両方見たので一緒に記事に上げておきます。
まずはRTUから。日本人選手以外はあまり追ってないですが、最近出場する日本人選手が多いのでチェックすることが増えてますね。
フライ級
○鶴屋怜 vs マーク・クリマコ×(3R判定 3-0)
Rei Tsuruya vs Mark Climaco
鶴屋選手初の苦戦でしたね。組みでは明確に上回ってましたが、打撃では良いのをもらってしまい3Rにはハイキックであわやの場面も作られました。2Rはクリマコに取られていたんじゃないかな?
クリマコは組み負けているところからローで有効打を奪ったり、何度も逃げて展開を作り直すなど頑張ってました。
鶴屋選手も課題として打撃は取り組んでいると思うので、勝ちながら課題が顕在化するという理想的な試合結果、内容じゃないでしょうか。
今後に期待。
今後に期待。
フェザー級
○カイウェン vs 神田コウヤ×(3R判定 3-0)
Kaiwen vs Koya Kanda
いくらなんでも神田選手が消極的すぎたような。有効打の差もほぼなさそうだし、手数の多さは若干神田選手かと思いましたがあの内容ではポイント付けてもらえないですかね。
再三セコンドが「やりきるぞ!」と言ってて不安になりましたが案の定負けてしまいましたね〜。
再三セコンドが「やりきるぞ!」と言ってて不安になりましたが案の定負けてしまいましたね〜。
カイウェンも後の先を取る作戦だったので手数が少なかったですが、パワーパンチとオクタゴンの中央を取る印象でポイント取りましたかね。
なんとも言えない試合でしたね…。
バンタム級
○シャオ・ロン vs 上久保周哉×(判定 2-0)
Xiao Long vs Shuya Kamikubo
レベルが低いのか高いのかよくわからない試合でした。
上久保選手が途中からガス欠&ダメージで打ち負けてしまい、最後は組んでもどうにもならないのに組み狙いを繰り返すという内容で残念でしたね。まぁ効いてたし離れてもどうしようもないからしょうがないですが。
上久保選手が途中からガス欠&ダメージで打ち負けてしまい、最後は組んでもどうにもならないのに組み狙いを繰り返すという内容で残念でしたね。まぁ効いてたし離れてもどうしようもないからしょうがないですが。
シャオロンも上久保選手の組みを警戒して結構パンチを貰っていたので、パンチ勝負に持ち込むプランも必要だったと思いました。
あの試合内容だと組みと打撃が分離しまくっていて、警戒するポイントがわかりやすかったかなと。
総合って難しいですね。
あの試合内容だと組みと打撃が分離しまくっていて、警戒するポイントがわかりやすかったかなと。
総合って難しいですね。
ライト級
○原口伸 vs パク・ジェヒョン×(3R判定 3-0)
Shin Haraguchi vs Jaehyun Park
3Rに渡って組みで圧倒して勝ちましたが29-28が2名いたのが謎でしたね。途中飛ばしてた時になんか当たったかな? 30-27でしかるべきかと思ってました。
ジェヒョンは良いところを全部潰されてましたね。膝合わせたり色々やってましたがあれだけ組み負けるとどうしようもない、といった感じ。
原口選手は「コレが俺のやり方だ!」と言ってましたがちゃんとTD取ってますし、胸を張っていいかと。
次はUFCSINGAPOREの感想です。
スパンは2Rに左フックをスミスの目にヒットさせてTKO寸前まで追い詰めましたがあそこで決めきれなかったのが全てですかね〜。3Rにももっと攻めれたと思いますが、逆に有効打でリードされてしまった印象でした。
これでチャンソン引退ということで。アジア勢としては過去最もUFCの頂点に近づいた選手でしょう。思想の面とかでどうかと思うところはありましたが😅、男性のMMAファイターとしては間違いなく過去最強のアジア人選手。お疲れ様でした。
とはいえ、まだまだ下の方では勝てる動きをしていたし、試合内容は間違いない選手なのでまだ続けられそうだな〜とも思いました。
こんなわけで。
次はUFCSINGAPOREの感想です。
ナンバーシリーズじゃないですが、プレリムに日本人選手が出ていたので、その試合は見てます。
ウェルター級
○ビリー・ゴフ vs 木下憂朔×(1RTKO 右ボディストレート→パウンド連打)
Billy Goff vs Yusaku Kinoshita
最初のパンチの交錯を見て、「これは木下選手が勝ちそうだな〜」と思ってたところから徐々にゴフが前に出て手数を増やし、最後はボディストレートが直撃してダウン。ストップになりました。
この相手に落としたのは痛すぎますね…。実力的には勝てた相手。TDDも完璧でしたし、ローはもらってましたが、パワーパンチは相当当ててました。
これで木下選手は厳しいですね…。本戦2連続フィニッシュ負けは。この日一番ビックリした試合内容だったかもしれません。
バンタム級
×風間敏臣 vs ガーレット・アームフィールド○(1RTKO 右ストレート)
Toshiomi Kazama vs Garrett Armfield
