連休明けの日経平均株価は、前日大きく下げたNY市場をスルーする形で7日続伸。

引き続きTOPIXが強い状況は変わらず。

買い戻しが一服しつつある中、NYや上海の下落に抗して続伸となった背景は、本日が権利付き最終日のため中間配当取り需要と、配当再投資への先回り買いが相場を支えたようです。

米10年債利回りは3.1%を超え、ドル円が113円にタッチしてきました。

円安の流れを受け、10月からの中間決算で上方修正となる可能性が高まっていることも日本株買いを後押ししていると思われます。

売買代金は本日も3兆円超え。


日経平均株価終値
23,940.26円+70.33円 +0.29%

TOPIX
1,822.44pt+18.42pt +1.02%

NT倍率
13.14倍

ドル円
112.80(0.05円安)

米10年債利回り
3.106%

225予想EPS
1,735.52円

225PER
13.89倍

売買代金
3.388兆円

値上がり銘柄/値下がり銘柄
1,777/291

新高値/新安値
117/0

騰落レシオ
129.58

RSI(9日)
96.43%

RSI(14日)
78.62%

ボリンジャーσ
+2.24σ

空売り比率
41.1%

本日は空売り比率が41%に達しており、一旦ピークを付けると見た空売り筋も参戦している様子が伺えます。

日経平均株価は明らかに24,000円を目指していますが、短期的には買われすぎの領域に入っており、ここらで一服したいところ。

日経平均
+0.29%

TOPIX
+1.02%

東証2部

-0.02%

マザーズ

+0.79%

ジャスダック
+0.57%

アジアは全般的に軟調な展開となりましたがが、我が国の新興市場は、そこそこの出来高を伴って続伸。

企業業績上振れが期待され始めた中で、出遅れていたTOPIXマザーズジャスダックに資金が流れています。

◆◆◆◆◆
日経平均適正水準上限:24,834円
25日日経平均:23,940.26円↑(乖離率+1.62%)
日経平均適正水準中央:23,557円
日経平均適正水準下限:22,716円
◆◆◆◆◆
※日経平均株価適正水準については文末をご参照下さい

26日はFOMC2日目で、利上げは既定路線。本日の米10年債利回り3.1%を超えてきました。
FOMCの議論において、現在の金融引き締めに対して強気姿勢が示されれば、米金利はさらに上昇していくと見られ、新興国を中心としたマーケットからの資金撤退は加速することが予想されます。

株価の骨格をなす「企業業績」と「金融政策」が相反するベクトルを持ち始めていますので、企業業績を織り込んだ後の急落には注意が必要です。


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当ブログは、株式投資初心者の方を対象に、実践を通して、現代の株式投資において負けない投資手法を身に着けていただくことに主眼を置くとともに、日本の投資教育の確立を目指しています。

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■日経平均株価適正水準及び上限値/下限値について■
当ブログの提示する「日経平均株価適正水準」は、実態と乖離した論理的な値ではなく、実践に即した適正値を算出するため、過去の膨大なデータをもとに株価の 骨格とも言える「企業業績」と「金融政策」の面から導き出された値に、直近3年間の市場特性による誤差調整を加えて算出しています。
直近3年間の全データで、日経平均株価が当ブログの提示する適正水準から乖離する平均乖離率は、8月23日大引け時点で0.51%(約115円以内)に収まります。日経平均株価は、定性的には適正水準中央値に向けて回帰していくこととなります。日経平均株価適正水準の上限値・下限値とも、同様に過去のデータベースを基に導き出され、直近3年間の市場特性による誤差調整を行っています。計算結果として得られる上限値、下限値に対する過去の日経平均株価の分布割合を確認してみたところ、概ね全データベースの70%の割合で日経平均株価が移動する範囲、との結果が得られています。分かりやすく言えば、日経平均株価は、通常の上下動の範囲においては、適正水準の上限値と下限値の間を移動すると思ってください。
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