2月26日
 
今日は休み。
 
9時過ぎから作業開始。
 
まず、上の畑だが西のネットが低いから鹿が飛び越えてくるとお袋が言うので、竹竿を立て、高くネットを張る。
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 古いネットを片付け、目の荒いネットを下から潜る獣用に下に垂らすように張った。

そうすることで、下から潜ろうとする獣を防ぐことができると同僚から教わった。

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 さぁ、久しぶりの井戸掘りである。

この畑はここ何年も、何も作ってなかった。

「下の畑だけで十分、それに鹿の餌食になるから」とお袋が敬遠していたのだ。

そこで遊ばせておくのはもったいない。

いずれの事も考え、老後の楽しみにと今から農作業を勉強するつもりでネットも張り替えたのだ。

ネットを張りながら考えた。
 
西の端にしようか東の端にしようかと...

色々考えたが、西の端のここにに掘ることに決めた。
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それは1号井戸と2号井戸の延長線にあることと、作業場になるであろう納屋に一番近いからだ。
 
いずれは井戸に屋根をこしらえなければならないだろうから、やはり作業場に近い方が楽だ。
 
早速マルチを外し、穴を掘る準備をする。
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盛り土をスコップとじょうれんでならす。
 
今日は穏やかな天候で、直ぐに汗が噴き出してきた。
 
上着を脱ぎ、作業を進める。
 
平らにしたところで掘りクズを置く場所、水を流す場所、上屋根を建てる場所などをイメージし、縦穴を掘る。
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 たった50㎝程で水が出てきた
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 井戸掘りも3本目だが、こんなに早く水が出てきたことはない。
 
私は水脈を見つける天才だろうか?
 
それとも単なる偶然か?
 
それともどこを掘ってもこの辺りは水が出るのか…?
 
スコップだけでは掘りにくくなったところで、例の鋤と肥え持ち用の柄杓を使った。
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 もうドロドロ状態なので、容易に柄杓で掘りクズをすくう事が出来た。
 
前回、井戸枠にと作成したが使わなかった木枠を挿入する事にする。
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高さは85cm。

これで上層部の崩落を防止することができる。

垂直に埋め込むために水平器で確認をした。

本日の作業はここまで。

ここまでの掘削 100㎝

追伸

畑の畦に座り込んででこの模様をiPhoneに記録していたのだが、大失態である。

眼鏡を外して画面とにらめっこをしていたのだが、終了し立ち上がったところ「ベキッ」と不吉な音が...

なんと眼鏡を踏んづけてしまった〜〜〜〜ぁ
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歳は取りたくない...



2月28日


昼過ぎに会社から帰宅すると125㎜の掘り器「スパイラルボーラー」が届いていた。

 

早い。井戸掘りを決心して注文したのだが、もう届いた。


そう、Wラセン掘り器は2号井戸の底に沈んだままである。

だから前回と同じものを注文したのだが、少しでも渇水を避ける為、今回は更に太い井戸枠を入れようと考えていた。


その為に穴を広げる必要があるのだが、その広げ方で一つヒントになるものを見つけたのだ。


それがスパイラルボーラー125mmだ。


75mmで下穴を開けて125mmで拡大する。


ドリルで大きな穴を開けるのと同じ原理である。


だから注文したのだが、75mmより先に125mmが届いたのである。


早速組み立て、使ってみる。

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太い!!そして重量感... 期待が持てそうだ。

 

食い付きが凄い

 

一気に重量感が増す。

 

以前にも抜けなくなった経験があるので、決して無理はしない。

 

といってもまだ1mも掘っていない。

 

すぐに持ち手まで沈み、延伸を余儀無くされる。

 

納屋へ持って帰り、万能丸ノコで半分に切断する。

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切断面は必ず忘れてはならないことがある。


ヤスリをかけることである。


パイプ同士の抜き挿しを容易にすることはもちろん、切り屑で怪我をしないためだ。

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例のビニールハウス用の鉄パイプと接続する為に穴を空けた。

 

パイプと繋ぎ合せ延伸した。

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井戸に挿入し、井戸枠をVU125にしても掘り器が入ることを確認する。


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 再度掘り進む。


粘土は掘りやすい。簡単に深さを稼げる。一気に掘ろうとすると抜けなくなるので、程々にして引き上げる。

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いっぱいの粘土が刃にくっついて上がってくる。


すぐに色が青みがかってきた。


これだと75㎜Wラセン掘り器は必要なかったかなぁ?

