株式教室 - 実践で学ぶ、負けない現代株式投資 「森を見て、木を見る」 


かつて株式投資による大損で連日の追証から一度は「死」が頭をよぎった筆者が、生き延びた後に辿り着いた投資手法をベースに現代の株式相場について語ります。独自の株価判定ツールで市場の姿を把握し相場の天底を判定。2016年は2月12日にドン底の日本株を買い出動。2016年6月24日にはブレグジットの急落底値を買い出動。2017年9月19日に歴史的上昇相場の初動を買い出動。2018年1月31日にダウ急落前の天井を売り出動。毎日の株式指標から相場の姿を分析し、独自の株価水準によって実際の売り買いにまで言及した実践的内容をお届け。銘柄選定ツール「Stocks」と相場の天底を判定する「基礎投資学習ツール」で「森を見て、木を見る」投資を実践。「投資を学ぶ」ことに主眼を置き投資初心者に向け配信します。

2019年04月

 

平成の終わりから令和へ

4月30日、大型連休まっただ中、日本は改元ムードに包まれていますが(働いている方はそうでもないでしょうが)、世界のマーケットは、東の端っこに位置する日出ずる国「日本」の改元文化を横目で見つつ、マネーの奪い合いを続けています。

間もなく令和元年を迎えるわけですが、今から30年前の平成元年、日経平均株価38,915円で史上最高値を記録しました。

「1,000円以下の株がなくなる」と言われ、猫も杓子も株に手を出していたのが30年前。

その後のバブル経済崩壊で時価総額にして270兆円が株式市場から吹っ飛び、多くの投資家がマーケットからの退場を余儀なくされることになりました。

行方知れずとなる投資家も続出し、その後「失われた20年」と言われる時代に突入していきました。

Image44

バブル崩壊のほか、平成の大暴落として記憶に残るのは「リーマンショック」。

2008年9月15日アメリカの証券会社「リーマン・ブラザーズ」の経営破綻が引き金となりNY市場が急落。

その後世界的な同時株安に発展し、地球規模の金融危機へとつながっていきました。

リーマンショックの場合、世界の株式市場は既にサブプライムローン問題からベアトレンドに入っていたため、1987年10月に起こったブラックマンデーの様な、1日での強烈な下落には見舞われませんでしたが、米国を震源地とした金融破たんの影響はその後もマーケットに暗い影を落としました。

あれから10年半、米国、欧州、日本の中央銀行が大量のマネーを市場に供給し続けてきたことで、経済は上向き続けてきました。

様々な試練を乗り越えてきた平成のマーケットは多くの教訓を残しましたが、世界のマーケットは今も途切れることなく動き続けています。

令和元年のマーケットがどうなるのか、にわかに予想することはできませんが、ナスダックSP500に続けとばかりに、NYダウも史上最高値更新まであと一歩というところまできています。

この先のマーケットがいずれの道を進むにしても、「相場のことは、相場に聞け」。

日々相場の声に耳を傾けながら、マーケットを鳥瞰していきます。

それでは、29日の世界のマーケットを見ておきます。

上海総合指数は週明けも-0.77ptの続落。

「節」の上限に当たる3,300pt超えに2度トライして失敗。

ダブルトップのチャートが形成され、足取りはよろしくない状況。

Image37

50日線割れながら、引き続き3,000ptは維持していますので、ここから3度目トライの可能性は十分あります。

本日(30日)より再開される米中貿易交渉の行方に注目です。

変わって、欧州、米国を見ておくと、ドイツDAXは戻り高値を更新、米3指標はかろうじて続伸しており、SP500ナスダックはじわり史上最高値を更新。NYダウは更新待ち状況で変わらず。

ラッセル2000も、ようやく昨年10月16日以来の戻り高値を更新していますが、上値を追う勢いは今一つの状況。

Image39

欧州、米国では引き続き決算発表が続きますが、今週は経済イベントが、欧州GDP4月ISM景況指数FOMC4月雇用統計など盛り沢山。

米中貿易交渉と併せて、マーケットへの影響が注目されます。


尚、昨日発表された米3月個人消費支出(PCE)は、伸び率にして2009年8月以来、約10年ぶりの大幅増となりました。

ただし、消費活動は活発ながらインフレ指標となるPCE物価指数は低調なまま。

PCE物価指数は米FRBが利上げ判断で重視しているため、株式市場ににとっては追い風の流れ。

明日のFOMCではトランプ大統領やマーケットから圧力がかかりはじめている「利下げ」について、どのような議論が行われるか注目。

ここにきて上値を追う勢いに欠ける米株式市場は、「FRBの利下げ姿勢待ち」の状態に入った可能性が濃厚。

30日10:00現在
シカゴ日経平均先物 22,370円
米10年債利回り +2.527%
ドル円 111.57円

本日は欧州1-3月期GDP速報で、明日は米FOMC

暗礁に乗り上げる可能性も残っている米中貿易交渉が本日北京で再開されるため、今週の上海の動きには注目。

それでは皆様、良い「令和」元年をお迎えください。

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株式投資 寺子屋F17(2019.4.28)

