1. がんばったね (4)
  2. そういえば紅葉は・・・ (6)
  3. 杞紗ちゃんに光を (0)
  4. 千愛の親指にマッサージされたい (0)
  5. 紅野が・・・ (0)
  6. 笠野田に合掌 (2)
  7. 紅葉がおっきくなっちゃった! (0)
  8. 庶民と金持ちの壁 (0)

■単行本:少女漫画

2007年03月21日

がんばったね

「フルーツバスケット」の最終巻となる第23巻を読みました。

大団円中の大団円で物語が締めくくられました。
誰もが幸せになって文句のつけようもないです。

表紙は今日子さん。透君で始めて今日子さんで締めるというのは、初期で決まっていたそうです。

中表紙は表紙の人物の寝起きがずっと描かれていましたが、
最終巻では今日子さんが光に手をかざしている姿。
おかしいなぁと思って本編を読み進めていたら、
その理由が判明しました。

事故で死んだ今日子さんはずっと闇の中にいたんですね。
そしてその時に願った透君の幸せが成就された今、
思い残す事は何一つなくなり、無事に光である勝也さんの下へ。
このシーンと中表紙を行き来したら感無量もいい所です。
勝也さん視点の本編、今日子さん視点の中表紙のコラボに三重丸を上げたいです。

由希が透君のことをお母さんのようだと言ったのは、他の皆も感じたこと。殆ど全員が無償の愛を与えてくれる母親から愛情を得られなかった為、その母性を存分に受け取った透君に求めるのは致し方ない所ですかね。

ただ作品を通して母親の偉大さはしばしば取り上げられていましたが、父親にはあまりスポットが当たらなかったかなぁ。男はいつの世も困ったチャンだからしゃあないか。

ラストで年代ジャンプして透君と夾がおばあちゃんとおじいちゃんになっているのはびっくり。後姿しか出ませんでしたが、孫の幸せそうな顔を見れば、2人がどんな人生を送ってきたのか推し量れますね。

私が最後に言いたいのは、

「がんばったね」

ホントこの一言に尽きます。誰もが苦境に立たされても
歩き続けたから、この結末が描かれたと思います。
それは作者の高屋奈月先生を始めとする本作を生み出してくれた方々、登場キャラ、それと私のような読者を含めてです。結末が人気等で見れないのは寂しい事ですから。

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2007年01月19日

そういえば紅葉は・・・

「フルーツバスケット」の第22巻を読みました。

この漫画も遂に次巻が最終巻。3月発売だそうで、
社会に出る前に完結する事が出来てよかったです。
終わっちゃうのは寂しいです。

でも杞紗ちゃんとお別れはも〜っと寂しいです!

この巻ではとうとう十二支の呪いも解けて、わだかまりも殆ど
回収されて、原初の記憶、神様の記憶も伏線回収完了。
夾と透君が抱き合って変身しない場面から由希と真知が
抱き合う流れは感動的でした。入りが猫で締めが鼠。
この順番もよかった。主人公は透君ですが、先に主人公の顛末を見せるのは。十二支に関して一番つらかったのはやっぱり由希だもんなぁ。

今回で先に魚ちゃんのその後が描かれていましたが、
幸せそうで何より。

本作では殆ど全ての登場人物が人間関係で人格のどこかに
欠損がありましたが、そうした人だからこそ幸せになれる
と私は思っています。自分で痛い思いをしないと他人の
痛みなんて理解出来ませんし。

その中で真っ先に魚ちゃんと紅野の大人コンビで先を見せてくれたのは、最後は皆ハッピーエンド中のハッピーエンドになりそうでホッとしました。花ちゃんが透君と夾の義理の母になりそうな展開は怖いけど・・・。

この巻は最終巻が出た後でもう一度読み返したくなるな。
そうすると感動ひとしおでしょう。
久しぶりにいい漫画を読んだ気がする。
心のほんわか具合は少女漫画が一番だ。

そう言えば紅葉が終ぞ出なかったのはイジメですか?

