2006年12月22日

キャベツを直してはいけません

「夜明け前より瑠璃色な Crescent Love」の最終話となる第12話を見ました。

<感想>

最高のギャグアニメだぜ、キャベツ!

ラストで助手がケンシロウっぽくなっていたのといい、達哉が宇宙人にアレイズをかけてもらったのといい、画面の前で大興奮の私。

期待を裏切らないぜ、キャベツ!!

ラストでは指輪に見立てた人工衛星のようなもので挙式。
そこで何故に地球よりも半端なく月が大きい?
あくまで月が主役だったのか?それじゃあ月と地球の交流は芳しくいかないのでは?と思いたくなる演出。

エンディングではキャベツに何としわが入り、偽物のキャベツになっていました。

これはいけません。

そもそもキャベツにしわなんてないんです。ただ丸い緑色で
あればそれこそがキャベツなんです。
まったく、どこまで食べ物を粗末に扱えば気が済むのでしょう?

これが最終回。クーデターだとかもうどうでもいい。
こんなアニメを生で見られた私は何てラッキーマンなんだ!!と思わせてくれた迷作です。

4ヶ月間見た方はマゾ属性が強く、そして辛抱強いということでいいですかね。

<総評>
まずなんと言ってもこれだけ笑える作品を世に送り出してくれた
スタッフに畏敬の念を抱かずにはいられません。
真面目な話で、これだけぶっ叩かれても最後まで駆け抜けるのは
大したものです。一般の人がこれだけ言われたら逃げたくも
なります。実際一度亜乱炭椎で逃げていますが。

出来はここ数年私が見たアニメでもトップクラスの話の悪さ。
最後の最後まで見るべきところがないのを貫いちゃいました。

実際の所私は作画なんてそこそこあればよかったりします。
声は・・・あまりに下手だと萎えるけど。声フェチの性です。

大事なのは話。最近になって気付いたのが、どうも私は漫画を
読んでいても話の方が8割、残り2割が絵という見方のよう。
細かい絵とか殆ど目に入ってません。
小学生の頃にエラリィ・クイーンの「エジプト十字架殺人事件」を読んで殺されるシーン、犯人が暴かれる瞬間のやり取りが鮮明にイメージされた私はどうも読んだのを自分でイメージを脳内補完しているようなんです。

そんな私には話がないのはきつい。
全てがこの作品は話が場当たりでノリ。
根底にあるものは人間同士のカタルシス。
この手のテーマは好きなんですが、いかんせんその過程とバックグラウンドが軽いと見ていられない。

元々月に地球の民が移住したのは何故か。
何故オイディプス戦争で争わねばならなかったか。


最低この作品の肝の2つはもっと説明すべきでした。
たとえありがちなバックグラウンドであっても。
達哉がこれに対して月の歴史に興味があるという設定を絡ませれば、彼の葛藤もフィーナとの身分違いの恋だけに留まらず、月と地球の架け橋としての責を担う覚悟と困難がより鮮明になっただろうに。

褒めるべき所を挙げると、オープニング曲とエンディング曲はいいと思います。その分最初は期待をしたものです。

それと頑張ったリースは一応褒めるべき点に挙げとこうかな。
本作である意味一番離れた場所に立ったが故か、最も冷静に対処できていた気が。それに幼女キャラということで素直な想いも伝わりやすかった。

声優さんも褒めるべき点の1つ。豪華ですし実力派の方多数
ですし、演技に関しては31人がヒロインのとか、12話にきて
日の目を浴びたのとかより数段上。

これらを総合して思い返すと私が言いたいことはただ1つ。

キャベツこそ愛の象徴だ!!!!

それ以上でもそれ以下でもないです、この作品は。
DVDでキャベツを直したのはマジで失敗ですね。

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1. 夜明け前より瑠璃色な 第12話「お姫様と・・・」(最終話)  [ Cross Channel ]   2006年12月22日 22:42
今までの出来栄えから、最終回は好き勝手にやってくれ!とも思っていたが、本当にこんな得体の知れない終わらせ方をするとは想像もしなかった。 ギャグで締めるかと思えばそうではなく、シリアスでもドラマティックでもない
地球と月間に 両国の宇宙艦隊が対峙、即座に全面戦争もおかしくない状態だというのに 地球政府も 月政府も 国民への非難勧告も 発しない。 月の王宮では スッタモンダの取り込み中でも 地球政府くらいは 危機管理マニュアルに従った 行動がとれそうなものだが。。。。 と、...
3. (アニメ感想) 夜明け前より瑠璃色な 第12話 「お姫様と・・・」  [ ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人 ]   2006年12月25日 20:54
夜明け前より瑠璃色な Crescent Love VOL.1 ついに繰り出された地球と月の艦隊。両国間の緊張が高まる中、達哉とフィーナが再会を果たす。果たして地球と月の運命は!?そして、達哉とフィーナは愛を勝ち取ることが出来るのか!?運命の時は刻一刻と近づいていた・・・。
4. 夜明け前より瑠璃色な -Crescent Love- 第12話(最終回) 「お姫様と…」  [ SERA@らくblog ]   2006年12月25日 21:36
悲劇のキャベツ伝説――。 ここに完結です……以上(ぇ) さぁ、どこから突っこめばいいか頭を抱える最終回。 ご都合主義は世界を救い、原作のゲーム会社を怒らせたに違いない(ぉ) ちょっと?辛口めなレビューで行きます(^^;
ついに王との謁見をする達哉×フィーナ。 驚きの展開が待っていたwwww ツッコミどころ満載でした・・・
6. 夜明け前より瑠璃色な 第12話【最終話】「お姫様と……」  [ 移り気な実況民の日々 ]   2006年12月28日 18:49
 ついにフィーナは達哉と一緒に国王ライオネスの前に現れた。
7. 夜明け前より瑠璃色な 第12話「お姫様と…」見ました  [ studio WATERCASTLE blog ]   2006年12月29日 23:54
遅くなったけど「夜明け前より瑠璃色な 第12話「お姫様と…」(最終回)」見ましたー。 達也フィーナ守って銃に撃たれて死んじゃったよ…。 って謎の宇宙人の力で生き返ったよ。なんだよ。結構感動して涙腺緩みそうだったのに…。 達也のお父さんが、ライオネスとセフィ...
8. 『夜明け前より瑠璃色な-Crescent Love-』 フィーナ・ファム・アーシュライト  [ ゆったりイラスト空間 ]   2007年01月27日 20:06
『夜明け前より瑠璃色な−Crescent Love−』のフィーナです。 ブルー&パープルを基調としたドレスが、とても素敵なフィーナ様。 デザインが凝ってる分、描くのは大変ですが、個人的にはスマッシュヒット感の倛 q

