先月まで2ヵ月連続で前月比マイナスとなっていた米小売売上高ですが、7月は前月比+0.6%となり、市場予想の+0.4%を上回る結果に。

増加率は今年に入って最大となりました。

さらに、前月比
-0.2%とされていた先月の小売売上高も+0.3%に上方修正され、米個人消費が堅調でることを裏付ける結果になりました。

さらに、8月ニューヨーク連銀製造業景気指数が約3年ぶりの高い水準となり、景気の拡大に自信を深める結果に。

上記指標を受けて始まった米市場でしたが、決算を織り込んだ後の米国は、高値圏に位置していることはもちろんですが、北朝鮮問題に加え、内政不安が拡大しつつあるため、上値を買っていく投資家は限定的に。

薄商いの中、NYダウは小幅続伸となったものの、NASDAQ、S&P500は利益確定の売りに押される形で
反落して取引を終えています。

日経平均株価は一日を通してほとんど動かず。

やや円安の流れの中でも小幅に反落して取引を終えています。

出来高、売買代金とも極めて低調な一日となりました。


日経平均株価終値
19,729.28円(-24.03円/-0.12%)

出来高
14.35億株

売買代金
1.876兆円

ドル円
110.64円(0.24円安)

NT倍率
12.21倍

空売り比率
39.3%


日経平均PER
13.94倍

信用評価損益率(JPX)

-9.94%

信用買い残(JPX)
2.661兆円


為替に関して言えば、北朝鮮問題を背景に、以前より指摘してきたテクニカル的な節目の108円台後半を付けたため、ちょうどよい調整となった後、一旦110円台まで戻す格好となっています。

------------------------------
日経平均
-0.12%

TOPIX
-0.01%

東証2部指数
+0.23%

マザーズ
+2.00%

ジャスダック
+0.39%

JPX発表の信用買い残は、先週に引き続き2.66兆円程度を維持。本日発表されたJPX信用評価損益率はやや高まっており、本日先週末時点で-9.94%に達しています。

同じく本日発表された、先週末時点の裁定残は1.587兆円と低水準のまま。

需給的にはさほど警戒を要する状況ではありませんが、薄商いの中では裁定解消の影響も大きくなりがちなので、本日の売買代金2兆円割れの様な場面では、投機筋の仕掛けには要注意です。

16日大引け時点の日経平均株価適正水準を見ておきます。
◆◆◆◆◆
日経平均下落注意水準:20,932円
日経平均株価適正水準上限:20,486円
16日日経平均株価:19,729.28円↓(乖離率+1.68%)
日経平均株価適正水準中央:19,402円
日経平均下適正水準下限:18,702円

◆◆◆◆◆
※日経平均株価適正水準については文末をご参照ください

決算出尽くし後、高値圏であることが意識され始めている空気を感じる米市場。

いつ大きな調整を迎えてもおかしくない様に映ります。

明日も米経済指標がいくつか発表されますが、同じ指標であっても、投資家心理によっては好材料も悪材料と解釈されますので、そのあたりの市場の変化を敏感にとらえておくとよいでしょう。

以下は、明日の予定です。

B 日:7月 貿易統計(通関ベース) 08:50
B 英:7月 小売売上高指数 17:30
A 欧:7月 消費者物価指数(HICP、改定値) 18:00
A 欧:欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨 20:30

B 米:前週分 新規失業保険申請件数 21:30
B 米:8月 フィラデルフィア連銀製造業景気指数 21:30
B 米:7月 鉱工業生産 22:15
B 米:7月 景気先行指標総合指数 23:00

それでは、皆さんがご自身の手でチャンスをものにし、厳しい現代の株式市場で勝ち抜かれることを願っております。

本日もブログが参考になった方は、バナークリックにご協力いただけると幸いです。

にほんブログ村 株ブログへ


当ブログは、株式投資初心者の方を対象に、実践を通して、現代の株式投資において負けない投資手法を身に着けていただくことに主眼を置くとともに、日本の投資教育の確立を目指しています。

当ブログが、皆さんの投資人生の一助となれば幸いです。

投資は自己責任が原則です。私の日記をご参考いただければ幸いですが、取引きはご自身の責任で行ってください。

初心者で銘柄選別が困難な方は、大底を待ってのインデックス連動ETF等の取引きをお勧めします。

■日経平均株価適正水準および上限値・下限値について■
当ブログの提示する「日経平均株価適正水準」は、実態と乖離した論理的な値ではなく、実践に即した適正値を算出するため、過去の膨大なデータをもとに株価の 骨格とも言える「企業業績」と「金融政策」の面から導き出された値に、直近3年間の市場特性による誤差調整を加えて算出しています。
直近3年間の全データで、日経平均株価が当ブログの提示する適正水準から乖離する平均乖離率は、8月16日大引け時点で0.33%(約65円以内)に収まります。日経平均株価は、定性的には適正水準中央値に向けて回帰していくこととなります。日経平均株価適正水準の上限値・下限値とも、同様に過去のデータベースを基に導き出され、直近3年間の市場特性による誤差調整を行っています。計算結果として得られる上限値、下限値に対する過去の日経平均株価の分布割合を確認してみたところ、概ね全データベースの70%の割合で日経平均株価が移動する範囲、との結果が得られていま分かりやすく言えば、日経平均株価は、通常の上下動の範囲においては、適正水準の上限値と下限値の間を移動すると思ってください
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■