昨日発表の米4-6月期GDP改定値が上方修正となり、同じく8月ADP雇用統計も市場予想を大きく上回る結果となり、ドル円は110円台を回復しています。

米3指標は続伸、ハイテク株が大賑わいとなり、NASDAQは大きく上昇しています。

円安の流れを受けた日本市場は、主力の輸出関連株などに買いが入り日経平均、TOPIXともに大幅高。

ただ、値幅は大きいものの本格的な買いとは言えず、買戻し主体。

8月の最終取引は大きく値を戻しつつも、7月に続いて月足陰線となりました。

日経平均株価終値
19,646.70円(+139.70円/+0.72%)

出来高
17.70億株


売買代金
2.281兆円

ドル円
110.51円(0.71円安)

NT倍率
12.15倍

空売り比率
41.0%


日経平均PER
13.93倍


------------------------------
日経平均
+0.72%

TOPIX

+0.61%

東証2部指数
-0.02%

マザーズ
+0.43%

ジャスダック
+0.78%


31日大引け時点の日経平均株価適正水準を見ておきます。
◆◆◆◆◆
日経平均下落注意水準:20,889円
日経平均株価適正水準上限:20,445円
31日日経平均株価:19,646.24円(乖離率+1.48%)
日経平均株価適正水準中央:19,360円
日経平均下適正水準下限:18,665円

◆◆◆◆◆
※日経平均株価適正水準については文末をご参照ください

好調な米経済指標を受けてドルが買われており、目先円安の声が聞こえはじめていますが、7月上旬の1ドル114円まで戻すのは厳しいのではないでしょうか。

株価も、
くすぶっている米政権運営リスクや北朝鮮リスクが頭を押さえることになり、好調な米経済指標の発表が続いたとして、目先の戻りは、日経平均20,000円超えがやっとではないかと思われます。

逆に、9月は米政治が様々な壁に直面するため、波乱含みとなる可能性が高いとも言えます。

本日発表のJPX投資主体別売買を見ると、海外投資家は、先週も現物で1,500億円の売り越し、現先合計で3,305億円の売り越しとなっています。

これで外国人の売り越しは5週連続で、この間、現物だけで約8,000億円の売り越しとなっています。

買っているのはやはり日銀。この5週間で、約7,600億円の買い越し。

外国人の売りものを、日銀がせっせと吸収して株価を維持している、そんな構図が続いています。

明日から9月相場となりますが、8月米雇用統計、8月SIM製造業景況指数など、注目指標が発表されます。

それでは、皆さんがご自身の手でチャンスをものにし、厳しい現代の株式市場で勝ち抜かれることを願っております。

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■日経平均株価適正水準および上限値・下限値について■
当ブログの提示する「日経平均株価適正水準」は、実態と乖離した論理的な値ではなく、実践に即した適正値を算出するため、過去の膨大なデータをもとに株価の 骨格とも言える「企業業績」と「金融政策」の面から導き出された値に、直近3年間の市場特性による誤差調整を加えて算出しています。
直近3年間の全データで、日経平均株価が当ブログの提示する適正水準から乖離する平均乖離率は、8月29日大引け時点で0.34%(約66円以内)に収まります。日経平均株価は、定性的には適正水準中央値に向けて回帰していくこととなります。日経平均株価適正水準の上限値・下限値とも、同様に過去のデータベースを基に導き出され、直近3年間の市場特性による誤差調整を行っています。計算結果として得られる上限値、下限値に対する過去の日経平均株価の分布割合を確認してみたところ、概ね全データベースの70%の割合で日経平均株価が移動する範囲、との結果が得られていま分かりやすく言えば、日経平均株価は、通常の上下動の範囲においては、適正水準の上限値と下限値の間を移動すると思ってください
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