東大合格を目指す高校生と教師らを描く漫画「ドラゴン桜2」(モーニング・講談社)の今週号で、カリスマ指導者の桜木は、小学校2年生で算数をしっかり勉強したかどうかが、勉強の出来・不出来のわかれ道だと説いています。
小学2年で十分な計算力(=スピード)をつけることが、全ての土台になるという考え方です。

私も、ほめるんで教えていて、このことを実感します。
繰り上がりのある足し算、繰り下がりのある引き算、そして九九。
これらがスラスラとできれば、図形を除いた小学校の算数の大半は問題なく解けるようになります。
補習塾である「ほめるん」へ通う生徒の多くは、低学年の時に、これらの計算練習が十分できていないために、算数が苦手になっています。
九九が不正確で遅い生徒には、本来なら改めて、九九をスラスラと言えるようになるまで、声に出して言わせるべきでしょう。ただ、5年生や6年生に、それをさせるのは現実的には難しいので、割り算や分数計算の中で、練習させて行くことになります。
遅くとも、小学校高学年になれば、41➖27ぐらいの計算なら、見た瞬間、答えが分かるぐらいになってほしいものです。
算数・数学が苦手な小・中学生は、まず、計算力をつけることに注力すれば、苦手克服の近道になると思います。

sakura1


<目次・算数を理解するポイント>
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文責:小・中学生向け補習塾(算数・数学、国語)「ほめるん」<吉祥寺> →ホームページはこちら