株式教室 - 実践で学ぶ、負けない現代株式投資 「森を見て、木を見る」 


かつて株式投資による大損で連日の追証から一度は「死」が頭をよぎった筆者が、生き延びた後に辿り着いた投資手法をベースに現代の株式相場について語ります。独自の株価判定ツールで市場の姿を把握し相場の天底を判定。2016年は2月12日にドン底の日本株を買い出動。2016年6月24日にはブレグジットの急落底値を買い出動。2017年9月19日に歴史的上昇相場の初動を買い出動。2018年1月31日にダウ急落前の天井を売り出動。毎日の株式指標から相場の姿を分析し、独自の株価水準によって実際の売り買いにまで言及した実践的内容をお届け。銘柄選定ツール「Stocks」と相場の天底を判定する「基礎投資学習ツール」で「森を見て、木を見る」投資を実践。「投資を学ぶ」ことに主眼を置き投資初心者に向け配信します。

2019年10月

 

無理が生じているマーケットには要注意

昨日30日の日経平均株価は8日ぶりに反落(-0.57%)となったものの、TOPIX+0.19%の続伸となっており、値上がり1341に対して値下がり757であることからも、実質的には8連騰となりました。

昨日の売買代金3.380兆円となっていますがTOPIXのリバランス分を差し引けば2.3兆円程度。

昨日FOMCの結果を受けた米株式市場は、値幅こそ限定的ながら3指標揃って反発。

FOMCでは事前の予想通り、今年3回目の利下げが決定されました。

これによりFF金利誘導目標レンジは現在より0.25%引き下げられ1.50 - 1.75%に。

パウエル議長は12月FOMCでの利下げについて「休止」を示唆しましたが、「見通しの大幅な見直しが必要な場合には当然適切に対応する」として、状況に応じた利下げの可能性を残したため、マーケットも過度にタカ派とは受け止めず。

NYダウ
+0.43%

S&P500   
+0.33%

NASDAQ
+0.33%


昨日もSP500は最高値を更新しています。

ナスダックNYダウは引き続き最高値に届かず。

そして本日10月最終取引となった31日の日経平均株価+83円と反発。TOPIXも小幅続伸ながら、値上がり935に対して値下がり1145で実質的には本日が9日ぶり小反落といったところでしょうか。

日経平均株価
22,927.04円+83.92円 +0.37%

TOPIX
1,667.01pt+1.11pt +0.07%

ドル円
108.67(0.14円高

米10年債利回り
1.782%↓

売買代金
2.712兆円

値上がり銘柄 / 値下がり銘柄
935 / 1145

騰落レシオ
120.91

空売り比率
37.9%

空売り比率37.9%は、昨年9月21日以来の低水準。

にも拘わらず、値上がり935値下がり1145で売り優勢の構図、それでも日経平均TOPIXとも上昇となると、実態は売り優勢ながら、なんとか先物で引っ張ってインデックス(日経平均、TOPIX)を支えていることになり、マーケットの力学からすると無理が生じている感触。

つまり、見方によっては昨日が実質的な天井となった可能性ありで、この先は調整含みの展開に要注意。

日経平均株価
+0.37%

TOPIX
+0.07%

東証2部指数
-0.08%

マザーズ指数
+0.46%

ジャスダック指数
-0.27%

ちなみに、昨日FOMC前に発表された米経済指標を見ておくと、米7-9月期GDP(速報値)は史上予想+1.6%に対し+1.9%と予想以上に健闘。

10月ADP雇用統計は、予想の11万人増を上回る12.5万人増と、こちらも堅調。

昨日、注目の決算発表を行ったのはアップルフェイスブック

アップルの7-9月期決算は、売上高、利益とも予想を上回る結果に。10-12月期(年末商戦)についても売上高見通しがアナリスト予想上回っています。

同じく決算発表を行ったフェイスブックについても、7-9月は売上高、純利益ともにアナリスト予想を上回る堅調さ。

米株高をけん引する両社の業績は今のところマーケットに明るさを提供することになりました。

ただし、米経済の好調さとは裏腹に、本日発表された中国PMIは前月より0.5ポイント低い49.3。

景気拡大・縮小の節目となる50を6カ月連続で下回り、中国の景況感は事実上約8年ぶりの低さまで落ち込んでいます。

そんな中、米中貿易協議が再び怪しくなっています。

◆◆◆◆◆
日経平均適正水準上限:23,144円
31日日経平均:22,927.04円↑(乖離率+3.92%)
日経平均株価適正水準:22,062
日経平均適正水準下限:20,8942円
◆◆◆◆◆
※日経平均株価適正水準については文末をご参照下さい

本日は我が日銀も政策決定会合を開いていますが、予定通りの現状維持を決定しておりマーケットにいは影響せず。

さて、適正水準乖離率はじわじわと上に放れており本日+3.92%

消費増税導入によって日経平均株価が株価位置的にニュートラルに戻っているとすれば、23,000円超えは買いで参戦する場面ではありません。

負けるリスクを十分に抑えるためには、株価水準的に買われすぎるか、売られすぎる場面を待つしかありません。

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当ブログは、株式投資初心者の方を対象に、実践を通して、現代の株式投資において負けない投資手法を身に着けていただくことに主眼を置くとともに、日本の投資教育の確立を目指しています。