2019年4月28日(日)

株式投資 寺子屋


週末の上海総合指数は続落、SP500ナスダックが最高値を更新する中、某マーケット指標が過去にない水準に達し、にわかに調整リスクを示唆している可能性あり、、、

Image12

セルインメイの5月、「令和」を迎える5月、マーケットはどうなるのでしょうか?

急落の恐怖、再び?

Image15

人の行く、裏に道あり花の山


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気になる上海の動き、場合によっては短期調整局面か

昨日のNY市場は3指標揃って約‐0.2%の小幅反落。

NYダウ
-0.22%

NASDAQ
-0.23%

S&P500   
-0.22%

ラッセル2000
+0.39%


ジャンク債
-0.14%

リスク資産のラッセル2000は、終値ベースで戻り高値を更新しており、ジャンク債も、反落ながら概ね横這いと言ってよいレベル。

3指標の下落についてキャタピラーの決算発表云々という理由が語られていますが、要するに、3指標の反落はセンチメントの悪化やリスクオフによる株式市場からの資金流出ではなく、前日にSP500ナスダックの2指標が史上最高値を更新したため、一旦立ち止まったという程度のもの。

ただし、気になるのは本日の上海総合指数

3,000ptから3,300ptに横たわっている堅い節をどうしても抜くことができない様子で、大きく反落しての3,200pt割れ。

上海が節抜けとなればNYダウも上値を取りやすくなりますが、そうは問屋が卸さないといった様子。

Image4

これが3,000pt以下に行くことになれば、世界のマーケットは調整に向かう可能性に晒されます。

Image2

話しは日本に移って、本日の日経平均株価は昨日と真逆の寄り底。

概ね右肩上がりで上昇して+107円の反発で取引を終えています。

米10年債利回りが低下しドル円も幾分円安に振れていますが、日銀会合を経て買い戻しが入ったという理由付けには幾何かの違和感あり。

空売り比率46%を超える中、PKO・PLOの力学で連休前には下げさせないという意思を感じた一日。

日経平均株価
22,307.58円+107.58円 +0.48%

TOPIX
1,620.28pt+8.23pt +0.51%

ドル円
111.99(0.16円安

米10年債利回り
2.516%↓

売買代金
2.278兆円

値上がり銘柄数 / 値下がり銘柄数
1,578 / 489

空売り比率
46.1%

空売り比率は

日銀会合は予定通り「株価安定のため」現状維持でしたが、ETFを市場参加者に貸し付ける制度を導入すべく検討を進めるとのことで、一程度、市場の歪みに配慮する姿勢を示しています。

ただ、詳しい話が見えないので何とも言えませんが、単純に貸し株の様なイメージで言えば、借りた機関投資家?は、売りから入るわけで、借りた株を売って下げて買い戻すことで利益が出るわけですから、下がった時だけETFを買い付ける日銀の負担は余計に増すようにも感じますが、、、、

当然そんな単純な話ではないのでしょうね。

日銀は、あてにならない?物価展望レポートを発表しており、それによると。

【物価上昇率】

2018年度 0.8%

2019年度 0.9%

2020年度 1.3%

2021年度 1.6%


上記により、2021年度においても物価上昇率2%は実現できないということで、黒田総裁は「2020年春ごろまでは金利を引き上げる検討は全くないし、それより先でもかなり長い期間にわたって継続する」と表明しています。



日経平均株価
+0.48%

TOPIX
+0.51%

東証2部指数
+0.09%

マザーズ指数
+1.15%

ジャスダック指数
+0.46%

◆◆◆◆◆
日経平均株価適正水準上限:24,204円
日経平均株価適正水準:22,940円
25日日経平均:22,307.58円↑(乖離率-2.76%)
日経平均適正水準下限:21,853円
日経打診買い水準:20,466円
◆◆◆◆◆
※日経平均株価適正水準については文末をご参照下さい

終り値で22,300円を超えてきた日経平均株価は、ようやく適正水準乖離率-2.76%まで回復し、戻り水準としてはほぼニュートラル位置にたどり着いた印象。

ここのところ外国人が日本株を買い始めているため、その影響が大きい。

本日発表された投資部門別売買動向を見ると、4月第3週は外国人が現物+5,530憶円先物+2,230憶円買い超しており、ここ3週間の現先合計買い越し額は+1.7兆円近くに達しています。

