7月21日、実戦テストで息の合わないラウラとフィーに完勝するリィンはそのまま特別実習地が帝都だと明かされ、調整能力があるからノルドに行ったメンバーから自分だけ入れ替えられた班構成に丸投げかと呆れる。
そんな24日、帝都に向かいレーグニッツ知事から直々に課題を貰い、A班、B班共にギルド支部跡地に宿泊することになり広大な帝都ヘイムダルを観光しつつ依頼を達成していく。
だが、ラウラとフィーの息だけはどうにも合わず足手まといの醜態を晒し、リィンがサポートに引っ込むという強引な形で向き合わせるのだが上手く行かず、そんな時、エリオットの音楽仲間たちと再会。
そしてギルドから実家が近いために実家を訪れると実はエリオットはクレイグ中将の息子で母が音楽家で姉共々同じ道を行こうとしたのだが趣味以上にするなと父に反対されて音楽院には行けずトールズ士官学院に妥協したことを聞かされる。それでも音楽の道が閉ざされたわけでもないし特別実習で帝国各地に行けた事やⅦ組のメンバーに会えたことから後悔はありえないと。
妥協したと後悔して未練タラタラだと言いながらも仲間に会えたことを肯定するエリオットの言葉にラウラとフィーは感銘を受けて決着をつけるために決闘を行う。
ラウラは騎士の正道に対して猟兵は邪道であり良い感情を持っていなかった。フィーもまた真っ直ぐ過ぎるから受け入れられないだろうと諦めていた。だが、ラウラもフィーも生き方の違いがあっても出会ったことに後悔はなく、むしろその強さを認めていた。だからラウラはリィンの時のように好きな奴のことは知りたいと過去を話せと決闘する。勝負の結果ではなく切っ掛けとして。
リィンは立会人としてSクラフトを使う寸前で止めて、引き分けだと告げるが、フィーは一対一で閃光弾まで使ったのに勝てなかった負けを認めて、自分は西風の旅団に拾われて、雑務をしていたら戦い方を覚えて10歳で初陣、団の一員と認められるまでになったが、去年、育ての親でもあった猟兵王と赤い星座の闘神が宿敵同士であり一騎打ちで相打ち。団長の死で西風の旅団は解散。
一人になった自分を猟兵団の動向を探っていたサラに助けられて学院に入学した。
これらを伝えて知る切っ掛けになったとラウラは今なら戦術リンクが出来るとリィンとマキアスを実験台にして一蹴する。
やっと気持ちが通じたと御満悦な二人にぶちのめされた二人は文句を言うが、そんなA班は夜の公園で騒いでるため帝都治安維持の憲兵隊に捕まってしまい24日の夜は更けていくのだった。
翌25日、エリオットが仲間はずれにされたと文句言う中で今日の実習課題が発表される。

大陸最強の猟兵団の二強の一つ、西風の旅団、すでに解散していた。
キリング・ベアの旦那、古巣なくなっちゃったよ。なおガルシア・ロッシとフィー・クラウゼルは顔は合わせている模様。と言ってもガルシアは8年前にルバーチェ商会に移籍しており、フィーの初陣は10歳だったことからまだ雑務の子供程度の認識だっただろうけど、フィーが大陸中の主要都市に行った事があるという話の中でクロスベルに行った事があるというのは8年前の先代会長追い落としに雇われた件かな。
中世暗黒時代から続く戦闘民族、狂戦士オルランド一家に比べると傭兵王の団長が死んだら即解体されたというのも歴史が薄かったのかな。 個人の力量に頼った組織だったのか。
2年前のランディが闘神の儀式で中隊が全滅しており、押され気味だったとは思うが。ブレードライフル使うからラインフォルトとも親しいと思うけど、赤い星座はね。
一騎打ちを見ていたのならフィーとシャーリィは顔見知りの可能性もあるな。シャーリィは楽しそうだったって言っていたし。ただフィー、去年って言っていたけど、碧の軌跡ではシグムントは半年前、逆算して2月頃だと言っていた。まあ2月に死んで彷徨っていたところを3月末の入学なんで時期は変わらないのだけど、半年前でも良かったんじゃ、まあ前学期という言い方でもあるか。
ランディに会ったらどうするのだろうか。少なくもフィーにとっては団の仲間は家族同然だったのだし。団同士の因縁は根深いが団長同士の相打ちで消えたのか。解散した旅団メンバーもどこに消えたのか。

