1. まどかさんに敬礼 (1)
  2. 魔法少女ほむら★マギカ (4)
  3. 消耗品少女 (3)
  4. 絶望と希望との間には (2)
  5. ロリとグロだけが友達さ (1)
  6. 一方通行さんが主人公でいいよ (0)
  7. 奇跡の大安売りの裏には (2)
  8. 御坂ワールド (0)
  9. パックンチョから1週間 (0)
  10. 聖人の明日はどっちだ (0)

■アニメ:全てのアニメ

2011年04月23日

まどかさんに敬礼

「魔法少女まどか★マギカ」の第11と最終話の12話を見ました。

4月から色んなことがちょっと立て込んでおり、先週末から今週は凄まじかった。環境も少し変わり、私のようなただの名も無き社員に、自分の仕事に加えあそこまで周りの面倒を見させるのは無謀な気がするんですが。

<感想>
ついにきちゃいました。クライマックスを一挙2話放送。見終わった後の率直な感想は、久しぶりに鳥肌モノのアニメが見れて恐悦至極です。

まずは11話。冒頭はまどかが何故強大な魔力を秘めているかが判明。ほむらが時間を戻す毎に強化されるとは、何という救われない設定か。しかもキュゥべえは人類の文明は自分達が作り上げたと調子をこく始末。キュゥべえさんの営業力は時代も世界も選ばないんですね。ちなみにオープニングのまどかの失敗魔法少女っぷりを見て去っていくキュゥべえは実は伏線だったのですね。当初から強かったわけではないまどかに、キュゥべえは今ほど興味なかったんでしょう。

次はさやかのお葬式。殆どの魔法少女が魔女となり、行方不明で片づけられていたのを、彼女はしっかり周りの人間に死を突き付けました。この辺については後述を。

その後ほむらの家でほむらがまどかにこれまでの経緯をネタばれし、舞台は一気にワルプルギスの夜VSほむら。まさかほむらがこんなに武器をピックポケットしていたなんて。日本の税金はほむらに流用されていたんですね。でもほむらなら許します。

ワルプルギス戦はほむらの絶望感満載。文明の利器で対抗するも、どれも有効打にならず。文明の利器はしょせん人間の心情の結晶には勝てないということか。

次に12話。絶望したほむらの前で、遂にまどかが自分の願いを発動。それは全ての魔女を、現在、過去、未来の全てに存在する魔女を消すというもの。本作を否定するにも値する願い。シナリオライターまどか誕生の瞬間です。そしてこれによりワルプルギスは退場。前回までは彼女の正体がほむらの慣れの果てか等と思いましたが、今回を見ると、魔女の集合体のようなものにも感じました。人間が複数揃うとそれは良いことにしろ悪い事にしろ物凄い力を発揮しますし、また誰か1人にその責任を押し付けるのも自分勝手過ぎる気もしますし。

宇宙の理を変えたまどかは次にさやかと一緒に上条君のヴァイオリンを聴く場面へ。まどかの願いは結局さやかの為ということに。11話の葬式といい、自分の望みが全ては叶わなかった12話といい、さやかは本当に人間でした。それは最後のキャラ感想でつらつらと。

まどかの新しい理は魔法少女は魔力が尽きたら消滅するというもの。でもこれまでよりはよっぽど救いがあるでしょうか。まどかの放った弓の中で、最初に出たマヤのピラミッドのような少女は、ソウルジェムが黒くなっていくのを恐れていました。恐らく魔女化をしっていたのでしょうね。その彼女が消滅する際は笑っていました。死んでなお周りを不幸にするような存在はやはり耐えられないものです。

円環の理という魔法少女消滅理論が制定された世界では、まどかの存在は当然忘却の彼方に。マミさんや杏子が誰それ発言をする場面には、ちょっと胸が痛みました。その世界でまどかを覚えているのは結局ほむらとまどかの弟のみ。まどかのお母さんは何となくといった所でしょうか。でもそれがいいんでしょうね。忘れるというのは人間に与えられた最も進化した能力だと思います。誰にも辛いことがあるでしょうが、それを全て覚えていたら廃人まみれになりますもん。

