにそれが発揮出来ないなんて勿体ないで。
オチで六波羅が独立しましたというぐらいで締まると思うしさ。

冴カノを見てこの鬱憤を浄化しなくてはならないのだけどねえ。

閃の軌跡3 プレイ感想21

歓楽都市ラクウェルにやってきた7組はそこで猟兵団の情報を集めつつアッシュの地元ということで天涯孤独な事情を知る。
そんな時、馴染みの情報屋ミゲルからロック・パティオに見知らぬ猟兵がいると教えられ、強引に教えてくるからどう考えても罠だが、手掛かりもないので行ってみると紫の猟兵に黒の猟兵が襲われており、待ち伏せしていた黒の猟兵、ニーズヘッグが奇襲されたようで。
紫は奇襲成功であっさり撤退、ニーズヘッグも撤退するがその方向に7組がおり、連戦することになった耳が劣勢になったので増援の口がやってきて、劣勢になった7組とサラとアンゼリカが救う。
こうして演習地に戻った7組は、アンゼリカは領邦会議にログナー侯の代理で、サラは猟兵や結社対策に動くが、オルディスとラクウェル、どっちも気になると。
そんな状況でリィンは夜のラクウェルへ情報収集に向かい、そこにアンゼリカとサラも同行。さらにラクウェルでクレアと合流。
情報屋ミゲルからノイエブランとアリーシャに重要人物がいると。
そうしてノイエブランからバラット侯爵が貸切しており星座は来ていない。ということでカジノアリーシャで西風の3人と遭遇。VMに勝利して4極の猟兵団が結社の赤く星座と北の猟兵が組み、政府に雇われたニーズヘッグと黒の工房に雇われた西風が共闘していると教えてくれる。

内戦後、クロスプロジェクトは戦争卿を討つ。
黒の猟兵がニーズヘッグと確定したことで3章冒頭の竜はトップが変わったという台詞が暁の軌跡での物語の結末を示して、あいつら、やるんだな。
とはいえ内戦以後は修羅場の二つの猟兵団で、紫は自分達のせいで祖国なくしてとかの修羅場だけど、ニーズヘッグはどうなんだろうか。内戦中に追い詰めて討つのか、それとも1205年に入ってから仕留めるのか。暁の射程距離、物語の長さとしても空白の1205年、北方戦役と同時ぐらいまではやって欲しいしね。
口と耳、ムント、オーア。口は暁で戦ったが再建されている。まあ閃2でノルドで鼻とやりあっていたけど。

そんなわけで、ラクウェル到着なのだが、歓楽都市としての内容が軌跡シリーズも成熟したなと驚くばかり。
というのも基本ジュブナイルな英雄伝説シリーズ。ダークな面もあったけど、あんまり見せないようにしていたのよ。
クロスベルでも旧市街の悲しさをあんまり見せないようにしていたし、夜の店もあってもほぼ関わらせないようにしていた。
それが、普通にダーティーなばっかりの連中が登場して、それがアッシュの生きてきた世界で。
貴族や英雄がいる中で、野良犬もいる。この幅広さこそがRPGでパーティーを組む物語であり、学校もそうで。普通は出会わないのと仲良くなる。それが価値観の違いであり面白さで。
それでも、水商売の姉ちゃんが客から頼まれて8年育ててくれた、それから6年、一人で生き抜いた。
みんな知り合いで、顔も広くて、飲み屋の女将からホステス、すぐ裏切りそうな悪友やら盗品ブローカーとか、ワジやヴァルドがどうやって生活してるんだとか思いつつもあんまり関わらないこともあって、まあなんとかやってるんだろうとか思っていたのだが、アッシュの場合、生徒だし仲間になってるし、孤児同士というリィンとの共感やら具体的に義母に引き取られて、その義母も死んでギリギリ生きてる野良犬でしたで。
7組のメンバーが当然のようにご両親に挨拶したい、いや、死んでるんだけど、あ、ごめん、この空気やめてくれよ。からからだからって湿っぽくするなで。
その居心地の悪さがね。

なんだろう、零碧での旧市街も同じようなものなのに、アッシュのほうがやたら暗く感じるな。これは子供が出稼ぎしてるとか夫も出稼ぎしているけど足りないから内職してる赤ちゃんを連れた奥さんとか生々しいからでもあるな。
それぐらいアッシュに対しての気持ちが、良い奴なのに、こうやって生きてきたのかっていう、複雑さがあるな。
そんな本来野良犬でしかないはずのアッシュがなぜリーヴスに来てるのかというと、実はラクウェルの悪童というマフィアにも突っ込むやばい奴として、同時に高い知性や運動能力、コミュニケーション能力も高いから慕われてもいた。そんな彼が内戦中に愚連隊ファフニールを結成して野盗からラクウェルを守った。
その功績によって各方面から嘱望され、遊撃士にもスカウトがあったが、レクターにスカウトされてリーヴスへ。さて何の目的があるのか。
この内戦での活躍からちゃんと未来への切符を掴んでいる設定が素晴らしいよね。
ワジが潜入のためだったけど、支援課就職を決めたのが教団事件の時に活躍したからで、ヴァルドも同じように活躍したのに、ただのチンピラでしかなかった悲しさがあったけど、そういう不良のまま生きることは出来ないだろうリアルさを感じるのよ。
暗黒街で犯罪に手を染めながら生きるのかと思ったら、そういう選択肢しかないと思ったら、カジノで大当りするように道が開ける。
トールズ卒業になったら人生が開けるからさ。

街の人も学生が似合わないとか言いながら、未来が開くもんなって言及してくれて。
本当、リィンと同じ教官目線で、野良犬だったかも知れないけど、生き方変えてやる、凄い奴だからって思わせてるのはさすがだな。

トップクラスの能力があるが闇がある。クロウのように。それが惹かれる部分でもある。

また情報屋ミゲルの存在も報酬に踏んでくれとか、コミカル逃亡劇でアンゼリカが新婚夫婦に波風起こしたりしながらも、そのオチが許されるのが、年齢上がってる。
全体的に夜のラクウェルは学生を外したことで、パーティー組むのが全員年上の女性ばかりだったりしつつ、リィンが大人になったなと実感させてくれて。
閃1と2の学生時代じゃ出来なかったし、ユウナやアルティナに見せられないよ。
ロイドたちですらギリギリだったのにさ。まあ18だったからもあるけど。
あのリィン君が夜の盛り場を聞き込みとかしみじみと大人になったと思うもの。
さすが教官、二十歳になったよな。

こういうイベント、良いよね。少年は青年になったんだ。未成年から成年になった。
少年の成長劇やってくれたけど、いや、大人になっても苦労のし通しなんだよ。そこからだって学ぶこといっぱいあるんだで。


ラクウェルの立地も西のケルディックというような交通の要衝でありながら、海運拠点のオルディスに市場作ったほうが良いので、単純に通り道であり、交通の要衝だから歓楽街作っちゃったで大繁盛。
前のカイエン公が作ったそうで、誰が押さえてるのかわからないけど、税収はかなりのものだろうし州の税収の意味でも貴族の介入がないのだろうことでなかなか。
カラッとした乾燥地帯だからベガス風味だしね。それ以外の産業もない。オルディスは地味に花屋が温暖な気候で花が名産とかがあったけど、ないからね。
ヘイムダル、オルディス、ジュライ、ノーザンブリアの結節点だから、列車の乗り換えまでのちょっとした時間で遊べるだけで十分なのもね。
そんなラクウェルなのだが、ユウナはクロスベルの歓楽街っぽいと素直に馴染むのもらしくて良かったな。さすがクロスベル出身。クロスベルの歓楽街も裏通りも含めて飲み屋からカジノにバーにクラブもあったからね。劇場もね。小劇場トゥランドットでは男装歌劇が人気だそうで。
帝国はそういうのが人気なのか、それともこの世界だからか。アルカンシェルは大規模だったからね。

そして因縁深いノイエブランもあるんだからさ。まあ赤い星座は帝都とクロスベルの姉妹店を追及されると売却しているようだけど。

このラクウェルでの情報収集は普通に交通の要衝だから、猟兵団、ああ、いつも来てるよ、え?そりゃ来るだろうで。
リベールとクロスベルは基本的には猟兵団の運用が禁止と制限があったので、この感覚はさすがだった。
注目もせずに、見かけるねで。戦闘?街の外ならたまにあるね、ぐらいで。
情報としては赤い星座がノイエブランにシャーリィとガレスが、西風も3人が来てる。ニーズヘッグ。そして雇えるぐらいの金が動いて、4極で動いているのか。
紫は結社の強化猟兵、情報局の偽装部隊、解散した護衛船団。
クレアの情報から護衛船団の銀鯨はバラット侯爵の私兵やクライスト商会に入ってる。まあルバーチェもあったしね。レオノーラが古巣の仲間と会うことはあるのかな。

猟兵団の関係も、まあ事前に予想した通りの結果で、サラの反応の時点で北の猟兵だとわかってしまったのだけどね。
リィンに感謝とか言いながらも帝国人の力は借りないとか言い出して、どういうことだと思っていたが、サラがニーズヘッグに想像通りだぞに、ああ、なるほど、盛り上がり的にそれしかないで。
そして赤い星座と北の猟兵が結社、西風とニーズヘッグが組んでどこか。
赤い星座が来ていても姿を見せていないことで、今回は北の猟兵とニーズヘッグだけで終わらせるか
どうかだけが読めない。キャラのいない北の猟兵が意地を見せても西風が出て来るとね。

この騒乱の拡大に地方軍に統治能力なしと政府が首を突っ込むサザーラントパターンであるし。

騎神はゼクトール。北の猟兵の脱退組は大陸中西部に逃げたと思ったらで。



キャラではミゲルの情報をそのまんま信じたユウナが警官に向かない純粋さで良かったのだが、クルトとアルティナが途中でわかって、リィンとアッシュとミュゼが最初からわかっていたということで洞察力が描けているのだが、強引にこっちに情報を教えてくれるって罠だろ、それでも手掛かりないしということなのだが、リィンとアッシュがわかってるのは無料とか罠だな、また直前に、こっちが監視されてると気配で察知したから。動きがバレてるから向こうからの接触だなで。
クルトたちも小声で会話して探索で、ああ、猟兵がいますからそうですねで。いるかどうかもわからないのに警戒しますかで、なるほどで。
むしろミュゼはちょっとちょっかい掛けるぐらいでしょうと殺されて姿を消したら地方軍が殺到するから、情報集めに小手調べするぐらい。
そういう読みも見せる。
リィンも、あれ、待ち伏せされてないぞと思って、どこが仕掛けたかで、こっちにちょっかい出したがるのは一度も会ってない知らない奴らだで。

ここから上手いのが紫の連中が迂回奇襲を成功させていること。海岸で接触してから迂回して奇襲したんだと。
7組を待っていたニーズヘッグがいきなり奇襲されて、北の猟兵の実力を示してくれたな。ニーズヘッグも追撃した部隊が逃したのですぐに戻ってフォローに回っているのも格を下げてない。

