2020年初日の日経平均株価-451円の大幅安。

もちろんメディア報道の通り、米国とイランの軍事的対立を嫌気したリスクオフで、ドル円は1ドル108.2円と大納会から1.14円の円高。

さらに、日本の場合、原油の高騰が足を引っ張る構図で、これは日曜配信で触れたとおり。

アジア、欧州など他の市場も売られていますが日本株の売られ方はいつものごとく海外の倍以上の下げ幅。

特異なのは上海総合指数で、わずか-0.01%の下げにとどまっている点。

原油価格上昇を受けて石油関連株が買われており、ペトロチャイナなどが大幅高となっていることで指数を支えている点が大きい。

日経平均株価:-1.91%
上海総合指数:-0.01%
香港ハンセン指数:-0.79%
ドイツDAX:-0.70%
英FTSE:-0.62%

上記の通り、リスクオフの度合いは世界を見るとさほどでもありませんが、日本だけが突出して売られている状況。

買いが入らない中で、投機筋の先物売りと空売りが相場を押し下げている典型。

現に、先物がない2部市場ジャスダックは、それぞれ-0.17%-0.61%で海外市場と同程度、日経平均株価-1.91%マザーズ-1.86%の売られ方と比べれば一目瞭然。

6日の各指標は以下の通り。

日経平均株価
23,204.86円-451.76円 -1.91%

TOPIX
1,697.49pt-23.87pt -1.39%

ドル円
108.02(1.14円高

売買代金
2.225兆円

値上がり銘柄 / 値下がり銘柄
277 / 1835

25日線乖離率
-1.71%

騰落レシオ
95.71

空売り比率
45.8%

総合売買指数を見ると日経平均株価73%TOPIX77%と反発エネルギーはそれなりに蓄積しているため目先は戻りやすい状況ですが、騰落レシオが100を割り込んだのは昨年の9月10日以来で、また本日は25日線と50日線を割ってきたため、目先はこれを回復できるかどうかがポイント。

日経平均株価
-1.91%

TOPIX
-1.39%

東証2部指数
-0.17%

マザーズ指数
-1.86%

ジャスダック指数
-0.61%

◆◆◆◆◆
日経平均天井水準:23,691
日経平均下落警戒水準:23,419
6日日経平均:23,204.86円↓(乖離率+8.17%)
日経平均下落注意水準:23,098
◆◆◆◆◆
※日経平均株価適正水準については文末をご参照下さい

日経平均株価は警戒水準を下回ったことで、株価水準的にはやや過熱感が和らいだ感触。

年末年始は何かと荒れることが多いものの、今年も波乱の幕開けとなりました。

とはいえ、先ほども触れたとおりマーケット全般を見れば、リスクオフの程度は限定的で6日のNY市場は以下の通り3指標とも反発しています。

NYダウ
+0.24%

S&P500   
+0.35%

ナスダック   
+0.56%


当面の間、中東情勢から目が離せませんが、原油価格が落ち着けばマーケットも落ち着くことになりそうです。

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当ブログの提示する「日経平均株価適正水準」は、実態と乖離した論理的な値ではなく、実践に即した適正値を算出するため、過去の膨大なデータをもとに株価の 骨格とも言える「企業業績」と「金融政策」の面から導き出された値に、直近3年間の市場特性による誤差調整を加えて算出しています。
直近3年間の全データで、日経平均株価が当ブログの提示する適正水準から乖離する平均乖離率は、7月9日大引け時点で1.22%(約260円以内)に収まります。日経平均株価は、定性的には適正水準中央値に向けて回帰していくこととなります。日経平均株価適正水準の上限値・下限値とも、同様に過去のデータベースを基に導き出され、直近3年間の市場特性による誤差調整を行っています。計算結果として得られる上限値、下限値に対する過去の日経平均株価の分布割合を確認してみたところ、概ね全データベースの70%の割合で日経平均株価が移動する範囲、との結果が得られています。分かりやすく言えば、日経平均株価は、通常の上下動の範囲においては、適正水準の上限値と下限値の間を移動すると思ってください。
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