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2006年09月22日

杞紗ちゃんに光を

「フルーツバスケット」の第21巻を読みました。

前巻で紅野が死んだと思い込んでいたのですが、
無事に生きていました。
これで魚ちゃんの悲しい顔を見なくてすんだ。ホッと一息です。

今回は前回の流れで透君にまで危機が及んだのですが、
透君も無事でとりあえず誰も死なないで一安心。
まさかここ一番で慊人と心を通わせるとは。

ラストはどうやら23巻のようですが、皆笑顔になりそう。
皆ハッピーエンドは漫画だからこそなので、
目一杯心を温かくして欲しいな。

最後は全て夾と透君に収束するのでしょうが、そこで
今日子さんが死ぬ間際に夾にかけた

「許さない」

という言葉も救ってくれるんだろうなぁ。
というか今日子さんの許さないは何に対してかな。
ツケを払わなかったことなのか。

しかし道を間違えないで人生を行けたらなんて考える
夾は重い。そんなのありえないと普通に過ごしていれば
わかるけど、それでもそう思わずにはいられないというのは切羽詰ってる。

これを救ったのが透君というのは人の出会いが人が生きる糧なんだなと思わせてくれる。道を間違えても助けてくれる人と出会えば人は何度でもやり直せるんだなぁ。人の出会いが宝というのがよくわかる。

後は紫呉と慊人も気になる。
あそこまで捻じ曲がった愛情を慊人が受け止められるのかな。

でも紫呉のあの捻じ曲がり具合は結構わかる。
好きな人の全てを見ようと思うとそうなるし。
こう書いていると私も大概歪んでいるなと実感。まあ紫呉と同じ戌年だから仕方ないな。

しかしいけないのが愛しの杞紗ちゃんの出番が少ない事。
私の心のオアシスの杞紗ちゃんがスルーされるのだけは勘弁。
燈路のモノになるのも勘弁。

杞紗ちゃんは私の物ですから!!!!

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2006年08月20日

千愛の親指にマッサージされたい

「親指からロマンス」の第5巻と6巻を読みました。
あ、タイトルで引かないで下さい。
普通の少女漫画で別に腐女子向けの男同士があんなことやこんなことする作品じゃないですから。

ちなみにこれは花とゆめで連載されている椿いづみ先生の作品。
上で腐女子向けじゃないとか書いておいてなんですが、
花とゆめには最強クラスの「闇の末裔」があったので少し説得力がなくなるかな。つーか「闇の末裔」どうなったんだよ・・・。もう「HUNTER×HUNTER」より待ってるんだけど。

軽く作品紹介すると、これはマッサージ好きな少女のお話
かなり風変わりな主人公東宮千愛(とうぐうちあき)が、究極の全身こりまくり星人の森泉陽介(もりいずみようすけ)のこりをほぐす漫画。

ちょっと頭が飛んでそうに見える説明かもしれませんが、
5巻で明かされるが如くそもそも”こり”というのは体の疲れと精神的な疲れから来るもので、陽介も実際はその体の”こり”というのが精神的な要因からも来ているらしく、それをほぐすのが千愛の肉体的なマッサージであり、精神的なマッサージ。抱き合ったり触れ合ったりする手から、親指から伝わる愛情でもって陽介を癒すというお話。何とも心が優しい気分になる作品です。

別段これといって私が好む謎というのはそうなくて、陽介の体の”こり”の原因(女性嫌いから母親などに捨てられたとか?)と、千愛が所属するマッサージ部の先輩で、御曹司の春海千歳(はるみちとせ)と、6巻で急遽登場したマッサージ部副部長で春海とお見合いさせられそうな令嬢花城綾芽(はなしろあやめ)、その2人の親友で一般家庭の人間で春海を好きな阿部夏江(あべなつえ)の関係くらいでしょうか。                       

それでも見てしまうのはやはり千愛の可愛らしさと強さか。
千愛には双子の姉の東宮明佳(とうぐうさやか)がいるも、その姉が嫌なことを全て千愛に押し付ける腐った人間。親はいい顔をする姉ばかり目にかけ、内に込めるタイプの千愛はないがしろに。

その千愛が見つけたのがマッサージと恋人の陽介で、どんどん強くなっていく千愛。

その強さが自分が苦しかったことを知っているが故に得た強さ
な為に、同じように他人の痛みを感じ取れるからたまらない。
こういう子にも弱いんです、私。
というか基本的に二次元少女のストライクゾーンは果てしなく広いです。

