2018年5月13日(日)


株式投資 寺子屋


目に青葉 山ほととぎす 初鰹

今から350年ほど前、江戸中期の俳人・山口素堂が詠んだ一句ですが、躍動しはじめる初夏の息吹を目、耳、口で感じ取った名句。

目まぐるしく時間が流れていく現代においては、五感でゆっくり季節を味わうことは難しい面もありますが、どうせ生きているなら感謝の気持ちを持って移り変わる季節を味わいながら過ごしたいものです。

ちなみに「初鰹」は、脂が少なくさっぱりとしたヘルシーな食材で、今の季節が旬とされています。

魚好きの私は、月に1度?のペースで「鰹のたたき」をありがたくいただいています。

回遊魚の鰹は、毎年春になると南の温かい海からエサを求めて暖流の黒潮とともに太平洋を北上してきます。

3月~4月頃に九州に到達、その後4月~6月には本州に達します。

このときに水揚げされる鰹が「初鰹」で「上りガツオ」とも呼ばれます。

20代前半、高知を訪れた際に「初鰹の藁焼きたたき」を食べたことがありますが、 温かいまま食べる鰹のたたきに舌鼓を打った記憶があります。

ちなみに、現在、本州付近を北上中の鰹。

この後7月~9月頃には三陸海岸沖まで達しますが、そこで冷たい親潮とぶつかるとUターンをはじめ、再び南の海へ戻っていきます。

秋に水揚げされるUターン中の鰹は「戻り鰹(下り鰹)」と呼ばれ、脂の乗った旨味が特徴の秋の味覚となります。

江戸時代、初夏に出回る「初鰹」を食べるのがステータスになっていたようで、なかなか手に入らない旬の食材だった様子。

今はスーパーで手軽に「鰹のたたき」が手に入りますので、この季節、「75日長生きする」とも言われる初物を食べて、旬の味覚を味わってみてはいかがでしょうか。

余談になりますが、通常大平洋を回遊する鰹ですが、中には誤って(?)日本海に迷い込むものがいます。

そのまま富山湾付近まで北上する鰹は「迷い鰹」と呼ばれます。日本海の冷たい海水で身が締まり、「戻り鰹」以上に脂が乗った珍しい鰹と言われます。(私は食べたことありません)

宮城県気仙沼市の気仙沼漁港で21日、今季初のカツオの水揚げがあり、魚市場は早朝から活気付いた。まき網漁船「第10大師丸」(静岡県)が入港し、カツオ約10トンを次々に水揚げした。市水産課によると、記録の残る1987年以降で最も早かった水揚げは昨年の5月10日。今年はそれを上回り、気仙沼漁協関係者でも「4月の水揚げは記憶にない」という。
今年の鰹は、既に4月下旬に宮城県の気仙沼港で初水揚げされており、過去に例のない速さで北上している様子。

気候変動の影響でしょうか?

南西諸島梅は雨入りとなりましたが、今年の夏は関東以西で猛暑となる予想。

関東より北も平年並みかそれ以上。

以下ウェザーニュースより転載です。
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夏枯れ相場に向かってマーケットはどう動くのか?


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