2023年12月04日

寺子屋の教え118 「父を諫むる子有らば・・・。」

“父を諫むる子有らば、その家必ず繁栄す。”
父も常に義の有る言動を取るとは限らない>
時に義の無い時もある。

会社組織に置き換える。
上司も時に、正義を外すことがある。
その時に部下の言動が重要だ。

保身で何も言わない。
好ましくない忖度が働くこともある。
上位者に諫言することは勇気が要る。

その勇気ある部下が居る組織は安全だ。
間違った方向には行かない。
発展する可能性も高くなる。
  
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2023年11月27日

寺子屋の教え117 「木は縄に従って材なり・・・。」

“木は縄に従って材なり、君は諫めに従って聖なり。”
木は製材するとき、黒縄の従って切る。
真っすぐな材木が取れる。

君主は臣下の諫めに従えば聖人になれる。
しかし、なかなか上の者は難しい。
下の者の言うことは聞かない。

肩書や地位によるプライドがある。
自分に自信がある。
それが破るのは無難しい。。

下の者も余計な事は言いたくない。
保身が働く。
おたがいに乗り切る壁は厚い
  
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2023年11月20日

寺子屋の教え116 「父不義を為すに当たらば・・・。」

“父不義を為すに当たらば、子必ず争いを諫むべし。”
父が義の無い行いをする。
この子は必ず義を説いて諫めること。

臣下の関係を言っている。
また、上位に立つ者の心得を説く。
言いたいことは分る。

しかし、現実はかなり難しい。
会社においてはもしそんな上司が居ればどうするか。
多くの部下は目をつぶってしまう。

諫言と言う言葉もある。
随分の勇気と覚悟が必要だ。
それほどの信念を持ちたいものだ。
  
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2023年11月13日

寺子屋の教え115 「言は前に定れば躓かず・・・。」

“言は前に定れば躓かず、事は前に定れば苦しまず。”
言うべきことは其の前に十分に考える。
そうすれば躓くことはない。

行いも実行前に十分に考える。
準備する。
そうすればうまく行く。

万事において事前が大切である。
それは其の通りだ。
しかし、そのことに気づくのは躓いてからだ。

真に情けないことだ。
しかし、幾度も経験している。
その中で少しずつ学ぶ以外ない。
  
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2023年11月06日

寺子屋の教え114 「身を脩むるときは道立つ・・・。」

“身を脩むるときは道立つ、賢を尊ぶときは惑わず。”
自分を正しく整える。
多々しい道を歩むことができる。

賢人を尊ぶ。
日常正しい道理を聞くことができる。
迷うことが無くなる。

人は安易に流れる。
多少の悪には目をつぶる。
逸れず処世術とも考えている。

しかし、本道を求める。
そのために知識は必要だ。
何より、賢人と言える人々の言動を知ることだ。
  
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2023年10月30日

寺子屋の教え113 「先ず自ら口を汚すが如し・・・。」

“先ず自ら口を汚すが如し、色は染めざれば穢るることなし。”
黒に近づけば黒くなる。
朱に交われば赤くなる。

言霊という言葉がある。
言葉にやどると信じられた霊力。
言葉にすることで内容どおりの状態が実現する力がある。

特に実現すること力は凄い。
良いことであればよい。
怖いのは悪い方に進むことだ。

だから、悪口は口にしない。
他人の悪口は慎む。
心が悪に染まることはない。
  
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2023年10月23日

寺子屋の教え112 「美女は醜婦の仇・・・。」

“美女は醜婦の仇、君子は小人の敵。”
美女は醜女には仇のように憎まれる。
君子は小人物から疎まれ、敵のように思われる。

妬みは誰にでもある。
ああなりたいという欲望もある。
実現できない反動は怖い。

それが憎みや敵視として現れる。
接点がない場合は特にそうだ。
美女や君子のことを知らない。

どんな事で悩み、苦しんでいるのか。
表面的なことだけで捉えられてしまう。
だからこそ、身を引き締めなくてはならない。
  
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2023年10月16日

寺子屋の教え111 「声色は徳を敗るの具・・・。」

“声色は徳を敗るの具、思慮は生を残なうの基
音楽と色恋。
人の心を惑わす。

思慮深く有れ。
じっくりと考え、リスクを低減する。
これも真に大切なことだ。

しかし、振り返ってくよくよする。
過ぎれば、命を縮める。
時代が変わろうと常にある。

音楽も色恋も人生を豊かにする。
偶にはクヨクヨするのも良い。
バランスが大切だということだろう。
  
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2023年10月09日

寺子屋の教え110 「先んずるときは人を制し・・・。」

“先んずるときは人を制し、遅るるときは人に制せられる。”
相手より一歩先んずる。
準備し、手を打つ。

断然有利になる。
相手を対することができる。
遅れを取ると相手にやられてしまう。

相手に先んずる。
なかなか難しい課題だ。
相手は1人ではない。

多くの情報が無くてはならない。
余の中の動静も知らねばならない。
情報を制するものは勝者となる。
  
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2023年10月02日

寺子屋の教え109 「天地は一物の為に・・・。」

“天地は一物の為に天、その時を枉げす。
“日月は一物の為に、その明らかなるを晦まさず。”
“王者は一人のために、その法を枉げず。”