今回陽介に包まれるように抱きしめられてる千愛はたまらなかったなぁ。あんな彼女がいたら何も怖くないよ。

そんな千愛がマッサージをする際に見えるツボーズがまた面白い。皆思い思いに喋って千愛と会話してるし。

この2冊でついに陽介編に突入する下地が完了し、次巻から本格的に入っていく模様。千愛がどんな親指で癒してくれるか楽しみです。

本編と関係ないのですが、花とゆめの単行本には柱があり、
そこは作者さんの好き勝手に書いていいスペースとして存在しています。ここがまた凄く面白くて。

「フルーツバスケット」の高屋奈月先生のゲームトークで、パーティーから離脱する際に装備品置いていってなんていつまでも忘れる事ができません。

椿先生も負けじと自分のマッサージ愛や、

高校生の男女の制服を買いに行って怪しい目で見られた

とか笑える。資料用らしいですが。

でもある意味漫画家さんっていいなぁ。だってそういうの経費で落として漫画描いてるんですとか言えばそこそこ通るし。

もし私がいきなり店に行って中学生のセーラー服くださいなんて言ったら捕まるだろうなぁ。

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2006年05月23日

紅野が・・・

「フルーツバスケット」の第20巻を読みました。

一気に話が進みました。しかも予想だにしない方へ。

紅葉と燈路の呪いが解けたのは驚きましたがいいでしょう。
十二支の中でも幼い故に活躍が少なく、
また透君と夾の二人の関係と草摩の本家の方が絡んでいるので、
お役御免といったところなので。

夾が透君の母親を見殺しにしたのもまあいいでしょう。
以前から見殺しにしたという雰囲気はありましたし、
何より夾の猫憑きの体からすれば、何も救いが無かった頃の
夾にそこまで求めるのは酷。
幼い頃に今日子さんに多少光を見せてもらってもその後の幽閉
があっては、それが生き延びる糧にはなっても、乗り越えるのは
不可能。

ラストで透君の想いが夾に伝わるも否定されたのも
まあある意味納得。
今まで母親が一番と言っていたのを突如自分にその好意が
向くのを知っても、猫憑きの夾としては同情心に思えても
仕方ないです。

勿論透君を信じてる夾はそんなことは思わなかったですが、
それ以前に透君の母親に関して負い目があるのがネック。
人を自分の責任で死なせてしまうのは重いです。

一番の問題は”アレ”です。

紅野が慊人に刺されて死んだ!!

まだ断定は早いかもしれませんが、魚ちゃんが鳥の死骸を
見つけるという比喩描写が見られたので、まず間違いないかと。

高屋先生の今回の柱で紅野が勝手に動いて大変とか言ってたのは
これのことだったのですね。

今まで慊人に何も知らせずに育ててしまい、突如世間に放り出そう
とする紅野に気が触れてしまい刺し殺す慊人。
私が現在やっているゲーム、「テイルズオブジアビス」
ルークに似通った面があります。

確かに突如として放り出されるのは恐ろしく、また他人のせいに
したくもなるでしょう。
慊人の言うように紅野は突き放さないといけなかったのです。
それを我が身可愛さと同情心から一緒にいた紅野。
紅野が殺されるのも何故だか納得してしまう自分がいました。

これから先、慊人の凶刃は間違いなく透君に向かいます。
助けるのは恐らく夾。
そこで彼女が自分の過ちに気付けばいいのですが、
紅野を殺した慊人にはその救いが訪れないかも。

ところで突如として解けた呪いは何が原因なのでしょうね。
最初は人を真剣に好きになれば解けるかと思ってましたが、
それでは紫呉やはとりとか矛盾しますし・・・。

自分の心の弱みに気付いて克服したのが原因なのでしょうか。
でもこれだと紅野が不明。
というか溌春が先に解けるか、これだと。

ただ傾向としては、幼い子の方が解除が早そう。
本能的に慊人とのつながりは感じるも、期間が短い分、
思い入れが少ないからでしょうか。

最後まで残るのは紫呉でしょうね。
慊人に対し歪んだ愛情を抱き、自分の犬憑きを慊人を手に入れる
為に有効利用するほどですから。

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2006年05月01日

笠野田に合掌

「桜蘭高校ホスト部」の第8巻を読みました。

この巻は結構驚きが満載。中でも一番なのが、ハルヒが女性だというのが突如出た新キャラの笠野田にバレたのです。

しかも彼はハルヒに好意を抱き、告白をしようとしました。しかし結果は告白をする前に”友達”とばっさりやられてしまいました。

あのシーンは周りの皆が同情するのもわかります。笠野田が好き好きオーラを出しているのに、のれんに腕押し。それでいて想いを伝える事も出来ないのを見たら、励まさずにはいられません。

しかし彼は十分役目を果たしました。ハルヒに好意を寄せる面々に焦りを与えたのですから。

でも驚いたのは三年生コンビのハニー先輩と崇先輩が環、鏡夜、光、馨の四人が全員ハルヒを好きなのをずいぶん前から見抜いていたこと。

さすがは三年生です。一番まともそうに見えない二人が実は一番見る目があったとは。やっぱ高校生くらいまでは一年の差は大きいですね。

そんな面々で一番に動きそうなのはやはり光あたりでしょうか。好きなのに無自覚なら自分の気持ちを押し込めている鏡夜や馨、天然過ぎる環に比べたら一番前に立ってる気がします。