10連休前であることに加え決算シーズンに入ったため、なかなか手を出しずらい状況にありますが、外国人が日本株を買い始めた意味は大きいと言えます。

昨日、60%減益予想のファナックですが、本日の株価反応は極めてポジティブ。

寄付き直後に安値叩いて寄り底を確認した後、反発基調へ。

繰り返しになりますが、明日からの上海総合指数は要ウォッチ。

NYダウの史上最高値更新を目前にして、マーケットは調整を挟む可能性が出てきました。

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連休明けまで動けない日本市場

昨日発表された3月米新築住宅販売件数は前月比+4.5%増と、1年4カ月ぶりの高水準となりました。

月曜日に発表されていた3月米中古住宅販売件数が大幅減となっていただけに、新築が大きく伸びたことで投資家のセンチメントが改善。

そこにツイッターコカ・コーラの好決算がオントップされ、NY市場は大きく上昇しています。

NYダウ
+0.55%

S&P500
+0.88%

NASDAQ
+1.32%

ラッセル2000
+1.66%


リスクテイクの流れで、ラッセル2000+1.66%の大幅上昇。

かわって本日の日経平均株価は、ほぼ寄り天。

昨晩のNYが上昇したことで高寄りしたものの、10:30以降は売り優勢の展開に。

「連休前の上昇場面は利確」ということで、前引け時点で完全に値を消してマイ転することになりました。

後場はそのまま失速して、大引けマイナス60円

日経平均株価
22,200.00円-59.74円 -0.27%

TOPIX
1,612.05pt-10.92pt -0.67%

ドル円
111.83(0.09円高

米10年債利回り
2.554%↓

売買代金
2.323兆円

値上がり銘柄数 / 値下がり銘柄数
547 / 1,510

空売り比率
45.6%

日経平均株価-0.27%に対して、TOPIX-0.67%

こちらも昨日指摘したとおり、全体が下げる中でファストリが切り返しており、本日の日経平均株価+40円ほど下支えしているため。

安川電機は今日も続落。


本日、大引と同時に決算発表を行ったファナックですが、20年3月期の連結業績予想は純利益で60%減

株価がどう反応するかは分かりませんが、日経平均株価寄与度がファストリソフトバンクに次いで3位であるため、明日の株価反応には注目が集まります。

日経平均株価
-0.27%

TOPIX
-0.67%

東証2部指数
+0.07%

マザーズ指数
+0.64%

ジャスダック指数
-0.20%

◆◆◆◆◆
日経平均株価適正水準上限:24,290円
日経平均株価適正水準:23,019円
24日日経平均:22,200.00円↓(乖離率-3.56%)
日経平均適正水準下限:21,931円
日経打診買い水準:20,539円
◆◆◆◆◆
※日経平均株価適正水準については文末をご参照下さい

昨晩のNY市場では、SP500ナスダックが史上最高値を更新(終値ベース)してきましたが、3月中旬のブログエントリーで私が指摘したのは、以下の通り。

「週明けのアジア、欧州マーケットの出足を見る限り、NYはこのまま3月FOMCのドットプロットを確認した後、4月中に史上最高値を取りにいく流れに入ったのではないか。」

上記の様に書いたわけですが、結果論と言われればそれまでですが、ようやくSP500ナスダックが終値ベースで最高値更新を達成。

NYダウは足を引っ張るボーイングの影響で未達。

ちなみに、NY市場の史上最高値更新は、既に2月の寺子屋配信で「予定調和」として指摘しておいたところ。

当時は、まだ戻り相場に疑心暗鬼の声が多く、少なくとも「NYが史上最高値更新を睨み始めている」などと言うアナリストは皆無でした。


読者の方から「株式投資 寺子屋の配信内容が知りたい」とのご質問をいただいております。本日は、ちょうど良いタイミングですので、2月の寺子屋配信より、上記に該当する部分を抜粋して掲載しておきますので、ご参考いただければと思います。

以下、2月中旬の寺子屋 日曜配信より抜粋。

==抜粋ここから=======
前略

米株式市場が大幅上昇となった理由は、米中貿易協議における関係改善の期待が高まった、とのことですが、私の相場観で言えば、マーケットは上値を目指すべく”予定調和”で動いており、上記理由はほぼ関係ありません。