そしてラスト。見解は分かれるでしょうが、私は闘い続けたほむらが消滅したと思います。それにより初めてまどかが存在する概念の世界へと飛び立ったのだと。

以下それぞれのキャラについて。

まずはマミさん。瀕死の状態から一変魔法少女になり、更には友達も見つける。最初に退場する為、掘り下げは若干甘かったですが、魔法少女として作中では比較的幸せな方だったのでは。

次に杏子。実の父親に化け物扱いされながらも、オクタヴィア戦では聖女の如き包容力を見せ、さやかと消滅。12話冒頭を見る限り、世界の理が変わる前は穏やかな世界でマミさんと一緒にいるよう。ある意味親友のまどかよりもさやかという存在の本質を見抜いていたでしょうね。最後まで見ても9話の聖女杏子は誰も太刀打ち出来ませんでした。

3番手はほむら。本作の縁の下の力持ちとして、無数の時間軸をまたにかけた時をかける少女。彼女がいたからまどかは神になれました。ラストでは時魔道師としてまどかの行く末を見て、まどかを忘れずにまどかが造った理の世界でまどかのリボンとまどかの弓を引き継ぎ闘い続ける。そして闘い続けた果てに友達のまどかとようやく再会したのだと私は思います。

まどかは言うまでもなく神として君臨することに。ただその神様はさやかとほむらには特に優しかった。さやかはこの後として、ほむらには、死んだら普通何も残らないのが人間ですけど、死んでもなお自分に会えるように設定していたのでしょう。それが最後の頑張っては後ひと頑張りって意味だったんじゃないでしょうか。

最後に最も人間染みていたさやかはファンタジーモノに染まらなかった印象を受けました。しっかり周りに死を認識させ、本当の望みも叶わないまま退場。魔法少女なのに一番割に合わなかったように感じます。まあ自分の心だけは清算出来ていましたが。それでいてまどかを神へと転身させる決意すら担うさやか。嫉妬の炎に巻かれるなど何とも人間臭いが、だがそれがいい。未完成な人間だからこそ、何でも完璧にこなせませんし、全てが思い通りにいくはずもない。だからこそ神のように完全な存在に憧れ、その想像が神を生む。そうして本作を救う回答が導かれたのは何とも興味深かったです。

総評としてはもはや言うことなし。アニメの本数を無駄に増やすよりは、こうした作品を少しでも多くしてほしいと思いました。

2011年03月13日

魔法少女ほむら★マギカ

「魔法少女まどか★マギカ」の第10話を見ました。

感想の前にこの度の東日本大震災は本当に酷いことになっており、被災された地域、方々には一日でも早く復興してほしいと切に願います。9.11のアメリカ同時多発テロといい、今回の3.11といい、11日は何か縁起が良くないんでしょうかね。

<感想>
本作はここ数話最高潮ですが、今回はそれに輪をかけていました。というか今回でこのアニメがここ数年で指折りの作品の1つに入ったと確信しました。

今回は本作の世界観を一気にネタばれする回。全てはほむらが普通の少女で魔女に喰われかけた所をまどかとマミさんに助けてもらうも、ワルプルギスの夜戦でまどかを失い、自分が魔法少女になることでまどかを救える可能性のある世界を探す旅に出るというもの。それを試行錯誤しながら何度もまどかを何度も失うほむら。その絶望は一体どれほど深いものでしょう。

このネタばれ回で素晴らしいのは、ほむらが歩いてきた道とまどかが歩いてきた道が対比されていること。ほむらは自分のザ・ワールドで何度も同じ時間軸を経験することで得てきた魔女のカラクリや人を失うことで徐々に強くなる反面、まどかはほむらが明らかにする事実を受け入れていくたびにほむらが最初に契約した頃の強いまどかから、弱いという表現が適切ではないかもしれませんが、私達視聴者が見てきたまどかになるということ。誰もが最初から強くもなく、また誰もが最初から弱いわけでもない。絶望感に包まれた作品のようにも見えますが、人間の成長というとても希望に満ちた部分を描こうとしているようにも見えます。テーマ自体にも対比が上手く作用していますね。