それと今回は環と鏡夜の過去話も収録されていました。鏡夜が今のように鳳家を虎視眈々と継ごうとしていなかった頃、三男に生まれた自分をただ呪っていた頃のお話。

今のあのどす黒い鏡夜からはちょっと想像がつかないくらい、昔の鏡夜は生気がありませんでした。

そんな中環に会って変わっていくのを見ると、人との出会いこそ人生の宝だと痛感します。

ただこの二年生コンビは自分の家のことが第一にあるため、ことハルヒ関連には疎くなりがちになるかも。

ここからも常陸院の兄弟が先にハルヒに手を出しそうな匂いがします。

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2006年01月22日

紅葉がおっきくなっちゃった!

「フルーツバスケット」の第19巻を読みました。気が付けばもう20の大台まであと一冊。

今回は透君(女の子です)の心の闇が多く描かれました。

前巻の続きで十二支を、特に猫憑きの夾(きょう)を解放したい透君。でもそのせいで今まで亡くなったお母さんを一番に考えていた透君が夾を一番に考えてしまい、お母さんとの絆が切れることを恐れていました。

幼い頃に父親を失い、それ以来心の支えだったお母さん。その母を失った悲しみは幾ばくかは想像できません。

呪いが解けるのは、透君が真に夾を一番に思い、なおかつ母親も同じように思える日ですね。

その透君と翔(かける)とのつながりも今回はありました。

透君のお母さんが死んだ際の事故が、翔の彼女の小牧ちゃんのお父さんが車で突っ込んだというもの。その際に小牧ちゃんと翔が焼香しに来た際、透君と翔が会っていました。

でも絶望の淵にいる透君を見た翔が、

「ムカツク」

と一言。辛いのは小牧ちゃんも同じなのに、透君の方が不幸そうにしているのを見てキレた翔。

自分の彼女が苦しんでいるのを見れば言いたくなる気持ちもわからないでもないですが、こういう問題はあくまで当人同士の問題。第三者が口を出していいのは暴力に発展した時ぐらいです。

ただ小牧ちゃんがスゴク出来た娘のために、その後翔は反省し真っ当になりますが。

ここ数巻の透君の叩かれぶりはかなり凄いです。

それと今回は綾女(あやめ)にもスポットが当たりました。昔の綾女は他人のことを全く歯牙にもかけない人間。今と大違いの彼が告白してきた女の子をこっぴどくフリました。

その後美音(みね)さんと出会い人を傷つけることがどういうことかを知りましたが、それで過去の罪が消えるわけではありませんからね。その贖罪の為に弟の由希がちょっかいをかけられまくっていますが、当の本人は全く気付かず。人は忘れることで強くなっていくのですね。

しかしこの作者の高屋奈月さんは人の醜い内面をモロに描きますね。まあその後できちんとフォローを入れ、人は醜いだけじゃないということをうまく描いていますが。

これを少女漫画で描いているという辺りが時々不思議。いや、もしかしたら女性はこういう人の醜さをひしひしと感じているのかも。男はどうもあらゆる事象において鈍感な面がありますから。

私は男ですが、女の人がこれほど人の醜さを感じていると思うと、自分のバカさ加減が嫌になります。知らず知らずの内に女性に不快感を与えてきたのかも知れません。

ただ今回は一つ納得できない場面がありました。それは、

紅葉がおっきくなっちゃった!!

です。今までは小学生ぐらいの背格好だったのが、突然大の大人に。何の伏線もなしの急成長に驚きを隠せません。

対して燈路杞紗ちゃんは毎回少しずつ成長していたので、何の抵抗もなく見れました。

ここだけは未だに納得がいきませんね。

もう十二支の呪いも終焉を迎えそうな現在。物語は佳境に入っています。これから透君と夾の関係が深まるにつれ、お互い苦しい展開が待っているのは目に見えますが、是非とも乗り越えてハッピーエンドで締めくくってほしいです。

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2005年12月10日

庶民と金持ちの壁

来春からめでたく”アニメ化”する「桜蘭高校ホスト部(クラブ)」の第7巻を読みました。この作品は月刊LaLaで連載されている、葉鳥ビスコ先生の作品です。

簡単に物語を紹介すると、全国の大金持ちが集まる桜蘭高校に、その中でもトップクラスの金持ちで、成績優秀者が作ったホスト部があります。そこでは毎日女の子の夢を叶えるために6人の生徒が活動をしています。そこにこの高校に特待生として入った庶民代表藤岡ハルヒという少女が、静かな勉強場所を探して偶然ホスト部へ来るのです。そこでハルヒは800万円もする壺を割ってしまい、それの借金返済の為に働くという学園物コメディです。ではホスト部の紹介を。