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投資は自己責任が原則です。私の日記をご参考いただければ幸いですが、取引きはご自身の責任で行ってください。

初心者で銘柄選別が困難な方は、大底を待ってのインデックス連動ETF等の取引きをお勧めします。

■日経平均株価適正水準及び上限値/下限値について■
当ブログの提示する「日経平均株価適正水準」は、実態と乖離した論理的な値ではなく、実践に即した適正値を算出するため、過去の膨大なデータをもとに株価の 骨格とも言える「企業業績」と「金融政策」の面から導き出された値に、直近3年間の市場特性による誤差調整を加えて算出しています。
直近3年間の全データで、日経平均株価が当ブログの提示する適正水準から乖離する平均乖離率は、7月9日大引け時点で1.22%(約260円以内)に収まります。日経平均株価は、定性的には適正水準中央値に向けて回帰していくこととなります。日経平均株価適正水準の上限値・下限値とも、同様に過去のデータベースを基に導き出され、直近3年間の市場特性による誤差調整を行っています。計算結果として得られる上限値、下限値に対する過去の日経平均株価の分布割合を確認してみたところ、概ね全データベースの70%の割合で日経平均株価が移動する範囲、との結果が得られています。分かりやすく言えば、日経平均株価は、通常の上下動の範囲においては、適正水準の上限値と下限値の間を移動すると思ってください。
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地味ながらブルに傾くマーケット

29日の日経平均株価は1ドル109円台に入ったドル円を背景に7日続伸となり、ザラ場では一時23,000円にタッチしています。終値22,974円。

キャノンファナックなど国内主力企業の業績下方修正が相次いでおり、日本市場に関しては相場を押し上げる様なネタがあるわけではないものの、昨日、トランプ大統領が米中貿易協議の部分合意について「計画より早く合意できそうだ」とツイートしたことで、週明けの米SP500は史上最高値を更新。

ナスダックはわずかに最高値に届きませんでしたが、米長期債利回り(金利)が上昇したことで円安の流れとなり日本市場に追い風が吹いた格好。

投資家心理が強気に傾いていることに加え、本日と明日開催予定のFOMCでは今年3度目の利下げが行われる可能性が高く、欧州ECBの金融緩和と併せて景気悪化に歯止めがかかるとの見方が広がっており、投資家の先回り買いも出始めた様子。

マイクロソフトアップルアマゾンフェイスブックなど主力ハイテク系が買われています。

このあたりの背景や見通しは寺子屋配信でお伝えした通りですが、日々の細かいNewsはさておき、マーケットは既にゴルディロックスの匂いを嗅ぎ取って、地味ながらブルに傾き始めた可能性があるということ。

日経平均株価
22,974.13円+106.86円 +0.47%

TOPIX
1,662.68pt+14.25pt +0.86%

ドル円
108.97(0.19円安

米10年債利回り
1.849%↑

売買代金
2.328兆円

昨日は日経平均続伸ながらTOPIXは小反落。本日はそのギャップを埋めるべくTOPIXが伸びています。

昨日、7月に続き2度目の通期下方修正を行ったファナックですが、本日の株価は-0.9%、3度目の通期下方修正となったキャノン(2019年12月期)も-0.8%と下げ幅は限定的。

やはり、安川電機日本電産からの流れを引き継いでおり、悪材料出尽くし感が漂う相場付きとなっています。

悪材料で売られる銘柄を先回りして買っている投資家がいるということ。

値上がり銘柄数 / 値下がり銘柄数
1520/555

騰落レシオ
123.31

サイコロ
91.66

ボリンジャーσ
+1.77σ

空売り比率
41.0%

マザーズはこれで8連勝。日々の上昇幅を抑えつつ、日柄(調整)で上値を目指す構え。

同じことはここまでの日経平均株価にも言えそうです。

日経平均株価
+0.47%

TOPIX
+0.86%

東証2部指数
+0.46%

マザーズ指数
+1.13

ジャスダック指数
+0.27%

◆◆◆◆◆
日経平均適正水準上限:23,206円
29日日経平均:22,974.13円↑(乖離率+3.86%)
日経平均株価適正水準:22,120
日経平均適正水準下限:20,896円
◆◆◆◆◆
※日経平均株価適正水準については文末をご参照下さい

日経平均株価は日々の上昇幅を抑えつつも、適正水準乖離率+4%近くに達しており、株価水準的にも適正レンジの上限まで200円ほどに近づいています。

円安トレンドが続けば適正レンジ押し上げにより上昇余地も生まれますが、やはりここからは頭が重くなる可能性が高く、近々に一旦天井を打つと構えておくことが肝要。

ただし、空売りを入れるのであれば、少なくとも適正水準上限を超えてから。

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直近3年間の全データで、日経平均株価が当ブログの提示する適正水準から乖離する平均乖離率は、7月9日大引け時点で1.22%(約260円以内)に収まります。日経平均株価は、定性的には適正水準中央値に向けて回帰していくこととなります。日経平均株価適正水準の上限値・下限値とも、同様に過去のデータベースを基に導き出され、直近3年間の市場特性による誤差調整を行っています。計算結果として得られる上限値、下限値に対する過去の日経平均株価の分布割合を確認してみたところ、概ね全データベースの70%の割合で日経平均株価が移動する範囲、との結果が得られています。分かりやすく言えば、日経平均株価は、通常の上下動の範囲においては、適正水準の上限値と下限値の間を移動すると思ってください。
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株式投資 寺子屋H9(2019.10.27)