そしてその素晴らしいストーリーを演出が更に引き立てます。その最たるものがオープニング。今回は最後にオープニングの「コネクト」を持ってきましたが、この歌は全てほむらの人生そのものを表現した素晴らしい歌詞。まどかとコネクトする為に決意したほむらを表現したとでもいえばいいのか。

ただここまで来ても謎は残っています。その主なものは2つ。1つはワルプルギスの夜の正体。魔女のからくりが明らかになった際にまどかだと思ったんですけど、ワルプルギスを倒した後に魔女化するまどかの場面があるとなると、別の誰かということが濃厚な気も。そうすると全ての世界の果てのほむらという可能性がありそうで怖いです。もう1つはまどかが魔女になった時の願い。やっぱりどれも自分の願いというよりは、他人を助けるために使っているんでしょうか。そうなると今回は一体何のために使うんでしょう。悪い言い方をすると今の縛りつけられたほむらはまどかの願いによるものなので、そのほむらを解放する願いだといいんですけど。

本作も残すところあとわずかですが、ここまでくるとほむらが全てを救った世界がどこかにあってもいいような気がするんですけど、スタッフさん達はどこでこの物語を締めくくるんでしょう。大団円もあれば、まどか以外絶望のエンドもありそうで、油断出来ません。

それにしても今回で思ったのは、かの名作、「CROSS CHANNEL」を彷彿とさせるということ。やはりこの手の作品は見応えがありますね。

2011年03月07日

消耗品少女

「魔法少女まどか★マギカ」の第9話を見ました。土曜日と日曜日は友達に会いに大阪に行っていた為、視聴出来ず。月曜日から鬱作品を見ちゃうと残りを乗り切るのが辛いかもです。

<感想>
これは月曜日なんかに見るんじゃなかった・・・。前回に引き続いての凄まじい展開。いらない子だと思っていたさやかがまさか本作をここまで引っ張るとは。

ストーリーとしては前回の衝撃のインキュベータ宣言をもう少し噛み砕いたもの。営業のスペシャリスト、キュゥベえさんは実は宇宙人。そして宇宙を守るために発明した人間の欲望をエネルギーに変えるシステムで、宇宙を救おうとしているとのこと。さすがに酷い奴だとは思いますが、反面キュゥベえの行動はとても理に適っています。何せ私達人間も生きる為に地球の石油やガスなどエネルギーを搾取しています。キュゥベえがやっていることはそれとさほど変わらないです。

なんてあっさり割り切れるほど簡単な問題ではないです。合理主義も立派な思考方法だと思いますが、私たちは感情がある人間。合理と道徳をバランスよく保たなければそれは単なる機械の演算です。でもこれってコンピュータがないと何も出来なくなりつつある今現在でも徐々に進んでいるんだろうなあ。そうして人類は滅んでは繰り返しているんだと思うんだけど。

今回で杏子まで退場し、残るのはほむらとまどかのみ。ここまで何度もループした世界を経験しているであろうほむらを上回るキュゥベえの策略通りに事が進んでいます。次回はワルプルギスの夜編ですか。これはどう見ても未来のまどかとしか思えませんが、更に別の存在がいるんでしょうか。

<お気に入りシーン>
冒頭の杏子とほむらのやりとりでの杏子のほむらに対する人間か発言に対して、、「もちろん違うわ、あなたもね・・・」は素晴らしい言い回し。魔法少女になったからには人間でなどいられないというのは前回のさやかが証明していますし。ほむらの場合は本当の意味で生まれが人間でない可能性もありますけど。

杏子がさやかを助けるためにまどかに協力を仰ぐシーンで渡すうんまい棒。今回の杏子の自爆行為を考えると、まるでまどかにバトンを渡したように見えます。

今回の一番のシーンは間違いなく杏子の変身シーン・・・もとい、まどかとほむらを逃がす為に自分を盾にする場面です。マミさんよりも若干粗っぽかったですけど、さやかとまどかに魔法少女のあり方を指導し、最期には2人を助ける為に自分を捨てる。杏子こそ杏子の父親が皆に説教していた神様そのものではないでしょうか。実父に裏切られてなお、実父の教えを実践する杏子は思わず抱きしめたくなります。