 

125㎜掘り器は順調に獲物をむしり取り、上がってくる。

 

ラセンに巻き付いた粘土を鉢植え用のシャベルで取り除く。

 

その繰り返しだ。

 

茶色の粘土がブルーに変わった。

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井戸掘りの楽しみってこれかなぁ?

 

深く掘れた時の感動もあるが、地層の変化もまた楽しいものだ。

 

納屋の二階で眠らせていたスイコも久しぶりに使ってみた。


コシタ弁も大丈夫なようだ。

 

ちゃんとスイコの仕事をしてくれてる。

 

約1時間程で2m程度まで掘り進み、この日の作業は終了。

 

やはり明けは眠い...睡魔との闘いであった

 

 

3月2日 


今日も明けの午後に作業開始。


井戸掘り3日目だが、いきなりガリガリっと掘り進めない。

 

岩盤という感触ではなく、周りに石が点在してるって感じだ。

 

125㎜掘り器でグリグリやって、スイコでスイスイ。

 

これを繰り返す。

 

だが、スイコは砂が多く詰まるのか上から排出するドロ水がすぐに少なくなる。

 

それではと砂用のスイコと同じサイズで同じ構造の中間に穴を空けた掘り器ですくい上げることにした。

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でも、この掘り器には刃を付けてない為、掘り下げることはできない。

 

あくまでも掘りクズを引き揚げるだけだ。

 

ドロ水を吸い上げることはできないが、服が汚れにくいという利点がある。

 

かなりの小石が混ざっている。それをペール缶に移す。

 

雨がポツポツしはじめ、寝不足ってこともあり、1時間程で終了することにした。

 

2mは掘れてると思ったが、念の為と重しをつけたメジャーを下ろしてみたところ、184㎝…

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全然掘れてませんわぁ…

 

掘りクズを貯めたペール缶を納屋まで持ち帰り、今日の獲物を確認する。

 

ん?陶器の破片?

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石もかなりの量になったなぁ。

 

次、また頑張ろっと。


ここまでの掘削 184cm


3月7日


今日は風が強く冷たい。

 

時折雪も舞ってた。

 

ホームセンターで防草シート等を買う。

 

井戸掘りだが、まずは周りの整理だ。

 

スイコ用の鉄船と掘りクズを乗せる一輪車置き場を整地する。掘りクズには石が混じる為、畑内には捨てられない。

 

隣の竹やぶにある「から池」に捨てることにした。

 

どうしてもドロドロになる為、足元から畑の出口まで防草シートを張り、出入りを容易にできるようにもした。

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ネットで頼んでいたWラセン掘り器75㎜も届いていた。

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そう、2号井戸の底に引っ掛かり、救出不能になったあの掘り器だ。

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 やはり125mmはデカイ。


懐かしい...

 

前回や125㎜掘り器と同様に真っ二つに切断し、延伸した。

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延伸する際は、両サイドに切り込みを入れ段差を作り、回転させても空回りしないとうにしている。


接続にはHIVP20を使用した。

 

ドリルで大きな穴を開ける際は、まず小さなドリルで下穴を開け、大きなドリルで穴を拡大するというように、75㎜で下穴を開け125㎜掘り器で穴を拡大し、スイコで吸い上げる。

 

この作戦でいよいよ井戸掘り4日目開始だ。

 

125㎜では食い付きが悪く、ガリガリの連続であったが、75㎜では少しではあるが食い付いてくる感触がある。

 

でも、獲物は上がってこない。

 

少し下穴を開けては125㎜で...

