11日の日経平均株価+205円と7日続伸。

10日のNYは冴えない展開ながら、日本市場は強い。

本日は上海も売られている中で、週末のMSQを睨んだ駆け引きによる上昇という側面は「さもありなん」。

ただし、昨日既報の通り、外国人投資家が日本株を買い始めた感触は本日一層強くなりました。

売買代金2.7兆円超はまずまず。

日経平均株価+0.96%ですが、TOPIX+1.65%と大きく上昇しており、東証1部に資金が流入していることを表しています。

上昇要因は3つ。

米長期金利(10年債利回り)が1.714%まで上昇していることでドル買い・円売り(円安)が進んでいること。

外国人が日本株を買い始めているため、為替ヘッジによる円安が進んでいること。

そして、もう一点。

世界的に金融緩和や財政出動への期待が高まる中で、消費増税の導入を嫌気して長期にわたって売られ続けてきた日本市場も、いよいよ増税という段階に入ったことで、悪材料の織り込みがいったん完了したこと。

本日7日連騰で、株式関連ニュースも強気のものが目立ち始めています。

日経平均株価
21,597.76円+205.66円 +0.96%

TOPIX
1,583.66pt+25.67pt +1.65%

ドル円
107.81(0.45円安

米10年債利回り
1.714%

売買代金
2.737兆円

値上がり銘柄数 / 値下がり銘柄数
1845/264

RSI(9日)
93.55

RSI(14日)
73.36

VR(14日)
80.88

サイコロジカル
83.33

ボリンジャーσ
+2.77σ

空売り比率
44.5%

裁定買い残
0.38兆円

直近の裁定買い残0.38兆円に対して、裁定売り残2兆円を突破しており、日銀のETF購入が影響しているとの分析もありますが、いずれにしても潜在的な需給要因は買い方に圧倒的有利な状況。

日経平均株価
+0.96%

TOPIX
+1.65%

東証2部指数
+0.96%

マザーズ指数
+1.21%

ジャスダック指数
+0.64%

◆◆◆◆◆
日経平均株価適正水準:21,870
11日日経平均:21,597.76円↑(乖離率-1.25%)
日経平均適正水準下限:20,676円
日経打診買い水準:19,313円
◆◆◆◆◆
※日経平均株価適正水準については文末をご参照下さい

昨日、「ブル相場到来の兆しあり」としましたが、世界経済に陰りが出ている中、マーケットは一旦織り込み完了で長い調整を終えた可能性があります。

寺子屋日曜配信で書いておいた通り、NY市場は再び史上最高値を目指し始めた感触。

中長期的には上記の通りですが、短期的にはMSQがらみでイレギュラーな高値をとったとしても今週いっぱい。

目先は過熱感ありで定石としては、日柄なり値幅なりの調整が入っておかしくありません。

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■日経平均株価適正水準及び上限値/下限値について■
当ブログの提示する「日経平均株価適正水準」は、実態と乖離した論理的な値ではなく、実践に即した適正値を算出するため、過去の膨大なデータをもとに株価の 骨格とも言える「企業業績」と「金融政策」の面から導き出された値に、直近3年間の市場特性による誤差調整を加えて算出しています。
直近3年間の全データで、日経平均株価が当ブログの提示する適正水準から乖離する平均乖離率は、7月9日大引け時点で1.22%(約260円以内)に収まります。日経平均株価は、定性的には適正水準中央値に向けて回帰していくこととなります。日経平均株価適正水準の上限値・下限値とも、同様に過去のデータベースを基に導き出され、直近3年間の市場特性による誤差調整を行っています。計算結果として得られる上限値、下限値に対する過去の日経平均株価の分布割合を確認してみたところ、概ね全データベースの70%の割合で日経平均株価が移動する範囲、との結果が得られています。分かりやすく言えば、日経平均株価は、通常の上下動の範囲においては、適正水準の上限値と下限値の間を移動すると思ってください。
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