まあいつものヴァリマールキャンセルの援軍でサラとアンゼリカにやられるんだけど。
本当、大ピンチ病がさ。一応窺っているのはわかってるから、それほど無茶な感じはしないのだけど、午前中に同じ状況でユーシスに助けられて午後にサラに助けられると芸がないというか。
またかよと思わせてしまうな。
北の猟兵だと匂わせるとか意味はあるんだけどさ。

このサラとアンゼリカがそれぞれアッシュとミュゼに対応して、この2人の掘り下げに繋がるのも上手くて、ミュゼはまあいろいろ想像したら祖父の復権のためにオーレリアと組んで動いてるっぽい雰囲気があり、アンゼリカが知ってるということはさらに高位貴族、カイエン公の親戚で、次のカイエン公に割り込むのだろうなと予測がついてしまう。家は冷遇され、両親も死んで、そこに降って沸いた次期カイエン公選定の領邦会議。御家乗っ取りで一発逆転をかます。ぐらいの思惑は感じる。
アッシュもサラがファフニールのトップとか説明書に載ってるので、劇中で説明がないので、そういえばそうだったで。

そして演習地での会話はサラたちが同行者で7組がNPCになるのが素晴らしかった。サラとアンゼリカに紹介の形だけど、ランディとサラが8年ぶりって知り合いで、紫電はカリスマだったぜとかあなたがリィンの同僚とは不思議なものだと。ランディ16の時にサラは19か。
ティータもアンゼリカが天使だよ、なんでリベールに行った時に会わなかったと後悔してジョルジュから警戒しろと言われて恨んだりしつつ、サラとは帝都でシェラとアガットと一緒に会った。
つまり4月1日。あの入学の日にクロスベルから列車で西へ移動して帝都で会っていた。もちろん日にちは前後してオーバルギアの荷物を待っていたので前日の可能性もあるけど。
的確にティータの動きがわかるようになってるのは本当に何かありそうだな。事前にクロスベルとヘイムダルを訪れていた。シェラもアガットもね。
ミハイル少佐も内戦中に西部の正規軍を立て直したという俊英だと、イマイチ功績がわからないので、オリビエたちと合流して第七と組んだのだけど、イマイチ情報が出ないしね。

生徒達ではアンゼリカが女子は全員行けるとか言いながら全員紹介して、ゼシカとは知人なので久しぶり、ログナー侯の謹慎に付き合うシュライデン卿もごめん、良い修行が出来ます、我らは一蓮托生ですよで忠誠心も見せる。
また機甲兵の話で、アンゼリカは格闘戦のヘクトルか 剄を使えるからシュピーゲル。
サラはドラッケン、速攻でケストレルらしい。
この台詞だけで、この2人も機体に乗る可能性が生まれる。

男も軽音部が夕陽に照らされる列車と機甲兵、最高ですとかも楽しかった。
アルティナの考え過ぎるのをレオノーラがなんとなくで良いんだぞで。
仲間たち良いよな。
グスタフの火薬の話はここで達成してしまって、リィンだけが対応してしまったが、アッシュとかもあったのだろうか。機甲兵のための採掘仕事が激増して疲弊、それは内戦以後もそのまま変わらずで。その理由もわかってきた。理由はわかるからね。

夜のラクウェルに調査に行くので同行するが、7組はあっさりバレて追い掛けられるという、リィンも間抜けであるが、この途中の強制会話で、ジークフリードがクロウかということもあるねとか言いながら、東方の話をしたいが夜になるから行こうで。
アンゼリカの生の情報が凄く大事で、キリカさんに会ってきてるから、かなりの重要人物で、領邦会議にも共和国、東方の情報がありそうで、気になるな。
まあアンゼリカさんはこのラクウェルでは活き活きして、本格的に組むのは実は初めてだから、そりゃクロウもこの積極的さに辟易したろうな。女を口説こうにもみんな持って行くで。

アッシュとミュゼがカードの心得ありで見せ場があるが、ユウナたちは見物しただけ。強引な見せ場、顔合わせだったけど。
ルトガーさんがわざと負けたとかもね。格上描写ではあるが。

ところでアンゼリカさんが卒業前に作ったバイクに乗ってるけど、リィン、アンゼリカさんからもらったバイク、本当、どこだよ。

奴隷区 The Animation 1話~12話

事の始まりは、友人が振られたというので、元彼に会うと的中させた頭のキレに、その元彼は自分は奴隷ゲームに参加して自分を試すから、もし負けて奴隷にされたら解放してくれと保険を頼む。

ちゃんと冒頭から大貧民で勝利してキャバクラでキャバ嬢とやるというシーンや出会い系で出会ってみたらレイプされてその復讐にパチンコで勝負しないかで、じゃあ一時間後の数な、朝から打っていたから余裕でしたで。
そんなと思いつつ、嵌められたが、そうまでして勝ちたかったかと思ったら奴隷かよで。
設定説明で出来ることは奴隷の能力で出来ること、自殺とかは無理、奴隷中は抜くことは出来ず、発狂するから解放宣言が必要。

このように実例と解説もやって、元彼を助ける必要があると挑んでいく。
上手いのが、主人公は別段高い能力がありながらも、興味があるけど、そこまで危険は犯せない。だから俺がやられたら1千万で救出してくれで。
わかった、やってやるよ、ぐらいの関係だから良いんだよね。恋人でもない、ほぼ初対面、だけど、同じように能力を試したい欲求がある。

あと、男女がいろいろ出ていることで、性奴隷だ、からの逆もあるし、それ以外もあり得る。キャラデザがリアル向けなのも悪くない。

2話
主人公達はホストと客の奴隷と主人に挑み、勝利して手駒にするが、ホストは別れさせられた恋人と復縁しようとして、彼女は奴隷になっていた、というか挑ませられたようで。

勝負自体は単純なバリチッチ、いっせのーせで、組んでると味方は全部上げることにしてるから最低4になるので確率は上がっているが、よく考えなくても一人抜けたら確率は変わらない。
まあでもちゃんとギャンブル勝負の運試しだった。
むしろ注目はドラマで、客がわざと負けるゲームだ、知ってるよ、奴隷ゲームでしょうで逆襲されて従わせ、太客ってだけのキモいATMだよ、だから金だけもらいたかった。許せない、彼女と別れて同居だというのに納得させながら、でもホストにしたら彼女がいて、その先も考えていたから、このクソ女と嫌うし、感情は制圧出来ないので誘導。一応解放される。
客は偶然勝利したに過ぎないから、精神的に劣勢で、作戦なんかも考えられない。
ホストの彼女のことは好きだった話が出て来るとこのクソ女になるし安易に奴隷ゲームに手を出したから彼女を失ったという後悔で。
で、その彼女は誰かの奴隷になっていた。ただこれは精神的でゲーム以外の心変わりだったらここから勝負だになるし、あの握った手を話したら負けで即死かも知れない。

接近するとアラームが鳴る、マップに表示されるなど悪くない。
主人公陣営、主人公はゲームに参加するけど、奴隷にならないからねもずるい。

3話
ホストが元彼女がすでに奴隷になっており、勝負させられ敗北して、主人公達にすぐに装置抜いてるし元彼女が奴隷条件実験をやられてるが話せというのを拒否出来てるから敗北してるなと脱落。
一方、王妃カフェの店員に女装男子が奴隷になりたいと言い出し、遊びだと思って受けるのだが、この勝負に途中で男と知って敗北感。だが、そこに筋肉質な男が勝負を受けなきゃ殴り殺す、勝負は殴り合いだと脅して奴隷にする。
女装男子は逃げ出してホストの元彼女に助けてやるから、勝負でその王妃コスプレの人を助けようとするが、筋肉質の男は犬に襲われ敗北して犬の奴隷に。

犬の奴隷という馬鹿展開があんまり滑ってないのがなかなか凄い。
犬につけたらどうなるのよ、それに負けたらどうなるんだというのがあるけど、主人公たちの知らないところで勝手に動いてる感じが悪くない。だって王妃カフェの店員から女装男子がという流れの訳が分からん感じがあり、同時に1話からなんか出てる男とナンパ勝負で絡んだりしながら、女として負けだねと思って勝負関係なく敗北。すると筋肉な男が奴隷にするために襲い掛かって、受けなきゃ殺すからで強引に奴隷にする展開になるほどと思っていたら、犬に負ける逆転で。

これも犬の飼い主がとかもあるだろうし、力技でボスとその部下が従わせるとか強引に取り付けて奴隷収集、制圧だろう。

なんだろう、悪くないな。主人公が打ち破っていくパターンではあるけど、急に襲いかかって来るのもありだし、いきなりの新キャラが主人公達がちょっと擦れ違ったキャラと戦う感じとかが群像劇していて悪くない。
あの金髪の兄ちゃん、ずっと出てるのに、誰だよで、でも急に子供が挑むとかありそうだし、見かけてる奴が実はとかありだからこそで。

4話
筋肉はゴスロリのホストの客の店で暴行事件を起こして、その悪ぶりからその店の会長から目をつけられ後継者になりたかったら奴隷ゲームに参加しろと。
そして女を奴隷にして来いというので引っ張ってくるのだが、犬に敗北。しかもその犬が主人公の犬で勝手に装置が取り付けられていたらしい。
女装男子が筋肉を殴り合いだと鈍器で殴って勝利しつつ、ホストの元彼女らのグループに合流。
一方、一人暮らしの青年は少年から奴隷ゲームに参加して親の仇を取るたいから協力というので、そのグループの連中と対決する役をやるのだが、その子供こそグループのリーダーであり、一人暮らしだから奴隷になっても問題ないから選んだと奴隷にする。

筋肉がちゃんとゴスロリの女と縁があり、さらにその風俗店の会長からやれと命じられて、参加したら犬に負けてという導入と退場がお見事で、裏にそういうのがいるのかと。
だからゴスロリは眼帯してたのね。
女装男子がしっかり敵討ちしてるのも見事だし、犬がどうも主人公がやったんじゃねえかと思わなくもないけど、相手の素性はわかってるけど、奴隷の数でという勝負で、現状把握が上手い。

一方で孤独な青年が頼まれたから応じたら奴隷になる羽目になり、ここら辺、上手い。因果もなく孤独だから狙ったで。
しかも噂のご主人様が初期のパン屋で主人公が見かけてるんだよね。あの子じゃんと思ったら、そういう風に絡んで、あれ?こいつが御主人か。しかも勝負も目の前の男ではなく少年とでしたで組んでましたよで。知らないとやられてしまう。

5話
主人公と少年ボス両方に挑戦状が送りつけられる。
もうやばいと抜けようとした主人公は相棒の男から抜けたら保険がなくなると愛犬を奴隷にされて協力を強要される。

第三勢力登場前に主人公の地固めなのだが、ちゃんともう会わない、やられたらから来てくれ、うそでした、勝負受けないと眼帯が死ぬ、犬と勝負だ、大食い勝負でフォークを解体して飲み込むというもので、これは無理だで。

