株式教室 - 実践で学ぶ、負けない現代株式投資 「森を見て、木を見る」 


かつて株式投資による大損で連日の追証から一度は「死」が頭をよぎった筆者が、生き延びた後に辿り着いた投資手法をベースに現代の株式相場について語ります。独自の株価判定ツールで市場の姿を把握し相場の天底を判定。2016年は2月12日にドン底の日本株を買い出動。2016年6月24日にはブレグジットの急落底値を買い出動。2017年9月19日に歴史的上昇相場の初動を買い出動。2018年1月31日にダウ急落前の天井を売り出動。毎日の株式指標から相場の姿を分析し、独自の株価水準によって実際の売り買いにまで言及した実践的内容をお届け。銘柄選定ツール「Stocks」と相場の天底を判定する「基礎投資学習ツール」で「森を見て、木を見る」投資を実践。「投資を学ぶ」ことに主眼を置き投資初心者に向け配信します。

2019年01月

 

FRBの手のひら返しでNYに資金流入

アップルが日本時間の30日未明に発表した第4四半期決算は、売上高は1月2日に下方修正した通り5%の減収となったものの、音楽・動画配信やアプリ販売などが伸び、一株あたり利益が市場予想を上回ることに。

既に売り込まれていたアップル株は時間外取引で買われて上昇。

さらに昨日30日はFOMCで利上げ停止が示唆されたため、NY市場に資金が流入、アップル株は実に+6%超の上昇となりました。

Image3

時系列的には前後しますが、昨日の日経平均株価‐108円の反落。

売買代金は約2.5兆円に膨らみましたが、大引けのTOPIXリバランス分(大塚製薬、ソフトバンク)が約6,000憶円で、実質売買代金は2兆円割れ。

注目決算やFOMCを控ていたため、薄商いも仕方ありません。

ただ、既にご承知の通り、昨日はマザーズサンバイオSTOP安

これまで散々買い煽られ、そこそこの出来高を伴って上昇していたところで、治験結果不振の悪材料。

サンバイオのマザーズ指数寄与度は、2位のメルカリ5%の約3倍でTOP。

そのため、ここぞとばかりに夜間のマザーズ先物に仕掛けが入って、30日のマザーズ指数は実に‐8%近くの急落となりました。

売りが殺到し急落となったマザーズ指数先物は、サーキットブレーカ一発動で一時取引停止となる始末。

マザーズ市場貸借銘柄が少なく信用銘柄が多数。

サンバイオもしかりで追証回避組が一斉に出口に殺到すると、貸借銘柄と違って空売りの買い戻しが入らないため、買い手不在でとことん下げることになります。

30日の現物市場は、高値でババを掴まされた信用組の追証祭りとなりました。

そんなわけで、当然本日31日も買いが入らずのSTOP安

Image5

サンバイオ・ショックにより、関連銘柄の売りに加え、追証切りと抱き合わせの持ち株売却が波及しており、相場の重しとなっています。

新薬開発でサンバイオと組んでいる大日本住友は、2日間で-32%の急落にに見まわれています。

ただし、こちらも昨日はSTOP安となりましたが、東証1部の貸借銘柄のため、本日は空売りの買い戻しが入って値がつくことに。

実際、31日の日証金発表では、貸株が大幅に返済されています。

変わって、本日の日経平均株価はFOMCの利上げ停止観測を受け、円高にも負けず反発。

売買代金2.6兆円とまずまずで、日米金利差縮小思惑の円買いドル売りでも、適温相場期待のリスクオンによる資金流入が勝ったということで、原油をはじめとした商品も高い。

日経平均株価終値
20,773.49円+216.95円 +1.06%

TOPIX
1,567.49pt+1.58pt +0.10%

ドル円
108.730.54円高

米10年債利回り
2.683%

225EPS
1722.51円

売買代金
2.557兆円


25日移動平均乖離率
+2.26%

騰落レシオ
99.26%

空売り比率
42.7%

空売り比率は減少していますが、それでも43%近くを維持しており、FRBによる利上げ停止でも、米中貿易摩擦による業績悪化懸念が、弱気筋をサポートしているようです。

日経平均株価
+1.06%

TOPIX
+1.08%

東証2部指数
+0.78%

マザーズ指数
+1.64%

ジャスダック指数
+1.14%

◆◆◆◆◆
日経平均株価適正水準:22,281円
日経平均適正水準下限:21,244円
31日日経平均:20,733.49円(乖離率-6.77%)
日経打診買い水準:19,892円
日経底値買い水準:19,698円
◆◆◆◆◆
※日経平均株価適正水準については文末をご参照下さい

