ジロッカーの世界征服計画

密かに世界征服を企む脚本家金子二郎のブログ

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018 その2

──その1から
真来さん、突然車内から写真を撮り始める。
「今の言葉聞いて突然旅行気分になってきた」
そうだ僕らは映画祭と言う名の旅行に来ているのだ、と僕も彼女の言葉を聞いて再認識。楽しまなくては。
車は2時間もかからず夕張市内に入った。雨は雪に。僕らより30分ほど先に千歳空港を出た送迎バスもほぼ同時刻に到着していて、参加者は夕張駅の前からレッドカーペットを歩いて市民やボランティアたちから「おかえりなさい」の歓迎を受けている。
車を降りて僕らもその歓迎の列に参加する。
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そこからメイン会場の「ひまわり」へ。
「合宿の宿ひまわり」を訪れるのは実はこれが初めてだ。
過去2回は贅沢にホテルマウントレイースイに宿泊した。温泉もあるし朝食バイキングが美味しいからだ。映画人が合宿で泊まっている「合宿の宿」とはいったいどんなところなんだろう? 期待よりも恐怖心の方が強い。若者たちに50才超えた商業作品ばかり書いてきた脚本家が混じって打ち解けられるだろうか‥‥8人部屋なんて修学旅行以来だし。
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チェックインすると誰もまだ来ていない。取りあえず自分の陣地取りのために荷物を置く。
1泊6500円5泊分の宿泊費だけはすでに支払っていたが映画祭に参加するためにはこの他にオープニングセレモニー1500円、オープニングパーティ5000円、パスポート3000円、さよならパーティ3000円を払うことに。
オープニングセレモニーの後上映される『ジュマンジ』は見ずに中川監督たちと公式パンフレットには出ていないもう一つのゆうばり映画祭「ゆうばり叛逆映画祭2018」の会場である商工会議所へ。行くと西村嘉廣監督が自ら「細長いレッドカーペット」を引いている。

こっちの方が「これこそファンタスティック映画だぞ!」と言うランナップ。本家に意義を申す姿勢が気持ちいい。
万年野党支持の僕なのにこの時ばかりは与党の「本家」主宰のオープニングパーティに出席。だってパーティ券買っちゃったんだもん。
ホテルシューパロのパーティ会場は大混雑。すでに夜9時を過ぎているので、みな乾杯の合図を待たずに飲み食い始めちゃっている。
屋台村で一杯飲んで表に出ると雪が本格的に。らしくなってきた。
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深夜1時を過ぎてひまわりに帰るが、部屋にはまだ誰も戻っていない。
結局、映画祭1日目はオフシアターコンペティションの『東京ノワール』しか見られなかった。
──その3へつづく。

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018 その1

もう3週間経ってしまったが、3/15〜3/19の5日間8年ぶり3度目のゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018に行ってきので記憶を遡りながらのご報告。
当ブログはこの2年新年の挨拶だけで完全に休眠中だ。これを機にまた再開したいと考えていたのだが帰宅後抱えていた脚本の直しがあったのでこんなタイミングになってしまった。

ゆうばりファンタと僕の脚本家業スタートはほぼ一緒だ。
その原形とも言われるアボリアッツ・ファンタスティック映画祭はSFや怪獣映画好きにとっては憧れの映画祭。S・スピルバーグ、J・キャメロン、P・ジャクソンもアボリアッツで認められてビッグになっていった。
その流れを組むゆうばりファンタ映画祭が1990年にスタートした。いつか招待作品の脚本家として呼ばれるのが一つの目標になった。
その機会は意外とすぐにやってきた。
1991年第2回映画祭に共同脚本の『ハッピーエンドの物語』と脚本協力の『咬みつきたい』の2本が招待作品に選ばれたのだ。
「ゆうばりに行ける!」
と思ったのもつかの間、駆け出しの脚本家は連れてってもらえないと知らされる。「行きたかったら自費で行け」と‥‥余裕は無かった。
その後も「この作品でゆうばりへ」と念じながらシナリオの仕事を続けていたが、映画祭でかけられるような作品に携わることはなかなか出来なかった。
そんなおり夕張市の財政が破綻。映画祭どころではなくなった。
本家のアボリアッツも1993年には終了してしまっている。僕はファンタスティック映画祭に行けない人生なのかと落胆していたら2007年規模は小さくなったが「応援ゆうばり映画祭」が行われた。
その翌2008年復活ゆうばり国際映画祭が行われると知る。
友人たちと観客として参加しようと話しあっていたら、奇しくも脚本を手伝った映画がオフシアターコンペに選ばれた。
しかしここでも脚本家は招待されないと。
「こりゃ自費で行くしかない」とどうにか旅費等を工面。初参加で監督と一緒に上映後登壇したりもできた。
呼ばれるまで待っていた自分がバカだった、そう思うほど楽しかった。
「毎年来よう」
そう思ったが、やはり何か作品に絡んで来たい。
2度目は2010年。兄の金子修介監督の『ばかもの』が閉会式後のクロージング上映として招待された。兄に「主演の二人も行くの?」と聞いたら「オレだけだよ」と寂しそうに言うので、友人たちと「ばかもの応援隊」を結成して参加。「応援隊」と言っても何をするわけでは無く、ただ映画見て、映画をネタに酒飲んでの日々を過ごしただけだが‥‥。
そしてこの映画祭で知り合った仲間と毎年花見だ新年会だと楽しく過ごしていたらあれよあれよと8年、脚本家として招待されるには未だ至らず。
半ばあきらめていたら去年の夏俳優として参加した中川究矢監督の『カマキリの夜』がゆうばりチョイスと言う枠で上映される運びとなり、今回は「俳優」として参加することなった。

