株式教室 - 実践で学ぶ、負けない現代株式投資 「森を見て、木を見る」 


かつて株式投資による大損で連日の追証から一度は「死」が頭をよぎった筆者が、生き延びた後に辿り着いた投資手法をベースに現代の株式相場について語ります。独自の株価判定ツールで市場の姿を把握し相場の天底を判定。2016年は2月12日にドン底の日本株を買い出動。2016年6月24日にはブレグジットの急落底値を買い出動。2017年9月19日に歴史的上昇相場の初動を買い出動。2018年1月31日にダウ急落前の天井を売り出動。毎日の株式指標から相場の姿を分析し、独自の株価水準によって実際の売り買いにまで言及した実践的内容をお届け。銘柄選定ツール「Stocks」と相場の天底を判定する「基礎投資学習ツール」で「森を見て、木を見る」投資を実践。「投資を学ぶ」ことに主眼を置き投資初心者に向け配信します。

2018年11月

 

パウエル議長の「just below」でNY大幅高

2ヵ月ほど前に遡りますが、10月3日、パウエルFRB議長は、「歴史的に見ても異例なほど、米経済は際立って良好」として以下のように述べていました。

”We're a long way from neutral at this point”

現時点においては、金利が中立水準(米経済が過熱もせず、冷え込みもせず、適切に成長する金利水準)に達するまでには、まだ遠い道のりがある

当然の如く株式市場はFRBの強気姿勢を嫌気して1か月半に渡って下落してきました。

日本時間の今朝未明に行われたパウエルFRB議長のニューヨーク講演では一転、ハト派色の滲む発言が飛び出しました。

"Interest rates are still low by historical standards, and they remain just below the broad range of estimates of the level that would be neutral for the economy"

金利は、歴史的な基準から見てなお低く、経済に対して中立であろう水準を示す幅広い推計値を依然としてわずかに下回っている

昨日の米株式市場は、中立金利と現行金利との乖離が「long way」から「just below」に変化したということで、「FRBによる利上げが、前倒しで打ち止めされる可能性が高まった」との思惑から、再び適温相場(好景気と低金利が共存する相場環境)を期待する資金が流入しNYダウ+600ドル超えの大幅上昇となりました。

NYダウ
25,336.43   
+617.70
▲2.50%


S&P500   
2,743.79
+61.62
▲2.30%


NASDAQ
7,291.59
+208.89
▲2.95%


NYダウはひとまず200日線を回復しています。

変わって本日の日経平均株価は、NY市場の勢いを受けて寄付き直後こそ買い上がる動きが見られましたが、わずか10分間で+260円の高値を付けた後は大引けまでダラダラと値を下げ、結果的には+85円で大引け。

米債権利回り低下により、円高が重しになっています。

日経平均株価終値
22,262.60円+85.58円 +0.39%

TOPIX
1,659.47pt+5.81pt +0.35%

ドル円
113.250.64円高

米10年債利
3.004%

225予想PER
12.44倍

225予想EPS
1,789.60円

売買代金
2.530兆円

値上がり銘柄/値下がり銘柄
1,301/730


騰落レシオ
102.69

米10年債利回りは3.004%まで低下。株式市場全般には追い風ながら、日本市場はドル円が足かせになってきます。

日経平均
+0.39%

TOPIX
+0.35%

東証2部
+0.71%

マザーズ
+1.53%

ジャスダック
+0.55%

マザーズはいち早く10月17日の戻り高値を更新し、本日の日本市場は全般的に堅調な地合いとなりましたが、資金が流入するかと思っていた上海総合香港ハンセンなどが反落となったのはやや意外。

また、マザーズジャスダックは徐々に買われすぎ領域に入ってきました。

◆◆◆◆◆
日経平均適正水準中央:23,941円
日経平均適正水準下限:22,997円
29日日経平均:22,262.60円(乖離率-7.01%)
日経打診買い水準:21,668円
日経底値買い水準:21,477円
◆◆◆◆◆
※日経平均株価適正水準については文末をご参照下さい

本日発表された投資部門別売買動向を見ると、11月第3週も外国人が現物で-1,968憶円、先物で-3,144億円の売り越し(現先合計-5,112憶円)。

外国人による9週間の売り越し額は、現先合計-4.5兆円

この間、日経平均株価は24,000円から21,000円まで約3,000円幅の下落で下落率は-12.5%

調整としては決して深いとは言えないので、もうひと押しほしかったところですが、FRBの姿勢に変化が見えてきたところで、ひとまず相場は底割れせずに戻りに向かう流れとなっています。