2011年02月27日

絶望と希望との間には

「魔法少女まどか★マギカ」の第8話を見ました。

<感想>
この衝撃は3話のマミさんぱっくんちょと同等、下手すると喰われるぞレベル。魔女は魔法少女のなれの果てで、キュゥベえは魔法少女を魔女にするのが仕事のインキュベータ、さやかはキュゥベえの思惑通りに魔女化。

事実だけでもこんなてんこ盛りな上に、キャラの心情もこれと同等に披露されています。さやかは魔法少女になった絶望感を自業自得なのにまどかへ押し付け、ほむらはまどかを助けるただそれだけの為にこの世界を度々経験しているのに報われず、当初嫌味なキャラとして登場した杏子は壊れてもなおさやかを見守る。ちなみに仁美に関しては、これだけスタッフに裏切られてもなお私は仁美がさやかの為に動いていると信じたいので結論は保留にしたいです。

ここまでをたった1話で描き切るので、お腹一杯もいい所です。その上視聴者はタイトルにまで騙されるというオチまでラストのキュゥベえにネタばれをされる始末。成長途中の女性を少女だから、成長しきったら魔女とは・・・。キュゥベえの営業トークには脱帽です。

しかしここまできてもキュゥベえの真意は不明です。まどかが魔法少女になればそれこそエクスデスのように宇宙の法則を乱せるそうですが、そうなってはキュゥベえの存在や魔女の存在自体が全て消えてもおかしくないと思うんですけど。いかに優しいとはいえ、まどかがこんな魔女システムを放置するとは思えませんし。

しかし前回まではまどかがループを望んでその膨大な魔力を差し出していたのかと思っていましたが、ほむらの仕業ですか。来週でさやか編にケリをつけ、翌週からはほむらへとなだれ込んでいくんでしょうかね。

<お気に入りシーン>
この作品は魔女の世界や色の使い方が絶妙な分、さやかが電車内で出会ったきゃば嬢を欺くロクデナシさんを殺す場面の白黒が映えます。

ほむらがキュゥベえを射殺してすっきりしたかと思えば、キュゥベえ復活でまさかの共食い。もはやこの子は悪魔の子です。

さやかが絶望と希望はゼロサムゲームと言っちゃうあたりは原作者の哲学を感じました。ただ萌えるだけの二次元作品もいいですが、やはり自分と異なる観点は提示して欲しいですからね。

2011年02月26日

ロリとグロだけが友達さ

「とある魔術の禁書目録II」の第20話を見ました。

<感想>
これまでは日常は楽しいが戦闘場面になると突然質が落ちていましたが、今シリーズはそれがない。実力者のヴェントが謎の魔術で学園都市の人間を攻撃したかと思えば、木原数多は一方通行を意味不明理論に則った格闘術で圧倒。この圧倒的な敵の戦力の前の緊迫感がこれまでとちょっと違います。

それに加えて今回は一方通行が描写出来ないような方法でハウンドドッグを殺害。守るべきものの為ならどんな手段を使ってでも2度と歯向かわないように相手を叩きのめすのにも程があります。とどのつまり愛情に飢えているってことなんですけど、レベル5の能力はその欲望を満たす際には大き過ぎる力です。それもこれも大人の勝手な欲望の産物なので自業自得ですけど。

ヴェントの魔術は相変わらず当麻には効果がありませんが、一般人でさえヴェントと直接対峙しなくても昏睡状態になるよう。この魔術、からくりが不明ですが、ヴェントが木原に対して敵意がないと言ったのが唐突だったことを考慮すると、ヴェントに敵意を持った人間がこの魔術の餌食なんでしょうか。もしそうなら、こんな大掛かりの魔術の前にはレベル5の能力者が全員集まっても絶対勝てないでしょう。魔術側には聖人や天使クラスのキャラがおり、精鋭揃いですね。

今回忘れてはならないのは、黒子と初春。一方通行は自分に敵意を向けるハウンドドッグを人間というよりモノを壊すかのように殺害すれば、ヴェントは嬉々とした表情で当麻を攻撃してグロさが際立ちますが、2人が登場することでそれが緩和されます。終始一方通行の惨殺ショーではどっかのぱっくんちょな魔法少女モノになってしまいますからね。