3/15、約2ヶ月前に予約したスカイマークの羽田→千歳便、指定した座席に座ると隣は長身の美人。その美人が「二郎さん!」と声をかけてくれるではないか。なんと金子組の飲み会でよく会う女優の滝本より子さん! 彼女も出演作が上映されるのだと。お互いの映画を宣伝しあいながら飛行機は千歳空港に。
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この日の北海道は雨。予報では夕方から雪になるらしい。
中川監督の発案で千歳空港から複数でレンタカーを借りて夕張に行くことに。その方がチャーターバスより安いし早いと計算。他のメンバーが到着するまで時間があるので空港でみそラーメンを頂く。特別に美味いと思わないけど、恒例行事。確か8年前も同じ店で食べた。
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同乗メンバーは中川究矢監督、女優の西山真来さん、『カマキリの夜』では撮影を担当していて監督でもある佐藤周くんの4人。借りた車Hondaフィッツはもちろん4WD。
運転は中川監督。
西山さんは二度目のゆうばりファンタで前回の出来事を低めのテンションで話す。
そこで僕があまり考えずに、
「こんどのゆうばりはオレが楽しくしてあげるぜ」
と発言すると彼女のツボにハマったようで、テンションが急上昇!

その2へつづく

2018新年明けましておめでとうございます

2018 新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
ブログは1年に一度の更新になってしまっていますが、今年はもう少し書いてみようと思っていますので引き続きよろしくお願いします。
去年11月、初めて行ったインドのタージ・マハルを切り絵にしてみました。2018年賀状WEB

2017年、明けましておめでとうございます!

久しぶりのブログ‥‥
今年もよろしくお願いします。
どうやってアップするのかも一瞬分からなかった(-.-;)
画像アップの仕方も忘れている。 今年はもう少し書いていくぞ。
twitterに馴れすぎて、長い文が書けなくなっている!
2017年賀状図4

「さくらの終わらない一日」本日再放送

これまた久しぶりの更新。
NHKBSプレミアムで再放送中のアニメ『カードキャプターさくら』、今日(6/22)は僕の脚本担当回「さくらの終わらない一日」だ。
これは18年前に書いたが良く憶えている。
かなり自由に書けたし楽しかった。
最初僕が付けたタイトルは「時をかけるさくら」。
主人公のさくらがクロウカードの力で同じ日を何度も繰り返すはめになると言う物語。
このアイデアはビル・マーレー主演の『恋はデ・ジャヴ』から頂いた。あの頃この映画がお気に入りで何人かの仲間に勧めたら皆気に入ってくれて、それぞれインスパイヤされた作品を残している。
僕のデビュー作『ハッピーエンドの物語』も『ケータイ捜査官 遠い夏の空と』『ギャルバサラ〜戦国時代は圏外です』もタイムスリップもの。
小学1年の国語の時間、初めて書いた作文も少年たちがタイムスリップする物語だった。
タイムスリップって作品それぞれで考え方が違うので面白い。
過去の出来事を変えると未来にその影響が出たり、違う未来が発生したり、誰かに叱られたり抹殺されたり。
タイムスリップの仕方も、タイムマシンだったり、時空の歪みだったり、あらかじめ予定されていたことだったり。
色んなタイムスリップモノがあるけど、その殆どがその特殊な経験を経て登場人物たちの人としての成長を描こうとしている。
はたして、今日のさくらちゃんはどんな成長を遂げるのか?
そして僕はこの18年で何か成長したのだろうか?


>NHK公式サイト
(12)「さくらの終わらない一日」
BSプレミアム6月22日(水) 午後6時30分
第12話は「さくらの終わらない一日」。音楽の時間、笛のテストで失敗してしまったさくら。ところが次の日学校に行ってみると、また同じ笛のテストがあるという。同じ一日をくりかえしているようだが、そのことに気づいているのはさくらと小狼だけらしい。やはり、クロウカードのしわざなのか?
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70〜80年代のロックコピー中心。ドゥービー、イーグルス、ストーンズ、フーetc.節操なくやっています。オリジナルにも挑戦中。東京中央線を中心に活動中。都立調布南高校の第二期生で全員50過ぎ。
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