ただし、当面利上げは継続される可能性が高く、バランスシートの縮小も急ピッチで進められています。

もう一点、大幅上昇となったNY市場ですが、出来高はさほど膨らんでおらず、売り手不在の中での買戻しが中心である様に見えます。

要するに、中・長期の本格的な資金が戻っているとは言えず、今後出てくる米経済指標と12月のFOMC次第では、再び金利(債券利回り)が上昇しはじめる可能性がありますので、日々の金利動向とリスク資産の動き、住宅関連指標などを中心に追いかけながら、今後の相場の見通しと売買のタイミングを見極めたいと思います。


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投資は自己責任が原則です。私の日記をご参考いただければ幸いですが、取引きはご自身の責任で行ってください。

初心者で銘柄選別が困難な方は、大底を待ってのインデックス連動ETF等の取引きをお勧めします。

■日経平均株価適正水準及び上限値/下限値について■
当ブログの提示する「日経平均株価適正水準」は、実態と乖離した論理的な値ではなく、実践に即した適正値を算出するため、過去の膨大なデータをもとに株価の 骨格とも言える「企業業績」と「金融政策」の面から導き出された値に、直近3年間の市場特性による誤差調整を加えて算出しています。
直近3年間の全データで、日経平均株価が当ブログの提示する適正水準から乖離する平均乖離率は、9月21日大引け時点で0.65%(約155円以内)に収まります。日経平均株価は、定性的には適正水準中央値に向けて回帰していくこととなります。日経平均株価適正水準の上限値・下限値とも、同様に過去のデータベースを基に導き出され、直近3年間の市場特性による誤差調整を行っています。計算結果として得られる上限値、下限値に対する過去の日経平均株価の分布割合を確認してみたところ、概ね全データベースの70%の割合で日経平均株価が移動する範囲、との結果が得られています。分かりやすく言えば、日経平均株価は、通常の上下動の範囲においては、適正水準の上限値と下限値の間を移動すると思ってください。
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先取り厳選銘柄

会員の皆様

11月28日深夜に更新された四季報オンラインのデータより、業績有望な先取り厳選銘柄2銘柄抽出しております。

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FRBの「ハト派化」待望論

26日、週明け大幅反発となった米株式市場は、27日も続伸。

ハイテク系が売られた先週末とはうって変わって、米中首脳会談に対する期待と不安が交錯する中、「FRBハト派化」への期待が高まっています。

投資家たちは適温相場復活を意識し始めて買い進んでいる様です。

本日のパウエルFRB議長による講演に注目。

米市場の好調ぶりから、日経平均株価も4日続伸。

円安トレンドを背景に、昨日25日線を奪還、本日は節目となる22,000円をしっかりとクリアしてきました。

日経平均株価終値
22,177.02円+224.62円 +1.02%

TOPIX
1,653.66pt+9.50pt +0.58%

ドル円
113.890.42円安

米10年債利
3.063%

225予想PER
12.39倍

225予想EPS
1,789.91円

売買代金
2.551兆円

値上がり銘柄/値下がり銘柄
1,416/612


騰落レシオ
102.63

日経平均予想EPSは、本日過去最高を更新しています。


日経平均
+1.02%

TOPIX
+0.58%

東証2部
+0.50%

マザーズ
+2.12%

ジャスダック
+0.69%

本日、マザーズ指数が10月5日以来の75日線を回復してきました。

米FRBによる金融引き締めにより、リスクの高い資産から資金が抜けていましたが、ここ一週間ほどのマーケットを見ていると、いくつかの指標から歯止めがかかりつつある様に映ります。

ただし、依然としてバランスシートの縮小はハイスピードで進んでいるので、40ドルを割り込んだビットコインや1バレル50ドルまで下落している原油を見るに、まだ楽観はできない状況。

ここから再度の急落も頭の隅に。

◆◆◆◆◆
日経平均適正水準中央:24,049円
日経平均適正水準下限:23,104円
28日日経平均:22,177.02円(乖離率-7.78%)
日経打診買い水準:21,772円
日経底値買い水準:21,581円
◆◆◆◆◆
※日経平均株価適正水準については文末をご参照下さい

本日はこの後、
 米7-9月期四半期GDP(改定値) 22:30
 米10月新築住宅販売件数 24:00
 米パウエルFRB議長,発言 26:00

と、マーケットに影響を与えるイベントが控えています。

マーケットにはFRBの「ハト派化」待望論が広がりつつありますが、米長期債利回りはやや上昇傾向にあり、パウエル議長の発言内容如何で金利はどちらにも振れる可能性がありますので、米金利動向を睨みながら次の一手を考えたいと思います。


