ドイツ、ロンドン、NY、欧米市場の下落に呼応する形で、日本市場も大幅続落となりました。

先ほど取引が始まったロンドンFTSE、ドイツDAXは、日本に追随する形で窓を開けての続落となっています。

トランプ大統領の政権運営に暗雲が立ち込め、その延長線として米経済に対する期待も剥落、米金利低下および世界的に広がっているリスクオフの流れがドル安・円高の形で日本市場を襲っています。

どの程度の調整となるかはわかりませんが、NYダウ、S&P500とも久々に出来高を伴った下落となっておりますので、本格調整も視野に入ります。

いずれにしても、CPを高めておくことでチャンスが訪れます。

日経平均株価終値
19,553.86円(-261.02円)

出来高
21.85億株

売買代金
2.720兆円

ドル円
111.25円(1.21円高)

225EPS
1,396.70円

225PER
14.00倍

本日、日経平均株はザラバ安値で-365円安となり、PERは13.9倍台まで下落しましたが、進行する円高を考えると、日本株の割安感は、じわり遠のきはじめた格好です。

(急上昇するEPSと急落するPER)
Image4
Image6


騰落レシオ
123.76

新高値 / 新安値
76 / 80

久々に、新安値銘柄数が、新高値銘柄数を上回っています。

サイコロジカル
50

空売り比率
39.0%

日経平均株価適正水準乖離率は本日+2.08%となっており、昨年7月29日の日銀緩和以降、最低の乖離率となっています。

Image2

どういうことかと申しますと、昨年の日銀緩和で年間6兆円ものETF購入を決定し、株価下落場面では毎回買い支えてきた日銀。

上記チャートが物語っているのは、日経平均株価は、自然な市場原理に従って下落することができず、9か月間もの間、本来の適正価格から約+5.5%の乖離を続けてきたということです。

そして、米利上げに伴う円安等により、ようやく日本企業の業績に明るさが見えてきましたが、その企業業績に見合った株価の上昇分は、既に日銀の買い支えにより株価に織り込まれてしまっていたため、日経平均株価の株価位置(「水準」)は、好業績に伴う適正レンジの上振れによって、相対的に、適正水準中央付近(±0%乖離)に戻りつつあるというわけです。

業績向上による上昇分は、既に下落場面で履かされていた下駄と差し替えられている、そんな状況になっていると見ておくべきでしょう。

18日大引け時点のの日経平均株価適正水準を見ておきます。
◆◆◆◆◆
日経平均下落注意水準:20,604円
日経平均株価適正水準上限:20,166円
18日日経平均大引け株価:19,553.86円↓
日経平均株価適正水準中央:19,154円
日経平均下適正水準下限:18,411円
◆◆◆◆◆

※日経平均株価適正水準については、文末をご参照ください。


今朝発表された1-3月DGP速報値。

11年ぶりとなる5期連続のプラス成長となり、年換算で2.2%増、個人消費が伸びていることは先行きに明るさが出てきたとも言え、日本経済は転換点に差し掛かっている可能性が出てきました。

そんな矢先のリスクオフムードではありますが、今のところ空売り比率は39%、裁定残が推定2.1兆円、信用残も2.3兆円、潜在的な売り需給についても、大暴落を懸念するほどの大きさではありません。

おまけに下値は日銀が待ち構えておりますので、下落場面となるほどに、適正水準乖離率は再び上方に上振れする可能性が高いと言えます。


先週金曜日のエントリーでは、

「国内決算発表も峠を超えつつあり、全体相場が天井に近づく中、本日以降来週にかけては、手持ちの検証銘柄を順次CPに戻していきます。」

と書きましたが、先週末より、上昇した検証銘柄から順にCPに戻してきました。

そんな中、ロスカットの可能性も視野に入れていた検証12銘柄の一つが、本日のような、全面安に近い場面で、ザラバ+5%超えの上昇となりました。

検証12銘柄のうち、もたついていた銘柄の一つ

<2930> 北の達人コーポレーション

「上昇転換する場面は近い」と見ていましたが、本日は地合いから続落の可能性が高いと覚悟していたところ、ザラバ一時+5.40%の上昇となり、大引け+4.63%で取り引きを終えています。

仮にロスカットになっていたとしても、先日までに紹介した他の検証銘柄で十分利益は確保できていますが、順番待ちで上昇場面を作る銘柄群を再度検証し、「Stocks」の「買い場抽出」プログラムに反映させたいと思います。

全体相場で言えば、基本的に皆が買って相場が上がっているところは「売り場」、皆が売って相場が下がっているところが「買い場」。


今週初頭までが売り場で、今は買い場見極めの段階ということになります。


欧州市場を見る限り、引き続きリスクオフ相場が続いていますので、高めたCPで大きく売られた有望銘柄の底値を狙います。



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■日経平均株価適正水準および上限値・下限値について■
当 ブログの提示する「日経平均株価適正水準」は、実態と乖離した論理的な値ではなく、実践に即した適正値を算出するため、過去の膨大なデータをもとに株価の 骨格とも言える「企業業績」と「金融政策」の面から導き出された値に、直近3年間の市場特性による誤差調整を加えて算出しています。
直近3年間の全データで、日経平均株価が当ブログの提示する適正水準から乖離する平均乖離率は、5月18日大引け時点で0.21%(約42円以内)に収まります。日経平均株価は、定性的には適正水準中央値に向けて回帰していくこととなります。日 経平均株価適正水準の上限値・下限値とも、同様に過去のデータベースを基に導き出され、直近3年間の市場特性による誤差調整を行っています。計算結果とし て得られる上限値、下限値に対する過去の日経平均株価の分布割合を確認してみたところ、概ね全データベースの70%の割合で日経平均株価が移動する範囲、 との結果が得られています。
分かりやすく言えば、日経平均株価は、通常の上下動の範囲においては、適正水準の上限値と下限値の間を移動すると思ってください。
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