昨日9日の米株式市場は、NYダウこそ小幅続落となったものの、SP500ナスダックは反発。

急速に高まるイランリスクを無視するかのようなまちまちの展開で、投資家の関心事はもっぱら本日のパウエル議長による議会証言といった雰囲気。

本日の日経平均株価は、プラスで引けるかと思いきや、引け際の3分間で売り物が出て昨日の上昇分をちょうど打ち消す反落。

売買代金は7営業日連続で2兆円割れとなり、FRBの金融政策を見極めるまでは動けないということが見て取れます。

最悪のパターンは、今日、明日の議会証言でパウエル議長がタカ派姿勢を示した上で、まもなく始まる米2Q決算シーズンで下方修正が相次ぐというシナリオ。

7月31日のFOMCで利下げが行われなければ、次回9月17日-18日のFOMCまで間が開くため、株式市場が波乱に見舞われることは容易に想像がつきます。

逆に証言がハト派と受け止められれば、待機している資金が流入することになります。

その場合でも、円高の影響を避けられず、日本市場が他の市場ほど盛り上がらないのは仕方ありません。

金利先物市場は、依然として今月末の利下げ確率を100%織り込み中であり、マーケット混乱のリスクを避けるのであれば、7月FOMCでの利下げは避けられず、もろもろを鑑みると今回の議会証言でパウエル議長が利下げの可能性を排除するような立場をとることは考えづらいと言えます。


日経平均株価
21,533.48円-31.67円 -0.15%

TOPIX
1,571.32pt-3.57pt -0.23%

ドル円
108.86(0.03円安

米10年債利回り
2.079↑

売買代金
1.944兆円

値上がり銘柄 / 値下がり銘柄
764 / 1297

空売り比率
49.4%

今週に入ってからの空売り比率が大きくなっており、月曜49.7%、昨日46.7%、本日49.4%

本日でETF決算分配金捻出の下押し需給がなくなるため、需給面から言えば明日以降の買戻し余地を大きくしています。

日経平均株価
-0.15%

TOPIX
-0.23%

東証2部指数
+0.31%

マザーズ指数
+0.92%

ジャスダック指数
+0.19%

◆◆◆◆◆
日経平均株価適正水準:22,344
10日日経平均:21,533.48円↓(乖離率-3.63%)
日経平均適正水準下限:21,226円
日経打診買い水準:19,844円
◆◆◆◆◆
※日経平均株価適正水準については文末をご参照下さい

本日は上海が続落となっており、再び保ち合いレンジに逆戻り。

Image2

節目の2,800ptまではまだ余裕を残していますが、サポートとなる150日線(2,855pt付近)と合わせて、レンジを下に抜けると下げ止まるポイントが見えなくなるため、当面厳しい展開も覚悟する必要あり。

何はともあれ、この後日本時間23:00よりはじまるパウエル議長の議会証言を通過しないと動けないため、マーケットはそれ待ち。


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■日経平均株価適正水準及び上限値/下限値について■
当ブログの提示する「日経平均株価適正水準」は、実態と乖離した論理的な値ではなく、実践に即した適正値を算出するため、過去の膨大なデータをもとに株価の 骨格とも言える「企業業績」と「金融政策」の面から導き出された値に、直近3年間の市場特性による誤差調整を加えて算出しています。
直近3年間の全データで、日経平均株価が当ブログの提示する適正水準から乖離する平均乖離率は、7月9日大引け時点で1.22%(約260円以内)に収まります。日経平均株価は、定性的には適正水準中央値に向けて回帰していくこととなります。日経平均株価適正水準の上限値・下限値とも、同様に過去のデータベースを基に導き出され、直近3年間の市場特性による誤差調整を行っています。計算結果として得られる上限値、下限値に対する過去の日経平均株価の分布割合を確認してみたところ、概ね全データベースの70%の割合で日経平均株価が移動する範囲、との結果が得られています。分かりやすく言えば、日経平均株価は、通常の上下動の範囲においては、適正水準の上限値と下限値の間を移動すると思ってください。
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