2006年05月27日

鬼隠しの終焉

「ひぐらしのく頃に〜鬼隠し編〜」の第4話を見ました。

<あらすじと感想>

今回の流れを簡単に要約すると、
圭一が悟史の鬼隠しのことを魅音に突きつけて、仲間じゃない
否定。
それが引き金になり、圭一は鉈を持ったレナに学校の帰り道で
”相談にのってあげる”と脅迫じみて詰め寄ります。
それを振り払う圭一ですが、村人らしき人に気絶させられます。

目が覚めると圭一は自分の家におり、側にはレナが・・・。
そこに魅音も現れて、二人は監督の話ばかり。
監督を知らない圭一は二人に尋ねますが、突如として笑う二人。
そしておはぎの宿題を聞こうと圭一を抑えて、謎の薬物を投与
しようとする魅音とレナ。
富竹さんと同じように殺されると悟った圭一は、

レナと魅音をバットで撲殺

そこに医者が来たので逃げる圭一。
村人に追いかけられるも大石さんに電話をします。
圭一は大石さんに”オヤシロ様の祟りはある”と伝えて、
自分の首をかきむしって死亡しました。

エピローグは大石さんが圭一の残した手紙を語るシーン。
しかしその手紙の一部は何者かに持ち去られ、それと一緒に
証拠の品の注射器も無くなっていました。

今回で鬼隠し編が終了。
一話の冒頭に見事繋がる素晴らしい出来。
そしてずっと鳥肌が立ちまくる謎解きというか事件の顛末。
この後のシリーズは今回残された謎を解き明かしていくのでしょう
か。
一体これからどう物語を構成するかが気になります。
全部見終わると個別のシリーズの謎が全て解けるようになって
いるのでしょうかね。

とにかく私が言えることは、

この作品を見る時は部屋を明るくしてご覧になってください

<考察>

〜オヤシロ様〜

この作品の全て。
レナがごめんなさいと何度も謝られたのを聞いて、学校のガラスを
叩き割り、男子生徒3人を殴打させた要因。
雛見沢の怪異を全てオヤシロ様の祟りとされるモノ。

こうした閉鎖された空間ではよくありますよね、祟りという概念。
そして推理小説にはまず間違いなく存在します。
それはコナン・ドイルにしろエラリィ・クイーンにしろ。

ただこういった祟りっていうのはその村の方便な面があり、
都合の悪い事を全てそこに押し付ける為の物が多いです。
雛見沢でいうならダム建設の反対をするために、何をやっても
いいように作られたのがオヤシロ様
と捉えられます。

では本当にそれだけか?
レナや魅音の豹変振りは本当にオヤシロ様が乗り移ったのでは?
最後に圭一もそれに追われていると言ってました。

これはレナや魅音、圭一には確かに存在していると考えるのが
妥当ではないでしょうか?
つまり信じる者にはそれが確かに存在するということです。
よく人間は精神に支配されている生き物で、例えば鉛筆を
焼きごてだと言って子供に当てると火傷するなんてのを聞きます。

そうした観念を押し付ける雛見沢村の閉鎖性がオヤシロ様なのでは
ないのでしょうか?

これはある意味私の願望ですね。
今回の仲間じゃないと言われて涙を流す魅音の姿はまぎれもない
素直な気持ちであってほしいので。
そうでないと人に救いが無さすぎです。

〜持ち去られた手紙〜

圭一が書いた手紙の重要な部分は持ち去られていました。
そして注射器も。

前回書いていた手紙の内容を忘れたのですが、
持ち去ったのはあの医者と家を囲んでいた村人でしょう。
それだけあれは重要な代物だったということ。

裏で操っていたのは魅音の家でしょうか。
雛見沢の権力者だと大石さんも言ってましたし。

〜圭一は本当に殺される所だったのか〜

上の全てを覆すことになるのですが、
あの注射器で圭一は本当に殺されるところだったのでしょうか?
実はあの薬は鎮痛剤なりなんなりだったのでは?
おはぎに針が入っていたのは本当に偶然なのでは?
鉈を持って現れたレナはただケンタ君を掘り起こしに
行こうとしていただけ
では?

この常軌を逸した村の実体を突如知ってしまって壊れそうに
なった圭一のの被害妄想なのではとも考えました。

<お気に入りシーン>

冒頭のレナ。
圭一にご飯を持ってくるシーンは怖くて見てられませんでした。

「どうして嘘をつくのかな?かな?」

「嘘だよ!!」

「圭一君開けてよぉ・・・」

どれもこれも怖すぎです、レナ。
ストーカーが可愛く見えます。

それと前半で圭一がレナと魅音を撲殺した所で終わるのですが、
その飛び散った血がタイトルのレリーフになっていました。
今更ながらあの血の怖さが認識できました。
すごい懲り様です。

それにしてもこの作品だと普通羨ましいと思うシーン、
今回の魅音とレナがお見舞いしてくれるシーンなんかは
むしろ怖さが増します。

この手法も絶妙ですね、この作品は。

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この記事へのコメント

1. Posted by 九州の者ですが   2006年05月27日 14:46
圭一の晩御飯(カップラーメン)をレナは何故知っていたのでしょう…?
それが謎です
オヤシロ様の力か…
買ったという情報をどこからか仕入れたのか…
考えていたらカップラーメン食べたくなりました
2. Posted by jiro   2006年05月27日 20:55
カップラーメンが怖くなったjiroです。いつもコメントありがとうございます、九州の者ですが様!

村ぐるみでやっていたなら、情報を仕入れたというのが一番濃厚かと。
イマイチ私はオヤシロ様がパチモンに見えるので、現実的な方を思い浮かべます。

にしても今回は今までの3話の全てを足し合わせた以上に怖かった・・・。
突如として撲殺されるレナと魅音が今でも鮮明に思い出されます。
3. Posted by ひろし   2006年05月28日 00:06
jiro様。どうもです。
jiro様の考察はとても深いですね。

>つまり信じる者にはそれが確かに存在するということです。

メチャ同意です。圭一が勝手に意識の中でオヤシロ様を自分の中で作り上げてしまっているのではと。
観念論ですね。完璧に。唯物論ではなく。「我思う、故にオヤシロ様在り」みたいな。



4. Posted by jiro   2006年05月28日 10:50
ひろし様、どうもです!
考察が深いと言っていただけて嬉しいです♪

>観念論ですね。完璧に。唯物論ではなく。

そうなんですよね。デカルトなんですよ。
この世で一番恐ろしいのは人間だというのは、こうした側面があるからなのでしょう。

しかし完全にこの作品から私の地域は取り残されてます。
悲しいです。
5. Posted by プラズマ   2006年05月28日 13:03
>圭一の被害妄想なのでは

個人的にはこの可能性を強く疑っているのですが…… ありうるだけに、ある意味一番恐ろしい結果ですね。この先の展開によってはまったく違うことになりそうな気もしますが……

取り残されている地域の者として、わたしもがんばります(笑)。
6. Posted by jiro   2006年05月28日 13:17
プラズマ様、取り残された者同士頑張りましょう!!

被害妄想説はこの段階で論じるのはやはり早すぎだったでしょうかね。
まだ物語の序盤ですし。
ただもしこれだったら後に残るものはただの虚無だけで、ちょっと怖いです。

人間が信じられなくなりそうです、この作品を見ていると。

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