Deep Sessions

株式会社ジャパンインポートシステムの公式ブログです。海外生産者とのイベントや商品の紹介など、よりDeepな情報をお伝えしていきます。

2018年03月

4月にあたり、新社会人になる皆様へ。

こんにちは、ちょろまかし呑み助です。

いよいよ4月が目の前ですね。
週明けに入社式、新社会人という方も多いのではないでしょうか。

この春、新しいスタートを切る皆様、
おめでとうございます!
楽しいことばかりではないですが、
苦しいことばかりでもないです。

呑み助も社会人15年目を迎えるまだまだひよっこで、
なんにも偉そうなことは言えませんが、
こういう会社に勤めているので、
本日は少しだけ、バーに関係するお話をしたいと思います。

bar-counter-

弊社、お酒の会社でありながら、
飲み会の数は多くありません。

ただ仲はよいので、
よすぎて会の途中にお互いの仕事論に発展して喧嘩したりするので、
飲み会そのものは盛り上がります。


面白いのは、解散後のこと。

これまた結構な頻度で、「一人で飲み直しに行く」のです。
飲み直しに入ったバーで、
さっきまで一緒だった後輩が後から来て、
結局一緒になったりもします、が、
これはこれで楽しかったり。

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けして飲み会がつまらなかったから、というわけではなく
(弊社の飲み会は強制参加ではありません)、
盛り上がったテンションで楽しんだお酒とは違ったお酒を、
また別に楽しんで帰りたい、という気持ちです。

みんなで楽しむ「飲み会」と、
一人で楽しむ「バーの時間」は、
それぞれ求めるものが違うということを、
よく表している話だと思います。

何が言いたいかといいますと、
新社会人の皆様におかれましては、
このような「テンションの切り替えポイント」、
自分なりの「それはそれで、置いといて」
方法を見つけよう!ということです。

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難しいこと、失敗したこと、落ち込んだことは「置いといて」、
いかにリフレッシュしてスッキリ次の日を迎えられるか、
これは社会人のサバイバルとしてとっても大事なライフハックです。

弊社の場合は、やっぱりお酒好きが集っていますので、
美味しいごはんと美味しいお酒を楽しむこと、
リラックスできるバーで好きなお酒を楽しむこと、
好きな人と「だけ」好きなお酒を飲むこと、などが挙げられます。

やっぱり、そこは社会であり、仕事ですので、
自分の得意なことや、好きなことばっかり、
できるわけではないです(断言)。
苦手なことも、ミスをせずに完遂しなければいけませんし、
ゆくゆくは立場上、ミスをすること自体が許されなくなったりします。

でも、人間である以上、ミスもします(断言)。
ミスをすることは、しょうがないこと。
そういう時には、いかに自分を叱り、責め、
ぎゅうぎゅうに反省した後で、いかに早く復活し、
その経験を次に生かすか・・・

とここまで書いて、自分もつまんない大人になったな!と思いました。

ijike-

ただ、「それはそれで、置いといて」
の方法、
それがお酒や飲食に限らず、
趣味散財逃亡だったとしても、
知ってると知らないでは、日々のバランスの取り方が違います。
仕事の自分とプライベートの自分、
どちらも大事ですしどちらも楽しいのが一番です。

残念ながら責任からは逃げられないですし、
きちんと全うしなければいけないことですが、
でも辛かったら一旦「置いといて」
リフレッシュして、
それから目の前に戻して、
向き合ってもいいではないですか!!

そして、その一つの選択肢として、
「バー」という場所はとってもそれに向いていますよ、
ということを申し上げたかったのでした。

初心者向けのバー入門書というのはたくさんあるので、
それを参考にするのもいいですし、
ゴードン&マクファイル社からのお願いを受けて
マスター・オブ・ベンロマックを務めてくださっている以下のお店は、
日本でもトップのウイスキーバーばかりです。

ベンロマックの伝道師 マスター・オブ・ベンロマック

ベンロマックを始め、素晴らしいウイスキーやカクテルを楽しめる
お店ばかりですので、バーデビューにも最適です。

会社とはまた別の「緊張」が待っているかとは思いますが、
それにだんだん慣れてくるのも、別の快感ですよ。

新生活、楽しんでください!

呑み助でした。

酒志貫徹 第三弾 ~ LIQUL 2018年3月号裏話

こんにちは、ちょろまかし呑み助です。
奇数月は、弊社のコラム広告「酒志貫徹」が掲載されるフリーマガジン、
LIQULの発行月です。

※LIQULとは
酒育の会が隔月に発行しているフリーマガジン。
~より良い酒ライフを! バータイムをより楽しもう!!~をモットーに、
毎号様々なお酒に関する詳細なコラムを掲載しています。

気になる方は、配布協力店舗で見つけてください!

