無人島CD

マイベストアルバム100選?

ray

















Rollingstone誌の "30 Best Music Biopics of All Time" (伝記的な音楽映画、ベスト30)はなかなか面白い


音楽に限らず伝記モノへの興味は薄いと自覚しているけれど、こうしてランキングを見るとそれなりに楽しんだ作品がいくつもあることに驚いた

その中でも13位にランクインしている 2004年の"Ray"は印象深く、公開時に劇場で観たというのに自宅にDVDまである(これはまだ再生したことがない)

結構長い作品(152分)で、しかも扱われるテーマが目の障害やアルコール、ドラッグ、暴力、浮気、そして人種問題、、、とヘヴィ(観終わった時には作品には満足しつつもグッタリしてしまった)ながらも最後まで集中して観られたのは脚本や演技の質の高さだろう

ビッグ・ネームなだけに”知ってるつもり”状態に陥りがちなアーティストだけれど、”つもり”の人には本アルバムを含む代表作に加えて、時代背景や当時の人間関係やその中でのレイの立ち位置を一挙に見せてくれる本作を是非お勧めしたい


週末にDVDを再生してみようかな










cookin'




















ギターのフェンダー社が "まな板" を発売した

↓ 画像 ストラト(上)とテレキャス(下)

strat



















tele















個人的には好みでも使い勝手(想像だけど)でも迷わずテレキャスなんだけど、、

最初に見つけた時の値段は4千円代だったのに(それでも高いけれど)、今や倍近くになってる

今使っているまな板はスタンダードな木製と小さくて薄いプラスティック製ながら、使い勝手は正直なところどちらもイマイチ

まさしく買い替え時ではあるが、迷いドコロだ



さて、クッキングといえば、有名なマイルスの”マラソン・セッション”

56年に "Cookin', "Workin'", "Relaxin'", "Steamin'"というアルバム4枚分の録音を(たった2日間で行った)歴史的な録音


以前(といっても10年も前)、"Walkin'"は取り上げたけれど、他の3枚も同じ様にジャズを聴き始めた頃から今だに愛聴盤


聴く度に、”入門編でもあり、上級編でもあるなあ、、”

と、上級者でもないクセに(!)感心する


聴き易いマイルス、しかもベースがポール・チェンバースということで気軽に入手した4枚だけど、(レッド)ガーランドピアノにコルトレーンのテナー、選曲も贅沢で聴き処満載、、こんなに長く聴くアルバムになるとは思いもしなかった

但し、4枚を同じくらい聴き込んでいるか?というとそこは疑問で、アルバムの総合点は甲乙つけ難いものの、1曲目に究極のバラードを擁する本作に分があるのは致し方ない

この "My Funny Valentine" こそが、”入り易くて抜けられない”ジャズの魅力に溢れた1曲だと思う


ところでアルバム・タイトルの意味については考えたこともなかったけれど、"Cookin', "Workin'", "Relaxin'" という流れの中で "Steamin'" って、、、ジャケからして普通に”喫煙”だよな

steamin
















bill

















GWに親族で京都の河原町に出掛けた時のこと

お茶でも飲もうということになり、看板が目に入った店に入ろうとしたところ、満席

しかも入店待ちの列まで出来ていた

茫然としつつも散々歩いた後で他の店を当たる元気もなく、順番待ちすることにした


「しばらく暇だなあ」

と思った瞬間に、ふと建物に見覚えがあることに気が付いた


よく考えてみれば昔よく来たレコード屋が入っているビル、、、何という偶然!

