
いつも大変お世話になっている藤田義行さんの講演に参加してきました。
今年の頭に、僕も少し係わっているサッカーアカデミーという場でサッカー好き、サッカー関係者の前で話して頂いたことがありとても素晴らしかったので、今回の講演も宣伝させて頂こうと思っていたところ既に満員御礼とのこと。少し遅れて会場につくと、まさに満員御礼、3人がけの席の真ん中ひとつしか空いていない状況でした。
静岡県の三島で鍼灸院をされている方ですが、プロをはじめ多くのアスリートをみてらっしゃる方です。もちろん一般の患者様の中にも素晴らしい方は沢山いらっしゃると思いますが、講演テーマの「一流と超一流の違い」から主にスポーツ選手を引き合いにだされ、一流と一流でない人を分けるのは何かを話して頂きました。(というか一流という時点で僕にしてみれば、すっげーとなるわけですが^^;)
華やかに見えるアスリート。光の部分が強ければ強いほど影の部分もあるし、好調不調の波は必ずやってきます。
藤田さん曰く
「本当に苦しい時、調子の悪いときにいかに過ごすかに、その人の人生がかかっている」
「ストレスはその原因となっているものでしか解消できない。職場でのストレスがあればその職場で解決しなければいけない。酒やカラオケでは解消できない。」
藤田さんの仕事は選手の治療ですから、必然的に選手にとっては苦しい時、調子の悪い時に関わることが多くなります。
しかし、藤田さんからみて超一流と思う人はそれでも尚輝いているというのです。
例えば、藤田さんが帯同している清水商業の高校生。夏場の暑いときに、物凄く苦しい練習をする。多くの選手が苦悶の表情でへばりこんでしまう中で(これがそもそも当たり前の過酷さ)、充実感溢れる表情を、時には笑顔さえ見せる子がいるというのです。そういう子はやはりグッと伸びるそうです。
プロ選手も然り。
とはいえ、怪我による苦しみはプロアスリート、または将来を嘱望されている高校生にとっては重大な問題です。その苦しみに徹底的に向き合う作業は望月重良さんの著作「もう一回蹴りたかった」や藤田さんの話で聞く限りにおいても、目をつむりたくなるような状況ですが、当事者のそれは想像を絶するものだと思います。
藤田さんの言葉に凄みがあるのは全てが藤田さんの経験から来るものであり、又たとえ治療をしている選手の言葉であったとしても藤田さんが選手と同様(一緒に)に苦しみに向き合っているからなのだと思います。
その凄みから、いつも全く縁遠い別次元の話を聞いているように感じることもしばしばですし、僕自身は一流にはほど遠い人間ではありますが、それでも、できること、やるべきことはあるわけで、少しずつ高みを目指したいと思います。
そして思うのが、超一流や一流と呼ばれる方々と接している藤田さんも、やはり超一流であることは間違いないということです。
なかなか講演をされることは少ない方ですが、多くの方に聞いて頂きたい話ですので、もし次の機会があればこの場でもアナウンスさせて頂きたいと思います。
PS
ということで、今度三島のうなぎ屋さんに連れて行ってください、藤田さん^^。
写真:藤田さんと田植えの写真。