今回は、表も裏も「カルバドス」!
「りんご特集」ということで、カルバドスだけではなく
ブームになってきているシードルについても
詳しく掲載されています。

なお今回記事を寄稿されているのは、
弊社のある神田での素敵バーの1件、
Eclipse first - Bar & Sidreria - の藤井達郎さんです。

藤井さんにはこちらの企画でも
弊社にお越しいただき、インタビューにお答えいただきました。

詳しくはぜひ誌面をご一読いただくことにしまして、
本日は弊社とカルバドスの関係をご紹介したいと思います。

定番商品であるシャトードブルイユ(以下ブルイユ)に関しましては
先日こちらの記事でご紹介しましたが、
実はその前身である「フィリップ・ビゾワール」産の製品から扱っています。

オールドカルバドス-(1)_640オールドカルバドス-(2)_640

当時から個性的なフォルムのボトルを好んでいたのが分かります。
現在のボトルは商標登録もされており、
ブルイユ以外が使用することはできません。
これはブルイユもとても誇りにしている点です。

一方で、ブルイユの陰に隠れてなかなかご紹介できないのですが、
実はドンフロンテのカルバドスも、定評があります。
それがこちら。

ANGE GIARD CALVADOS APPLE 50% PEAR 50% LECROSNIER

アンジュジアール社のセパージュ・カルバドスです。

中身のカルバドスに使われている
原料のセパージュがラベルに記載されている、
珍しい商品です。

ACペイドージュのカルバドスはリンゴしか許されていませんが、
ACドンフロンテのカルバドスは、
少なくとも30%以上は洋ナシが含まれていなければいけない
という規定があります。

この規定からもわかる通り、
ACドンフロンテにおいては、
洋ナシをうまくブレンドし
いかにそのフルーティさを引き出すか、というのが重要視されます。

ちなみになかなか目にすることのない洋ナシの樹がこちら。

the real ones

なんとこんなに大きいのです。

洋ナシの木は育つのに100年かかり、
その後100年間実を付け、
100年で朽ちていくのだそう。
ドンフロンテの農家と信頼関係を築き、
原酒を買い付けて瓶詰めを行っているアンジュ・ジアール氏。

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右側がアンジュ・ジアール氏

ペイドージュだけではない、
カルバドスのもう一つの魅力もぜひお試しください。

呑み助でした。

今年のお花見に、ぜひどうぞ!屋外飲みにオススメアイテム

こんにちは、ちょろまかし呑み助です。
今年もこの季節がやってきました。

花粉症・・・

鼻が大事なこの業界ですが、花粉症で3月~4月にかけては、
香りがまったく感じられないまま就業しているスタッフも
少なくありません。
試飲とか、大丈夫か。

そんな期間限定に信頼性の低い呑み助が、
本日はお花見に最適の商品をご紹介します。
大丈夫、お花見の時に必要なのは鼻よりも胃袋、
そして頑丈な肝臓です!

まずは華やかな、シャンパーニュ。

外での気のおけない友人との飲み会なら、
やっぱり泡でシュワシュワしたいもの!
ギィ ド サン フラヴィー

1703GUY DE SAINT FLAVY
写真をクリックすると、商品紹介のページに飛びます

昨年は生産者が来日してくださり、
社内での簡単なセミナーにも参加できたこの商品。
→ その時の様子はコチラからどうぞ! 

安旨シャンパンと某人気ワイン誌で取り上げられたことから、
弊社でも人気No.1のアイテムです。
単体でもよし、当ブログに何度も登場している、
マリーフランソワーズのカシスと併せて
キールロワイヤルにしていただくもよし、
大変使い勝手のよいシャンパーニュです。

ちなみにマリーフランソワーズのカシスはこちら。
MARIE FRANCOISE CASSIS
写真をクリックすると、ご紹介したブログ記事に飛びます

屋外の会では、コルク抜きが不要なお酒というのも、
意外と大きなポイントかもしれません。
ワインを持ってきたけど、コルクが抜けないー!となった経験が
1回でもある方は、多いんじゃないでしょうか。

その点、こちらのお酒はご心配無用!

