無人島CD

マイベストアルバム100選?

1217 Teatro - Willie Nelson

teatro




















1998年にリリースされた45枚目のアルバム

ジャケットの映画館で演奏、録音されたらしく、何とも奥行きのあるサウンド

プロデュースはダニエル・ラノワ(ジャケット写真も彼によるもの)

彼の代表曲「The Maker」も収録

ウィーリー・ネルソンと共通する要素は思いつかないけれど、これが意外にフィットしている

ラノワ自ら弾くギターにコーラスはエミルー・ハリス

大先輩の前で緊張しているのか終始控え目なエミルーに対して、(部外者の強みとばかりに)傍若無人にギターをかき鳴らすラノワ


それまでちゃんと聴けてなかった彼の他の作品を聴くきっかけになったアルバム

といっても作品数が多すぎてまだ半分も聴けていないけれど、、


1216 WE ARE - John Batiste

john


















音楽をサブスクするようになってからメッキリCDの購入が減った(当然か)

というか普通のCDを買うことはまず無くなり、どうしても欲しい中南米系の音楽だったり、好きなアーティストの箱モノだったりという「配信でカバーされないもの」を時々オンラインで注文する程度に


少し淋しい気もするけれど、その替わりに(?)配信ならでは、というか「配信でなければ聴かなかったアルバム」に出会える楽しみが大きい

特にチャートにランクインしているようなアルバムを総まとめ的に聴く機会はラジオくらいでしか無かったけれど、時々(中古レコ屋でアルバムの上部だけをパラパラとめくるような感覚で)配信でチェックしてはお気に入りを見つけている



ジョン・バティステの2020年のヒット・アルバムもその中のひとつ

聴いているとソウルをベースにかなりゴスペルの要素を感じる

それに加えてどこか70年代っぽい歌謡曲感もあって、しかもスタイルをなぞっているのではなくしっかり消化され(発酵され)た様な、何とも懐の深さを感じさせる

それでいて「通っぽくない」というか全編明るさに溢れているのが印象的

さらにサウンドも個性的でどこかトム・ダウドを思わせるようなツボを刺激してくる


静かなピアノで始まる「I Need You」の裏打ちのヴォーカルには思わず身体が反応してしまうし、更にゴスペル感のある「FREEDOM」のファルセットには高みに連れて行かれる感覚、そして一転して重みのあるマイナーブルースの「CRY」、、、と圧倒的なオリジナリティとクウォリティ




先述のようにザッピング感覚でお気に入りを探して、いくつか見つけても愛聴盤になるものはなかなか無いけれど、このアルバムは(グラミー受賞している作品に今更ではあるけれど)特別な存在になりそう



このアルバムから嬉しい繋がりもあったのだけれど、それはまた後日




1215 22, A Million - Bon Iver

22




















2016年のサード・アルバム

最初の2枚はリリース直後から聴き込んだのに対して、本作は暫く経ってから落ち着いて聴き始めた


熱が冷めたワケではないけれど「曲単位で聴く」タイプのアーティストではないせいか、あるいは過去のアルバムをいつまでも聴いていられるせいか、新譜への飢餓感という程のものが無いまま月日が経っていたという印象

その分、結構大胆な変化がみられる本作もすんなり受け入れられた(これがリリース直後だったら違った印象だったろう)

いくらエレクトロニックに振れても、いつもの「清々しい荒涼感」がベースにある快作



1214 Let the Groove Ride - Boukou Groove

boukou



















2012年にリリースされたデビュー・アルバム「A Lil' Boukou In Your Cup」は、なかなか面白いニューオリンズ・ファンクだった

その後もリリースをチェックしていたけれど音沙汰なく、個人的には待ちに待ったセカンドだった本作

基本的に前作を踏襲した路線で安心して聴ける

こういうタイプのグループは、ライブが本領だろうからいつか狭いキャパの会場で観たいなあ

1213 Stillhouse - Steinar Raknes

stillhouse


















ノルウェー出身のベーシスト(兼シンガーソングライター)

チック・コリアやマイケル・ブレッカー、ビル・ペインなどとも共演経験があり、ノルウェーのジャズ・シーンでは最も先端的なベーシストとのこと

2012年にリリースされた本作ではヴォーカリストとしてデビューしている



という経緯などはまったく知らずにApple Musicでお薦めされるアーティストを追っているウチに辿り着いた一枚

最初聴いた時に

「あ、これは好きなタイプの音楽だな」

とはっきり確認した

ところが、それから暫く聴く機会を逃してしまった


それから数か月経った日曜日の朝に、コーヒーを飲みながらぼんやりしている時に、ふとこのアルバムを流したらスルスルっと入ってきた

個人的にはダニエル・ラノワや、ボン・イヴェールを初めて聴いた時のような「新しいお気に入りを見つけた」感のある嬉しい収穫

途中で歌詞がひっかかり、

「んっ」と意識し直して聴くと、よく知ってる曲のカバーだったりするのも(ベーシストのソロ・アルバムっぽくて)好印象、選曲も個性的で〇


これから10年、20年と聴いていく愛聴盤になりますように


ギャラリー
  • 1217 Teatro - Willie Nelson
  • 1217 Teatro - Willie Nelson
  • 1216 WE ARE - John Batiste
  • 1216 WE ARE - John Batiste
  • 1215 22, A Million - Bon Iver
  • 1215 22, A Million - Bon Iver
  • 1214 Let the Groove Ride - Boukou Groove
  • 1213 Stillhouse - Steinar Raknes
  • 1213 Stillhouse - Steinar Raknes
  • 1212 The Silent Song - Marike Jager
  • 1212 The Silent Song - Marike Jager
  • 1211 NORTHEAST CORRIDOR - STEELY DAN LIVE
  • 1211 NORTHEAST CORRIDOR - STEELY DAN LIVE
  • 1210 The Nightfly : Live - Donald Fagen
  • 1210 The Nightfly : Live - Donald Fagen
  • 1209 Meu Coco - Caetano Veloso
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  • 1208 TRIO - Dolly Parton, Emmylou Harris, Linda Ronstadt
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  • 1207 Five and Twenty - Aly Bain & Phil Cunningham
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