須王環(すおうたまき):2年生。部長兼この学園の理事長の息子。とにかく金持ちでしかもフランス人の母を持つハーフ。あらゆる点で完璧だけど、やけに庶民くさいのが好きという変わった一面もある。ハルヒに恋心を抱くも、元来のニブチンさと、周りの邪魔で進展なし。

鳳鏡夜(おおとりきょうや):2年生。環とはかなり古くからの付き合いがある。ポジションとしては「銀河英雄伝説」オーベルシュタインのような冷徹な参謀。損得勘定でしか動かず、鳳家の三男だが、虎視眈々と鳳家を継ごうと目論んでいる。恐らくはハルヒに対して好意を抱いているが、あまり表には出さず、さりげない態度。

埴之塚光邦(はにのづかみつくに):3年生。通称ハニー先輩。小学生のような背格好で、とても可愛らしい男の子。更に甘い物好きで、いつもウサギの人形を持ち歩くという強者。だがその実態は武術の達人。

銛之塚崇(もりのづかたかし):3年生。古来より埴之塚家に仕えてきた武術の一家。とにかく寡黙で、いつもハニー先輩のお供をしている。現代の”ラストサムライ”

常陸院光&馨(ひたちいんひかる&かおる):1年生。双子の男の子。とにかくその兄弟愛を見せびらかせ、他人を騙すという恐ろしい人間。何よりも退屈が嫌いな為に、様々な事件を巻き起こす、いわゆる愉快犯。この2人もハルヒを好きだが、なかなか手は出さずにいる。

藤岡ハルヒ(ふじおかはるひ):1年生。母親を亡くしており、父親はゲイバーで働いている、ちょっと変わった境遇にいる女の子。女の子らしさに欠けており、以前長い髪の毛が子供に切られて以来、短くしており、制服も男子物で過ごしていた。ある意味この中で一番男らしい女の子。

という感じです。では感想を。

今回は鏡夜が庶民のデパートに行くわ、ハニー先輩の弟が出るわ、光と馨の過去話が出るわで、いつも以上に個別のキャラの内側が明らかになりました。やはりこれは前の巻あたりから、環の家の実情が出始めたのが影響しているのでしょうか。

鏡夜は、三男の為に家を継ぐのがかなり優秀じゃないといけないようで、様々な所でアピールをしていたのですが、今回は普通の高校生になっていたのが、どことなく新鮮でした。これはハルヒのおかげでもあるのでしょうね。

ハニー先輩は弟との確執がありましたが、それも何とか解決。甘いものばかりが好きで、夜中にケーキを丸ごと1つ食べている姿を見てまるで宇宙人のようで気持ち悪いと言ってましたが、結局はブラコンさんでした。

光と馨は、初めて人を騙して嘘泣きをしたというお話でした。2人のお付のメイドさんが実は泥棒だったというのに、その人に懐いて、その人から「世の中信じられるのは自分だけ」ということを教わってしまってます。あんな小さい頃から歪んでいたとは。でも最後に泥棒のメイドさんに裏切られて泣いたのは、本音だと思います。2人が初めて懐いた人で、不意に涙が出てきたのを、ひねくれた2人は嘘泣きしてるんだと思い込んだのではないですかね。というかそうであってほしい!

こうした皆の内面が描かれたのはハルヒが皆のことを知ろうとし始めたからですかね。その心境の変化の始まりがやはり環でしょうか。今まで人に無関心だったハルヒが徐々に成長してきています。でもその結果知ったのは庶民と金持ちの壁。これをハルヒがどこまで切り崩せるかがこの作品の面白い所のひとつです。

本編以外に今回は以前にもあった双子の姉妹が恋愛のお助けをする読切がまたありました。これでも双子が出ているのですが、葉鳥さんは双子が好きなのでしょうか?気になります。

月刊LaLaHP

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オマケ
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2005年10/20より始動
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jiro
二次元と三次元を行き来する社会人一年生
タイトルの元ネタは「ネギま!」

三度の飯よりかわいい女の子が大好きだが、最近は準にゃんやはやてきゅんなど可愛い男の子にも目がない。画像は同志wataru氏より拝借した準にゃん。

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