 

これを繰り返す。

 

しかし硬い。

 

こんな2mにも満たない深さでこんなに苦労するとは思わなかった。

 

やはり1号や2号井戸より山に近い為、地層も複雑なのだろうか?

 

ガリガリガリガリの連続だ。


そんな時、またやって来た。


畑仕事や井戸掘りをしてると必ずやってくるヤツがいる。


調べてみるとジョウビタキという鳥で、秋に北国から渡ってきて、また春には帰っていくらしい。

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すぐそこまで近づいてくる。まったく人間を恐れない。

北国でものんびりとした中で育ってきたのであろう。


そんな訪問者を眺めながら掘り続ける。


早くも125cm掘り器は傷まみれ...


それに変形している。


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しかし、根気よく繰り返していると大きな獲物を獲ることができた。

 

直径5㎝以上もありそうなこんな獲物が一度に2つも上がってきた。

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それからも同じような獲物がいくつか上がってきた。

 

こんな石がゴロゴロしてるのだろうか?

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先が思いやられるが、1号井戸の時にこんなヤツが居たら太刀打ちできなかったであろう。

 

125㎜掘り器のお蔭だ。

 

そして2号井戸後半で50㎜のスイコを65㎜に作り変えた成果であろう。

 

しかし、その65㎜のスイコが壊れた

 

この井戸掘りは当初塩ビパイプのみで掘る方法で始めた。

 

色んなサイトを参考にさせてもらったのだ。

 

しかし、我が家では無理があった。

 

そんなに柔らかい地層ではなかったのだ。

 

それに掘り器の先に刃を付けるとその刃自体が邪魔になり、大きな獲物をすくい上げることができない。

 

そこで掘り器は掘り器、スイコはスイコと役割りを完全に分けたのだ。

 

その為、私のスイコには刃がない

 

塩ビパイプそのものなのだ。

 

強い衝撃には耐えられない。

 

しかし、自然と力が入ってしまったのだろう。

 

先が割れてしまった。


まぁ刃が無いため、ある程度は消耗品って思っていた。

 

納屋に戻り、65㎜のジョイントで修理した。

 

コシタ弁も大きな獲物をすくい上げた為であろう、変形していたのでこれも修理した。

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本日はここまで。

 

深さを測ると2m9㎝だった。

 

前回が1m84㎝だったから、25㎝しか掘れていなかった。


これまでの掘削 209cm



3月8日

 

 

今日も休み。

 

朝から井戸掘り。

 

硬い地層が続く。

 

まずは75㎜のWラセン掘り器でグリグリやる。

 

真下の一箇所だけでなく、周りの手応えのあるところを探す。

 

大きな石があるのか、真下は空回り状態。

 

その為125㎜掘り器は使えない。

 

75㎜でグリグリやってスイコで吸い上げる。

 

手応えではもっと大きな石が上がってくるのかと期待するが、大きくても3~4㎝ってところ。

 

それが小石に混じって上がってくる。

 

それを繰り返す。

 

カリカリと空回り状態になれば上から叩き込むように上下運動で手応えのある場所を探し、またグリグリやる。

 

硬い。

 

でも、少しずつではあるが、確実に掘れている...

 

そう思いたい。

 

周りから崩した為か、真下の中央部分も手掛かりが得られるようになった。

 

ってことは大きな石ではなかったのか?

 

これは以前にもあったが、石を含んだ硬いシルト層だったのかもしれない。

昨日の堀クズを見てみるとまるでコンクリートのようだ。


固まってる

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一輪車に排出した掘りクズを見ても、青くまるでセメントを練っているようで、一輪車から下ろそうとしても固まってしまいスコップで掻き出さないと下ろせない。

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厄介だ。

 

これが続くとかなり手こずることになる。

 

でも、期限を決めたわけでもなく、気軽に楽しみながら掘ろうかぁ。

 

ここまでの掘削 225㎝