昨日休場となった日本市場を横目に、アジア・欧州・米市場は大幅高となりました。

先週末の米市場の動きにはやや違和感を感じますが、米先物市場は100日線を回復しており、世界の市場も買い戻し先行で反発した格好です。


3連休明けの日本市場は、前場こそ戻りを試す場面がありましたが、後場は買いが入らず、ほぼ一直線の下げに。

Image2


先週末の空売り比率が46%超えとなっていたことから、本日の日本市場は、踏み上げとなる可能性も秘めていましたが、後場、急速に値を消しての続落。

力の無い安値引けとなりました。


日経平均株価終値
21,244.68円(-137.94円 -0.65%)

ドル円
108.29(0.70円高)

米10年債利回り
2.848%


日経平均PER
12.92倍

日経平均EPS
1,644.33円

売買代金
3.713兆円

25日線乖離率
-8.51%

200日線乖離率
+1.08%

騰落レシオ
76.49

RSI(14)
15.85

VR(14)
22.72

空売り比率
45.9%


信用評価損益率(松井証券)
-9.11%

信用買い残(松井証券)
3,056億円


相変わらず、怖いもの知らずで信用買いを続けているのは、個人投資家。


225PERは12.92倍ですが、じわじわと円高が進んでいることで、『「割安」だから買っておけ』などという言葉も次第に聞こえて来なくなります。

本日は、国会で黒田総裁続投についての安倍首相の「白紙」発言や、トランプ大統領の対米貿易黒字批判が、積みあがっていた「円売り」や、「原油買い」の巻き戻しを誘発した格好になっていますが、何らかのきっかけを待っていただけなので、いずれどこかでこうなることはわかっている事。

巻き戻しが続けば、5月までに1ドル102円で、ゴールデンウィークを挟んだ決算シーズンには「19年3月期、業績大幅減益見通し」、そんなことにもなりかねません。

18年3月期が好調なだけに、あながち、あり得なくもないシナリオ。

本日のPER13倍割れは、来期業績を織り込んでいるのかもしれません。

何度も触れていますが、ドル円が適正水準に入ってくるのは102円付近。

Image5

2012年12月の政権交代以降、日銀が導いてきた力技の円安も、終焉となるかもしれません。


騰落レシオは70%台に突入。

RSI(14)15.85まで低下しており、これは2016年の世界同時株安で1番底をつけた1月21日以来の水準。

ここから先、下落となった場合には、新安値銘柄数にも注目。

つい2週間前まで強気だったアナリスト、ストラテジストも、あっという間に心変わりしています。

昨日、アジア、欧州、米国、そしてシカゴ日経平均先物が上昇する中で届いた会員の方からのメールには、

「このまま順調に戻ると考えるのは、リスクが大きいように思います。」

「引き続き、戻りからの急落を想定に入れて臨むことが肝要」

なぜなら、「まだ、十分なガス抜きとはなっていないから。」

とお答えしました。


「買い場」が近づいているのは間違いないように思います。

ただ、短期的な値幅は出ているものの、日米に関して言えば、依然としてガス抜きは中途半端なままで、底打ち感がありません。

買い急ぐのであれば、相応のリスクも覚悟して、とうことになります。


幸いなことに、裁定残は大きく減少していますが、私Hamaは、100%に戻したCPを維持しつつ、好機到来をじっと待ちたいと思います。

全体相場が大底を叩くリスクを想定に入れたポジション管理が肝要。


「押し目狙い」という都合の良い言葉が、アナリストの口から出て来なくなったら、そこが「一番暗い夜明け前」。

仮に、このまま調整完了で上昇相場になったら、次のチャンスを待てば良いだけのことです。


相場で生き残るには、「負けない株式投資」に徹すること。


米10年債利回り低下も、ダウ先物、SP先物は、好感せずに下落しています。

長期利回り低下で、ドル円は107円台ミドルを維持できず。

相場が底に向かう時は、全てが悪材料に変わります。

リスクオフの円高となれば、どこよりも下げるのは日本市場。


日経平均
-0.65%

TOPIX

-0.88%

東証2部指数

+0.85%

マザーズ

-2.61%

ジャスダック

-0.52%

本日は2部市場が反発。

週末を挟んで幾分緩んだリスクオフに、先物市場を持たない2部銘柄には幾分買いが入った模様。

マザーズは大幅続落。


本日大引け時点の日経平均株価適正水準を見ておきます
◆◆◆◆◆

日経平均適正水準中央:21,913円
日経平均適正水準下限:21,274円
13日日経平均:21,244.68円↓(乖離率-3.05%)

日経平均打診買い水準:20,061円
日経平均底値買い水準:19,887円

◆◆◆◆◆
※日経平均株価適正水準については文末をご参照下さい


日経平均株価は、終値で適正水準下限値を割り込んできました。

明日は、打診買い水準に到達する可能性がありますが、打診買いを行うかどうかは悩みどころ。

繰り返しになりますが、ここから下がった場面は、信用で買っている個人が逃げ始めます。

同時に、200日線を決定的に割り込むことになれば、長期投資家の売り物もでてきます。

明日、14日(水)は金利動向に影響を与えかねない米1月消費者物価指数15日(木)16日(金)は、日曜配信でお伝えした通り需給イベント。

そして、米株式市場は、週末3連休に突入します。

先週の波乱に続き、今週も買い場探しに忙い週となりそうです。

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一歩一歩の積み重ねが、将来大きな差を生むことになります。

多くの問い合わせ、確認メールをいただいておりますが、順次ご返信申し上げますので、今しばらくお待ちください。
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