<お気に入りシーン>
実は本作で人知れず誰よりも働いているヘヴンキャンセラー。主要キャラのここ一番を心も体も救う割りに登場機会は少ないですが、今回の一方通行への説教はそんな不遇な彼に光が当たりました。一方通行を知りつつもなお、自分はもっと地獄をくぐってきたというのから、彼の心の強さが窺えます。ところで培養カプセルみたいなのに逆さまになっているアレイスターは実はヘブンキャンセラーの仕業だったりするんですかね。案外学園都市の頭脳の要の1人だったりして。

ラストオーダーとの逃亡劇を続ける中で言い放つ当麻の「生きるぞ・・・」。いつものような長い説教よりよっぽどシンプルでいいです。

裏で暗躍する土御門も忘れてはいけません。アレイスターの指示か、独断かはまだ何もわかりませんが、切れ者の彼も出てくると、ヴェント対抗の手札が揃ってきたようで嬉しくなってしまいます。

2011年02月20日

一方通行さんが主人公でいいよ

「とある魔術の禁書目録II」の第19話を見ました。

<感想>
前回までの美琴と当麻のデート、一方通行とラストオーダーのデート、インデックスとラストオーダーの主人公に付属しているマスコットの交替がトリガーとなり、神の右席、前方のヴェントとアレイスターの激突開始。魔術と科学が交差し始めました。それと同時に面白さが加速してきました。

しかも前方のヴェントに対抗する為に風斬さんも登場するよう。新オープニングで初っ端に出る彼女に早くもスポットが当たるとは。虚数学区という概念がもっと明るみに出そうで、これまで伏線として風呂敷を広げていたものが纏まりそうな予感。更に冒頭では1期で出た天使を宿したサーシャまで出ていたので、彼女の存在も気になります。

一方通行と野原ひろし改め木原数多との戦闘は意味不明。普通の人間でベクトルを反転させるのに対する為、殴りかけた腕を止めて再度殴るとか出来ないでしょ。ケンシロウでもびっくりですよ。それはさりとて、木原先生と同じ名字なので親族かなと思いますが、彼女の一族は学園都市にとって欠かせない頭脳のようですね。

ヴェントとアレイスターのやり取りはゾクゾクモノ。ジャッジメントを恐らくヴェントの魔術で倒し、学園都市が脆弱と罵っていましたが、そこでもアレイスターが”学園の本当の形”と謎の単語で余裕っぷりを披露していました。これは”幻想殺し”や”禁書目録”すらも倒すと言ったヴェントに対しても余裕のアレイスターから察するに、地形等学園都市そのものを表現したよう。虚数学区のことを言っているのか、それともまた別に本当に学園都市の地下にでも魔術側もびっくりのお宝が眠っているのか。

<お気に入りシーン>
ラストオーダーが膝をすりむいて一方通行が絆創膏を買いに行き戻るシーン。影から出ようとする前に、黄泉川の負債帳消しを反芻する場面。ラストオーダーと当麻のおかげで、大人の傲慢に翻弄されて非道を尽くしてきた彼が、ようやく光の道に戻れそうな所を、自分にその資格があるのかを逡巡した途端、木原達ハウンドドッグに襲われ、また影の道に引き戻される。それを駆逐して一方通行が快感だと言っていますが、堅気の道に戻れないことを知り、自分に言い聞かせるかのようなこの発言が更に涙を誘います。個人的には主人公は一方通行の方が向いている気がします。当麻の説教は記憶を失ったとはいえある程度幸せな人生を過ごしてきており説得力に欠けますが、一方通行には重みがあります。

鼻水と涙で顔がぐちゃぐちゃになったラストオーダーはたまりません。これぞ幼女の魅力。そういえばこの間行ってきた北欧の幼女も天使みたいで可愛い子ばっかりだったなあ。

2011年02月19日

奇跡の大安売りの裏には

「魔法少女まどか★マギカ」の第7話を見ました。

<感想>
キュゥベえの訪問営業の実態が徐々に明らかになっています。この世に上手い話は1つたりとてないという勉強をまどかにしてあげているのは立派ですけど、被害者はたまったものじゃないです。

