どうも、へたれ男です。

最近の生活は、朝起きて、出かける準備して、飯の用意して、エロゲして、出勤して、帰宅して、飯食って、エロゲして、寝て、休日は一日中エロゲして、なんというか、学生時代よりも長時間エロゲをしている気がしますが、皆さんはどうお過ごしでしょうか。私より無為な日常を過ごしている人はいないでしょう。

ということでまたまたエロゲをクリアしたのでその感想をば。
ウィルプラスの「CROSS†CHANNEL」で、これまたDLsiteの半額セール中に15%オフチケットを使って沙耶の唄と一緒に購入するという非常にセコい買い方をしたものですが、沙耶の唄同様、非常に満足度が高い内容でした。沙耶の唄とは別に、一応ネタバレ無しの感想を書けるので、先にネタバレ無しレビューをいたします。

〇ネタバレ無しレビュー
1、ざっくりと評価
ノリで採点すると95点。
基本要素は「シリアス」「下ネタ」「こだわりぬかれた世界観」「読ませるエロゲ」

制作会社はウィルプラス。発売はWindows版が2003年となっており、作中の人物のセリフや小道具からも、キャラクターのイラストからも、まあまあ時代を感じる仕上がりとなっております。イラストもそうだけど、塗りってかなり時代で傾向が変わるよねえ。

とにかくシナリオと登場人物の魅力が際立っていた。そして、こまめにクイックセーブが入るので、古い作品ながら非常に遊びやすいのも高評価。
反面、エロへの拘りがそれほど無いこと、いい意味でも悪い意味でも非常に癖のあるテキストなのでとっつきにくいことから、実用性という意味ではかなり低め。Fateのような感じで、面白いノベルゲームにエロ要素がちょいちょいと入っている、というイメージでいいかと。実際、全年齢対象版も出てるみたいですし、面白いエロゲをやりたい、という方には強く勧められる。
あと、所々で非常に耳に残る音楽が流れて、その曲を聴くと切ない気持ちを思い出せる程度には名曲だったため、音楽にこだわる方におすすめ。

あとまあ、ネタバレを避けるため若干ふわっとした表現になりますが、バイオレンスなシーンがあるので、それもお好みで。

2、ざっくりとキャラクターについて
登場するキャラクターはそこそこ多いですが、本筋に絡む人数や強烈な性格から、実際にはすべてのキャラクターが魅力的です。
見た目の属性も多岐にわたり、眼鏡おっぱい、ボーイッシュ、茶髪ひらひら、ストレートおぜうさま、黒髪ロングとより取り見取り。
個人的には桜庭が好きです。

3、シナリオについて
ネタバレになるのであんまし書きませんが、とにかく、説明が全然ないです。よくエロゲで主人公が地の分で語る、
「〇〇高校は自由な校風でわりとみんなが好き勝手な服を着ている」
「この世界での通貨は金貨1枚が銀貨10枚で」
的なものがシナリオ中に出てきて読者の疑問を適宜解消する、というようなのはほとんどありません。
実際、なんとなく意味は分かっているけどはっきりとした説明はされていない、というような用語もそれなりに残っております。自分はそういう、いきなりその世界に投げ込まれて説明なしに物語が開始・進行する系の作品は好きなので問題ないのですが、好き好きでしょうか。

4、エロについて
基本的には主要なヒロイン1キャラにつき2以上はエロいシーンがあったんじゃないかな(うろ覚え)。どのシーンも力が入っていてエロいのですが、シナリオが気になりすぎて実用は中々難しかったです(良い意味で)。古い絵がイケる人なら問題なく使えることは使えるでしょう。

5、まとめ
ネタバレ無しレビューが相変わらず全然機能してねえなあ。まあとにかく、ここまでに挙げた要素でビビッと来たらプレイしましょう。8割が後悔しません。




以下、若干ネタバレコメントを挟んでガチネタバレに入ります。





〇若干ネタバレコメント
シュタゲが好きならやろう。いやマジでやりましょう。





















〇ネタバレレビュー
ハッピーエンドと呼べるのかもしれんが、なんというかもうちょっとこう、最後なんとかできんかったんか!できんかったんか!

ループです(天野浩成風の紹介)。
最初はバッドエンドに入ってからやり直してるのかと思いましたが、何度もやり直しているループです。ついでに、シュタゲと違って主人公含め、祠を利用しない限りは記憶がリセットされているので、記録されていない分を含めると大量のパターンがあったでしょう(祠内のメモ書きが相当古くなっている描写がある)。

プレイしながら最初は、
「祠について知って、全員が生存して、アンテナを完成させて、破壊させない」
というのがハッピーエンドの条件と考えました。つまりはまあ、みんなで結束して部活動をすればハッピーエンドになると思っていました。中盤の太一と同じような発想ですね。
でもまあ問題が沢山あります。
・そもそもみんなが仲良くないから1週間のループで仲良くなれない
・冬子の餓死、友貴によるアンテナの破壊、霧と美希による独立宣言のいずれか又はすべてが発生
・現象の原因が分かってないのにみんなで仲良ししたところで1週間たてば元通りになるっしょ(台無し)
・祠付近で見つかる死体の存在

選択肢を選ぶうちに気づきました。これどうあがいても無理じゃね?と。主人公もそこに至りました。まあそうなるわな。

そんでそこからの帰還方法の発見。
これはすごくおもしろかった。
単純に帰還させるだけならまあ、気絶させるなり拘束するなりして場所まで連れて行けばいいってことで、そんなに難しいことでもないのだが、相手のことをしっかりと記憶して、いい思い出を残してから帰還させる、というのはかなり難しい。でもこれが出来なきゃ太一は発狂してそれで終わり、人間になることができないまま孤独に朽ちていくだけなんですわなあ。

みんな心のどこかで離別に気づきながら太一と別れて元の世界に帰還するシーンは、シュタゲのDメールを改めて送信して元の世界に戻していくシーンを思い出して猛烈に切なくなりました。あの時は記憶が消えても一緒にいられましたが、こっちはもうそれっきり、文字通り思い出しか残らない、ということですから、胸が痛くなりました。

ラストシーンについては、どう解釈すりゃいいのか。
眠る主人公、聞こえるはずのない仲間の話声と、消えてしまったはずのセミの声、
「スプラッター」「やられたこと」「仕返し」「殺してしまう」
という文字列から、「トモダチの塔」の犠牲者なのではないかなあ、と。ありていに言えば幽霊ですが、このへん理解が追い付いていないので、もうちょいプレイしなおそうかと思います。


とにかく面白かったけどごっそりHPとMP(メンタルポイント)を持っていかれたので、さっさと寝ます。もし何か答えが出たら書き足すかも。

あ、けよりなの15周年版届きました。コツコツプレイしよう。