March 05, 2004

多摩橋 -- 羽村取水堰(羽村)

97ca2062.jpg多摩橋をくぐって土手上に上がると、福生市営プールがある。

プール脇を抜けて進むと、土手自体が森の木立の中に吸い込まれていく。
河原と言うよりは、深い木立が空を覆い、その森の中に公園がある。
福生柳山公園だ。

真夏にこの深い木陰はありがたい。
きれいなトイレもあり、格好のレストポイントである。
ただ、汗のにおいが蚊を集めるので、休んでるんだか虫と格闘しているんだか、判らなくなりますが。

結局、蚊に追い立てられるようにしてコースに戻ると、すぐに永田橋である。
この橋は平面交差で、車の切れ目を見て通りを横断することになる。気をつけて下さい。

通りを渡ると多摩サイは川沿いのスロープを下り、しばらく走るとまた河川敷の公園に合流する。
福生かに坂公園である。
公園内はダートである。

やがて、公園の北側に、昔多摩川の砂利を運ぶために作られた引き込み線の名残の土手道が現れる。この土手上へ、スロープで上がる。ここは高さが高くて見晴らしが良く、高速道路のようである。

後はこのコースをひたすら北上するだけ。
ゴールはもうすぐである。

新しくできた羽村大橋が、遙か天空を通過するが、多摩サイとは別次元の巨大建築物であり、コースに影響はない。
やがて歩行者、自転車専用橋の羽村堰下橋を過ぎると、ゴールの玉川上水羽村取水堰である。

多摩サイは、玉川上水の掘削を行った玉川兄弟の銅像がある取水堰公園に入る。
そのまま直進すると、取水堰の水門となる。
水門上は人が歩けるようになっているのだが、普段はチェーンで閉鎖されていて、関係者以外立ち入り禁止である。
ここから先は、進めない。

進めないのだが、多摩サイの終点は実はここではない。
実際、ここで休憩しているローディは、ほとんどいない。みんなどこへ行ってしまうのだろう?

先ほどの羽村堰下橋を対岸に渡ると、ふたたび土手上にサイクリング・コースが始まる。
でも、このコースも、この場所に出来た立派な郷土資料館や、保存された旧下田家住宅を過ぎたところで、不意に終わってしまう。

まるで、ナイフで切ったように、突然に。

じゃあ、多摩サイの終点はここなの?


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