今回はさやかが前回自分の体がゾンビ化したこと、親友の仁美が上条君を狙います発言をしたことで完全にイきました。幸せな子が堕ちていく瞬間はゾクゾクします。たださやかが壊れる一因となったひとみの爆弾発言はさやかに発破をかけただけと信じたいんですけど。

さやかが壊れる一方で、奇跡の対価を受け入れて自己責任として消化している杏子もまた素敵です。さやか同様、父親の願いを勘違いして叶えてしまったという自分以外の人間の為に奇跡を使っていましたが、辛い目に遭ってきたから受け入れられたんでしょう。

それにしてもここまで絶望していく人達を見てきたまどかが、到底魔法少女になるとは思えないんですけど。それともまどかの願いは魔法少女になる代わりに、皆を助けられるよう、ループ世界を願うんですかね。そうするとほむらの存在が不明になっちゃうか。

<お気に入りシーン>
さやかが壊れて魔女と闘うシーンの影絵の演出は妙手です。さやかからしてみれば世界はもう白と黒だけの無感動な世界であり、視聴者からすればさやかの壊れた表情を直接見ていない分、想像で制作者の意図を上回ることも出来る。キャラの心情を映像で表現するのがアニメや漫画の醍醐味です。

2011年02月05日

御坂ワールド

「とある魔術の禁書目録II」の第17話を見ました。

<感想>
今回は完全に御坂ワールド。美琴と当麻のデートで発動される美琴の教科書通りのツンデレ、ラストオーダーのお風呂シーン、4人のシスターズに個々の感情が生まれ個体差が出る場面などなど、もはやこの圧倒的戦力差に手が付けられません。

御坂ワールドの反面、一方通行が社会復帰の第一歩として黄泉川の家に居候することが決定。黄泉川を守るためにも自分の危険性を知らせるあたりに、一方通行のツンデレが見え隠れします。一方通行は当麻に倒されたことで変わったのもあるかと思いますが、生来が本当はこうした優しい性格だったんでしょうね。それがレベル6への慰み者になったことで、ひん曲がらざるを得なかったかと思うと、悲しくなります。

新オープニングではいきなり風斬さんが出ており、虚数学区が取り立たされそう。土御門は結標や一方通行と何故か一緒に歩いており、動向の行方が気になります。他にも前回の女王艦隊の黒幕であるヴェントが当麻と戦闘。女王艦隊を簡単に動かすくらいだから、もし戦闘舞台が学園都市だったら瓦礫の塔になりそう。一方通行は謎の男と闘っていますし、ここから密度が濃くなりそうです。

<お気に入りシーン>
黒子が出ると作品が変わるのがいいです。冒頭の美琴の罰ゲームに悶える姿に悶々して眠れない黒子、初春が美琴にバイオリンを教えてもらっている最中に真っ黒黒子になって現れるシーンなど、本当に素晴らしい。黒子にはもっと色んな所で光を浴びて欲しいです。

女の子フラグの建設主である当麻もさることながら、一方通行も相応に主人公補正がかかっていますね。まさかラストオーダー、黄泉川、芳川の裸を見てお咎めすらないとは。ところで当麻のフラグメーカーに対して、青髪ピアスが言った電脳ロボット少女から泉の精霊というのは、シスターズからオルソラや五和のことを言っているんでしょうかね。泉の精霊が誰かちょっとわかりませんが。

小萌先生は一方通行が真面目につっこまねばならないほどのロリ。やっぱり彼女は本作でもトップクラスの謎ですね。

ラストオーダーとシスターズのやり取りは女性の黒さが全開。男はやっぱり女性の計算ずくの行動に騙される生き物なんですね。

2011年01月30日

パックンチョから1週間

「魔法少女まどか★マギカ」の第4を見ました。

<感想>
ぱっくんちょ事件から1週間。3話については完全にポルナレフ状態になりましたが、今回はクールダウンしていました。キュゥベえの計画通りさやかは魔法少女へ変身。そして好戦的な魔女が登場という次回からのグロ展開への下地が完了しました。

個人的には破滅的な作品はかなり好きです。特にこの作品のようにゴールすら見えていないものは大好物です。日常では味わえないスリリングな展開にゾクゾクします。自分がある程度は幸せな生活を送れているから、舐めた無いものねだりだと思います。世界ではこの作品のように本当に絶望した世界に住まざるを得ない人がいるでしょうし。

