2007年08月19日

実体験として何を感じるか

マーケットが荒れている。
数日連続で日経平均がどんどん下げていく。
サブプライムローンが問題なのかもっと根の深い問題があるのか。

こんな時日経平均の下げを見ていてもマーケットの下げなどは僕には実感できない。
しかし、自分の保有株の株価がどんどん下げていくと嫌でもそれを実感する。
僕の株資産の下げ幅なんて大したことはないし、それで食べているわけではないから日常生活の資金繰りに困ることもない。(めぐりめぐって自分のところへの影響もないことはないと思うけど、、、)

むしろチャンスとばかりに買いを入れたのだが、もっともっと下がっていく。上手くいったことと失敗したことがあるが、こういうときこそ学びがある。

学びがあるなんていえば調子がいいが、正直に言えば慌てる。

ITバブルのときにはこんな実感は当然無かったし、もちろん90年のバブルの頃だって僕はサッカーばかりやっていたからまるで実感がない。その当時の投資家の心理と今のものが一緒だとは思わないが、市場が大慌てしている時の心理の一端は感じることができた。

実体験として何を感じるか。大事だ。  

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2007年03月25日

真っ当な株式投資

真っ当な株式投資


真っ当な株式投資がいよいよ販売開始となった。

早速読んでみた。

「確実な今」と「不確実な未来」の交換活動。

無意識的に行っている行為だが、今改めて考え直す。

不確実な未来に対して今ある時間やお金を思い切って差し出すことが出来いとなれば、未来は開かれていかない。時間が経過するばかりだ。

意識的に、時間とお金を必要とするものに向けていきたいと思う。

株式投資の本を読みながらそんなことを思いつつ読み終える。  
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2006年02月08日

反応

「育児関連の(株の)銘柄があがっているらしいよ。」 と知人から聞いた。

その人も、紀子様ご懐妊の報を受けて、というのをどこかで聞いたか見たかしたらしい。

ニュースや新聞で確認したわけでないので、本当かどうかは分からない。育児関連といってすぐ思い出せる会社はないが、帰宅して仮想ポートフォリオを見てみると、オリエンタルランドだけ株価が上がっていた。他は全て下げていた。

ディズニーランドだから、、、?

知人のコメントを思い出し、可笑しくなってきた。株価はあっさりと短時間で動く。

でも、ご懐妊というニュースそのものは喜ばしい。  
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2006年02月03日

Good Morning Tokyo

僕が長年、愛聴しているラジオ番組がある。J-WAVEの「Good Morning Tokyo」である。ジョン・カビラの必要以上に高いテンションが好きなわけであるが、ネットのホームはJ-WAVEのトップだったり、J-WAVE会員だったり、まあラジオをつけると81.3なわけである。

それに板倉雄一郎さんが電話出演された。

その時の模様はインターネットで聞ける。Listen it!!

価値と価格のお話。必聴。

聞き手のショーンK氏の「これでもか!」という濃い顔も必見。  
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2006年01月30日

投資、現状維持と成長

製造業の会社に勤めている。設備投資にはざっくりと2種類あってひとつは現状設備の性能、生産量を維持するための投資。もうひとつは新製品、もしくは既存製品の生産増に伴う投資。

どちらも必要である。

当然投資活動を行わなければ、つまり現状維持さえしようとしなければ企業は衰退することになる。

これ人も然り。

しかし、人の場合は普段通りの生活をしている、つまり投資をしなくても、いままでと変わらないと勘違いしてしまうことが多いように思うが、実はどんどんと衰えていく。投資というのは例えば、運動したり、体によいものを食べたり、もちろん勉強したりということである。これらをしなければ、維持どころか衰えていく。

となると普段通りではなく、やはり「維持」のための投資は必要であるが、退屈な場合が多い。運動で言えば、現状をキープするためのトレーニングはつらい。人はやはり己の成長を目指した投資をするべきなんだろう、そう思う。そもそも自己投資を考えた瞬間、自己成長を意識する。

ま、いずれにしても維持を目的とした投資よりも、己の成長を描いて投資していくほうが楽しいはずだし周囲にもよい作用をもたらすことになると思う。  
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2005年05月16日

金持ちの家 Oracle of Omaha

aa0b302a.bmp雑誌Forbsによると、世界で一番金持ちなのはマイクロソフト社のビル・ゲイツ。2番目がバークシャーハザウェイのウォーレン・バフェット。

そのForbsで「Billionaireの家」という記事があった。

ビル・ゲイツはシアトル近郊のでっかい家に住んでいる。

写真はバフェットの家である。オマハの田舎にあるこの家は1958年にバフェットが買ったもの。

片田舎の普通の家といった様相だ。

Billionaireだろうがなんだろうが、彼はこののーんびりとした家でコカコーラ飲みながら、有価証券報告書をすみからすみまで読んでいるのがこの上ない至福なのであろう。  
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2005年05月10日

PV=C/( r−g )

 

マッキンゼー出版の「バリュエーション」が難しくて挫折した場合、森生明氏の「MBAバリュエーション」が読みやすい。

マッキンゼー本に比べると理論価値の計算方法については細かい記述はないが、「企業価値」という言葉については著者の経験を交えながら丁寧に語られていて、とても分かりやすい。  
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2005年02月26日

MSCBとか企業価値とか

最近のTV放送で一番時間が割かれているものと言えば、「ライブドアVSフジテレビ」

各放送局、一様にVSという視点で報道されていることが多い。(そのほうが視聴率が取れるから!?)