30日に発表されたフェイスブックボーイングは市場予想を上回る好決算で時間外も含めて大幅上昇、アリババは市場予想を下回ったものの、織り込み済みで株価は大きく上昇。

今のところ米株式市場には、再び投資資金が戻っている印象。

リスクの高い資産から資金が流出していき、最後に資金が抜けたのが米株式市場。

資金が戻ってくるののも米株式市場が最初になります。

NYの上昇に比べて伸びない日経平均株価ですが、NYダウは100日線と200日線を一気に捕まえており、ここを超えていく様であれば、いずれ日経平均株価も資金が流入し、水準訂正のタイミングがやってくることになります。


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当ブログは、株式投資初心者の方を対象に、実践を通して、現代の株式投資において負けない投資手法を身に着けていただくことに主眼を置くとともに、日本の投資教育の確立を目指しています。

当ブログが、皆さんの投資人生の一助となれば幸いです。

投資は自己責任が原則です。私の日記をご参考いただければ幸いですが、取引きはご自身の責任で行ってください。

初心者で銘柄選別が困難な方は、大底を待ってのインデックス連動ETF等の取引きをお勧めします。

■日経平均株価適正水準及び上限値/下限値について■
当ブログの提示する「日経平均株価適正水準」は、実態と乖離した論理的な値ではなく、実践に即した適正値を算出するため、過去の膨大なデータをもとに株価の 骨格とも言える「企業業績」と「金融政策」の面から導き出された値に、直近3年間の市場特性による誤差調整を加えて算出しています。
直近3年間の全データで、日経平均株価が当ブログの提示する適正水準から乖離する平均乖離率は、12月12日大引け時点で0.85%(約185円以内)に収まります。日経平均株価は、定性的には適正水準中央値に向けて回帰していくこととなります。日経平均株価適正水準の上限値・下限値とも、同様に過去のデータベースを基に導き出され、直近3年間の市場特性による誤差調整を行っています。計算結果として得られる上限値、下限値に対する過去の日経平均株価の分布割合を確認してみたところ、概ね全データベースの70%の割合で日経平均株価が移動する範囲、との結果が得られています。分かりやすく言えば、日経平均株価は、通常の上下動の範囲においては、適正水準の上限値と下限値の間を移動すると思ってください。
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各市場ともサポートラインを支えに売り物を吸収

29日(火)の日経平均株価は小幅反発。

週明けの欧米市場が反落となった流れから東京もマイナスで始まった後、前場の日経平均株価ー240円まで下げる場面がありました。

午前中マイナス圏で推移した上海総合指数も、売り一巡後は午後にかけて買い戻し優勢となりプラス圏に浮上。

終値はほぼ横ばいで取引を終えていますが、上海も昨日からの日本市場と同様、50日線を維持しながら売り物を消化している様に映ります。

ちなみに昨日の米3指標はキャタピラーエヌビディアの決算が悪材料となって機械・半導体セクターが売られることになりましたが、3指標ともに下髭をつけて取引を終えており、50日線を維持しつつ売り玉を吸収する格好となっています。

日経平均株価終値
20,664.64円+15.64円 +0.08%

TOPIX
1,557.09pt+1.58pt +0.10%

ドル円
109.230.15円高

米10年債利回り
2.735%

225EPS
1724.93円

売買代金
2.116兆円


25日移動平均乖離率
+1.56%

騰落レシオ
92.48%

空売り比率
47.4%

売買代金2兆円を超えてきましたが、同時に空売り比率が上昇。

日経平均株価は引き続き25日線をサポートにつけており、今後空売り筋の買戻しが上抜けのきっかけになりかねない状況。

ただ、今のところEPSは横這いとなっていますが、今後決算発表が進むにつれてEPSがどこまで下がるか注目。

日経平均株価
+0.08%

TOPIX
+0.10%

東証2部指数
+0.05%

マザーズ指数
+1.22%

ジャスダック指数
-0.14%

◆◆◆◆◆
日経平均株価適正水準:22,395円
日経平均適正水準下限:21,355円
29日日経平均:20,664.64円(乖離率-7.73%)
日経打診買い水準:19,998円
日経底値買い水準:19,803円
◆◆◆◆◆
※日経平均株価適正水準については文末をご参照下さい