この作品はそんな幸せな女の子を奈落に気持ちがいいほど落としてくれる作品です。「幽遊白書」で樹が言っていた、無垢な子にポルノを見せる下卑た興奮に通ずるものがあります。

本作の根底にあるテーマは今後より明らかになっていくでしょうから、それはおいおい考えるとし、今度は本作のストーリーについて。

1話目の破滅していく世界で闘うほむらとそこにいるまどか、これまでのほむらのまどかに魔女になって欲しくないという願いなどから考えると、やっぱりループものなんでしょうかね。どこが起点かは不明ですが、ほむらはまどかを助ける為に魔女になっているような印象を受けます。

キュゥベえはここまで見ると明らかに真っ黒ですが、逆に真っ黒過ぎて他に黒幕がいるのではと穿って見たくもなります。まあ「ぼくらの」のように、その黒幕は超常的な存在にして、ヒューマンドラマに仕立てた方が良いかもしれませんが。

今回のさやかについては、まさにその典型的な展開になりそう。魔女の願い事で自分の幸せを願わずに、他人のしかも自分の偶像に基づく願いを叶えてしまったので、報われないでしょうね。マミさんは自分が死なない為に選択の余地なく魔女になり、存在意義を見つけられない中でまどかど出会ったことで自分を理解して覚えていてくれる人を見つけられて救われました。対してさやかは自分の幸せを度外視した契約ですから、さやかが上条君が幸せになる姿を想像して死んだりしたら恨みつらみもゼロではないでしょう。さやかが死ぬことが前提ですけど。

しかしこの作品、うめ先生を起用してほんわか感を提供しつつ、魔女の空間はファンシーな雰囲気で魔女になることのリスクをマヒさせる一方、ストーリーはグロくてギャップが本当に素晴らしいです。更に梶浦さんの音楽がそのアンバランスな世界観を上手く調整しています。

ところで今回の魔女の世界に出るテレビのカラー画面を見て、「サガフロンティア」のロボ編のラストを思い出したのは私だけではないはず。

2011年01月29日

聖人の明日はどっちだ

「とある魔術の禁書目録II」の第16話を見ました。

<感想>
このシリーズは結局神の右席のヴェントというキャラを出す為のシリーズだったよう。今回については途中の当麻の説教だとか全てが不要と思えるくらいでした。

前回ラストのアンジェレネもあっさり無事なような上、気が付いたらフェードアウト。最後は神裂のもとにオルソラとアニェーゼが訪れてあっさり終了。刻限のロザリオという魔術の説明やその目的が若干長すぎる印象は拭えません。

ただその中でも女王艦隊の黒幕であるヴェントというキャラの登場と、当麻が本格的にローマ教皇お墨付きで狙われるようになったことを出せただけでも意義はあったでしょうか。それと次回に美琴との罰ゲームで目も当てられないデートをすることが確定したことも追加していいですかね。

このアニメ、上手いことまとめられた時とまとめられなかった時の差が本当に露骨だとしみじみ思います。来週のデレデレ美琴を楽しみに1週間待つしかなさそうです。

<お気に入りシーン>
ぐだぐだの本編の代わりに、堕天使メイドセットとやらを身に付けた姿を想像したねーちんはしっかりオチをつけてくれました。真面目な聖人さんが明後日の方向に走っていくのは滑稽です。
オマケ
RSS feed meter for http://blog.livedoor.jp/jiro_s36/



2005年10/20より始動
Profile
jiro
二次元と三次元を行き来する社会人一年生
タイトルの元ネタは「ネギま!」

三度の飯よりかわいい女の子が大好きだが、最近は準にゃんやはやてきゅんなど可愛い男の子にも目がない。画像は同志wataru氏より拝借した準にゃん。

リンクはフリーです。してくださったらとても嬉しいです。

気軽にコメントしてください。返事は何があってもします。

個別に何か伝えたいことがある方は
下記のアドレスの☆の部分を@にしてメールください。

jirogu☆hotmail.co.jp
カテゴリ