天地は万物を養うことを徳とする。
何か一つのために季節を枉げることはしない。
公正、公平であるべきだ。

太陽や月は万物を明るく照らす。
何か一つのために、照らしたり、照らさないことはない。
公正、公平であるべきだ。

王は万民の安寧を願う。
誰か一人のために法を枉げることはしない。
公正、公平であるべきだ。
  
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2023年09月25日

寺子屋の教え108 「天理に循えば利を得、・・・。」

“天理に循えば利を得、人欲に循えば禍を受く。”
天の法則に従う。
正しく行動する。

そうすれば自ずから利益を得ることができる。
それは求めずに向こうからやってくる。
必ず利があるという。

一方、人の欲に従うとなかなか利益を得ることはできない。
相手にこちらの思惑が見える。
協力を得ることが難しい。

足を掬われる。
危害を受けることもあるかも知れない。
人欲、我欲だけではは決して良い結果を生まない。
  
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2023年09月18日

寺子屋の教え107 「戯言なれでも思うより出で・・・。」

“戯言なれでも思うより出で、戯動なれども謀に作る。”
人は時に戯言を言う。
実はその思いは心の中にある。

それが言葉となり、口に出る。
それは慎まねばならない。
深いところで制御することか求められる。

戯動も同様だ。
他人を楽しませるための戯動もある。
しかし、多くは人を楽しませることではない。

おどけることも心の中に考え思いがある。
何かを繕う、自分の思いを隠すことになる。
そんな思いも強く諫めねばならない。
  
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2023年09月11日

寺子屋の教え106 「我、人において悪しきこと無ければ・・・。」

“我、人において悪しきこと無ければ、人、我において悪しきこと無し。”
他人に対して悪いことをしない。
そうすれば、他人も自分に悪いことはしない。

だから、自分の言動を正しくする。
他人に害を加えない。
他人の悪口を言わない。

そんな姿勢が大切なのだ。
しかし、相手によって受け止め方が違う。
相手に利害がある場合は要注意だ。

一層の配慮とリスク管理意識は大切だ。
その中でも、肯定的な相手への視点は重要だ。
バランス良く対応したい。
  
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2023年09月04日

寺子屋の教え105 「人は必ず自らを侮り・・・。」

“人は必ず自らを侮り、然して後、人これを侮る。”
人は自分を軽く見るときがある。
そして、節度の無い言動を取る。

結果として、他人から軽く見られる。
侮られる。
自分が原因なのだ。

人は弱点には敏感だ。
できないことがある、欠点を指摘される。
なかなか自己評価が上がらない。

本当は凄いものを持っている。
素晴らしい点も多くある。
それを自覚することが大切なのだ。
  
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2023年08月28日

寺子屋の教え104 「天理に循えば利を得、・・・。」

“天理に利を得、人欲に循えば禍を受く”
天の法理に従う。
正しく行動する。

そうすれば利益を得る。
心の欲に従って動く。
悪い事をすれば災厄を受ける。

少し、極端な言い方だ。
しかし、真理がある。
私利私欲は長くは続かない。

人は正しい行いを続ける。
人は他人のために働く。
そんな部分は持っていたい。
  
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2023年08月21日

寺子屋の教え103 「戯言なれども思いより出で・・・。」

“戯言なれども思いより出で、戯動なれども謀に作る。”
戯言を言う。
心の中にその思いがある。

おどけて振る舞う。
それも何か企てがある。
人の言動は心の在り様なのだ。

結局、心の状態が表に出る。
それを見落とさない。
他人を見ることが大切だ。

もう一点は自分を見ることだ。
自分の言動を振り替える。
自部の心の在り様を振り返る。
  
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2023年08月14日

寺子屋の教え102 「船は居住の風に随い・・・。」

“船は居住の風に随い、善悪は縁より起こる。”
船は風が吹くことで動く。
何処にでも行くことができる。

人が動く。
善悪に動く。
それは他人との縁に因ることが多い。

どちらも良くあることだ。
風も人任せにしない。
選ぶことが大切だ。

人の縁も自分で選ぶ。
悪縁とならぬよう築き上げることが大切だ。
人生の舵は自分が握っている。
  
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2023年08月07日

寺子屋の教え101 「罪科は不仁より起こり・・・。」

“罪科は不仁より起こり、喧嘩は酒興より起こる。”
仁の無いものは行いが悪い。
罪に問われる言動が起こる。

喧嘩は宴席で起こりやすい。
自分の気持ちが制御できない、
それがぶつかる。

心の整い方が問われる。
しかし、人は複雑だ。
善悪を心に合わせ持っている。

美しくありたいと思う。
これくらいは良いんじゃないかとも思う。
その鬩ぎ合いなかで生きている。
  
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2023年07月31日

寺子屋の教え100 「天理に循えば利を得・・・。」

“天理に循えば利を得、人欲に循えば禍を受く。”
天の法則に正しく従って行動する。
そうすれば利益を得る。

心の欲によって行動する。
悪いことをする。
災厄を被る。

明確な言葉だ。
そうであると思う。
そうであって欲しいと願う。

正しく生きることは難しい。
否、簡単である。
その人の成熟度によることだ。
  
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2023年07月24日

寺子屋の教え99 「金銀は飢えても食らわれず・・・。」

“金銀は飢えても食らわれず、ゆえに穀を持って貴しとす”
金銀は飢えたときには食べることができない。
しかし、穀物は命を繋ぐことができる。

今は少し違う。
大飢饉でない限りはお金でものが買える。
金銀は大きな価値を持つ。

会社では役職離任制度がある。
今までの肩書・権威が無に近くなる。
そうなると実力がモノを言う。

結局、ベースとなるモノを持つ。
そんな力を持つために努力する。
長く必要とされる存在には必要なことだ。
  
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