というよりもエレベーターで昇ってくるまで気が付かなかった自分にも驚きつつも、暇を持て余してその場を離れる体を装って久しぶりの買い物を楽しんできた

それにしても栄枯盛衰の激しい中で今でもLP中心の中古レコ屋が30年も続いているのは素晴らしい


この機会に入手しなきゃ、というほどのアルバムは見当たらなかったけれど、久し振りの訪店祝い?そして非日常な状況で入手した盤は記憶に残るということで数枚買って来た中の1枚

72年のセカンド

再発された紙ジャケではLPジャケットの観音開きまで再現されている

ヒット曲がある割に作品全体への評価に繋がらないアーティストの常?として、ジャンルの括りが難しいヒトではあるけれど、本作を通して聴くと(ジャンルが何かはさておき)彼の表現したかったことがよく伝わってくる

ワウワウやオルガンの音が印象的ではあるけれど、カーティス(メイフィールド)やダニー・ハサウェイのようなニュー・ソウルではないし、そもそもソウルに括ることにも無理があるかもしれない


aiuta


















初めて熊本のアーティストについて触れようと思ったところでこんなことになるなんて、、思わず少し寝かせてしまったけれど、八代亜紀のアルバムについて


以前、青江三奈について書いた時にいろいろ考えさせられた、日本の歌謡ブルースとアメリカのブルースについて、再考する機会を与えてくれたのが昨年リリースされた本作


聴いてみようと思ったのは B.B.の "Thrill is gone" が収録されているからだけど、アルバム全体のデキに大満足してしまったし、何よりもブルース云々を超越したヴォーカルの存在感に圧倒された

プロデュースした寺岡呼人も、(何テイクも録ってからコンピューターで数々の微調整を行うのが主流の中で)ほとんどの曲を1テイクで終え、録音後の修正も必要なかったことに驚いている

しかも普段歌っている演歌ではないのに、アウェイ感がないというか、普段にも増して貫録を感じさせる


本作にはカバーの他にも中村中 ("命のブルース")、THE BAWDIES ("Give You What You Want" -- OKAMOTO'sのハマ・オカモトとオカモトコウキが演奏で参加)、横山剣 ("ネオンテトラ")が新曲を提供している


八代亜紀の父はご近所から聴きに来るほど浪曲を歌うのが巧かったらしく、浪曲を聴いて育った自分には”浪曲は日本のブルースだ”という感覚がずっと前からあったらしい

いづれも”哀しみ”を歌っているという思いが本作のタイトルにも反映されたのかもしれない

ちなみに歌手を目指すようになったのも小5の時に父親が買ってきたジュリー・ロンドン("Cry Me a River" などでヒットがある)のレコードを聴いたのがきっかけとも


「まったくもう、早く言ってよ〜」

と思ってしまうくらい興味深い事実が音楽的な繋がりをしている

これから "舟唄" や "雨の慕情" を聴くと違った印象になりそうな気がする






primal


















桂歌丸が笑点の司会から降りると発表された

shoten















今年は笑点50周年ということもあって、この春には後楽園ホールに観に行ってきた

普通に応募したら当たったけれど、後で観覧希望当選率が約10倍と聞いてビックリ(さすがの長寿番組だ)

その時も歌丸は車イスで移動していたし、その後に寄席で見たときも仲入り前の出番で出る前にどん帳が降りる(高座に上がるところを見せないように)という状況、、、番組50周年を区切りに降板という決断は仕方ないのだろう

後任司会者が誰になるのか話題になっているけれど、新しい回答者を入れるという意味でも順当に(三遊亭)円楽にならないかなあ

そして新回答者には(立川)談春あたりが入ってくれたら最高だ





笑点の50年には及ばないけれど、87年にファーストをリリースしているプライマルはもうすぐ30年!


個人の勝手な感想としては、これには感覚が狂うというか違和感がある

彼らの活動ひとつひとつを見守ってきた熱心なファンではないから

「え、もう30年?」

という風な驚きがあるのかもしれないけれど、それ以上にプライマルの一貫性が時の経過を感じさせないのではないだろうか?

いろんな変化を遂げながらも本質は何にも変わってなくて、何年経っても大御所感が無いことが素晴らしいと思う、本当に

ノリ一発で決めるような印象とは真逆で、サウンドに細かいニュアンスの変化を織り込んでいくような巧みなテクニックが本作の随所に感じられる

気に入って何度も聴いて感心してはいるものの、そのテクニックの難易度はまったく理解できていない





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