8日、週明けの日経平均株価-212円と値幅を伴った反落に。

先週末時点で、TOPIX2部マザーズジャスダックとも上昇エネルギーを失っていいたため、全体的に重い相場付きとなることは想定内ですが、利下げ観測後退とはいえ、ドル円が先週末比で0.4円ほど円安に振れる中で日経平均株価-200円を超える下落となるのはちょっと意外。

値幅が出たのは、ひとつは日曜配信で触れた225投信や上場225などETF決算にともなう需給要因。

もう一つは、上海総合指数-2.58%の全面安で再び3,000ptを割ってきたことが大きい。

需給要因による売り物は10日にも大量に出るため、そこを通過するまでは買いの手は入りづらいと考えられます。

変わって、昨日の米株式市場も3指標揃って続落。

利下げ期待が後退する中、業績悪化予想で目標株価が引き下げられたアップルが下落の震源地。

このあたりも日曜配信で書いた通りで、しばらくの間は、まさに株価の骨格となる金融政策企業業績が投資家の一番の関心ごととなっており、その意味で10日、11日のパウエルFRB議長による上下両院での議会証言が目先の大きなヤマとなります。

本日9日の日経平均株価+30円の小反発。

昨日に続き0.5円ほどの円安ですが、アップル株下落に関連して半導体セクターが売られ、TOPIXマザーズジャスダックは続落。

上海も小幅ながら続落で、頭の重い状況は変わらず。


日経平均株価
21,565.15円+30.80円 +0.14%

TOPIX
1,574.89pt-3.51pt -0.22%

ドル円
108.83(0.53円安

米10年債利回り
2.039↑

売買代金
1.670兆円

本日発表された、国内6月工作機械受注(速報)は、前年同月比-38%となり、32か月ぶりに景況感の境となる1,000億円割れとなりました。

米中貿易摩擦の影響は長期化する可能性が高く、今後、企業業績悪化が深刻さを増していく可能性あり。

昨日、日銀が発表した地域経済報告によると、全国すべての地域で景気判断を据え置いており「拡大」もしくは「回復」としています。

これに反して、昨日発表された景気ウォッチャー調査の結果は、2か月連続悪化で3年ぶりの低水準に沈んでいます。

本日、厚労省が発表した毎月勤労統計(5月)では、名目賃金、実質賃金ともに5か月連続のマイナスとなっており、家計の実態は、好況を実感できないというより、もはや不況とも言える状況で、日銀の判断は参院選前の忖度かと勘繰りたくなってしまいます。

月末控えたFOMCはもちろんですが、一日早く開催される日銀会合にも注目。


日経平均株価
+0.14%

TOPIX
-0.22%

東証2部指数
+0.03%

マザーズ指数
-0.47%

ジャスダック指数
-0.26%

◆◆◆◆◆
日経平均株価適正水準:22,340
9日日経平均:21,565.15円↑(乖離率-3.47%)
日経平均適正水準下限:21,223円
日経打診買い水準:19,841円
◆◆◆◆◆
※日経平均株価適正水準については文末をご参照下さい

大引け後の日経平均先物は米インデックス先物の下落とともに、下値を模索する展開。

依然として出来高は1.6兆円程度で熱を帯びない株式市場ですが、まもなく始まる米2Q決算の中身ととパウエル議長の証言によっては、先週史上最高値を更新したばかりの米株式市場も要警戒。

11日はファストリ(3Q)と安川電機(1Q)が決算発表で、こちらも3月期企業の業績を先取りする意味で重要指標となります。

明日までは一時的な需給要因で頭が抑えられることになりそうですが、何度も言うように、下落要因の本丸は企業業績と金融政策。

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■日経平均株価適正水準及び上限値/下限値について■
当ブログの提示する「日経平均株価適正水準」は、実態と乖離した論理的な値ではなく、実践に即した適正値を算出するため、過去の膨大なデータをもとに株価の 骨格とも言える「企業業績」と「金融政策」の面から導き出された値に、直近3年間の市場特性による誤差調整を加えて算出しています。
直近3年間の全データで、日経平均株価が当ブログの提示する適正水準から乖離する平均乖離率は、7月9日大引け時点で1.22%(約260円以内)に収まります。日経平均株価は、定性的には適正水準中央値に向けて回帰していくこととなります。日経平均株価適正水準の上限値・下限値とも、同様に過去のデータベースを基に導き出され、直近3年間の市場特性による誤差調整を行っています。計算結果として得られる上限値、下限値に対する過去の日経平均株価の分布割合を確認してみたところ、概ね全データベースの70%の割合で日経平均株価が移動する範囲、との結果が得られています。分かりやすく言えば、日経平均株価は、通常の上下動の範囲においては、適正水準の上限値と下限値の間を移動すると思ってください。
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