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【今週の旅の目次】
郷愁の原風景

地球の歩き方~海外特派員だより~

まぐまぐからのお知らせ

旅まぐ写真館
 
【編集部より】
 今年で4回目の開催となる「東北六魂祭」。そこで今回の『郷愁の原風景』はこのお祭りの特集をお届けします。『地球の歩き方~海外特派員だより』では、あの有名な牛追い祭り直前のスペインはパンプローナをレポート。
 それでは今週も『旅まぐ』をごゆっくりお楽しみください。
 

 東日本大震災から3年余り。今年も「東北六魂祭」の季節が巡ってきました。そこで今週は、第4回を数えるこの祭りの情報をお届けします。

 震災の犠牲となった方々の鎮魂と復興への願いを込め、2011年7月、仙台市で初めて開催された東北六魂祭。青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島の各県それぞれを代表する祭りが一堂に会する大イベントで、今年は5月24日(土)・25日(日)の二日に渡り山形市で開かれます。

 もともとのきかっけは、青森市長の「元気を出していかないと。『ねぶた』と『七夕』で何か出来れば」(仙台市HPより)との一言だったとか。その青森からは昨日、祭りに登場するねぶた「復興祈願 不動明王」が山形に向けて出発しました。「復興に立ち向かう被災地の方々の苦労や障害を断つように」との思いで作り上げられた出陣ねぶたの勇姿、ぜひその目でお確かめください。

 秋田県からの参加は、ねぶた祭りと同じく国の重要無形民俗文化財に指定されている「秋田竿燈まつり」。差し手と呼ばれる男たちが、46個もの提灯で飾られた長さ12m、重さ50kgにも及ぶ竿燈を軽々と持ち上げ、額や肩、腰に乗せバランスを保つ妙技を見せる勇壮な祭りです。子どもの頃から修練を積んできた差し手たちの晴れ舞台は一見の価値あり、ですよ。

 そして今年の開催地、山形市は「花笠まつり」で歓迎。すげ笠に紅花をあしらった花笠を手にした踊り子が、「ヤッショ、マカショ」の掛け声と花笠音頭に乗り通りを流す華麗な祭りとして知られています。六魂祭でのパレードコースは従来の花笠まつりのそれとは異なるとはいえそこは地元っ子、いつも通りの優雅な群舞を見せてくれることでしょう。

 その他、岩手からは「盛岡さんさ踊り」が、宮城からは「仙台七夕まつり」が、福島からは「福島わらじまつり」が山形に駆けつけます。もちろんそのどれもが、先にご紹介した三つの祭りに引けを取らないのは言うまでもありません。

 二日間で東北を代表する六つの祭りを楽しめてしまう──。今週末、山形を訪ねる旅にあなたも出かけてみませんか?

■ 東北六魂祭
東北六魂祭公式HP。
スケジュールや会場マップなどはこちらから。
■ 日本の宿 古窯(こよう)
祭りメイン会場から車で約30分、上山温泉の名宿。
「プロが選ぶ旅館百選」39年連続トップ10入りの実力です。
■ 六魂Fes!
5月24日(土)に開催される音楽イベント。
石井竜也、PUFFY、渡辺美里、華原朋美らが山形に集結!
 
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ヘミングウェイが愛した牛追い祭りの街・パンプローナ
 毎年、7月6日から14日まで行われる「牛追い祭り」で有名な街Pamplonaパンプローナ(バスク語でIrunaイルーニャ)。


 このパンプローナの街はアーネスト・ヘミングウェイの長編小説「日はまた昇る」の舞台にもなっています。

 牛追い祭りの開会宣言が行われる市庁舎前や、闘牛場に着く前の最後の直線、Estafeta通りなど牛追いのコースをたどって歩くと、テレビで見るよりだいぶ小さく、狭いことに驚きます!

 パンプローナの街歩きのあとは、もちろんヘミングウェイが通っていたカフェ・イルーニャで一杯飲むのがおすすめです。


 あと3週間で始まるパンプローナの牛追い祭り、昨年は、闘牛場入り口での大惨事もありましたので、参加する予定の方はくれぐれもお気をつけくださいね!


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旅まぐ写真館

読者の皆さんと一緒に作るコーナー『旅まぐ写真館』。
今週はたっちんさんからの投稿です。
鳥取県の鳥取砂丘で撮影した1枚。
素敵なお写真、ありがとうございます。


『旅まぐ写真館』では、毎週1点を掲載させていただきます。
皆さんが旅先で撮られた渾身の1枚をお送りください。
素敵なお写真、お待ちしています。
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【応募要領】
(1) ペンネーム(本名でも可)
(2) 撮影場所
(3) 撮影日時
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上記内容を記載の上、メールにてご投稿ください。
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【旅まぐ】 2014/05/22 号(毎週木曜日発行)
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