この話は主人公も異常者として負けたら参加するタイプにすれば楽だったのだが、もうキツイからと離脱したら犬を人質に、犬の奪還もやれよで。
主人公を正常な視点に置くための話。もういい加減エグイから引いたで。

一方で少年ボスは金を集めてるようだけど、孤独な青年が命令を受けなかったりでシステム自体も不備がありそう。
そして第三勢力もいるようで。まああの筋肉の人に頼んだ会長かな。

6話
犬はメス犬を追っていたらある研究者に拾われSCMの開発実験に参加。元々はペットに言うことを聞かせる装置だったが部下がデータを持ち出して今こうなってると。
一方、主人公の相棒は頭がおかしい女に睡眠薬を打たれ、先に母に会ったら負けだからというのを眠る寸前に見せられ家に送られて即敗北。そのおかしい女は主人公の相棒の共同経営者に助けられて一目惚れしており、相棒はSCMを転売していたから使おうと盗んだと。
その相棒は主人公が状況を察知して勝負を挑んで即奴隷にするのだが、全員奴隷にして解放してやると。その大望を持つのも人格変わったと思いつつ、相棒はありがてえと心服する。

主人公参戦。
犬視点で開発経緯判明とか相棒があっさり嵌められて敗北からの即脱出から主人公参戦。
とまあ主人公が主人公らしく全員解放で終止符だというのは良いのだが、1話からチラホラ登場の金髪の男が、もちろん重要キャラで、相棒の共同経営者だった、さらに頭のおかしい女に自分を捧げると。
これで狙われる可能性あり。追い込むわけだ。というかなんで持ってるんだよ。

今回主人公が確保した子は1話でキャバクラで奴隷にさせられた子。
眼帯の子がすぐさま寝返るのが好きだな。今の上司が嫌いだから裏切る。一定の信頼がなければ奴隷になってもスパイは出来ない。取り合いになると大変だからね。

7話
子供キングの家にホストの彼女は振られたので居候することになり、子供キングは水商売やらされてる母を救うために奴隷から金を集めて借金を返そうと思い、ホストの彼女は行き場のない自分と同じ寂しさを抱えていると忠義を尽くすように。
そうして頭のおかしい女との勝負に勝利して全取りするのだが、実はこのゲームを仕掛けたのはあの水商売グループの会長が奴隷を博士からデータを持ち逃げした奴と組んでやっていたのだ。

なんだろう。ホストの彼女は眼帯女のせいで別れたことで境遇を同じくする子供キングと出会って忠誠を誓ってることに、本当にあの眼帯女、酷い奴だ。
そして頭のおかしい女のところに1話の2人がいることに気付いて笑った。
チーム戦するけど、みんなやる気ないんだよね。やれって言われても、やられた、でやられる。

そして子供キング、借金返して母を取り戻すためにって、巻き込まれただけの奴とかもだが、うわあ、みんな身勝手だ。
なんというか、この作品に出て来る登場人物は欲望で動いており、ちゃんと行動原理を描いていく反面、だからって良い動機はない。主人公ぐらいだけど、ほかは別にね。
やり終わったらどうするのかね。

8話
子供キングは学校にホストの元彼女を派遣して特別なSCMを探そうとして捕まり勝負拒否。
一方主人公はその女子高生の祖父、風俗店の社長を集金ゲームで一千万燃やして撃破する。

集金ゲームのアイデアが路上ミュージックに仕込で金をぶちこんでから、金利が高いのを持ち込んで回収と思ったら燃やして大金に安心してるのを燃やしてでしっかりしてるな。
別にそれほど奇想天外なアイデアではないが、一千万燃やすとは思わなかったで。主人公やばい奴だけどね。
社長が黒幕だと思ったら、やっぱり開発者だよね。

9話
孤独な青年が二重人格で母親の人格が友人に助けを求めネットカウンセラーをしており、学生に手伝ってもらうと学校での子供キング一派の開発者にやられるのに遭遇。
結局、子供キングを撃破に失敗するも逃げるのには成功して、向こうは誰かにやられた、いいや、多重人格かと。

開発者が自動的に奴隷にする装置を用意しており、ゲームに参加した時点で敗北決定の状況でじゃあ直接奪うしかなく、この情報を持つのはこのアホみたいな学生で。
とはいえ子供キングの話はホストの元彼女が捕まったりでピンチなのに、さらに影の薄かった青年が多重人格で不意打ちで挑んで来るなど、唐突に想定外があって飽きさせない。
死んだ母親の友人とかそのネットカウンセリングしているから協力してくれるとか、おかしいのに、協力してくれて。

10話
開発者に子供キングの奴隷が全取りされる中でネットカウンセラーが別人に狙われる。

子供キングが孤立して非常に楽しい、ここからどう動くのか。本屋で遭遇する主人公と組むのかな。ネットカウンセラーも突然知らないクズに狙われるのもこのゲーム。
開発者が単純に全体支配ではなくデータ収集目的だったのは、割り合いまともだったな。まあ開発した接触しただけで奴隷する装置があるんだけど。奴隷は奪えるが御主人は奪えないかな。
でもホストの元カノはヒロインで良いよね。ホストもいるから目の前で寝取られの寝取られやって、非常に魅力的だから奪われてゾクゾクさせられる。子供キングが返せよってブチギレても、俺らだって同じだからなでホストは言えるからさ。ホストが元カノと主人が変わったからで子供キングには手が出せなかったが、個人的に動いて欲しいな。黒い欲望でも良いしね。
子供キングの母も、尽くしてくれるホストの元カノもやられて屈辱に泣いてやっと感情移入出来る痛い目だろうな。

11話
主人公は風俗の会長からの情報で開発者には勝負なしで奴隷にされると知って、じゃあ普通の部下を使って奴隷たちの回収に挑むも罠に掛かって奴隷を全部奪われる。
しかし開発者は奴隷経験者の脳信号で強制的に奴隷にしており経験なしの主人では不可能。
そこに気を許した女が裏切って再度奴隷になることで情報をクズ男に漏らして、クズ男は暴行して特別装置を使えないようにして普通の装置で強引に奴隷にすることでほぼ全てを手中に納める。

なんでモブに二股一成と古川登志夫がいるのよ。急に俺も参戦ですでも成立だよ。
とにかく2転3転がさすがで、主人公達が会長からの情報で奴隷奪還を仕掛けて、普通の部下は使えるから向こうの奴隷と開発者を無力化、と思いきやその奇襲を読んでいて本人登場で奴隷を取られて大ピンチ。
からの、相棒に収まった女が、好きな男の情報であっさり奴隷を寝返り、あのクズ男によって開発者がボコボコにされ、装置外したトイレを奇襲して、奴隷にしてるけど装置つけてないからとかで普通の装置で強引に奴隷にする、女も別に好きな男の情報があれば良いので、さらにネットカウンセラーが従うしかないで。
このチラホラ出ていたクズ男が全取りするオチが、これもありにしてくれて。
急に新キャラが奴隷経験ないから効果ないよ。そもそも外してるから効かないし、外してるところ狙ったよで。
使える相棒と思ったら奴隷で従えているだけだし、目的があるで御主人の鞍替えが出来る。従わされるから。

開発者もまあまあクズだよねとか思いながら、それを倒したのもクズ男で、だからこそクズ同士のやりあいがいっそ清清しくて。
大した考えもないクズにやられて、さらにやばいのが来たで。
まだ主人公と子供キングがいるけど、全員、それぞれの視点があるおかげで、全員クズだねで。
そんな中での人間味がね。

12話
クズは奴隷を廃校に集めてサバゲーの標的にして遊んでいたら、主人公と子供キング、さらに相棒が集まって奇襲。
主人公が命乞いしたら負けだというゲームを挑みにわざと捕まり、相棒の男が廃校中に爆弾を仕掛けることで火災発生。
脱出不能になったことでクズは動揺する中で、相棒が主人公とクズを抱えて2回から飛び出して、クズは死ぬと絶叫して敗北。
こうして主人公が勝者となり、子供キングと最後の勝負にも勝利して全員を奴隷から解放。
風俗店の会長は子供キングに解放してもらったからと母親を解放。そしてクズをどうしてやろうと捕まえ、逃げ出した開発者を追跡する。
こうしてSCM、奴隷ゲームは終了する。


全員集合していて、あと3分、それぞれの後日談が可能だったのに、ホストが元彼女とどう決着するのか、狙ってきた客と今後どうするのか、もうちょっとだけ、見たかったな。
ほぼ綺麗に収まったけど、この後日談、奴隷解放後の決着をもうちょっと欲しかった。これまで延々とそれまでのキャラ視点を描いてきてるから、この人を助けるためとかこうしたいとかがあって、できた人もいるし出来なかった人もいる。やっと出会えた人もいる。
描くのも野暮なんだけど、クズと一緒とかレイプしたじゃんとかあるので犯罪だとかあるし。

しかし最終話、19対3でどうする?というのを、いや、俺ら負けたことないから開発者の特別なのはは効果なし。命乞いしたら、良いぜ、拷問してやるよ。
からの廃校を燃やして、奴隷は命を最優先するので全員逃げ出していく。どうしよう。窓から飛び出して逃げるしかないよね。死ぬ。で敗北。
この逆転もお見事でクズで小心だからこそ、ガチ勝負したら、バンジーするだけで勝利できる。

子供キングとコイントスで勝敗決めるのもね。

相棒がその相棒を助ける理由も、一千万盗んだけど、一緒にやってきたんだからまたやろうぜ、助けるぜ、という積み上げがお互い死にそうになりながら助けられたで。
このエピソードがお互いに御主人を変えながら苦境を共にしてとかでほかの奴隷と関係が変わるとかがあったのだろうけど。

二重人格少年がちゃんと情報流してくれるとか、ネットカウンセラーのファンが結局話しに絡まないとかも味があったね。

ここから開発者が逃げ出して、また事件が起こる余地も残してるな。

総評。
確かな技巧戦術が光る群像劇。
毎度どう決着がつくのかわからない一捻りした奴隷ゲームよりも、急に知らない奴が襲って来るし、勝利したと思ったら負けて奴隷にさせられるという予測不能展開のほうが面白かったな。
もちろん奴隷ゲームの内容が、勝負仕掛けた時点で罠とか強引に殴って勝負に応じないと殺すと応じさせるとか勝負開始したら気絶させて敗北に追い込む、相手が実は違ってとか、命掛けの作戦やられて手に負えない、かと思えば勝負したけどSCN使ってないとか、ドン引きするようなネタをやって敗北感を味あわせる。
別に勝負はなんでも良いしルール違反でも良い。ただ敗北感を味あわせることが勝利条件なので、かなりなんでもあり。
開発者の奴隷総取り装置とかで勝負不要とかも。
それを負けてない奴には効果なしで、普通に襲ったら勝てました。
そういうどうやってこいつに勝つんだ、どういう勝負をするんだ、からの普通に殴ったら十分でしたで、勝敗ネタも面白かったのだが、やはり状況変化のほうが面白くて。