ところでフィーは確実に人を殺している。ヨシュアがそうだったようにランディやリーシャもそうだった。
それでも知らず仲間となった仲間たちはそれを知っても気にもせず受け入れる。 
これはみんな軍の士官候補生だから。
これまでの遊撃士や警察というのは作風もあるけど、みんな身元保証があったりしたのよ。
まあヨシュアとかね。しかも遊撃士は普通の組織じゃないってのある。
普通に入ったら無理だろうという経歴だけど、ヨシュアもランディもリーシャも経歴隠しているということもあり実力見せて受け入れられる状況を作って見せた。本当のところを言えばたぶん知ってるのは仲間内だけだろうけど、フィーの場合は普通に猟兵だって明かしているのよ。学校にも保険の教官もパトリックも知っていた。
なのにみんなある程度受け入れている。これ、帝国が軍事国家かつみんないずれ手を汚す軍人になる存在だからフィーに対して引かないのよ。
これは本当に凄いと思う。空とか零だと基本人が死なないし、カプア一家なんか今思えばギャグみたいな大らかさよ。
年中戦争やってるし備えてる、しかも猟兵の運用可の国だから、戦争の狗だと見下されているけど、拒絶されはしていない。Ⅶ組の特殊性もあるけど部活には普通に行ってるわけで。
このありかな、ぐらいに思わせる個別空間を作り出しているのは見事だな。
クラスでも受け入れて、ラウラが受け入れるというのがはっきりと人殺しだからではない、ただ生き方が合わないから戸惑っていただけでというのが。
空だとヨシュアの過去は衝撃だし浮いてたからね。

ラウラがさ、ちゃんと部活も含めて未熟だし頭が固かったと痛感したと言うのが良いんだよね。
どっちも基本ハイレベル体育会系なので、フィーのほうがリアリストだけど、ラウラは出来ないやらない気持ちが分からないから苛立つ。ラウラは貴族なので恥ずかしいことはないように常に格好良くありたいので出来ないから出来ないとか言わないし出来るのにやらないという選択肢はない。だからモニカが出来ないということに苛立っていた。
フィーはずっと寝てるとか不真面目で本気出す必要ない時は本気出さない気が抜けた態度に苛立つ。逆にフィーはずっと本気で格好良いラウラに対して生き方違うと思ってる。
これがちゃんとお互いに戦闘という実力主義の現場では力は認めてるけど、という状況で、エリオットがみんなに出会ったことは後悔していないというから、気持ちぶつけるわけよ。
男でもやらないぐらい決闘とか体育会系よ。疲れて倒れちゃって、お互いに尊敬しあうし。
ここでしっかりフィーが負けてるのが上手い。一対一なら正統派に勝てないのだ。いろんな汚い真似、状態異常を使えば勝てていたのに勝ちきれずで。
リィンがすっかり気持ちが分かるから立会人もその後の勝負もノリノリなんだけど、普通のマキアスはツッコミの連発で真面目眼鏡は辛いぜ。
しっかりと補導されるオチもついちゃって。

さて、そんな4章なのだが、帝都に行くまでにパトリックやモニカが見送ってくれるのがいろいろとね。
モニカはイベントなしのモブにも関わらず頑張るからって伝えて。パトリックもエリゼさんによろしくと言ってリィンに違う意味で嫌われるからさ。パトリック、女相手には紳士なんだよな。
フェリスがアリサには負けないと朝錬続けてるし、ジョルジュ先輩たちが甲冑解析していてトマス教官が中世の遺物発見だと大はしゃぎしていて。
でも一番痺れたのはクロウが助けてくれたことを50ミラ分の働きはしたかなって言って恩に思うなって言うのがさ。
あれ、1章の話だよ。50ミラ硬貨を手品で隠してそのまま持って行ったのが、今回のであれはチャラなって。先輩の男気にはやられましたね。
あと、吹奏楽部のハイベル部長が怪我したっぽい。前回、夕方にトリスタの街まで行けずロジーヌが保健室に飛び込んできて子供でも怪我したかなと思っていたら、ミントがバイオリンの弦が切れたと言っていたしメアリー教官が気に病んでいて、シスターたちも祈っていたから、まさかで。
これ、リィンというかプレイヤーが会わないから伏線でわからんのよね。エリオット普通に部活でわかるだろうと思うけど、部活が周一だったりするからさ。

そして夏至祭初日までの三日間実習なのだが、フィーが身も蓋もないトリスタから30分なんだから通いで行けば良いじゃんって突っ込んじゃうのが素敵。これがあるだけあえて市内のギルド支部で暮らしているということになって突っ込ませないようにしていて全然違う。
しかもギルド支部はなぜか火事になって畳んだということをテロっぽかったというのがさ。フィーは事情を知ってるようだったけど、3rdの情報で6都市の支部が壊滅、おそらく州都クラスの大都市は攻撃されて壊滅させられた。
この帝都の下水から爆薬を仕掛けられたというのも地下道のことでもあるだろうな。
オズボーン宰相とレーグニッツ知事が知らんはずはないだろうし。

