"GOOOOOOOOD MORNING, VIETNAAAAAM"
1111回目の記事ということで思わずDJロビン・ウィリアムズの口調でこのフレーズが思い浮かんでしまった（笑）
87年のアメリカ映画
型破りな空軍兵DJのエイドリアン（実在の人物らしい）をロビン・ウィリアムズが演じた異色のベトナム映画
公開から少し経った頃に観て好きだった作品
約30年振りの鑑賞ということもあって新鮮な気持ちで最後まで楽しめた
改めてこの作品が伝えたいことや伝え方のスタンスが気持ち良いなあと思った
ベトナム戦争を扱った作品だからといって重苦しい空気が続くわけでもなく、戦争の是非を問うような挑戦的なものでもなく、何よりも映画作品そのものが大作然としていなくて心地よく観られる
とはいえ単なる娯楽作品ではなく、軽率にベトナム人との距離をつめたり女性蔑視や人種差別するアメリカ兵を自虐的に解釈している箇所もさり気なく含めるという結構なチャレンジに成功している
最期に流れるサッチモの「この素晴らしき世界」にも、こんな悲惨な映像をバックに素晴らしい世界もないだろうに、、、と不快とまでは言わないがモヤモヤしたものを30年前の鑑賞では感じたことを思い出した
今では感受性が衰えたこともあるし、エンターテインメント作品には時にしてこういう乱暴な橋を渡らないといけないこともわかる様になったつもりだ
サントラにはこの他に、Nowhere To Run (Martha & The Vandellas), I Get Around (Beach Boys), I Got You (James Brown) など時代を代表する曲が並んでいる
このblogを再開する際に、新譜をレビューするサイクルがシックリこなくなったと書いた
その代わりというワケではないけど映画をよく観るようになった
（繰り返し鑑賞する）音楽よりも（基本一度だけの）映画の方が目に見える形で所有することが難しい今となっては自分には向いているのかもしれない
ということで映画blogを始めました
今後はこちらの方が更新頻度高くなりそう
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