主人公視点に限定しないことで急に知らないキャラ視点で始まって巻き込まれる。
これが何が起こるかわからず、知らない奴が知らない奴に急に襲われて、どうなってしまうんだにさせてくれて。
これが最後まで続いて、11話の開発者には勝てない、主人公大敗北からのクズ男が奇襲して開発者を倒してしまうなんてのも群像劇ならではで。
全員視点があることで、それぞれのキャラも立たせてくれて、奴隷だけど本心から協力していることもあるし、利害とかいろいろあってとか、これがもうちょっと奴隷として御主人が変わって人間関係も変わるとかは趣旨に反するけど、あって欲しかったな。キャラが多過ぎて、いるだけのキャラとかになってしまって物足りなかったしね。
二重人格も俺が全員仕留めた、からの一撃とかならもっと効果的だったと思うし。

結局のところ、白熱した頭脳戦ってほどではなく、キャラだって普通であり、多過ぎて捌ききれていない、ほぼ空気キャラになってしまって勿体無い。しかし大量のキャラを配することで予測不能の展開が飽きさせず、頭脳戦自体も意表を突くものが多いながらも一定水準以上を維持しており、良作とまでは言わないまでも佳作。
もうちょっと尺があり、ゲームも逆転劇があるとか、人間関係やら、最低でも後日談で彼らのその後を描いてくれたらもうちょっと評価上がったかな。

結局、空虚な奴隷ゲーム。それを通じて本気の人間関係や思いを描いていたら違うのだけど、そこまで今一歩だからさ。ただ生きてるだけで良いじゃんという感想まで行ってない。だから抜けるところがなくて足りないなと。だからなんか、こんなものかなという部分がある。ただ奴隷ゲーム自体は良いアイデアだった。

信長の忍び 姉川・石山篇 66話

織田軍は三好三人衆討伐のために4万の軍勢で野田福島の戦いへ。
1万3千しかいない斎藤龍興は雑賀衆の鉄砲隊があるとはいえ大劣勢。
この戦況を僅か3キロの地点で行われることで顕如は次は我々が討伐されるだろうと考え、教義を曲げてでも対決すべきか迷う。

帰蝶様の御武運をということが深くて驚いた。
勝っても戦略上引くほうが良い時もあるし死に様も大事だから。運があるように願うしか出来ない。
さて、千鳥は運に左右されることはないようにということだが、本能寺の時はどうなのだろうか。そして森可成の最後が近付くことにもなる。
この分では1クール終了ぐらい先かな。

信長がねねからの言葉を秀吉に伝える律儀さがなかなか微笑ましくて、信長は部下の奥さん衆には人気よね。こういう配慮するから。

そして本来、顕如は決断を先送りしても良かったのに、間近で戦闘見せられるとね。さすが。

閃の軌跡3 プレイ感想20

オルディスに到着した7組は時代に翻弄される人々を見ながら、要請に応えていると謎の猟兵団に接触してユーシスとミリアムに救出される。
明日に迫った領邦会議に参加するユーシス、情報局として結社がいるのではと動くミリアム、そして治安維持に動く7組は猟兵団が撤退したラクウェルを目指す。


時代に翻弄される紺碧の海都の人々。
ついに帝国第二の都市、帝国のみならず世界最大の港湾都市、ジュライやリベールに跨る沿海州の盟主、紺碧の海都オルディス。
その巨大さ、壮麗な青の色遣いの町並み、真っ青な海。
そして貴族の没落、平民富裕層の勃興、中央集権体制、八大都市構想による税率統一や州の慣習法を改定。
その既存体制の終わり、平民社会が現出する時代の変わり目の混乱が描かれて、非常に面白い。

というのも午前午後で2回話が変わることで、全ての物事が一面的ではないように描かれて、さすが軌跡シリーズだと。
わかりやすい対立軸が平民のヒューゴのクライストモールと貴族御用達のフェリス・フロラルドが代表を務めるリヴィエラコート。
これのおかげで新興勢力によって貴族勢力が苦境というわかりやい状況なのだが、リヴィエラコートにクライストモールが誹謗中傷の噂を流して打撃を与えているのは確定的なのだが、じゃあ追い詰められている貴族勢力が可哀想だ、ではないのだ。
というのもクライストモールがもちろん巨大資本で割安だしあくどい噂も流してるし店員の引抜とかやって貴族憎しの店員もいる。
のだけど、そこだけ見たらクライストモールは感じ悪いになってしまう。
しかし話をよく聞くと代々の店を貴族に奪われた、その悔しさがあるから貴族を打倒だ。引き抜かれた店員も伝統と格式があるからアイデアを出してもなにもやらせてもらえなかった。だから寝返ったら好きにやらせてもらって楽しくて大成功だったで。
依頼が来たら即日対応の超速サービス、本屋も帝都と同時販売のみならず出版が数ヶ月遅れるのをフライングで出したりして、高級感もあるし安くて、ちゃんと新興勢力の強みが出ている。
同時にリヴィエラコートはオルディスで手に入らないものはない老舗であり、割高だが薬も診断しながら作るし舶来品も取り扱ってる。
誹謗中傷もカイエン家に納品するからこそ最高品質を自負している。

ちゃんと傲慢な貴族とそれを打ち破る新興平民、ではない、老舗には老舗の良さがあるし、新興には新興の良さがある。普通にビジネスバトルになっており、絶対悪で倒せではなく、競合他社で。
フェリスが改革したら、十分踏み止まれる。

まあこれのせいで貴族は踏み止まるとわかってしまったのだけどね。
オルディスの貴族達の反応も半々に描いており、政府の改革案を飲みまくって保守貴族たちから大反発食らうバラッド侯は自分のことしか考えていない。大貴族は矢面に立て。こちらは苦境に追い込まれてるのに自分だけ上手く立ち回って憎い。
しかし次期カイエン公は確実な情勢で献金したら領地や権利を差し出して歓心を買うほうが良いのではないか。そうしたら苦境から脱せるのではないか。人格や行動は批判的だが事業家としては悪くない。
フロラルド伯が下手な行動は禁物というのが貴族社会の鉄則。賭けに出て失敗したら家を潰すことになる。
どうする。
それが領地領民に責任があるのが土着領主である貴族。簡単に渡すな。
四大名門も代替わりで若くなり、ハイアームズ侯ぐらいしか動いていないので貴族が一致して動けていない。ユーシスも若過ぎる。
それをほかの名門が調整に動くが、多くは保身に動いている。

決して俗物ばかりではないという描写もさすがで、閃1と2でうんざりする貴族社会を描いてきて、基本的にやばい奴ばかりだったからまともな貴族がいることに安心もする。
サザーラントは完全にまともだったがオルディス貴族、かどうかは領邦会議で集まってることもあって土地柄かはわからないけど、思惑のある貴族たちも側近になりたい、もう時代が変わったと根回しに動くのだが、それも気の弱い貴族が押し切られそうだからとかもある。
領地を企業が買い取ってという話も先祖伝来の土地がという悲しみもある。革新派の鉄道敷設で立ち退きやらせた怒りと同じことが続いているのだ。中央集権、革新派の合理政策とはそういうことなのだ。

クエストでも船舶検査で税金が上がって貴族が何隻も保持できなくなってるし、逆に平民の富裕層がヨットを持つなどあり得なかったのにで。
貴族のほうが権利を取り上げられて不満に思っている態度の悪さ、虚偽報告もあったりするけど。
如実に感じるエピソードを実感出来るのもさすが。

ホテルオルテンシアの設定も素晴らしく、泊まるには貴族の推薦が必要だったが廃止されて納得行ってない、スイートルームは伯爵家以上でないと使用不能、しかし領邦会議はオーナーがカイエン公家なので貴族のおもてなしに威信が掛かると張り切る。
これが、名門貴族、貴族派の本拠地である名残として、リヴィエラコートもそうだったけど、特権と名門と格式の名残を感じて、でも、仕事に本気なんだということを見せるから決して全部が全部悪くないと感じさせる。
領邦会議が4年に一度は州都で持ち回りだから各州の伯爵以上の貴族が泊まるのだと大きな宿がある理由になる。州都に大きなホテルがあるから、当然だと思ってきたけど、今まで会って来た、バリアハートで泊まったホテルだってそういうことで。
文化だなって思わせてくれて素晴らしい。


で、貴族の没落やら生き残り策やらを苦心したりする中で、それ以外の貴族がいて。
もちろんなぜなにルナちゃんの親であるクインズ卿も再登場して、買い物貴族だなと思いつつ、ルナがメイドに対してなぜですかと質問攻めにするから、どうしてでしょうねと困ることで、サザーラントで会った時は微笑ましかったのに、メイドとしてはうざいよって思っても仕方がなく、だからこそはぐらかしたクインズ卿は素晴らしかったのだなと。
またアルトハイム伯が出てきて、政治に興味なし、ただ伯爵だから来てるで、メアリーがまだ結婚しないということで、周囲から良い審美眼してますねと嫌味を言われて、フロラルド伯なんか、フェリスを結婚させないとアルトハイム伯みたいになると言い出すぐらいで。
そういう中立な、会議出席者がいるのだが、そんな中で、まさに貴族恋愛をするのが、進歩貴族のヒースクリフと保守貴族のメルセデスの家族が対立して会う事が禁じられたが、領邦会議があるから同じ街にいる、会える年もあったし会えない年もあった、今年は会いたい、でさ。
もうまさに貴族恋愛、七夕、天の川よ。
ただ、通りがからないか、ずっとベンチで待ち続ける。それだけなのに、ウルトラロマンチックで。
これもまた貴族文化なのよ。
このNPCイベントがあるだけで、エレボニア帝国の貴族文化が感じられて良かった。
まあホテルのメイドが言うように内戦開始当初は大絶賛だったのに掌返しをする勝手さが貴族なのだが。それはクロスベルも同じか。


もちろん夏至祭で一品近所にお裾分けとかもご近所関係作るためでもあるのも文化なんだけどさ。
そういう関係でしかないものがあるというのが良いからさ。

そういう意味では船乗りの話も、丘の上じゃ飲んだくれさという釣り名人とか行き着けの店があるんだよ。船員は長い船旅に耐えるために趣味がある。帰る場所に女将さんがいるのさで。
そういう思考が許容されてる。

レオノーラの行き着けの店での話も護衛船団銀鯨に参加していたが内戦後に全て没落するか解体して帝国海軍に再編される。海の猟兵団として貴族に雇われる形で上手くやってきたのに。
これも時代だとほとんど武装解除、海軍編入に応じている。
この話は貴族にとっては猟兵だ、護衛船団だという連中は傭兵や海賊と同一で上手く使うもので、汚れ仕事やってくれる存在。しかしそれと敵対して来た視点を持っていると非合法作戦を行う私兵として厄介。特に海は陸上より厳しく、船があるので対決がより困難だから。
猟兵団もそうだけど孤児達の行き場だからさ。船乗りが癖が強く特色の強い連中だったで。
暁がまだ1204年で内戦前だから存在しているんだよね。出て来るかもね。