シェリーはスクリューキャップを使っているので、
事前の準備は不要ですし、
ボディが厚いので、
持ち歩いた直後から美味しくお楽しみいただけます。

写真をクリックすると、ご紹介したブログ記事に飛びます

昨年もお花見用でご紹介しているので、
まさに二番煎じでお恥ずかしいですが、
コストパフォーマンスに優れた商品ですので、
ぜひお試しください。

最後にオススメしたいのは、ホットバタードラム!
まだまだ底冷えするお花見で、ホットアルコールを楽しむ
最適な方法をお教えしちゃいます。

材料
・ミックスバター
室温に戻したバター
砂糖(たっぷり)
シナモンパウダー(お好み)
ナツメグパウダー(ほんの少し)
クローブパウダー(ほんの少し)

・ハチミツ(気持ち)

・お好きなラム(軽い熟成のかかった、アンバーやゴールドが良いと思います)

まずバターに上記ハチミツ以外の材料を練りこみ、
スパイスバターを作ります。
ポットに熱湯とラム(だいたい2:1の配分)を入れ、
ハチミツを垂らし、スパイスバターを落とせば、準備完了!
これで寒いお花見中でも、温かく甘いカクテルが楽しめます。
昔ながらの、大きな魔法瓶にたっぷり作っていくと盛り上がるかも。

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  ↑ こういうの(大きすぎか)


飲む直前によく振って、
中身を混ぜ合わせて乳化させる
のをお忘れなく!!

呑み助でした。

贈答用にぴったりの、xxx8ビンテージ商品をご紹介

こんにちは、ちょろまかし呑み助です。

もうあたりには春の気配がプンプンですね。
呑み助は花粉症なのですが、どうやらスギではないらしく、
いつも世間より一歩遅れて波がやってきます。
何事にもオンタイムに乗れない、それが呑み助です。

本日の記事も、まさにそれ。
本来であれば、もう少し早く、
年始の時点でご紹介するべきだった内容ですが、ご容赦を。

テーマは、「ぴったりXX年前のお酒って嬉しいよね」です。

本日は、ビンテージ表記がある商品で、
今年なにかとプレゼントに選んでいただきやすい、
下一桁が「8」の商品をご案内します。
(ただ、ビンテージは~8ですが、
過去に生産されたものですので、
熟成年数は準じません。ご注意を!)

まずは今から10年前、2008年に生産された商品。
こんな商品が見つかりました。
LINKWOOD 4YO  KB SELECTIONBENRIACH 4YO  KB SELECTION
写真をクリックすると、ブランド紹介ページに飛びます

キングスバリー セレクションシリーズより、
リンクウッド4年ベンリアック4年です。
※キングスバリーについてご紹介したブログ記事はこちらからどうぞ

このセレクションシリーズは、
「オフィシャルボトルの延長線上」という位置付けでリリースされている、
同社の中で一番カジュアルなシリーズです。

ウイスキーを飲み始めた方が、ボトラーズデビューをするにあたり、
入手しやすい価格で、
「原酒本来の味わい=ノンチルフィルターであり、添加物なし」という
ボトラーズの特徴を堪能できることを重視しています。

また表ラベルには公表できる限りの樽情報が全て記載されており、
「出自がはっきりしている樽を選ぶ」という
同社の哲学を示しています。

オフィシャルボトルのみならず、ウイスキー全般が高騰の一途にある中、
リーズナブルで、躊躇なくソーダ割にできる商品であると、
プロのお客様からも安定の人気を誇るシリーズです。

今から20年前の、1998年に作られた商品は、こちら。

CHATEAU DU BREUIL MILLESIME 19981611
写真をクリックすると、ブランド紹介ページに飛びます

シャトードブルイユ ミレジム 1998
※シャトードブルイユについてご紹介したブログ記事はこちらからどうぞ

通常カルバドスをボトリングする際には、
シャトードブルイユ(以下ブルイユ)に限らず、
味の調整などを施すため複数年の原酒をブレンドします。

しかしリンゴの出来が良いことと、
原酒の出来栄えが際立って素晴らしい年に限り、
このようなミレジム(=シングルビンテージ)品として
生産される商品がこちらです。

しかもブルイユの場合、当シングルビンテージの商品は
各国インポーターからの受注に応じてボトリングして出荷するため、
直前までオーク樽での熟成が進んでいるのが特徴です。

さらにさかのぼりましょう!
30年前に作られたこちらのウイスキー!

TAMDHU 28YO  DL OLD PARTICULAR FOR JIS

写真をクリックすると、ブランド紹介ページに飛びます

ダグラスレイン社 タムデュー 1988 28年
 / オールドパティキュラー FOR JIS

ダグラスレイン社 についてご紹介したブログ記事はこちらからどうぞ

グラスゴーを代表する古参ボトラーダグラスレイン社の
フラッグシップラベル「オールドパティキュラー」シリーズから
日本市場限定の1本です。

オールドパティキュラーは通常、
彼らの哲学に基づき48.4%もしくは51.5%という
度数でリリースされますが、
カスクの素晴らしいポテンシャルを
日本のお客様にお届けするべく、
カスクストレングスでボトリングしてもらった商品です。