そして今回帝都初日の話として絶品な展開でした。
いつも通り列車内で行くべき場所のことが説明されてゼムリア大陸の最大にして最古の都市であり、80万都市、共和国首都が並ぶぐらいでクロスベルが50万、リベールのグランセルが帝国の州都と同じ30万だからその規模の大きさが分かるだろう。
しかも駅から降りた瞬間に道路を大量の車が行き交い、路面電車の導力トラムが各地区まで運んでくれる。16区画あり一つ一つが地方都市クラスの人口でと。
だからA班、B班分担で実習をこなすのだが、じゃあA班はこっち側、じゃあB班はこっちと東西を分担することで行き過ぎないようにしている。
これが本当に絶品で。
なぜ絶品かというとか軌跡プレイヤーは全部の地区を最初から回りたいわけよ。クロスベルは最初から全区画に行けたから1時間毎回クロスベルマラソンをするわけよ。
だけど、最初は5区画しか行けないのよ。エリオットの実家とかマキアスの実家とかオペラハウスのある区とか。
でもそれだけ抑制されていながら、ホテルの地下道を抜けて公園まで行ったら、温室の植物園のある行ってない公園に行けちゃうわけよ。さっきまで行ってなかったから公園ってこんな感じかって新鮮な気分なのよ。
エリオットやマキアスにしたらよく知る公園に着いちゃったかって思うけど、初プレイするプレイヤーには帝都を隅々まで回って知ってる公園に出たのではなく、知らない公園に出たって、冒険心を満たせるわけよ。初めての景色をダンジョンを越えて見たから。
区画を限定したのもプレイヤーを疲れさせない配慮になっていて、それでもまだ新しい場所に行ける探索欲を継続させることになっていて、素晴らしい仕掛け。
4章目だからそろそろ広い街に行きたいという気持ちもあるしね。

各町もマキアスが治安の悪い下町育ちで父が知事になって所得倍増で尊敬されてるとかエリオットがわりと良い通りの出身だとか。相変わらずエリオットの姉が弟溺愛系で笑う。軌跡シリーズ溺愛系の人出てくるのよね。
エリオットが本気で音楽やりたくて、音楽院に行った友達もいてというのも上手いな。関係があるのよね。地元にも友達がいるし、マキアスもだけど。
空の軌跡だとそれぞれ地元があって友達や知り合いがいたけど、零だとエリィが家はあってもマリアベルしか友達がおらず、ロイドも家族はいないけど幼馴染はいても働いているから遊んだりすることもない。
だからエリオットの地元の友達かよって感じは嬉しくなる。姉に紹介されて手料理御馳走になるのも。

実習でもそれぞれを回りながら、オリビエさんの18番琥珀の愛のレコード探しで懐かしくなったな。30年前の曲らしいね。建物も200年以上の歴史を誇るオペラハウスとか店とかホテルとかが普通にあるから、雄大な歴史に圧倒される。
宿屋で大ファンのエリオットとマキアスがキャラ崩壊しつつ、ヴィータ・クロチルダが声が???にしても田村ゆかりなものだからラジオパーソナリティと二役やってるのね。というかもはやラスボスでも驚かない。
零がフルボイスになったからイリア・プラティエとかも圧力倍増しちゃうからさ。良い声優が使われるとそれだけ物語の立場を求められるからさ。

一緒の列車で行き、昼前にちょうど会えたから食事どうよって感じで一緒に食事するのもこれまで班は別行動だったから、そっちどうよって相談できて。リィン、あの二人なんとかならんのかって聞けるのもね。
この仲良しクラスでもあり、同じチーム、別れた部隊が合流した感があって良い空気で、好きだな。
なんか閃の軌跡は本当に食事のシーンが多くて良いな。しかも食ってる時の話の内容は見せない。たぶんそっちどうよって感じの話なんだろうけど、無駄話したってのが大事なんだよね。
エリオットの家でもだけど、重要なことは話すのよ。それは当然。だけど、一緒に無駄話をしたのはそれだけでそういうことをする仲だってことで。

トラムで女子に座らせる帝国男子の紳士さが細かいと思いつつ、20年前までは鉄道以外に馬車が移動の主流であり車が多いことで産業革命の影響を感じつつ普通にビル群が立ち並び、赤いレンガの緋色の帝都の巨大さに圧倒され、アントン&リックスの再登場にあいつら生誕祭、記念祭に続き、夏至祭にまで現れて祭りマスターだと笑った。
やはりは首都は良い。活気に溢れて。