レミフェリア行きの船に乗ったら帰って来るのに5日とかで、レミフェリアまで二日かということで。
ジュライやリベールまではどれぐらいなんだろうか。
また夜行列車で帝都から9時間とかで、そういえばデアフリンガー号もリーヴスを7時に出て、朝6時に到着という11時間掛かってないかで。
まあデアフリンガー号は大体サザーラントに行ってもクロスベルに行っても、7時に出発しても9時に出発しても大体6時に到着なんだけど。
閃1でノルドまで朝に出て夕方到着とかで、軍の高速鉄道なのにね。まあ運転手が学生だから安全運転ということで。

あとは、イーグレット伯の話で、メインの話にも絡むけど、ミュゼが異常に察しが良いというのが、この祖父母に育てられたからだとわかる描写で、指名手配の悪党が助けられて堅気の屋台をしながら情報屋をやってるとか、シュトラウス工房でガラス職人で黄金褒章もらったという頑固な帝国最高の職人が貴族は好かんがイーグレット伯や両親とは懇意だからとミュゼを気にしてるとかで、大人物なのを感じて、その孫のルーサーは帝国ビエンナーレに出品したいで、今年優勝はクララさんでしたねで。帝国時報に載っていたのが言及される、職人にはそうなのだで。
そういう話がありつつの、先代カイエン公に疎まれた家の孫かとユーシスが言っていて、ミュゼ共々なんかありそうな雰囲気で。
でもそれよりもオレドのファーストフラッシュだとお茶をだして東方の龍來産の緑茶が良かったとか言い出して、龍來ってどこだよ。っていう軌跡世界にそういう地名の場所があることが判明してしまう。
これが世界の描いてない外があるということで、東方編があって、緑茶の産地だからで出て来たら、数年前のこの一言、ファルコムユーザー、忘れてませんから、ってなるのよ。
10年以上付き合ってるんだからさ。
まだゼムリア大陸、ガガーブのその後とか別の大陸説を疑ってるからね。

そしてイーグレット伯に仕える完璧クールメイドのセツナの登場に、ミュゼがそういえばクロスベルで、シャロンにうちのメイドも凄いからねと突然名前教えてくださいと言い出して、なんだったと思ったら、確かにそうで、その伏線を張っていたで大興奮だった。
ミュゼが年に一回しか帰ってなかった、9歳で初等部からアストライアの寮生活だったとかがありつつ、でもやっぱり帰ってるんだな。北区では顔が非常に売れてるからさ。

メイドと言えばフロラルド家が名門でリヴィエラコートの共同オーナーをやり支配人を務めているけど、メイドのシトリンが急場で店員やらされてるのだが、レニ、その先輩のカーラがいるのだが、そのカーラも名門に相応しい度量を超然とした先輩に教えられた。超然としたメイド、サリファか。
執事のリオンがヴィンセントが領地経営中だからサリファも同行しているからいないのか。
そう匂わせる妙技よ。
出てなくてもいるだろうキャラのことは忘れない愛情よ。

ところで名門のレーガン侯爵に根回ししているリッチモンド伯、閃2で琥珀呑んでお腹痛くなるゴルティ伯と投資勝負していた人ですよね。キャラデザが違うけど。

レインズ君が来てる程度かな。

そしてようやく本筋では、オルディスの内情はともかく、海に大はしゃぎのユウナに、ああ、空でエステルが初めて海を見たって言い出して喜んでいたのを思い出して。
同時にユウナがクロスベル出身で、あそこ、内陸だから海がない。ミシュラムが強引にレイクビーチ作っていたぐらいで、だから淡水しか知らないから、本当に海水ってしょっぱいがあるのだ。
ユウナの元気可愛さに癒されつつも、帰りに謎の猟兵団に遭遇。
ここでしっかり小声で追うのだが、アッシュとアルティナに回りこませて優勢展開にするのが、軍人っぽくて良かった。
で、まあ案の定ピンチになってユーシスとミリアムに助けられ、スタンフラッシュだから対応しろで、逃がしてしまうが、アッシュがしっかり追い討ち仕掛けるとか、十分な対応をしたとかで。

軌跡シリーズは大ピンチ病があって、格好良く救援することでキャラを立たせるために強引にピンチになったりとかするんだけど、正直、2でガイウスがそれしかイベントがないとかで、もういい加減うんざりだったりもして。
対決、ピンチ、救援を連発したのが本編のラストダンジョンだった2でさ。
3でもみんな格好つけた救援をするからさ。
これを思うと普通に合流した、エリオットやマキアスら平民は格好つけないのが良いよなと思ってしまう。マキアスなんか普通に電話するし、オルキスタワーで普通に会うのよ。
それに比べて大ピンチに強引に助けに来るのがさ。普通に会おうぜ。それが出来ないのがファルコムだよね。何気なく再会出来ない。イベントがいるんだというので。

とはいえ、それも一人ひとりだとちょっとねと思うのだけど、サザーラントの演習地襲撃に救援とかオルキスタワーで救援とか、もう会ってるからもあるし、ピンチだと気付いて急行してきたとかだと違うんだよね。本当にピンチの援軍だから。
今回は先にミリアムに会ってるから、さらに敵の包囲を解いて、さっさと撤退したからあんまり気にならなかったな。

ここから会議で領邦会議どうするとか結社とか猟兵どうするで、ユーシスとパトリックが領邦会議、ミリアムが結社、猟兵団調査を7組でわかりやすく分担するのが見事。

バラット侯は、まあどうせやられるのがわかってるので、感想はない。3rdから出てるのに、ダメダメのやられ役だからさ。

そして演習地に向かう際にアリアンロードに見られるのに、あれだけ同じぐらいの気配察知が出来たアッシュが気付かない、リィンじゃなきゃ気付きもしなかったというのが素晴らしく、キャラを上げる。

オーレリア将軍の大人気っぷりもね。彼女は英雄です。その言葉だけで説明がつく。


いやあ、閃の軌跡3、ついにオルディスで滅茶苦茶楽しい。街を回るだけで楽しい。
それだけで楽しくするのが英雄伝説シリーズなのだ。新しい街に来たら、隅々まで歩いて、そこで生きる物語を知るから。

ニル・アドミラリの天秤 1話~12話

大正時代、没落華族の娘ツグミは政略結婚をすることになるが弟が自殺未遂。
ショックを受ける娘の前に帝国図書資産管理局が現れ、本に殺されたと言い出す。
呪われた本があり、自殺を誘発する、稀モノというものがあり、そういうことがあると。
その稀モノを見分ける能力があると判明したツグミは通称フクロウに誘われる。
弟のこともあり、政略結婚も嫌だったし、本も好きだから、自分が被害を防げるのならと参加を決める。


帝国図書資産管理局を早口言葉の如く毎回言う声優さんたちに感動。
というわけで久世ツグミのフクロウとの出会いと入局編。
正直に言うと乙女ゲームだから舐めていたのだが、派手さはないが世界観導入としては、手書きの本は作者の執念が呪いになって怪異が起きるということで、印刷モノでもそれが起きるようになってます。で、実際火災発生で死にそうになった。
その回収に来たフクロウ。
そしてそれが見えるようになった主人公は自分のせいで弟が自殺したと思う反面、そうじゃなかった、でも本音では政略結婚が嫌だったし、本も好きだし、仕事が出来るなら。
弟がああなったからそれを防げるならと就職する。
まあ分からなくもない。

で、この堅実で地味な展開が、フクロウが不審事件を嗅ぎ付けて病院にやってきて、急に自殺を図ったって本とかありませんでしたかって言い出して、はあ?姉の政略結婚のショックですよと思うけど、そういえば本をと思ったら、本が燃えてるよ。あれ、見えるのか。
貴重だな。フクロウに来てくれないか。
うーんと一晩悩んで、まだ悩んで、部長が直接頼んで、本好きなら作者を罰するべきですかで、どうでしょう、そういうことが出来るよで、来てくれませんか?
政略結婚もなくなったし行くぞで。
この現場のスカウト、からの上司がスカウトで、お願いしますで。
上司がやってくるだけで違うのよ。執事やメイドもいるので、お嬢様が就職した。父も形だけ登場ではあるけど、話も通してるだろう。
だから、異能モノだけど就職モノ、しかも公務員だぜで。

それだけを描いてるから、関わり方も弟が死にそうになったからで力もあるからで偶然ではあってもそこまで偶然じゃない。フクロウの介入も不審事件で病院からの情報で接触なので、偶然じゃない。
これが地味だけど、堅実な展開で、同僚と恋愛するのだろうけど、政略結婚よりオフィスラブよで、良いじゃないの。

ここからどういう風に練られているかで評価は決まるけど、地味だけど、堅実な展開をしてくれたら違うからさ。

2話
ツグミはフクロウ入りして、管理局と寮を訪れ、同僚達と顔合わせして、そこで生活し、歓迎会後の初日の巡回で、本の執念、稀モノ、アウラを見つけられず、そもそも帝国図書館の人員が呪いの本を探しているということも眉唾で、本屋を回るのみで役人が何してるんだと疑問視もされる。
それに焦るものの、見つけられなかった、なかったのだから呪いの本を扱ってなかったと安心する店主の姿に意味があったのだと励まされる。

やべえ、この地味さが堪らない。
今回の話、ただ主人公が就職先を訪れ、施設の説明や関係者の顔合わせをして、初日の巡回で顔馴染みの店主たちと会った。
それだけなのだ。主人公が見つけられず、本を探して毎日本屋巡りしてるだけで給料もらえて良いよね、役立たず、そう悪口言われて、実際、アウラを見つけられずにスカウトされたのに何の活躍もできなかった。
その焦りがあるけど、そうかもと思うだけで本屋は冷静じゃいられない。だから違うってだけで助かったよで。
この地味な功績が見事で。
探索部とはいえ3人、主人公入れて4人しかいない程度の部署で、普通はみんな国立図書館の司書やら本の研究している連中で、司書が古本屋巡りして良いですね、ぐらいの認識になってる。
たまにヤバイ呪いの本が見つかるけど、手書きの本だから、もうほとんど被害は稀である。
最期に燃やしてる奴らが出るように、手書きの奴を燃やしたら良いじゃんって解決方法もある。
本当にその程度の怪異なのよ。
防げなくてもしょうがないけど、防げたら良いかなで。
それぐらいの存在なのだ。主人公は弟が死に掛かったから防ごうとするけど、防がなくても、事件率低いよで。首相の息子が死んだからそういう部署が作られたけど、いるか?って感じで。
この冷静な設定が素晴らしくて、登場人物を少なく出来る。一応メカニズムを解明したいと思ってる収集してるけど、彼らも稀モノに人生狂わせられたぐらいのことがあるだろうけど、一般大衆は別にで。
帝国図書館も、そういう部署があるのねぐらいで。

