成仏実習に焦る翔真は魔狭人の姦計で悪霊製造機を悪霊センサーだと言われて取り付けて普通の霊を悪霊化して狩りまくってしまう。
これは重大な違反行為で、監督者のりんねに罰金が行く。
これではやばいと魔狭人を撃破して告発するなと隠蔽、悪霊も回収して成仏実習もクリア。
翔真も裁きの輪を使うりんねをようやく使えない貧乏人だと思っていたが尊敬するのだが、悪霊たちは普通の天国に行くのに悪霊にされて地獄に行かされそうになったと激怒して翔真に説教を3日する。

焦る翔真に魔狭人の姦計が迫り、それをりんねが力技で解決するからこその優秀さ。
功を焦る翔真がりんねを貧乏人だと見下しているからこそ、金でコロッと魔狭人に行っちゃうのもわかるし、今まで上手く行かなかったからこそ、悪霊が集まって余裕だという調子乗りも説得力あるな。
そして王道の魔狭人が騙していたと告げて、騙しやがってと反抗心を見せつて反撃しつつも敵わず、逃げても良いぜ、違法行為で地獄に落とされる霊がいると罪を突きつけて、どうにも出来ず逃げ去る惨めさを誘発して心を折る見事さ。
それをりんねがさらっと撃破することで、りんねが凄いになる上手さ。前回気絶で見てなかったしね。

これもりんねが必死になるのは罰金払いたくないという動機もあるのも上手いところで。あんなクソガキにどうなっても良いぜ感があるが、金が絡むから人は動く。
一方でこれまた上手いのが、悪霊にされた霊たちが説教かますこと。
これも事前にりんねがやられてるからこそ愚痴を聞くのも仕事だから理不尽に描いていないし、ちゃんと翔真への罰として機能して上手いなと。 
悪魔に騙されたという教訓も痛いけど、やったことに対する謝罪という教訓も上手い。 

手堅いな。