熟成も28年と長く、マイナーな蒸留所ではありますが、
バニラカスタードのような香りや
ミルクチョコレートを感じる味わい、
ココナッツクリームと
アカシアのハチミツを楽しめるフィニッシュなど、
そのテイスティングノートには
つい垂涎しちゃうワードが並びます。

こちらはシングルカスクの限定品ですので、
在庫が限られております!
気になる方は、お早目に♪

熟成年数とビンテージがどんぴしゃに合う商品はなかなかなく、
特にウイスキーは品薄の一途をたどっていますので、
気になるビンテージがあったら抑えておくことをオススメします。

かくいう呑み助も、一度だけ、ビンテージと熟成年数が
年齢に合致した商品があり、散々迷った末買わずに終わり、
いまそのことを思い出しただけで首をく〇りたくなるほど
後悔をしています。

いまあるお酒、いまあるうちに。

呑み助でした。

かわいらしい花から生まれる、シャトードブルイユをご紹介。

こんにちは、ちょろまかし呑み助です。

今日から3月!
気温はまだまだ肌寒いですが、カレンダーがまた1枚
春に近づいたと思うと、ウキウキします。
夕空も明るくなるのがだいぶ早くなりましたし、
夜遊びが楽しくなってくる時期ですね。

春になると、不思議と華やかなお酒が飲みたくなります。

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これは、リンゴの花です。かわいいですよね!
今回は、現在弊社のSNSトップ画像にもなっている
シャトードブルイユ」について紹介します。

シャトー

シャトードブルイユは、1954年に設立されました。
先祖代々カルバドスの生産を続けてきたフィリップ・ビゾアール氏が、
現在のシャトーを購入したのがきっかけです。

このシャトーは16世紀の初頭に建てられたもので、
当時はノルマンディーの貴族達が生活を送っていましたが、
現在では歴史的建造物として指定されています。
典型的なペイドージュ地区の建築様式を誇り、
オーク材の梁とノルマンディーのタイルが貼られています。

何百年もまえに造られた地下倉庫は
今はカルバドスをゆっくりと上品なブランデーに熟成させるのに
最適なセラーとして使用されています。

cellar

カルバドスのAOCは3つに分けられますが、
シャトードブルイユはその中の一番の中心地、
ACペイドージュに位置します。
リンゴ100%のみ許される、品質の高い原酒ができる地区です。

カルバドスに使われるリンゴのタイプは、
以下の5つに大別されます。

★ 苦味が強い → タンニンが多く、ボディの厚いシードルになる
★ 糖分が多い → タンニンが少なく、十分なアルコールを作り出す
★ 酸度が高い(acid) → 搾汁後のジュースにシャープな味わいを作る
★ すっぱい(sour) → 苦味のある林檎同様に、タンニンを多く含む
★ 苦く甘い → シードルのアルコール度数を安定させる

pomme

シャトードブルイユでは厳しい選定の下に収穫を行い、
品種のブレンドを決定し、シードルを作っていきます。

シードルの発酵には6週間を費やします。
全て自然発酵で、この間に発酵を促すための添加物や
化学薬品は一切使用されません。
注意深く発酵を進め、品質が一定基準に達したと認められてから、
いよいよ蒸留に進みます。

ポットスチル

銅製の単式蒸留器で二度蒸留し、
リムーザンもしくはトロンセ産のオーク樽で熟成を開始します。
この原酒が次に樽から出るのかは、
卓越した感覚と長い経験のある
セラーマスターにかかっています。

ボトリングされるときには、
生産者が誇りに思っているユニークなデザインの瓶に詰められ、
皆さまのお手元に届くのです。

CHATEAU DU BREUIL 15YO1608

カルバドスが位置するのはフランスの発端、
大西洋に面するノルマンディー地方。

新鮮な魚介類と、盛んな酪農がもたらす
バターやチーズが名産です。
(チーズの中でも最も有名な一つ、
カマンベールチーズはノルマンディー原産なんですよ!)

そのためバターソースの魚介ソテーやクリーム煮などと
とても相性がいい、と社長のディディエ・ベデュー氏は語ります。
しかし!ここで呑み助が個人的にオススメしたいペアリングがあります。

それは、カレー!

カレーの一例

こんなスパイシーなものと・・・?という意外さが、
相性のよさ、美味しさを倍増させますので
ぜひお試しを。

有名なカレールーの一つ、バー〇ントを思い出してみてください。
あれの美味しさの秘訣は、リンゴとハチミツ!
ここからも、カレーとリンゴは相性がよいことを
ご想像いただけると思います。

最近は国産 / 海外産を問わず、リンゴの発泡酒である
シードルもたくさん楽しめるようになってきましたので、
ぜひぜひ!試していただきたいと思います!

呑み助でした。