だからこそ、登場人物が少なくて、キャラ掘り下げも出来るし、巡回も暇で一緒のアパートで暮してる。じゃあ恋愛モノが出来るし、最後に盛り上げとして作者を捕まえるで。

キャラもスカウトに来た陽気なメイン、無愛想な男、若い少年、上司の女性、同じく見える実家で書生していた古馴染み、仮面の教授、そして金魚売りもする作家。で、猿を飼ってる本屋、敵視する本屋、怯える本屋で。

今回良かったのが唯一のイベントであるツグミが迷子になるシーンで、大正時代らしく男と一緒に歩いていいものかと遅くなって、男も歩くの早かったのかと困惑してるのだけど、これが自然と嫌味を言われて焦っていたら、人込みでみんながいないと慌てるシーンに繋げられて、歩くのが遅いから置いて行かれ気味だから。
これが成果なしで焦ってることも相まって必然であり、遅れるなってと怒ることで、さっきは悪かったということであり、ちゃんとその不安を確認で不安がなくなる人がいるんだから手柄だ。
この地味さが素晴らしい。

女は私一人で不安もそうだけど、女性の緊張をちゃんと描けてる。
地味だけど、好感度が凄く高い。だって、リアリテイとしてはこんなもので、退魔モノ、害虫駆除モノ、ゴーストバスターズも大量に出たらヒーローになれるけど、敵がそんなにいないと仕事モノになるんだよね。警察だって毎日巡回して事件がないとこんなものですよ。
それでも成立したから見事。
気になるねえ。

3話
カグヅチなる稀モノ焼却団体が動いており、巻き込まれた医学生と知り合うも危険だからということを打ち消す話をするうちに情報漏れすることになり、本当に稀モノを見分けられるかテストされて危険だから燃やそうよ、見つけられるならこっちに来てよと誘われるが写せば大丈夫だから燃やす前に回収だと。
しかし稀モノを作って暗躍するカラスなる奴らもいて危険度は高い。

記者の先輩が登場したり連絡係の警官が来たりしながら手書き本は全部燃やせというカグヅチの青年と仲良くなるツグミ。この医学生が対立軸ではあるが敵ではないという乙女ゲームの上手さ。
だってわざわざ手書き本作る必要はない、なのに作ってる怨念が本になるって作者は悪いだろう。それで人が死ぬなら悪いからさっさと焼却だ。それの何が悪い。
フクロウは回収して写すから良いでしょう。内容に罪はないし手書きだし稀モノになるぐらい貴重な本なんだよ。
もちろんこれで作者を殺すまで行くとカグヅチは危険。回収して呪い本を作れる情報を政府が悪用するならフクロウも危険。正体不明のカラスなる奴らもいるで。
アプローチの違いであり、同時に大した話じゃない空気も見事。だって当局だけが動けば被害だって多くない。たまにそういう本があるから回収任務があるぐらい。それではつまらないと作ってる奴らもいるしそれを強硬手段で潰そうとして、本ごと燃やそうとする、図書館まで燃やされたら困るのが司書。
怪異専門組織同士の小さな戦いがあって良いな。
本で暗殺とか出来るけど、本屋業界大損に出来るけど、図書館破壊とかになるけど、しかしそれほど大規模ではないで。

かなり好印象だな。キャラも貧乏性が分かったり作家の夜遊びとかがありつつ、新聞社の先輩、医学生と順当に登場させて混乱しない。弟の続報もあったしね。

4話
自殺未遂の首相の息子が周囲がうるさいのでフクロウのアパートにやってくる。
共同生活だと我侭で暴言も吐く様子に顰蹙を買うのだが、弟と同じ境遇だからと好意的になろうとしたツグミは一番暴言の被害に。
とはいえ風呂での遭遇や仕事をすることで自由があるという言葉、そして稀モノ製造をして政治家へのテロに利用しているカラスのアジトらしい高級ダンスホールが財閥当主の店なので、簡単に手が出せない。そこに首相の息子とツグミで身分が良いのでスパイ、それらしいのがいないか調べて来いと。
こうしてダンスホールにやってきて踊って親睦を深めながら、記者が教授っぽい人物といたり、当主と遭遇したりしながら情報収集終了。
その教授とか探るかなと。
そして首相の息子は弟が死にかけたという話を知って、能天気な馬鹿だと馬鹿にしたを謝り、名前で呼ぶことに。

首相の息子がなぜやってきたのかイマイチ不明。どうも上司と知り合いらしいけど。
もっと主人公と同じ、被害者だから参加してやる、女も入れてお前らやる気ないと思ったら、あら、弟が死にそうになって、それで来てるのか、見えるようになってスカウトか、そりゃ当然だな、すまなかった。
という感じで1話でちゃんと苛立ち傲慢からの素直な戦友になるのが、もちろんラッキースケベで申し訳なかったと見下しから話を聞く姿勢になって、自分で働けるのだから自由がありますよで。
なんだそりゃと思っていたら、ちゃんと事情あるなで。

また今回の情報収集も、もう拠点はわかってる。黒幕は財閥当主かも知れない。ただ証拠もないのに踏み込めない。だから招待状が来てるから行って来い、高級で身分的に華族なツグミに頼むよで。
顔見せしてどんな感じか調べて来いで、別段、探って来いとかでもない。普通にダンスして楽しかったねで、こんな人が来てました、で十分で、出入りしてるメンバーが分かれば捜査が進む。出入り口の監視で済むけども。
首相の息子は頼まれて来ただけですで、自殺未遂が噂になっていたり、首相の平和主義に軍部が苛立っていたりして、また稀モノで政治家の暗殺が横行している。
徐々に規模が大きくなっている。だから首相と直通できる息子がいる。

ちゃんと記者、ツグミの先輩の上司が出てきて、それが怪しかったり、首相に批判的な軍人、当主が出てきてと、顔見せで、現体制への反乱分子がいる感じにも思えて悪くない。

なんだろう、ツグミが大して活躍しないから安心してみていられる。

5話
作家の著作が落ちている中で連続殺人が発生。自分の本を残すか、でも炎上商法で売れてるし、さらに殺人も死んだ師匠の代表作で、恨みに思っていたけど、稀モノの著作を持っているということで疑われるが、ツグミたちは公園で殺すので監視して稀モノ持ってる奴がいるので捕まえると囮で、ツグミを襲って来たのを捕まえると作家の熱狂的ファンで親しくなった女性を殺してこちらを覚えて欲しかったと。フィクションと違って現実ならそんなの覚えないよと。

今回は作家の掘り下げ回なのだが、意外にもちゃんと金魚売りを手伝ったら売れたからねとかで接触した女性が被害者になるし、さらに嫌味な本屋が同門で師匠殺しを疑ってる。
実際、師匠の稀モノを処分したとか言いながらしてないし、怪しく残る。

一方で、本残してモロバレでしょう、炎上商法だ、被害者に接点あり、怪しくないかで、意外と警察が疑う理由としては悪くないし脱走も連絡員に協力してもらってで。
さらに敵発見も稀モノが見えるから捕まえた、囮で狙われた、それを阻止で、主人公もちゃんとピンチになって。まあ向こうがどうして稀モノが見えるとわかったのかとかあるけども。

そして当局は人気作家の作品に影響された奴が犯罪を犯したと締め付けに掛かるが、フィクションで動くのは人間だよと。実際、犯人は作品を真似たわけで。

この作品に対する締め付けは見事に本の規制ネタとして駆動して、本自体が危ない、本の内容も危ない。だからで。
エロ小説を14歳の弟がというと微妙な気分になるようにね。

悪くないな。しかし夏樹リオの小動物予告、やりますな。

6話
横浜の遊女が作った本、日記が売りに出され同僚のために欲しいが、それを買ったのは黒幕と思われる当主の妻。
ツグミが探してることを知った妻は話だけは聞き、貸すだけならと好意的に対応するのだが。
その行為を危険だと上司から怒られ、同僚も自分のためにやめてくれと。
しかし当主の妻のところに本を読みに行くと同僚は、当主の妻の親友の息子だった。
没落華族で遊女になってしまったという事情を教えられ、火を使える特殊能力や異人との混血で女っぽさにコンプレックスを持ち、母からも捨てられたと思ったが、日記に事情が書いてあり救われ、ピンチには絶対助けるよと。

順当に仲間の掘り下げ回、主人公に好意を持つ親睦深める回なのだが、ちゃんと遊女の本、というか日記です、別に稀モノじゃないから顧客情報を言いたくない。遊女は貧困層出身だから読み書きなんか出来ないだろう。珍しい。
なんて話がありつつ、同僚は遊郭で育ってるから失踪した母の手掛かり、というか母がどう思っていたのか知る手掛かりになるから知りたいからだろうねと聞き、実際に本人からも聞ける。
火を出せる能力者だということは知らなかったけど、これが敵の教授が実験動物にしようとしたとかで嫌ってるし恐れているし、この能力のせいで人殺しになるところだった。女装したら犯されそうになったとか母に捨てられたとか。
この過積載なコンプレックス満載の美形少年要素を、同僚だし助けたいと本を探しだして信頼を得るのが、知ったからには協力したい、一緒の巡回だったから知った。
その程度で動いたに過ぎず、別段、とても入れ込んだわけでもない。
でもその本を見つけて読めただけで、良い稀モノとしての効果もあって救われて、ああ、確かに仲悪くも良くもなかったけど、仲良くなるねと。

設定的にも稀モノじゃないから必須業務じゃないけども重要な本だったし、遊女が本を作るなんてというのも、没落華族だからでちゃんと説明されるし、しかもその説明役が敵のボスの妻で、学校の同級生で親友だった。没落したから遊女になっちゃてねと。
同僚の親友の生き写しねと教えてくれて。
これもまた見事で、没落要素が介入するとツグミもそうなりそうだった。当主が黒幕の悪人でも財閥のボスだから奥さんにとっては良い生活させてくれる良い人なのよ。この遊女になってしまう没落要素をちゃんと入れるから、単純にしない。
ツグミだって政略結婚を受け入れようとしていた。
女性の自立を描きつつも、その上の世代はちょっと厳しいというのも描いてるし、最悪は遊女になってしまうよりは悪人でも助けられたら、そりゃねと。

そして敵との因縁も教授が、なるほど、能力者を実験していた。主人公も見える、同僚も火が使える。
ほかの同僚たちも能力があるかも知れない。本に怨念を織り込む能力とかね。
そういう能力戦の要素を匂わせるけど、あくまでも地味で堅実な展開が良いんだよね。
当主の妻が親しく付き合いたいと呼ぶけど、教授からは手懐けようとしてるのかと嫌味を言われつつも、本は自分にも大切だからあげられないけど、読みに来るなら良いよで真っ当なんだよね。そりゃそうね。通行手形もくれるし。
で、部長が敵のところに一人で行くとか危険だよ、理由は、言えないと解雇だぞというのも、裏切られたら情報流されるとかあるし逆に捕まったら危険だからで、真っ当で。
そこを同僚が自分のせいですで理由を教えて納得してくれる。