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■日経平均株価適正水準及び上限値/下限値について■
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直近3年間の全データで、日経平均株価が当ブログの提示する適正水準から乖離する平均乖離率は、9月21日大引け時点で0.65%(約155円以内)に収まります。日経平均株価は、定性的には適正水準中央値に向けて回帰していくこととなります。日経平均株価適正水準の上限値・下限値とも、同様に過去のデータベースを基に導き出され、直近3年間の市場特性による誤差調整を行っています。計算結果として得られる上限値、下限値に対する過去の日経平均株価の分布割合を確認してみたところ、概ね全データベースの70%の割合で日経平均株価が移動する範囲、との結果が得られています。分かりやすく言えば、日経平均株価は、通常の上下動の範囲においては、適正水準の上限値と下限値の間を移動すると思ってください。
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想定以上に強い動きは思惑的PLOか

先週末の米3指標はハイテク売りが続いて続落、NYダウSP500ともに10月安値を更新しています。

米市場の流れから弱含みが想定された本日連休明けの日経平均株価は意外にもプラスで寄り付き。

米株先物が上昇基調であったことと、アジア全般が堅調に推移したことなどが上昇要因とされていますが、米国の弱さに比べて想定以上に強い日本市場。

寄り付き前からの先物買い上がりからしてPLOの意図を持った買いが入っていると見られ、2月19日に控えているソフトバンクのIPOに絡んでいる可能性が囁かれています。

変わって週末のブラックフライデーからスタートした年末商戦は、ネット販売を中心に好調な数字が見込まれています。

企業業績に陰りが見られる中で、米債券利回りは低下傾向にあり、本日の10年債利回り+3.05%まで低下。

ラッセル2000米住宅建設指標なども下げ止まりの傾向が見られます。

FRBの金融政策を先取りする動きなのかどうかを見極めるには時期尚早ですが、マーケット全体の流れにもやや変化が見られます。

日経平均株価終値
21,812.00円+165.45円 +0.76%

TOPIX
1,632.20pt+3.24pt +0.20%

ドル円
113.210.19円安

米10年債利
3.050%


225予想PER
12.23倍

225予想EPS
1,783.43円

売買代金
2.173兆円

値上がり銘柄/値下がり銘柄
1,119/915


騰落レシオ
90.19

日経平均株価+165円の上昇ながらPERはほぼ変わらず。

もちろんEPSが上昇しているからですが、業績頭打ち懸念とは裏腹にEPSそのものはゆっくりと上昇しています。

本日の日経平均株価は25日線を越えることはできませんでしたが、まずは25日線を回復できるか注目。

TOPIXもしかり。

日経平均
+0.76%

TOPIX
+0.20%

東証2部
-0.60%

マザーズ
+0.54%

ジャスダック
+0.72%

◆◆◆◆◆
日経平均適正水準下限:22,985円
26日日経平均:21,812.00円(乖離率-8.79%)
日経打診買い水準:21,667円
日経底値買い水準:21,477円
日経大底値買い水準:21,086円
◆◆◆◆◆
※日経平均株価適正水準については文末をご参照下さい

今週はFRBパウエル議長の講演や米中首脳会談が控えており、様々な指標変化を見るに、相場は転換点を迎える可能性もあります。

ただ、気になるのは下落が止まらないビットコイン。

いずれにせよ、にわかに売買するような環境ではないため、再び高みの見物でチャンスを待ちます。


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直近3年間の全データで、日経平均株価が当ブログの提示する適正水準から乖離する平均乖離率は、9月21日大引け時点で0.65%(約155円以内)に収まります。日経平均株価は、定性的には適正水準中央値に向けて回帰していくこととなります。日経平均株価適正水準の上限値・下限値とも、同様に過去のデータベースを基に導き出され、直近3年間の市場特性による誤差調整を行っています。計算結果として得られる上限値、下限値に対する過去の日経平均株価の分布割合を確認してみたところ、概ね全データベースの70%の割合で日経平均株価が移動する範囲、との結果が得られています。分かりやすく言えば、日経平均株価は、通常の上下動の範囲においては、適正水準の上限値と下限値の間を移動すると思ってください。
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株式投資 寺子屋E13(2018.11.25)

2018年11月25日(日)


株式投資 寺子屋


ビットコインの下落が止まりません。

ついに昨年末から80%の下落。

このままビットコインは無価値になってしまうのでしょうか?

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