板倉雄一郎氏が騒動についてエッセイでコメントされている、今日の「騒動統括」は特に分かりやすいと思う。  
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2005年01月17日

自然発生的ROIC

ある方(仮にKさんとする)と投資手法の話をしていた。

利回りを計算する式の話。

K:営業利益をやっぱり見ますね。
僕:税金は考慮するんですか?
K:えーー、ああしますね。
僕:じゃあ、NOPLAT(みなし税引後利益)だ
K:ああ、そうですね。それで、有利子負債と株主資本を足して、現金同等物  を引いた金額で割るんですよ。根拠は、(省略)
僕:じゃ、投下資産と同じと考えてもいいのかな、、
  でも、それはROICじゃないですか!
K:あー、そっか、そうですね。そういえば。

天然、天才、、

ROICという言葉を知らなかっただけで、それと同じアイデアを元に運用してびっくりするような結果を出している。
考える人は強い。  
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2004年12月04日

ROIC


企業価値評価 【実践編】

昨日のエントリで紹介したマッキンゼー社より出版の「企業価値評価」と並んで勉強しているのが、実践編。ケーススタディーが充実していて分かりやすい。

さて、タイトルのROICであるが、Return on Invested Capitalのことで、日本語で言えば、投下資本利益率ということになる。

企業の財務諸表を見たときに、売上が伸びている、利益も上がっているというだけでは、その会社の実情は分かりにくい。

そこでROIC。仮に、とある2社の投下資本が同じだとすると、その2社を比較するにあたりより多く稼いでいるほう(みなし税引き後利益)が良いわけである。つまり効率の問題。

こんな見方もできる。2社を比較したときに、一見売上も利益も大きい会社のほうが良さそうであるが投下資本を見たら、本質はこんなにお金をかけたのに利益はこれだけ?という結果かもしれない。もう一社の利益が少ないほうは、少ない投下資本でこんなに利益が生み出したのか!ということかもしれない。

本質は隠れていることが多いのだなーと感じるこの頃。
  
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2004年12月03日

ROIC-WACC=Spread

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2004年09月30日

投資の本


ネットワーク時代の投資学―「超成長株」投資入門

投資を始めて一年ぐらい。

色々な本を読んでみたが、この本が一番腑に落ちた。
株価がどうやって決まるか、どのような企業に投資するべきか、などなど。
内容は追って。  
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2004年07月28日

上場、上々

みなさんお世話になっている、お世話になったことがある検索サイトGoogleがアメリカの証券取引委員会にIPOの公募価格を届け出た

一株あたり$108〜$135

ま、僕のような少額投資家は行方を見守るだけなのである。

ところで、アメリカ株にはティッカーというのがあって、それは日本の証券コード(4桁の数字)のようなものだ。

例えば、Yahoo!であればYHOOだし、ナイキであれば、NKEといった具合。

グーグルであるが、GOOGらしい。

なんだか間延びして、いまいち感が否めないので考えてみた。

GOGL
GGLE
GGL
などなど。

こんなもの考えても、とても意味がある行為とは思えないのだが、結論としては、GOGLがいいような気がする。  
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2004年07月04日

名前が変わるということ

DLJディレクトSFG証券が楽天証券となった。

なんとなく違和感があるもののすぐ慣れるだろう。(だいいちDLJディレクトもDLJ証券と呼んでいて、正式名称は長すぎて覚えていなかったぐらいである。)

例えば、みずほ銀行なぞも前身の3行をパッと言える人は少ないかもしれないし、覚えている必要もないのかもしれない。最初は「え、みずほ?」なんて思ったのに。

名前が変わることを直接的に体験しているのは結婚して姓が変わった人かもしれない。現状では圧倒的に女性が多いとは思うのだが、どのぐらいで慣れるものなのだろうか。

野球チームや会社の名前が変わるのとは少し事情が違うように思う。

*マネックスと日興ビーンズが合併するさいに通称「マメックス」とならないことを願う。  
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2004年06月09日

リッチな人


知識ゼロからのお金持ち塾

なんだかんだ言ってもお金はあるにこしたことはない。

お金が無くても得られる幸せがある、というのも本当だと思うが、これは考え方次第で誰もが得られる幸せだと思う。

一方、お金があるから得られる幸せもあると思う。例えば、旅行をして素晴らしい景色、人に出会ったとか。憧れのバッグを手にして幸せとか。

欲張りだからやっぱり両方の幸せを味わいたい。

英語のRichを「お金持ち」と翻訳するのは不適当に思う。英語のRichには金銭を含む、生き方の豊かさというイメージがある。

澤上篤人さんの言う「お金持ち」はまさに英語のRichにあたると思う  
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2004年04月27日

インディペンデンス?


独立投資家宣言!―めざせ、ファイナンシャル・インデペンデンス

最近新聞を読むと個人の市場参入が増えているとか、証券会社が調子がよいとか。で、僕も漏れずに資産運用をやっている。

最初に読んで、かつ投資を始める大きなきっかけとなったのが「情報化社会の航海図」の渡辺さんに薦められたこの本。

読み進めるとなんでも、4つの自立があるそうだ。

・生活的自立
・精神的自立
・経済的自立
・健康的自立

…やばい、ひとつも出来てない。

健康だって、最近運動不足だし。  
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2004年03月13日

hangover...

今朝、頭痛で目を覚まし頭痛薬を飲む。そしてその効き目にふと思う。

「薬って、本当に素晴らしいですね。」

と、一昔前なら思っていたのだろうが、最近書店にならぶ、薬は体に悪いと謳った本を目にすると、やや怯む。

まま、薬を常用することの良し悪しは別にして、少なくとも使う人は恒常的にいるってのも本当。最近、投資に興味があるもんだからついこんなことを考えてしまう。

注)タイトルのhangoverとは二日酔いのことです。

  
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