どれもこれも、嫌味を言う本屋も厳しいけど正論でもあるから、世界観が地味でもカッチリしていて、凄く好感なんだよね。
みんなわからんではないという理由付けもあるから、敵でも目的がある。
さらに引っ張らないしね。すぐに話しちゃうで。

7話
無愛想な同僚と映画を見ることになったツグミ。これまでの稀モノ事件で議員暗殺は首相の軍縮賛成派だったことから政治的テロだという見方が広がるが、敵の黒幕が稀モノが見えるなら来い、じゃないと周囲に危害を加える、フクロウにもカラスがいるぞと。
その言葉通り、ツグミの行く先々でカラスの羽が落ちており、アパートの自室にまで。
疑心暗鬼で混乱するツグミに相談された無愛想な男は自分がカラスだと申し出て一人黒幕に立ち向かう。

ちゃんと日常を壊さない範囲でのサスペンスになっており、部長がいないから相談できず、絶対監視されてるし裏切り者がいるで。
それに気付くのはこの前映画に行った同僚だけで、また映画に行くか、どうしたの?で相談したら、俺だよで。
押し倒して自分の服を破る必要はないんだけど。そのまま行くしさ。
でも荒事もなく、脅迫からのカラスの羽が落ちてるだけでサスペンスにするのが見事だった。

物事も政治的な派閥攻撃だったことも判明。呪術的な事故死だから追求出来ない。からこそのフクロウが戦うしかない。
軍部と武器商人が軍縮したら列強にやられるで。

だが、大正時代の風俗のほうがちょっと楽しくて、映画を女性が一人で見るのは恥ずかしく、男女で席は別々でカップル席があった。カレーも当時ようやく一般的になってきた料理とかで、知っていても家庭では食べないから大受け。
首相に報告がてら息子が掃除したり料理したりしてますで評価上がってる。

8話
無愛想男の脱走に混乱するフクロウ。だが、情報収集に動いていく中で記者が手紙の稀モノでやられてしまう。

メタにしながら死亡フラグ連発の記者の死。
サブキャラの癖に急に恋愛フラグとか本じゃなくて自筆の手紙でもで、殺せるからね。設定説明回でもあった。作れるとか。

チャラい同僚の妹が稀モノで死んだ、からの公園の姫がツグミだろうね。
部長も夫が死んでるとかで。

今回は急にサブキャラが、元書生が苦しんでいたり、博士が設定を教えたりで。
最後に燃えるけど、全員の掘り下げ、弟の見舞いとかも含めてで、相変わらず楽しくて、好感度が高い。

9話
記者は助かったものの重傷でその取材手帳から複製された稀モノは作家に薬物で異常状態にして作らせた、それが知人の作家であり、教授が仕掛けていると。工場の場所も特定。
同時に首相暗殺未遂と繋がったことで、工場の破壊をフクロウは画策するがカグヅチは医大生が先に動くと言い出して、さらにツグミが黒幕に拉致され、市民社会の到来に華族として統制力を高めるために大戦を起こそうとしている、稀モノも見えるから血を濃くするのだとツグミに子供を産め、ヨーロッパへ連れていくと。
その状況にフクロウは居場所もわからないが黒幕の屋敷しか手掛かりがないとツグミ救出作戦を実施。

記者が助かったり取材によって全容が解明されることによって急展開。カラスも焦って行動を起こし、王道の主人公、ヒロイン拉致で作戦開始。

記者のおかげで全部わかっちゃった、馴染みの辛口本屋がカラスの協力者だった、ということがわかってもいないから続報がなくて、小説読んだよというのもなにもないしで。
ここらがもうちょっと詰めて欲しかったなと思うけど、全部記者が調べたら、フクロウ何してるんだになるし。
とはいえ全容が解明されて、薬で精神状態を作れば、それで本を書いたら作れる。その工房もわかった。
カグヅチが久しぶりに登場して、工房潰すからねとツグミに連絡しており、再度誘うのが理由付けになってる。顔を知らない警官が、お邪魔でしたかも良いし、ツグミが拉致される際にちゃんと袋叩きだからこそ数人倒して、彼は彼で頑張った描写に愛を感じたな。連絡係のサブキャラでもちゃんと、潜入者が死んだ、死人の情報を持ってくる以外の役割、見せ場があってさ。

そこからのツグミが拉致された、救出するしかない。場所もわからんぞ。黒幕の屋敷だろうな。強制捜査だ。クビも覚悟だで特攻していく流れも、ツグミのピンチがこれまで十分仲間として描いてきてるし、工房を摘発しようと準備中だったこともあって、もう行くかで。

首相の息子が暗殺未遂に父に面会に行って喜ばれたり、その帰りに小説家に一緒に乗れよとか、軽い男が炎使いと一緒にバイクで突っ込むぞとか、フクロウに潜入したのがバレている無愛想な男も動き出し、みんなが動き出してる描写に燃えさせてくれて。

記者が死ななかったのも良かったし、黒幕が愛妻家だと思ったら、子供を産めという女性主人公だからこそ、これだけで、いろいろ思想とかあるだろうに敵にさせるのも女性向け作品ならでは。

10話
レイプ寸前で無愛想男に救出されたツグミは黒幕の妻に助けられ逃げろと促し犯罪を犯して欲しくないと言いながら愛しているから外国に逃げるのに同行すると。
教授は離脱しようとして辛口店主を3流作家だと見捨て、辛口店主は首相の息子と小説家に見つかり、小説家に嫉妬してお前の作品を稀モノにした、闇があるから書けるのだ、楽しそうに生きてるお前らが成功するな、自分の作品がようやく認められたのだと、稀モノで人殺しがしたいだけで中身なんか求めてないけど、俺の本なんだと。
それを首相の息子は死にそうになったのはあなたの本だった、闇を感じて続きが読みたかったと説得。
また炎使いも教授が母を実験台にして殺したと挑発して殺されようとするが踏み止まったことでつまらないと炎使いを銃撃して逃亡し、カグヅチの医大生に捕まる。
そして軽い男と無愛想男はツグミを救出しようと合流し、黒幕の弟だった無愛想男は華族として妾腹であり当主を立てねばならなかったがツグミだけは手だしさせんと挑む。

最高調の因縁の激突。
アクションとしてはそうでもないのだが、2人で無双するとかだし。それでも無愛想男がピンチを稀モノが発動して自滅とかやって殺人はしてないし、ちゃんと助けてもすぐに捕まるツグミに、もうレイプしてる時間がないから、追い掛けて対決することで、強引に無愛想男が妾腹の弟で目を奪ってしまった負い目もあるし華族だから当主に従うというもので。
でもツグミを手篭めにするのは違うだろう。家柄も悪くないとか言いながら、奥さんも好きだからとか言い出して、奥さんが子供産めない雰囲気で。
だからこそ対決するのが、もうそれだけで盛り上がる。

で、この黒幕と対決するのに、じゃあ教授は唐突に炎使いとの因縁が発覚して、炎使い、やれよ、その能力みせろと母を実験で殺したぞと挑発されるけど、人殺しにはならないで殺さなかったら甘い、つまらんで銃撃されて逃げられるけど、これでちゃんと炎使いの話は消化するんだよね。
カグヅチの医学生が教授のほうがやばいという言葉通り最終対決するようだし。

そして辛口本屋がちゃんと小説家と対決してお前に嫉妬したんだとみっともなく叫んで、本もいくらでも作られるものなのに、私の本なんだ、見向きもされない私の本が高く買って欲しがられるんだ。
本人も本で殺したいだけだとわかって、空虚に思ってるけど、それでも私にはこれしかないんだ。
そう思ったら、首相の息子が死にそうになったのはあなたの本を読んで、闇とその先の白さを感じた、続き、読みたいですで。
ファンがいたんだで改心の流れはお見事に乗っていた。
運転手というかお付きの人も消火の手伝いするから、危険だと思ったら逃げろで、気遣いされているしさ。

いやあ、ちゃんとしているんだよ。凄くまともに全員の人間ドラマをやってくれて、盛り上がる。

11話
黒幕を無愛想男が倒して拘束、辛口店主も捕まり、あとは教授。
その教授は追い詰めてくる医大生に、学生を実験台にして破滅させ、さらに両親まで殺したと。
しかし教授はお前は養子で本当の親は自分と黒幕の妻だと言い出して驚愕される。
それでも育ての親殺しの仇討ちを仕掛けようとして、黒幕の妻が復讐の機会を待っていた、お前にレイプされ、醜聞の子だとなかったことにされ、その恨みを忘れていないと。
しかし教授は燃える気球で脱出しようとして墜落して稀モノを読んで焼死。
こうして事件は解決する。
のだが、燃える稀モノが作っているのは元書生だと判明し、実家に戻ったツグミに同行した元書生は一緒に死んでくれと言い出す。

怒涛の展開が終わり、無愛想男も無事に復帰して、エピローグに1話半も使うのかなと思ったら、燃える稀モノは違う人が作ってます、元書生ですで、もう一盛り上がりを画策する展開が素晴らしい。
そりゃ緑川光がモブキャラなわけないよな。

前半の医大生と教授の対決が急に仲間や両親を殺したお前を殺してやると因縁を語りまくるし、本当の父は私だ、母は黒幕の妻だ、なに!?の仰天からの奥さんがお前にレイプされた恨みを忘れていない、この好機に殺してやるで。この奥さんの物語をしっかり主張したのも素晴らしかったな。
一方的に惚れていた教授が、そんなと思いながら注射器で反撃しようとして燃える気球に連れて行かれて、まだ生き延びるかなと思ったら、稀モノで死ぬ。
のだけど、あれ、誰かいたぞで。

このツグミたち無関係に白熱のドラマが凄かった。全部終わったからさよならで終わって。

とはいえ最終回としては、カラスだった無愛想男に殴ったり、掃除当番やれで和解して、ちゃんと部長から言うことで承認されるし、打ち上げやったりで、綺麗に終わるのよ。
自宅に帰るのも最終回っぽいし。
なのに、そういえばツグミが稀モノのアウラの色が違うとかで、複製は黒いけど、色違いがあるで。
そして燃えてる稀モノがあるよね。ツグミの弟、軽い男の妹も燃えたし、記者も燃えた。
それを作った奴がいる。筆跡から元書生だ。火にトラウマがある。

