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中国のお菓子

2011年03月03日22:29中国天津の銘菓:十八街麻花

中国天津の銘菓:十八街麻花



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麻花:かりんとうに似た、小麦粉をこね、油で揚げて作る中国華北の菓子。きつね色に揚がった、香ばしく、さくさくした食感と、甘い味が特徴。

北方地域では、朝食に豆乳、豆腐脳(豆乳を煮立て、石こうを入れて半固体に固めたもの。好みの調味料をかけて食べる)、お粥などと一緒に食べる。

昨日「天津の十八街麻花」を食べたので、ここで少し紹介しておく。麻花の中で最も有名なのは天津の「十八街麻花」である。「十八街麻花」は朝食で食す麻花と違いおやつで食べるお菓子類である。天津三大小吃の一位に入る。

大きいものでは50cm程度のものがあり、砂糖をまぶしただけでなく、氷砂糖や金平糖が表面に挟み込まれているものもある。最近は10?ほどのが人気。

老舗の「桂發祥」(けいはつしょう)のものが有名。天津の大沽南路十八街という場所にあったため、「十八街」が愛称となっている。油で揚げてあるが、1ヵ月以上湿ったりせず、風味がなかなか落ちない点にも人気がある。 単に1本の生地をねじったものではなく、中心にゴマ、クルミ、カボチャの種、ウメの実の砂糖煮、キンモクセイの砂糖煮などを混ぜた、芯となる生地があり、少し複雑になっているのが特徴。「什錦夾餡麻花」ともいう。

f1ea523e-sこちらは一般に朝食で食べられる「麻花」。「十八街麻花」はサクサクした食感を求めるが、主食の「麻花」は柔らかくて、子供から老人まで日常に食べられている。


2011年03月03日22:21北京の菓子兼薬の銘菓:茯苓夹餅

北京の菓子兼薬の銘菓:茯苓夹餅



a424eec471527e66茯苓夹餅

昨日、久しぶりに北京の銘菓「茯苓夹餅」を食べましたので、今日ここで少し紹介して置きます。

茯苓:猿の腰掛の菌核で、漢方薬材の一味で利尿剤に用いることが多い。

少なくとも800年前から、「茯苓夹餅」の記録が残っています。当時は小麦粉で薄い皮を作り、皮の間に茯苓の粉末を蜂蜜や水飴で練って挟み、食べていました。その後、清朝の時にはさらに食べやすく工夫され、皮はどんどん薄くなり、間に挟んだのは茯苓だけではなく、現在は各種のナツ類を入れお菓子風に加工し、各地から北京旅行に訪れる観光客が必ず買う銘菓になりました。

日本の方が想像するお菓子の味と少し違って、中国では体にいいお菓子として買う事が多いです。それほど美味しいと個人的には思いませんが、北京旅行のチャンスがある日本の方、味見して見てくださいわーい(嬉しい顔)


2011年03月03日22:14中国茶菓子:阿胶蜜棗

中国茶菓子:阿胶蜜棗


ca2bf3b8-s阿胶蜜棗

大連から帰ってきた学生からお土産でもらいました。中国のお土産はこの種の茶菓子が多いです。

これは棗菓子です。阿胶は薬でロバの皮を煮詰めたゼラチンです。貴重な薬剤です。阿胶に蜜いれ棗をつければ阿胶蜜棗になります。

美味しいし体にも良いので、どのうちも茶菓子としておいてあります。特に鉄分が豊富で貧血によく効きますので、貧血の方にはお勧めです。


2011年03月03日22:08中国名菓子:鳳梨酥

中国名菓子:鳳梨酥


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餡がパイナップルのお菓子。主にパイナップルの産地である南方で食べられていたお菓子ですが、最近はどのスーパーに行っても手に入ります。

台湾の鳳梨酥が現在最も有名で、台湾に旅行に行く人がほとんど買うお土産になっています。

伝説故事:

三国時代(220-280年)劉備が孫権の妹を嫁に向かうとき、祝賀で作った喜餅(めでたい時に作る餅)にパイナップルを入れたのが始まりだといわれています。

甘酸っぱくて個人的には好物です。


2011年03月03日22:01中国子供の大好物菓子:糖葫芦
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42dc24e7中国子供の大好物菓子:糖葫芦



氷糖葫芦とも言います。子供だけではなく、大人も良く食べるポピュラーなお菓子です。街歩くと良く市場で目にすることができます。昔は主に冬のお菓子でしたが、最近は年中見れるようになりました。

サンザシがメインでしたが、最近はいろんな果物が使うようになりました。

つくり方は簡単。竹の串にいろんな種類の果物を竹の串にさし、外側に水あめを付け冷やして出来上がります。

f7e3ba60-s昔主にサンザシを使ったのは、サンザシは漢方では消化に好い果物ですが、そのまま食べるにはずっぱ過ぎて、このように水あめで衣を作ると甘酸っぱくなって、食べやすくなるしたくさん食べられるからです。

最近は写真のように種類が増え、ただのお菓子感覚で食べるようになりました。
中国語学習書に良くこのお菓子の名前が出ますので、ここで簡単に紹介しま~す。