本日は、この後英議会でのEU離脱合意案採決、日本時間明朝にアップルの決算発表、明日の夜は1月ADP雇用統計米10-12月GDP速報、さらにFOMC2日目を経てのパウエル議長記者会見フェイスブックマイクロソフトアリババボーイングの決算発表と、重要決算、重要イベントが続きます。

盛りだくさんのイベントでNY時間の先物価格は乱高下する可能性がありますが、マーケットの方向性が見えるまでは右往左往することなくじっくり構えておくことです。


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直近3年間の全データで、日経平均株価が当ブログの提示する適正水準から乖離する平均乖離率は、12月12日大引け時点で0.85%(約185円以内)に収まります。日経平均株価は、定性的には適正水準中央値に向けて回帰していくこととなります。日経平均株価適正水準の上限値・下限値とも、同様に過去のデータベースを基に導き出され、直近3年間の市場特性による誤差調整を行っています。計算結果として得られる上限値、下限値に対する過去の日経平均株価の分布割合を確認してみたところ、概ね全データベースの70%の割合で日経平均株価が移動する範囲、との結果が得られています。分かりやすく言えば、日経平均株価は、通常の上下動の範囲においては、適正水準の上限値と下限値の間を移動すると思ってください。
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決算と重要イベント前のポジション調整売り

週明けの日経平均株価は反落。

売買代金1.87兆円の薄商いで積極的な市場参加は見られず。

本格化する決算発表はもとより、今週はFOMCはじめ米GDP速報1月雇用統計など重要イベントが目白押しのため、目先ポジション調整の売りに押された格好となりました。

日経平均株価終値
20,649.00円-124.56円 -0.60%

TOPIX
1,555.51pt-10.59pt -0.68%

ドル円
109.380.41円高

米10年債利回り
2.746%

225EPS
1726.51円

売買代金
1.877兆円


25日移動平均乖離率
+1.32%

騰落レシオ
88.90%

空売り比率
46.6%

反落となった日経平均株価ですが、総合売買指数を見る限り売られやすい状況が続いており、25日線を維持しながら売り物を消化している様に映ります。

Image2

本日の上海総合指数は、昨年2月以来、約1年ぶりに100日線を超えてきましたが、終値では頭を押さえられて失速。

戻り基調は維持しているだけに、100日線を上放れする様であればマーケットの雰囲気も変わってくることになりそうです。

Image4


日経平均株価
-0.60%

TOPIX
-0.68%

東証2部指数
-0.04%

マザーズ指数
-1.89%

ジャスダック指数
+0.21%

◆◆◆◆◆
日経平均株価適正水準:22,440円
日経平均適正水準下限:21,398円
28日日経平均:20,649.00円(乖離率-7.98%)
日経打診買い水準:20,038円
日経底値買い水準:19,843円
◆◆◆◆◆
※日経平均株価適正水準については文末をご参照下さい

米政府機関の閉鎖は、3週間のつなぎ予算成立をもってひとまず解除。

先週末のNY市場は、FRBがバランスシート縮小の早期終了を検討しはじめたとの報道もあり3指標ともに反発していますが、30日(水)に予定されているFOMC、そしてパウエル議長の会見は好悪両面から注目。

加えて、今週の米国は注目の決算が続々と発表されますので、その内容と市場の反応にも注目。

29日(火):アップルイーベイ
30日(水):フェイスブックマイクロソフトアリババボーイング
31日(木):アマゾンGE

昨年10月からベアマーケットが続いたNY市場にも微妙な変化が見えはじめていますが、株価の骨格は「金融政策」と「企業業績」によって決まってきますので、FOMCと決算発表が重なる今週は、マーケットを方向付ける週になる可能性があります。

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直近3年間の全データで、日経平均株価が当ブログの提示する適正水準から乖離する平均乖離率は、12月12日大引け時点で0.85%(約185円以内)に収まります。日経平均株価は、定性的には適正水準中央値に向けて回帰していくこととなります。日経平均株価適正水準の上限値・下限値とも、同様に過去のデータベースを基に導き出され、直近3年間の市場特性による誤差調整を行っています。計算結果として得られる上限値、下限値に対する過去の日経平均株価の分布割合を確認してみたところ、概ね全データベースの70%の割合で日経平均株価が移動する範囲、との結果が得られています。分かりやすく言えば、日経平均株価は、通常の上下動の範囲においては、適正水準の上限値と下限値の間を移動すると思ってください。
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株式投資 寺子屋F4(2019.1.27)

2019年1月27日(日)


株式投資 寺子屋

昨年のクリスマス、個人投資家の大半は、毎日膨らむ強烈な含み損に「底が見えない」と思ったことでしょう。

耐え兼ねて多くの投資家が膨大な損失を確定させられたことと思います。

あるいは、未だに大きな損失を抱えたままで、半分投げやりな気持ちの投資家も多いと思います。

昨年9月、多くの投資家は、ナスダック、そしてSP500、さらにNYダウが順次史上最高値を更新していく中で強気に傾いていました。

” Bull markets are ,,,,,, die on euphoria.”

