今年のカプコンカップ(以下CC)はメナが通算2度目の優勝! おめでとうございます。
ベスト8には日本勢が残れずに残念でしたが、その代わりに今年日本勢が力を入れていたSFリーグでは日本チームが優勝ということで、まぁ今年の取り組みの結果がそのまま出た感じでしたね。
個人戦のCCでは、英国のエンディングウォーカー(16歳)や、中国のゼン(19歳)が活躍して若手台頭を印象付けました。優勝したメナも元々17歳くらいでCC優勝した元祖若手勢なので、そのメナがゼンを止めて優勝というのはストーリーがあってよかったですね。
日本に武者修行に来た末に勝ったにも地味に嬉しい。
で、次のCC開催が決定。タイトルは変わってスト6でのCCとなるのですが、そこの優勝賞金が1億円超(100万ドル)と決定しました。コレはでかい。
今までは格ゲーでeスポーツを語る時に「中には優勝賞金数億円の大会もある」と暗にLoLを引き合いに出す必要がありましたが(笑)、今後は「格ゲーで優勝賞金1億円の大会がある」とアピールできます。あまりに大きい。
これくらいの規模になれば国内のeスポーツへの理解増進に繋がりますし、自治体や政府の協力も得やすい…。同時にカプコンは勝負してきたな〜と思います。
ただ、これだけの賞金の大会なので各プロがガチガチで挑んでくることも容易に想像できます。そうすると、甘いキャラ調整をすると全プロが一つのキャラに集中…みたいなことにもなりかねず。調整する開発陣にはプレッシャーがかかって、それもゲームにプラスの効果があるとは思いますが。
また、バグや情報共有に関しての意識が変わる可能性もあり、コミュニティの変化やプロ同士の取り組みの変化なども注視していきたいですね。
※ネタ隠ししてCCに持ってくる、みたいなムーブもあるかも。ただシーズンが長いので隠し通せるかは微妙ですが。オフでの対戦の重要度が上る可能性が高いですね。
ゲームシステムから色々と期待されているスト6ですが、さらに発奮する要素が出てきて楽しみすぎますね。最近は自分もスト5をできていないので、またモチベが高まってきました。プロシーンに関係ないエンジョイ勢でコレなんですから、プロは本当にやる気出るでしょうね。見る方としても楽しみ。
終わり