6日の米株式市場は4日ぶりの小幅反落。

200日線を前に息切れしたSP500ナスダック

グーグル、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コムなどに利益確定売りが出て相場の頭を押さえました。

ここまで概ね一本調子で戻ってきただけに相場は買い疲れており、ここらで一息入れたがっている様子。

上値を取りに行くならなおさらワンクッション入れたいところです。

日本時間の今朝、ワシントンのFRB本部で開かれた教師との会合に立ったパウエル議長は、足元の米景気が好調であるとの認識を示したものの、金融政策や景気の見通しについてはほとんど言及せず。

先週末に公表された1月米雇用統計1月ISM製造業景況指数など、好調な経済指標を受けた上でパウエル議長が再度ハト派的勢をアピールするとの期待もありましたが、結局買い方への追い風は吹かず。

変わって7日の日本市場は、昨日触れたソフトバンクGがストップ高に。

SQ思惑で頭を押さえられていることに加え、サンバイオショックのマザーズ市場以外はやや買われ過ぎの状態がつづいていただけに、資金の矛先が一気にSBGに向かいました。

Image4

サンバイオは本日S高。

日経平均株価終値
20,751.28円-122.78円 -0.59%

TOPIX
1,569.03pt-13.10pt -0.83%

ドル円
109.950.19円安

米10年債利回り
2.691%

225EPS
1751.16円▲▲

225EPS
11.85倍

売買代金
2.555兆円


25日移動平均乖離率
+1.15%

騰落レシオ
109.70%

空売り比率
45.7%

ここ2日間ほど、買われすぎを示していた騰落レシオも落ついてきました。

ソフトバンクGの好決算でEPSが大きく上昇しており、PERは再び11倍台に低下。

日経平均株価
-0.59%

TOPIX
-0.83%

東証2部指数
-0.33%

マザーズ指数
‐0.49%

ジャスダック指数
‐0.68%

◆◆◆◆◆
日経平均株価適正水準:22,637円
日経平均適正水準下限:21,584円
7日日経平均:20,751.28円(乖離率-8.33%)
日経打診買い水準:20,211円
日経底値買い水準:20,014円
◆◆◆◆◆
※日経平均株価適正水準については文末をご参照下さい

明日はオプションSQに加え約550社の決算発表を控えており、国内に関して言えば概ね材料出尽くしとなりますが、7日の総合売買指数は以下の通り。

-------------------------------
【7日 総合売買指数】
(※相場の上昇エネルギー)
-------------------------------
日経平均株価:42.36%
TOPIX:36.55%
東証2部:27.16%
ジャスダック:19.91%
マザーズ:85.85%
-------------------------------
マーケット総合:42.37%
-------------------------------

上記を見る限り、全体の買いエネルギーはまだ不足、ニュートラルにも届いていませんので、上値を目指すにはもうひと押し入ってエネルギーを充電したいところ。


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■日経平均株価適正水準及び上限値/下限値について■
当ブログの提示する「日経平均株価適正水準」は、実態と乖離した論理的な値ではなく、実践に即した適正値を算出するため、過去の膨大なデータをもとに株価の 骨格とも言える「企業業績」と「金融政策」の面から導き出された値に、直近3年間の市場特性による誤差調整を加えて算出しています。
直近3年間の全データで、日経平均株価が当ブログの提示する適正水準から乖離する平均乖離率は、12月12日大引け時点で0.85%(約185円以内)に収まります。日経平均株価は、定性的には適正水準中央値に向けて回帰していくこととなります。日経平均株価適正水準の上限値・下限値とも、同様に過去のデータベースを基に導き出され、直近3年間の市場特性による誤差調整を行っています。計算結果として得られる上限値、下限値に対する過去の日経平均株価の分布割合を確認してみたところ、概ね全データベースの70%の割合で日経平均株価が移動する範囲、との結果が得られています。分かりやすく言えば、日経平均株価は、通常の上下動の範囲においては、適正水準の上限値と下限値の間を移動すると思ってください。
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