直訳すると

「強気相場は、、、、熱狂の中で最後を迎える」

昨年の9月に私が指摘しておいた事の1つは、「ナスダックSP500が史上最高値を更新しており、NYダウが最高値を更新したら要注意」

ということ。

さて、3ヵ月近く続いたベア相場を経て昨年12月に底を打った様に見える株式市場ですが、先週1週間の米市場を見て思うことは、、、


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決算控えて売り込めず買い上がれずの展開

昨日の米株式市場は3指標とも反発ながら、IBMなどの好決算が指数を押し上げたNYダウに比べ、SP500ナスダックは小幅上昇にとどまっています。

NYダウは荒い値動きとなり下髭を付けたものの50日線を割り込むことはなく、十字線で取引を終えています。

本日の日経平均株価は3日続落となりましたが、TOPIXは反発。

ドル円が動かない中、ファストリ-3%超え下落が日経平均株価の足を引っ張りました。

日経平均株価終値
20,574.63円-19.09円 -0.09%

TOPIX
1,552.60t+5.57pt -0.36%

ドル円
109.610.02円高

米10年債利回り
2.746%

225EPS
1721.73円

売買代金
1.890兆円


25日移動平均乖離率
+0.61%

騰落レシオ
88.31%

空売り比率
43.3%

売買代金2兆円割れはこれで4日目。

20,400円台で25日線を意識した買いが入る中、売り込めずの展開。

逆に20,600円台から上値を買っていく投資家もおらず、25日線を上放れできない状況。

いずれにしても、積極的な売りもなければ積極買いも入らず。

今後本格化する決算発表を睨みながらの膠着状態が続いています。

日経平均株価
-0.09%

TOPIX
+0.36%

東証2部指数
+0.15%

マザーズ指数
+1.14%

ジャスダック指数
+0.65%

◆◆◆◆◆
日経平均株価適正水準:22,461円
日経平均適正水準下限:21,417円
24日日経平均:20,574.63円(乖離率-8.40%)
日経打診買い水準:20,056円
日経底値買い水準:19,860円
◆◆◆◆◆
※日経平均株価適正水準については文末をご参照下さい

米政府機関の閉鎖が続く中で米中協議の進展も見えず、ファーウェイ問題にロシア疑惑と、トランプ大統領を中心にしたネガティブ材料が渦巻いており、投資家も、うかつに手を出せないというのが本音でしょう。

中途半端な場面で前のめりになっても勝てませんので、売り買いの場面が訪れるまで、もうしばらく辛抱。

本日は22:30からECB理事会を終えたドラギ総裁の記者会見、米市場の引け後にはインテルの決算発表が予定されています。


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■日経平均株価適正水準及び上限値/下限値について■
当ブログの提示する「日経平均株価適正水準」は、実態と乖離した論理的な値ではなく、実践に即した適正値を算出するため、過去の膨大なデータをもとに株価の 骨格とも言える「企業業績」と「金融政策」の面から導き出された値に、直近3年間の市場特性による誤差調整を加えて算出しています。
直近3年間の全データで、日経平均株価が当ブログの提示する適正水準から乖離する平均乖離率は、12月12日大引け時点で0.85%(約185円以内)に収まります。日経平均株価は、定性的には適正水準中央値に向けて回帰していくこととなります。日経平均株価適正水準の上限値・下限値とも、同様に過去のデータベースを基に導き出され、直近3年間の市場特性による誤差調整を行っています。計算結果として得られる上限値、下限値に対する過去の日経平均株価の分布割合を確認してみたところ、概ね全データベースの70%の割合で日経平均株価が移動する範囲、との結果が得られています。分かりやすく言えば、日経平均株価は、通常の上下動の範囲においては、適正水準の上限値と下限値の間を移動すると思ってください。
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