この記事へのコメント

1. Posted by wataru   2006年12月22日 22:42
jiro様、最後までお疲れ様でした。

>最低この作品の肝の2つはもっと説明すべきでした

構成次第ではこれはどうでも良いことなのですが、あまりにも地球と月の関係に力を入れる割りに、これを手抜きするからわからないことになるんですね。きっと。

朝霧家と学園とサブキャラに囲まれてイチャイチャしているシナリオにしておけば、こんな破綻は無かったでしょう。
原作の「ワールド」を否定しておきながらオリジナルの「出来の悪いワールド」を作って見た結果がこの始末です。

今年の作品で怒りを覚えたのは「つよきす」に続く2作目になりました。
次は良い作品で語れることを祈ります。
トラックバックさせていただきました。
2. Posted by 九州の者ですが   2006年12月22日 23:53
とりあえずYoutubeで伝説の3話を見ました
ごめんなさい
3話だけで十分おなか一杯です
それはそれとして今度苺ましまろのOVAが出るわけですが
制作会社がこの迷作『キャベツ物語』の童夢なんですよ…
ちぃちゃんや茉莉ちゃんが酷いことにならないか心配です
3. Posted by まつ   2006年12月23日 01:06
全話見ました^^;もう、そんじょそこらの迷作なら怖くないで(笑)

最終話に関しては、狙ってるのかというくらい、見所満載でしたねー。

あそこで生き返りますかねぇ・・。

僕も作画は大事だけど別に良いんです。キャラ設定もバックグラウンドも自由で良いんですが、話が矛盾しない展開であってくれればなあと。

その点、主人公の男が急に格好良くなりすぎだし、王様は言ってること無茶苦茶だし、最後生き返るのはもう・・、いや、最初に生き返るって設定なり、どっかでそういうシーンを描いてればまだ分かるんですが、あまりに矛盾が多くて説明不足。あんな風に生き返るなら、最初から撃たれるシーンいらんじゃないかあ^^;
これ以上は、見ちゃった自分のために控えますけど(笑)
4. Posted by jiro   2006年12月23日 09:55
wataru様、我々ゴールしちゃいましたね。違った意味で感動で胸が一杯です。

>地球と月の関係に力を入れる
そうなんですよ。こうするからには背景は避けて通れないんですよね。

>原作の「ワールド」を否定
原作が上にあったイチャイチャパラダイスなのかな?まだそっちのハーレムアニメの方が見れたかも。

ただハーレムで中身がないと見終わっても印象残らないし、アニメ版は悪い意味で印象に残った分いいのかも。

>「つよきす」に続く2作目
「つよきす」も原作知らずに見てましたが、あれも酷かった。感想書く気が起きなかったのから推し量ってくれれば、いかに私が絶望していたかをわかっていただけるかと。

来期はどうなりますかねぇ。
無駄に作り過ぎないでいいのに。
5. Posted by jiro   2006年12月23日 10:02
九州の者ですが様はいきなり3話を見ましたか。お腹一杯になるのも当然です。1話から見るとまたちょい違ったお腹の一杯具合になりますよ。呆れるより怒りの方で。

>苺ましまろのOVA
”俺の”茉莉ちゃんが再来!!!!

そこに一抹どころか百抹くらい不安を覚える童夢ですか。「となグラ!」ではぼちぼちだったのに、何故「キャベツ物語」がこんなに酷くなったのか・・・。

制作期間にゆとりがあればきっと”我が”茉莉ちゃんも大丈夫だと信じましょう。
6. Posted by jiro   2006年12月23日 10:15
まつ様も大概マゾですね!
私も今なら実写版「アトム」さえ許せてしまいそうです。

>あそこで生き返りますかねぇ・・。
期待に胸がドキドキしてましたよ。
一体どうやって笑いの渦という
蘇生をやってくれるか、と。そして見事期待を裏切らないあたり最高です。

話の矛盾、曖昧、1話で変わる意志などもう無茶苦茶ですね。達哉の父ちゃんとか出なかった方がいいですし。

>あんな風に生き返るなら、最初から撃たれるシーンいらん
フィーナのキモ顔を見せたかった・・・と割り切りました。

つっこもうとすればどれだけでもつっこめちゃいますね。

困った作品が世に出たものです。
当分は語り継がれるでしょうね。
それを生で見れただけよしとしときます。

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