プロテスタントの集会がカトリックに襲われコンデ公の甥が死亡。実行犯逮捕を望むコンデ公やプロテスタントにナルシスらカトリック貴族が反対。罰しないなら自分でというプロテスタントの蜂起が起きる中で、そいつらも公平に全員処罰だというフランソワだが、カロリーヌがアンリを殺したのはお前だと言いだして認め、さらに実はカロリーヌがナルシスの配下であったことが判明。弱みを握られたフランソワはカトリック貴族への配慮ということで処罰せず、メアリーはいったいどうしたんだと困惑してフランソワは納得させるために流産で絶望したと嘘を吐くしかなくなる。
レイスはカッスルロイがプロテスタントに改宗したことを結婚直前のグリアに告げて情勢がやばいのになにしてるんだと思わせるが、結局グリアはカッスルロイと結婚。
ケナは残されたセックス日記からいい男探しをローラに勧めるのだが、ナルシスがその魅惑的な男かも知れず、さらに国王の愛人だという立場をばらしてほかを寄せ付けず近付くナルシスを警戒する。

カトリック、プロテスタント抗争開始。
コンデ公がプロテスタント側、ナルシスがカトリック側として描いているので、非常に見易くなっており、新興勢力に警戒しており、どう対処するのかで。
一応フランソワの公平に処分だというのは真っ当にしつつナルシスに弱みを握られメアリーには知らせずということで守ってることが苦悩として浮き上がってお見事。
これでカトリック側が有利になる。というか乳母の動きが全部ナルシスの仕込だったのには驚いたな。動きを読みきってくる謀略家として凄い。

一方でローラ関連でナルシスが魅惑の男らしいけど、そんな良い男なのか。
何度も妻を失ったとか云々なのに。

レイスはグリアに改宗の話をして一縷の望みをかけて駄目だったということで。というかこの結婚式、国王も出席して良いのかね。こう慣例としていろいろあるんじゃないのか。それとも当時はなかったのかな。