「北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)などに搭載できるよう核弾頭を小型化することに成功し、同核兵器を製造している」との米国防情報局による報告書の内容が表に出て、一気にリスクオフの流れとなりました。

上記の解説がほとんどですが、米市場はダウ先物も含めてさほど下落しておらず、上海も-0.19%の下落にとどまっています。

要するに、マーケットの動きだけを言えば、オプションSQをターゲットに、
裁定解消売りを狙った先物主導の売り仕掛けに連鎖して、先物市場に大量の手じまい売りが出たということ。

先物市場と関係の無い東証2部指数は
+0.17%の上昇で大引けを迎えています。

リスクオフであれば、リスク資産(株式)そのもを手放す動きになるので、全市場が似たような下落になります。

つまり、本日の下落については、リスクオフの影響はさほど大きくなく、SQメインの下落ということ。

出来高を伴って下落した先物市場に連動して、日経平均株価は一時300円を越える下落となりました。

日経平均株価終値
19,738.71円(-257.30円)

出来高
20.66億株

売買代金
2.698兆円

ドル円
109.99円(0.57円高)

NT倍率
12.20倍

空売り比率
41.7%


日経平均PER
13.99倍

ボリンジャーσ
-3.52σ

------------------------------
日経平均
-1.79%

TOPIX
-0.77%

東証2部指数
+0.17%

マザーズ
-2.48%

ジャスダック
-0.82%


日経平均マザーズが売りのターゲット、空売り比率41.7%に達しており、北朝鮮リスクを理由に、ここぞとばかりに短期筋が売り叩いていることが分かります。

日銀は当然のことながら本日も745億円買い支えを実施していますが、先物主導の裁定解消売り(現物売り)に押される格好に。

一旦底をつけその後しばらく日柄調整となる可能性が高いと思われていたマザーズですが、北朝鮮問題によるリスクオフを理由に再び売りたたかれています。


9日大引け時点の日経平均株価適正水準を見ておきます。
◆◆◆◆◆
日経平均下落注意水準:20,899円
日経平均株価適正水準上限:20,453円
8日日経平均大引け株価:19,996.01円↓
日経平均株価適正水準中央:19,374円
日経平均下適正水準下限:18,671円

◆◆◆◆◆
※日経平均株価適正水準については文末をご参照ください

本日の下落で、225PERが14倍を割ってきました。

本日の下落理由を鑑みるに(北朝鮮よりもSQがメイン)、株価水準的には買い場と言えます。

ボリンジャー:-3.52σ、PER:13.99倍などからも、短期的にはSQ後に買戻しが入り、一旦反発が予想されますので、売られすぎている銘柄があれば、短期勝負で明日の寄付きを狙ってみるのも一つ。

Image5

ただし、戻り場面では速やかに手じまうことをお勧めします。

決算を終えた米市場は、政治リスク、バランスシート縮小など、別の理由で下落する可能性が高まっています。

それでは、皆さんがご自身の手でチャンスをものにし、厳しい現代の株式市場で勝ち抜かれることを願っております。

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当ブログの提示する「日経平均株価適正水準」は、実態と乖離した論理的な値ではなく、実践に即した適正値を算出するため、過去の膨大なデータをもとに株価の 骨格とも言える「企業業績」と「金融政策」の面から導き出された値に、直近3年間の市場特性による誤差調整を加えて算出しています。
直近3年間の全データで、日経平均株価が当ブログの提示する適正水準から乖離する平均乖離率は、8月8日大引け時点で0.30%(約60円以内)に収まります。日経平均株価は、定性的には適正水準中央値に向けて回帰していくこととなります。日経平均株価適正水準の上限値・下限値とも、同様に過去のデータベースを基に導き出され、直近3年間の市場特性による誤差調整を行っています。計算結果として得られる上限値、下限値に対する過去の日経平均株価の分布割合を確認してみたところ、概ね全データベースの70%の割合で日経平均株価が移動する範囲、との結果が得られていま分かりやすく言えば、日経平均株価は、通常の上下動の範囲においては、適正水準の上限値と下限値の間を移動すると思ってください
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