日経平均株価は-1%超えの反落。
アップルがiPhoneの生産注文を縮小するとの報道から、前日の米株式市場ではハイテク株が売られ3指標ともに大きく下落。
NASDAQは-3%を超える大幅反落となっています。
NYダウは再び200日線を割り込んでおり、NSDAQについては下落を続ける50日線が、間もなく200日線をデッドクロスする勢い。
欧州も総じて続落。
日経平均株価は既に短・中・長期、全ての移動平均線が下落トレンドを形成しており、中途半端な水準で買っても簡単には勝てない相場環境となっています。
本日の日本市場もアップル関連、半導体関連が売られています。
話題の日産自動車は個人の資質に起因する可能性が高く組織的粉飾の色合いは薄いためー5.45%と売り込みは限定的。
日経平均株価22,000円手前で売買している投資家は、利益を出せなまま不安定に乱高下するマーケットに振り回されています。
上がると思って買ったら下がる、下がると思ってロスカットしたら上がる。
安いと思って買った株価も一夜明けたら高値という有様。
鯨幕(くじらまく)相場で中途半端に売買するより、どちらかに振れ過ぎる場面を待つことです。
日経平均株価終値
21,583.12円(-238.04円 -1.09%)
TOPIX
1,625.67pt(-11.94pt -0.73%)
ドル円
112.54(0.28円高)
112.54(0.28円高)
NT倍率
13.28倍
米10年債利
3.065%▼
225予想PER
12.21倍
225予想EPS
1,767.66円▼売買代金
2.337兆円
値上がり銘柄/値下がり銘柄
734/1,294
騰落レシオ
90.88
本日は上海総合指数が-2.13%、香港ハンセン指数が-2.02%とアジアも崩れています。
日経平均
-1.09%
TOPIX
-0.73%東証2部
-0.33%
マザーズ
-2.71%
ジャスダック
-1.06%
昨日は買い戻しの一日となりましたが、本日は一転して売り戻しの一日。
◆◆◆◆◆
日経平均適正水準下限:22,818円
20日日経平均:21,583.12円↓(乖離率-9.01%)
日経打診買い水準:21,523円
日経打診買い水準:21,523円
日経底値買い水準:21,336円
日経大底値買い水準:20,952円
◆◆◆◆◆
※日経平均株価適正水準については文末をご参照下さい
先週の日経平均株価は、ザラバで底値水準に達したものの114円台に突入したドル円を考慮して買い出動を見合わせましたが、その後円高の流で直近のドル円は112円台前半。
前回の日曜配信では、
「週明けも引き続き相場は不安定な状況が予想されますが、私Hamaは高みの見物で週明けのマーケットを観察し、再び大きく動くのを待ちたいと思います。」
と締めましたが、本日の相場を見るに、徐々にチャンスの時は近づいている様に思います。
とは言え、慌てることなく、いつも通り冷静に売買のタイミングを見極めたいと思います。
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当ブログは、株式投資初心者の方を対象に、実践を通して、現代の株式投資において負けない投資手法を身に着けていただくことに主眼を置くとともに、日本の投資教育の確立を目指しています。
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■日経平均株価適正水準及び上限値/下限値について■
当ブログの提示する「日経平均株価適正水準」は、実態と乖離した論理的な値ではなく、実践に即した適正値を算出するため、過去の膨大なデータをもとに株価の 骨格とも言える「企業業績」と「金融政策」の面から導き出された値に、直近3年間の市場特性による誤差調整を加えて算出しています。
直近3年間の全データで、日経平均株価が当ブログの提示する適正水準から乖離する平均乖離率は、9月21日大引け時点で0.65%(約155円以内)に収まります。日経平均株価は、定性的には適正水準中央値に向けて回帰していくこととなります。日経平均株価適正水準の上限値・下限値とも、同様に過去のデータベースを基に導き出され、直近3年間の市場特性による誤差調整を行っています。計算結果として得られる上限値、下限値に対する過去の日経平均株価の分布割合を確認してみたところ、概ね全データベースの70%の割合で日経平均株価が移動する範囲、との結果が得られています。分かりやすく言えば、日経平均株価は、通常の上下動の範囲においては、適正水準の上限値と下限値の間を移動すると思ってください。
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