2019年10月27(日)

株式投資 寺子屋

イベント盛りだくさんの10月最終週を迎えます。

急落ののちに急騰、ジェットコースター相場となっているビットコインをよそに、じりじりと値を上げている日経平均株価

景気後退懸念によりヘッジファンドの解約超過は先月で連続14か月となっており、投資家のリスク回避姿勢は1年以上続いている、ということになります。

そんなマーケットを年末に向けて俯瞰してみると、、、


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窓埋めを狙うもそろそろ頭打ち感台頭

24日の日経平均株価+125円で4日続伸、年初来高値を更新。

ようやく昨年10月に開けた窓埋めがターゲットになってきました。

ここ数日のNY市場は冴えない展開が続いていますが、東京はこれまでになく堅調な足取り。

ただ売買代金が伸びないため、先物が引っ張っる相場。

足腰は依然強いとは言えず、海外の機関投資家が腰を上げた様子は伺えません。

日経平均株価
22,750.60円+125.22円 +0.55%

TOPIX
1,643.74pt+5.60pt +0.34%

ドル円
108.69(0.32円安

米10年債利回り
1.759%↓

売買代金
1.931兆円

値上がり銘柄数 / 値下がり銘柄数
1112/936

騰落レシオ
120.23

RSI9
98.42

RSI14
71.88

サイコロ
75.00

ボリンジャーσ
+1.88σ

空売り比率
41.7%

いよいよ決算シーズンに突入した日本市場ですが、昨日引け後に発表された日本電産の2Q決算は従来予想を下回る結果となり、通期業績予想も下方修正となりました。

先月の安川電機(2月期)の2Q決算に続いて冴えない内容となりましたが、本日の日本電産は前場こそ値を下げたものの、終わってみれば下髭を付けてのプラス引け(+0.85%)。

安川電機の株価についても、先月の決算発表以降意外と検討しているので、相場の雰囲気は悪材料出尽くし感が漂っている様に移ります。

とはいえ米中貿易摩擦はまだ不透明感が残っているためか、マーケット全般に強気(リスクオン)の空気は感じられません。

昨日に続きSTOP高となったのは、これまでの発表とは一転、アルツハイマーの臨床効果が確認されたとするエーザイで、日経平均株価を押し上げています。

日経平均株価
+0.55%

TOPIX
+0.34%

東証2部指数
+0.32%

マザーズ指数
+0.90%

ジャスダック指数
+0.20%

◆◆◆◆◆
日経平均適正水準上限:23,134円
24日日経平均:22,750.60円↑(乖離率+3.18%)
日経平均株価適正水準:22,049
日経平均適正水準下限:20,829円
◆◆◆◆◆
※日経平均株価適正水準については文末をご参照下さい

日経平均株価適正水準乖離率+3.18%に達しており、そこそこ良い水準に近づいてきました。

INDEXシートを見ても、10月2日に日経平均株価21,375円で+80%を超えていた総合売買指数(上昇エネルギー)も、足元では+10%以下に減少しており、ここから「買い」で深追いするのは欲張りすぎ。

Image2

投資家不在の状況が変わらない中で、そろそろ頭打ち感が出てもおかしくないだけに、日経平均株価が窓を埋められるか注目。

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直近3年間の全データで、日経平均株価が当ブログの提示する適正水準から乖離する平均乖離率は、7月9日大引け時点で1.22%(約260円以内)に収まります。日経平均株価は、定性的には適正水準中央値に向けて回帰していくこととなります。日経平均株価適正水準の上限値・下限値とも、同様に過去のデータベースを基に導き出され、直近3年間の市場特性による誤差調整を行っています。計算結果として得られる上限値、下限値に対する過去の日経平均株価の分布割合を確認してみたところ、概ね全データベースの70%の割合で日経平均株価が移動する範囲、との結果が得られています。分かりやすく言えば、日経平均株価は、通常の上下動の範囲においては、適正水準の上限値と下限値の間を移動すると思ってください。
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株式投資 寺子屋H8(2019.10.20)

2019年10月13(日)


株式投資 寺子屋

ラグビーワールドカップは残念ながらベスト4進出ならずでしたが、ここ一か月間は日本中を大いに沸かせてくれました。

大会は引き続き11月2日の決勝まで続きますので、個人的には昨日敗れた南アフリカにバトンを渡したと理解し、同国チームに優勝を勝ち取ってほしいと思います。

揺れる英議会とEU離脱問題。

3年以上のスッタモンダを経た中で、今だに迷走しておりますので、時間も経過したことです、再投票で「EU残留」でよいのでは?とも思いますが、、、

週明けの株価がどう反応するか、、、


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