24日の日経平均株価は+125円で4日続伸、年初来高値を更新。
ようやく昨年10月に開けた窓埋めがターゲットになってきました。
ここ数日のNY市場は冴えない展開が続いていますが、東京はこれまでになく堅調な足取り。
ただ売買代金が伸びないため、先物が引っ張っる相場。
足腰は依然強いとは言えず、海外の機関投資家が腰を上げた様子は伺えません。
日経平均株価
22,750.60円(+125.22円 +0.55%)
TOPIX
1,643.74pt(+5.60pt +0.34%)
ドル円
108.69円(0.32円安)
108.69円(0.32円安)
米10年債利回り
1.759%↓
1.931兆円
値上がり銘柄数 / 値下がり銘柄数
1112/936
騰落レシオ
120.23
RSI9
98.42
RSI14
71.88
サイコロ
75.00
ボリンジャーσ
+1.88σ
空売り比率
41.7%
いよいよ決算シーズンに突入した日本市場ですが、昨日引け後に発表された日本電産の2Q決算は従来予想を下回る結果となり、通期業績予想も下方修正となりました。
先月の安川電機(2月期)の2Q決算に続いて冴えない内容となりましたが、本日の日本電産は前場こそ値を下げたものの、終わってみれば下髭を付けてのプラス引け(+0.85%)。
安川電機の株価についても、先月の決算発表以降意外と検討しているので、相場の雰囲気は悪材料出尽くし感が漂っている様に移ります。
とはいえ米中貿易摩擦はまだ不透明感が残っているためか、マーケット全般に強気(リスクオン)の空気は感じられません。
昨日に続きSTOP高となったのは、これまでの発表とは一転、アルツハイマーの臨床効果が確認されたとするエーザイで、日経平均株価を押し上げています。
日経平均株価
+0.55%
TOPIX
+0.34%
東証2部指数
+0.32%
マザーズ指数
+0.90%
ジャスダック指数
+0.20%◆◆◆◆◆
日経平均適正水準上限:23,134円
24日日経平均:22,750.60円↑(乖離率+3.18%)
日経平均株価適正水準:22,049円
日経平均適正水準下限:20,829円
◆◆◆◆◆
※日経平均株価適正水準については文末をご参照下さい
日経平均株価適正水準乖離率は+3.18%に達しており、そこそこ良い水準に近づいてきました。
INDEXシートを見ても、10月2日に日経平均株価21,375円で+80%を超えていた総合売買指数(上昇エネルギー)も、足元では+10%以下に減少しており、ここから「買い」で深追いするのは欲張りすぎ。
投資家不在の状況が変わらない中で、そろそろ頭打ち感が出てもおかしくないだけに、日経平均株価が窓を埋められるか注目。
本日もブログが参考になった方は、バナークリックにご協力いただけると幸いです。
当ブログは、株式投資初心者の方を対象に、実践を通して、現代の株式投資において負けない投資手法を身に着けていただくことに主眼を置くとともに、日本の投資教育の確立を目指しています。
当ブログが、皆さんの投資 人生の一助となれば幸いです。
投資は自己責任が原則です。私の日記をご参考いただければ幸いですが、取引きはご自身の責任で行ってください。
初心者で銘柄選別が困難な方は、大底を待ってのインデックス連動ETF等の取引きをお勧めします。
■日経平均株価適正水準及び上限値/下限値について■
当ブログの提示する「日経平均株価適正水準」は、実態と乖離した論理的な値ではなく、実践に即した適正値を算出するため、過去の膨大なデータをもとに株価の 骨格とも言える「企業業績」と「金融政策」の面から導き出された値に、直近3年間の市場特性による誤差調整を加えて算出しています。
直近3年間の全データで、日経平均株価が当ブログの提示する適正水準から乖離する平均乖離率は、7月9日大引け時点で1.22%(約260円以内)に収まります。日経平均株価は、定性的には適正水準中央値に向けて回帰していくこととなります。日経平均株価適正水準の上限値・下限値とも、同様に過去のデータベースを基に導き出され、直近3年間の市場特性による誤差調整を行っています。計算結果として得られる上限値、下限値に対する過去の日経平均株価の分布割合を確認してみたところ、概ね全データベースの70%の割合で日経平均株価が移動する範囲、との結果が得られています。分かりやすく言えば、日経平均株価は、通常の上下動の範囲においては、適正水準の上限値と下限値の間を移動すると思ってください。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■