もっと言えば、米株式市場は既に「史上最高値更新」を睨みはじめているように見えます。

そのことは、相場雑感に譲りたいと思います。



◆株式相場 相場雑感◆
再び史上最高値を意識し始めた米市場


米株式市場は、大手企業の4Q(10-12月)決算発表をほぼ終えています。

発表された決算内容は事前の予想以上に堅調であることが確認され、S&P500の1株利益(EPS)については、7割超えの企業が予想を上回る結果となっています。

そんなS&P500EPS(現状と予想)に関する2月7日付のデータを確認すると以下の通り。
(※EPSは、企業業績そのものと捉えていただいて結構です。)

Image18

上記チャートは、紫色の実線が過去2008年から昨年3Q(7-9月期決算)までのS&P500EPS実績、の破線(----)は、それぞれ2018年、2019年、2020年の期末時点の予想EPS(アナリストコンセンサス)の変化(推移)となります。

また、水色で描かれた部分は、2008年以降、直近までのS&P500株価(月足)の推移を示しています。

上記チャートを見ていただいて分かる通り、過去2008年から2009年初頭にかけて、リーマンショックを挟んだEPSの下落を織り込みながら、SP500は大きく下落しています。

その後は2015年末まで続いた3度に渡る大規模緩和に伴い、EPSSP500ともに長期上昇に転じました。

2016年には一時的にEPSSP500とも横這いから微減となったものの、2017年以降は再び上昇トレンドを維持してきました。

先週の日曜配信でもお伝えしましたが、株価は時々に調整を伴うため上下(ジグザグ)しますが、その骨格は「企業業績」と「金融政策」によって決まってきます。

昨年秋以降の下落相場を経験した後、直近、米中貿易摩擦が世界景気に影を落とす中でも、長期的に見れば米企業業績は伸びていくことがマーケットの共通認識としてリマインドされつつあります。

もっと言えば、米株式市場は、「FRBの利上げ停止(当面)」と「比較的好調な4Q決算」を受け、EPSが今後も過去最高水準を更新し続けるとの見方に少しずつ確信を持ち始めたと言えます。

そのことを踏まえて上記SP500EPSチャートを眺めると、直近の米株式市場は再び史上最高値を目指している、私にはそう見えてくるのです。

判断の要素は上記のみならずですが、日々様々なニュースがマーケットを攪乱し、その都度、個人投資家は右往左往させられます。

「"予定調和"に向かって上昇を続けている」と書いた理由は、株式市場の大原則として「企業業績」と「金融政策」が株価を作っていくからに他なりません。

そして逆に言えば、様々なチャートや指標の変化が、日々そのことを証明してくれている様に思います。

もちろん断定することはできませんが、現時点の業績見通しとFRBのハト派姿勢が続く限り、遠くないうちに再び「NYダウ、〇〇カ月ぶりに史上最高値更新」といった見出しを目にする日が来るように思います。

後略
==抜粋ここまで=======

ということで、「NYダウは、まだ史上最高値を更新していないじゃないか!」というツッコミはご容赦ください。

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◆寺子屋◆ 株式指標の確認【裁定買い残】

以前、株式投資 寺子屋にて「付録」として掲載していた基礎的な株式指標の復習コーナーですが、今後ブログ会員ページにまとめ、いつでも参照できるようにしたいと思います。

5月中に過去の掲載から抜粋して順次掲載し、その後、年内にすべての内容改定(画像を追加して内容を更新)を行って参りますので、投資の学習にお役立てください。

尚、ブログのカテゴリーは「寺子屋 株式指標の確認」となりますので、該当する指標解説をお探しの際にご利用ください。


今回は、これまでに特に質問等が多かった「裁定買い残」について解説したいと思います。

暴落相場においては特に重要な株式指標となります。

初心者には分かりづらい需給指標ですが、日々の指標変化を必ず押さえておく必要があります。
(※一部古い内容が含まれていますが、今後、随時内容の改定を行って参ります。)


◆指標の確認 裁定買い残

Image2

基礎投資ツール」の「天底シート」は、株式投資の基礎を身に着ける上で核となる部分です。

多くの指標がある様に見えますが、初心者の方を対象としたエッセンスのみを抽出しています。

最初は良く分からない数字の羅列に見えると思いますが、日々のこの数字を眺め、少しだけその意味を考えてみるだけで、いつの間にか、すべてが当たり前の数字に見えてきます。


継続は力なり。

今回は、特に投資初心者には分かりづらい「裁定買い残」について詳しく見ておこうと思います。

基礎投資学習ツール「天底データ」「10年・3年チャート」「週間需給」「需給データ」等と合わせて読み進めてください。

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 少々ボリュームが大きくなりますが、どうぞお付き合いください。

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