打撃の差がすごかったですね。最初のワンツー食らったのでTD出来ないときつそうと思いましたが、その予想が当たってしまいました。最後はローに右を合わされて終了。あの場面でローを蹴るのもないよな〜と思いましたが、朦朧としていたでしょうからしょうがないか。
アームフィールドはワンツーが上手くてそれだけでかなり削れてましたね。TDDもしっかりしてて完勝中の完勝でした。
ここからメインカード
ヘビー級
○ジュニオール・タファ vs パーカー・ポーター×(1RTKO 右ストレート)
Junior Tafa vs Parker Porter
最初の打ち下ろしの右とヒザ蹴りでほぼ終わってましたね。ポーターも粘りましたが金網際でカウンターの右を被弾してフィニッシュ。余計な加撃がなくてよかったです。
ヘビー級らしい試合でした。
ヘビー級らしい試合でした。
女子フライ級
○エリン・ブランチフィールド vs タイラ・サントス×(3R判定 3-0)
Erin Blanchfield vs Taila Santos
判定が難しい試合でしたが、2Rのサントスが脇差してから投げに行って自爆したのが響いたように見えました。あれで2Rブランチフィールドに付いたんじゃないかな。3Rはブランチフィールドが気合で組んで削って最後は打撃でも優勢にたった印象。とはいえ全く楽な試合じゃなかったです。こういう試合を拾うのは凄いですが。
サントスはTDDは出来てましたが組み替えして攻めに行く所は防がれてしまってましたね。あそこで逆にTDできていれば結果は逆だったかなと。
良い試合でした。
良い試合でした。
バンタム級
○中村倫也 vs フェルニエ・ガルシア×(3R判定 3-0)
Rinya Nakamura vs Fernie Garcia
完勝でしたが試合内容的にはフィニッシュしたかった。ポジションとってからの極めの流れは見えたんですが、パウンドをもっと見たかったですね。
打撃に関してもミドルキックと前蹴り、カーフ、ハイキックと多彩で上手くてこっちでもポイントもっと取れそうでしたね。
そして英語マイクが一番良かった。これできると人気が全然違いますよね。
試合内容もコメントも最近の日本人選手の中ではトップレベルなのでもっと期待しちゃいますね。
試合内容もコメントも最近の日本人選手の中ではトップレベルなのでもっと期待しちゃいますね。
フェザー級
○ギガ・チカゼ vs アレックス・カセレス×(3R判定 3-0)
Giga Chikadze vs Alex Caceres
体全体の速さはカセレス、パワーはチカゼという感じでしたね。お互い蹴りの隠密性が高くて素晴らしかったです。特にチカゼのハイキックは気づいたら飛んできてるみたいな蹴りで厄介そうでしたね。よくカセレスが防ぎ切ってました。
カセレスも戦前よりは差が開かずに最後まで打撃でやりあえていたので良かったですね。流石に何度かビッグパンチもらってましたが。
正直言うともっとチカゼが差を見せて勝った欲しかったですが、カセレスも良かったということで…。
正直言うともっとチカゼが差を見せて勝った欲しかったですが、カセレスも良かったということで…。
ライトヘビー級
○アンソニー・スミス vs ライアン・スパン×(3R判定 2-1)
Anthony Smith vs Ryan Spann
1,3Rでスミスが取りましたかね〜。自分もスミスと思いました。3Rにもしっかりポイントを稼ぐ打撃を当ててましたし。
スパンが驚くほどの判定ではないと思ってますが、主要サイトの判定を見るとスパン優勢の声も多く。
スパンは2Rに左フックをスミスの目にヒットさせてTKO寸前まで追い詰めましたがあそこで決めきれなかったのが全てですかね〜。3Rにももっと攻めれたと思いますが、逆に有効打でリードされてしまった印象でした。
フェザー級
○マックス・ホロウェイ vs ジョン・チャンソン×(3RTKO 右フック)
Max Holloway vs The Korean Zombie
チャンソン良い動きだったんですけど、ホロウェイの打撃が完全に上回ってましたね。2Rにもんどり打ってダウンした時にホロウェイが締めに行ったおかげで回復しましたけど、追撃が多く入ってダメージをためてしまいました。3Rにはチャンソンも勝負の打ち合いに誘いましたけどホロウェイのカウンターの前に撃沈でしたね。
ホロウェイの打撃は相性悪すぎた。カウンターが全部バコバコ入ってました。そして試合後のホロウェイの顔面は印象よりダメージ無く…。
これでチャンソン引退ということで。アジア勢としては過去最もUFCの頂点に近づいた選手でしょう。思想の面とかでどうかと思うところはありましたが😅、男性のMMAファイターとしては間違いなく過去最強のアジア人選手。お疲れ様でした。
とはいえ、まだまだ下の方では勝てる動きをしていたし、試合内容は間違いない選手なのでまだ続けられそうだな〜とも思いました。
これだけ激戦続けてきてよくまだ元気だなと。
こんなわけで。
最後の試合のインパクトが凄かったですね。しっかり仕留めて介錯したホロウェイもまた素晴らしかった。
日本人選手では平良選手と中村選手、鶴屋選手の今後に期待ですね。
終わり