ウェルター級
×マイク・ペリー vs ダニエル・ロドリゲス○(3R判定 3-0)
序盤は距離が近かった両者ですが、徐々にロドリゲスがジャブローで距離を制し、長い距離の左ストレートを被弾させて判定勝ち。
ペリーは打たれ強かったですが、かなりボコボコにされてましたね…。足も結構効いていたのでは?と思いました。
ペリーの方からすると蹴られればよかったのと、途中TDに切り替えた所はすごく良かったんですが、後が続きませんでした。
ロドリゲスも3Rはスタミナが切れつつあったので、立ち回り次第ではもっと接戦になったかもしれません。
女子ストロー級
○マッケンジー・ダーン vs ニーナ・ヌネス×(1R一本 腕十字)
ダーンが積極的にスタンドで打撃を当てつつ組み、TD。パス、マウント奪取からラウンド終了間際に腕十字で一本勝ち。
盤石の強さでしたね。
ストロー級でこれだけあっさり極めるのはすごい。しかも一応ニーナってランキング5位ですよね?次からトップランカーになるんでしょうか。
体重超過が多く、あまり良いイメージのない選手ですが(笑)、スタンドでの積極性も見せましたし選手としては順調に伸びている気がしますね。
ヤン・ウェイリーが王者で相性的にはきつそうですが、寝かせれば爆発力があるって結構面白い組み合わせだと思うので、見てみたいですね。
※ダーンがウェイリーにスタンドでボコられたら体重超過の報いじゃ!みたいな感想も出そうですし(笑)。
ミドル級
×サム・アルヴィー vs ジュリアン・マルケス○(2R一本 バックチョーク)
OFGによる大振りなボクシングマッチ、という感じでしたがマルケスの方がボディストレートやボディジャブ等の散らしが多かった分、優勢に感じましたね。
お互い効かされる場面もありましたが、最後はマルケスが効かせた後にパウンドをまとめしっかりチョークでアルヴィーを落としました。
ブンブン振り回す試合も1興行に1試合くらいあるとアクセントになって良いですね。
フェザー級
○アーノルド・アレン vs ソディック・ユサフ×(3R判定 3-0)
常に前に出るユサフとそれにプレッシャーを受けながら捌くアレンという構図でしたね。
アレンのカウンターと左ハイキックが決め手でした。ユサフは攻める姿勢はいいもののコンパクトなアレンの左の攻撃をもらうシーンが多く印象が悪かったです。
とはいえ、ダウンがなければユサフがリングジェネラルシップ的な部分は制していたので、勿体なかったとも思いました。
※組みの展開でもユサフはアレンの好きなようにさせていなかったので。
良い試合でした。
ミドル級
○マーヴィン・ヴェットーリ vs ケビン・ホランド×(5R判定 3-0)
ヴェットーリがブランソンメソッドでホランドを完封しました。
とはいえ、スタンドでもヴェットーリがプレッシャーを掛けていたのは凄かったですね。その部分はブランソンが出来なかったところなので。
ホランドも何度か効かせるシーンを作りましたが、ヴェットーリの組みに負けてしまい決める切るまでには至りませんでした。この負けは痛い…。
ヴェットーリは急遽登場の殺傷力あるホランドにこの勝ち方が出来たのは凄いのでは? 地力の高さ、総合力の高さを見せた形。
ホランドは2戦連続で似たような形で負けてしまい、ギャンブル失敗感があります🙄
反応が良く、ボディワークが良いもののプレッシャーを受けると下がってしまうところが出たのかも? あとボディワークが多いのでタックルや組み付かれたときに初動が遅れるのもあるんでしょうか。
反応が良いのが逆に命取りになるパターンかも。
ヴェットーリが良い具合に打撃と組みを組み合わせていたので、ブランソン戦よりも弱点が見えてきた気がします。
※それでもパンチを効かせるシーンを作ったのはさすがでしたが。
今後ホランドの向かう先が気になります。
ヴェットーリは次こそトップランカーと対戦してほしいですね。ティルと戦って勝てればタイトルマッチの可能性もあったでしょうし…。
※アデサンヤがミドル級を一層してる感があるため…
ヴェットーリの次戦にも注目っすね。
終わり