で、ツグミの家で死のうで。おいおい、急だよで。

結局、誰も殺してない、死も事故だったりで。黒幕も逮捕だけどなんとかなるでしょうというのもあるし。
上手くバランス取ってるな。

12話
元書生隠由鷹はツグミたちが家族同然に遇してくれたことを恩に思い、そして失われた家族を渇望するようになる。戦死した父、後追い自殺で焼身した母のトラウマは癒されることはなく、フクロウ就職後もこのどす黒い思いを吐き出すために本を書くが、それによって被害者が出てしまい後悔するがそれでも思いを吐き出すために本を書くことはやめられない。名前を変え、筆跡を変え、本を出し続ける。
それも疲れた彼はもっとも愛すべき人たちと焼身自殺して死んだ母のことろに行こうとする。
それを隠によって妹を失った尾崎隼人と夫を失った朱鷲宮が駆け付けたことで阻止されるが隠は殺したいほどだろう、殺せと懇願するが、生きて償えと逮捕するのみ。
そして稀モノを読んだツグミは彼の苦悩、葛藤を理解して、大変なのはわかります、でも帰る場所は炎にはない、現実に居場所を見つけるのだ、償いながらと。その言葉に隠は泣き出す。
こうして全ての事件が片付いたことでツグミはフクロウを続けるかどうか問われ、これからも仕事をやっていきたい、ここに居場所を見つけたと。
そのために延期されていた政略結婚、見合いを断るのだと。
だが、見合いの場に現れたのは尾崎隼人だった。実は彼こそが八代隼人であった。
公園の姫が好きなんじゃ、それは君だよ。
だから一方的だけど結婚を申し込んだ。
とはいえ仕事をしたい気持ちもわかるから婚約は一旦破談で良いと。でも同じ気持ちになって欲しいと。
それは鴻上滉や星川翡翠、鵜飼昌吾、汀紫鶴、医大生の鷺澤累も同じであった。
四木沼は妻共々脱出。収監された笹乞は誰か一人でも読者がいればと本を描き続け、隠はどうするか思う。
そして帝国図書資産管理局フクロウとして久世ツグミは日常業務に勤しむ。

帝都幻惑綺譚、ニル・アドミラリ。
ただ自殺未遂を止めただけなのに、しっかり稀モノで隠の悲しみと吐き出さねば生きられなかった半生と死人まで出ながらやめられない葛藤が描かれることで、家族同然に遇したのに心中自殺する異常者から、確かに異常者ではあるがトラウマによって神経をすり減らした存在として理解させるのが、強引であってもお見事であった。
仲間が救出に来て、殺したいだろう、殺せよ、それでこっちも楽になれる。それを、許せないが、殺したりしない。生きて償え。
これはもちろん警察じゃないからもあるんだけど、ずっと稀モノ作った作者を逮捕できるかって設定があって、逮捕は出来るけど、罪状は曖昧にしてるから、殺すは出来ないを貫いてるからでもあって、捜査する、逮捕するまでで、それ以上は別で後味を良くしている。
またツグミの大変だったのはわかるよ。でも居場所は炎じゃないよ。現実に作らないと。その説教でやっと少しトラウマが癒される。
これが稀モノ全体的な話で闇を抱えてるのよ。それによって死人とか出るほどなのよ。それが辛口店主の笹乞が弟子の中では劣等生の3流作家でどうしようもない。
そんな彼がファンですという昌吾の存在に癒される。
本来的には作家を癒してくれという話になりそうなんだけど、まあ作家崩れというか同人作家軍団の話で、なんで本作るの、この闇を物語にしたのか。
そう思いつつも、本好きの人たちの話でもあり、そうじゃない部分もありで。
だから、犯人というか作家が癒されたら稀モノを潰せる。でもそれは同時に作家の創作意欲とかにも関わって汀先生が掘り下げられるとまずくなるので、あんまり掘り下げがなかったのかなと。

だからこそ犯人が知り合いだったから、気持ちをわかって説教してやっと誰にも共有されない気持ちを理解されて終わるのが、救いだったんだよね。
なんで最後にこんなオチにしたかは、ツグミがフクロウに居続けるため、居場所はここなんだと言わせるためなんだけど、同時にちゃんとツグミは弟が未遂だけど、妹や夫が死んでる2人にしっかり区切らせた。というのもさすがだったね。別にカラス事件が終わって終了でも十分だったのに、死を受け止めてます。区切りましたで。完璧に終わらせて。

心を救うのは、まあありがちなんだけど、意外にも翡翠ぐらいしかツグミが関わらず、みんなそれぞれに動いて勝手に区切りをつけたりしてるので、最後にちゃんと主人公に見せ場用意してくれたんだなと。

そして、ちゃんと後日談として、ツグミが懸案だった政略結婚、断ります、仕事続けたいから。そうしたら、同僚の隼人だった。好きだよって伝えられて、どうしようで。
みんなツグミのこと好きだったりしつつも、ちゃんと捕まった人たちのその後も描写するし、黒幕も逃げやがって、新キャラか。続編の伏線とか思わせて。

最後も日常は続くという恋愛モノとしてはやっと開始ぐらいのオチなのだが、だからこそ一つの事件を追い、解決した話としてしっかりした内容だった。


総評。
乙女ゲーム原作としては破格の完成度のお仕事モノ。
もう、ね、1話から良かったのよ。主人公が巻き込まれて能力を買われて就職する。それだけなのに、世界設定の開示、政略結婚から逃げたいからもあったけど、弟がやられて、その能力があれば解決出来るという捜査官の誘いに、ボスが来て頼まれたから了承する。
その無茶苦茶手堅い内容に、これ、良くないかって思ったのよ。
リアリティの積み上げが丁寧だから、突飛なこともなくて。
2話目のこれまた地味な通常業務は本屋巡りをして稀モノ探すだけで、それだけでもちゃんと面白く見せてくれたし、組織も国会図書館の支配部署ですで。
年に何件か被害が出るけど、ぐらいの事件を追ってる司書の話になってるのよ。
本当に地味な立ち上がりだったのだけど、それを丁寧に積み上げることで、政治攻撃仕掛けてるからと大事になっていくことの落差、しかもその捜査がこれまた地味に、実は犯人はわかってるから証拠集めに動き出していくという、また地味な話なのよ。
結局、大した活躍もないまま拉致されて、大筋の事件はその救出のゴリ押し強制捜査で解決で。
本当に何の活躍もないままで終了で。

この地味さ、活躍のなさが同時に、本のオーラが見えるだけの普通の女性が主人公として身の丈にあった展開にも終始して、こんなものだよねと。
同時にツグミが魅力的だって思えるように描写されてるのが、乙女ゲーらしい魅力で。
最後まで大した活躍もないんだよ。ただの女同僚の一人ぐらいで。
だけど、ずっと感じの良い同僚であり続けることで、拉致されたら、そりゃ助けるでしょう。
ということになるのが十分な説得力で、仲間も全員良い奴だから捕まったらそりゃね。
だから主人公のツグミは徹底首尾、普通の人で、見えることもフクロウに入るきっかけと拉致されて血を濃くするのだ、ぐらいのことに繋がる以外ではほとんど意味がない。
だからさすが乙女ゲームヒロインで普通の子が就職したら同僚と良い感じになってますを無理なく成立させて。
乙女ゲームの主人公は普通に魅力的というとてつもない魅力の持ち主でさすがだったな。

そしてこのキャラ愛が素晴らしく、キャスト欄が長くなるぐらい登場人物と声優を入れて、こいつの声優はこの人だとやってるし、だからこそ、サブキャラにも出番があって非常に愛情深く感じて。
メインキャラももちろん素晴らしくて、最終決戦までにちゃんと掘り下げ回をやるのだけど、最終決戦になったら全員に出番があって、最終決戦自体も9話から11話までの3話使うことで充実で、もう見せ場の連続で、主人公は捕まってるだけで、勝手にイベント消化して、作家と首相の息子が辛口店主と絡んでそれだけで完結するの素晴らしくて、伏線もちゃんとしてるから説得力あるのよ。
医大生と黒幕の妻がマッドな博士を倒してしまうのなんか主人公たち、知らないのよ。
これがあるおかげで、独立して魅力的な個人なのよ。主人公が一緒にいるからイベントがあるわけではなくて。そのキャラはそのキャラの魅力で、誰かの恋人だとか好きとか関係なく、そのキャラが魅力的になっていて、事件解決に奔走するし、敵と対決してドラマが盛り上がって。
恋愛風味なラストだったけど、恋愛ネタはやらなかったことが、事件モノとしての魅力を上げていたね。

そして、サブキャラも愛情深くて、連絡役の燕野とかただのモブにせずに協力してくれるキャラとして要所でちゃんと出番作るのよ。小説家を取調べ中に逃がしたり、ツグミを拉致されるときに戦ったり。こういう脇キャラを立たせてるから、メインも立つし。
首相の息子の使用人だって、短い出番で気の置けない仲で料理とか消火の手伝いしますとかやっていて。
モブでも良いのに、名前ありだからこその存在感があって。
部長もちゃんとドラマがあって指揮官を崩してない。
敵も辛口店主が非常に矮小で良かったし、改心も見事だし、黒幕の奥さんが物凄い存在感を発揮して、直前にレイプしようとした人の奥さんに会うから囚われているなら逃げよう、私、あの人好きだからで、うーんと思っていたら、子供産めなくて結婚してくれているからで、それはそれで理由だし、ちゃんと外国に行ってるんだよね。
さらに博士がクズでしたで戦うしで。

本当、いるだけのキャラ、空気キャラがほとんどいなくて、記者も隼人の先輩でとか、女性記者もツグミの先輩でとかで。
弟や執事とかメイドとか1話からいたから、最終話でも、普通に出て来るわけで。

これの積み上げによって、みんな、ただの悪党とかは黒幕と博士、博士ぐらいで、人間味のあるキャラになって。
だって、黒幕のメリケンサックの巨漢の部下が殴り倒されて終わったと思ったら、執事だったらしくて、忠誠誓ってる感じとかあるのよ。

サブキャラ、モブキャラも生きてる感じがなんかいいじゃないかで。
だから作品の愛情が深い、作りこんでると思わせてくれて。
それを感じたんだよね。最後の隠だって、強引に背景説明したけど、豹変してクズでしたにしても良かったのに、そういう事情があったと思えば違ってくるし、逮捕もするけど、わかるぜとなるだけで印象が違うし、やむ負えないけど逮捕だからもありで。


ゲームが続編が出るぐらい売れた、評価が高いらしいのも納得で。
事件の規模とかもかなり小さいのよ。暗殺しまくったけど、数人が乗り込んで殴って捕まえましたで終わった事件で、教授ぐらいしか殺せてない。でもイベントの連続で非常に盛り上がったし、各キャラも魅力的で。
シナリオ水準は高水準をキープして、1話ずつもなかなかのものだった。
こいつらのこと、好きだねって、敵味方、全キャラ好きだねって思わせてくれて、それぐらい良かった。

やはりハーレムモノとお仕事モノは親和性が強くて、一緒に仕事していたら好きになりました、で、仕事してるのでちょっと好きだけどという関係のままでいられる。
ツグミは大きなイベントはないけど、小さなイベントで、まあ良い子だし、みんな好きだよねと思わせるぐらいのイベントは積んでるので、ちょうど良い距離感で。
恋愛しなくても事件モノ、お仕事モノとして成立もするで。

いやあ、ニル・アドミラリ。かなり好き。決して、物凄い傑作ではない地味な良作なのだが、この作品良いよねって思う作品。
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